はてなキーワード: ポーチとは
コミュ力が高い、とよく言われる。確かに他人と話すのは苦じゃないし、空気を読むのも得意だ。敬遠されがちな気難しい人、扱いにくい人も自分には心を開いてくれる……なんてことも結構ある。
職業は一応エンジニアなんだけど、技術力は中の中。いや中の下だと思う。でも給料は、同世代の中ではかなりもらっている方だ。社内ではコードのわかる企画職またはPMとして重宝されている。
自分のいいところは、他人の良いところを素直に尊敬できることだと思う。パワハラっぽい言動をする上司のビジネス的な勘の良さ、面倒見の良さ。内気で会議でひとことも喋れないエンジニアのつくる気の利いた資料。そういうのに気づいたら、恥ずかしがらずに即褒める。狙ってやってたわけじゃないけど、結局みんな、自分を認めてくれる人が好きだ。私はふんわりみんなの味方で、みんなもふんわりわたしの味方だ。
愛想とコミュ力だけで世渡りしてきた人間なので、誰とでも雑談するし、飲み会はあまり行かないけれど、ランチは誰とでもサシで行ける。会話が途切れて気まずくなることはほとんどない。でも、私の愛想は知り合い限定なのだ。
街で知らない人に声をかけられると、ほぼ100%無視する。立ち止まっているところに声をかけられる(道を聞かれるなど)ても目も見ない。知ってても知らないって言う。店員に話しかけられるのも嫌い。美容院の予約サイトでは毎回「静かに過ごしたい」にチェックを入れて、Kindleを持参する。電車で妊婦にも老人にも席を譲ろうとは思わない。知り合いの子供が騒いでいれば「元気だなぁ」と心から微笑ましく思うのに、他人の子供に対しては無。目の前で転んでも跨いで帰る。ごく稀にいる、電車や飛行機で雑談ふっかけてくる高齢者にも「はぁ」しか言わない。
知り合いや同僚にはどんなに忙しい時に話しかけられても120%の対応をするのに、他人だとこんなもん。知り合いに会わないなら、表参道だろうが六本木だろうがすっぴんによれよれのジャージで行く。知り合いに会うなら近所のコンビニでもナチュラルメイクとそれなりの服装で行く。
以前は、私の愛想は毎日知り合いで売り切れているんだと思っていた。でも毎日朝から他人には冷たいわけで、今は私にとっての「人間」は知り合いだけなのではないか?と思っている。
昨日も同僚の家庭の愚痴に2時間付き合い、共感し、励まし慰めた。特に打算などはない。その帰り道、目の前で転んだ女の子のポーチが電車の中で真っ逆さまになった。口紅が私の足元に転がっていたのには気づいていたが、スマホから目を離そうとは思わなかった。ただ「転がっているな」と思っていた。
初めて海に行ってきたよ。だからどうしたって感じの文章だけど、もし自分みたいに海行ったことないのにツレがなんくるないさー系であまり詳しく教えてくれず不安になってるひとが来年以降にでも読んでくれたら嬉しいなって…今年はもう海水浴の季節終わっちゃったしね…。
・海水浴場までは車移動
・増田は女だけどTPO的に許されるならスッピンで居たいタイプだし近所の買い物どころかゴミ捨て程度でがっつりフルメイクする人はすげーなって思う。右に倣えで普段から日焼け止めやら日傘やら使ってるけど別に焼けてもそれはそれで気にしないタイプ。
・増田は所謂「とくに何も入ってないはずなのに鞄がパンパン」かつ「不要なものは何一つとして持ってないはずなのに荷物が多い」人種。ツレは財布とケータイだけ持って平気で出かけるタイプの人種。むしろ財布さえありゃ近場ならどうにかなるだろ系の人種。
・増田は海ほぼ未経験(物心つく前に行ったかもしれないレベルのうっすらした記憶しか残ってない)だし、プールもほぼ未経験(スク水で公営プールとか親に連れてって貰って近場のちょっと広い屋内プールに行った経験がある記憶はあるよ、レベル)。水着?スク水しか知らないよ???ってかんじ。
・以上を含めてツレに必要なものを聞いたところ「水着と日焼け止め、あとシャンプー。靴は要るけど要らないスニーカーとかでいいよ」程度の答えしか貰えなかった。
・海の家に車を停めて荷物も預かって貰って、最後にそこでシャワーを浴びて帰ってきたよ。駐車代1000円とクローク(?)+シャワーで800円?だったかな?
・日焼け止め(スーパーウォータープルーフどうこうとかで海水浴向けっぽいやつ)
・クーラーボックスに保冷用の氷とペットボトル(氷入れた魔法瓶をコップ代わりにしたらすごく冷たくておいしかった)
・浮き輪(1000円だか500円だかで借りた!貸借品だから持ち歩いてたけどじゃまだった…百均でも売ってるしそれ買っていっても良かったかも…でも持って帰ってもゴミだからなあ…)
砂浜に持って行かなかったもの
・シャンプー類
・フェイスタオル(砂浜に持って行ったのと別に2枚)(シャワー後に拭く用と肩に掛ける用)
・財布スマホとかの貴重品
持って行った方が良かったもの
・ふつうのウェットティッシュ(クール系洗顔シートは持って行ってたけど水99%とかのほうがよかった…)
・パラソル(ツレの家にあるものをあえて持って行かなかったのでレンタルするのもなんだかなあ…ってかんじだった)
・車のフロントガラスの遮光のやつ(名前解らない…帰りに乗ろうとしてすごかった(こなみ))
・やわらかい保冷剤(日焼け後のクールダウン用に、やわらかくてひんやりしたものが欲しかった)
・タオルケット(日除け。パラソルあったら不要だと思うけど、水分補給と休憩で海からあがったときの直射日光の痛さ熱さに対する鎧が欲しかった)
・目薬(海水、意外と、しみる)
・ビニール袋(余るだろぐらいの数持って行った方が良かった)(脱いだ水着を入ってた袋に入れたのにパンパンになっちゃった)
・絆創膏(使わなかった)(けど、怪我をしたらないと不便だろうから…車に積んでるぐらいで持ち歩かなくても良かったかなあ…)
・お金(ふつうのビニールのポーチ?小物入れ?にチャック袋で500円玉6枚入れてネックストラップつけて首からさげてた)(あくまで自分たちの仲では、だけど、ひとりひとつ持つ必要はなかった)(浸水はしなかった)
・クロックス(泳ぎにくい!靴ズレしそうだから早々にマリンシューズに履き替えた)(帰りし靴下履くの面倒だったので割と重宝はした)
・ゴーグル(ツレが持ってきてたけどなんとなく使わなかった)
・ラッシュガード(長袖パーカー)(割と熱心に日焼け止め塗ってたのに焼けたし必要は必要なんだろうけど、どうも着衣水泳感があって結局ほぼ着なかった)(馴染みのないものだから積極的に着ようとしなかったのもある)
とりあえず水着はポチった。ウォータープルーフの日焼け止めも当日までに買うつもり。
他に何がいるの?海どころかプールすら子供の頃が最後だから何が必要なのかわからない。ラッシュガードが泳げる服ってことは把握した。
現金ってどう持ち歩くの?水着にポケットあんの?硬貨だけで3000円ぐらい用意した方がいいの?専用の財布とかあるの?スマホは持ち歩けるの?
化粧は普通のウォータープルーフで大丈夫?つって眉毛が消えなきゃいいぐらいの気持ちしかないんだけど。
何が心配なのかわからないと思いながら、何が心配なのか挙げ始めるときりがない…
追記 190726
誘ってくれた人に聞いても「水着とシャンプー類と、あとは日焼け止めぐらい。靴?別にスニーカーでいいよ。浮き輪とかもわざわざ買う必要ないでしょ」ぐらいの答えしか出なかったんだ。そしてその人は普段から荷物が少ない人種なのでガチでそれぐらいの装備で行きかねないんだ。
検索してみてもどうしても大荷物になりそうだし、1回きりどころか0回になりかねないのにそこまでの出費は…と悩んでた。(盆ぐらいに行く予定で、雨とか他の都合で流れたら海じゃなくてプールになりそうなんだ)
そして、道中車とは言え、降りてから連れと荷物の量が違いすぎるのも…でもどれを削れば…と混乱してた。
場所的には割としっかりした(?)設備の整った海水浴場みたい。
水着(+ラッシュガード)・日焼け止め・マリンシューズ(プチプラで可愛いのがあったのでポチってしまった)は手配してて、それにタオル類・着替え・絆創膏を追加する!
サマーバッグが具体的によくわからないんだけど、濡れたり汚れたりしても問題ないような鞄で大丈夫かな。麻系の画像ばっかり出てくるけど普段その系統の格好をしてないから今回1回きりにするにはもったいない…。
防水スマホケースは風呂で使ってるやつ、コインケースは濡れても問題なさそうな小さいポーチ系を使い回して、浮き輪類はレンタルあったら借りる。
嘘松呼ばわりしている人が多いようだけれども私には特に嘘をついているようには思えない。
エコーの腰についてるマガジンポーチの実物を買おうか迷っている— Aki 🇯🇵神戸かみこす (@Konpaku_Aki) 2019年3月28日
高校生以下の略取誘拐が増加傾向 下校時間帯に注意:朝日新聞デジタル
警察庁が19日、今年上半期(1~6月)の刑法犯認知件数を発表した。増加傾向にある略取誘拐の認知件数は、前年同期と比べて39件増えて161件。未就学児、小学生、中学生、高校生の被害が、それぞれ前年同期を9~18件上回り、124件に上った。下校時間帯に連れ去られて事件に巻き込まれることが多いという。
子どもを狙う犯罪の実態-統計データ|セコム防犯ブログ|ホームセキュリティのセコム
グラフのとおり、略取誘拐・人身売買事件全体の認知件数は、年間約100件から300件の間で推移しています。これは、1~2日に1件のペースで発生している計算になります。そのうち70%以上が、20歳未満の子どもを対象とした事件です。身近な犯罪として警戒しなければなりません。
不審者の出没について(2月5日)(札幌市東区北39条東6丁目)
https://www.gaccom.jp/safety/detail-320149
2月5日午後3時40分頃、札幌市東区北39条東6丁目付近路上において、下半身を露出している不審者の目撃情報がありました。不審者は、年齢15歳から20歳くらい、身長160センチメートルから165センチメートルくらい、やせ型、上下青色ジャージ、黒色短髪ボサボサ頭といった特徴の男です。目撃した際は、110番通報をしてください。
https://www.gaccom.jp/safety/detail-320229
2月5日午後5時25分ころ、函館市宝来町において帰宅途中の女子生徒に対し、男が声を掛け下半身を露出する事案が発生しました。男の特徴は、年齢20〜30歳位、身長170〜175センチメートル位、中肉、短髪、紺色系ダウン、黒色系ズボン、黒色ウエストポーチ所持です。不審者を目撃した際は、直ぐに110番通報してください。
どちらも当時の気温は氷点下………
札幌:http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/yesterday-14163.html?areaCode=&groupCode=
函館:http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/yesterday-23232.html?areaCode=&groupCode=
スマホ、イヤホン、筆記具、手帳、名刺、タブレット、エチケットポーチ(ハンカチ、ティッシュリップ、コンタクトレンズ、マウスウォッシュなど)
に加えて、
ジム用具(ジム着、シューズ、タオル2枚、グリップ、ベルト、プロテイン、bcaa)、水筒(朝はコーヒー、帰りはbcaa入れる)、弁当。
A4サイズのものが入る大きさで、右肩にかけた時にチャックが前方にくるトートバッグ。
お高いのじゃなくて、1万以下とかでいいの。(扱い下手だからすぐボロボロにするし)
社会人でいい歳なんだからいいカバン買えば?って言われるけど、正直家と会社の往復くらいでしか人様の目に触れないし(内勤)、毎日使って雨に濡れたりしてボロッボロになるからほんと安いのでいい。
A4サイズて書いてるけど、別にファイルとか入れるわけじゃなくて、いくつもカバン持つのもバカみたいだから、弁当箱もお茶もサイフもポーチも折り畳み傘も入れるぜってなったらだいたいそのサイズくらい欲しいわってなるの。
左肩にカバンかけたくないし(違和感ハンパなくて気持ち悪い)、カバンの開け口が自分の視野範囲内にないと不安になるのよね。(開け口後ろにあると気づかないうちにカバンあけられてスられたりすんじゃないか的な)
だからリュックとか絶対無理。持ったとしても前に抱えることになる。
なんか大体いいなと思うカバンって、右肩にかけてるとチャックが後方になるんだよね。
前方になるようにかけると、「そこに何を入れるのが正解なんだろう」っていう謎チャックが外側に行くじゃん?(なんて名称かわかんないから通じるか謎なんだけどさ…あれカバンの中にだけでよくない?)
気にせず右にかけりゃいいんだけど、あの謎チャックはなんか自分側にいて欲しいのよ。理由聞かれても困るんだけど。
チャック2個つけてくれれば右にかけようが左にかけようが関係ないのになー。
デザインとか大きさとか気に入っても、右にかけた時にチャック後方に行っちゃったらその時点でナシだわ。
Day 2
自律神経をやっていようと、そうでなかろうと、旅行で眠れないのはいつもの事だが、処方された睡眠導入剤を飲んでも5時間足らずしか眠れないとなると、この体質は筋金入りだ。
自然に目が覚めたのは6:45。
二度寝を決め込もうとしても、ちょっとウトウトするだけで、眠気は「こんにちは」してくれそうもないので、あきらめて起きることにした。
眠気はどうあっても俺に「おはよう」と言いたいらしい。
睡眠不足とホテルパーソンへのコミニュケーションのハードルを前に少し逡巡したが、おそらく一番ストレスが少ない形で美味いものが食える可能性が高い、ホテルの朝食をとることにした。
朝食会場に向かう途中、外を見ると、強い日差しの向こうで噴水が上がっていて、これぞ南国の午前という感じだ。
シャンデリアの下がる大広間でコーヒーをサーブされて、料理を物色するというのは朝から優雅なものだ。
ホーチミンはフランス植民地時代からアメリカ傀儡政権の時代まで首都を置かれた地で、パン食の文化がある。
果たしてビュッフェにもバゲットやチーズ、レバーパテがあり、これは行くしかない。
他にも当然アジアスタイルの炊き込みご飯やカレー、ライスヌードル、揚げ春巻きもあって、洋越折中といった雰囲気だ。
どれも美味いが、カレー(多分)が出色だ。
さっぱりして、辛すぎないマイルドな味わいだが、スパイスの香りが口の中に拡がって抜ける。
席の背後をチラッと見ると、「Sweet TOFU」の文字と壺。
「TOFU?」とホテルパーソンに声をかけられて、首を横に振ったが、やはり気になる。
結局サーブしてもらうことにした。
甘い豆腐。予想通り豆花だった。
しかし、台湾のそれと違って暖かく、ココナッツフレーバーと生姜蜜がかかっている。
美味い。
これだけ食って自律神経失調症も無いもんだと言われそう。
大変満足した。
あの日差しを浴びたい。ポーチに気休めの安定剤を詰め込んで、食後の散歩に出ることにした。
行く当てのない散歩だけど、とりあえずベンタイン市場を経由してサイゴン川を目指そう。
よく見ると現地の人だけでなく、観光客と思しき欧米人の対応力も凄い。
「バイクを見切って躱す」のはこの街では必須スキルなので、嫌でも身につくらしい。
昨日と違う事と言えば、バイクのライダーのオッチャンに頻りに声をかけられる事。
迂闊に乗ったら多分ヤバイやつ。
「Ser , Go work.」笑顔で固辞して先を急ぐ。というフリでプラプラ歩く。
ホテルの目の前の公園で談笑していた少年たちに許可を貰って一枚。
リーダーか、英語ができるかする少年に何か話しかけられたが、意味はわからない。
でも敵意はないのは伝わったようだ。
しばらく歩くとベンタイン市場に到着した。
体育館の様な大型のアーケードの下に、色取り取りの生地や雑貨、飲食店。
夕食はここにしようかな?
自律神経が働いた悪さなのか、旅行の緊張なのか、食べ物の匂いがまだ辛い。
ここでも頻りに声を掛けられるが「ハハハ」と笑いながら素通り。
10:00。
日本以外のアジアは大体が外食文化で、例えば台湾などでは学生は校門前に陣取る屋台で朝食や昼食を買って教室で食うらしい。
多分ベトナムも同じなんだろう。
周りを見れば、学校の向かいに軒を並べる露店で固まって食を取っている学生も多い。
ドン!
飲料水を買おうとしてファミマに入ると、そこでも学生が食事を摂っている。
それにしても男子ばっかりだ。
青い揃いの制服のせいか、男子学生達は一様に小綺麗で、教育程度も高そうな印象を受ける。
一旦学校前を離れて、日本で言うところの伊勢丹、いやもっと格上の三越のような存在の百貨店、サイゴンセンターを物色した後、1時間程で戻ると、男子達はまだ周囲の露店で食ってる。
こいつら引っ切り無しに食ってるな、なんだったら今が本番かも知れない。
暑さもキツくなってきた、先を急ごう。取り敢えず川が見たい。
学校前を離れる時に、校舎の壁に学校名のエンブレムを見つけた。
ARIZONA STATE UNIVERSITY
なぜアリゾナ州立大学がホーチミンにあるのかは分からなかった。
相変わらずの躱しゲーを繰り返しながら辿り着いたサイゴン川は、隅田川よりもっと広く、澱んでいた。
薄々勘付いていたのだが、自分はまあまあな晴れ男であり、観光やここぞと言うときに雨に当たられる事は少ない。
10月初頭のホーチミンはまだ雨期のはずだが、それでさえもこの有様だ。
自律神経の不調も憂鬱な気分も、事、天気に関しては影響しないらしい。
願わくばその運をもうちょっと別の事にも回して欲しいくらいだ。
雨のホーチミンで、お茶でも飲みながら茫然とするというビジョンはひとまず実現せず、現実には炎天下の橋の上でこの旅行記を書いている。
何はともあれ、この時間でやりたい事はやった。
ホテルに戻ってシャワーを浴びてから、気になって例の学校について調べると、やはりというか、アリゾナ州立大学ではなく、カオタン テクニカルカレッジというらしく、機械や電子に関する工業高校らしかった。
そりゃ道理で男ばっかりな訳だ。
学校の程度はわからないものの、自作で車を作るイベントがあったり、インテルと提携して人材開発を行なっているらしかったり、そこそこ優秀な雰囲気を感じる。
ここは工業化・近代化真っ最中のベトナムだ、生徒といえば荒っぽい男の子達ばかりと相場が決まっている日本の工業高校と同じ感覚では考えられないのかも知れない。
多分、アリゾナ州立大学ともなんらかの提携を結んでいるのだろう。
Day 0
出発前
「でも旅行、行きたいでしょ?」
何となく、この歳で目覚めた海外旅行の感動がまだ冷めない今年の内に、憧れのある国には行っておきたかった。
うだるような暑さの中、突然起きた喘息、2年来続く人間関係の秘めた悩み、家族からの今更の衝撃告白など、色々な事が起きたりおきなかったり。
解決出来ないことは保留にして、目線を逸らすように仕事に打ち込んだ、その結果、秋に入って突如、生まれて初めて自律神経失調症になってしまった。
日中でも襲ってくる二日酔いのような頭痛と食欲不振、将来への絶望感。
「これは旅行は中止かなぁ」そう思いながらかかった心療内科で先生の対応はあっけらかんとしたものだった。
「安定剤と睡眠薬出して起きますから、しばらくそれで様子を見て、休むのが一番なんで、会社は相談できれば長期で休むのがいいですね。不調で休んで旅行に行くのは聞こえが悪いですけど、まあ割り切りましょう。名所も行きたいでしょ、せっかく計画したんだし。」
「それはあります。でも新興国って緩いですよ。あっちも外貨欲しいんで。自分で使わないような大量を持ち込んだらダメですけど、私もポーチに睡眠薬とか詰め込んで行きますもん。」
「はぁ。そういうもんですか」
「じゃあ私も明日から旅行なので、次の来院は2週間後でどうです?」
そういや待合室にノルウェーだかフィンランドだかの雑貨の本があったな。
先生が旅行を激推しするのは本人が旅行趣味だからかも知れない。
こうして生まれて初めての自律神経失調症を抱えながら、生まれて初めてベトナム・ホーチミンを訪れる事になった。今回も台湾・香港に引き続いて一人旅だ。先生がどこに行くかは聞かなかった。
旅程は3泊5日。
読んでくれたら嬉しい。
【1】2018秋、ベトナム、ホーチミン Day 1|1日目 成田、ベトナムの翼、タンソンニャット へ >>
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これまでの旅行