(悪い意味で)
じゃあなに貰えれば子供増えるねんって思った絶賛2歳育児中ますだが日記を書くよ
【前提】
•年齢共に20代後半
•娘2歳認可保育園
•世帯年収1000万程度
•祖父母隣県
なんとなく二人くらい子供を産むことを想定されてそうな世帯だけど、うちは子供は1人って決めてる。
国からの金銭的援助が増えれば産むかと言われると、多分産まない。クーポンは普通に嬉しい。
理由を一言で表すと、妊娠〜出産〜育児の一連の流れが現代にそぐわない につきる。
現代って、辛いことはそこそこ回避できるじゃ無いですか。嫌な人間関係は切っても問題ないし、仕事だって変えられる。リアルが嫌ならネット上で生きればいい。
制度が整ってないのが問題…とも言えるがそもそもそんな風土がないな〜って思う。
ますだもやるまで育児がこんな大変だとは思ってなかった。母親、もっと誇って良かったと思う。
【妊娠編】
私の場合悪阻がそこそこ重く、吐きまくっていた。二日酔いが休みなく90日ほど続いた。この休みなくってのが肝で1日なら我慢できるものも続くと相当精神にくる。治療法が無いのも最悪で、今でも人生で最も辛い時期だったと断言できる。
仕事も穴を開けてしまったりしてさらに落ち込む。これを子供を育てながらやるってのは考えられない。
妊婦検診もそこそこの頻度でやってきて、その度に休みの申請出して埋め合わせして。検診自体も性器に遠慮なく機材をぶち込まれる。普通に痛いし不愉快だけど、これも仕方ないことだ。
加えて妊娠糖尿病になったから血糖値管理にインスリン注射を毎日3回。こっちも別で検診ありだから会社を休まざるを得ない。食事だけが唯一の楽しみだがそれも奪われる。
【出産編】
いや痛ぇんだわ。無痛も効かないことがあるってなんだよ…あと産後も痛い。1ヶ月くらい出血し続ける。
【育児編】
1歳半で歩けるようになるまでが辛かった。特に最初の1ヶ月は、3時間ごとに授乳が必要。授乳の準備をしてると間2時間くらいしか自由な時間はなく、里帰りしてたにも関わらず寝たのか寝てないのかわからない状態が1ヶ月続く。酷い偏頭痛にも悩まされて、不調of不調。拷問だし人権はない。
職場復帰した後は、時短勤務による周囲からの冷ややかな目と、子どもの看病のための突発的な休暇が辛い。休暇って言ってもこっちは休めてないのに業務は逼迫する。周りもこちらも辛い。
仕事をそこそこちゃんとやってるので、噛み合わせの悪さはかなりしんどかった。共働きでどっちもバリバリ働いてるって人は、多子を望まなくなるな〜って印象がある。
【総括】
デジタル偏重な世の中なのに、身体に依存する出産はアナログなままで、不便さや不快さが我慢できる閾値を超えている。(勿論改善のしようもないし。)