2023-02-19

子どもを持ちたいという人が少し怖い

タイトルの通り。

増田アラサーのJTC管理職でそこらへんにいる普通OL

友人は結婚している子がほとんどになってきていて、そのうち子どもがいるのが3割くらい。

そもそも結婚に向いてない性格で、自分結婚して家族を持つイメージはないのだけと、パートナー探しをしていると「子供が欲しい!」と言い切る人がわりといて驚いている。また、友人たちも第二子、第三子を迎える子や「そろそろ(子どもを産むことを)考えてるよ」などど言う子も増えてきている。

二十代中盤くらいまでは増田もなんとなく結婚してなんとなく子どもつのかな〜なんて考えてたけど、ここ2年くらいは結婚自分にとっては利用しなくてもいい制度かもなと思い出し、子どもについては可愛いとは思うもの妊娠したいとか自分の子どもを出産したいとかはほぼ思うことはなくなった。

子どもを持ちたくない理由はいくつかあるかなと。

まずは、妊娠したくないということ。

増田はわりと体型が大きく変わることが無理なタイプで、自分お腹が大きく膨らむことを想像すると言いようのない恐怖が襲ってくる。そんな自分を受け入れられる気がしない。

それから悪阻による体調の変化も怖い。働きながらなんとか運動も続け、コンディションを一定に保つことでここまでやってきているのに、そのペースが崩されるのではと思うと、ちょっとな…となる。

それからお金

増田はわりと裕福な家庭で育って子どもの頃から海外旅行とか連れて行ってもらってたりしていたけれど、今のこの自分年収600万程度で、何をするにもお金がかかる世の中で十分な子育て環境は得られないし、自分がかつて与えてもらっていただけのもの自分の子どもにも同じように与えられるとは到底思えない。

それに共働きでないとやっていけないで、いつも疲れ果てた親ってどうなの?とも思う。

前にいた上司子どもが二人いる人だったけど、奥さん子育てフルタイムでは働かない中、子ども習い事、送り迎え、休日家族サービス、上がらない年収、まわらない家計、車を手放さないといけないかも、といった話を聞いて「なぜそうまでして子ども二人も…」と絶望した記憶がある。

そして仕事。一つ目の理由でも触れたけど、やっぱり体調面や育児自分キャリアを狭められてしまうことが怖い。女の先輩たちがこぞって産休育休に入って行って、年収も上げずにそのまま時短勤務に入って行った姿を見て、何のために働くのかなと思ってしまった。実際今も部下に時短勤務の人がいるけど、赤ん坊が体調を崩せば在宅とはいえ仕事はままならず休むしかなく、継続的キャリアを築くとかそういった次元ではなさそうだなと。本人ももはやそんな風には考えてなさそう。

こんな資本主義が加速していく世の中で持つ人と持たぬ人が分断されていっているのに、子どもに関してはそこをすっぽり抜いて「欲しい」か「欲しくない」かでしかさない人、というか割と「欲しがることは正当である」と考えている人が多くてびっくりする。

自分の子どもにどれだけのことをしてやれるつもりで、将来のこの世界がどれほど生きやすものとして捉えているのか…。

犬猫飼いたいとレベルの違う話だと思うんだけどな。

世代政治にめちゃくちゃ文句言うわりに孫はしっかり期待してて、大きな矛盾を感じてしまう。

  • 基本的な優先順位が違うんだろね まず自分が充分幸せになった上で余裕があれば子供を作るのか まず子供を作った上で可能な限り幸せを追求するのか

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