はてなキーワード: 悪阻とは
タイトルの通り。
友人は結婚している子がほとんどになってきていて、そのうち子どもがいるのが3割くらい。
そもそも結婚に向いてない性格で、自分が結婚して家族を持つイメージはないのだけと、パートナー探しをしていると「子供が欲しい!」と言い切る人がわりといて驚いている。また、友人たちも第二子、第三子を迎える子や「そろそろ(子どもを産むことを)考えてるよ」などど言う子も増えてきている。
二十代中盤くらいまでは増田もなんとなく結婚してなんとなく子ども持つのかな〜なんて考えてたけど、ここ2年くらいは結婚は自分にとっては利用しなくてもいい制度かもなと思い出し、子どもについては可愛いとは思うものの妊娠したいとか自分の子どもを出産したいとかはほぼ思うことはなくなった。
まずは、妊娠したくないということ。
増田はわりと体型が大きく変わることが無理なタイプで、自分のお腹が大きく膨らむことを想像すると言いようのない恐怖が襲ってくる。そんな自分を受け入れられる気がしない。
それから悪阻による体調の変化も怖い。働きながらなんとか運動も続け、コンディションを一定に保つことでここまでやってきているのに、そのペースが崩されるのではと思うと、ちょっとな…となる。
増田はわりと裕福な家庭で育って子どもの頃から海外旅行とか連れて行ってもらってたりしていたけれど、今のこの自分の年収600万程度で、何をするにもお金がかかる世の中で十分な子育て環境は得られないし、自分がかつて与えてもらっていただけのものを自分の子どもにも同じように与えられるとは到底思えない。
それに共働きでないとやっていけないで、いつも疲れ果てた親ってどうなの?とも思う。
前にいた上司も子どもが二人いる人だったけど、奥さんは子育てでフルタイムでは働かない中、子どもの習い事、送り迎え、休日の家族サービス、上がらない年収、まわらない家計、車を手放さないといけないかも、といった話を聞いて「なぜそうまでして子ども二人も…」と絶望した記憶がある。
そして仕事。一つ目の理由でも触れたけど、やっぱり体調面や育児で自分のキャリアを狭められてしまうことが怖い。女の先輩たちがこぞって産休育休に入って行って、年収も上げずにそのまま時短勤務に入って行った姿を見て、何のために働くのかなと思ってしまった。実際今も部下に時短勤務の人がいるけど、赤ん坊が体調を崩せば在宅とはいえ仕事はままならず休むしかなく、継続的にキャリアを築くとかそういった次元ではなさそうだなと。本人ももはやそんな風には考えてなさそう。
こんな資本主義が加速していく世の中で持つ人と持たぬ人が分断されていっているのに、子どもに関してはそこをすっぽり抜いて「欲しい」か「欲しくない」かでしか話さない人、というか割と「欲しがることは正当である」と考えている人が多くてびっくりする。
10年近く不妊治療をしていた友達が出産して子育てしている。子どもは6カ月になった。生れてすぐに会いにいって、お祝いした。それからもときどきおもちゃや洋服を送って、「がんばって!」って言って、最近また会いに行った。お弁当を食べて少し経ったころ「赤ちゃんが重くて持てない」とボロボロ泣き出した。赤ちゃんをだっこさせてもらった。6キロくらいだろうか。ちゃんとこちらにしがみついてくれるし、抱きにくい子ではない。「大丈夫だよ。かわいいねえ」「私には重いの!」と言って「もう無理」とずっと泣いていた。私はしばらく見てるからと言って、寝てもらった。眠れないようだったけど。
友達は長い不妊治療の間にメンタルを崩していた。病院に行って何らかの診断書を貰えば自治体にもよるかもしれないけど保育園にも預けやすいと思うよという話もした。だけど、せっかく長年望んでできた赤ちゃんだから……と言葉を濁していた。
そういえば、と、彼女の話を聞きながら思い出すことがあった。安定期に入った頃に妊娠を教えてくれた彼女は「これでやっと解放される」と治療のことを言っていた。
「不妊治療」は確かに出産がゴールだろう。彼女は10年近く走り続けていた。ほんとうに大変だったと思う。だけど、本当のスタートは出産してからなのだ。だけど、やっとのことで辿り着いたゴールのその先を、ゴールする前に想像できる人なんてどれくらいいるのだろう。そして私にはフルマラソンを走ってきた人に、そのままもう一度フルマラソンを走ることになるよなんてとても言えなかった。
私にも子どもがいて、彼女の子よりも二学年上になる。授乳や夜泣きで眠れなくなった時のことを思い出した。保育園に預けたばかりのころ、風邪を切れ目なくひく子に眠れなくなったこと。今も心配ばっかりだ。だけど、出産はスタートだから、これからも大変だよ、なんてとても言えなかった。子どものことで、色々話したいこともあったけど、なんとなく言えなかった。とにかく彼女がゆっくりでも心と体が慣れて、なんとなく走っていけることを願うしかない。
それから預けていた夫から「そろそろ……」というヘルプメールが来たので家に帰った。帰り道、別の友達からも連絡が来た。別の友達も、結婚十年目でやっと子供が出来て妊娠中だった。本当は今日一緒に行くはずだったがコロナが怖いからと取り止めになった。彼女も長い不妊治療でメンタルを壊し、ひどい悪阻で会社を休職していた。「どうだった?」というメッセージに、楽しそうな写真を送る。
彼女もこの先大丈夫だろうか。そして、ここまでしてほしい子どもってなんなのだろう、と思ってしまった。もちろん子どもはとんでもなく可愛いけど、ここまで自分を削っていいものじゃない気がする。だけど、そんなことを言ってしまうのも無責任なんだろうか。望み過ぎた願いは、呪縛にはならないだろうか。呪いにはならないだろうか。不妊治療はすごいけど怖いなと改めて思った。私も二人目が欲しくなって出来なかったら治療に行きたいと思うのだろうか。なんだか周りは、悪魔と契約して魂を犠牲にして錬成しているみたいなケースばかりだけど。そんなことを思ってしまって、なんとなく、暗い気持ちになってしまった。
初めて「腹ボテセックスをしたい」と思ったのは確か小学生。同級生のちょっと柄の悪いママさんが大きなお腹をしてて、エロいな〜と思ってしまったのがきっかけでした。「腹ボテ」という単語を知ってからは、こっそり検索しては妊婦モノのAVを観てオナニーしていた。風邪などひいて一人で留守番できる貴重な週末があると、ピチピチのTシャツ着てお腹にたくさんタオル詰め、騎乗位に見立て中字のポスカを挿入し、クリに電動歯ブラシを当てるワガママセットが大好きでした。
そんなオナニー狂いもアラサーになった。先日、もうすぐ付き合って4年になる彼氏に、それとなく結婚の話を出された。嬉しい一方、「あー、子供産みたくないなー」と思ってしまった。だって、子供、嫌いなんだ。赤ちゃんというより、自分より歳の若い人間全般を可愛いと思えた試しがないし、母親になってこの先の人生を子供のために無駄にするのは嫌だ。自分の見た目が変わるのも気持ち悪い。悪阻に耐えるのも痛みに耐えるのも無理。無痛分娩が無痛じゃないことも知ってる。絶対、子育てに向いてない。
……でも、腹ボテセックスはしたい。ガンガン生セックスして中出しして、妊娠した挙句精子の無駄撃ちをさせたい。どす黒くなった乳首から母乳を垂らし、生セックスがしたい。
産むとしても1人か2人だろうから、チャンスはほとんどない。待てよ、いやこの人、腹ボテセックスするタイプかな?どっちかといえば慎重派だし、多分母体に負担をかけるようなことしないんじゃないか。「お迎え棒」とか言ってる人達、大概ちょっと考えなしな感じするしな。となると、ただ無駄に1年苦しんで、要らない子供を産むことにもなりかねない。
「子供がさ、あんまり得意じゃないんだけどさ、」と遠慮がちに聞いてみたら、「もちろん君が産むんだから無理強いしたりしないよ、話し合ってから決めようよ。俺ら旅行好きだし、子供のいない夫婦もアリだよね」なんて優しい言葉を返されてしまった。すーごく出来た彼氏、私などにはもったいない。おそらく理想的な返事だと思うけど、やっぱりこんなふうに気を遣ってくれる男は腹ボテセックスしないよな。
腹ボテセックス、できないのかなあ。一生の憧れでありつつも、テキトーに生きても結婚さえすれば自動的にできると思っていたのに。そのハードルは富士山より高い気がしてきた。
自分自身が他人に対して怒鳴っても脳細胞は劣化する。他人が他人に対して怒鳴っても脳細胞は劣化する。
低用量ピルは悪阻症状の他に、血栓症による突然死や脳梗塞と、高プロラクチン血症による骨粗鬆症とメラニン活性作用によるシミの誘発作用、体毛の剛毛化、発がん性がある。
精神安定剤は、鎮静効果のあるものだと肥満、アルツハイマーやパーキンソン病を誘発する。
活性作用があるものは性欲亢進、不眠作用がある。どちらも常習性が高い。
命の母は合わない人だと鬱になることがある。本人が乗り気で、自己観察しながら合う飲み方を判断する必要がある。
どの症状で病院へ行ったとしても、まず勧められるのは食事療法と睡眠時間、休息時間の確保。薬を飲んでも根本がおろそかだと大した効果は出ない。
(悪い意味で)
じゃあなに貰えれば子供増えるねんって思った絶賛2歳育児中ますだが日記を書くよ
【前提】
•年齢共に20代後半
•娘2歳認可保育園
•世帯年収1000万程度
•祖父母隣県
なんとなく二人くらい子供を産むことを想定されてそうな世帯だけど、うちは子供は1人って決めてる。
国からの金銭的援助が増えれば産むかと言われると、多分産まない。クーポンは普通に嬉しい。
理由を一言で表すと、妊娠〜出産〜育児の一連の流れが現代にそぐわない につきる。
現代って、辛いことはそこそこ回避できるじゃ無いですか。嫌な人間関係は切っても問題ないし、仕事だって変えられる。リアルが嫌ならネット上で生きればいい。
制度が整ってないのが問題…とも言えるがそもそもそんな風土がないな〜って思う。
ますだもやるまで育児がこんな大変だとは思ってなかった。母親、もっと誇って良かったと思う。
【妊娠編】
私の場合悪阻がそこそこ重く、吐きまくっていた。二日酔いが休みなく90日ほど続いた。この休みなくってのが肝で1日なら我慢できるものも続くと相当精神にくる。治療法が無いのも最悪で、今でも人生で最も辛い時期だったと断言できる。
仕事も穴を開けてしまったりしてさらに落ち込む。これを子供を育てながらやるってのは考えられない。
妊婦検診もそこそこの頻度でやってきて、その度に休みの申請出して埋め合わせして。検診自体も性器に遠慮なく機材をぶち込まれる。普通に痛いし不愉快だけど、これも仕方ないことだ。
加えて妊娠糖尿病になったから血糖値管理にインスリン注射を毎日3回。こっちも別で検診ありだから会社を休まざるを得ない。食事だけが唯一の楽しみだがそれも奪われる。
【出産編】
いや痛ぇんだわ。無痛も効かないことがあるってなんだよ…あと産後も痛い。1ヶ月くらい出血し続ける。
【育児編】
1歳半で歩けるようになるまでが辛かった。特に最初の1ヶ月は、3時間ごとに授乳が必要。授乳の準備をしてると間2時間くらいしか自由な時間はなく、里帰りしてたにも関わらず寝たのか寝てないのかわからない状態が1ヶ月続く。酷い偏頭痛にも悩まされて、不調of不調。拷問だし人権はない。
職場復帰した後は、時短勤務による周囲からの冷ややかな目と、子どもの看病のための突発的な休暇が辛い。休暇って言ってもこっちは休めてないのに業務は逼迫する。周りもこちらも辛い。
仕事をそこそこちゃんとやってるので、噛み合わせの悪さはかなりしんどかった。共働きでどっちもバリバリ働いてるって人は、多子を望まなくなるな〜って印象がある。
【総括】
デジタル偏重な世の中なのに、身体に依存する出産はアナログなままで、不便さや不快さが我慢できる閾値を超えている。(勿論改善のしようもないし。)
いや、生理は個人差あるからヘタに「わかってる」顔されんのもイラつくんで、病人扱いしてそっとしてくれるのが一番、軋轢無いと思うわ。
生理は病気じゃないとか言うけど、悪阻は病気じゃないと似たベクトルで「でも吐くしメシは食えんし」っていう現実があるので扱いとしては病人でいいだろ。
病人でも軽い風邪と肺炎一歩手前は違う的なバランスあるから、そういう感じでヘタに触らないでっていうだけ。
世代古いから、学生時代、生理中なのに体育休ませてくれなかったのは女の教師だし。今の時代なら休ませてくれるだろうけど。
運動で一定以上の能力あるヤツは生理軽い可能性高いと思うんで、生理重い女の状態が分かんないんだよ。自分基準で「大丈夫」とか平気で言うし婦人病とのボーダーも理解しない。
https://anond.hatelabo.jp/20220719233521
↑先日書いた日記をたくさんの方に見ていただけたようで嬉しいです。
何かをきっかけに、親切にしていただいた方にも、改めて感謝の気持ちが届くと尚嬉しいです。
少し自分の話をさせてください。
妊娠が分かってから、鞄にマタニティマークを付けるかどうかは非常に悩みました。世間には妊婦や子連れをよく思わない人もいることは知っています。
それでももし自分の身に何かあった時、「この人は妊娠中だ」と一目でわかってもらうためにも付けることを決めました。
実際、マタニティマークを付けてから、心ない言葉をかけられることや暴力をふるわれたりしたこともありました。でもそれ以上に、人の優しさを感じる機会の方がたくさんありました。
悪阻がひどかった時にお水を買ってきてくれた10代の女の子、ご高齢なのに「妊婦さんが優先だよ」と席を譲ってくださった男性、席を立ち電車を降りる時に「あ、気づかなくてごめんなさい!」と言ってきた女性や「僕もだ、すみません」と言ってきたその隣の男性など、色んな方がいました。
マタニティマークはリュックの上の方に付けているので電車で座っていると見えにくいはずなのですが、それでも気づいて席を譲ってくれる方、声をかけてくれる方はたまにいます。
これまで、身体の不自由な方などにはなるべく親切に接するよう心がけてきていましたが、いざ自分がそちら側になってみると、身体がきつい時に声をかけてもらえる・座席を譲ってもらえるだけで、こんなにも嬉しく、心があたたかくなるものなのだと知りました。
7/19朝に出会った京浜東北線の男性はもちろん、これまで親切にしてくださった全ての方に心から感謝しています。
今はまだ優しさを享受するばかりですが、自分自身もかくありたいと強く思います。
意図していませんでしたが、確かにそうですね(笑)反省します。
はい、おかげで1日中気分が良く、家族や同僚にも「今朝電車にこんな人がいて…!」とつい報告していました。「そんな素敵な人がいるんだね。カッコいい!」と話も盛り上がり、なんだか幸せな気持ちをお裾分けできたような気分になりました。
出産予定日はもう少し先ですが、無事に生まれたらまたどこかでご報告させてもらいますね。
少し嘘をつきました。本当はTwitterはやっていますが鍵アカウントなので、一人でも多くの人に見てもらえそうな匿名ダイアリーを使いました。
自宅から職場までタクシーを使うと片道1万円かかるからです。せめて空いてる電車に乗りたいと思い、出社しなければならない日は1時間半早く出勤しています。
朝6時台の京浜東北線を利用されている方なら分かると思いますが、この時間帯は満員電車ではありません。妊婦にぶつかって人生終わりたくなければ自衛のためにもオフピーク出勤を検討されてみてはいかがでしょうか。
幸運なことにホワイト企業に就職して、パワハラのパの字もない優しい上司の下で働けていたけれど、それでも仕事は苦痛だった。
どんなに気をつけていてもミスは出てしまう。そのミスで周囲に迷惑をかけるのが申し訳なくて、怒られるのが怖くて、いつもビクビクしてた。
生活のために仕方なく働いているだけ。
月曜が憂鬱で、休日に趣味も楽しめなくなって、一生この日々が続くなら生きていくのしんどいなあと思ってた。
悪阻だけは辛かったけど、安産であっという間に生まれたし、母乳は大量に出る。
睡眠不足だったり、命を守る責任感で過敏になってしまったり、大変なことは沢山ある。でも子どもの笑顔で全部帳消しになる。
家事もそこまで苦痛じゃない。子どもが寝てるうちにどこまで終わらせられるか、ゲーム感覚で楽しんでる。
子どもの成長をずっとそばで見守ることができた、私の母親世代の人たちが羨ましい。
夫は年収が極端に低いわけじゃない。でも教育費や夫婦の老後資金を考えると、私も働く必要がある。仕事を続けるためには、幼い子どもを保育園に預けなければいけない。
あーあ、なんで女性も働くのが当たり前な時代になっちゃったんだろう。
初めて歩く瞬間とか、初めて言葉を発する瞬間とか、全部保育園の中で終わっちゃうのかな。私は見られないのかな。寂しい。
保育園でいろんな人と関わる方が、子どもの成長にとってプラスなことはわかってるんだけど。
ただ寂しい。
妻が里帰り出産を選んで実家に帰ったのがきっかけだった。もともと、妻は母親(つまりワイにとって義母)にはその性格や幼少期のことで思うところがあったようだが、まあそれなりにうまくやってきていた。悪阻が酷かったこともあり、出産を夫婦だけで乗り切るのは不可能と考え、妻は実家に戻った。
そこで「何か」があったようなのだ。
妻が、幼少期に母親からふるわれていた虐待行為(家の外に締め出されてランドセルを投げつけられる、など)を精算する行為をはじめたのだ。怖いよな。怖いよ。義母がいかに妻に暴力を妻にふるってきたか、それが虐待行為であったかを義母に大声でまくしたてる。泣きながらのときもあれば、鬼の形相で怒りに満ちていることもある。母親を「あのクソ野郎」と罵ることをいとわない。母親にされたことの仕返しとして、実家の外に母親の鞄を投げてぶち撒けるなど……
妊婦ゆえホルモンの関係で精神が不安定になり攻撃的になっているのかもしれないが、もはや普通ではない。
正直、妻へのケアと生まれてくる子供のケア、毎日惨状を目の当たりにしている義父へのケア、義母は騒動からずっとワイのLINE電話も無視してるし、この状況でリーダーシップを取らなきゃいかんというストレスで頭ポポポポ~ンですわ
逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ……
愛する人がいたら嬉しい。愛する人と一緒に生きていきたい。でも愛する人との子どもがいたらもっと嬉しい。そう思う人もいれば、思わない人もいる。
もし自分が男だったら、子どもを欲しがっていたと思う。あくまでも妊娠して出産して、肉体的に身を犠牲にするのは女なわけで、男は行為さえすればよいのだから。私も男に産まれていたら、愛する女の中に射精をしてみたかった。そして愛する女の膨らんできたお腹を見て、十月十日後に無事に産まれた赤ちゃんを見て、嬉しさを噛み締めるのだ。
そして産まれた子どもを可愛がり、たまに遊びに行き、成長を見守る。
身を削って産んだわけではないがそこには愛情が芽生えるのだろう。
でも私は女だから欲しくない。子どもは可愛いとは思う。だが悪阻で苦しみ、痛い思いをし、だけど産休・育休が明けたら働かなければならない。そうなった時にやっぱり女が主体として家事をしているケースが多いと思う。話し合いをして分担をしてるご夫婦もいると思うが、どうしても女に家事の比重が傾いているような愚痴が周囲から聞こえてくる。正直にいうと、その状況を想像するだけで苦しくてデメリットしか浮かんでこない。
女が社会進出してきて久しいが、仕事と家庭を両立しなくてはいけなくて、収入も子育てをすると火の車。
昔のように男は働き、女は家を守るっていう構造は子孫を繋ぐためには利点もあったのだろうと感じる。
子どもを2人育てていて、同じ親から生まれて、同じ家で育って、似たような顔をしてても、兄弟って全然違うんだなって当たり前のことを実感してる。
比較対象が2人しかいないので上の子と下の子でどうしても比較してしまうんだけど、親の育て方とか働きかけがどうこうの前に全く別の人間だし、同じように育ててるつもりでも異なる経過を辿るもんなんだね。子育てって面白いな。
◆悪阻
上の子の時は基本食べ悪阻で吐き気はあるけど取り敢えず何か口に入れておけば耐えられたし、頑張って乗り切れる程度のしんどさだったから法定通りの産休まで普通に出社して働いていた。
下の子の時はザ・吐き悪阻で兎に角毎日吐いて歩くたびにえづいていたし、結局出産まで悪阻が続いて毎日必死だった。貧血も酷くて鉄剤飲んでたし、ベッドから全然起き上がれなくて有給フル消化して何とか産休まで持たせて、とにかく仕事だけは落とさないように頑張ったけど勤怠ガッタガタで申し訳なさの極みだった。
◆出産
これは2人とも安産。2人とも出産日過ぎても産まれてくる気配が全然なくて、入院して促進剤打って産んだ。
上の子6時間、下の子の2時間とかだったかな。もしも3人目産んだ場合、30分とかで産まれそうで怖い。まぁ予定ないけど。
◆夜泣き
当時からうちの子あまり泣かないな?と思っていたけど、上の子は結局夜泣きらしい夜泣きがなかった。新生児の頃は夜中の授乳で起こされはするけど3時間ごとの授乳タイマーって感じで無駄な泣きが全然なかったし、生後3ヶ月くらいからは普通に朝まで寝てた。
下の子も最後5ヶ月くらいからは朝まで寝てたけど、何で泣いてるのか分からない泣きが結構あった。3歳になった今でも夜中に不意にわぁーーん!みたいな泣き声を上げことがある。夢でも見てるのか?
◆肌トラブル
上の子は肌トラブル一切なかった。お風呂上がりに保湿して終わり。
下の子は早々におむつ被れが悪化して、おむつ替えの度にお尻洗ったり薬塗ったりが面倒だった。2人目で慢心してオムツ替えの頻度が悪かったのかなと反省したけど、多分普通に肌が敏感だったんだなと成長した今も保湿剤塗りながら思う。
◆発育
上の子は首の座りも、腰の座りも、ハイハイも、つかまり立ちも、全てが早目で、ハイハイした翌週に掴まり立ちした時は、母子手帳と大分違うな?!ってなった。
下の子は、全てゆっくりで、離乳食始まった時点で腰が据わってなかったからベビーチェアじゃなくて膝の上に抱っこしてあげてたな。ハイハイは結局一度もせず、長いずり這い期間を経て立って歩いてしまった。ハイハイ機能搭載されてなかった。
◆食事
真面目に離乳食作って長らく大人とは別メニューで育ててたら薄味好みに育ってしまい、外食に行くと辛い(味が濃い)とよく言っていた。肉魚が苦手で野菜の煮物とか汁物とかが好きな子だったから、お子様メニューに食べれるものがなくて、お子様とは??となってた。
下の子は上の子の反省を踏まえて多少雑にメニューを考えていたというのもあるけど、割と何でも食べる。肉魚の方が好きかな。焼き魚をむしゃーっと鷲掴みして食べた時は驚いたし、ポテトとかナゲットとかオムライスとか上の子が全然興味なかったものを普通にむっしゃむしゃ食べるので、想像上の子どもの食の好みだ!となっている。
◆言葉
上の子は言葉で説明すると理解してくれる子で、発語する前からこれは危ないから触らないでと一度言うとその後一切触らない子だったので物を壊したりとかのトラブルが全くなかった。1才10ヶ月くらいで2語文を話し出したなぁと思ったらあっという間に文章になり、2才過ぎには助詞がついた普通の会話になっていた。
下の子は2才前後で2語文になって、2才半くらいまでは、とーちゃ、ぷんぷん、やなのぉー(=お父さんが怒るのが嫌だ)みたいな赤ちゃんしゃべりを長らくしてたな。未だに滑舌はちょっと辿々しいかもしれない。言われたことは理解するけどそれより自分の好奇心が勝るタイプで、3秒前に怒られた内容を繰り返して話聞いてた?!ってなる事が多々ある。
◆人見知り
上の子はとにかく人見知りで知らない人がいる場所では絶対母親から離れない、知らない人とは一言も話さない、で人混みでの迷子とは一生無縁な感じだった。6歳の今ではまぁとりあえず挨拶くらいは普通にできるけど、知らない人は割と警戒してるかな。
下の子は場所見知りも、人見知りも全然しないで、知らない人の前に行ってやぁ!って勝手に挨拶するタイプ。お菓子くれる人がいたらそのまま着いて行って誘拐されそうな気がする。言い聞かせてはいるけれど。
◆イヤイヤ期
イヤイヤ期っていつからなんだろうなって思ってる間に大きくなって、結局上の子はイヤイヤ期がなかった。子どもらしくぐずったり泣いたりはあったけど、話して説明すれば納得してくれる感じ。後、断固母親派だったので、父親だと拒否することも母親が提案すると受け入れてくれたりしてたので大変ありがたかった。
下の子は最近終焉を感じるけれど、よくイヤイヤしては世界の全てが嫌になっていた。エレベーターのボタンが押したかった、ドアを自分で閉めたかった、とかで良くそんなに泣けますね?ってくらい号泣してはその後の一切を拒否して、あぁこれが例のイヤイヤ期というやつですね…とこちらは遠い目をしてた。
◆識字
上の子は絵本より身体を使って遊ぶ方が好きで文字に興味を持つのが割と遅く、ひらがなの読み書きが出来るようになったのは年中。今でも文章より数字・図形の方が得意な印象。読むより耳で覚えるタイプっぽいなとも思ってる。
下の子は2才くらいから上の子のあいうえお表で遊び出して、とにかく上の子の真似がしたくてくっ付いているうちに勝手にひらがな読めるようになってた。勝手に絵本やら図鑑やら広げて読んでるから楽。
◆成長
上の子は標準サイズで産まれてちょっと細身かなと思ったまま成長してずっと平均より背が低い感じ。背の順はずっと前の方。去年大きめで着た服が今年ピッタリという感じで服が2シーズン着れる。
下の子は少し大きめで産まれてそのまま成長を続けて、平均より背が高い感じ。背の順は後ろの方。夏の初めに大きめで買った服が夏の終わりにギリギリになるから服はあっという間にサイズアウトしていく。
小さめの上の子と大きめの下の子で身長差がどんどん縮まってきており、歳の差の割にあっという間に下の子が身長抜かしそう。
親の育て方の影響も全くないとは言えないけれど、子どもの特性って結局本人が生まれ持ったものなんだなと痛感してる。
もしかしてうちの子って育てるの楽な子なのでは?と上の子の時に薄々思ってたけど下の子が生まれて疑問が確信に変わったし、別に親の育て方が上手かったとかそういうの全然関係なくただそういう子ってだけだった。
でも人間難しいもので、上の子を育ててる時の方が圧倒的に神経が張り詰めてて、初めての子育てで緊張していたというか、ちょっと目を離したら死んでしまいそうで乳児期はずっと怖かった気がする。育児ノイローゼとまではいかないけれど、何をそんなに頑張ってたんだろうなと振り返って思う。
多分この先も2人は全然違った成長をしていくのだろうし、大変だなと思うところと楽だなと思うところもそれぞれなんだろうけれど、当人同士は今の仲が良い関係を維持していってくれたら嬉しい。
いやー、でも性格が全然違うと思春期入ったら結構厳しかったりするかな。この先反抗期とかもあるだろうし、どうなっていくんだろうな。
(何となくだけど厨二病が面白いことになるんじゃないかと思ってる笑)
自分が一人っ子だったのでそもそも家の中に子どもが複数人いることが新鮮だし、子どもそれぞれの個性を間近で見比べるのはとても興味深い。
同じ赤ちゃんでも、同じ年の子でも、全然違うものなんだね。まぁほんと、当たり前のことなんだけれど。
結婚当初
俺:正社員
妻:パート&日常の家事全部&別居してる要介護の妻の親のサポート(脳梗塞おこした)
俺「仕事マジしんどい、パワハラ上司のせいで同期が全員メンタル病んでやめてった・・・」
結婚3年目(去年)
俺「働きたくない・・・適当にバイトしながら家事だけしてたい・・・」
男女平等だからこれまでの男女の役割逆転してもいいはずだって話は聞いてたけど、俺のところがまんまそれ
お互い兼業主婦と正社員してるときよりストレスもなければ喧嘩も減った
だがやっぱりこうなると子供は無理だな
妊娠した時点で働き方に制限がかかる。どれだけスムーズに妊娠出産しても絶対に仕事は穴が空く。
そしたらその穴は絶対誰かが埋めるし、キャリア的にも遅れをとるから将来的に収入にダイレクトに影響がある
万一つわりがひどかったり肥立ちが悪いと職場復帰自体年単位で困難な可能性がある
妻の母がそのタイプで妊娠3周目から出産までひどい悪阻、出産時は多量出血でタヒにかけ、正社員として戻れたのは妊娠から5年後
専業主婦の祖母がいてもそんな状態だったらしく、万が一妻がそうなってしまうと一瞬で家計が傾くし、
俺たちは頼れる親族がいないから、妻が社会復帰が困難なくらいダメージ負った場合、俺が育児しつつ就活することになり正社員復帰が困難極まりない
男女平等は素晴らしいけどさ、女性が働くとやっぱ子供は難しいわ
妻の親が施設に入れたら俺が正社員復帰してワンチャンあるか?とも思ったけど、それがいつになるかわからん以上、やっぱ無理そうだな
妻が「今の仕事が確実に維持できることが確証としてあるなら子供産むけどね
ほんと、そこだよ。女性が妊娠出産で働けなくなる期間ができるのがリスク高すぎる
そら嫌だろ痛そうだし悪阻とかきつそうだし
何が楽しくて1週間股から血をだばだば出さねばならんのか、と言ったところ。
しかもまだ授乳もあるので、今の私の体は上からも下からも血液を出してることになる。
生理があることは妊娠できるであろうといういい事だし、健康のバロメーターのひとつでもあることは承知している。
けど、不快。
ふと、男に肉体的に辛いことはないのか?と思った。
例えば勃起すると痛いとか、射精すると「射精痛」がある人がいるとか、月1で1週間ほど精液か尿辺りが垂れ流しになるとか。
もちろんそんな事は今までの人生で聞いたことがないが、男女別に呼ばれる保健体育で伝えられて秘密にされたりしてないか。
月1で痛みと共に血を流して、妊娠で悪阻や陣痛の痛みを感じ、出産の出血もあるのに更に授乳で血を持っていかれる女と、出すだけで肉体的な負担はほぼ無い男。
あんまりずるいとか言いたくないけど、ずるいなぁと思ってしまった。
(追記)
やっぱり基本的に肉体的に痛みや大変なことはないんだなって思った。
強いて言うなら暴力の欲望が強い人は抑えるの大変だってところかな。(ホルモンが多いと考えるべきなのか)
もちろん他にもフィジカル的に大変なのはあると思うけど、それは女もあるよ。
母乳がどうのとか保育園可哀想だとかいろいろ言われたりもするし。
男も母乳的なの出るとか、月1で金玉が張りまくって歩くと痛いとか、繁殖に伴う苦痛がないよねいいよねって話でした。
ちなみにピルは前まで飲んでて助かってたけど、まだ授乳が必要な子がいるから今は難しい。
終わったら再開してみようかな。