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はてなキーワード: 摂食障害とは

2023-09-21

無理なダイエット摂食障害

ってエピソードはよく聞くけど

これって因果関係は本当にその順番なんだろうか

無理なダイエットを実行できる時点で摂食障害が始まってたとかもあるんじゃないかと思う

2023-09-13

無意識に食べてしま

落ち着かない時、疲れた時、イライラした時

何か食べてしま

結局いつも何かしら口にしている

食べたものを出して

開いたらまた詰めるみたいな感じ

今に始まった事じゃないけど、最近は加齢なのか消化能力が落ちて食べたものが胃や腸に残りやす

胃がざわつくから水を飲んだり、痛みでイライラして何か口に入れてしま

状況が悪いと気を失うように寝る


過食症なのかもしれないと危機感がある時は気持ち悪くて動けない

治る頃には忘れて食べてしま

摂食障害なのかもしれないけど、判断できない

病院に行ったほうがいいのかな…

行くとして何科に行けばいいのか?

2023-09-09

Xで摂食障害女の子イラスト(1コマ漫画?)が流れてきた。

ガリガリに痩せているのに胸だけがデカくてぷるぷる。それで炎上している模様。

倫理観どうなってんの?とか、摂食障害ネタにするなとか、エロと結び付けるなとか、色々言われてる。

個人的に気になったのは別のところ。

「骨が見えるほどガリガリに痩せているのに、胸だけでかい」の整合性について。一言でいうと、「矛盾」。

まぁ、特殊体質で胸だけ痩せないってこともあるかもしれない。だから完全に矛盾と言い切れない部分ではある。

特殊体質の説明があったかどうかは不明、一応遡って見てみたけど発見できず)

自分趣味創作をする人間。「矛盾」には常に気を付け、気を配っている。

例外的特殊な設定を使うのであれば、第三者から見て納得できる理由と工夫が必要と思っている。

から、単純に驚いた。

整合性よりも描きたい欲求を取ったのかと。

件のイラストはビフォー・アフターの2枚あり、ビフォーは胸も小さめ、アフターは巨乳でもよかったのでは?と首を傾げてしまった。

おっぱいには夢が詰まってんだからこまけぇこたぁいいんですよぉ

そうなのか……。そういうタイプ創作者もいるのか……。

“拒食の萌え化”に摂食障害当事者キモオタクが思うこと

Twitter(現X)にて摂食障害を想起させる表現萌えイラストがプチ炎上している件についてお気持ち表明しようと思う。

自分は“拒食症”の当事者であり、“未成年性的に消費する表現”を好むキモオタクだ。

この“表現”には非合意の性行為やいわゆるリョナ系など、かなり非道かつ加害性の強いものも含まれている。

したがって当該イラスト不快になってしまった他の摂食障害当事者よりもかなり“オタク”側に肩入れした内容になってしまうと思う。

正直なところ当該イラストに対しては非常にネガティブな印象を持っているし、うっかり引用批判ツイをRTしてインプレッション稼ぎに加担したくない!とまで思っている。

そしてそれと同じぐらい、“摂食障害(≒不謹慎鬼畜系)萌え”そのものには肯定的である

そもそも摂食障害萌え”は四肢欠損萌えと同程度に不謹慎かつ後ろ暗いものである

達磨っ娘を優しく介護♡ついでにセックス!」のような作品場合は作者や作品の愛好者自身がその“後ろめたさ”を自覚した上で相応の配慮を以てそれらを面白がっている。

他人の不幸や不自由さ、苦痛を“萌えジャンル”に落とし込み、あまつさえ性的気持ち良くなっているのだから当然だ。

そういった表現に興奮してしまオタク自身性癖倫理観の板挟みとなり常に葛藤しているし、「不快になる人の目に触れないようマナーを守ってひっそり楽しもう」というスタンスを表明することで半ば強引に折り合いをつけている。

ところが、当該イラストの作者からはそういった後ろめたさや罪の意識が感じられないのだ。現在進行系で多くの人間を苦しめ命を奪っている病をズリネタにしているという自覚がないのではないか

特殊ジャンルの愛好者としてはそのノリの軽さが倫理観の欠如に見えてしまう。

上記はいオタク立場で抱いた違和感だが、摂食障害当事者が感じた憤りは「病気に対する偏見無理解」によるものだと考えられる。

摂食障害当事者を苦しめているのは症状そのもの以上に、この偏見無理解なのだ

摂食障害と言うと多くの健常者は“ガリガリに痩せた拒食症若い女性”を想像すると思われる。

しかし、当事者の多くは(その痩せこける過程を経た者も含めて)それとは真逆の過食に転じてしまっている。

念のため補足しておくと、摂食障害における「過食」とは筋トレ垢とかの言う「チートデーでラーメンの後にアイスを2個も食べちゃった♡」というレベルのものではない。

自分自身はまだ慢性的にその症状に振り回される段階に至っていない(あるいは過食をせず順当に回復している、極めてラッキーレアケースであるものの、「拒食より過食の方がツラいし恐ろしい」とは常に感じている。

また、これも多くの人が誤解していることだが、自身に厳しい食事制限や過活動を課している段階の「拒食症」の人間の多くも食欲を失っているわけではなく、むしろ常に底なしの食欲に苦しんでいる場合ほとんどだ。

拒食症の症状の1つに「満腹/空腹が分からない」が挙げられるが、この表現は適切ではなく、正しくは「常に飢餓状態で、食を強く意識している状態デフォルトである

1年365日24時間食べたくて食べたくて仕方ないのに、肥満恐怖など何らかの理由から、常につきまとうその異常な食欲を理性や“マイルール”で無理やり抑えつけ、“体型、ないしは正しい食生活キープ”しているのだ。

摂食障害きっかけがストレスや消化器系疾患による食思不振であるケースもあるが、それに関してはここでは割愛

ゆえに、摂食障害当事者は「神経性無食欲症」という呼称に極めて強い違和感不快感を持っているし「拒食症になったら食欲がなくなって痩せられるんでしょ?アタシも拒食になりた〜い♪」という言説にも過敏に反応してしまう。

「食欲を失えるなら他に何もいらない」と本気で思っているし、そのために健康人生のもの犠牲にしているのが我々だ。

食欲を抑制するために糖尿病治療薬などを服用する者、「食欲に負けて」食べてしまたらここでは到底書けない手段で帳消しにしようとする者。

そんな当事者らにとって「拒食=食思不振意図せず嘔吐したり痩せる病気」という誤解を助長する表現は看過し難いものである

さらに、作者が女性である点も当事者気持ち逆撫でしたと思われる。

個人的には、健全な家庭に育ち愛する夫との間に子供をもうけた腐女子が“経済的文化的貧困から春を鬻いだ結果望まぬ妊娠をしトイレで1人出産して逮捕される受け(未成年)”を「カワイソウな受けちゃんスーパー攻め様に見初められ最終的にラブハメに至るシンデレラストーリー♡ハピエン!」と宣い軽いノリで出してきた、ぐらいのグロテスクさを感じる。

自身属性性的コンテンツとして消費されることへの単純な嫌悪感は当然に存在しているものの、その程度のことならば引用で叩くほどではないし、むしろ本人に直接クレームをつけている方こそ非常識だ。

また、特殊性癖萌え表現が不当に攻撃されることもあってはならないことだ。

それでも、どうしても、オタク摂食障害双方の当事者として、この文章を公開せずにはいられなかった。

追記

当方腐女子かつ美少女ジャンルの描き手です。

アピールしたところで「だからなんだってんだよ」としか言いようがないけど。

嫌なら見るな」は本来、「不愉快表現排除正当化すると自身のズリネタ対象となりかねないので、自分を守るためにもお互いに干渉しないようにしましょう」という主旨のオタク同士を想定したマナーなんですよね。

騒動の発端となった引用ツイの女性少女?)は「不快にならないよう配慮」されるべき「一般人」側なんじゃないかと思う。

かつては無条件に配慮される側であった非オタクも、「自分が気に入らないからといって他人表現排除する権利はありません」という意識を持つべ時代になったとは思うけど。

作品インターネットで発表する以上、他人にそれを伝えることが前提になっているのだから「私は他人お気持ちにも配慮しています」という建前と言うかポーズは大切だと思うし、今回炎上した人はその点が欠けているように感じた。

また、マイノリティを題材とする作品に対し、差別偏見助長する描写対象への理解の浅さを突っ込まれるのは当然のことだ。

これが摂食障害でなく特定人種職業などを想起させる表現ならもっとそのセンシティブさが理解やすいと思う。

他にも実際に起きた事件災害戦争など「浅い理解軽率ネタにするべきでない、取り扱いに相応の注意を要する題材」はたくさんあるけど、摂食障害もそれに該当すると思う。

「受けちゃんのハピエンを引き立てるスパイス」として軽いノリで無邪気に消費することに慮りのなさを感じざるを得ないと言うか、最低限配慮してます弁えてますアピールを要すると言うか…

さらに、「対象への愛のないズリネタ扱い」がそもそも同人界隈で死ぬほど嫌われる態度だし、当該作品には摂食障害当事者視点よりもむしろオタク立場から違和感が強い。

自身属性性的に消費されることへの嫌悪感」についてぴんと来なくても「自分が受けポジションにされるのが嫌」と言い換えたらすんなり伝わる人多そう。

性的客体化」はどんな形であれ対象の心情や名誉尊厳を傷つける最低の加害行為だという自覚と罪悪感を持った上で同人活動をやろうね!

結論→“取り扱いに注意を要する題材を、対象への理解思い入れもないくせに安易エロネタ化・感動ポルノ化し、さらにその加害性も認識していないと思われる態度”が気に入らなかったので長文お気持ち表明をしました

2023-08-19

別居9年目、夫が離婚を言ってきました

私は同居先で鬱になり、私だけ実家で療養してきました

息子の親権は夫が持ちます

私も1人になります

20歳から鬱と摂食障害で、ろくに働いてこられなかった私を夫は放り投げました

生きていけないと思っていましたが、今は私の人生を歩みたいです

今更ながら仕事どうしよう… と不安になってきた

本当に、今更、だなぁ

今までバイトを少し経験したぐらい

今後の生活費、稼げるのか、自分

生きていかなくちゃいけないし

何処か働く所、探さないとなぁ

2023-07-16

韓国ドラマ女性向けポルノ

韓国ドラマ以下Kドラは、もうそうだと思わせるくらい女の性欲をぶっ刺しにきている。

全部ではないが、こんな話は多い。

昔の韓流メロドラマと違うのは、恋愛要素に加えて、女性社会的に自立したいという欲求も叶えるという点にある。

これがポルノだと言うのは、ドラマの前提となる設定が余りにも女性側に都合良くできているかである主人公女性は男社会でやっていけるくらいの能力を持ちながら、オンナを使えるくらいには美人設定で、言うなれば才色兼備

また、オンナの使い方も枕営業といった下品なことはしない。あくまで女を盾にして、男なら殴られるから言えないようなことを平気な顔で言い放ったり、好意を向けてくる男をうまく利用したり、といった狡猾な使い方である

一方、彼女相手をするイケメンの類は男児のような幼い顔で、大人しく、ツルツルした女性のような顔立ちである。男の暴力性は無害化され、男のわがまま男児駄々こねに見えるくらい可愛く描写される。

少年漫画王道アニメでは、仲間のために強くなれる男をヒロインが好きになるという共同体構造が必ずある。しかし、Kドラは、この共同体概念希薄させ、私とあなた物語の周縁程度にとどめる。そして、最終的には私が気持ち良くなるようにあなたとその周りを改変させていく。この過度な私中心のストーリー展開はポルノ的と指摘せざるを得ない。

しかし、Kドラは女性エンパワーメントしているとフェミニスト界隈ではむしろ称賛されている。能力を活かして仕事バリバリなす筋書きなら理解できる。しかし、オンナを逆手にとって、都合よく愚かに設定した男性社会のし上がり、一番魅力的な男を自分だけのものにする過程を描くことはエンパワーメントではなく、単なるエンターテイメントである

同時に、過度に弱体化した男性相手性的な優位性を取って支配下に置くことはもはやレイプ演出と呼べるのではないだろうか。

別にポルノ自体は悪くないし、存在否定するつもりはない。

しかし、ポルノポルノだと見抜けないまま大人になると痛い目に遭うのだ。充分に成熟しないとポルノを閲覧してはいけないのはそのためである。これは今まで男の専売特許だと言われてきたが、女にも言える時代が来たのだと思う。女性風俗産業になる時代なのだ

Kドラに感化されるのはいものの、現実はそこまで都合良くできていない。実際、美人能力者ではない女性は取り残されるという、ドラマ設定の裏の脅迫に対して多くの弱者女性たちは無力だ。だからこそ彼女たちは美容整形に走ったり、摂食障害になってしまったり、姫扱いしてくれるホストクラブにハマってしまったり、OD依存したりといった逃避・自傷行為に出るようになったのではないか

また、現実にはドラマほど愚かな男性は中々おらず、ドラマで見るような鉄槌を下す機会などほとんどない。煮え切らない思いをぶつけるために、一部フェミニストが敵の定義を不必要に押し広げた結果、フェミニズム運動女性にすら支持されないくら過激化してしまった。

韓国の異常すぎる整形文化、”韓国フェミニズム”と呼ばれるに至った特殊フェミニズム憎悪しか形容できない激烈な男女間対立と、極度に低下した出生率は、Kドラをはじめとする女性ポルノの悪影響と言えるのではないか。もちろん、依然として残り続ける儒教社会の悪習や、周辺国相手に全く役に立たない弱腰軍隊(や徴兵制)及び政治家への辟易など、男性糾弾する土壌が先にあって、その欲求に応えるようにKドラが発展し、その価値観を強化して捻じ曲げたとの見方もできる。

日本でも、トーキッズ歌舞伎町界隈、港区女子過激フェミニズムといった女性が登場する世相の乱れが目立ってきたのは、女性ポルノの無制限蔓延をその要因の一つに挙げても良いのではないだろうか。

ポルノ社会の風紀を乱す。だからこそ男性向けポルノ文化的に暗がりに追いやられ、法的にも規制されており、表立って語られるとき冗談嘲笑対象にすることで現実との距離感を保っている。

それなのに、Kドラに見られるような女性ポルノ忌避されるどころか、政治的妥当で、多様性準拠で、年齢制限も緩くて良いものとみなされている。今もなお、エンタメ界のど真ん中を、スポットライトを浴びながら威風堂々闊歩しているのだ。

これはいかがなものか。

ポルノを嗜む主体性女性が得たことは歓迎するべきことであるしかし、主体性に伴う責任と枷のようなものが、男性側には文化・慣習の中で課せられている一方で、女性はそのような社会装置を壊すことが近代であったがために、際限のない自由に放たれてしまたことは問題視したい。

自由を阻むもの自分だけである。だから自由は弱き者にとっては呪いしかない。フェミニズム弱者女性を救うことができないまま、自由だが不安定空虚だけを残したのだ。

そんな空虚を埋めるために、男性向けポルノのような規制を受けない女性向けポルノが広まるのは当たり前のことだった。その女性向けポルノが、Kドラこと最近韓国ドラマなのである

2023-07-01

.摂食障害の太りたくない気持ちのなぞ


「やせているとなぜか安心」「体重を増やすのは怖い」と感じているのはなぜでしょうか?

拒食症の「やせ」にはメリットがあるのです。やせると「嫌なことをそれほど嫌とは感じない」「つらいことも耐えられる」という心理の変化が起こります

これはストレスへのひとつ防衛反応です。カロリー計算運動などやせることにのめりこんで、他のことを考えないようにするという不適切な反応が出てしまます

「やせていればなぜか安心だった」、「いやな現実を考えないで済む」、「周囲が優しくしてくれる」、「失敗してもやせのせいにできる」、「やせることだけが今までで一番の達成感」と感じてしまます

2023-06-13

美容体重経験と回想

当方女性最近SNSダイエットの話が出てくるが、ルッキズムが誤った方向に行ってないか心配になることがある。何より、自分自身仕事をして犠牲者だったからだ。

先に結論を述べると、痩せることが美しくなれるのは、肥満の人が普通になることだとしか思ってない。BMI30の人が24とか。

業界の美の基準特殊だ。

オーディション書類選考通過して呼ばれて複数事務所に行ったことがある。それまでも何らかの業界経験はあった。スカウトも受けたことがある。

当時の増田の体型はBMI18程度。普通よりはずっと痩せている方だ。

しかし、複数事務所もっと絞らないとね…と言われた。某事務所からは120%仕事来ないと断言さえされた。

問題は骨格か、顔の大きさだろう。ビジュアルが悪いことは認める。が、それにしてもこの業界の人々の細さに驚く。どう頑張っても痩せられない域の細さなのだ。華奢、あるいは作りが先天的に小さいという言葉が適切だろう。

普通体型の人が、同じように目指したら見事に摂食障害になるレベルの細さ。ふくらはぎが、増田の腕よりも細いのは珍しくない気がした。時に、ギョッとすることもある。何を食べたらそんなに細くなれるのか。

メディアで良しとされる体型は現実では痩せすぎなことが多いから、自分のこと太ってるなんて思わないで美容体重なんて目指さないでほしい。

激しいダイエットで体を壊すと歳を取ってから歪みがくる。胸も痩せるし、デコルテ部分があばら骨が見えるとだいぶ貧相で老けて見える。痩せても胸が大きいとかは経験神話に近いと思ってる。

周りでダイエット頑張りすぎてる人がいたら今のままで充分可愛くて美しいって言って危ないので止めてあげてほしい。

2023-06-11

anond:20230611180117

それは拒食傾向の場合だね

過食の場合が抜けている

まさか摂食障害が拒食だけとか思ってないよね?

2023-06-09

anond:20230608235543

前世で捨てられた弁当だったのか?ってくらい本能的に嫌悪感が酷い

食べきれない量の食事を注文したり作ったりして結局捨てたり、摂食障害の人が嘔吐したり、調理を失敗して食材無駄にしたり、

そういうやむを得ない事情がある人相手にすら不快感を覚えるワイだが、こんな精神がアレな人間でも前世に疑問を抱くことは無いので多分違う

2023-05-28

プリキュアの手足が細すぎる

Twitterに新プリキュアキャラデザが流れてきたんだけど手足が細過ぎてびっくりした。

摂食障害の人みたいだ。

こういう絵柄も別にいいと思うけど、子供が憧れを持つキャラクターとしてこれはいいのか?

2023-03-23

anond:20230323201128

彼氏のことは置いておいて、とりあえず摂食障害から病院行った方がいいぞ

2023-02-21

anond:20230221022925

しろ「男に欲情されない形の美しさ」を求めた結果じゃないか

摂食障害もそういう面があるらしい(男に求められるような「女」になりたくない、という)し

男はふくよかな女が好きといっても聞く耳もちたくない気持ち

しろ「男はふくよかな女が好きだからそそういう女にはなりたくない」んだろ、あれ

2023-02-14

anond:20230214200708

アニメについて言及しただけで記事を嘘だと疑う材料にする人、普通に偏見丸出しでは

デリシャスパーティーで救われた摂食障害記事も嘘扱いするの?

2023-02-02

[]摂食障害だった私がデリシャスパーティ♡プリキュアに救われた話

毎週日曜朝8時30分から放送を楽しみにしていたデリシャスパーティプリキュアが終わった。

デリシャスパーティプリキュアごはんテーマにしたプリキュアで、お米がモチーフのキュアプレシャス、パンモチーフのキュアスパイシー、麺がモチーフのキュアヤムヤムに加え、18話からデザートモチーフのキュアフィナーレも参加した4人のプリキュアと、個性豊かなサブキャラクターたちによってストーリーが繰り広げられる。

最終話を見た後、誰の誕生日でもないこの日に合わせて購入したキャラデコパーティケーキを頬張って、アラサー女は声を上げて泣いた。

私にとって大好きな、特別作品だった。

プリキュアシリーズは開始から今なお根強い人気を誇っているため、毎週放送の度Twitterトレンドに関連用語が入る。私がデリシャスパーティプリキュア(以下デパプリ)を知ったのも、次のプリキュアがデパプリになるという発表がトレンドに入っていたからだ。

キャラデザがべらぼうに可愛いと思った。プレシャス一目惚れした。プリキュアは昔少し追っていて、いつの間にかやめてしまったが即再開しようと思った。仕事と家の往復しかない虚しい1週間に楽しみができるのは非常に良いことだ。それに日曜日早起きができるとなかなかQOLが上がる。

その日から放送を楽しみにしていたが懸念点があった。

このプリキュアテーマが食なのだ

摂食障害と言うには私の症状は軽いものだったと思う。そも未診断だし、なりかけと言った方がいいかもしれない。でもそうでない人と比べると自分の異常性は明らかだった。思考も発想も認知も歪んでいた。進んで骨と皮になりたがるのはやはり異常なのだ。それに、今だってそういう考えが完全になくなったわけではない。

きっかけはダイエットではあったが、直接のきっかけになったのは親友存在だった。

親友(以下Sとする)は学生の頃からの付き合いだった。Sは無自覚拒食症みたいな奴で、一日一食カロリーメイトだけ食べて生きてるような奴だった。同い年で身長は平均ほどあったが、体重小学生のそれだったし、生理も止まっていた。太ももかふくらはぎにかけての曲線がない棒のような自らの脚を撫ぜ、もっと細くなりたいと言っていた。吐くとスッキリするからと頻繁に吐いていたら吐きグセがついて、食べたものがすぐ戻ってくるようになったとあっけらかんと語っていたこともあった。しかし遊びに行けば人並みに食事をしていたし、ヘルシーなものよりジャンクものをよく食べていたので、私はSを病気とは思っていなかった(偏食だなあとは思っていた)。

私たち性格も趣向も正反対だったが、一点だけすこぶる気の合う趣味があったのでそれで仲良くなった。

Sはどこか厭世的で、人間という生き物が嫌いな奴だった。"生きる"という行為のものを嫌いっている節すらあった。自分名前を嫌い、本名にかすりもしないあだ名自分を呼ばせた。夜を好み、自由を好み、意思感情存在しない無機物を好んだ。かと言って死にたがっているわけでもなく、自分大好きナルシストで、常に楽で楽しそうな方に漂いながら刹那的に生きている奴だった。早い話が厨二病を拗らせていた奴だったのだが、それがさまになるくらいには顔が良く、雰囲気があった。

対する私はちょっと少女趣味を拗らせているだけの平凡な女だ。どこにでもいるような普通オタクだ。ダイエットをしていたと言っても「痩せたーい」と言いながらお菓子を食べてたまに気が向いた時に運動の真似事をする程度のかわいらしいものだった。私から見ればSは非凡以外の何物でもなかった。私にはSのような後先考えない行動は怖くてできない。Sと会話していると考え方の違いに驚くことがとにかく多かったし、自分にないものをたくさん持っているSに憧れていた。

そしてSが、ふらふらとあちこちコミュニティ転々としているSが、唯一私のことは好ましく思って離れずにいることに、私は浮かれていた。いつの間にか、Sが私の親友であることが私の自信になっていた。

アイドル認知された、みたいな。どこにでもいる普通女の子超絶イケメンに気に入られる系の恋愛漫画ヒロインになった、みたいな。そんな気持ちだった。

平凡で普通の私でもSといればその枠からはみ出せる。Sが私を特別にしてくれる。

私も特別になりたい。非凡異端で唯一の存在になりたい。

この人の隣に並べるような人間になろう。

地獄の始まりだった。

最初のうちは、食事の量を減らせばスルスルと体重が落ちていった。減っていく数字モチベーションになり精神安定剤になった。前よりも自信を持って可愛い服が着られるのが嬉しかった。空腹は水を大量に飲んで誤魔化した。いつも腹が鳴っていた。毎日SNSダイエッターを見て試せるものを片っ端から試した。サプリの類も試したが便通が良くなるだけでほぼ効かなかった。そうこうしているうちに摂食障害界隈にもたどり着いたが、自分はこの人たちとは違ってうまくダイエットができていると思っていた。こうはなるまいとも思っていた。結果なったわけだが。

そのうち体重が減らなくなってきた。焦りと自己嫌悪発狂しそうだったが、どこまでも平凡な人間である私には発狂すらできなかった。家にいるより外にいた方が気は紛れたが、誰かと遊ぶと食事が付き纏ってくるのが憂鬱だった。毎日、道ゆく他人に「私って痩せてますか」と肩を引っ掴んで聞いて回りたい気持ちでいっぱいだった。Sと遊びに行くのは何よりも苦痛だった。Sと並んで歩くと私は世界一デブみたいに思えた。すごく惨めで早く痩せたかったが、体重はずっと停滞していた。SNS摂食界隈を見に行く回数が増えた。自分と同じような人がいて安心するのと同時に、安心する自分嫌悪した。私は病気じゃないのになんで病気の人を見て安心してしまうんだ、Sだって私と遊んでいる時は普通外食しててあんなに痩せてるんだから病気じゃない、食べて吐いたら痩せて当然だ、そうじゃないからSは特別だし私も特別になれるんだ、と自分に言い聞かせた。しかしこのあたりの時期にSに吐き癖があることを本人から聞かされた。この頃には私の頭はだいぶやられていて、Sはあくま特別人間で、Sを摂食と認めてしまうと私も摂食になってしまって私は特別では無くなってしまう、なんて思考回路になっていたので、吐きダコとかもないし逆流性食道炎なのかなあとか呑気に思った。

でもぼんやりと心のどこかで、やっぱり吐かないと痩せられないのかなあとも思った。

私は嘔吐恐怖症だ。

他人でも自分でも身内でも、フィクションでも聞くのも見るのも無理だ。職業字面だけは慣れたが話題に上がることもしんどいノロウイルス流行る時期になると恐怖しかない。

摂食界隈には過食嘔吐の人が圧倒的に多い。菓子パンとか惣菜とかを大量に並べた写真を過食材と言ってアップしている人をよく見た。病気で苦しんでる人になんてこと思うんだとは分かっているが、私はこの人たちが羨ましかった。あんなに好きなだけ食べてるのに吐いてるから太らない。私だって吐ければもっと食べたいものがいっぱいあるのに。吐ければ今よりもっと痩せられるのに。私だって吐きたい。吐けさえすれば。恐れている嘔吐が甘美な響きに聞こえてきた頃が限界だった。

コンビニに行った。スーパーに行った。何軒もハシゴした。今まで我慢してた食べたかったものを全部買って、両手に大きな袋を持って、気になってた食べ物を片っ端から注文した。全部食べた。美味しかった。少なくとも舌は美味しかったと記憶していた。だからこれは病気じゃない。全部美味しかたから私は病気じゃない。病気だったら美味しいなんて思わないから。病気だったらもっと苦しいから。そう思った。

終ぞ一滴も吐くことはできなかった。

Sとは絶縁した。


デパプリの放送が始まったのは限界を迎えていたそんな時だった。やっぱりキャラデザがべらぼうに可愛くて、動いて喋るプレシャスは最高だった。1000キロカロリー程度のパンチじゃ私は倒れないなと自嘲した。

ただ、子供向け作品からなのか、食というテーマと連動しやすダイエットについての話が全くなかったのは非常に有り難かった。

デパプリは、素材の生産者家族食事のあり方まで、食というものをとことん丁寧に描いていた。出てくる料理もどれも美味しそうだった。真剣に食と向き合って作られた作品だと心底感じた。

プレシャスは、ゆいちゃんは、いい子だった。明るくて活発で好きなものに真っ直ぐで、優しくて仲間思いで、いつもみんなの中心にいて、それが当たり前で、この子がいる場所はそこしかないと思わせるような子だったけど嫌味がなくて、見ていて気持ちの良いくらいの主人公だった。誰かが立ち止まった時、どの方向を向いたらいいか考えさせてくれる、いつも導いてくれていたのはゆいちゃんだった。この作品主人公はゆいちゃんしかありえないと思うけど、圧倒的な先導力で引っ張るタイプリーダーというよりは、すぐ隣にいてくれる友達のような子だった。デパプリは遠い世界自分関係ない世界で起こっている話という感じがあまりしなくて、毎週、ゆいちゃんとその友達とで作られていくストーリーの中に、私が居ていい場所が用意されているように感じた。ゆいちゃんもゆいちゃんの周りの人たちもみんな優しくて、あたたかかった。毎週友達の話が聞けるようで楽しみだし楽しかった。

ゆいちゃんが大切にしていることや、みんなが大切に思っていることに特別な事は無かった。小学校幼稚園、あるいは物心つく前から教わっているような、誰でも知っているようなことばかりだ。特別に何かの能力が優れているとか、他とは違う突出した何かがあるとか、多くの人が持っていないものを持っているとか、そういう事を特別扱いしていなかった。


ずっと特別な何かになりたかった。

特別な何かになれるための、何かが欲しかった。

異端を求めた。大多数とは違う存在になろうとした。死に向かっていけば、みんなが見ている方向と違う方を見ていれば、違う存在になれる気がした。私がしていたのは生の放棄だ。

食事を嫌った。食べることを、食べ物を美味しいと思うことを、何かを食べたいと思うことを嫌がった。食べたらまた生きてしまうから。美味しいと思ったら、また食べたくなってしまうから

お腹が空くことは、食べ物を食べることは、満腹になることは、卑しい行為だと思い込んだ。生にしがみつく、浅ましい行動だと嫌悪した。





本当は食べることが好きだった。




炊飯器を開けたときに広がるご飯香りも、

げつく一歩手前までトーストされたパンに歯を立てる瞬間も、

ラーメンスープレンゲに掬って最初に啜る瞬間も、

たっぷり生クリームを頬張るとき感触も、

全部全部大好きだった。

ずっと忘れていた。忘れようとして蓋をしていた。あんなに好きだったことなのに、どうして忘れてしまったんだろう。どうして嫌いになってしまったんだろう。忘れたくなんてなかったのに。嫌いになんてなりたくなかったのに。食べることが好きだった。大好きだった。好きなものを好きな自分のことが、好きだった。嫌いになる必要なんてなかったのに。何よりも自分自分のことを、特別だと思っていたのに。

やっと思い出せた。

忘れちゃいけなかった。

私を救ってくれた「特別」は、プレシャスだった。




誰よりも食べることが好きな彼女から、食べることを大切に思っていた彼女だったから、「ごはん笑顔」という言葉を信じ続けていた彼女だったから、毎週毎週真っ直ぐに、一年間伝えてくれたのが、彼女が、和実ゆいが、キュアプレシャスになってくれたから。私は大切なことを思い出すことができた。この作品出会えて、本当に良かった。

ありがとうデリシャスパーティプリキュア

2023-02-01

摂食障害だった私がデリシャスパーティプリキュアに救われた話

毎週日曜朝8時30分から放送を楽しみにしていたデリシャスパーティプリキュアが終わった。

デリシャスパーティプリキュアごはんテーマにしたプリキュアで、お米がモチーフのキュアプレシャス、パンモチーフのキュアスパイシー、麺がモチーフのキュアヤムヤムに加え、18話からデザートモチーフのキュアフィナーレも参加した4人のプリキュアと、個性豊かなサブキャラクターたちによってストーリーが繰り広げられる。

最終話を見た後、誰の誕生日でもないこの日に合わせて購入したキャラデコパーティケーキを頬張って、アラサー女は声を上げて泣いた。

私にとって大好きな、特別作品だった。

プリキュアシリーズは開始から今なお根強い人気を誇っているため、毎週放送の度Twitterトレンドに関連用語が入る。私がデリシャスパーティプリキュア(以下デパプリ)を知ったのも、次のプリキュアがデパプリになるという発表がトレンドに入っていたからだ。

キャラデザがべらぼうに可愛いと思った。プレシャス一目惚れした。プリキュアは昔少し追っていて、いつの間にかやめてしまったが即再開しようと思った。仕事と家の往復しかない虚しい1週間に楽しみができるのは非常に良いことだ。それに日曜日早起きができるとなかなかQOLが上がる。

その日から放送を楽しみにしていたが懸念点があった。

このプリキュアテーマが食なのだ

摂食障害と言うには私の症状は軽いものだったと思う。そも未診断だし、なりかけと言った方がいいかもしれない。でもそうでない人と比べると自分の異常性は明らかだった。思考も発想も認知も歪んでいた。進んで骨と皮になりたがるのはやはり異常なのだ。それに、今だってそういう考えが完全になくなったわけではない。

きっかけはダイエットではあったが、直接のきっかけになったのは親友存在だった。

親友(以下Sとする)は学生の頃からの付き合いだった。Sは無自覚拒食症みたいな奴で、一日一食カロリーメイトだけ食べて生きてるような奴だった。同い年で身長は平均ほどあったが、体重小学生のそれだったし、生理も止まっていた。太ももかふくらはぎにかけての曲線がない棒のような自らの脚を撫ぜ、もっと細くなりたいと言っていた。吐くとスッキリするからと頻繁に吐いていたら吐きグセがついて、食べたものがすぐ戻ってくるようになったとあっけらかんと語っていたこともあった。しかし遊びに行けば人並みに食事をしていたし、ヘルシーなものよりジャンクものをよく食べていたので、私はSを病気とは思っていなかった(偏食だなあとは思っていた)。

私たち性格も趣向も正反対だったが、一点だけすこぶる気の合う趣味があったのでそれで仲良くなった。

Sはどこか厭世的で、人間という生き物が嫌いな奴だった。"生きる"という行為のものを嫌いっている節すらあった。自分名前を嫌い、本名にかすりもしないあだ名自分を呼ばせた。夜を好み、自由を好み、意思感情存在しない無機物を好んだ。かと言って死にたがっているわけでもなく、自分大好きナルシストで、常に楽で楽しそうな方に漂いながら刹那的に生きている奴だった。早い話が厨二病を拗らせていた奴だったのだが、それがさまになるくらいには顔が良く、雰囲気があった。

対する私はちょっと少女趣味を拗らせているだけの平凡な女だ。どこにでもいるような普通オタクだ。ダイエットをしていたと言っても「痩せたーい」と言いながらお菓子を食べてたまに気が向いた時に運動の真似事をする程度のかわいらしいものだった。私から見ればSは非凡以外の何物でもなかった。私にはSのような後先考えない行動は怖くてできない。Sと会話していると考え方の違いに驚くことがとにかく多かったし、自分にないものをたくさん持っているSに憧れていた。

そしてSが、ふらふらとあちこちコミュニティ転々としているSが、唯一私のことは好ましく思って離れずにいることに、私は浮かれていた。いつの間にか、Sが私の親友であることが私の自信になっていた。

アイドル認知された、みたいな。どこにでもいる普通女の子超絶イケメンに気に入られる系の恋愛漫画ヒロインになった、みたいな。そんな気持ちだった。

平凡で普通の私でもSといればその枠からはみ出せる。Sが私を特別にしてくれる。

私も特別になりたい。非凡異端で唯一の存在になりたい。

この人の隣に並べるような人間になろう。

地獄の始まりだった。

最初のうちは、食事の量を減らせばスルスルと体重が落ちていった。減っていく数字モチベーションになり精神安定剤になった。前よりも自信を持って可愛い服が着られるのが嬉しかった。空腹は水を大量に飲んで誤魔化した。いつも腹が鳴っていた。毎日SNSダイエッターを見て試せるものを片っ端から試した。サプリの類も試したが便通が良くなるだけでほぼ効かなかった。そうこうしているうちに摂食障害界隈にもたどり着いたが、自分はこの人たちとは違ってうまくダイエットができていると思っていた。こうはなるまいとも思っていた。結果なったわけだが。

そのうち体重が減らなくなってきた。焦りと自己嫌悪発狂しそうだったが、どこまでも平凡な人間である私には発狂すらできなかった。家にいるより外にいた方が気は紛れたが、誰かと遊ぶと食事が付き纏ってくるのが憂鬱だった。毎日、道ゆく他人に「私って痩せてますか」と肩を引っ掴んで聞いて回りたい気持ちでいっぱいだった。Sと遊びに行くのは何よりも苦痛だった。Sと並んで歩くと私は世界一デブみたいに思えた。すごく惨めで早く痩せたかったが、体重はずっと停滞していた。SNS摂食界隈を見に行く回数が増えた。自分と同じような人がいて安心するのと同時に、安心する自分嫌悪した。私は病気じゃないのになんで病気の人を見て安心してしまうんだ、Sだって私と遊んでいる時は普通外食しててあんなに痩せてるんだから病気じゃない、食べて吐いたら痩せて当然だ、そうじゃないからSは特別だし私も特別になれるんだ、と自分に言い聞かせた。しかしこのあたりの時期にSに吐き癖があることを本人から聞かされた。この頃には私の頭はだいぶやられていて、Sはあくま特別人間で、Sを摂食と認めてしまうと私も摂食になってしまって私は特別では無くなってしまう、なんて思考回路になっていたので、吐きダコとかもないし逆流性食道炎なのかなあとか呑気に思った。

でもぼんやりと心のどこかで、やっぱり吐かないと痩せられないのかなあとも思った。

私は嘔吐恐怖症だ。

他人でも自分でも身内でも、フィクションでも聞くのも見るのも無理だ。職業字面だけは慣れたが話題に上がることもしんどいノロウイルス流行る時期になると恐怖しかない。

摂食界隈には過食嘔吐の人が圧倒的に多い。菓子パンとか惣菜とかを大量に並べた写真を過食材と言ってアップしている人をよく見た。病気で苦しんでる人になんてこと思うんだとは分かっているが、私はこの人たちが羨ましかった。あんなに好きなだけ食べてるのに吐いてるから太らない。私だって吐ければもっと食べたいものがいっぱいあるのに。吐ければ今よりもっと痩せられるのに。私だって吐きたい。吐けさえすれば。恐れている嘔吐が甘美な響きに聞こえてきた頃が限界だった。

コンビニに行った。スーパーに行った。何軒もハシゴした。今まで我慢してた食べたかったものを全部買って、両手に大きな袋を持って、気になってた食べ物を片っ端から注文した。全部食べた。美味しかった。少なくとも舌は美味しかったと記憶していた。だからこれは病気じゃない。全部美味しかたから私は病気じゃない。病気だったら美味しいなんて思わないから。病気だったらもっと苦しいから。そう思った。

終ぞ一滴も吐くことはできなかった。

Sとは絶縁した。

デパプリの放送が始まったのは限界を迎えていたそんな時だった。やっぱりキャラデザがべらぼうに可愛くて、動いて喋るプレシャスは最高だった。1000キロカロリー程度のパンチじゃ私は倒れないなと自嘲した。

ただ、子供向け作品からなのか、食というテーマと連動しやすダイエットについての話が全くなかったのは非常に有り難かった。

デパプリは、素材の生産者家族食事のあり方まで、食というものをとことん丁寧に描いていた。出てくる料理もどれも美味しそうだった。真剣に食と向き合って作られた作品だと心底感じた。

プレシャスは、ゆいちゃんは、いい子だった。明るくて活発で好きなものに真っ直ぐで、優しくて仲間思いで、いつもみんなの中心にいて、それが当たり前で、この子がいる場所はそこしかないと思わせるような子だったけど嫌味がなくて、見ていて気持ちの良いくらいの主人公だった。誰かが立ち止まった時、どの方向を向いたらいいか考えさせてくれる、いつも導いてくれていたのはゆいちゃんだった。この作品主人公はゆいちゃんしかありえないと思うけど、圧倒的な先導力で引っ張るタイプリーダーというよりは、すぐ隣にいてくれる友達のような子だった。デパプリは遠い世界自分関係ない世界で起こっている話という感じがあまりしなくて、毎週、ゆいちゃんとその友達とで作られていくストーリーの中に、私が居ていい場所が用意されているように感じた。ゆいちゃんもゆいちゃんの周りの人たちもみんな優しくて、あたたかかった。毎週友達の話が聞けるようで楽しみだし楽しかった。

ゆいちゃんが大切にしていることや、みんなが大切に思っていることに特別な事は無かった。小学校幼稚園、あるいは物心つく前から教わっているような、誰でも知っているようなことばかりだ。特別に何かの能力が優れているとか、他とは違う突出した何かがあるとか、多くの人が持っていないものを持っているとか、そういう事を特別扱いしていなかった。

ずっと特別な何かになりたかった。

特別な何かになれるための、何かが欲しかった。

異端を求めた。大多数とは違う存在になろうとした。死に向かっていけば、みんなが見ている方向と違う方を見ていれば、違う存在になれる気がした。私がしていたのは生の放棄だ。

食事を嫌った。食べることを、食べ物を美味しいと思うことを、何かを食べたいと思うことを嫌がった。食べたらまた生きてしまうから。美味しいと思ったら、また食べたくなってしまうから

お腹が空くことは、食べ物を食べることは、満腹になることは、卑しい行為だと思い込んだ。生にしがみつく、浅ましい行動だと嫌悪した。



本当は食べることが好きだった。


炊飯器を開けたときに広がるご飯香りも、

げつく一歩手前までトーストされたパンに歯を立てる瞬間も、

ラーメンスープレンゲに掬って最初に啜る瞬間も、

たっぷり生クリームを頬張るとき感触も、

全部全部大好きだった。

ずっと忘れていた。忘れようとして蓋をしていた。あんなに好きだったことなのに、どうして忘れてしまったんだろう。どうして嫌いになってしまったんだろう。忘れたくなんてなかったのに。嫌いになんてなりたくなかったのに。食べることが好きだった。大好きだった。好きなものを好きな自分のことが、好きだった。嫌いになる必要なんてなかったのに。何よりも自分自分のことを、特別だと思っていたのに。

やっと思い出せた。

忘れちゃいけなかった。

私を救ってくれた「特別」は、プレシャスだった。


誰よりも食べることが好きな彼女から、食べることを大切に思っていた彼女だったから、「ごはん笑顔」という言葉を信じ続けていた彼女だったから、毎週毎週真っ直ぐに、一年間伝えてくれたのが、彼女が、和実ゆいが、キュアプレシャスになってくれたから。私は大切なことを思い出すことができた。この作品出会えて、本当に良かった。

ありがとうデリシャスパーティプリキュア

2023-01-30

anond:20230129140400

自律神経失調症 適応障害 睡眠障害 摂食障害 社会不安障害 統合失調症だったワイが来たやで。

焦って再就職して悪化、がまるっきり同じだった。そのあと約1年ニートだったし。だからその次はアルバイトしばらくやって昇格試験受けて社員になったよ。最初から社員になろうとすると無理だなと思う。

2023-01-22

anond:20230122025241

摂食障害があるかもな。

そりゃ毎日具合悪くて当然だわ

栄養失調でタンパク質が足りないから、身体が常に足りない資材で無理やり作ったハリボ欠陥住宅になってる

平均的な成人女性の1日の必要タンパク質は50gと言われてるけど、卵だと8〜10個、サラダチキンなら2.5個を毎日食べる必要がある

プロテインシェイク、完全栄養食、最近流行りのBASEFOODなんかは少ない量で栄養が取れておすすめ

2023-01-19

anond:20230119130654

思春期女子に多い摂食障害なんかもそういう動機が多いし

ガリガリ痩せる、もしくはデブる事で「女性らしい、男性にとって魅力的な身体から逃避したい、

生理を止めたい、など)


えっ?

こんなの初めて聞いた

美しくなりたいとダイエットしての結果がほとんどだと思うけど

anond:20230119115745

そういう人は大体見た目はおばさんみたいな小太りで、理想的な、あるいは自分が思う女性イメージ乖離していることとそのことを揶揄されたりすることにうんざりして、概念としての女性から逃走した結果トランスとか中性とかに逃げ込むんだけど

逆じゃない?

女性として扱われたくないから「自分が思う女性イメージ乖離した容姿を目指す」んでしょ

こういう「女性にとって女性として扱われる事は良い事だ」という思い込みが謎

女性として扱われたくない」って思春期女子が考える事の定番だろうに

女性差別が激しい環境で育っているなら尚更

思春期女子に多い摂食障害なんかもそういう動機が多いし

ガリガリ痩せる、もしくはデブる事で「女性らしい、男性にとって魅力的な身体から逃避したい、

生理を止めたい、など)

そういう女子も、大半は大人になれば受け入れる(諦める)けど

それで諦めずに手術までしても、結局「偽男性」としか扱われず差別が続くなら後悔する人もいるだろう

健康にも影響出るし

2023-01-18

anond:20230116234925

今回は「適応障害」だけど、過去には「摂食障害」「睡眠障害」にもなった事があったっていう事も分かって、余計に「支えてあげたい」って思うようになった。

2022-12-06

しばらく放置してたぼざろ6話見たんだけどなんだこの酔っ払いの尻エロ過ぎないか?????????

アニメ見ててあんまりこいつの尻いいなって思うことないんだけど 尻 利尻

ワイ別に尻にそこまで興味ないというか摂食障害好きなので尻ないほうがいい系だったんだけどこの尻はエロ過ぎる

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