はてなキーワード: 求人とは
今年中にやらなきゃいけない大量の仕事をなんとか片付けて、帰りに寄ったコンビニでケーキとチキンを買って、暇つぶしに付けたAmazonプライムでクリスマス映画を見ながら1人でホールケーキを食べた。さすがに全部は食べきれなくて残りの半分は冷蔵庫に入れたし、ここ数年恋人もいないし、クリスマス映画なんか見ちゃったせいで人恋しい気持ちになったりしたけど、別に虚しいとかじゃない。元々1人でいるのが好きだし、結婚もする気ないし、来年も再来年も1人でクリスマスを楽しめる人生ならそれはそれで全然満足してる。
でも、ケーキを食べながらこの1年を振り返ってふと気付いたことがあって、それに気付いた瞬間なんか感極まってしまって、誰かに聞いて欲しくて思わずこれを書き始めた。
初めに前置きしておくと、悲しかったことじゃなくて、嬉しかったことの話なんだけど、たぶん私以外の誰にも興味ない話だと思うし、リアルで接点のある友達とか家族に話すにはちょっと恥ずかしいような照れくさいような内容なので、匿名がいいなと。
まず私は今社会人5年目の会社員なんだけれども、今までの人生において、努力というものを全くした覚えがないし、しようと思ってもできないタイプの人間だった。それで開き直って努力なんかしなくても別にいいじゃん、と思えるような人間だったら良かったんだけど実際はそうじゃなくて、努力できない自分に対して呆れるというか、なんというか、なんでもっと頑張れないんだっていう思いを常に抱いていたし、それがいつも苦しかった。こんなことを言うと自慢みたいに思われるかも知れないけれど、学校でも、習い事でも、どこへ行ってもいつも「やればできるのに何故やらないの?」と言われるような子供だった。そんなこと言われてもできないもんはできないし、「努力できることはそれが既に才能だから、その才能が皆無な私は一生中途半端な人間で終わるんだ」という諦めがついてきていた。
元々器用貧乏の気もあって最初は何をやらせても人より上手くできるのに、しばらく続けているといつの間にか努力に追い抜かれていく。そんなようなことが人生のうちで数え切れないほどあって、プライドだけは高いのに能力はそれほどでもないっていう本当にどうしようもない自意識が形成されてしまったと思う。だから私は基本的に人より優れていたい気持ちがあるのに満たされなくて、承認欲求が人よりも強い。
就活の時はそんなちぐはぐな人格を見抜かれたのか、行きたかった会社全部落とされてやさぐれて、結局大学卒業の1ヶ月前になるまで就活もせずぶらついていた。そんな時、さすがに親もまずいと思ったのか「就活大丈夫なの?」と言われて初めてやばいと思った私は慌てて新卒向けのエージェントに行って担当営業さんに泣き付いた。どこでもいいから入れてくださいって言って、そしたらその人は困ったような顔で「この時期ですとさすがに求人もあまりなくて…接客業とIT業界どちらがいいですか」と言った。どちらも激務で人不足な業界で、もうその2択しかないと言われた私は迷わずIT業界を選んだ。何故ならコミュ障の上に体力が壊滅的だったので、接客業なんて絶対に勤まらないと思ったからだ。そうして私はなんとかエージェントのお兄さんが紹介してくれた中小IT企業の新卒枠に潜り込み、なんとか大卒ニートを免れることができた。
入社して数ヶ月は、研修と称してよく分からないシステムの勉強をさせられていた。そこで教えてもらったプログラミング言語とかは結構楽しかったんだけれど、ここでも私はいつものパターンを想像した。最初の方のプログラミングの課題では誰よりも早く提出できたし、それなりに評価されていたと思う。だからこそ、研修担当の上司の言葉が突き刺さった。
「プログラマやSEは、常に学び続けなければいけません。特にこの業界は旬の技術や言語の移り変わりも早いので、努力し続けられない人はすぐ用無しになってしまいます」
優しそうな顔で案外厳しいことを言う人だなと思ったし、この言葉を聞いた瞬間、私はプログラマにもSEにも向いてないなと確信した。まだ入社1ヶ月だったけれど、周りに段々追い付かれている雰囲気も感じていて、既にやっていける自信が無くなっていた。
そうして数ヶ月の研修ののち私は業務委託のSEとして現場に派遣されることとなった。最初の頃は打ち合わせの内容を理解することすらできなくて、手順書通りにポチポチするだけの単体試験などをやっていた。最初の現場では任せて貰える仕事が少なすぎて、暇すぎて、鬱になりかけた。それで、私は初めて暇すぎる仕事に向いてないということがわかった。次の現場ではまさに真逆で、膨大な単純作業をひたすらやらされる仕事だった。暇すぎるよりは忙しすぎる方がマシなんだと思ったけど、体調を崩して1週間くらい休んだ。其の次の現場でもやっぱり単純作業をひたすらやらされて、リリース前1ヶ月は毎日終電で帰っていた。そこで初めてやりがいのある仕事がしたいと思って、今度は企画寄りのことができる現場に入れてもらった。それが去年のことだった。ちょうど入社して4年目で、なんだかよく分からないうちに4年も経ってたなという印象しか無かった。SEは常に学ばなければいけないという上司の言葉をすっかり忘れるくらいにはあっという間の年月だった。
そして新たに入った現場では業界で言うところの「最上流工程」に位置するような、システムの必要性から議論していくレベルの仕事だったんだけど、これがなかなか楽しくて、やればやるほど認められるのが嬉しくて、これは割と最近の話だけれど、私はいつの間にかプロジェクトリーダーにまでなっていた。ついでに自社ではその功績が認められて、役職も付いた。
それで冒頭に戻るんだけれど、チキンとケーキを食べながらこの1年を振り返ってみて、唐突に思ったんだ。あれ、私、今年1年めっちゃ頑張ってたじゃん。頑張ってたし、それが認められて、役職も付いたしプロジェクトリーダーにも抜擢されたし、努力できない人間は生きてる価値無いとすら思ってたけど、これが努力かどうかわからないけど、少なくともこの1年振り返ったときに私めっちゃ頑張ってたじゃん。そう思って、今までコンプレックスに思っていたことが報われたような気がして、ケーキ食べながら泣いた。そんなことで?って思われると思うけど私にとってはすごく嬉しかったし、救われた気持ちになったので、誰かに聞いて欲しかった。
なのでここに書きました。なんだただの自慢じゃんって思うかもしれないし、不快な気分になる人もいるかもしれないけど、その時はごめんなさい。もし最後まで読んでくれる物好きな人には、ありがとうと伝えたい。
『カジュアル面談』に招待しておいて職務経歴書を求める会社に賛否両論「普通の面接と同じ」「その後お祈りされました…」 - Togetterのコメント欄を見て友人を思い出した
求人サイトに登録したところ速攻スカウトメールが来たので、意気揚々として設定した日時に行ったら面接だったと怒っておった
うん、俺もそこ登録したことあるからわかるんだけど、スカウトメールは入力内容の文字列から判定された自動送信だよね
企業にもよるんだろうけど、ふつうは「この仕事に興味あるかもしれないので仕事のお知らせとして送ります、面接日の予約楽しみにしてます」くらいの内容だよね
まずはスペック。
・恋人なし女27歳
・現在は実家だが引越し予定あり。兄妹と同居予定だが金銭的に頼れる相手ではない。
・高卒
上司からのパワハラを受けたり、八つ当たりされたり、それが原因で萎縮してミスを連発して仕事できないお荷物扱いを受け、泣きながら出勤することも多々あった。
今月、原因不明の嘔吐により仕事に行けなくなり、処方された胃薬を飲んでも胃痛が治らなくなった。
一ヵ月経つ現在は嘔吐こそなくなったが、食事をするたびにお腹が痛むため、未だにアルコールや揚げ物、カフェインを控えてる。
胃に関しては近々胃カメラを飲んで検査をする予定だが、恐らくストレスだろう。
胃のことがあり、2週間以上仕事を休んでたためか、先日上司から「3月末で辞めて欲しい」旨を伝えられる。
辞めることはいいのだが、辞めた後どうしようと考え、調べた結果、以下を検討。
・辞めた後すぐ働く
・職業訓練校に通う
・失業保険を貰う(90日)
【辞めた後すぐ働く】
しかし再就職後すぐに解雇されるリスクもあるので、すぐ働く選択肢も捨てがたい。
身体のこともあるし、少し休んでから働きたい気持ちはあるので、保留。
【職業訓練校に通う】
ただ、私が受けたのはポリテクでも人気のIT系だったので、倍率が低い科を選べば可能性はあるかもしれないが…多分みんな同じことを考えてるだろう。
90日の間に何度も試験を受けられるわけじゃないので、あてにはできない。
【失業保険を貰う(90日)】
コロナの影響で失業保険の特例があると聞いたが、コロナが理由の解雇じゃないと適用されないらしい(現在は)。
【失業保険を貰う(300日)】
特定の疾患の診断書があれば、失業保険の給付期間を300日に伸ばすことが可能らしい。
ただ、適応障害や他の病気だと診断される可能性もあるので、この方法は確実ではない。
失業保険を受給する際の注意点がある。それは給付額が直近6ヵ月の給与で決まることだ。
給料を貰った日数が11日以上だと、1ヵ月扱いとなるので、この先3ヵ月にまた身体を壊すなどして休んでしまうと給付額がかなり減る。
また胃を壊してもまずいし、家族がコロナの濃厚接触者にでもなったら終わりだ。
現在、額面17万しか貰っていないので、少しの休みが命取りになる。
……しかし、私に限らずコロナ禍で自宅待機や病欠になる可能性も高いのに、この基準だと困窮する人も多いんじゃないか…。
ただし、問題点がある。
傷病手当金は「直近一年」の給与から平均を計算する。つまり、私のように1ヵ月ほど休んでいた期間があると、その期間も含めての計算となるので、支給額が減る。
元々が7割(私の場合は11万ほど)なので、これ以上減ると生活が困難となる。
非課税とはいえ、保険料と年金は払う必要があるので、11万以下ではさすがに生活ができない。
傷病手当金で足りないお金を補填する制度も、生活保護と障害者年金しかないようだ。
もちろん、アルバイトはできない。
みんなどうやって生きてるの?
ちなみに、傷病手当金受給時は失業保険のように、年金を免除することができないので注意。
調べれば調べるほど、将来が恐ろしくなった。
私はこれからどうなるのだろう。
私には4歳離れた今年19歳になる弟がいる。
弟は中学校までは難なく通っていたが、高校でいじめにあってから不登校→留年→退学→実家でニートという道を歩んでた。
それを見兼ねた父親が友達の会社にコネ入社させて弟もそれなりにやりがいとか見つけて頑張ってたみたいだけど、会社に嘘をつき続けていたことがバレてクビになってしまった。
コネ入社させるにあたり車の免許を取得することを社長と約束していたそうで、最初こそはちゃんと通っていたが、後から面倒くさくなってしまったのか通わなくなって行ったらしい。
免許取得の進捗を社長に聞かれる度に行ってますよーってのらりくらりと躱していたが、それがバレ、もう一度頑張るか辞めるか選択を迫られて辞めることを選んだらしい。
両親も見かねてハローワークで見つけた求人を印刷して弟に渡してるみたいだけどなんの効果もなし。
もうどうしたら良いのか分からなくてお手上げ。
心を鬼にして手切れ金を渡して追い出した方が良いのだろうか。
でも両親にそこまでの勇気はないだろうなぁ。
毎日家事だけ。一緒に暮らしていた家族とも別れ、通う職場もなくなる。
子ども産まなくてもいいから、鬱でもう働けるか怪しいからと結婚したのだが、愛はない。
自分でも馬鹿だと思うが、やりたくないことを投げ出したら楽になると思っていた。
実際は全然楽じゃない、空しい。
自分の人間性のくだらなさ、ひどさを直視するだけの結果になってしまった。
子どもを産めば?と言われた。
好きでない人との子供とはグロテスクだな、と思うし、そもそも私のような人間性の女が子どもを産むべきでない気がする。
はっきり言って私は生きてる価値があるんだろうか。
むなしい。
アルバイトの求人を見ているのだが、正社員で働いていたころの記憶があるので、悲しくなってくる。
実家に帰りたいとも思うが、もう親も私を面倒見れる年でもない。
食べるくらいしか楽しみがない。
専業子なしは低レベルの私には分相応の立場だが、あまりにも空しすぎる。
豪遊できるお金でもなければ、暇すぎるのでは?
嬢側の話。
まあ色々あってちょっと小金が欲しい状況で、できるだけ早く欲しいんだけど、手で抜くだけ?みたいなサービスの所の求人があるじゃん。
あれってどうなの?本当に手だけ?手だけな代わりにビジュアル求められる?
表立ってデブと謗られたことは無いけど、女同士の会話で「最近太ったぁ〜」って言っても「え〜!全然痩せてるよぉ〜!」とは返されないくらいは太ってる。なのに巨乳ではない。C~D
顔が可愛いから好きって2回告白されたことあるからブスではないと思うけど、彫り浅めのエキゾチック寄りの顔してるから微妙かも。
彼氏はいた事あるけど処女。ベッドイン的なこともしてないから本物のイチモツは小学生の時父とお風呂に入った時に見たくらい。もちろん触ったことは無い。
ていうか「触ってヌメヌメさせるくらい技術はともかく心構えはできるでしょ」って思ってるけど実際ははじめて近くで見たらショック受けたりするのかな。
可愛くない嬢もいますか?
デブに振り切れてるわけでもなくぽちゃより柔らかくない半デブもいますか?
金欲しい……
【追記】
中途半端にやって知らん人のモノ触って精神病んだり性病貰ったりして結果のお金が微妙なのやっぱり嫌だから普通に1日イベントスタッフとかやって単発で稼ごうと思う。
Rustって求人あるの?
就職でなんとなく日立市に流れ着いて永住することになりそうな身として、淡々と生活の感想を書いてみる。
中核市でも農村でもない、日本中に沢山ある人口20万人弱の地方都市の一生活者の記録です。
3年ほど前に建売4LDKを購入。
働き方改革が始まる数年前までは残業して帰る時間に空いている店も少なく、娯楽が少ない環境で、他に使い道もなかったので、20代で新築する夫婦は同期の中で珍しいほうはなかった。
掛け捨てのアパート代よりマシぐらいの気持ちで35年ローンを組む。
マンション…はJR駅の近くに新築分譲マンションが1棟ぐらい出ていたが、駅の近くに何もない街並みなので、価格ほどの魅力は感じなかった。
でも某H社の関係で転勤族や単身赴任の人も多いので、マンションは主にそういう方に需要があるのだと思う。
客間が在宅勤務の仕事部屋になり、将来の子ども部屋は物置部屋になっている。
もともと私は物を増やす性質で、夫は物持ちが良くあまりものを増やさないので、ほとんど私の荷物で占領しているのはいちおう申し訳なく思っている。
アパート暮らしのときは電子書籍一択だったのが、紙の本を買えるようになって嬉しい(ほとんど漫画だが)
徒歩5分圏内には、コンビニと24時間営業のチェーン系飲食店が1件。
決して充実はしていないが、孤独を感じるほど何もないわけではないのが良いなあと思っている。
10分歩くと砂浜。
生まれ育ったところは海まで2~3時間の盆地だったので、移住したての頃はどこまでも続く水平線に結構感動した。
今ではすっかり見慣れてしまい、インドア人間なので夏でもいちいち海に行ったりはしないが、それでも晴れの日は通勤中に海が見えるとちょっと爽快な気持ちになる。
オーシャンビューな感じのカフェにもたまに行く。
国道沿いにはスーパーとかホームセンターとかニトリとかチェーン系のファミレスが一通り揃っているので、日常的な買い出しはそこに車で行く。
たしかに車がないとかなり不便。
うちは夫婦ともバス通勤なので、車は1台で充分なんだけど、うちも含めて周辺の物件には3~4台の駐車スペースが確保されている。
私は元々かなり運転に苦手意識があったのだけれど、前職を辞めて1年ほど在宅パート生活をしていた期間があり、時間に余裕があって必要にも迫られていたので、生活に困らない程度には運転できるようになった。
あと、夜でも気兼ねなく出かけられるのは、特に女性にとってはかなり大きなメリットなんじゃないかと思っている。
市内に娯楽施設らしいものはないが、最近話題の公立動物園はなかなか立派なものがあり、子どもが出来たら連れて行ってあげたいと思う。
今にも逃げだしそうなゆるい囲いのカピバラと近距離で触れ合えるのと、珍しいヘビとトカゲがいっぱいいる。
週末何してるかというと、夫はゲームかラズパイ開発か資格の勉強してるし、私はネットか漫画か知り合いのサイト開発などしていて、自宅を謳歌している。
たまには30分ほど海沿いを運転して隣の市のショッピングモール(withシネコン)に行く。
あと、土曜の夜は隔週で、やっぱり30分ほど運転して絵画教室に通っている。
先生が昼は喫茶店のマスターをしている気軽な教室で、デッサンも楽しいが、半分くらいは先生と高校生たちの明るい雑談を聞きに行っている気分。
数年前、インドア人間のくせに、思い立ってSUP(スタンドアップ・パドルボード)に行ったことがあった。
独身時代に住んでいたアパートの近くに、体験プランをやっているショップがあったのだ
ちょうど今くらいの季節で、めちゃくちゃ寒かった。
そのときは海じゃなく流れが穏やかな川で、インストラクターに促されてボードの上に仰向けに寝そべってみると、川の上に寝ている感じが心地よかった。
川で獲れた(?)という鮭のイクラ載せ放題の昼食と、1日SUP体験合わせて5千円。
かなり満足度の高い体験だったが、当時は趣味に投入する色々な(主に精神的な)リソースが足りていなくて、続けるには至らなかった。
でもまあ、その気になればそういうウォータースポーツができる環境もあるし、釣り好きな人には最高の環境だと思われる。
車に乗れない人や学生は遊ぶところがなくて寂しさを感じるかもしれない。
私はこの町で青春を過ごしておらず、余計なお世話ではあるのだが、そのあたりの寂寥感は日立市出身の人気ラノベ作家ヤマグチノボル氏(ゼロの使い魔で有名)の著作からも伺えた。
若くして亡くなった氏の作品には衰退しつつある故郷への愛が込められていて、よそ者の私が後から読んでも、何というか非常にしんみりしてしまうものであった。
これも隣のひたちなか市だけど、邦楽好きとしてROCK IN JAPANに気軽に行けるのは最高。
ネモフィラとコキアも良いのだけど、最近は人気で人が多すぎてあまり行っていない。
某H社様のおかげで市内の同業種求人はいつも需要が供給を上回っている印象。
全部歩いても45分くらいなので、気が向いたら音楽を聴きながら歩いて帰る。
バスは、2005年に廃線になった日立電鉄の線路跡をバス専用道路にしたBRTというものが開通して、かなり便利になった。渋滞に巻き込まれないバスは良いものだ。
(ローカル線好きとしては、電鉄に残ってて欲しかった気もするが)
BRTは自動運転の試験運行も始まったりしていて、ちょっとワクワクしている。
雇用がある町は強いなと思う。私は地元がかなり好きだけど、就きたい仕事の枠が無くて地元を出たので。
正直最初に越してきた頃は、工業都市特有の無機質な景観と沿岸部らしい雨風の強さに冷たい印象も受けたのだけど、ここは働くための町なんだと思う。おかげで図書館とか病院とかも新しくて綺麗。
子どもの興味と合致したら将来は茨城大か茨城高専か筑波大に行ってくれたら経済的には嬉しいかな、ぐらいには思っている。
東京に出たとしても、週末気軽に行き来できる距離なのは良い。特急で片道1時間半、高速バスで片道2時間半。
このまま無職の状態が続けば来月の家賃は明らかに払えなかったので、コンビニで納豆を買った帰りに入口にある無料求人雑誌を抜き取って帰った
飲食、警備員、介護の仕事はたくさんあったが、自分でもできそうな事務作業はあまり載っていなかった
1件だけ、東中野駅で事務作業を時給1080円で募集しているところがあった。ここなら徒歩で通えそうなので、電話してから面接へ行くことになった
駅の改札を出てすぐのマンションの一室が事務所になっていて、「フェニミスト協会グローバル本部」というプレートがドアについていた
ピンポンを押すと年配の女性が出てきて、中に通された。50年ぐらい前の写真に出てくる人がよくしているような、独特のパーマをかけた髪型をしている人だった
折りたたみ机のある部屋で待っていると、また同じ人が入ってきた。この人が面接官らしい
仕事の内容は会員名簿の整理や発送作業、会誌の編集補助などがあり、こういう仕事の経験はあるかと聞かれたので、あることにした。たぶん今までに似たような仕事をしていて大丈夫だと思ったからだ
それで、シュメール語の読み書きはできるんでしょうか、と女性は聞いてきた
なんのことでしょうかと聞き返すと、シュメール語のネイティブスピーカーを希望と求人に書いていたはずですが、と言ってきた
求人雑誌は部屋に置いてきたので確認できないが、書いてあったような気もするし、あんな小さいスペースにそんなことは書いていなかったような気もした
シュメール語は未経験なのですがと答えると、女性は能面のような顔つきになって、うちは古代オリエントのフェニミ神をお祀りしている団体なので、事務に必要なシュメール語ができない場合は時給はマイナス100円になります、また研修期間中3ヶ月はさらに時給が100円下がるのですが、それでもよいのでしょうか、と聞いてきた
ほかに仕事のあてはなかったので、よいことにしたら、それでいつから来られるのでしょうかと聞いてきたので、来週からだと答えて帰った
帰り道、よくわからない異物感を感じて、あんまりあそこへは仕事に行きたくないかもと思い始めた
家に帰ってしばらくしたら派遣会社から連絡があって事務補助を来週からはじめられるかと聞いてきたから、そっちへいくことにした
某地方政令指定都市の中小企業で3年間正社員で働いてたけど、基本給は16万だった(従業員数は150人くらい)
それに、1万の家賃補助と交通費と残業代(平均20時間いかないくらい)が出て、総支給額は20万行くか行かないか
職場は地方政令指定都市の中心部だったので、自家用車通勤は禁止
今年から同業他社に転職して都内勤務してるけど、残業時間も殆ど今と変わらなくて、通勤時間も15分ほど増えただけで、乗り継ぎの回数も変わってない
交通の便が良いので車は要らない
心も楽になった
今なら、前よりも貰えてるし頑張ろうと仕事に対する向上心も上がった
同じ仕事なのに基本給は更に下がり、14万以下
多分残業代はろくに出なそう
民営化された地元の交通を担ってる唯一のバス会社の基本給ですら大卒で17万
地方で、まとも雇われててに稼げるのなんて、医者か公務員くらいしかないじゃん