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はてなキーワード: ブロッキングとは

2022-06-24

スト6の動画いいじゃん

原点回帰って感じで往年のゲーマーもしっくりいきそう

セービングブロッキング復活させたのはでかい

https://www.youtube.com/watch?v=xgrr8B4npZg

2022-06-15

5年前→「サイトブロッキング違憲ブロッキングを推進するのは政府イヌだけ!そんなことをしなくても海賊版サイトは潰せる!」

いま→「世界各国で海賊版サイトブロッキングが行われています」「日本では猛反対されたせいで導入できていません」「海賊版サイトは未だに潰せてません」

なんやったん?

2022-06-12

スト6に期待すること

ブロッキングの復活

ウメハラさんからも不評だったVトリの廃止eスポーツじゃねえじゃん、と言っていた)

・通常必殺技EXキャンセルの復活(ダッシュキャンセルふくむ)

ストVて、通常技コンボ決めゲーで、見ててなんか退屈なんだよ

ウル4とかスト3みたいな一瞬の駆け引きが見たいのに

ブロッキングセービングも、相手を読んだ動きだから面白いんだよな

まさに駆け引きの妙

赤セビ決まった時なんかは最高に盛り上がるね

ストVはVトリ発動したら別ゲーになるしドーピングみたいできらい

からウメハラさんも「スポーツじゃねえじゃん」って言ってるんだよな

KグルNグルあくまで他のグルーヴもあったうえでの選択からプレイヤー個性が出て面白かったんだよ

全体をそういうシステムにしてしまうとつまらないんだよね

実際、ストVで「背水の逆転劇」みたいなシーンあるかって話

あのブロッキングはVトリみたいなシステムに頼ってなくてウメハラさんのスキルだけに頼ってただろ?

から伝説なんだよ

視聴者はレッツゴージャスティーンを求めてるんだよ

2022-06-03

スト6でセービングレッドセービングみたいなの復活してそうでよかった

スプラトゥーンみたいなエフェクトなるみたいだね

カウンターを先に置いておく、みたいなアクションは見るほうが盛り上がるからなあ

ブロッキングはあるのかな

2022-04-25

anond:20220425205619

でもキモくて金のないおっさんのことはブロッキングしてくれないんですよねわかります

電車で毎回思うんだがなんで女って通路の奥まで行かずにブロッキングするんだ?

2022-03-28

anond:20220328093438

ブロッキングセービングも、相手を読んだ動きだから面白いんだよな

まさに駆け引きの妙

赤セビ決まった時なんかは最高に盛り上がるね

ストVはVトリ発動したら別ゲーになるしドーピングみたいできらい

からウメハラさんも「スポーツじゃねえじゃん」って言ってるんだよな

KグルNグルあくまで他のグルーヴもあったうえでの選択からプレイヤー個性が出て面白かったんだよ

全体をそういうシステムにしてしまうとつまらないんだよね

実際、ストVで「背水の逆転劇」みたいなシーンあるかって話

あのブロッキングはVトリみたいなシステムに頼ってなくてウメハラさんのスキルだけに頼ってただろ?

から伝説なんだよ

視聴者はレッツゴージャスティーンを求めてるんだよ

2022-03-21

スト5の何がつまらんか(見る専です)

連続技が入ったときに流れ作業という感じでつまらん。

ああ、そのコンボねみたいな。

レトロゲームベルスクコンボみたいで退屈。

あと演出が派手さがなくてこぢんまりしてる。

ウル4はセービング&赤セビ&通常必殺技のEXキャンセルがあるから、多段選択肢が多彩で先が読めなくて面白い

必殺技のEXダッシュキャンセル → ウルコンみたいな熟練技も面白い

「ファイッ!」みたいな声とか、画面の演出も派手でいい。

スト6はブロッキングを復活させてウル4回帰の方向でいいだろ。

2022-02-23

スト6に期待すること

ブロッキングの復活

ウメハラさんからも不評だったKグルーヴゲージの廃止eスポーツじゃねえじゃん、と言っていた)

・通常必殺技EXキャンセルの復活(ダッシュキャンセルふくむ)

2022-01-30

日本企業提訴されるクラウドフレアちゃん可哀想

海賊版サイトの漫画を提供、講談社など国内4社が米IT企業を提訴へ

漫画海賊版サイトデータ配信して出版社著作権侵害しているとして講談社集英社小学館KADOKAWA米国IT企業クラウドフレア」に約4億円の損害賠償などを求める訴えを来月初旬にも東京地裁に起こす方針を固めた。関係者への取材でわかった。

 漫画海賊版対策では、国内最大級とされた「漫画村」の閉鎖後も出版社サイト運営者の「いたちごっこ」が続く。出版社側は今回、運営者が海外拠点にしており、特定が難しいと判断配信に際して運営者が使うサービス提供者の責任を問うことで、著作権保護をめざす。

 関係者によると、最大手海賊版サイトクラウドフレア契約し、同社の日本国内にあるサーバーから漫画データ配信されている。この海賊版サイトは月間3億回のアクセスがあり、「進撃の巨人」「ONE PIECE」などの人気作を含む約4千点の海賊版配信しているという。

クラウドフレア取材に「著作権侵害に直接的に関与していない。当社が問題の根源ではない」などとコメントした。(赤田康和



ジャップIT後進国からすぐブロッキングとかコインハイブ有罪判決したり無関係クラウドフレアちゃんを訴えたりするんだ

クラウドフレアちゃんかわいそう

そのうちグーグルくんも訴えそう

裁判ボロボロに負けてほしい

2022-01-27

副業で関わっている仕事がすごく炎上している

プロジェクトメンバーは、副業エンジニア副業のディレクタ社長、の3人だ。

スケジュールがとても遅延しているが、社長リリース日を伸ばすつもりはなくて、全然機能ができていないのに、リリースしようとしている。

しかし、リリースするにはiOSアプリの改修が必要なんだけど、iOSエンジニアプロジェクトにいなくて、リリースブロッキングされている。実装コスト無視して、いつできますか?しか喋らない社長副業しかいないメンバープロジェクトに参加してくれるiOSエンジニアはいるのか?プロジェクトに入ったところで、仕様の固まっていないのにスケジュールだけ引いてくる社長がいるんだぞ。駆け出しエンジニアだったら実績を積むために、こういうプロジェクトに入ればいいのにね。

2022-01-20

コインハイブ事件における漫画村トレンドマイクロの「暗躍」

僕がコインハイブを知ったのは冤罪検挙されたモロさんと同じくGIGAZENEの海外記事紹介でだった。2017年後半のことだ。

その後、海外の超大手海賊版サイトが導入したとか日本でもニュースにもなり知名度海賊版サイト悪名とともに広まった。

そして漫画村コインハイブを導入して、さら悪名がつくことになった。

2018年。それまで一部のまとめサイトなどでの範囲に収まっていた漫画村批判が、2018年は年初からマスコミ大手ネットメディアも名指しで取り上げるようになった。

その時期にコインハイブ設置したものから、そうした記事ではコインハイブ漫画村批判にこれでもかと利用された。

その時にマスもネットも全てのメディアコインハイブ解説トレンドマイクロに求め、トレンドマイクロコインハイブへの警告を出し続けた。やれCPU100%、やれ端末がぶっ壊れる等。

批判記事が量産されるとともに漫画村叩きの熱も高まる。それとともに各記事におけるコインハイブ解説漫画村批判を煽るために怖さを増幅させるものになっていく。

初期のねとらぼ記事ではトレンドマイクロ解説として「ウィルスではありませんがトラブルになることがあるのでトレンドマイクロでは警告を出している」と穏当なコメント掲載してるhttps://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/20/news114.html

が、3月NHK記事になるとトレンドマイクロCPU使用率100%になる画面を見せる調査を元にコインハイブについて「アクセスするだけで利用者の端末で不正プログラム勝手に動きだすことがわかりました」と「不正」と断定して記述するようになりhttp://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/800/291202.html

4月にはテレ朝系のAbemaニュースではネットに詳しい弁護士コインハイブについて「不正指令電磁的記録供用罪に問われる可能性がある」と違法行為解説させるようになったhttps://times.abema.tv/articles/-/3978705

産経漫画村記事コインハイブは「北朝鮮資金源」と書いた。

こうしたメディアの動きと合わせて、この時期Twitterでは何とか漫画村を利用させないために「漫画村ウィルスが仕掛けられてる」という投稿拡散されるようになり、「コインハイブウィルス不正」という理解高まる

このようにメディアSNSで「コインハイブ=悪」という認識根付いていく裏で、全国の警察コインハイブ設置者の大量検挙に動いていた。NHKがこの時期に「不正プログラム」と断定していたのも警察の動きを把握してのものだろう。

その後、漫画村政府によるブロッキングを経て潰れ、それとともにコインハイブ話題も一旦終了する。

そして漫画村記憶も薄れた6月警察が「今年に入ってコインハイブで数十人を検挙したよ~」と発表し、高木浩光先生が「コインハイブ逮捕おかしい」と批判の声を上げて流れが変わる。http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20180610.html

高木先生コインハイブ事件となった理由を「トレンドマイクロの暗躍」だとした。

漫画村はすでに潰れていたこともあり、以前に漫画村つぶしのためならとおかしいことをおかしいと言わずスルーしていた人たちも一斉に高木先生同調し「コインハイブ不正じゃない」と声をあげ冤罪救済のちからとなった。

警察としては「漫画村メディア報道の時にはおかしいとか言ってなかったじゃん」と梯子を外された気分だったろう。

2021-12-28

スト6ではブロッキングを復活すべき

ブロッキングがあるだけですべての局面が見せ場になる

リュウアレックスのようなコマンドブロッキングではなく、レバーブロッキングを復活させるべきだ

2021-09-16

anond:20210916212814

それを「経済的権利であって表現の自由ではない」と定義するならブロッキングも「経済活動をする権利侵害であって表現の自由侵害ではない」のでは

anond:20210916212630

海賊版から守るのは経済的権利であって表現の自由じゃないですが

逆にむしろ海賊版を守るという名目ブロッキングとかの表現の自由侵害はありうるけど

2021-06-07

カードゲーム競技プロ化、eスポーツ化に向いてない的記事への反論

メンタルが完全に死んでいるので、手短にかく。

 

カードゲーム競技プロ化、eスポーツ化に向いてないと言う話

https://note.com/kinghalo_dl/n/n939546088687

へのツッコミ

前の記事こちら。MPL終了の記事の読み方を書いてる。ここの内容と被るので別の読まなくていい。

anond:20210520025445

 

カードゲームは観戦するのに必要知識量が多すぎる」

僕は格ゲーを実際にプレイしたことはないのですが、何やら人間離れした技が繰り出されたことはこれを見ると理解できます

各所で突っ込まれてるけど、この背水の逆転劇、とりあえずゲーム素養がない人には何やってるかわからないよ。

少なくともブロッキングシステムがわからなければ、このシーンでウメハラが高度なことをやってるかどうかわかんない。自分母親にこれ見せて理解させられるかって考えてみ?

TVでこの動画が紹介された時も、ブロッキングについて説明してたぐらいなんで非ゲーマーが一目見て分かるものじゃない。

実際、オタクが分かると思ってるこのレベルスーパープレイでも「わからない」んよ。というか、スポーツスーパープレイも多くがそう。流石に格闘技かになると派手なものはわかるだろうけど。

 

あと、挙げられている紙のハイライトシーンはそりゃわかんねーだろーって思う。カード名挙げないといけない時点で難しいよ。

俺はMtGを長くやってるので、あんま知らない人向けのハイライトとして挙げるとしたらこ動画か。

https://www.youtube.com/watch?v=4t0pzLnSWw0

 

ざっくり説明すると、プロツアー準決勝で敗勢に追い込まれプレイヤーが、勝負をかけるために自分リソースオールインし、次の手番で引いたカードで見事勝利をつかむというもの

最後勝敗を賭けたドローで引いたカード名、彼がこの勝利で得た賞金からとって「$16,000 Lightning Helix(1万6千ドルの《稲妻らせん(カード名)》)」ともいわれるこの動画は、引いたカードで劇的に勝利を収めるという点ではわかりやすいとは思うが、これもカードやってない人にとってはまあわかんねえと思う。

 

MTGにもプロ化を成功させられる可能性はあったはずです。(現時点での結果のことを失敗と定義しています)

ここが大きな突っ込みどころなんだが、別に失敗してないよ。定義とやらが間違ってる。

MPLっつーのは、これまでMtG採用していた、プロツアー、グランプリのような個人スポーツライクなプロ興行(参考にしたのはテニスゴルフあたりだろうか)をやめて、デジタルゲーム界隈でやってたプロ興行システムに移行したもの

今回の発表ではそれをやめ、コロナが終息し次第、段階的に以前のような実イベント重視、デジタルはその次って方針に戻すって話。(店舗イベントを重視するって声明が出ているので、加えて小売へのサポートも厚くなると思う)

やめる理由ってのはおそらく以下。

1) MPLというリーグの仕組みがカードゲーム興行に向いてない

MPLってのはリーグ戦であり、勝ち抜くにはアベレージを求められる。2日間一発勝負のこれまでのプロイベントとは違う。

なので、安定して勝てるデッキが選ばれがちで、プレイヤーから見ていてあまり面白いものでもなかった。

デジタル化で環境で強いデッキが見つけ出される速度が上がっている中でこの状態は、見世物としてはかなり厳しかった。

2) 紙のカード販促イベントが無くなったことによる小売りからの反発

ショップイベント自体の開催やブース出店で儲けてた分をコロナによるイベント中止で失うことになった。また公認店舗大会も開けずシングルの売れ行きも下がっただろう。

これ自体MPLが原因ではないけど、小売からは薄くなった販促施策店舗サポートに対して不満が出ただろうし、コロナで体力のなくなった多くの小売を無視してMPL継続するって選択肢は無かっただろうと思う。

一応MtGは紙とデジタル両輪でやってるので、紙のほうはコレクター向け商品を出す施策に切り替えたんだが、これも小売りにはおそらく評判が良くなかったと思う。ショップ機会損失を減らすため複数バージョンある同名カード在庫する等、以前より在庫をかなり持たないといけなくなった。

体力のある大手ショップ以外はかなりキツいんじゃないだろうか。

3) イベントのアウトソースを進めていたWotCイベント部門をまた抱え込むことが問題になった

WotCはここ10年ぐらいで、大型イベント運営を大型ショップ委託認定ジャッジ制度の外部組織への切り出し、などなど、イベントについては運営に直接関わるのを止めサポートに回る、というような方針をとっていた。

そんな中、世間流行に合わせてMtGのeSports化を発表!リーグやります!なんてことはじめたんだが、当然運営は紙のショップ委託できるわけないので、自社でやる羽目になるだろ。じゃあ、なんでGPの開催を外部に委託したんだ?意味なくない?ってなる。まともな企業なら。

自社でやる以上はかなり厳しいコスト管理販促効果に対する評価が行われたと思う。そこでペイしないって判断になったんだと思う。

 

 

カードゲームは人々に観せるのに向いていない」

マジで蛇足。というか自分で書いたの読み返して違和感いか

カードゲームである必要性がないと考えます」で挙げられている理由すべてに反例がそこまでの文章存在する。

書く必要ないよここ。

要は

プレイヤーにスター性がないし、カードゲームって地味だし、なんかプロとか無理じゃね?」

って言ってるだけよ。

この文章読んで参考になるとか書いてる人マジ大丈夫か?ほんとに。

 

まり人々を魅了するために必要な要素とはなんでしょうか?

自分には到底出来そうも無い達人ならではの驚異的な技術を見られること

この人を応援したい、この人に勝ってほしいと思わせるような選手独自の技や人間性への感情移入

要はスター性のある選手って事よね。そう。カードゲームプレイヤーにはスターがいない。

認知度が低いのはそのせい。松坂桃李くんがMtGやってGP優勝すればとかあればいいんだけどな。

野球だって、人気のあった大学野球スーパースターである長嶋プロ入りするまではプロなんて全然人気なかったからね。

でも認知度が低いこととプロ化ができないことって、カードゲームにおいては別の話じゃない?

カードゲームイベント基本的販促イベントプロスポーツを模しているし、WotCも上位常連になるようなトップ選手が数名出ると予測はしていたみたいだけど、それで生活する奴が出るとは考えてもなかっただろう。

あくま販促としてのイベントをやってたら賞金やらショップから給料で食う「プロ」ってのが自然発生したってだけよ。

いわゆるスポーツの「プロ」とはちょっと違う。一般の人への認知度も重要だが、それがカードゲームプロとしてどうかみたいなのはちょっと論点ぶれる

 

 

「強いかお金が稼げるんじゃない 」

少なくとも、MtGは強いかお金が稼げるシステムで回ってた。だからそもそもここで書かれていることは的外れ

スポンサー契約とか、まあショップとの間にはあるんだが、生活を支えていたのは、トッププロ向けにあるイベントへの参加報酬制度とかそういうやつ。

というか、この文章書いてる人その辺の事情全然知らないよね。一回「なかしゅー世界一周」とか通読したほうがいいよ。

MPL以前のMtG競技プロ生活がどういうものかわかる。

https://mtg-jp.com/reading/worldswalk/

プロスポーツは、興行をとおして、観客を集めることが大事だし、選手にもそれが求められる。

でもゲームイベントは、イベントのものそもそも販促目的利益度外視とは言わないが、そのイベント単体での収支は求められないことが多い。

選手は高い技術プレイを見せることのみが求められ、ゲーム会社はそのプレイを通して、お客さんにゲームの奥深さを訴求する。本気で遊ぶに足るゲームであると。

プロスポーツイベントってより、モータースポーツイベント自動車会社関係に近いじゃないんかな。

突っ込み先の文章ではこの辺混同しまくってて話にならない。

 

おわり

とりあえず、80分ぐらいでここまで書きなぐったので、おわりにする。

突っ込み元の記事を読んで違和感覚えなかった人の参考になれば幸い。

 

追記

語尾直して、ついでに冗長記述修正した。指摘どうもありがとう

2021-04-26

AirTagへの見解畏敬の念bingキャッシュ版)

以下は、2021/04/24 時点 (クローラー最後アクセスした時点) で表示されていた Web ページのスナップショットです。これは、検索結果のランク付けのために使用されたページのバージョンです。実際のページは、最後キャッシュされた状態から変更されている可能性があります。変更後のページ (強調表示なし) を表示するには、最新のページにアクセスしてください。

どうも。Appleが新しく発表したAirTag、すでにお買い求めになった方も多いのではないでしょうか?

私はそのAirTagと目下同じ領域製品となるMAMORIOという紛失防止タグを開発・販売する日本スタートアップをしています

AirTagが発表され、様々なことがわかってきましたので現在のところの見解をまとめておきたいと思っております。今後変わる可能性はありますが。

現時点のAirTagへの見解は?

Appleにとっても相当危険な賭けだろうなという認識です。ニッチ領域としてスタートアップがやるのと、世界一企業がやるのとではユーザーから求められる水準や期待値がかなり違うはずです。現在の紛失防止タグという製品が抱えるそういった課題点をどれくらいクリアできているのか、あるいは今後向き合うつもりなのかが問われていると思います

現在の多くの紛失防止タグが抱える課題点は大きく分けて3つあります

探知精度、プライバシー利用者情報リテラシーです。それぞれについて解説します。

1.探知精度の問題

電波距離数十メートルBluetoothを用いて追跡を行う場合BT範囲外においては第三者スマートフォン端末の位置情報活用してトラッキングを行う仕組み(弊社ではクラウドトラッキングと呼んでいる)があります

MAMORIOではMAMORIOアプリDLして登録しているiPhoneAndroidユーザーネットワークを通じてトラッキングを行っています。AirTagではこれをOSレベル実装世界中の全iOS端末で匿名トラッキング実施する仕組みだと説明されていますAppleではこれを何億人のユーザーが探してくれると表現していますが 、では果たしてこれは具体的に何%の確率で見つかるのでしょうか? 今現在アクティブな端末数は?見つかっている数は?  ユーザーにとってはそれが真っ先に知りたいはずです。しかし、AppleはAirTagを探す手伝いをしたデバイスが誰のものか、Appleですらも知ることはできないと言っています。つまり見つかるかどうかはわからないし統計も取れないということです。あくまで探してくれる「かも」、見つかる「かも」、という仕組みの話を言っているだけになります。 Apple製品であれば利用者も圧倒的に多いはずですが、それでも仕組み上 、人が訪れないエリア電波遮断された状況などでは見つけることは不可能です。つまるところAppleのいう「探す」ネットワーク果たして本当にどれくらい有効機能しているのかは誰にもわかりません。あなた想像の中にだけあります

 MAMORIOでは日々ユーザー間のすれ違いの数をアプリで誰にでも見れるように公開し改善をおこなっています。また端末間のすれ違いだけではなく、より確実に忘れ物や落とし物が見つかるよう全国鉄会社700路線の遺失物センターに専用の受信機を設置し、設置場所ウェブサイト上に公開、地点名での位置情報登録し落とし物が届けられたら見つかる仕組み構築しています。当然、AirTagの仕組みに比べたら遥かにユーザー数は少ないですし、100%落とし物忘れ物が見つかるわけではありません。だからこそ可能な限り真摯事実を伝えることが大事だと思ってやっています

 Appleのやり方はこうした製品の前提となる説明飛ばし、非常に作為的で不誠実な伝え方ではないかと思います

 また、位置情報の誤差の問題もあります。「探す」アプリ自分iPhoneの端末の位置情報を見てもらえばわかると思いますが、自ら通信するiPhoneですら誤差が生じていてずれているのがわかると思います。屋内ではGPSの精度はかなり落ちるのです。ましてやAirTagは第三者とのすれ違いを活用する以上どうしても誤差が発生するはずです。また拾った人がAirTagの電池を抜いてしまった以降は当然追跡はできません。最後にあったはずの場所をここだと思って探していたら、とっくに持ち去られてしまっていて見つからない、という可能性は大いにあります

また、GPSを組み合わせて位置情報特定する以上、数メートル〜数十メートルの誤差は発生します。住宅密度の高い場所であれば実際の場所とは異なる隣りの家やビルを指し示す可能性はかなりあります。AirTagが入った自分の盗まれた財布がここにあると思い怒鳴り込んで入っていったら実は違っていてトラブルになった、ということが起こりうる可能性は非常に高いです。日本ではすいませんでした!の笑い話ですむかもしれませんが、海外であればそのまま不法侵入で射殺されてもおかしくありません。このようなリスクについてAppleはきちんと利用者説明を行っているのでしょうか?

この問題MAMORIOももちろんついてまわりますが、事前に仕組みや機能についてある程度理解をしていただいた上で購入する層を対象としているMAMORIOと違い、AppleブランドであるAirTagではユーザー層も多岐に渡るはずです。 当然利用者が多くなればなるほど、見つからなかった、そんなことは知らなかったという声や事例も多いはずです。その際のネガティブな声でAppleブランド毀損してしま可能性はあります。そういったリスクを背負ってなおAirTagを出したという判断に対してただただ感服です。

また同じ問題UWBを用いたトラッキング機能もついてまわりますUWBの特徴は数センチ単位での位置特定可能指向性ではありますが、電波である以上遮蔽物や環境の影響は大きく受けます。どれくらいの近さだと見つかるのか、遮蔽物の影響はどれくらいか、利用する環境によって異なるため、実際にユーザー期待値を下回る可能性も高いです。

 それでも世界最高の企業であるApple社が手掛ける以上、既存の紛失防止タグよりも素晴らしいユーザー体験であることは間違いありません。見違えるような体験になるはずです。しかし大多数のユーザーにとって紛失防止タグというのは未だ未知の存在であることも事実で、はたしてAirTagを初めて触ったユーザーがそのユーザー体験を許容するか、紛失防止タグのものへのネガティブ評価になりかねないか非常に懸念しています

2.プライバシー問題

2つ目はプライバシー問題です。物の場所を探せるということは、当然ストーキング行為などに使われるというリスクがあります。紛失防止タグ以外のGPSラッカーにもこの問題はありましたが、GPSラッカーがそこそこの大きさ(スマホサイズ)、短い電池寿命(3日程度)、通信回線契約の有無(通信キャリアへの契約必要)といった形で、利用条件が限定されるのに対し、紛失防止タグは極小(小銭サイズ)、長寿命(1年程度)、通信契約不要匿名利用可)といった特徴があります

 しかしながら、前述の通り紛失防止タグBluetoothを用いている仕組みゆえ、第三者スマートフォンとのすれ違いによってしか位置情報特定することしかできません。そのためストーキングのために悪用するには対象が偶然タイミングよく他のユーザーの近くを通らなければ位置情報特定はできません。今までの紛失防止タグは精度とプライバシー絶妙バランスがこうした問題の発生を防いでいたとも言えます

しかし、Airtagは違いますiPhoneの普及率を考えると通信精度はGPSラッカーを上回り、屋内でもかなりの精度がでる可能性が高く、小さく、長寿命で、匿名性の高い追跡デバイスとして猛威を振るう可能性があります。(またその普及度と知名度ゆえにそういった悪意を誘発してしま可能性もあります

もちろん、Appleはこの問題に対して様々な対処を行っていると述べています

 例えば、近くに第三者のAirTagがあれば手元のスマートフォンに通知を行う、また近くのAirTagを鳴らして探せるというものです。ストーカー目的第三者のAirTagが近くにあれば、スマホがお知らせてしてくれる、探せるから安心といえば聞こえはいいですが、あくまでこれはiPhoneを持っているユーザーに限っての話しです。Androidユーザーは当然この恩恵には預かれません。つまるところAndroidユーザーは誰でもAirTagによって追跡されてしま可能性があるということです。Apple企業としてプライバシーを大切にする姿勢は称賛に値します。が、だからといってそれはiPhone製品を使っていなければ誰でも位置情報を追跡されるリスクを背負わされるということにはならないはずです。

まりAppleのやっていることはこうです。

Androidをお使いのあなたはAirTagでストーキングされても気が付かない可能性があります。でもストーキングされてもすぐにわかから安心そう、iPhoneならね」。

このようなやり方には非常に狡猾な悪意を感じます

 またApple第三者のAirTagが近くにあるとき以外にも、登録者のスマートフォンからAirTagが一定期間(3日程度)離れた場合、音が鳴って周囲に存在を伝えると言っていますAndroidであっても、NFCをかざせば音の止め方や詳細がわかるといいます。これでAndroidユーザーなら安心、、、となるのでしょうか?

 今この時点でAirTagを知っているような情報感度の高い熱心なAppleファンにとってはAirTagやその仕様常識かもしれませんが、Androidユーザーや多くの人にとってAirTagはまだまだ未知のプロダクトです。ましてやシニア層が多い日本ならなおさら。どこからもなくタグから音がなったときにそれに対して誰しもが第三者のAirTagと気づいて適切に対処することはできるのでしょうか? またそういったことへの啓蒙Appleは行うのでしょうか? またAppleは「探す」ネットワークサードパーティーに向けて開放しており、今後様々な形状や特徴を持ったデバイスが登場する可能性があります。AirTagであれば象徴的なデザインなので、すぐにそれと認識することができるかもしれませんが、それ以外のサードパーティーデバイスを逐一見分けることは一般ユーザーには不可能です。なんだか見たことのないデバイスから音が鳴ってなにかの故障電池切れかなと思っていたら、実はトラッキングされていた、という可能性が誰にでも起こりうる可能性があります。そのリスクAndroidユーザーさらされているのです。

また鳴るタイミングが周囲の人間にはコントロールできない以上様々な状況で鳴ることがありえます大事センター試験中になり始めたら? 車の運転中にAirtagがいきなりなり始めたら? 静粛なコンサート中になり始めたら?

また、深夜の暗い家や屋外であればなり始めても見つけられないことも想定されます。深夜にゴキブリの影を見つけてそのまま見つけられなかったことを考えて見てください。ぞっとしますよね。

女性ならストーカーに使われる可能性もあるAirtagの音が自分の部屋で鳴るだけでそれを見つけるまでは恐怖でいっぱいになるはずです。あるいは誰かが嫌がらせでその音を鳴らすだけで相手を追い込むことも可能です。

そういった状況でも落ち着いて誰しもが適切に対応ができるようApple信者以外の全ユーザーにも啓蒙をご丁寧に行ってくれるのでしょうか? 本当にありがたい話ですね。

さらAppleは「探す」ネットワークについては、匿名化を行いAppleでさえも一切のデータを持ち得ないとしています

電気通信事業法では、公共電波通信を扱う事業者責任として利用者通信の秘密の保護は厳重に定められておりますが、一方で裁判官の令状による通信履歴等の 取得・提供児童ポルノの閲覧に対するブロッキングなどの緊急避難通信の秘密の侵害に当たらず状況に応じて適切な対応を行うことが求められます

Appleはこういった犯罪悪用リスク可能性についても、仕組み上自分たちはデータを一切保有しておらずわからいか責任はないといっているのです。各種電気通信事業法を遵守し事業を展開している通信キャリアが構築した通信インフラ網やそれを利用する人々のスマートフォンネットワークフリーライドし、悪用にもされうる可能性のある新たな通信サービスを構築・提供しその責任放棄しています。これは非常に危険なことだと思います

 もちろん当然、MAMORIOでも同じ問題は発生しえます。そのためMAMORIOでは製品の利用にあたっては各種法令を参照して運営するとともにサービス登録にあたっては利用規約プライバシーポリシーを明示し、データも厳重かつ適切に管理を行い取り扱っています。今後も必要認証制度を適切に取得していくつもりです。また関係当局より打診があった際はそれが規約合致する適切なものである限り、事業運営者として対応真摯におこなっていくつもりです(現在のところそういった事例はおきていませんが)

 こうした事業運営責任所在を明らかにせず、匿名化し、運営者自らがそれを知りえないからといってその責任は許されるものではないのではないでしょうか? 

文字数制限のためhttps://anond.hatelabo.jp/20210426022649に続きます

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