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はてなキーワード: 伝説とは

2024-05-26

映像学科を描いた作品で一番面白いのってアオイホノオだよな

ズルじゃね?

海が走るエンドロールみたいに完全オリジナルで頑張ってる作品もあるのにアオイホノオが一番面白いとかズルすぎない?

たまたま同級生DAICONメンバーがいただけなのに、滅茶苦茶面白い作品なっちゃってるのおかしくない?

伝説アニメスタッフ達の若き日の奇行を当時の同級生目線でお届けってお前そりゃ面白くなるよ。

そもそも元の素材が面白すぎる上に、それを若気の至り再現と称して更に面白く描いたらそりゃ絶対面白いよ。

でも素材の力が強すぎるから

他の人達は頑張ってオリジナルキャラを作ってそれで勝負してるわけでしょ?

それをアオイホノオは平然とめっちゃ面白い奴らを「実はコイツ同級生なんで」と言って持ってくる。

ありか?

図画工作時間模型レゴブロックを素材として持ってきて「でも俺の作品にはこれが必要なんで」と言うのと同じぐらいギリギリだよ。

素材の力が強すぎる!

面白いよ?面白いマジで?でも何だろうな、もっとちゃん自分の力で頑張ってる人達差し置いて「映像学科を描いた作品ではアオイホノオが一番面白いよね」となってしまうのに俺は違和感があるよ!

空想の力は現実に勝てないってことかよ!

馬術ウマ娘に求める要素

・走りよりも華やかな社交場に憧れる主人公

ウラヌス伝説として語り継がれている

・実は定年や怪我などで走るのをやめたセカンドライフ者ばかり(元から目指してた者は1割程度)

・序盤で浮かれる主人公に「いい?ここはトレセンとは違うのよ」と厳しく言い放つ実は後輩思いの先輩枠

あと他には?

2024-05-23

ポッター「すごい!ニンバス2000だ」→ マルフォイ「パパに買ってもらったニンバス2001だが?」→ ポッター「これは伝説のファイアボルト…!」の展開が、最高に糞ガキのマウントの取り合いで好き

豆腐を横に切るのを面倒くさがる増田須丸が咲く丼目を乗る木に子よを風と(回文

おはようございます

味噌汁の再発見というか、

鍋にやっぱり作り過ぎちゃったお味噌汁がまた滞在しているんだけど、

もう何日目?ってそうねだいたいねってすら何となくの日数も忘れちゃうぐらいの

でも1週間は経っていないとは思うの。

とは言え、

味噌汁の作りたてよりかは幾分というかだいぶ味噌の味はするけれど風味は抜けてきているけれど

まだ腐ってはいない、

味噌塩分がそれを阻止しているかのように、

野菜たっぷり入れたお味噌汁は今朝も食べられ続けるの。

さすがに鍋の底から味噌汁が沸いてくると言うわけでは無いけれど、

なんかさー

ルービーの入れるシステムで、

カチャって台にジョッキをはめ込んでスイッチを押せば下からビールビールグラスのジョッキの底を突き抜けて充填される

魔法みたいなビール注ぎシステムを見たときには

これもしかして無限ルービーのビールが飲めるんじゃね?って思って、

へーそんなシステムもあるんだ!って

あれサーバーでグラスを傾けて、

ハンドルを手前に引いて出すか押して出すかで

液体が出たり泡が出たりするじゃない。

あれって最初やり方が分からない方式セルフ自分でジョッキで注ぐお店のシステムだと

初見で手前か奥にレバーを倒すかの二択で選択を間違えて

泡だらけのジョッキになって笑っちゃって

あいにくのルービーが飲めなかった1杯捨てルービーになっちゃうぐらい笑っちゃったわ。

味噌汁も同じく、

私は鍋の底からまるで沸いてきてはいないけれど、

食べても食べてもまだあるたくさん作りすぎたお味噌汁を今朝もいただいたのよね。

だいぶ豆腐に「す」が入ってきているような気配もするけれど

その木綿豆腐存在感いや存在感というか食べ応えは充分にあるのよ。

手前味噌とは言うけれど、

陳列棚から豆腐を取るときは手前からとるようにして消費期限の先の方から取るようにしているのよ。

偉いでしょ?

なんか意地でも奥の方からとろうとする人いるけど、

たぶんブラインドスティングをレッツスタートしたとて、

消費期限いや賞味期限若い古いの1日の味の違いは鯵の開きなわけ

そんな鰯気なことある

絶対に分からないと思うわ。

なので、

から取るエネルギーを手前から取るエネルギーに買えた方がよっぽどエスディージーズなのよね。

そんなエスディージーズお味噌汁を今朝も

ちょうど具を全部さらったぐらいでなくなったので、

また新たなるお味噌汁

ラーメン屋さんで営業中って看板ちょっとトンチを効かせて「伝説中」とかって

何それバリバリ言ってんの?って思うぐらい

私のまた新しい伝説まり

新しいお味噌汁を作らなくちゃ!って意気込みだけはあるの。

味噌汁作るとき今なにがネックかと言うと

豆腐正方形キューブタイプにして切るとき

トレイの中で着ると長方形の長細い豆腐になるんだけど、

そこからまた横に包丁を入れたいとき

やっぱりトレイから豆腐を取り出して救い出さなくちゃいけなく

まな板の上に置いた豆腐のような魚をまるでさばくように

横に包丁を入れる際にまな板使うのが面倒だなぁって思うのよね。

それだけが

唯一調理道具を使うことになるから

包丁だけならまだ面倒ではないからいいんだけど、

まな板を使うとなると

ちゃんと洗わなくちゃいけないのもあるし、

まあ美味しいお豆腐のお味噌汁のためならえいや!ってまな板を使うことにするわ。

いかに洗い物を出さないか問題もあるので、

まな板一枚とてまな板1枚なのよ。

1本でもニンジン理論よ。

こう言っている間に私は俎を取り急ぎ取り出して可及的速やかに横に包丁を入れたらいいのよねって思ったし、

増田書いてしまったら豆腐を切ってくるわ。

うふふ。


今日朝ご飯

具を全部もうさらっちゃって食べ切った感じのモヤシ中心のカッツ野菜を使って豆腐を加えて味噌味のお味噌汁ね。

最近朝のお味噌汁だけ食べる率100パーセントだわ。

またなくなったら新しいお味噌汁作るわね。

デトックスウォーター

水出しルイボスティーウォーラー手軽すぎて

ボトルの2リットルはすぐに飲んじゃうのよね。

たこしらえておかないと、

さすがに6月前なので、

朝方も比較的寒くない日が過ぎ去ってしまった日々かも知れないので、

やっと優雅な気温の過ごしやすい朝になったわって感じよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

アサクリ黒人騒動の一番の問題って史実勘違いされてしまうことだと思う

ぶっちゃけ歴史上の弥助はそこまで大きな存在ではない。残ってる資料もほぼなく、日本史において果たしたことはなく教科書に乗るレベルですらない。

アサシンクリードやIGNの記事では弥助が多くの日本人から尊敬される伝説サムライとして紹介されている。まるで日本史で大きな役割を果たしたかのよう。

よくも悪くも創作物の影響は大きいし勘違いを生みやすい。

日本でも騎馬民族征服王朝説(初代天皇朝鮮人日本征服して大和王朝を作ったって説)を下にした創作物の影響で左翼在日の人が起源主張し始めた。

(注)一応、歴史的には49代目の天皇渡来人末裔女性(何百年も前に帰化して日本人と混血しまくり)と結婚したって歴史はあるが、最初らへんの天皇朝鮮人だった記録や物証日本中国朝鮮にもない。

ましてや外国人にとって日本史は謎だらけ。これを事実として紹介されると今後の日本歴史物を描く時「なぜ黒人がいないんだ?」となりかねない。

2024-05-22

anond:20240522193710

バイストン・ウェル記憶が蘇るなんて、まるで朝起きたら突然パンケーキが話し始めたみたいなものですよね。

想像してみてください、あなたが目を覚ますと、そこはパンケーキ支配する世界

シロップの海に浮かぶバターの島々、フルーツの森、そしてチョコレートの滝。

あなたパンケーキ騎士として、スプーンフォークを手に、朝食の平和を守るために戦うのです。

しかし、敵は強大です。

ヘルシー志向サラダ軍団、低糖質ブロッコリー騎士団、そして最も恐ろしいのは、カロリーゼロダイエット水軍

彼らはパンケーキ世界を脅かし、朝食の楽園を奪おうとしています

あなたパンケーキ王様から特別任務を受けます

それは、伝説の「ゴールデンシロップ」を探し出し、朝食の世界永遠の甘さをもたらすこと。

旅の途中、あなたワッフル賢者ドーナツ僧侶、そしてエッグベネディクト戦士たちと出会います

彼らはあなたを助け、時には試練を与え、時には美味しい朝食を共にします。

そしてついに、あなたゴールデンシロップを見つけ出し、朝食の世界平和をもたらすのです。

しかし、目が覚めると、あなたはただの人間

パンケーキはただの食べ物

でも心の中では、いつもその冒険が続いているのです。

それは、まるで夢のような、でもどこかで本当にあったかのような、甘くて、時にはバカバカしくて、でも心温まる記憶なのです。

anond:20240522123918

甲竜伝説ヴィルガストのルシーズのほうがいい

あーお前はわかんないよなあ

ヴィルガストとかさ

ここにいるやつでヴィルガストわかるやついねえもんなー

リュキアが好きとさ

2024-05-21

ワンピースって任天堂のマーヴェラスのパクリじゃん

なんで誰も言わないんだろ

マーヴェラス プロローグ

かつて恐れを知らぬ荒くれ者の海賊達が暗躍した大航海時代

その海賊達の中でも、広い知識と優れた才能で名を残した伝説海賊キャプテンマーヴェリック」がいた。

新しい文明法治国家軍力に圧され、海賊達の時代が終わろうとしていた時に彼はある声明を発表し、いずこかへ消えた。

「私の財宝を手に入れたい者は、私の仕掛けた謎解きに挑戦してみよ。」

以来数多くの冒険者賞金稼ぎが彼の財宝を求めたが手に入れた者は誰もいないという。

彼の残した見たこともない宝―「マーヴェラス」は、今もどこかで冒険者が来るのを待っているのだ。

プロローグ以外の設定も酷似

http://blog.livedoor.jp/madoyuka/archives/28671135.html

2024-05-20

[] よくわからないバー文化

妹とバーに行くと、俺は「バルーン」なる酒を頼んだ

すると酒の引っかかったチェーンが上から降りてきて、俺はチェーンにぶら下がる

するとバーにいる全員が黒竜を倒したとき伝説を歌って、俺はバルーンを飲み干した

妹は「あんたが頼むとみんなバルーンなっちゃう」と言った

モダホラ3のリークにあった「Necrodominance」についての基本メモ

まず能力

Necrodominance (B)(B)(B)

伝説エンチャント

あなたドローステップを飛ばす。

あなたの終了ステップの開始時に、あなたは好きな数のライフを支払ってもよい。そうした場合あなたは支払ったライフの数のカードを引く。

あなたの手札の最大値は5である

いずれかの領域から対戦相手墓地カードまたはトークンが置かれる場合、代わりにそれを追放する。

パッっと見た感じあの《ネクロポーテンス/Necropotence》!?WotC気が狂ったか?と思うかもしれないが、ネクロより明確に弱い点が複数ある。

  • 手札の最大値が5になる

書いてあるそのまま。ネクロディスクのような黒コントロールドローエンジンとして使用したい場合は影響を受けるだろう

今かなり流行ってる《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》の能力が誘発する点が厳しい。

個人的に最も大きな弱体化と思われる点。

Necrodominance は終了ステップの開始時にしか能力を起動することができず、そこまでに除去されてしまうとドローを行うことができない。






以下は老害感想

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コントロールデッキには強力なドローソースになりそうだけど、

コンボデッキに入るかというと、電位式リレーと枠を争うカードになるかどうか?ぐらいかなとは思う。

個人的にはかなり強いカードだが、現時点では下の環境を壊すほどではないだろうという印象。

併せてLEDを使うコンボデッキを1枚で完封できるカードが刷られる見込みなので、弱体化ネクロぐらいええやろって感じなんだろうね。

最初は高騰するだろうけど、ネクロディスク好きなワシみたいな老害向けのファンカードに落ち着くと思う。

2024-05-19

[]余命作家

https://togetter.com/li/2368442

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2024-05-18

anond:20240518120138

離婚するにはそれだけの理由がある。妻を殴る蹴る、子ども虐待する、子育てに関わらない、養育費を支払わない…日本の男に共同親権は百年早い。」

うわぁタチ悪い詐術だなあ、ネット上のガンギマリファイターかなと思ったら上野千鶴子かよ。

マジでこの人どうしようもないな

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上野千鶴子も遠から生物学的にくたばるわけだが

そしたら怒涛の伝説化、聖人化が始まるんだろうな

しょせん分断煽り芸人ツイ廃のはしりしかないのに

あるいは口先だけのナンチャッテ学者の常で驚くほど速やかに忘れ去られるだろうか

河合隼雄はいとき教育行政にまで食い込んだけど、死んだらプシュンと消えた。やってきた仕事が本人の代わりに語ってくれることがないからな、エセ学者

2024-05-17

anond:20240517170650

私はスプラやってるけど、スプラだとX上位や伝説バイト目指すようなガチ勢から、身内以外ではプレイしない人もいるし、ガチ勢ライト勢が棲み分けていく世の中になるじゃないかなとは思うけどな。他人からどう評価されようと全く気にせずのめり込む人間割合は減りも増えもしないと思うよ。

anond:20240517115739

農村部では近代まで下着など履いてなかったか普通に成人女性立ちションしてたという記録があったとおもうが

都市部だって例のデパート火災飛び降りられず焼かれて亡くなったのはその当時まで和服女性下着を履いてなかったからためらったという伝説があるよね

2024-05-15

anond:20240514235044

安い割に中々の耐久消費財からね~。。

F-105→DW-5600eってのがわかりやす上位互換だけど、その先がないんだよな。

もうね、この二つが視認性とデザイン利便性において至高すぎる。F105は薄くて軽くて安いの三拍子風呂に入ろうとしたときに着けてたことに気づいて、いい意味での装着感の無さが俺の中で腕時計伝説になってるわ。

5600eは厚くてちょい重いが割と安くて耐久力がレジェンド級だけど、薄さの点で105の上位互換とも言い切れないのが面白いところ。

5600eの上位種が何かないかとGの他のモデルも物色するんだけど文字盤がイマイチ見づらかったりデザインキモかったりして買う価値を全く見出せないんだよね。

とりあえずチプカシは値上げしてもいいと思う。20%ぐらい値上げしても十分すぎる価値があるわ。

2024-05-14

anond:20240514222324

から

今までできてたことを無くすってのは劣化でもあるわけ

PS3も初期はPS2互換あったのにそれをなくしたとかあって期待が下がったのがあったし

PS2はPS1も出来るってので売れたのもあったし

ユーザーは、お客様は基本わがままなわけ

特に前までできてたことができなくなるのは反発くらって当たり前

ポケモン全種類ださないんだーうわーもう劣化じゃーんってなるわけよ

ポケモンなんてめちゃくちゃ売れてるくせにそういうのを聞くと開発費ケチってるとかせこいとしか思えなくなるし

世界中には沢山のポケモンがいるってシリーズ通して言ってるのにその数に限りがでたって言うのも停滞してるイメージしかないし

で、俺はゲームには夢と希望をもってるわけよ

とんでもなくどでかい世界を大冒険して俺がゲーム世界伝説主人公になってやるって思いながらやるのがいいんだ

ポケモンなんか本当は全シリーズの全マップを登場させるくらいの大冒険があってもいい

どでかい世界を実現してくれないのは嫌だ!

2024-05-12

anond:20240512200453

ニンテンドースイッチゲームまた50本遊んで感想書いたのでまとめ(その二)

LOOPERS -ルーパーズ-

宝探しが大好きな主人公が、永遠に続く夏休みに巻き込まれしまう、疲弊する仲間たちを宝探しゲームの魅力で前向きに成長させるノベルゲーム

位置情報を使った宝探しゲームの魅力が本作の大きな主題で、いわゆる「謎解き」が何故楽しいのかを掘り下げるストーリーは、ある意味ではミステリ評論的でもあり、非常に興味深かった。

作り手はいじわるで解けない謎ではなく相手レベルに合わせた解ける謎を愛を持って提示すること、解く側は愛を持って作っていると信じること、この二点への議論が丁寧に何度も行われており、なるほど納得する箇所も多かった。

物語としても、永遠に続く夏休み満喫する楽しいパートと、それを否定して前向きになることを希う苦しいパートとのバランスがよく、ボリュームこそ少ないが過不足はあまり感じない、いい作品だった。

(と僕は思うが、完全版ではエピソードが増えるらしい)


金色ラブリッチェ

普通男子市松央路が某国王女とひょんなことから知り合いになり、いろいろな事情彼女を始めとした上流階級が通う超エリート校、私立ノーブル学園に転校する学園ラブコメ美少女ゲーム

魅力的なヒロインが多数登場するものの、市松央路がまさに主人公していき、自分の「金色」を見出していくストーリーは、美少女ゲームにとらわれない王道のまっすぐな面白さがあった。

そんな無数に広がる夢を追う若者の瑞々しさと、とあるヒロインにまつわるビターな展開とが、良い意味で後味が残る作品になっていた。

オープニングテーマ歌詞明日宇宙飛行士になって大気圏外で愛を叫ぼうか」が端的にこのゲームの良さを示しており、口ずさむたびに主人公の市松央路の未来を考えてしまう。


金色ラブリッチェ ゴールデンタイム

金色ラブリッチェのファンディスクで、それぞれのヒロインのアフターストリーと、追加ヒロインルート、そしてゴールデン独自ルートが楽しめる。

特に前作ではルートがなくサブキャラ扱いだった、年下ながら主人公教育役でビシビシと厳しく指導してくれるミナちゃんルート追加が嬉しかった。

前作はビターで苦いエンディングもあったが、今作は塗り替える万事がすべてうまくいくハッピールートであることが、開幕早々に示唆される。

多少、いやかなり無茶な設定が唐突に出てくるが、どんな過程だろうと金ラブリッチェをハッピーエンドに締めてくれたのは嬉しく、これはこれで大好きな作品だ。


災難探偵サイガ~名状できない怪事件~

ハードボイルド探偵サイガが、謎と事件がひしめく奇妙な地方都市「祭鳴町」を駆け回る短編連作形式ノベルゲームで、コメディ調の明るいゲーム

探偵事件、謎とミステリの建付けではあるものの、そうそうにリアリティラインと軽いノリが明かされ、本格パズラーでないことが明示される潔さが良い。

サイガ相棒となる性別不明助手レイの可愛らしさは素晴らしく、キャラクタの性別を問わない魅力的なシーンが多くあって印象深い。

はじめは打算で助手になったレイが、いつの間にかサイガと分かちがたい関係値を築いていくシーンは感動的で、名コンビとして末永くシリーズ展開して続いてほしいと願っている。


ファミレスを享受せよ

数名の客と無限に飲めるドリンクバーしかないファミリーレストランに閉じ込められた主人公が、ひたすらに雑談をし続けなにかを変えていくアドベンチャーゲーム

とにかく同じく閉じ込められた他のキャラ雑談をしていくことで話が進んでいくのが独特な味を出している。

情緒溢れる風景描写するテキストに、何かを示唆するような哲学的な会話と、何も示唆しないただの雑談とと、雰囲気重視の芸術的考えオチ系のゲームかと思いきや、しっかりと設定の開示がされ明確なストーリーの筋があるのが面白い。

徐々に明かされる設定の妙も良いが、魅力的な会話劇がたまらなく、主人公ガラスパンキャラ名前)のカップリングはひときわ心に残る良いものだった。


和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE

非常に荒い抽象的なドット絵事件捜査を行うアドベンチャーゲームで、をスマートフォン向けに発表されていた3篇と、移植独自のエピーソードの計4本楽しめる。

殺人事件捜査をする刑事という王道中の王道が導入ながら、なかなか一筋縄はいかず、お約束に縛られないストーリー面白かった。

ルックドット絵もそれに一役かっており、この絵柄だからこそ出来る表現もあったりして、やれることは全部やるような圧すら感じる。

謎解きの過程よりもサプライズに寄った作風は、テキスト主体アドベンチャーゲームでは珍しく、良い意味プレイヤー探偵乖離した、独特の魅力があった。


○好き

月姫-A piece of blue glass moon-

直死の魔眼という人、物を問わずそれを殺す線が見える奇妙な体質になってしまった遠野志貴主人公新伝奇ノベルゲームで、同人ゲーム月姫リメイクバージョン

全ての人の死が見えるため独特の価値観を持つ遠野志貴が、月が出ている間は決して死なない吸血鬼の姫アルクを見たとき、死の線が見えないため美しいと感じ、彼女と行動を共にすることになる。

この物語の導入部分で一気に引き込まれ、一息に遊び終えてしまい、かなりのボリューム作品なのに物足りなさを感じてしまった。

真祖の姫、死徒二十七祖魔法使いなど気になる設定が数多く登場するのも興味深く、特に死徒二十七祖がその「原理」を開示するところは、めちゃくちゃ格好良かった。

(まあ、原作では5ルートあったうちの2ルートしかいから、主人公の生まれ秘密とか、妹の秘密とかは不明だしね)


境界領域

南極遭難した調査隊と、何故かメッセージのやりとりが出来るようになり、彼女たちに文章を送付することでストーリーが前に進むアドベンチャーゲーム

メッセージアプリを模したタイプゲームで、家庭用ゲーム機では少ないが、スマートフォン向けゲームでは結構流行っていたジャンルだ。

システムの都合上、一切キャラクタのデザインなどは画面に登場せず、テキストだけで淡々と進むが、しっかりとそれだけでもキャラ愛着が湧くし先が気になる。

サイエンスフィクションらしい、未知の技術を踏まえたストーリー面白く、しっかりした丁寧な作品だった。


探しものは夏ですか

母方の実家帰省した主人公が、奇妙な言動少女出会うことから始まる一夏のボーイ・ミーツ・ガールものノベルゲームで、原作スマートフォン向けのゲームだがケムコインディーゲームパブリッシュする流れで移植したバージョン遊んだ

ボリュームはそれなりだが、登場人物がかなり絞られているため過不足はあまり感じず、ヒロイン真琴の魅力は十二分に伝わってきた。

導入こそ嫌な奴だが、少しづつ絆されていき、関係値がどんどん出来上がっていくのは、青春ものらしい良い展開。

中盤で一気に作品雰囲気が変わり、ハラハラする展開が始まるが、主人公真琴関係を疑う余地なく信じられるからこそ、このタメの部分も楽しく遊べた。


慟哭、そして…

原作セガサターン美少女ゲーム脱出ゲーム(今風の言い方で昔はこんな呼び方じゃなかったかも)を組みわせた作品で、それを遊びやすリメイクしたバージョン

プロバビリティ殺人大好きマンが建てたとしか思えないデストラップ満載の奇妙な館に閉じ込められた男女が、恋愛しつつ館の謎を解き明かしていくストーリー

ストーリーを楽しむというよりは、フラグを建てたり建てなかったりの、フラグ管理ゲーム性を楽しむタイプのアドベンチャゲームになっており、各ヒロインごとのエピソードはそれなり。

本筋となる記憶喪失少女にまつわるエピソード郡は文量も確保されており面白いので、手を抜くところと力を入れてるところの加減がはっきりしていたゲームだった。


サスペクツルーム~警視庁門前署取調班~

警視庁に新たに設立された取り調べ専門の部署、そこに配属になった女性刑事真野ハルカ主人公に様々な事件を取り調べだけで解決していく短編連作形式アドベンチャーゲーム

いわゆる閉鎖劇を期待するが、案外普通現場には赴くし、周辺の捜査や聞き込みを行うパートもあるので、普通ミステリアドベンチャーゲームとあまり有意差異はなかったかもしれない。

しかし、テンプレ感があるのは3話までで、後半の4話と5話は取調専門部署独自設定をうまく利用した展開が続き、見どころもおおかった。

シリーズ化もできるだろうし、続編では最初から今作後半のクオリティでやってくれれば、もっと好きになれるかもだ。


FatalTwelve

死を前に運命女神によって生きながらえた12人が本当の生を求めて「女神の選定」というゲームに挑むノベルゲーム

そんな緊張感溢れる導入ながら、女子高校生のありふれた日常と、女性だけの三角関係から来る恋の鞘当てが話の主題になっていく構成面白かった。

特に三角関係パートを陰ながら支え「女神の選定」とは無関係なのにメチャクチャ苦労する小熊真央ちゃん活躍は目をみはるものがある。

最終的にはこの二つの路線主人公ヒロインの生きて叶えたかった未練に直結していくため、無駄描写になっていないのも面白かった。


送り犬

奇妙な犬、送り犬にまつわるホラーエピソードがいくつも収録されたサウンドノベル

サウンドノベルらしく、ルートごとに世界の設定レベルで変化していくため、多種多様ストーリーが展開していく。

ホラーベースではあるものの、コメディサイコスリラーと色の違うものに加えて、視点人物女子大生、その友人、ストーカー警備員ポメラニアンと多様なのが面白い。

メインの主人公が親元を離れて一人暮らしをする女子大生なので、親の目無しセックス有り略奪愛有りの大人なやり取りが多くあるのが面白かった。


大分・別府ミステリー案内 歪んだ竹灯篭

ファミコン風のレトロドット絵サスペンスドラマのようなストーリーが楽しめるコマンド選択ADVミステリー案内シリーズ第三弾。

今作は自殺した女性の足取りを追う丁寧な展開で、落ち着いた雰囲気の中、少しづつなぜ被害者自殺したのかの心の在りようを探っていく。

シリーズを通しての観光パートや、名産品に舌鼓を打つパートなどは健在で、大分県の名物たっぷり楽しめる。

社会的テーマを問う部分も、とってつけた感は薄く、しっかりと本題の謎と密接な関係にある点が良き。


臨時終電

終電に乗れなかった主人公臨時終電と名乗る謎の電車に乗り込んだことから始まるホラーノベルゲームで、携帯電話専用ゲーム移植版で千羽鶴シリーズの第三弾、シリーズではあるが、作品間の繋がりは薄く、今作独自世界観やキャラクタが楽しめる。

今作では、一つの大きなシナリオがありそこから分岐する形式で、同じ電車に乗り合わせた複数人と力を合わせつつ、シナリオザッピングしながら進めていくのが特徴。

原作媒体携帯電話なので小さいゲームではあるが、本格的なサウンドノベルをやろうとする気概が伝わってくるし、実際フラグ管理や、群集劇めいた作劇の妙など、かなりシッカリしたゲームになっていた。

メインから離れた設定のシナリオも用意されており、そちらではコメディSF恋愛ものなど、ホラー以外のバラエティ豊かなエピソードも読めるのが良かった。


RPGタイム!~ライトの伝説~

小学生男子のけんた君お手製の自作RPG放課後に遊ぶという”テイ”が面白い、アドベンチャゲーム。

小学生が作ったという建付けのルックが徹底しており、手書きノート、筆箱やボールといった小学生のお道具を使ったシーンなど、見てるだけで小学生らしさが伝わり凝っている。

けんた君がその時々ですべてのシーンを演じてくれるのが、作中作めいた構造の妙を感じれて面白い。

テキスト主体ではなく、その時々シーンに応じた操作方法になる多様なゲーム性があるが、ステータスを増減させたり、複雑なフラグを立てたり、アクションプレイングが求められたりといった、他ジャンルの要素はあっさりめで、あくまでアドベンチャゲームではあったと思う。


いづみ事件ファイルVol.3湯宿編

携帯電話専用ゲーム移植版で、物語としてのミステリー、というよりは推理クイズ体裁シリーズ第三弾。

今作はシリーズを通してついにストーリーらしいストーリーが導入され、普通面白かった。

とはいえ、相変わらず推理クイズのような謎とあらすじの関係性が薄い点は気になりはしたが、ストーリーがよければ全て良しなのはこのジャンルならでは。

シリーズを通しての馴染キャラたちにも変化があるなど、続きが気になる終わり方ではあるが、移植されているのここまでなので、続きの移植G-Modeさんお願いします。


ナイトハイク

アウトドア初心者新人ライターキャンプツアーに参加するホラーノベルゲームで、携帯電話専用ゲーム移植版で千羽鶴シリーズの第二弾、シリーズではあるが、作品間の繋がりは薄く、今作独自世界観やキャラクタが楽しめる。

ホラーストーリーが主軸ではあるが、ルートごとに全く異なる設定になっていくタイプストーリーで、コメディ、伝記、スリラーサスペンスなどが楽しめる。

視点人物ヒロインに変わるパートもあり、そちらではまた異なったエピソード郡が待っているのも面白い。

全体的に人が死んだり傷ついたりする残酷な話が多いものの、やったやられたのバトルシーンのような読感のため、ある意味カラッとした山らしい内容が多いのが特徴的。


探偵・癸生川凌介事件譚 あねの壁

携帯電話で展開していた探偵癸生川凌介事件シリーズの第十一弾。

今作からシーズン2と呼称されており、今までとはシナリオライターさんが異なるし、作品中でもいつもの面々の登場も少なめ。

五作目の「昏い匣の上」で登場した、都市伝説ライター弥勒院蓮児が視点人物になっているため、情緒的な文章が多く、謎解きも動機の側面が多め。

シリーズキャラである癸生川凌介が登場するときに思わず、ホッとしてしま空気感が変わるのが面白かった。


探偵・癸生川凌介事件譚 泣かない依頼人

携帯電話で展開していた探偵癸生川凌介事件シリーズの第十二弾。

中学校舞台複数事件が発生し、それぞれを追っていく複雑なシナリオ

謎を解き明かす過程よりも、それぞれの事件における被害者加害者の心の在りようを深堀りしていく操作が多く、人間関係の妙を楽しむタイプ作風だ。

短い文章ながら、身勝手な悪意で他人を振り回す残酷さがしっかり情緒かに描かれており、操作を通じてドンドン嫌な気持ちになっていく悲しいストーリーだった。

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