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2015-02-23

安倍首相の「日教組」ヤジの釈明における「デマ」と民主党の類似例

要点


安倍首相の「日教組」ヤジの釈明における「デマ

安倍首相によるヤジの釈明

まず、安倍首相の「日教組」ヤジの釈明においてどんな発言があったのか。

2/20の衆院予算委員会の質疑応答民主党前原議員安倍首相に質したことは、前日の安倍首相日教組」ヤジという国会における不規則発言手続き正当性であった。

これに対して安倍首相は「事実誤認が明らかである場合には、ここで訂正したこともありますが、今後ですね、静かな討論に心がけたい」と答弁。

再び前原議員が「ちょっと反省が足りないんじゃないですか。事実誤認って、昨日、農林水産大臣の(話の)時に、なんで日教組が出てくるんですか。そこで野次飛ばしたのはは(原文ママ総理自身でしょう?反省もっとしてもらいたい」と発言

安倍首相日教組を持ち出した理由について、「日教組補助金をもらっていて、そして、教育会館というものがあるわけでありますが、教育会館から献金をもらっている議員民主党にはおられて、それに対する質問をかつてかつて我が党がした時に、『これは別の団体から関係ない』というのが、当時の民主党政府としての大臣が答弁した見解であったわけでありますから、それをどう考えるかという指摘をしたところでございます」と述べた。

安倍首相の「日教組」ヤジの理由を補足して箇条書きすると以下のように整理できる。

  1. 日教組補助金を受けていた
  2. 日教組実質的運営する日本教育会館から献金を受けた民主党議員がいた
  3. それについて過去自民党議員が質疑した際に、民主党は法的に別の法人から関係ないと答弁した
  4. から西川農相の献金問題において、精糖工業会館と法的に別法人である精糖工業会を実質的に同一主体とみなし、精糖工業会館による献金政治資金規正法第二十二条の三からの脱法だと批判するのは、過去民主党日教組との資金関係において述べた答弁と一貫性がない


釈明の内容が「デマ」だとする民主党から批判

ところが、安倍首相のヤジ理由事実関係について根拠がなく「デマ」だと民主党から批判がなされた。

答弁と同日の2/20に、細野豪志政調会長自身Twitterアカウントで上記理由1と2について否定し、安倍首相発言を「デマ」だと批判

翌日2/21には、安倍首相にヤジを飛ばされた玉木議員自身ブログ細野政調会長ツイートと同趣旨記事をアップした。

民主党政権期に存在した類似の事例――神本美恵子文科省政務官日教組資金関係における法人同一性問題

実際に存在した民主党と日教組をめぐる資金関係の事例とは何であったか

では、安倍首相のヤジ理由3と4も事実無根だったのか。

端的にいうと安倍首相が答弁内容に合致する事例は確認できなかった。

当時の質疑応答を調べると、ヤジ理由3と4と類似した状況を確認できる事例は存在した。

しかしながら、ヤジ理由1と2に該当するような脱法性を問われたものではなく、

いわゆる政治的中立性が問われた事例であった。

安倍首相の答弁内容の真偽性は今後の答弁で根拠提示できるかどうか次第であるが、

ヤジおよび釈明の意図民主党から批判に対する反論であったのなら、実在した下記の事例を持ち出すべきであった。

その事例とは、2012/3/7の参院決算委員会、3/22の参院文科委員会における質疑応答である

両日ともに質問者自民党義家弘介議員であり、政治的中立性を追及されたのは神本美恵子文科省政務官であった。

この過去の事例を、西川農相の献金問題批判に対抗して持ち出すことは、日本教育会館と日教組との同一性問題において正当化できる。

なぜなら、西川農相の献金問題における「精糖工業会」と「精糖工業会館」の同一性問題が、

民主党政権での政治的中立性が追及された質疑における「日教組」と「日本教育会館」の同一性問題に類似しているからだ。

この関係を図示すると以下の表になる。

事例建物管理法人実質的運営法人
西川農相精糖工業会館精糖工業
神本政務官日本教育会館日教組

この神本政務官の事例で、民主党野田内閣は「日教組」と「日本教育会館」の同一性問題について、両法人同一性否定していた。

具体的な質疑応答の中身

以下では当時の質疑応答を詳しくみていく。

2012/3/7の参院決算委員会3/22の参院文科委員会にて自民党義家議員は、神本文科省政務官政治的中立性を問う質疑を行った。

義家議員の質疑は次のように整理できる

  1. 本美恵子後援会および民主党参議院議員比例三十一総支部(代表:神本政務官)が日本教育会館に所在している
  2. その教育会館を管理している一般財団法人日本教育会館の代表者中村日教組中央執行委員長(当時)で、他の財団理事も教組幹部である
  3. 日教組本部日本教育会館に所在している
  4. 神本政務官日教組組織内候補であり日本民主教育政治連盟日教組政治団体)の議員
  5. 日教組複数の支部が神本政務官政治資金パーティ券を購入している
  6. 神本後援会政務官代表を務める総支部は日本教育会館に賃貸料を払っている
  7. これは事実上日教組賃貸料を負担しているのではないか
  8. 法的には問題ないが、民主党政権閣議決定した国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範に反しており、政治的中立性に問題があるのではないか

これに対して、野田首相平野文科相は日教組日本教育会館の同一性否定し、

神本政務大臣政治的中立性が保たれていると述べた。

2つの事例の類似点と相違点

ここで2つの事例の関係を整理しておこう。

事例建物管理法人実質的運営法人
西川農相精糖工業会館精糖工業
神本政務官日本教育会館日教組

まず類似点とは、建物管理法人建物運営法人との主体同一性問題論点となったことである

この点で、西川農相の献金問題追及に対する反論として神本政務官の事例を持ち出すのは正当であるといえる。

なぜなら、民主党野田内閣がその同一性問題において同一性否定していたかである

次に相違点において重要なのは合法性の質的相違で、

2つの事例はともに合法なのだが、西川農相の事例ではその脱法性が追及されたのに対して、

神本政務官の事例ではそもそも脱法性は追及できない。

政治資金規正法第二十二条の三は、国から補助金を受けた法人に対して当該給付金の決定通知を受けた日から1年間の政治献金を禁止している。

この規則を用いて反実仮想を行うと、もし同一性を疑われている2つ以上の法人が同一に扱われるような法改正が行われた場合

西川農相の事例では違法性を問われることになる。

脱法性の追及が民主党の玉木議員ブーメラン

産経新聞報道によると、「政治資金パーティーの対価として、支援者男性(66)が社長を務める県内の食品会社グループ計8社から計280万円の支払いを受けていた」。

もちろん、これも現行法では合法なのだが、パーティ券の購入主体実質的に同一であるとみなされる場合、脱法の誹りを免れえない。

なぜなら、政治資金規正法第二十二条の八に、「一の政治資金パーティーにつき、同一の者から、百五十万円を超えて、当該政治資金パーティーの対価の支払を受けてはならない」という規定あるからだ。

これまで、実質的同一性を論拠に西川農相の脱法性を追及してきた玉木議員に、その追及が反転してしまったのである

2015-01-16

結婚住宅購入の類似性

結婚住宅購入って似ているところがあるように思う。

結婚住宅購入も、ある種の投資だ。この投資は、一度行うと、その後の選択肢一定程度制約される。

解消は可能だが、それには経済的負担を伴う可能性が高い。

したがって、「自由でありたい」「身軽でありたい」「将来の状況変化に柔軟に対応したい」ということを重視するのであれば、あまり合理的選択肢とは言えない。

また、一概には言えないが(結婚場合共働きなら家賃等が節約できるということがあるし、住宅にしても不動産価格上昇の可能性はある)、それをしないという選択肢に比べて、経済的リスクを負うことになる可能性が高い。

しかし、経済的デメリットの反面、経済以外の点でのメリットもある。

一つは、自分の帰る場所拠点を持つことによる安心感や、一つのことに長期的にコミットすることによる満足感である。これにより、経済的指標では測りきれないメリットがある、と感じられる場合には、多少経済的リスクをとってでも実行するということになるであろう。しかし、実行したからといってこのような安心感や満足感が得られるかどうかは、やってみないとわからない。一種の賭けだ。しかも、結婚についても、住宅についても、実行したらそれだけでずっと自動的安心感や満足感というメリット享受できるわけではなく、絶え間ないメンテナンス必要である

また、少なくとも現在日本では、結婚または住宅購入により、一定社会的評価を得られやすい傾向はあるだろう。

もっとも、結婚または住宅購入がどの程度社会的評価につながるかは、当人の置かれている環境による。こちらは、安心感や満足感というメリットに比べて、あくまでサブのメリットだと思う。

では、結論として、結婚住宅購入をするのがよいのかどうか。

これは、個々人の価値観次第としかいえないが、個人的には、「失敗するかもしれないが、もし機会に恵まれたのなら、経済的リスクにとらわれず、やってみればいいのではないか」と思う。

結婚にしても住宅購入についても、本当にどうしても合わなかったら、解消する道がないわけではないのだ(経済的な損はするかもしれないけど)。

本当にリスクを避けて効率的合理的に生きたいと思ったら、それはずっと単身で、なるべく安くて立地のいい賃貸住宅に住み続けるのがよいのかもしれないけど、致命的ではない程度のリスクをとって何かに挑戦してみるというのは、それはそれで(失敗した場合にはその失敗の過程も含めて)得難い経験になるのではないかと思う。だから、もし機会に恵まれていて、しかし将来のリスクを考えて迷っているのであれば、やってみたらいいだろう。どうせいつかは死ぬんだし、それは明日かもしれないんだから、あまり失敗した時のことを考えて足踏みするのはもったいない

他方で、特に「これだ!」という機会に恵まれなかったら、無理に結婚住宅購入というところで大きな賭けをする必要はないだろう。

一番馬鹿馬鹿しいのは、自分では納得していないのに、周りに流されて、しなくてもよい大きな賭けをしてしまい、かつ失敗することだ。

結婚住宅購入は、一般的には、他のことへの投資に比べると、リターンを得られる可能性が高い投資として見られてきたように思う。

しかし、納得していないのに実行した場合は、安心感や満足感という、本来の大きなメリットは得られにくいだろう。社会的評価というサブメリットだけのために実行するには、賭け金が大きすぎるように思われる。

2014-12-01

マイルドヤンキー論とダサピンクの類似性

マイルドヤンキー」は単なる情報弱者

http://toyokeizai.net/articles/-/54586

http://b.hatena.ne.jp/entry/toyokeizai.net/articles/-/54586

これで思い出したのが、数十年前の主婦向け商品の開発現場の話。

おっさんばかりの会議の場で、「主婦バカから適当商品出してりゃ満足する」と言う認識をあからさまにして開発していた、んだそうな。

少し前にやたらと「女性視点を重視するのがビジネス成功秘訣」うんたらと言われていた時代があったけども

それはそれ以前に「女性視点は(例え女性ターゲットとした商品だろうと)完全無視」だった時代があった故なわけで。

勿論今でも「女はバカから適当商品出してりゃ満足する」と言う認識で開発された商品がまだまだ世に溢れていて、

それに「ダサピンク現象」と名付けて解説したのが先日話題になった↓の記事

http://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20141123/1416735993

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20141123/1416735993

マイルドヤンキー論にしても似たようなものを感じる。

商品開発やマーケティングなどの現場多数派である「都会のエリート男性からしたら、

女性田舎者も「理解出来ないし理解するつもりもなければ理解したくもない」対象なんだろう。

でもビジネスとしてはそいつら向けの商品も出さなければならない。

かつての田舎者は都会に憧れていたから「これが今都会で流行ってるよ」と言うだけで食い付いてくれたけど

(と言っても中には食い付かない層も居て、それは無視されてただけなんだろう)

今の田舎者は都会に憧れないからそれが通用しなくなった。

さてどうするか、となった時に出て来たのが安易かつ見下し路線バリバリマイルドヤンキー論、ってわけだ。

きっと「都会のエリート男性が考えた勘違いマイルドヤンキー向け商品」、ダサピンクならぬダサヤンキー商品もあるんだろうな。

つーか、彼らはそんな仕事したくないんだろうなとは思う。

やっぱ人間自分が欲しいもの自分が良いと思えるものを作りたいのが当たり前。

女や田舎者向けのものなんて作りたくねーのに仕事から作らなければならないああ嫌だ嫌だって思ってるんだろう。

から見下さないとやってらんねー、ってのがだだ漏れ

でも「お客様」相手にそれじゃ駄目だよなあ。見下しててもいいけど、せめてそれを表に出さないようにしないとさ。

あと開発の独りよがり需要を反映しない勘違い商品じゃそりゃ売れないわな。他に代替物が無ければ仕方なく売れるかもしれないけども。

2014-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20141021153843

まったく横だけど。

ウェイン君って一般的名前からな。

日本で言えばコージ君を千原ジュニアの事と解らなければアスペだってわめいているようなもんだよ。

もっとザッカーバーグとかジョブズとか、有名であんまり類似性がない名前ならともかく。

2014-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20140623231604

う〜ん、子育てモチベーションアップにコツなんてあるんだろうか…。

まあ確かに、ぶっちゃけると糞尿ゲロまみれになるのが乳幼児の子育てではあるし、もちろん楽ではないのだけど、それでも大変さを楽しさが上回っていたな。

自分人生きていくのに必要な労力が 1 だとして、乳幼児の世話には 10 の労力がかかるけど、100 の幸せを返してもらっているような感覚

理屈めいて考えると、この子が文字通り「生きて」いくために自分必要なのだ、という理解で言えば、承認欲求で説明できるのかも知れない。

あるいは、DNA の半分が自分のものであるから来る「自分との容姿類似性」が本能的にそうさせるのかも知れない。後者に関して言うと、特に乳幼児の頃は父親に容姿が似やすい、という話もあるので。

追記

しまった、子供産まれる前から子育てたかった、っていう話についてか?

これはまあ、もともとかなり子供好きだったので、自分子供が産まれたらそれはもうパラダイスだろうと想像していた、っていう感じだ。現実の大変さは想像以上だったが、子育てに関わる喜びもまた想像以上だったっていうのは上記の通り。

2014-04-02

佐村河内と小保方の類似性

佐村河内と小保方は、ともに売り出された際の、彼らの経歴と作品とが一致しない点にある。それゆえ、同じ業界人間には、事が発覚する前から違和感が感じられており、発覚後に「あー、やっぱり!(後出しだけど)」という感想が抱かれている。

○佐村河内場合

クラシック音楽アウトサイダーというふれこみと、まっとうな作曲とが一致しない。

友人談(音大卒):

和音の使い方が玄人っぽい。音大卒じゃないなら、よっぽどお金持ちの恵まれた環境で、プライベートに豊かな音楽教育を受けないと、あーいうのは無理だと感じてた。聴覚障害、正規の音楽教育なしの元ロック歌手・元ホームレス自力のみで作曲とかありえん。」

○小保方の場合

30歳、ハーバード留学理研PIという経歴と、早稲田ネイチャーに2本というのが一致しない。

俺談:

「30歳理研プロジェクトリーダー、ってくらいしか知らなかったから、もんのすごくたくさんの論文があると思ってた。経歴も東大理Ⅲ⇒東大理学部とか、海外育ちで飛び級入学ハーバードとか、そういう超天才コースの人だろうと漠然と思ってた。普通に日本の私学でトレーニングを受けたひとが、とつぜんネイチャーアクセプトされて、理研リーダーとかありえん。」

2014-03-14

理研の「調査委員会調査中間報告書(全文)」のOCR変換。

http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140314_1/

http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/topics/2014/20130314_1/document-4.pdf

PDFの中の文字が引っこ抜けなかったので、Microsoft Office Document Imaging使って文字にした。

精度はイマイチだけど、タイプするよりはマシだろうと思うので、情報共有。

誰かが引き継いでくれなかったら、明日清書する。

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平成26 年3 月13 日

独立行政法人理化学研究所理事長野依良治殿

研究論文の疑義に関する調査中間報告書

研究論文の疑義に関する調査委員会委員長石井俊輔他委員5 名

経緯

平成26 年2 月13 日、独立行政法人理化学研究所く以下、「研究所」という0 ) の職員らの研究論文に疑義があるとの連絡を受けた研究所の職員から役員を通じて監査コンプライアンス室に相談があった。監査コンプライアンス室長は、「科学研究上の不正行為の防止等に関する規程く平成24 年9 月13 日規程第61 号)J (以下、「規程]という0 )く参考資料)第10 条第3 項に基づき、当該相談通報に準じて取扱うこととし、規程第11 条に基づき、同日より同年2 月17 日の間、予備調査実施した。予備調査に当たったものは、石井俊輔、他4 名である研究所は、予備調査の結果の報告を受け、平成26 年2 月17 日、規程第12 条に基づき本調査を実施することを決定し、石井俊輔委員長とする本調査委員会が本調査を行うこととなった。

中間報告書は、調査対象のうち、これまでの調査で結論を得た一部のもの、及び調査継続のものについて報告するものである。調査継続のものについては、事実関係をしっかL )と把握した上で結論を導<必要があL )、結論を得た時点で速やかに報告する。

2 調査の方法・内容

2 一1 調査目的調査対象項目及び調査対象

以下の点に関して、規程第2 条第2 項に規定する「研究不正」が認められるかどうか調査した。

( 1 ) obokata et al , Nature 505 : 641 - 647 ( 201 4 )論文(以T 、r 論文1 ]という。)く1 - 1 ) Figurelf のdZ 及びd3 の矢印で示された色付きの細胞部分が不自然に見える点。

く1 - 2 ) Figureli の電気泳動像においてレーン3 が挿入されているよ引こ見える点。

( 1 - 3 ) Method の核型解析に関する記載部分が他の論文からの盗用であるとの疑い。

( 1 - 4 ) Method の核型解析の記述の一部に実際の実験手1 ― 頃とは異なる記述があった点。

く1 - 5 ) Figure Zd , Ze において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像酷似する点。

小保方晴子く筆頭著者、責任著者)、笹井芳樹く共著者)、若山照彦く共著者)、丹羽仁史く共著者)

( 2 ) obokata et al , Nature 505 : 676 - 650 ( 201 4 )論文(以T 、r 論文2 ]という。)( 2 - 1 ) Figure lb (右端パネル)の胎盤蛍光画像とFig 29 ( T パネ

ル)の胎盤蛍光画像が極めて類似している点。

小保方晴子く筆頭著者、責任著者)、笹井芳樹く責任著者)、若山照彦く責任著者)、丹羽仁史く共著者)

2 一2 調査対象省の役職

調査対象者の論文作成時における役職は次のとおL )である

小保方晴子

く発生・再生科学総合研究センターく以下、「CDBJ という0 )細胞リプ口グラミング研究ユニット研究ユニットリーダー

笹井芳樹

( CDB 器官発生研究グループグループディレクター

若山照彦

く前CDB ゲノム・リプ口グラミング研究チーム:チームリーダー現国立大法人山梨大学生命環境学生命学科発生エ学グループ若山研究室教授

丹羽仁史

( CDB 多能性幹細胞研究プ口ジ工クト:プ口ジ工クトリーダー

2 一3 調査方法

平成26 年2 月20 日から同年3 月12 日までの間、関係資料の収集及び関係者ヒアリングを行った。

資料は、論文に掲載された実験オリジナルデータラボノート論文作成過程を示すファイル調査対象者らから提出された書面、調査対象者らの間の電子メール実験に使用された機器類等に関するものである

加えて、イメージ画像復元に関して、専門家である中野明彦氏(国立大学法人東京大学大学院理学研究科生物科学専攻発生生物学研究室教授研究所光量子エ学研究領域エクストリームフオトニクス研究グループライブセル分子イメージング研究チームチームリーダーから意見を聴取した。委員会は、これらの資料・ヒアリング結果を基に審議をした。

2 一4 調査結果及び評価く見解)く結論を得た調査項目)

調査結果

小保方氏より、ライブイメージング画像作成し、この画像から静止画像作成し、これを圧縮したもの投稿した、投稿論文の元の画像には歪みがなかった、論文に掲載された画像に歪みがあることは気付かなかった、歪みが何故生じたかは分からないとの説明があった。

この画像元となるオリジナルライブイメージング画像ファイルの提出を受け、調査したところ、複数の仕様の異なるコンピュターで再生しても画面上で、投稿された論文画像に歪みはな<、他方、論文に掲載された画像には歪みが見えることを確認できた。

中野明彦氏から、歪みが生じる原因等について、以下のコメントを得た。提出されたライブイメージング画像から論文に掲載された静止画像と全く一致するもの作成できなかったが、類似したもの作成できた。解像度を下げ、さらJPEG などで圧縮すると歪みが出る。歪みはどれだけ圧縮するかによるた

め、同じ歪みを再現するのは難しい。従って、Nature 編集部における図の作成過程で、この歪みが生じたとしても、画像の歪みを正確に再現することは困難である画像圧縮に伴いブ口ックノイズが生じて元画像にはない色が出ることがある。以上のことから論文に掲載された画像は、提出されたライブイメージング画像の1 コマと考えてよい。

評価く見解

元のライブイメージング画像から論文に掲載された静止画像が作製されたと解するのが相当であるc 投稿の際に用いられた画像に歪みはな<、一方、論文に掲載された画像では歪みが見えることからNature 編集部における図の作成過程で、この歪みが生じた可能性がある。画像圧縮した時に生じる画像の歪み(ブ口ックノイズ)についても広く知られているところである。従って、動画からこの図を作製する過程には改ざんの範畷にある不正行為はなかったと判断される。

調査結果

若山氏より、この2 つの画像はいずれもSTAP 細胞から作製したキメラマウス胎児ひとつを、異なる角度から同氏が撮影したものである、それぞれの画像帰属を整理した上で、他のキメラ胎児画像とともに電子ファイルで小保方氏に手渡したとの説明があった。

小保方氏から、同氏が上記2 つの画像を若山氏から受取L )、笹井氏と共に論文用の図を作製した、論文の構想の初期過程では、FigZg 下の画像はsTAP 細胞とFI - SC との比較のためのコント口ールとして使用することとして挿入することとなり、小保方氏が挿入した、その後、笹井氏の執筆過程で、構想が変わり、図の1 ― 頃番を変えたため、この画像不要になL )、この図についての記載も一切行わないことになった、しかし、そのことに気づかず、削除することを失念したままであったという説明を受けた。笹井氏か引ま、同旨の説明に加え、削除することを失念した状態のままで投稿し、論文修正校正過程でも看過したまま論文発表に至った、図の作製の具体的な作業に当たっていた小保方氏に対して、削除の指示をすることも失念していたとの説明を受けた。

FigZg 下の画像は、胎盤でのGFP の発現を示したものであるが、FigZg の本文及び図の説明では、胎仔でのGFP の発現を説明しており、FigZg 上の画像けが記述されている点を確認した。また、当初の論文の構想過程で考えられていた図の配置を示すとする作成情報付きのファイルや該当する実験ノート部分コピー等が提出された。

評価く見解

Figure lb (右端パネル)の胎盤蛍光画像とFig 29 ( T パネル)の胎盤蛍光画像は、同一のキメラに由来する画像である。他にも本文や図の説明の中で言及されていない図が存在することから、GFP 陽性細胞存在を示すためにFig 29 (下パネル)の図が配置されたと解する余地もある。論文構想の変遷のすべてを記録したデータが保存されていなかったため、その変遷を説明通りに復元するには至らなかった。しかし、上述の作成情報付きのファイルデータの内容を検討したところ、当初の論文の構想過程に異なる図の配置を検討したとの説明と矛盾するものではなく、異なる図の配置を議論していたデータであると解する余地が

ある。

論文では、本文及び図の説明の中で言及されていない図が他にもあるので、他の図に関する説明がないことについても検討したところ、失念とは別の理由によって言及されていないと解することもできる。悪意があったことを直接示す資料等も存在していない。とすれば、規程に定める「改ざん]の範畷にはあるが、その行為について「悪意」があったと認定することはできず、研究不正であるとは認められない。

2 一5 調査経過(調査継続中の項目フ

本項目における下記4 点については、研究不正が行われたか否か、について事実関係をしっかりと把握した上で判断するためにさらに期間を要する。現時点で把握された事実について調査経過として報告する。なお、今後、所定の調査結果及び評価く見解)が得られた時点で報告を行う。

調査経過

小保方氏と笹井氏の連名により提出されたFigure 11 の元になったゲル写真電子ファイル実験ノート類および同図の作成経緯と方法の書面による説明、ならびに同二氏からの個別の聴取内容を精査した結果、Figure 11 の図は2 つのパルススフィールド電気泳動ゲル撮影した2 枚の写真に由来する加エ画像であることを確認した。同電気泳動においては合計29 のサンプルを、サンプル1 から14 をゲル1 に、サンプル15 から29 をゲル2 に電気泳動し、Figure 11 のレーン1 , 2 , 4 , 5 がゲル1 の左から1 , 2 , 4 , 5 番目のレーンく標準DNA サイズマー力一をレーン0 として左から番記)に相当し、レーン3 がゲル2 のレーン1 (同)に相当することを、各ゲルに写った写真情報から確認した。

画像の加工については、ゲル1 のレーン1 , 2 , 3 , 4 , 5 の写真において本来レーン3 が存在していた場所ゲル2 のレーン1 の写真が単純に挿入されたものではなく、前者のゲルにおける標準DNA サイズマー力ーレーンの泳動距離が後者のそれに比して約063 倍であり、Figure 11 の作成時に前者を縦方向に約16 倍に引き伸1 ます加エをした上で後者が挿入されたことを、前者に写った挨類の位置関係縦方向への歪みから確認した。また後者については写真に淡く写ったスメア消失して挿入されていることからコントラストの調整も行われていたと判断した。そこで小保方氏に説明を求めたところ、T 細胞受容体遺伝子の再構成のポジティブコント口ールを明瞭に示すためにはゲル2 のレーン1 が適しておL )、ゲル1 とゲル2 のそれぞれの標準DNA サイズマー力一の泳動について双方のゲルにおいて、標準DNA サイズマー力一の対数値と泳動距離が良好な直線性を保っている関係にあることを確認した上で、ゲル1 の写真縦方向に引き伸ばし、標準DNA サイズマー力一の位置情報に基づいてレーン3 の写真の挿入位置を決定したとの説明があった。検証の結果、ゲル1 とゲル2 の間には、標準DNA サイズマー力一の対数値と泳動距離について直線性の保持は見られず、説明通L )に標準DNA サイズマー力一の位置情報に基づいてレーン3 を配置することが無理であること、仮にFigure 11 のレーン3 に見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置に近い標準DNA サイズマー力一群に絞ってそれらの位置情報に基づいてレーン3 の画像を配置するとFigure 11 のレーン3 に見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンドとは異なる位置にT 細胞受容体遺伝子再構成バンドが来ることから、説明を

裏付けることはできなかった。説明とは逆に、Figure 11 のレーン31 こ見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置に合わせる形でレーン3 の画像を配置すると、ゲル1 とゲル2 の標準DNA サイズマー力一j くンドの位置にずれが生じることから、Figure 11 の画像加エ時には、標準DNA サイズマー力一を基準にしていたのではなく、T 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置を隣接するレーン4 のそれらに合わせる形で図の挿入が行われたことが示唆された。

電気泳動されたサンプルについては、実験ノート類などの記載やサンプルチューブのラべルなど小保方氏から提供された各種の情報は、Figure 11 のレーン1 , 2 , 4 , 5 は論文の通りであること、論文で「LymPhocytes 」とラべルされたレーン3 はCD45 + / CD3 + T ' J ンパ球であることを示していた。

( 2 )論文1 のMethod の核型解析に関する記載部分が下記の論文からの盗用であるとの疑いが判明し、この点についても調査した。

Guo J etal ; Multicolor Karyotype Analyses of Mouse embryonic stem cell In Vitro Cell Dev Biol Anim 41 ( 8 - 9 ) , 278 - 283 ( 2005 )

調査経過

小保方氏は、若山氏がチームリーダーをしていたCDB ゲノム・リプ口グラミング研究チームく以下「若山研」という0 )では、核型解析を日常的に行っていたが、若山研で使用されていたプ口トコールの記載が簡単であったので詳しく記載した方がよいと考えて詳しく記載のある文献を参考にしたが、引用を忘れたと説明した。論文のMethod 部分は小保方氏により作成された文章であることを同氏に確認した。小保方氏は何らかの記載をコピーしたという暖昧な記憶を持つ様子であったものの、この文献そのものを保有しておらず、この文章の典拠については覚えていないと説明した。文章の類似性、小保方氏がその手法を熟知していなかったこと、実際に行われていた実験と記載が完全に合致しないことから、この記載はGuoJ らによる論文の記載を何らかの方法コピーしたものであると認められた。

( 3 )笹井、若山両氏から、以下の修正すべき点が見つかったとの申し出を受け、この点についても調査した。論文1 : Method の核型解析の記述の一部に実際の実験手1 ― 頃とは異なる記述があった。

調査経過

この核型解析の実験は、小保方氏と若山研のスタッフによL )行われ、データは小保方氏に渡されたとの説明を若山氏から受けた。細胞サンプルの調製は小保方氏によりMethod に記載された通L ) l こ行われたが、ハイブリダイゼーションとイメージングは、若山研のスタッフにより、記述とは異なり、APP - ied sped 「al lmaging のSKY FISH システムを用いて行われたとの説明を若山氏から受けた。作成情報を含むこれらの画像ファイルが提出された。若山氏は、このMethod 部分は小保方氏により書かれた、小保方氏がハイブリダイゼーションとイメージング部分の実験の詳細を知らなかったため、この間違いが生じたと推測していると説明した。

( 4 )笹井、小保方両氏から、以下の修正すべき点が見つかったとの申し出を受け、この点についても調査した。論文1 : Figure Zd , Ze において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像酷似する点。5

調査経過

2 月20 日に笹井氏と小保方氏より、修正すべき点についての申し出とこれに関する資料の提出を受けた。申し出の内容は、論文1 の牌臓の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いたという記載が、実際には骨髄の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いた画像であることと、正しい画像に訂正することを考えているという2 点であり、提出された資料は、実験過程を示す資料と作成情報を含むこれらの画像ファイルであった。小保方氏から、それぞれの実験過程で、牌臓及び骨髄に由来する血液細胞のサンプルに対し、いずれもhemato ( hemat 叩oietic :血液系の意味)というラべルを用いていたため混乱が生じ、同氏において画像の取り違えをしてしまったとの説明を受けた。提出された資料等により、この2 つの実験は全く違う時期に行われていたことが確認された。一方、上記の骨髄の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いた画像は、小保方氏の早稲田大学における学位論文に記載された画像酷似することが判明した。データ比較から、これらは同一の実験材料から取得されたデータであると判断せざるを得ない。学位論文では3 - 4 週のマウスB6 骨髄細胞を細いピペットを通過させて得られた多能性幹細胞スフ工ア)を用いて実験が行われたと記載されていることを確認した。すなわち、修正前の論文1 のデータ学位論文作成時に取得されたと推定されるが、実験条件の記載が学位論文論文1 とでは異なっていることが確認された。

また、この申し出の際、これらの図が小保方氏の学位論文に記載されたデータであるとの言及はなかった。

3 その他の事項

論文1 のMethod のBisulphite sequencing の記述の一部に、他の論文と似た記載があることが認められた。記述は8 行であるが、似た記載のうち大半は、プライマー配列と頻繁に行われるPCR 実験記述であり、必然的に良く似た記述となる。そのため、このような似た記載は、多<の論文に見られる。盗用の範畷にないものであった。

以上

○ 手1 学酬究上の不正行為の防止等に関する規程

平成24 年9 月13 日規程第61 号)

目的

第1 条この規程は、独玉目う攻法人理化学研究所(以下研究所」という0 )の研究者等による科学酬究上の不正行為(以ド1 研究不正」という。)を防止し、及び研究不正が行われ、又f まその恐れがあるときに、迅速かつ適正に油志するために必要な事項を定める。

k 定義

第2 条この規程において… 研究者等」とf ま、研究所研究活動に従事する者をいう。2 この規程において「研究不正」とは、研究者等が研究活動を行う場合における次の各号に掲げる行為をいうD ただし、悪意のない間違い及び意見の相違は含まないものとする。( 1 )掲告データ研究結果を作如上げ、これ

2014-02-24

小保方晴子STAP細胞論文疑惑

多数の実験画像における類似性不適切データ処理

http://stapcells.blogspot.com/

小保方晴子STAP細胞に関する論文や、学位申請用論文に、多数の実験画像において類似性や不自然画像加工の痕跡が認められることから不適切データの使用や流用が疑われています

2013-12-11

http://anon.isc5.com/2013/12/turikiji-kawaii.html

男連中に人気のある「かわいい女の子」は、たいてい女子の間ではバッシングに合いやすい。

「天然・わざと」の区別なんて男連中にはわかりにくく、天然なんてこの世の中にはいなんですよとなんど説明しても、「かわいい女の子」の人気は変わらず、ますます、不満が高まっていく

ん。「天然・わざと」≒「釣り判定」≒「masudamasterさんのサードブロガー認定」ってこれ類似性いか

女の子の作り上げられた可愛さを疑い始めた気持ち、確かに忘れられない。

2013-11-13

貧困親族連鎖

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ohnishiren/20131113-00029763/

生活保護法正法案を成立させてはいけない理由

生活保護制度のなかの「扶養義務」とは、民法で定められた規定にのっとり、親・きょうだい子どもなどの家族親族扶養できる状況の人がいたら、可能な範囲で支援をしてもらう、というものです。

親戚って似たクラスタの集まりじゃない?DVをする人がいる親族がいる場合、遠くない親族にもそういう人がいるケースが多い。働かない親族も、1人いれば遠くない親族にまだいたりする。自営業が多い一族とか、サラリーマンが多い一族とか、”家族親族”には類似性がある。

貧困って連鎖する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E3%81%AE%E6%82%AA%E5%BE%AA%E7%92%B0

金持ち親族金持ちで、貧乏親族貧乏生活がかろうじて成り立ってる貧乏が、貧窮して立ち行かない親族を養うことになるんじゃないの?

正法には反対だ。

2013-10-07

規則発見ゲーム

 大多数の人は星空を見て、単なる光の点の集まりだとしか認識しない。もしくは単なる「視界の一部」として特に意識もせずスルーする

しかしある人は星空の点と点の繋がりから乙女や蟹の形状を見出す。

 それ以外にも、雲の形が何かの生き物に見えてくる、天井のシミが死別した誰それの顔に見えてくる、路面表示の連続した線をはみ出すと負けゲーム、などをついやってしまう。

暇を持て余した子供時代、これらの規則性を見つけ出すゲームは誰しもが経験したことのあることだと思う。

何の得にもならない事だとしても「誰も気づいていないかもしれないが、ここには一定パターン類似性存在している!」と規則性を自分発見できるのは快感だ。そしてこれは人として誰もが持っている能力だ。

 そして歳を重ねるにつれ、身の回り受験恋愛人間関係仕事などの比重が大きくなるが、徐々にそこにも自分なりの規則性を見出し、他人の攻略法も取り入れてみて、試行錯誤を経て自分に有利な攻略法を見つけて結果を出す。

その経験則を持っていれば、こういう行動をすれば結果はだいたい先の見通しがつく。そのある程度見通しが立つということが更に行動力に繋がる。

 何が言いたいのかというと、自信を持って楽しく人生攻略するのならば、一定規則性を「自分の頭で」見つけ出すプロセス重要だということ。

自信というのは自分の自発的な行動から得た規則性、行動パターンを持っているということだ。

 そこで得た規則性は誰かが既に見つけているのかもしれない。それも大昔に、多くの人が。

それでもいい。既出だとしても、自分規則性を見つけ出したプロセス重要なのだ

 刀匠が弟子に一子相伝技術手取り足取り教えるなんてことはせず、自分所作弟子に観察させて勝手メソッドを学び取らせるスタイルをとっているのは、「自分の頭で」見つけ出すプロセスを重んじているからだと思う。

 俺も子供ができたら、子供の行動を先取りして手取り足取り教えるなんてことはせず、単に俺の行動を黙って見せて自然に気づかせようと思う。それが「背中で語る」ということだ。

 安易自己啓発本なんか読んでも行動には繋がらないのはそういうこと。規則性を知ることが重要なのではなく、規則性を見出し経験重要なのである

2013-09-11

http://anond.hatelabo.jp/20130911074629

ですから学部のうちにまじめに勉強した結果がその勉強時間っていうだけですよ。

再三書いてますけど違う専攻受けるんで授業でやっている内容との類似性は薄いですし、TOEFLの類も受けたことがなかったもので。

シス合格したうえで言っているんですか?

伝統的にうちの工学部ではペーパーの結果と研究能力相関性は薄いと言われているので、院試で落ちたからと言って研究者としての能力が低いと決めつけることも不可能です。

一般的勉強時間の提示等をせずにひたすら罵倒するのは誰でも出来ますよ。

別にかるために努力をしてはいけないというルールなんてないんですから勉強をして批判されるのは理解できませんね。

2013-09-10

togetterなんぞにリンクを送る気など毛頭ないのですが、あまりおかしな言説なので叩いておく。

艦これ」を契機に学ぶ日本海軍SEGA類似性とは? - Togetter

http://togetter.com/li/561893

艦これ流行って『なんで日本海軍負けたの?』って聞かれる事が増えたのだけど、『着眼点は非常に鋭く、良い戦術を多数生み出すも微妙に足りてない上層部時代先取りしすぎておっつかない開発コストで先細った』に対する『あぁつまりSEGAってこと?』で壊れた腹筋を返せ。

大日本帝国海軍上層部が生み出した「良い戦術」ってなんだろう?

急降下爆撃は帝国海軍発祥じゃないし、航空戦で強かったのもゼロ戦の機体性能とパイロットの腕、爆撃・雷撃を命中させるのもパイロットの腕と魚雷の性能だったし。

運用中の陸上攻撃機の航続距離が異様に長いのを利用してイギリス東洋艦隊を航空兵力で壊滅させたり、フィリピンを爆撃して航空機根こそぎぶっ壊して戦争序盤を優位に進めた、くらいしか戦術的に良かった点なんてないと思うんだが。

時代先取りしすぎておっつかない開発コスト」との指摘も、曖昧すぎて何を指しているのかわからない。

帝国海軍の中で時代を先取りしすぎた技術って何かあったか

三式弾なんてコスト以前にパフォーマンスダメダメだったし、彗星水冷エンジンなんて稼働中から整備士に嫌われてたらしいじゃん。

艦上戦闘機次世代機もなかなか性能面ゼロ戦上回れなかったし、レーダー類や通信技術ミッドウェイ海戦の時点でアメリカに遅れを取ってたわけで。

航空母艦の飛行甲板だって色々試してたわりには全然時代先取りしてなかったし。

時代を先取りしすぎってのは「変なものばっかり作って」という揶揄のつもりなのかな。気球爆弾とかは確かにあったけど、そういうの明確な敗因として挙げるのはキツい気がするが。

そもそも「微妙に足りてない上層部」と「開発コスト」が足りてれば勝てた、というのが大きな間違いで、あのまま勝つには、後釜のいない空母機動部隊を終戦まで無事に運用できる戦術戦略と、ゼロ戦ジェットエンジン積んだ戦闘機と互角に格闘できる戦法を組織的に確立し、大和の対空砲手が爆撃機を「トンボとりでもするかのように」撃墜しまくり、彗星程度の機体性能の爆撃機VT信管の炸裂すら避けつつ敵空母に急降下爆撃を命中させまくる、くらいの奇跡が重ならないと無理だったわけで。

その他海軍の敗因

・どう考えてもそのタイミングじゃねぇだろって所で無駄に巨費を投じる

・多方面に手を伸ばし過ぎて維持できなくなる

・外どころか日本国内にも敵(主に陸軍)を抱える

・一回盛大にコケて(ミッドウェー)最後までそれが取り戻せない

どう考えてもそのタイミングじゃねぇだろって所で無駄に巨費を投じる

これもどこで無駄に巨費が投じられたのか具体的に書いてないからわからない。戦中の大和型3番艦信濃改装か、戦前大和型建造くらいしかないと思うが、他に無駄に巨費を投じたプロジェクトってあったか

方面に手を伸ばし過ぎて維持できなくなる

軍艦運用する石油がないか南方作戦が必要なんだし、ニューギニア珊瑚海方面も大量の資源供給であるオーストラリアアメリカ本土の遮断目的なんだから、どっちもやらないと戦争終わらないし。

南方ニューギニア珊瑚海も手出しせずにアメリカ海軍とだけ正面で戦ってれば良かったなんてのは、艦隊決戦で勝ったほうが戦争勝利、みたいな取り決めでもあると思ってるんだろうか。

インド方面のことであれば、あれは陸軍の作戦だから海軍はあまり関係ないしね。イギリス東洋艦隊を追っ払う意味インド洋までまで機動部隊が出撃したことはあるけど、それは一時のことだし「維持できなくなる」原因にはなってない。

外どころか日本国内にも敵(主に陸軍)を抱える

陸軍海軍の仲の悪さは確かに有名だけど、別にこれで重要な作戦に何度も失敗してるわけじゃないしなぁ。

確かに問題点の1つだったとは思うが、明確な敗因として挙げるのは無理があると思う。

一回盛大にコケて(ミッドウェー)最後までそれが取り戻せない

「一回盛大にコケたら最後まで取り戻せない、つまり一度もコケられない薄氷を踏むような戦況」は敗因ではなく、敗因はその戦況の原因であるところ「兵器生産する資源の少なさと工業力の低さ」「レーダー類や戦力の高い航空機を開発する技術力の低さ」なんじゃないの。

確かにメガドライブあたりの家庭用ゲーム機ハード戦争で緒戦は好調だったセガが、次世代機セガサターンでは他社の兵站の前に屈してドリームキャスト投入を余儀なくされ、そこでも決定的な負けを喫して撤退、その後は平和憲法を守るように戦争には参加していないというのは「大日本帝国海軍セガ的」なのかもしれないが、その理由が『着眼点は非常に鋭く、良い戦術を多数生み出すも微妙に足りてない上層部時代先取りしすぎておっつかない開発コストで先細った』で共通する、というのは間違った認識なんじゃないの。

上層部がうまくやれば日本は勝てた」みたいな説がツイッターで流布していたんですが、それはデマです。

セガネタ面白く見えるからって広めるのやめてください。

2013-08-30

http://anond.hatelabo.jp/20130829230430

誰かが説明してたけど、それが「うちらの世界」だよ。

DQNどもを馬鹿にするためのネタに使われてたけど。

うちらの世界」は、別にDQN達だけに発生する特有結界じゃない。

どこにでも存在する。集団心理における合理化という奴だ。

もっと直接的になると、同調圧力という奴だ。

その集団の外からみたら異常なルール常識でも

集団内なら、至極正しいものとして錯覚されて

それを基準にしてしまう。

簡単に起きる割に、ものすごく効果的だから

集団研修による洗脳とか良く使われる。

これを低学歴ネタに変換して、最下層を下層が叩くという

うっぷん解消にした馬鹿どもが多いのにはまいった

ただの常識尺度の違いを大げさに話してるのは失笑ばかりだった。

同時期に、ジャニオタが、この現象で暴走してたか

類似性を指摘する奴が出ると期待してたけど

思った以上に今のネット馬鹿の声しか届かない。

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