はてなキーワード: メンテナンスとは
1秒でも早く売却処分したほうがいいし、持たないのが最も利口。
資産1億円以上を有している堀江貴文や上念司、西村博之なんかも車は負債なので持たないのが実情。
あなたがお金持ちになれるかどうか一瞬でわかる質問/「自動車は資産と負債どっち?」
http://www.goodbyebluethursday.com/entry/to-be-rich
回りくどい説明は後回しにしましょう。お金持ちになれる考え方における正解は、「負債」です。
会計に詳しい方や、簿記を習ったことのある人は、異議を唱えるかもしれません。確かに、会計学上、自動車は「資産」の欄に計上されます。
なぜならば、お金持ちの考え方における資産と負債の考え方は、「それがお金を生み出すかどうか」で判断するからです。
その判断基準を持って、「自動車」をもう一度考えてみましょう。
新車で買うと数百万、車検に保険にガソリン代がかかります。月日が経てば、メンテナンス代も嵩むでしょう。
ゼロです。
・車両代金 ・カーナビ、チャイルドシート等のオプション費用 ・消費税
・駐車場代金 ・オイル交換等、諸々のメンテナンスコスト ・燃料代
・自賠責保険(強制) ・自動車保険(車両、対人、自損 etc.)(任意)
その上、交通刑務所リスクや自他の死傷リスクも極めて高い乗り物・・・自動車
実名公開、顔の公開、懲戒解雇、刑務所懲役につながる場合も多いのが自動車交通犯罪。
自動車運転手及び同乗者の年間死者数は1200人以上。これは自転車の約3倍も車内で死者が発生している事実を示している。つまり自動車依存者は自転車利用者より短命。早死に。そして車は馬鹿しか買わない負債。
自分のブログもあるものの、退職日記ははてなに書こうと思っていたので、書いてみます。
地元の独立系SIerの中小企業という表現が、この会社に最適な表現だと思います。
売上のほとんどは、地元に本社がある大企業が「地元を使う」という方針により案件をくれることで発生しているものでした。
私には「その大企業のシステム開発をしたいな」という希望があったため、入社しました。
まぁ、ブラック企業だったんですよね。
「残業代が出たら1年目で年収1000万を超える」と表現したら、見事に言い表せていると思います。
だいたいは日付が変わっていました。入社日はとても優しかったので、23時という早い時間に帰らせて頂くことができました。
一番長い日では6時から4時まで働いており、1時間だけ気絶してから出社するという感じです。もちろん残業代は完全ゼロです。
それだけの時間、入社したばかりの新人が一体何をしているのか。
そこまで仕事が多いわけがない、お前の仕事が遅い、無能ではないのかと思う人もいるのではないでしょうか。
現実は、新人研修を受けて学んだことに対する「報告書」を延々と書き続ける、ただそれだけです。新人研修の内容は、外部の研修に放り込んだ方が圧倒的に先進的で実践的なスキルが身に付くであろう、非常に退屈なものでした。
文系出身、プログラミングのプの字も知らない人向けに、C言語でハローワールドを書こうとかそんな感じの内容が新人研修ですね。
この社長は少しでも気に食わない内容があるとブチギレるため、研修の担当社員(新人1人につき担当1人)が怒られないことを目的に、徹底的に書き直させ続け、日付が変わります。
「社長のこういったお言葉によりこういった気付きがありました、本当に有難うございます」と、意味不明なことを書いたりしていました。
とは言えこの社長、その日の気分で言うことが180度変わるし、知識もイマドキのIT大好き大学生以下です。
報告書の内容に正解など存在せず、どんな内容のものでも理不尽にブチギレます。そのために研修担当社員は、見えない正解を目指し、少しでもマシになるよう、延々と書き直しを命じます。
私はこの書き直しにゴールが存在しないことを察し、「ずっとスマホ弄って遊ぶ」という抜け道を見つけました。
残業代が出ないのですから、仕事ではない、つまりサボりではありません。担当社員が限界を感じたら帰宅OKになります。他の同期入社はずっと頑張って書き直していたように思えます(もしかしたら私同様に抜け道を見つけていたかも知れませんが)。
また社長は性格も非常に陰湿で、新人のうち1人にネチネチと粘着し、クッソどうでもいいような内容にひたすら突っ込んできます。
良く言えば、気に入った人をより成長させようと頑張っているのかも知れません。でも現実はただのパワハラ、いじめ状態ですね。
これでも孫が生まれたことで温厚になって来たらしく、「昔は怒声とともに灰皿が飛んでいた」という話を、30代40代の社員からはよく聞きました。
私はこれ、孫の存在は関係なく、時代が変わったことで流石に手は出せなくなっただけなんじゃないかと思っていますケド。あ、私はターゲットになることはありませんでした。
同期のうち、やたらとやる気あるタイプが2人いたので、社長はそっちに気を取られていました。ちなみに社員による社長のあだ名は「キムジョンイル」です。
私の1年あとに入った世代だと、胃に穴を開けて吐いて辞めた人がいました。しかも気の毒なことに女性だったと思います。
"思う"というのは、新人はほぼ全員3ヶ月以内に過労で辞めるので、穴が開いたのが誰かあまり覚えていないからです。もしかしたら、同時期に辞めた別の男性が穴を開け、女性は普通に過労で辞めただけだったかもしれません。確かなことは、入社3ヶ月以内で1人、穴を開けて辞めた人がいることです。
どちらにせよ、この世代(私より1年あと)は、1年経つ前に、1人を残して皆過労で辞めました。
また毎朝始業前に「会社の駐車場のポールを下げる」とか「掃除(中も外も)」とかも新入社員の仕事でした。もちろんサービス出社です。
中小企業と言えども、地元の大企業が地元のよしみで仕事をくれるため、売上はそこそこ安定しているようで、小さいながらも自社ビルを建てることができました。
ビル管理会社を入れる規模ではないため、メンテナンスは新入社員の仕事になったわけですね。4時にポールを上げて6時にポールを下げるその行為に何か意味があるのか、私には理解できませんケド。
私は同期入社がいて、なぜかみんな1年では辞めなかったので、週交代にすることでかなり負担を軽減できてマシでした。
多くの世代では「自分以外みんな辞めた」という状況になるため、サービス出社の頻度が高くて大変そうです。
1人辞めると連鎖反応でドドッと辞めますよね。全員辞めて絶命する世代がいないのはわりと不思議です。
私は毎日出退社時刻を分単位でノートにメモし、特に帰社時には親へ「今から帰る」とメールすることでデジタルな証拠も残し、辞める時は全部請求するんだと同期と話をしていました。
同期はこれにより私を「ヤバい奴」と認識したらしいのですが、法的・権利的には、私は正しいことをしていると思います。
こんな会社をなぜすぐに辞めなかったのか。結局、時間と金ですね。
大学には奨学金を借りて行ったので、すぐに仕事を辞めてしまうと本当にお金に困ってしまうわけです。買いたいものも多かったですし、せめて1年は耐えて少し貯金を作ってからと思っていました。
あと、これだけの時間サービス残業していると、新しく就職活動する時間がないというのもあります。仮に時間があったとしても「もう就活はやりたくない」というのもありました。
一般的によく言われる「3年は続けろ」は、あまり気にしていませんでした。
「すぐ辞めると、すぐ逃げると思われる。3年頑張ることで、逃げる奴ではないと評価される」と言えば、たしかにその通りかもしれません。
でも「さっさと見切りつけて辞めろよ、貴重な時間を3年も捨てるな」というのも、やっぱりその通りです。人によって考え方が変わります。面接官がどう思うかなんて、運ですよ。
さてさて。
1年は耐えようと言いつつ、3年以上も勤めました。具体的に何年かはあえて割愛します。
それだけの期間なぜ続けることができたかというと、会社に仕事をくれる大企業に「客先常駐」で出向となったのです。
日本の中小IT企業あるあるの、合法的な人身売買ですね。そろそろ辞めて転職活動するかなと思っていたところで出向を命じられ、その出向していた期間が丸3年です。
その大企業の人はとても優しく、楽しく働くことができました。
また自分で言うのもなんですが、私は有能な人材だと思います。その大企業内でとても重宝してもらえ、少しではありますが経営戦略の手伝いなどもさせて頂き、配属部署には、転職して社員にならないかとの声もかけて貰えました。
が、人事部が「取引先からの引き抜きはダメ」「どうしてもするなら会社の許可を得ること」と言ってしまいました。
一応、ダメ元で社長の許可を得ようとしてみましたが、ボーナスが劇的に減らされました。
これにより転職の決心がつき、転職エージェントに登録し、転職活動。結果、超大企業へ転職しました。東証一部上場企業には、その中にも格付けとして、Topix Core30とかLarge70とかの指標があるみたいですが、そのあたりです。相当な規模の会社に入ることができました。
新卒時では、学歴フィルターで落ちていたと思います。そして私の社会人としての経歴は、大企業へ常駐してやっていたことが全てなので、この出向がなければ大企業へ入ることはできなかったでしょう。
そう考えると、出向を命じた前の会社のおかげとも言え、少し感謝もしています。
とは言っても、異常を極めた新人研修を耐えた後は、実業務のプロジェクトに参加し、そこからは極めて普通のブラックIT企業です。
ひたすら設計と開発で、毎日22~23時には帰ることができました(残業代はありません)。
が、頭おかしい新人研修を乗り切ってしまったせいで、この時間を苦痛と感じなくなっていました。
苦痛と感じなくなったと言っても、これがブラック労働であるという自覚はあったので、労働基準監督署にタレコミを入れました。
その結果、労基の監査が来たのですが、強制力がある監査ではなかったらしく、社長が追い返しました
「労基の監査がありましたが、問題なしという結果になりました」という感じの社内報があり、目玉飛び出るかと思いました。確かに、追い返したから問題ありではないな!
それ以降、残業をつけるなという命令が厳しくなったようです。書類上は定時退社がより徹底された感じでしょうか。
他にも、座っている時間が長すぎて重度の慢性前立腺炎になり、金玉まで炎症が広がり、早退して病院へ行き、早退した分給料引かれたりと、地味なクソエピソードはあります。
毎日ずっとサービス残業してるのに、所定労働時間に足りない分給料を減らすって、お前脳髄液でもお漏らししてんのかと思いましたね。
祝日があると週休3日になってしまうので、土曜を出社日とし、そこを会社指定の有給とするという制度です。法律上、従業員が自分で指定できる有給を5日残せば、それ以外は会社側が指定して使わせることができます。
これによって1年頑張って有給を残しても、次の年の土曜への充当で有給を使わせて、5日以下の場合は法律対応で増やす、つまり「有給が年5日な上に、残しても溜まらない」という感じでした。
2年目の時、頑張って残した有給が蒸発していることに気づいて総務部に乗り込んだら「使い切らなかったお前が悪い」という回答を得ました。
世の中のブラック企業ってこれですからね。ブラック企業の実態を知らない政府が「有給年5日以上使用を義務化!働き方革命!」とか言ってますが、現実これですからね。
あ、一応、勤続年数1年ごとに有給支給日数が1日増えるので、年間有給支給日数が、年間祝日数より5日以上多くなれば、そのオーバー分が溜まるようになります。
辞めるかな~と思っていたら前述の出向で3年も社外にいたので、その間のトンデモブラックエピソードはなかったりします。そのため、一気に直近のエピソードに移りたいと思います。
2018年末の忘年会では、直前になって社長が「バンドを聞きたい」と言い始めました。忘年会の2週間くらい前だったらしいです。
慌てて社内でギターやらドラムやらを扱える人を探し、忘年会の会場に許可を取ったりと、幹事は非常に大変な思いをしながら準備したそうです。
社内だけでは足りなかったため、外からバンドメンバーの知人にヘルプに来てもらったりしたのですが、忘年会には席がないため、演奏時以外、隅っこでぼ~っと座っている姿を見かけました。しかも、楽器類も全てを自分たちで持っているわけではないので、レンタルのものがあったらしいのですが、会社はお金を出しておらず、自腹のようです。扱いが酷すぎますね。
私は音楽のことはあまり分からないのですが、素直に楽しめるバンドだったと思います。
社長もこれには満足でしょう。
社長「うるさい」
忘年会の後、幹事は社長に呼び出され、激しく叱られていました。
バンドを要求し、そのバンドにうるさいとクレームを入れる人間は、相当なレアモノ、希少種だと思います。
また年明け、バンドに参加した社員の一部は会社を辞めていました。
あまりの理不尽さにキレて辞めたのか、社長が辞めさせたのか、もともと辞める予定だったかは分かりません。流石に、辞める予定だったと信じたいです。
私は年明けに「辞めます」と会社に連絡(客先常駐ですから、電話で)。
法律では退職日の2週間以上前で、一般論では1ヶ月以上前がマナーでしょうか。
私は2月末の退職を年明け連絡ですから、ほぼ2ヶ月ですね。十分にマナーを弁えた連絡でしょう。が、「就業規則では何日前連絡か知ってるのか?」という言葉が向こうから出てきました。
私は入社日からこの日のためにずっと労働基準法を調べまくって来ました。退職絡みの労働基準法は全て覚えました。
そのため「就業規則なんて知らないが、法律は2週間前なので、十分に余裕がある連絡です」と言ったところ、「法律なんて知るか、就業規則は~」でした。
こんな反論になっていないセリフを堂々と、しかも怒鳴って出すことができるその知能レベルには辟易としますね。法律は「知らなかった」では通用しない世界なので、ぜひ覚えておいて頂きたいところです。
まぁ、転職先がもう決まっているため、これは辞めるという確定事項に基づく事務手続きです。辞めようと思っている相談ではありません。
法知識がなくても、この状態ならば「辞めます」の一点張りで突破は誰でも余裕でしょう。
3月ももう終わりが近づき、4月から新しい人生を歩む人がたくさんいます。
私のようなブラックIT企業に入ってしまった人は、「3年耐える」と「すぐ辞める」で悩むことになるでしょう。
どちらも同じくらいのメリットとデメリットがあります。ブラック企業に入ってしまった、人生終わりだと絶望することなく、自社の分析をし、どちらが良いか考えましょう。まだ巻き返せます。いえ、うまくやれば、新卒時には考えられなかったルートへ進むことだってできます。ソースは私。
私のように耐えるのであれば、その耐えている期間で、転職先に売り込む武器となる経験やスキルを身につける必要があります。
何もせずただ時間が過ぎるのを待つだけでは、人生の貴重な時間をブラック企業の養分として捧げるだけです。
何も身についていないまま歳を食ってしまったら、企業は新卒を取ります。
この企業で耐えても時間のムダだと思ったならば、すぐに辞めましょう。
少子化により人手不足が叫ばれる世の中、新卒と2年目新卒とでは、差はありません。
xevra先生が「運動瞑想睡眠野菜350g」とよく言っているけども、30代になってくると睡眠と運動の重要性はとてもよくわかる。
ちゃんと寝ないと、単純にダルいし、何より身体が重い。十分に睡眠を取った時は、身体が本当に軽いし、仕事もサクサク進む。
身体をほぐすのにも、運動は重要。この年になると、鍛えるというより、ガタがこないように定期的に動かしてメンテナンスするという意味合いの方が強い気がする。
野菜350gは野菜ジュースで誤魔化すとして、問題は瞑想である。
そして何もせず目をつぶって座っているだけだと、小人閑居して不善をなす」の諺のようにどうでもいいことばかり考えだしたりして、あまり良いとは思えない。
まずはじめに言っておきますが会社の経営を考えてサビ残しろとか安月給で我慢しろとかいう話ではないです
これは経営者目線とは言えません。会社にしがみつく奴隷目線です。
自分自身の世帯を経営するのになんの戦略もなく時間と得られる報酬を削って会社にしがみつくのは奴隷根性です。
方針がなければ時間・金・労働力という資源をあらぬ方向にばらまいて無駄にします。
余暇を重視するのか、収入を重視するのか、家庭を重視するのかを決めましょう
資源というのはだいたい金・時間・体力・知識や技能・性格・家族・運のことです。
自分の持っている資源を知らずして戦略を立てることはできません
経営戦略を実行するのに資源がなくては何もできません。特に人的資源は経営者・管理職次第でその能力を大きく変えます。
人的資源のメンテナンスの具体的な方法は休養・お金を含む物質的な報酬・感情的な報酬です
・その人が褒めてほしいと思っていることを褒める
心からそう思っているように見せる、褒めている自分すらそう思っていると騙す演技力が必要です。
あなたの取引先(勤務先)はあなたが投入した資源、あなたが出した成果に見合ったリターンを返してくれますか?
だめな取引先だと思うならあなたにとって都合がいい、あるいはまともな取引先になる教育しましょう。
それが無理なら取引先を変えることも考えましょう。本当に今の取引先(会社)はベストですか?
某所(字数制限のあるところ)で自分の家計・労働力などを経営者・管理職任せにするような発言が多かったからです。
「それは経営者・管理職の仕事だ。自分らが配慮することではない(労働者の能力に見合った分だけの仕事の割り振り等)」的な発言ですね。
それは一面から見れば正しいことですが、会社・管理職はあなたのママじゃありません。
あなたの家庭の経営を他人任せにするようなもので、良い経営者なら配慮してくれるでしょうが、
大抵の経営者は落ちている財布に手を突っ込むようにあなたを搾取します。
もう一つはこれからは労働者が管理職・経営者を育てなければならないと思ったからです。
無能な経営者・管理職は罪悪です。それを許す労働者はその罪悪を許していることになります。
なので、無能経営者・管理職を教育、あるいは退場させるためには労働者が経営者と管理職を評価できなければなりません。
メーカー系SIer(仮にF社とする)が過去に作成したJavaのソースコードを読んでいるんだけど、非常に読みにくい。
これ読んでメンテナンスする身にもなってくれよ...。
もう疲れた。
ブコメを見てて興味が出たので。
・基本的には「売りたくなった時に買い手がいそう」な家であれば、自宅購入は、払うはずだった家賃の代わりとして考えればそんなに大きく損だとは感じないと思う。もちろん現在の住居費やどこに住んでるかにより異なるので、おのおの支払ってる住居費で計算してみたらいいとは思うが。
・災害等で、それなりにまともに建てて、それなりにまともに管理された鉄筋コンクリート造の建物が全壊するケースは少ない。これは戸建も築年数が浅ければ同様だが、戸建はメンテナンスも個人責任になるので選ぶのに見る目がものを言う。あと基礎杭が入ってる戸建なんてのはないので戸建は津波には弱い。散々映像で見たところだとは思うが…。辛い。あんな津波二度と来ないでほしいが、最低限人命・財産を保全するには杭が打ってある建物(中高層建物)の方が確率は高い(ただし低層階はだめなんだよなぁ…まぁこれは何造だろうが同じだ)。
・災害で半壊したとしても建て替えなあかんやろ、というのは当然。でもこれも戸建も同様。ここ数年の災害発生地で見ても「戸建だから楽」ということは考えないほうが良い。というか災害発生リスクに関しては工法はどれであれリスクは同程度と考えたほうが良い。要するにカネだ(後述するが、カネが寄ってくる場所であれば何とかなったりもする)
・「埼玉の一戸建て買うわ」のブコメが人気だが、埼玉が好きなら良いと思う。こんなもん好き好きだ。
ただし駅から結構距離がある場合は要注意。首都圏の郊外には昭和50年代~80年代後半までの時期に笑うほど「郊外型ファミリー住宅」が出来ていて、これが東京圏の労働人口を支えてきたわけだが、「たくさんある=売れ残りやすい」ということでもある。超人口減少時代に売れ残るのはぶっちゃけコレ。素人が適当にメンテナンスしたプレハブ住宅とか普通に15年も経てば建物のリセールバリューはゼロだ。
・ぶっちゃけ一番ヤバいのは東京都下、神奈川、埼玉、千葉の駅から10分以上の古マンション。実家がこういう家だったら、いっそこの1年ぐらいの間に売って両親にも引っ越してもらうぐらいでもいいと思う。モノによっては「ぜんぜん売れない」可能性すらある。親が倒れて老人ホーム代でお金が必要、なんて駆け込み売却は足元見られるしなぁ。
・問題は、将来売りたくなった時に「それなりに売り手が付く」ということ、すなわち不動産開発業者、デベロッパーが好んで選びがちな場所(駅から近い、高い建物が建てられる、都心、など)であれば、「その場所にカネを出してもいい」という輩がいるので、例えば古くなっても不動産屋が「わてらの会社と組んで建て替えしましょうやー、売上折半にして建て替え費用にしたらよろしいやんかー」と誘ってくる。マンション建て替え、大規模修繕なんかもビジネスモデルになりつつあるので、「場所が良けりゃ」そういう業者が出てくる。
・建て替え時期を待たずに売却することも、場所がゴリラなら大丈夫。立地ゴリラ増田のように立地にカネ出す人が現れやすい。不動産は、オンリー・ロケーションである。
・賃貸派は、ご両親の実家がそのまま手に入るような良い環境であれば無問題。ただし兄弟が居る場合は自宅はんぶんこにするのすげー無理なので兄弟仲を良くしておく&ちゃんと親が元気なうちに話し合っておくように。揉めるぞぉ~~
・もしくは、賃貸派は、老後のすまい用の貯金をしっかりしましょう。我が家は貯金をしっかりできる気がしない浪費型家族なので家を買って住居費を固定した。ローンは6年で完済。35年ローンを35年かけて払うのは論外。半分~1/3ぐらいの期間でで繰り上げ返済できるスケジュールを組んでおく。ローン返し終わったら急に家計に余裕が出て笑う。貯金のペースが2.5倍になった。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20190212091153
元日に母親にあけおめメールをしたら、今年こそは早くあんたの子供の顔が見たいねぇって内容の返信が来た。
で、ふと思った。
よくよく思い出せば、機能は備わっていた。でも、だいぶ錆び付いているし、メンテナンスも2ヶ月くらい忘れてる。
というか、性行為自体が金を払ってサービスを受ける物もしくは動画の中で自分の自慰行為の為に他者が行う物って認識でしかなくなっている。
相手を見つけるという行動も、選ばれたイケメンだけが可能な行いで、目の前の現実の中でイケメン以外が主体であっても行われる事って認識も薄れてた。
孫が見たいと言われても、現実世界で自分が子供を作ることそのものの現実性やリアリティが完全に失われているのである。
この人との間に子供を作りたいという愛情や、その手前の性欲に振り回されたような独りよがりな恋の感情ももう手元には無い。
これが老いであり、恋愛と縁遠い人間の末路であろうとひしひしと感じている。
お母さん、ごめんなさい
私にとって子作りはあなたの死と同じくらい、知識としてはあっても、現実のものと想像できないことなんです。
今年も私の孫は生まれそうにありません。
俺がティーンエイジャーになって間もない頃の話だ。
「バイトでもしようと思ってるの」
母は俺たち家族にそう告げた。
「それはまた……どうして? 別に家計が苦しいわけではないだろう」
「有り体に言って、やることがないの。家事はほとんど機械がやってくれるんだもの。実質的に私がやっているのは、その補助と言ってもいいくらい」
母は専業主婦というやつで、少し前までは大忙しだった。
しかし、現代科学の賜物は母を楽にしていくと同時に、仕事に対するモチベーションも奪っていった。
そして、俺たち兄弟は成長していくと手がかからなくなり、自分で出来る範囲のことはやるようになった。
母が今までやっていたことは徐々に減っていき、自分だけの時間が大きくできたわけだ。
「子供が自立していくことは親として喜ぶべきなんでしょうけど、同時にメリハリもなくなっていくのよねえ」
しかし、そうして出来た時間は中身がなく、ポッカリと空いている状態だった。
「あなたは仕事で夜に帰ってくる。子供達は学校から帰ってきたら友達と外へ遊びに行く。キトゥンは躾ができてる上、子供達が世話するからエサをあげるくらいしかやることがない。自分の身体のメンテナンスだけで、残り時間は潰せないの」
「うーん、なるほど……だけどその空いた時間を仕事に費やさなくてもいいんじゃないか。自分だけの時間なんだから、趣味だとか、もっと有意義なことに使えば……」
「私に必要な“有意義”が、そういうものじゃないってことくらい分かってるでしょ?」
母は無趣味な人間で、やりたいこととやるべきことを直結させた人生を送ってきた。
それで充実していたし、不満もなかった。
以前、センセイがそう言っていたのを思い出す。
だけど、こうも言っていた。
『難点は、常にやるべきこと、やりたいことを追い求める人生になりやすいってところだな。やるべきことがなくなれば、やりたいこともなくなるからね』
まさに母はその体現者だったのだろう。
結局、反対する理由もなかったので、俺たちは母のやりたいようにさせた。
「うーん……丁度いい条件のがないなあ」
入り口近くに貼られた求人紙に目を通していくが、都合のいいものは中々見つからない。
「おや、マスダさん。珍しいところで出会いましたね」
声をかけてきたのはセンセイだった。
「そんなところです。とは言っても、ここに貼られているもので目ぼしいものはなさそうですね。良い条件なのは、既に持っていかれたのでしょう」
「そうなんですか……じゃあ、他のところで探した方がよさそうですね」
「後は相談窓口ですね。ここに貼られているもの以外を見繕ってくれることがあるので。それに期待しようかと」
「へえー、じゃあ私も行ってみようかしら」
母はセンセイと共に相談窓口へ向かった。