はてなキーワード: 税務署とは
漏らして絶望してる人を慰めるのは良い
しかし漏らすのは当たり前とか、漏らすのは怖くないとか、フリーお漏らしみたいな風潮はよろしくない
いたずらに皆の括約筋を緩めることになってはならない
「漏らしちゃいましたえへへ」ではない
不断の努力により括約筋を締め、便所と共に在り、不漏らしの世界を目指すべきである
ついこの間のことだ
確定申告のため税務署に行ったため生活リズムが崩れ、思わぬところで急な便意が来たとき
我がオアシス、セブンイレブン(トイレ2つ)に立ち寄った所見かけたのは死刑宣告の張り紙
曰く「利用者のマナーが悪いので予告通りトイレは使わせません!!」とのこと
ご丁寧にバリケードまで用意してある
私はやり場のない怒りと、詰んでしまったことに対する絶望で足は竦み顔は歪んだが、そこで諦めなかった
全力疾走で5分先にはローソンがあるし、8分先には駅がある。駅の向こうには電器屋、地下には本屋がある。電器屋には3階と5階にトイレがあるが個室は1箇所なので・・・いや今は早朝だからきっと電器屋は空いてないし、ローソンは小さいからそもそもトイレがなかったはずで・・・
ノートパソコンが入った重い荷物を置いていこうか少し迷った、がやめた
定期的にジムで走り込みをしていてよかった
結果、やはりローソンにはトイレがなかったが駅のトイレに間に合った
通勤ラッシュがギリギリ終わっていて、個室が空いていたのは僥倖である
私はJRとキレイなトイレに感謝し、入場料を払って駅を後にするのだった
(もちろんその後は第二波を睨んで慎重なルート取りをした)
漏らしすととは、そのくらいやって、それでもダメなときに悔しさの涙とともに漏らすべきなのだ
私はそう信じている
お怒りごもっともだ。
半角カナでなくても使えるオンラインバンクは沢山あるぞ。黎明期からあるところだから昔のブラウザに合わせたまま放置か。
ネットショップとかで、住所を全文字全角にしろとか(検索の都合とかなら、てめえのシステム内で変換しろや)、効果が疑問のメールアドレス二回打ちとか、考えてないよね。その程度の設計しか出来ないエンジニアは人口知能時代にはあっというまに追い出されそうだ。
年末調整のやつが、出来てないネットショップばりにバカみたいな書き方させるので(会計事務所も阿保なのだろう)、そちらには最小限の記載にして、控除などをオンラインでやっている。自動計算してくれるし、郵送や夜間ポストなら税務署で並ぶこともない。
裁量労働制を入れる入れないで紛糾しているが、一足先にこれを導入してるIT業界、特にweb系がどういう経緯をたどったかを見れば
この法案は正社員という区分を完全に消滅させるものだというものがなんとなくわかって来た、増田も多いと思う。
というか、この法案でビビってないのITエンジニアだけだしね、もうとっくにその働き方になって久しいから。
メガベンチャーだろうがどこだろうが、チーム10人いたら7割以上は派遣か請負で、プロパーの指揮、という体制が多い、ま、要は「ドナドナ」
理由としては、まぁ色々あって後述するけど、ずっと派遣や請負って訳でなく、元々は裁量労働制・年俸制の中でweb系の正社員としてキャリアを積んでた人がほぼ100%だったりする、4~5年くらい前までは裁量労働制の正の側面を享受できて回ってた業界だったからが理由
なった理由はいろいろあるが、いい側面は、明らかに怪しいどっかからお金貰って書いてるであろう、有象無象の意識高い系の技術ブログの賛美記事に譲るとして
ここでは暗黒の側面について書いておこうと思う
・IT業界の自殺率、うつ病率は実はプロパー(正社員)がダントツ
ここがミソ、IT業界といえば、うつ病生産工場とか自殺者続出のブラック業界というが、実は派遣やフリーランスではこれにかかる人はほとんどいない
何故なら炎上案件やブラック職場なんて、金だけ貰って仕事もせずに逃亡すればいいし、こんな環境で仕事できる訳ねーじゃんクビにしたけりゃすれば?代わりに来る奴がいればな!と強弁できる(マトモな派遣会社なら、酷い案件や職場に騙して連れて行って抗議受けたら、営業から上長まで謝罪に来るレベル、俺は過去役員が頭下げに来たところまでは体験したことがある、零細SESはお前の責任じゃ!とか開き直るが、そんなところは職場のソースコードに爆弾仕込むなり、ファイルサーバー滅茶苦茶にして、便器の前にウンコして、労基と税務署にチクって、ついでにあの会社の社長ヤ○ザと付き合いあるみたいで怖いですとか警察に相談してからとっとと辞めればいい)
その上に訳のわからん零細SESやweb系なんてぶっちゃけ簡単に受かるから、バイト感覚で渡ったり、ヤバかったらとっととバックレて他所へ行けばいいからというのが理由
無法がまかり通ってるから、アホみたいにいやがらせのつもりで会社都合の解雇みたいにしてる馬鹿経営者もいるけど、寧ろ失業保険さっさともらえてラッキー、3か月くらい遊べるじゃん!!くらいにしか感じないのよ、この業界で1年やってこれくらいの考えになれば、ずっと続けていけるようにはなるし、大体みんなそんな感じです。
しかし、プロパーになるとそうはいかない、なまじやりがい搾取で回ってきた業界だから、派遣に身を落とすなんて死んでも嫌だって人が、進んでプロパーになりたがる傾向が強い、実際はちゃんとした会社を選ばなければ、それこそ特定派遣の様に正社員と派遣の最悪なところだけを集めた働き方みたいなのに陥る可能性が高くなるから。
ちなみに、この業界ではブラック正社員とか、全盛期の特定派遣よりも悲惨だからね、自殺率も精神疾患率もダントツでここら辺が多い。
だから、自分の命を守るために、かつてはプロパーで働いてたのに派遣に下がったり、フリーになってるという人が多いといのが、IT業界の実態ってところがある。
別に派遣が悪いわけではない、糞みたいな会社なんて入るだけなら簡単だからバイト感覚で食ってムカつくなら職場で荒れてバックれたらいいし
ちゃんとしたところとかでなら、長くそれなりにいい待遇や給料で働けるところが多いしね、そこがコネや人間関係にもつながるわけだし。フリーもフリーならではの面白さや、仕事を選べるというメリットがある。
ただプロパーになるなら役員レベル、もしくはよっぽどの大企業や非IT系以外ではやめておいた方がいい、というのがこの業界の正直なところ。
長くなったが、今回の裁量労働制は再提出する気満々だから近い内に通るだろうけど、そうなった場合、全業種がこんな感じの働き方になるだけです、はい
これを酷いと考えるか、いいじゃんと考えるかは、個人の資質や性格による部分が多いと思うけど、マトモな企業に行けるまで、糞なブラックは腹いせにどんな迷惑行為してもバックレたら追跡できないっていうのは、俺にとってはよかったとは思うよ
見ていらっしゃるかはわかりかねますが、労基と税務署に駆け込んだ者です。
別の方のコメントでも出ている通り、源泉税の不納付(支払われるべき金額を不法に圧縮し、本来支払うべき額より引き下げることで税額も不正に節税されている、というロジック)で突っつく事を考えた上での告発でした。
それを形式上でも成立させるために一度労働基準監督署で「最低賃金を割っている」ということを認定いただき、その後税務署で「労基でも『違法であり、支払われるべき金額に達していない』と認められた」と伝えることで動きをスムーズにしました。
妙手であるかはわかりませんが、仮にこの不納付の認定が降りた場合、追徴が完了するまで事業所の営業停止などの厳し目の処分が行われる、ということを見越しての行動でした。
もう見ていないかもしれないけど、
今、同じような立場(退職を控えており、内部告発を考えている)だから教えてほしい。
これだけだとなんなんで、労基に動いてもらった私の知見。
皆さんおっしゃる通り労基窓口は水際で防ごうとするケースが多いので、
「相談」ではなく「告発」と言うとスムーズに書類を受け取ってもらえる。
何回か労基窓口に足を運んだんだが、金切り声で相談している人が常に1人は居た。
気持ちは分かるが、あなたの気持ちをぶつけるのは勤務先であり、労基職員ではない。
感情的にならずに証拠を示し、どう法律に違反するのか、どうして欲しいのか冷静に伝えるべき。
これらが功を奏したのか分からないけど、5年勤務している間に3回ぐらい是正勧告喰らいました。
私は最後の1回しか告発していないので、他にも告発している社員がいたんだと思います。
抜本的には変わらない(残業代を払う代わりに、手当を引き下げる)ので、
この度、3月末で退職することになりました。
時代の流れなんだろうが。
売れるためのレイアウト
こうすれば部数が上がった
などなどのまとめを最近よく見る
そりゃ売れないよりは売れたほうがいいからそうなんだけどね。
175といわれるジャンルジプシーや、限定商法などなど、ありとあらゆる手で売れようと宣伝する同人サークルの増えたこと
……ちがう。
戻ったのだ。
大手サークルは売り上げで売り子を引き連れ、海外旅行に行き、自分プロデュースのビデオ!を出し、某大手サークルに至っては、二次創作本人の声優呼んでイベントしたりしていたあのとち狂った時代
ここまで騒がれていながらも一般世界ではまーったく知られていなかった時代
最近あの頃のことを思い出す
どのサークルもほっとけば売れはしたが、もっと売れよう売れようと必死だった
最近、鬼太郎の再アニメとか、昔のリバイバルが増えたと話題だが、同人誌も一周回ってバブルのころに戻っている気がする
男性向け事情は知らないが、そんな中、女性向けサークルでいつも大手ジャンルで壁にいた漫画家さんが、どマイナージャンルにはまっていきなり消えたことがあった
最近はコミケのWebカタログのせいで、ジャンルが変わろうがサークル名が変わろうが追いかけられてしまうので、新しいスペースに行ってみたら、いつもシャッター前だったサークルさんが島中で売っていて衝撃だった
買った本は、愛の感じられるいい話で、感動した
労働基準監督署おかわり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(一切嬉しくない)
えーだいたい1ヶ月経ちますが監査は入らず。まぁ気長に待つつもりだったのでそれは問題ないのですが。
別件で違反発覚。1ヶ月でONE MORE EXTRA 労基。
しかも労働基準法じゃなくて最低賃金法違反。すごい!!ばかじゃないの!!!!
残業代の水準が県の最低賃金から換算すると150円くらい低いんですけお!!!けお!!!!!
道理で残業減ってからの総支給額ひっっくいわけですわーーーーー!!!!
最低賃金法違反だと労基も動きやすいとは聞きますが、ここまでされたならば高校時代に「豆柴」と呼ばれた私ですら牙を剥かざるを得ない。
おもしろいですよ未払賃金で税務署告発するの。「趣味はシャウプ勧告の朗読です」みたいな仕事できそうなおじさまの目がキラーンって光る。
ざまを見さらせ。
あ、損害遅延は辞めたあとのほうが高くなる(在職時請求だと上乗せ6%、退職後請求だと上乗せ14.6%になる)ので本当のカーニバルは4月入ってからです。
通りすがりですが。。
w
ほう、素人さんにクンロク垂れられるとは思わなかった。
どの時期からどのような理由で指摘されやすくなってるのか言ってみ?
1.何のリスクだよ?脱税がばれると何が起きると思ってるわけ?
3.社保の扶養の範囲内で働いていたと言ってみたりダブルワークでやっていたと言ってみたり設定がガバガバだな
4.そもそもキャバ嬢はダブルワークなんか全然珍しくないこともわかってなさそう
見ての通り、
んであなたは答えられずに無言で消えるか、
「煽られた」と言い張る捨て台詞を残して消えるか、
どっちかだと予想しますw
ビットコインとは何か、という記事が注目を集め始めているが、もっぱらビットコインの投機性に対してのみ注目を集めていて、どういう実利があるのか・無いのかという話に踏み込んでいる記事が少なすぎると思う。
ビットコインが役に立つ状況と、その前提条件について、素人なりに思いつくところを書いてみる。
普通に銀行口座を使って高額のお金を送金しようとすると、それなりの手数料がかかる。安くても2%、5%以上取られるケースも多い。
これに対して、日本でビットコインを購入し、海外にビットコインを送り、送った先でビットコインを現金化すれば、銀行に手数料を払うよりも安上がりになる可能性が高い。
但し、ここで問題は、送金元となる国でビットコインを売ってくれる人が居る事、そして送金先でビットコインを買ってくれる人が居ることだ。送金先があまりにも小国でマイナー通貨だったりすると、上手くいかない可能性がある。
さてここで、海外送金について最も切実な需要がある国はどこかといえば中国である。中国は、お金を海外に送金したり持ち出したりすることに関して非常に厳しい規制がある。一方、中国からアメリカや日本に送金したいという需要は莫大にある。この問題に、ビットコインは風穴を開けている可能性がある。
ビットコインに関しては、中国の方が良くも悪くもずっと進んでいるし、現実問題として中国ではビットコインに切実な需要があるのだ。
ただし、これには前提条件がある。中国でビットコインを購入し、それを日本で日本円に換金したい場合、日本でビットコインを購入してくれる人が必要だ。ではどうやって日本でのビットコイン購入者を増やすか。ビットコインには現状、市場操作(価格操作)に関する規制が無い。中華マネーをもってすれば、日本の小さなビットコイン市場を操作することなど朝飯前だと思わないか?
ケイマン諸島やパナマなどが、租税回避地として騒がれたのは去年の話だ。これに対して、各国の税務署が協力し合って対策を講じ始めている。つまり、放置しておくと莫大な徴税を受ける可能性のある金持ちや企業が世界中にごろごろ居るという事だ。
それで、代わりになる新たな租税回避の手段が、あれやこれや模索されているわけだが、そこでビットコインが注目を集めている可能性がある。ダメもとでビットコインを購入し、結果としてビットコインが無に帰したとしても、どうせ放置しておけば徴税されるお金だ。上手くいけば値上がり益を得られる可能性もある。最終的にはビットコインにも税務署の手が入るだろうが、ケイマン諸島やパナマよりは後のことになるだろう。
海外への送金の手数料が高かったり、色々な規制が入ったりする理由の一つは、それが犯罪によって得られたお金である可能性があるためだ。なので、ここには常に監視の目が光っている。これを免れる手段として、ビットコインは有効だ。今のところ。あとは説明する必要は無いね?
上記の3つの例では、いずれも巨額のお金が動く。ビットコインのバカげた高騰を説明するのには十分では無かろうか。
ビットコインは優れた技術かもしれないが、それが高騰している理由は、必ずしも褒められる理由では無い可能性があるということを認識してほしい。
一般市民が手を出すのは、十分な法整備が行われ、金融庁や税務署や公正取引委員会などの監視の目が光るようになってからでも遅くないよ。
身の上話になるのだが新卒時に氷河期で就職できずバイトでこの歳まで食いつないできた。情緒不安定になって20代から30代前半にかけて断続的に引きこもってネットにどっぷり浸かった時期もある。あの頃の2ちゃんやテキストサイトは楽しかったし黎明期のTwitterも楽しかったが、そんな生活を続けておっさんになったせいでキャリアも詰めず、敬語の使いこなし方なんて社会人1年目の若い子より劣る自信がある。20代30代の頃はあらゆることに劣等感を持ち、異性と付き合いたいという渇望も叶わなかった。今は1年の半分を工場で延々と栗むきする仕事やら雪国のスキー場でレンタルのスキー板やスノボの管理をする仕事をして残りの半分は旅をするかだらだらと自宅で過ごしている。労働が大嫌いなので年の半分以上働くのは無理なのだ。出稼ぎで集中して稼いだらもう気力が残らない。
もうこの歳でこんな状況になったら達観したのか将来に悲観も楽観もしていない。生きる理由に意味はないと言う事にすら意味がない。異性に対する興味も失せた。童貞がどうのこうの揶揄する人の発言にも傷つかない。なんの因果かこの星の日本という国に生を受けてしまったというだけだ。労働の利点と言えば金がもらえる事と暇な時間がつぶせるという2点なのだが、労働をしていない時期は本当にすることがないのでゲームやアニメや漫画を大量消費して時間をつぶしている。好みのアニメに出会える年だと楽しくてしかたがない。十二国記やブラックラグーン。シドニアの騎士やちはやふる、僕だけがいない街やリゼロやこのすば、響けユーフォニアムや宝石の国が楽しかった。他になにか面白いアニメがあったら教えて欲しい。
こんな感じですぐに50歳60歳になり体にガタが来て毎年呼んでもらえる出稼ぎ仕事も体力的にきつくなって厄介払いになるのだろう。まあ、そんなことはどうでもいいというかなるようにしかならないのだが、唯一嫌なのが健康を害することである。どこかが痛いという感覚は生の中でどうにもスルーできない事柄なのだから。で、生来胃腸が弱くすぐに便秘と下痢をくり返していたのが悩みなのだったが、外食やスーパーの弁当で済ませていた食生活をやめて自炊中心の食生活に変えたら劇的にうんこが毎日出た。料理スキルがないのと調理という行為が面倒なのでカレーか野菜炒めとみそ汁くらいしか作らないのだが、中でもジャガイモと玉ねぎを具にしたみそ汁が一番腸の環境を整えてくれた気がする。皆、何か今年得た知見というものはあるだろうか。聞いてみたい。
あと気まぐれで手に入れたビットコインがご存知のように急騰して3000万手に入った。世の中よくわからないものだ。
追記:あー、確定申告したことないので参考になりました。ビットコインはまだまったく騒がれてない時期に買ったもので、この前200万→130万まで急落した時にこれはやばいなあと思って利確しました。初の税務署行ってきます(どこにあるかもしらない)。漫画ぜんぜん読んでないないという指摘はその通りで、家が狭いので物理的に漫画本が溢れると大変なことになると思い、ツタヤの漫画レンタルで済ませてました。来年は電子書籍リーダー買います。Kindleでいいのかな? リトルウィッチアカデミアは見たことないので見てみます。キルラキルは面白かった。同じ制作会社なんですね。
ところで年金は国民年金だけで払ってきたので将来は月4万くらいしか貰えないようです。どうするんだこれ。親の一戸建て住まいだから家賃はかからないけど築40年なのでかなりガタが来てます。リフォームする余裕はないかなあ。旅は北海道、小笠原諸島、沖縄の安宿等を点々としてますが、その都度貯金のほとんどを使い果たしてしまうのでそろそろ自重してコツコツ貯金した方がいいのかも。インドへ行けってブコメがありましたがインドは1ヶ月ほど滞在してました。カシミール地方に行ったんだけど紛争地帯なので緊張感が半端なかった。そこら中で兵士を見かけました。インドの国内線の飛行機なんてこれほんとに飛ぶの?大丈夫?ってレベルで怖かったです。引きこもっていた時期は引きこもり支援団体のお世話になった事があってそこで何人かの友人ができた。あと旅先でもね。色々な引きこもりの人を見てきましたが、結局また引きこもってしまう人もいれば就職して結婚した人もいて多種多様です。将来はシェアハウスでもして暮らしていくのもいいかもしれない。phaさんのドキュメンタリー見たんですが、あれは特殊な技能を持っている人でないと厳しそうだし実現は厳しそう。まあ、10年後20年後には世界もそれなりに変わっているだろうし、なるようにしかならないならないんでしょう。
あ? 私小説? どうせ、実生活で体験の幅が狭い作家が、どうでもいい身辺雑記を延々と書いた文学のことだろ? くっだらねぇ。
というふうに自分は思っていた。
で、私小説をいくつか読んでみた。
食わず嫌いの先入見は、まちがいだった。
なにが面白いか。
私小説は、主人公が馬鹿で、下衆で、これでもか、これでもかというほどに生活がどんどん下降していくさまが、ある種爽快なほど露悪的に書いてあること、
そしてこれが事実であるかもしれないという期待を読者に抱かせながら、虚実入り混ぜて物語が展開されること、
ではないかと思う。
主人公が失業して貧困に陥ったり、男女関係で泥沼にはまったり、酔っ払って人に迷惑をかけ、誰からも相手にされなくなっていくごとに、読んでいる側としては、変なカタルシスを感じてしまうというか。
で、ネット上で有名になって、お金も欲しいという人は、もっと私小説的な文章を発表してけばいいと思う。
ネット上で炎上してきた(している)話題は、当事者を主人公にして、私小説仕立てにしてみると、もっと面白くなりそうなものばかりだ。
ネット上の有名人が、ネット以外でブレイクすることを妨げているのは、彼ら(彼女ら)が、小賢しいことだ。
小賢しいとは、自分の失敗や品性の低さを指摘されると、取り繕ったり、反論したりして、自分を分相応以上に賢く見せようとするということだ。
こうすることにより、彼ら(彼女ら)は、いっそう小者に見えてしまう。
コンテンツとして自分の価値を最大化したければ、大正、昭和の私小説作家のように、あるいは現代の西村賢太のように、卑小さを卑小さのままに、破綻を破綻のままに描き出し、そのことから生じる業を生きるほうが、じつは戦略としては賢いかもしれないのだ。
サッパリ自著は売れないながらも、昨年の彼の税務署への申告額は、小説関連の収入と、作家の肩書あっての各種アルバイトで、それでもx千x百万円になっていた。汚ねえ身なりをしているからと云って、そう容易く浮浪者を見る目で眺めて欲しくはないのである
これをフィクションと受け取るかどうかは、読者次第だろう。
炎上芸人は炎上芸人のままで終わる必要はない。もっとコンテンツとしてのポテンシャルがある。金銭的に報われる可能性がある。自分の人生をコンテンツとし続けることの業を生き続けるだけの覚悟があれば。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000984/card3212.html
「近所の借金がうるさくて仕様が無いので、どこかに行つて書いて来るつもりだ。……大洗の方へでも行かうと思ふ」と言い残して主人公は東京を出て茨城に行き、知人のつてを頼って旅館に逗留するが、そもそも宿代を持ってきていない。知人が何とか融通してくれるだろうと最初から当て込みながら、居座る。
知人は当然のことながら激昂し、旅館からは宿代をつけにしたまま追い出される。
有り金がないまま次々と宿を変えながら茨城をさまよう話なのだが、最初はちゃんとした旅館だったのに、しだいに宿のグレードが下がっていって、最後はドヤ街の宿のような木賃宿で弟の送金を待ちながら、身につけたものをどんどん質に入れて裸になっていくところが笑える。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000249/card49655.html
馬鹿で不細工で貧乏であることに強い劣等感を持っている主人公の中学時代を描いた作品。恥ずかしい過去を思い出して悶絶するときのシーンはとくに秀逸。
「あツ、あツ」と、私は奇妙な叫び声を発して下腹を抑へた。両手の十本の指を宙に拡げて机の前で暴れ騒いだ。
「何を気狂ひの真似をなさるんです。えイ、そんな気狂ひの真似する人わたし大嫌ひ」
私淑していた葛西善藏の気狂いっぷりを書いた『足相撲』もあわせて読みたい。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000249/card1337.html
ミハイル・バフチンがカーニバル文学と読んだドストエフスキーの作品のように、これ以上ないほど気まずく不謹慎な破綻の場面を職人的な巧みさで書ききるようになった著者の近年の作品はすべて必読。