愛する人がいたら嬉しい。愛する人と一緒に生きていきたい。でも愛する人との子どもがいたらもっと嬉しい。そう思う人もいれば、思わない人もいる。
もし自分が男だったら、子どもを欲しがっていたと思う。あくまでも妊娠して出産して、肉体的に身を犠牲にするのは女なわけで、男は行為さえすればよいのだから。私も男に産まれていたら、愛する女の中に射精をしてみたかった。そして愛する女の膨らんできたお腹を見て、十月十日後に無事に産まれた赤ちゃんを見て、嬉しさを噛み締めるのだ。
そして産まれた子どもを可愛がり、たまに遊びに行き、成長を見守る。
身を削って産んだわけではないがそこには愛情が芽生えるのだろう。
でも私は女だから欲しくない。子どもは可愛いとは思う。だが悪阻で苦しみ、痛い思いをし、だけど産休・育休が明けたら働かなければならない。そうなった時にやっぱり女が主体として家事をしているケースが多いと思う。話し合いをして分担をしてるご夫婦もいると思うが、どうしても女に家事の比重が傾いているような愚痴が周囲から聞こえてくる。正直にいうと、その状況を想像するだけで苦しくてデメリットしか浮かんでこない。
女が社会進出してきて久しいが、仕事と家庭を両立しなくてはいけなくて、収入も子育てをすると火の車。
昔のように男は働き、女は家を守るっていう構造は子孫を繋ぐためには利点もあったのだろうと感じる。