はてなキーワード: マグカップとは
性に合ってることに気がついたのでjapaneseを除外する
日本人の声はくどい。気が散る。
でも見た目は日本人じゃないと厳しいんだよな。
今は競泳水着にハマっているので
swimwearとかswimsuitとか適当に検索をかけて探す。
案の定スク水が引っかかって舌打ち。
あのてのエロゲの出来損ないのような演技は何なんだ。全く趣味じゃねえよ。
そんなこんなしつつ、いい感じの動画を見つける。
水着がアシックスなのがいい。触り心地が良さそうでイマージネーション広がる。
乳も揉んだり出したり揉んだり、股を自分で触ったり触らせたり。
スターウォーズの怪物みたいな玩具の件りを経て、関西人はとうとうすっぽんぽんになる。
この辺りで自分はゴムを装着した。ゴムをつけるタイミングは大事だ。
続きを再生。関西人に合わせるつもりで自分のそれを振り続ける。
クライマックス、金髪が四つん這いで胸をプルプルさせながら悶えるなか
関西人と僕はほぼ同時に昇天した。作り物くさい画面のなかの白濁が自分のものにも見えた。
Fine
さてこれで眠りにつけるかな?というと僕の場合そうもいかない。
毛深くなることを恐れた思春期に編み出した、ホルモンバランスへのささやかな抵抗が由来である。
「白いものを出して白いものを取り込むってどうなんだか」とふと疑問に思うこともあるが未だに続けている。
マグカップ二つに合計400mlほど注いだところでパックの中身はきれいになくなった。
明日何かのついでに買うべきだが忘れそうで怖い。何だっけ?牛乳か。
牛乳を飲みつつスマホをいじる。テレビやらTwitterやらざっと見たあと増田を開く。
相も変わらずバカと辛気臭さとちょっぴりの知性でこのサービスは成り立っている。
といっても僕には貧乏たらしいオナニー談くらいしか特筆することがない。
それは僕も馬鹿な奴だから仕方ないことのはずだ。思うままに書いてみようじゃないか。
それにしてもやっぱり春はスク水の季節だよなあ。
ぼく「先輩ノーボーダーですよ。国境なんてなくなっちゃえばいいんだ。」
ぼく「へのかっぱですよ」
先輩「まずはティシュを侵入」
先輩「次はマグカップだ。お前の目の前に置いてやるわ」
先輩「お前が持っているお金を、机の境に一枚ずつならべて」
ぼく「へい」
数時間後
ぼく「ああ!お金がなくなっている!」
先輩「次は紙に一万円と書いて四方に置いておいて」
ぼく「へい」
お昼休み後
ぼく「ああ!前後左右の一万円と書いた紙がなくなっています!」
ぼく「困る!」
ぼく「返してって言っても逆に怒られました」
先輩「自分の土地でも隣との境で揉めるのに、それが国境レベルだったらなおさら無理だよね」
ぼく(先輩。陣取りゲームでわかりやすく説明しようとしてくれましたが、なんかちょっと違うと思います。)
今日あったほんとうのはなし。
たんぱく質:豚こまなど
野菜を切ってボウルにいれる。
フライパンに油を入れて火にかける。
豚肉を入れる
入れた後はゆっくり肉をほぐす。
急いでやるとフライパンの温度が下がる。
肉の色が変わったら野菜を入れて炒める。
それ以降は余り振らずに菜ばしでかき混ぜる。
・もやしは水っぽくなるので避ける。
・味付けが早いと水っぽくなる。
卵3個を軽量カップに割り、塩コショウ3振り
よく混ぜる。
フライパンを火にかける(中~強火)
バターが溶けたら卵を入れる
固まるまで混ぜ続ける。底のほうが固まってきても混ぜ続ける
気合でまとめる。
大根、かぼちゃ、きのこ、にんじん、ごぼう、たまねぎ、こんにゃくを一口サイズに切ってなべに入れる
が全部隠れる以上に水を入れて火にかける。
沸騰したら豚こままたは豚バラ(豚汁用)を入れる。
あくを取って少し煮込む。
味噌で味をつける。
1口大に切ってあるとりもも肉を上に乗せる。
ふたをして弱火で30分。決して覗かない。
ひたひたになるまで水を入れと薄味ぐらいに白だしを入れる
なるべく厚切りの肩ロースを買う
塩コショウをして弱火で焼く。
皿に載せはさみで切る。
豚ロース肉も同様
弱火で転がしながら焼く。
クッキングシートの上に鮭を置き7分
牛スジと水を鍋に入れ火にかける。
沸騰して灰汁がなくなるまでとり続ける。
灰汁がなくなったらお湯を捨て水で洗う。
鍋にコンニャクを入れる。
水300CC、砂糖大さじ2、酒大さじ3、醤油大さじ3、みりん大さじ2、白だし 大さじ1
を入れて煮込む
野菜を切って鍋に入れる。
たまねぎはみじん切りにして中~強火で水気がなくなるまで炒めてから入れる。
皮を向いてすりおろす。
卵、白だしを入れて混ぜ合わせる。
ご飯にかけ、わさびをつけて食べる。
大根を切って鍋に入れる
サバ缶を汁ごと入れる
ひたひたに水を注ぐ。
沸騰と火を止めて放置を2回ぐらい繰り返す。
味噌で味をたす。
味噌を入れてお湯を注ぐ。
常温に戻してジップロックにいれる
酒少々、しょうが、塩を入れる
鍋の水の中で空気を抜きながら袋をとじる。
火をつけ沸騰したら火を止める。
皿に移し、はさみで切る。
[ト・タル][文][形動タリ]
1 虫などがうごめくさま。
「―として御玉杓子 (おたまじゃくし) の如く動いて居たものは」〈漱石・趣味の遺伝〉
2 おろかで無知なさま。また、そうした人が秩序なく動きまわるさま。
「―たる凡俗の徒輩」〈谷崎・神童〉
【閲覧は自己責任で】
サラリーマンは小遣いが貴重だ。
子供が夏休みに入ると同時に弁当をこさえることをやめてしまう嫁から、その代わりにと500円ばかりの昼食代を援助してもらっている。
学生時代から昼食代を切り詰めては遊興費に回すことは得意だった。
最近では家にある冷凍ご飯を持ち出し、コンビニのレトルト惣菜とインスタント味噌汁や粉末スープで300円前後に抑えるのがマイブームだ。
会社のレンジとポットを使えば、温かいスープと主菜、さらにサラダまで楽しむことができる。
個別の皿に盛られて出てくるだけで3倍はかかると思うと、最近のコンビニはランチ産業までをも脅かしているに違いないとよく知りもしない畑の心配をしていた。
以前からもコーヒーはインスタントで楽しんでいた。缶やペットボトルなんぞは外で飲む以外に買う理由はない。
これらすべてを100円ショップで買ったどんぶりとマグカップで楽しんでいる。
ずぼらな私ではあるが、ここで使い捨てを選んでは元も子もない。
ランニングで考えれば洗剤のほうがはるかに安価なのは考えるまでもないことだ。
コーヒーの水面を揺蕩う湯気は、自分の経済観念を讃えているかのようだった。
そんな私だが、コーヒーと砂糖をすくい取るスプーンを入れるカップだけは使い捨てを使っていた。
濡れたスプーンはカビの原因になる。
そのためにすくい取る専用の乾いたスプーンを用意しておいたのだ。
そのスプーンを瓶に刺しておくのも棚に直接おいておくのも憚られたため、汚れたら捨てれば良いとプラスチックのカップを用意したのだ。
もともとがずぼらな私だけに、我ながらいいアイデアであると感心していた。
コーヒーやスープなどが置かれた棚に並ぶように、一枚のタオルを半分に折りたたんで敷いた上にそれら食器一式は置かれている。
洗ったのちの乾燥もそこで行っていた。
四六時中パソコンのモニターとにらめっこしては、そこに現れる問題点を潰していく仕事だ。
正義感も罪悪感もなく、ただただ単調に害虫を発見しては潰していくのだ。
そんなちまちました作業には、自律神経を緊張から開放させてくれる温かいコーヒーが不可欠だった。
さて、午前のノルマを終え優れた経済観念を楽しもうといつものように逆さに向けられたどんぶりを手にした時だった。
何の気なしに、安物と言えども丈夫な作りをしてくれているなぁとどんぶりを覗きこんで見たのだ。
そこで私は、クリーム色の陶器に反射する蛍光灯の光を遮る何かを見つけてしまった。
目を凝らして見ないとわからないほど小さな、それも一つではなく、数個の、どんぶりの色によく似た白い個体が、陶器に足を滑らすでもなく、自由自在に動きまわっていた。
蟲だ。
急いで流しに駆け寄ると勢い良く水で洗い流し、半ばパニック状態になりながらも洗剤も使って念入りに洗い直した。
動くたび鳥肌が衣服に触れ、まるで小さな蟲が体中を蠢くようなかゆみに耐えながらふと疑問が頭をよぎった。
「いつからか?」
普段ならどんぶりの中など気にもせず、レトルト食材を袋からどんぶりに移してレンジにかけていた。
ラップに包まれていた温め終えたご飯をどんぶりに加え、さらにサラダまで盛りつけて食べていたのだ。
加熱処理をしているから問題ないという言葉が一瞬浮かんでは見たが、それがなんの慰めにもならないことに気づいてかえって苛立ちは増して行った。
そんなことを考えながら食器の置かれていた場所に戻ると、コーヒースプーンの入ったプラスチックカップが目に飛び込んできた。
そこには、カップの底にわずかながらの、しかし暫くの間放置されたであろうコーヒー豆と砂糖のカスを見ることができた。
やつらはどこからかこの匂いを嗅ぎつけ、時間をかけてここに仲間を呼び寄せたのだ。
コーヒーはかれこれ半年ほどこうして飲んでいる。食器を買い込んで惣菜で弁当を食べ始めたのはここ1ヶ月くらいの話だ。
よもや期せずして昆虫からのタンパク源摂取の臨床実験を成功させていたとはなんという皮肉。
こんにちはれいむだよ。ゆっゆっゆっ。
カフェ探訪記事も3回目だよ。こんなのが続くと思ってなかったかられいむもびっくりだよ。まああまあまさんは生活必需品だから仕方ないよね。
さて第一回ではITC(意識高いカフェ)、二回ではIHC(意識低いカフェ)を紹介したんだけど今回紹介するのはそんな「意識軸」にカウンターを加える存在だよ。カフェ業界にはこの「意識軸」に対応する思想としてニューウェーブであるKOFC(これが俺らじゃ普通だからカフェ)という潮流があるんだよ。
具体的に言うと地方色を押し出したカフェだね。意識が高いとか低いとかは関係ない。俺たちのシマじゃこれがデフォルトスタンダードだからね。自然体だから。そういう主張を武器に展開するカフェです。
まあITCってものそのものが、欧米的なKOFC主張(NYじゃこれが普通だから、パリじゃこれがスタンダードだから)をありがたがって舶来輸入したという背景が無きにしも非ずなので、れいむも水筒をじゃばじゃばあらってラテを入れてもらってありがたく職場に帰ったりもしたものだよ。
どうでもいいけど、そういうことをやってると、竹筒を持参した氏子さんに御親水を入れてあげてた巫女時代を思い出すね。ゆっくりしたライフだったよ。境内の日蔭部分に竹ベンチを作って、そこで竹水筒(バンブーボトル)に自家製麦茶を詰めてあげれば500円くらいとれるんじゃないかな。神社が近所のひとびとの喫茶ポイントになる画期的アイデアだと思うんだけど、なんでそういうの無いのかな。あ、そか。Wifi環境と電源が必要だからか。むずかしいね。
話が脱線しちゃったよ。
今回は国内KOFC(これが俺らじゃ普通だからカフェ)の雄「珈琲所コメダ珈琲店」にやってきたよ。国内の喫茶店文化の中でも異形の進化を遂げたギアナ高地ナゴヤから現れたニューヒーローだよ。
れいむが普段通っているのは都内僻地にあるコメダなんだけどね。
どれくらい僻地かっていうと近所の住んでる住民ですらそこが都内だとは意識してないというような場所にあるんだ。この地域にある都内有数の巨大公園は首なしライダー都市伝説発祥の地として名高いよ。
さてそんな地域にできたコメダ珈琲なのでヤンクのたまり場になっているかというとそんなこともなく、客の過半数は老夫妻、老婦人数人連れという落ち着いたものだよ。男性老人が老眼鏡をかけて新聞をにらんでいたりもする。
コメダ珈琲の思想性はメニューを見ても明らかだけどコーヒー豆の種類とか女々しいことは言わないよ。そんなの選ばせたって庶民はわからないもんね。こっちでブレンドしたのを飲めって感じだよ。アイスコーシーかアイスオーレでいいんだよ。ゆっゆっゆっ。
れいむのおすすめは「たっぷりアイスオーレ」だよ。ガムシロは事前に入れてもらえるよ。大きな金属マグカップに入って出てくるんだけど、このマグカップは中空断熱だとおもうよ。いつまでたっても氷が解けないからね。
コメダと言えばモーニングだとか大盛りだとかハンバーガーでかいとかなんだけど、このへんは実をいうとそこまで感銘を受けなかったよ。最近どこのファミレスでもモーニングを500円前後でやってるしね。ボリューム勝負をするのであれば大差はないよ。コメダのイートメニューの美点はその気取りのなさで、サンドイッチもバーガー系も、自宅で惣菜をはさんだような素朴なおいしさがあるよ。
客層に反してここのコメダも全席にコンセントがあるので、れいむはれいむのカフェ日記を書くこともできる。いたれりつくせりだね。やったー。ぴょんぴょん。
などとここまでコメダ珈琲を普段使いのできるカフェとして持ち上げておいたけれど、隣の席に女子中学生集団がやってきてかき氷を食いだしてから霧散しちゃったよ。うわー。引くわ。どんびきだわ。
女子中学生が「やべえ」「まじやべえ」っていってるよ。普段だったら「お前たちの語学力がまじでやばい」と突っ込む(内心)だけど、横目で見たられいむも「あれはやばい」って呟いちゃったよ。
コメダ珈琲のかき氷はレギュラーサイズとミニサイズに100円しか差がないから、そりゃ、それくらいならレギュラー食っとくかと思う。みんなそう思う。その考えを察知して、レギュラーを下痢確実なサイズに巨大化するのは、れいむどうかと思う。罠なのかな。
割とかわいい女子中学生三人組がお腹をさするカフェという意味不明を目撃してしまったよ。
そんなわけでれいむのカフェ探訪3はおわりだよ。
機会があったらまた報告を書くよ。
クズフリーターなんで実家に寄生してんだけど、とにかくカーチャンがいらんものを溜めてる。そして買ってくる。
俺ががんばって消費した期限切れのオイスターソースがまだあと二本ある。
やたらとパンを買ってくる。しかしだれも食べない。だから買ってくんなって言ってんのにまた買ってくる。
食パンや惣菜パンなら俺や父もまだ食う気になるのだが、レーズンとか入ってる。
洗いにくい食器(食器洗いは主に俺がやってる)を正直捨てたい。
しまうときも一番下に重ねたりとささやかな抵抗をするが、いつの間にか食卓に並んでる。
湯呑みとかコーヒーカップも、普段使わないのに三セットとかある。そのくせマグカップやグラスが足りなかった。
買ってきたりおばあちゃんからもらったりした。
だが、ここでメールクライアントを立ち上げて、なし崩しに仕事になだれ込むようでは、真の仕事人とはいえない。
始業前はね、誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。
マグカップに注いだコーヒーの香りを静かに吸い込む。いい匂いだ、タマラナイ。
そして、おもむろにマインスイーパを起動し、無心に地雷を発掘する。
マインスイーパで、考えながらマス目を開けているようでは、まだ初心者である。
やりこむことにより、だんだん反射的に開けられるようになる。
そう、賢明なる読者はお気づきかもしれないが、瞑想中とゲーム中では似たような脳波となるのである。
マインスイーパは社会人にとって必須の瞑想ツールといっても過言ではない。
id:xevra 先生はさぞかし名のあるマインスイーパーであることだろう。恐ろしい恐ろしい。
毎朝きっちり10回マインスイーパをトライして、コンプリートした数、平均タイムスコアを手帳に付ける。
これを習慣化することにより、標準的な自分のパフォーマンスを可視化することができる。
できる社会人は、朝の時点で当日の自分のパフォーマンスを把握しているもなのだ。
また、はてなーの諸君は、人気エントリーに上がってくるライフハックを日々実践されていることと思う。
だか、それらのライフハックの効果を客観的に把握しているだろうか。
○○でテストに受かった……○○しなくても受かったのでは?
○○で体調がよくなった……気がしているだけでは?
もはや、マインスイーパによるパフォーマンス可視化の効能は繰り返し書くまでもないだろう。
そう、ビル・ゲイツはマインスイーパをWindowsに標準装備することにより、世界一の金持ちになったのだ。
午後3時、人によっては人間火力発電所になっているかもしれない。
だが、ここで一度仕事にブレークをかける。焦るんじゃない、俺は腹が減っているだけなんだ。
少量の甘味を取り、軽く体操して気分をリフレッシュしてマインスイーパを起動する。
午後のこの時間に自分の集中力はどの程度残っているか。それによって残業の方針を考える。
いたずらに長時間働いてミスを連発しては本末転倒である。ミスを挽回するには大きなエネルギーが必要だ。
集中力を切らして仕事をするくらいなら、何もしないほうがよい。
ゲームの地雷を避けられないものに、リアル世界の地雷を回避できるわけがないのだ。
昨晩、十一時半過ぎまで残業が延びたが、ホテル代の申請のためには更なる非人道的な頑張りが必要らしく、仕方なくオフィスを後にした。
埼玉の自宅への終電はとうに出てしまい、帰れない。仕方なく、八ヶ月ぶりに実家に帰った。
学生時代、午前一時近くに池袋から終電が出る西武線を乗り過ごしたことはなくて、終電乗り過ごしちゃった///という台詞を言ったことは最後までなかったとどうでもいいことにあたる。男の私だが、一度くらいは言ってみたかった。
いつからか始まった駅の高架化工事はまだ終わっていないらしい。
来るたびにちょっとずつどこかが変わってる。前回は泥酔と二日酔いでろくろく周りを見る余裕はなかったから、さらに少し前、前々回からの一年間の変化を目の当たりにしていたのだろう。
家路に着く。変わらない門戸を開けると、自分が知らない甘い香水の香りがした。
今年から務め出した妹の'体質改善'だそうだ。その妹が後少しで帰ってくるというのでそれまで母と雑談する。
妹の年俸は、二年目で自分の年収を超えるらしい。うわ、自分の会社はやっぱりブラックだな。おどけて言うと、添削教師を務める母が、「十年以上続けてるが土曜に初めて出社することになったからあの会社も遂にブラック企業になった」と愚痴話を始めたので笑って流しながらも黒いモヤモヤを抱えずにはいられなかった。
実家だという安心感と何かしらのコンプレックスは、この家ではセットだ。それが苦しい。
その第一号にして、家を出る理由にもなった、今ボストンに赴任中の父……それを知って帰る気になったのだが……に会いに半月家開けるから、何かあったら宜しくねと楽しそうに予定を話す母に、自分はやはり何も言えない。相槌を打つしかない。
妹が帰ってきた。社会人になった妹は学生の頃よりさらにケバくなっていて正直ヒビった。お水とは無縁の業界のはずだと思っていたのだが、母は今娘は全身狩猟モードなのよと好意的な目線。全く問題ないらしい。SEとして働くうち、自分の見識が遠く狭くなったのだろうか……
カビの巣と化した自宅のユニットバスに湯船を張ったのは数回しかなく、久々のお湯に、浴びるように浸かった。体を洗おうとしたが、ボディタオルは、父と母と妹の三枚しかない。石鹸も、シャンプーも。消去法で全て妹のものを借りた。
よくよく見れば至る所が"3"つのペアだった。歯ブラシ。タオルケット。マグカップ。いつの間にか新調されていた居間のソファセットの席の数。この家に男は今一人しかいないのだなと思った。
寝間着は、横も縦も大きい父よりも上背があまり変わらない妹の方がちょうどいい。何も言わなくても用意していただいた母の親切が心に響く。
朝、出かけに、実家に残していった本棚から軽く読めるものがないか探す。そこだけは自分が家を出た時から、時間を止めていた。わざわざ持っていくまでもないと置いていったネットランナーズの表紙に2005年のネット用語と大きく書かれたポップが堪らなく懐かしい。あの時読みたいと段ボールで持ち出した単行本のいくつかは既に手放した。電子書籍化したけど、バックアップに失敗して誤って消した後それっきりの文庫もある。だが、ここにある本だけはあの日選り分けた当時のままだ。最近続編が出版された梨木香歩の家守綺譚(ハードカバーの方)と蟲師の5巻で迷った挙句、隣の父の書棚から冬目景の漫画「ももんち」を抜き出して、鞄に入れっぱなしになっていたKindleWhitePaperを代わりに突っ込む。頭がどうかしていた。
夫にイライラしたとき夫の事ばかり考えてしまう。嫌な事ばかり考えるのは時間の無駄であるのはわかっている。
できれば全く関係のない楽しいことばかり考えていたいが、どうしてもその事ばかり考えてしまう場合は諦めて服のチェックを始める。修復不能な袖口のほつれや穴を見つけたらラッキー。クローゼットから出して思いっきり放り投げる。
穴が空いているとはいえ勝手に物を捨ててしまうと後で責められたときに言い訳できないので、あくまでどう思う?とお伺いをたてるために別にしておく。
捨てておいてと言われたらまたまたラッキー。力ずくで破ったりハサミで切り刻んだりした後雑巾にする。雑巾にしたらトイレ掃除に使うのがオススメ。憎しみをこめて磨くと綺麗になったころには少しだけ夫に対する執着や期待が薄まっている。どこかでわかって貰えると期待していた自分に苦笑いする。
他にも夫のいない間にイライラを解消する方法として、洗濯を取り込んだ後自分の物だけ畳んでしまい、夫の物は良心が痛むまで放置したり、夫のマグカップを台拭きで拭いたり、先にお風呂に入ったり、内緒でお菓子を買って食べるなどがある。
無意識に自分が我慢していたことの多さに気がつくことが大切である。
自分に厳しい人は他人にも厳しいというし。
ずっとひとりの女の子に片想いしてて、その子に渡すものなんだけど。
ちなみに相手は彼氏持ち。
でも最近ちょいちょい二人でご飯とか行ってる。
唯一の相談相手である、社内でその子と一番中のいい女の子によると「いまチャンスだよ!」とのことである。
まぁとはいってもいいとこ補欠の一番なので、あんまり高すぎたり、後に残るものだと問題も大きいだろう。
今までもその子が好きなキャラクターのキーホルダーとかマグカップとかあげてて、それはすごく喜んでくれた。
(思いっきり後に残るものじゃねーか!というツッコミはさておき...)
余談だけど、会社でそのマグカップ使ってくれてるところを見るとメチャメチャ嬉しかったりする。
(俺からのプレゼントだということは、もちろん会社の皆には内緒だ)
日用品なんだけどちょっとオシャレでいいもの、ってことで、ちょいお高めのリップケア用品とか贈ろうと思うんだけど、どうだろう。