はてなキーワード: 楽器とは
周りの人が、面白かった、と言っていたので観に行きたいとずっと思っていて、もうすぐ終了ということであわてて観に行った。
観た結果、面白かったし、観に行って良かったのだが、なんかめちゃくちゃダメージを受けている。心が弱っているのかな。
とにかく人生の苦しみのオンパレード。特に、発達障害、いじめ、虐待など学校関係や家庭環境にトラウマがある人にとっては大変つらい内容ではないかと思う。
・なんでもっと上手く立ち回れないんだ、お前も弁護士雇え、と思ったがこの人も発達障害なのか。
・母親視点の先生と、先生視点の先生が全然違ったが、正しい(客観的な)評価は母親視点の方なのか。
・明らかな落ち度は、クラスで湊が暴れた時によく事情を確認しないまま、湊に皆の前で謝らせたことだけど。にしても先生が酷い目に遭いすぎてつらい。
・クラスでアンケートとった時に、湊が暴れた時の状況とか依里がいじめられていることとか、本当のことを書く生徒はおらんのか。アンケートが記述式ではないからか。
・先生が、なんで自殺をストップしたのか分からなかったが、ネットの考察で、楽器の音が聞こえたから、とあった。そうなんだ。
依里
・発達障害、同性愛、暴力父、イジメをする馬鹿なクラスメイト、と不幸のオンパレード。え、しかも、最後死んだの?勘弁して。
・クラスでキスを強要されそうになるイジメを受けていたが、キスの相手がいじめっ子の男子で、ちょっと違和感があった。つまり、いじめる方も依里のことを可愛いと思っているんだろうなあ、と。
・家庭内で虐待を受けていて、そのために、学習に影響出ていて、ホントは発達障害ではないみたいな考察をしているものがネットであった。コミュニケーションや受け応え能力は高そうなのでそうかも。
・でも依里が同性愛者ということを周囲(父やクラスメイト)は分かっていそうで、その点を周囲にわかる形で出してしまっていることや、ビル放火に対する罪の意識が低いことから、設定年齢よりも子供っぽく見える。
・父親に虐待され風呂場に沈められていたところを湊が助けたシーン、「湊、警察通報しろ!」と思った。でも通報しても湊も住居侵入だし、なんで家にいるのか話せないだろうから無理か泣
・最後2人とも生きていて、依里の転校で離れ離れになっても(イジメや虐待の解決のためにも祖母のところへ転校した方がいいとは思う)、連絡はとり合っていて、お互い励まし合って、大人になって一緒に住めるようになる、そんな未来でありますように。
これを学生は据え置きで大人価格を8000円以上にしていいと思う。
コンサート価格よりは安めだし大体あれは学生のためのものなので、大人は二の次でいい。
人気校以外は入らないと言うのなら期間限定パスでもつくればいい。生徒から搾取できるグッズでも作ればいい。例えば京セラの空気缶とか。
大体甲子園から移動したくないからっていつまで単純な商売をするのか。
運営の怠慢だ。
京セラでするべき理由は暑さと天気だ。暑さも天気かもしれないが。
とくにこの暑さは異常だ。
甲子園近辺に長く住んでいた。
六甲おろしという言葉があるが、六甲の強風が落ちてきて暴風が吹く。野球に向いてると思えない。このあたりは海風も来る。昔からムシっとした暑さが籠もる地域だ。
高校生の頃、吹奏楽部に入っていた。近場だとして遠方からの出場校の助っ人で甲子園の応援でスタンドで応援したことがある。
吹奏楽部はほぼ試合が見れない。単純に位置もあるし、指揮者や合図、楽器を見なければならないからだ。
そして屋根もない。サポートしてくれる人が一人ずつついてくれるわけもない。
その日は炎天下だった。トランペットやトロンボーンの照り返しは異常だった。目も開けてられない。
金管の楽器は熱を持っておそらく目玉焼きくらいは作れる温度になっていた。体に広範囲触れているユーフォニアムやホルンになると地獄である。
時期もコンクールと被るし最悪なのだ。甲子園のために炎天下走り込みをしてる余裕はない。
甲子園球場を出たところの高架下で気が抜けたのだろう。
複数人が座ると立ち上がれなくなり、無事なもので楽器の片付けをして、帰宅してから倒れたものも居た。
普段炎天下で練習してるから大丈夫だと言うプロ野球選手も居るが、吹奏楽部はそんなことはしてない。走り込みだって涼しいときにする。無理だ。
どうも本気で辞めさせようという動きが無いようだ。
それは顧問同士の関わりだったり、学校長の意向や、精神的体育会系の吹奏楽部という特殊な環境もあるのだろうが、やはり同じ部活生徒として頑張ってる人を応援したい気持ちが、動きを止めているのだと思う。
吹奏楽連盟はこの件に関して声明をだすべきであるし、大人は子どもたちを守るべきだ。経験したからこそわかる。
映像を見るたび恐ろしくて仕方がない。
「この楽器が嫌で嫌でたまらないのに、他に取り柄がないので、仕方なくこの楽器で食っているプロはいっぱいいる」
という話を聞いた。
これについては、自分も驚きではなく「ああやっぱりそうなのか」と納得する話だったり。
実際、自分の見聞きした話でも、名家の箱入り娘として育てられ、子供時代に国内コンクール優勝+国際コンクールの入賞歴あり、
更にその楽器では名門と言われる音大に首席入学し在学中にプロデビューする程の実力があったのに、
「これは私のやりたい事じゃない」ということで、それまでのキャリアをかなぐり捨ててVTuberになり、
なんの恨みか酔狂か知らないが、「私は誰にも似ていない」と言わんばかりの、まさに形無しの酷い演奏を意図的に配信で垂れ流すという、
もはや破れかぶれというか、こじらせたようにしか見えないケースがあるわけで。
でもこういう輩って、自分や先生のように、やりたい事のために頑張るしかなかったタイプからすると、正直張り倒したくなるんだよね。
自分の先生は必死に親に頼み込んでプロ目指す事を許され、でも準備期間の短さという不利な状況から、辛うじて一浪で音大に滑り込むのが精一杯、
完全に劣等生からの出発となり、周囲からのマウントや嘲笑にもめげず頑張り、現在はどうにかプロの平均的実力を体得した人。
自分は自分で、今で言うなら発達性協調運動障害と聴覚情報処理障害に当てはまりそうなハンデを併せ持っており、おおよそ楽器には適性なしと言っていい。
実際経験年数ばっかり食って基礎も覚束ないレベルのまま放置していた所から再出発、最近ようやく音大入試レベルの曲を、楽しみながら学べるくらいになった。
というわけで、どうしたって頭に来るというか、癇に障るのは許して欲しい。
もちろん人の世は様々だし、何なら
「今やっと自分の好きなことができてとても楽しいのに、なんで文句言われなきゃならないの?」
だから自分も先生も文句は言わず「じゃあ勝手にすれば」という感じでお茶を濁すだけ。
しかし、頭で理解は出来ても気持ち的にはとても納得できそうにない。
なんとも苦い話だ。
夏祭りで我らがジャパンの民族楽器的な奴の演奏を聞いてきたんだが、なんかこう「うーん🤔……まあ情緒?みたいな?ワサビ?的な?」感じでさ。
それと比べるとクラシックやバンドで使われている西洋楽器ってどれも強いなと。
まあユーフォニアムみたいな「お前なんでそんなサポ専ジョブみたいの選んだん?楽しい?」のもあるっちゃあるけど、基本的には強い音が出るじゃんどれも。
ジャパン楽器でも三味線とかはたまに流行るけど、あれも音の幅があんまないのかすぐ飽きられるじゃん。
でもギターとかは音の幅というか演奏の幅というか、なんでも出来てどれもかなり強いっていうバケモノみたいな状態じゃん。
じゃあそんなギターが西洋にいきなりあったかと言うと、西洋も昔はリュートみたいなTPRGでしか見ねえよみたいな楽器を使ってたりしてたわけで。
どっかで誰かが発明して、それが凄いからドンドン進化しつつ生き残ってきたんだろうな。
そうやって考えていくと誰もが名前知ってるような楽器ほどマジでヤベーっていうか、永遠に残るような大発明だったということなんだなって思うわけよ。
29歳 男 既婚
社会人7年目
友達に誘われて始めた吹奏楽だったけど、みんなと合奏するのは一体感があって楽しかったのを覚えてる。
中学校からはギターを始めて、高校大学と軽音楽部でギターボーカルを担当した。
あまり器用な方ではないし、上手な方ではなかったけど文化祭で大勢の前で演奏した時はアドレナリンが出て、これ以上楽しいことってないと思えた。
今思えば、大学では学部に友達はいなかったけど、サークルがあったおかげであまり話すのが得意ではない自分にも彼女ができた。
楽器が弾けたり、歌えたりすることが自分のアイデンティティを構成していた。
しかし、社会人になってからは好きだった音楽をやりたいと思わなくなった。
いつの間にはフェンダーのテレキャスターには誇りが被って、手にもつこともなくなった。
自分は音楽が好きだったんじゃなくて、音楽を通してこんな自分でも人と話せて、コミュニティに属せるのが嬉しかったんだな。
俺は大人になった。
https://anond.hatelabo.jp/20161107160144
3日まで総集編2本と劇場版1がなんとyoutubeで公開されている。急いでみた方がいい。
リズと青い鳥も時系列的には重要で、こちらはアマプラで見れるから劇場版1の前に見るのがよき。
総集編とはいうが構成も良く、初めて見る人でもあらすじが分かり感動を損なわない作りになっている。
さて会場風景等の素晴らしさを以前感動して書いたのだが、あらためて見直したので演奏面について語りたい。
京アニの日常作画や風景描写、例えば1期の久美子が走るシーンなどはもちろん素晴らしいのだが、吹奏楽経験者としては演奏シーンの凄さを改めて言いたいのだ。
まず前提として「運指が音と合っている」という素晴らしさは感動モノだ。
バンドシーンで描かれるギター1本一場面の描写が正確なことに初めて感動したのはいつのことだったか。あれも京アニだったが、今作では進化どころか別次元に突入した。
55人ものキャラが多種多様な楽器でそれをやっているのはアニメの素人ながら狂気しか感じない。
音程を操る場所が基本4つしかないので同じ指なのに違う音が出ている、という状態になる楽器だ。これはトランペットやチューバなども同様である。
それを肩の動きや息の入れ具合で音程に変化をつけていることを、アニメーションにしていることに感動を覚えるのだ。
吹奏楽、声楽では当然のように言われるが身体は楽器である。そこを描いてこそなのだが、実はこれは実写俳優ですらなかなか再現できていない。
金管以外で、主に指で音を変える木管楽器でもアプローチが鋭い。
「リズと青い鳥」のオーボエ演奏。最初、奏者のみぞれちゃんは固まったまま吹いている。学生演奏あるあるなのでそのままでも問題はないが、彼女が音大を目指すことになったあと演奏がアマチュアを超えるシーンがある。
そこではオーボエ特有の力強い息、と楽器を回すような演奏が描かれる。感情を入れた瞬間を、アテレコ演奏と汗の吹き出しで表現するアニメや実写は多いが、ここまで楽器の特徴を捕えて完璧に表現されると涙が出てくる。
それにオーボエのリードを作るシーンは最高だ。吹奏楽界隈のひとはこのシーンで失神した人が出たとも言う。
さらに、「リズと青い鳥」で苦悩したフルートが確変したオーボエに合せてついていくシーンが劇場版1で描かれる。そのときのフルートの姿勢。実はリズ〜の方では(気にはならなかったが)肘をあげすぎるという改善点があったのだが、劇場版では美しい姿勢で吹いているのだ。
これはフルートあるあるで作画のミスではなく、明らかに、練習した成果が現れているものであり、そんなの誰が気づくかよと思うのだが、こうして経験者は気づくのだ。
ここまで作中であまり取り沙汰されてないパートだが、それだけに見せ場のコンクールシーンで、突然ウィンドマシーンやラチェットと言う管楽器奏者にすら知名度の低い楽器をなげこんでくるから正直草が生える。視聴者混乱する。おそらくウィンドマシーンを正確に描写した初めてのアニメだろう。
インパクト重視パートかと思うと、スティックの動きの正確さに唸る。
鍵盤打楽器の腕の運びも勿論のこと、例えば譜面にはrollとしか記載されてないシーンで奏者は沢山叩く必要があるのだが、曲に合わせある程度の音粒、数を揃えていく必要がある。
初めてみたときはwhat's happened!?だった。細かさで言えば木管楽器演奏を超えている。ティンパニ演奏シーンは鳥肌モノだ。
4日に公開されるアンサンブルコンテスト編。中篇らしいが、どうも噂によると打楽器がフィーチャーされるとかなんとか。もう楽しみでソワソワしている。
引き絵でも滝先生の指揮が正確だとか、語り足りないくらいだが、このへんで終わろうと思う。
ママ友の影響を受けたのか、5歳来年小学生の息子に妻がやたら習い事をやらせようとする。特にピアノや英語、プログラミングをやらせたいらしい。金の無駄だしやめろと言ってるが、ヒスって手に負えない。そのくせ、サッカーや野球をやらせようとすると、今度は断固拒否。
男が楽器なんて出来ても何の得にもならないし、英語とかAIが発展してるのに意味なさすぎでしょ。プログラミングもAIで無価値になるし、そもそもオタクになっても困る。これからは、陽キャになってコミュ力つけないと食っていけない時代だから、スポーツやらせないと意味ないのに、何で女って頭で考えて判断できないんだろう。どうせ子供を人形だと思ってるんだろうな。
どう考えても自分で作った方が安いしたくさん食べれる。
ペットボトルのお茶をいちいち買ってる奴も本当に金の使い方下手だなあって思う。
そうやって浮いた金で楽器とか買ってる方がどう考えても得なんだよなあ。
地方に文化がないとは思わないのだが、特定の分野に強く打ち込みたい場合、分野によっては地方に住んでいることが非常に不利になることがある。
特に移動の自由のない子供にとって、住んでいる場所による格差は顕著に表れる。俺にとっては音楽がそれだった。
昭和末期に地方の山間部の村で育った俺は、幼少期からクラシック音楽全般、特に演奏と作曲に強い興味があり、
自分で作曲した曲を五線譜に書いて小学校の音楽の先生に見せたり、テレビで聴いた曲を耳コピして鍵盤ハーモニカで演奏したりしていた。
しかし周囲にクラシック音楽に理解のある人はおらず、ピアノ教室に通うのを切望しても通わせてもらえず、演奏会などは遠くて行けず、やりたいことがほとんどできずに燻っていた。
やがて中学校に進学した。地方山間部の中学なんて公立一箇所しか選択肢がなく、医者の息子からヤンキーまでみんながそこに通う。俺も当然そこに通った。
その中学校では全生徒が何らかの部活動に強制加入させられたが、選択肢は運動部数種類と吹奏楽部しかなく、
かつ吹奏楽部は男子の部員は一人もおらず女子しかいなかった。なので男は強制的に運動部に入るしかないような状態だった。
しかし俺は男だがどうしても音楽をやりたかったので、周囲の反対を押し切って吹奏楽部で唯一の男子部員となった。
教師すらも俺を奇異の目で見たが、俺が音楽に熱意を持つのは有名だったらしく、まああいつなら…と認めてくれたような形だった。
しかしまあ、部内で馴染むことは最後までできなかった。部内でも異端中の異端だった俺は孤立し、一人黙々と練習する日々を送るしかなかった。
部自体のレベルも低く、コンクールで良い成績を残すこともなかった。そんな環境の中で、俺の音楽への熱意はすっかり薄れてしまった。やがて中学を出て高校に進学したが、俺はもう音楽をやることはなかった。
音楽と無縁な高校生活を送った後、大学に進学した。そこで管弦楽団の勧誘が目に止まり、また音楽をやってみるかという気持ちになって管弦楽団に入ってみた。
しかしそこで俺は、他の団員たちと自分の差に愕然とすることになる。
小学校の頃からバイオリンをやっていたという人、中学生の時に全国大会に出たという人、親が音楽家だという人。
幼少期から豊かな音楽に触れて、環境にも仲間にも指導者にも恵まれた音楽エリートたちがそこに集っていたのだ。俺が生まれ育った村ではまず見ない人種の人々であった。
音大ではないにも関わらず、そこの楽団からはプロの奏者もけっこう出ているので、レベルの高い楽団ではあったようだ。
俺は初めて、自分が環境面で恵まれていなかったことを実感した。
これは住む場所の問題だけではなく、家庭環境の問題でもあるだろう。しかし小学生のうちから子供にバイオリンをやらせるような環境や、全国大会に出るような活気のある部活動などは、
俺の住んでいた村にはほとんど存在できないものだ。それらはやはり、ある程度の規模以上の都会にしか存在できない。今にして思えば、これこそが都会と田舎の格差であった。
結局俺は、他の団員たちの話に付いていけず、疎遠になり、半年ほどで楽団をやめてしまった。それ以来俺は、音楽活動はしていない。
今は都会に住んでおり、近くには楽器店やコンサートホールなどもあるが、もうどうでも良くなってしまった。
もし俺が打ち込もうとしたのが、地元の伝統芸能とか自然の中での屋外活動のような、地方にアドバンテージがあることであればこうはならなかっただろうと思う。
そういえば思い出した、遥か昔の頃、俺も吹奏楽部に入ってたこと。
今は”(吹部)スイブ”なんていうのか?俺の時代は“ブラバン(ブラスバンドの略)”って言ってたけど。
パーカッションをやりたかったけど、すごい人気でそれこそ「オーディション」で選考されて、
箸にも棒にも掛かからなかった俺はサファイアちゃんと同じ「コントラバス」に配属された。
ちなみにコントラバスは誰もやりたがらない堂々の不人気No.1楽器。
クソデカくて運搬が大変なのに、音低すぎてよほど吹奏楽に知見があってかつ耳の良い人でもない限り音を聴き当てることができないからね。
作中でもサファイアちゃんだけが希望者でかつなり手がそれまでいなかったっていうのはすごいリアリティだ。
だけど一人きりのコンバスだったサファイアちゃんとは違って、俺には3年生の先輩が二人、2年生の先輩が一人できた。
全員女性だった。
中学生、ド思春期、関わったことがある年上の女と言えば学級担任かばぁちゃんかかぁちゃんだけの童貞にとって、
ひとつふたつ上のお姉さんは言い得も知れないほど何かを感じずにはいられなかった。
早い話、性欲持て余しまくりだった。
一人だけだった少年後輩の俺に、先輩方は本当に優しく、時に厳しく、指導してくれた。
特に3年生の二人は引退が近いこともあって、かつ二人とも弟がおられたみたいで、「ウチの弟とは違って素直でかわいい~」ってな感じで
ズブズブに可愛がってくれた。
俺は毎晩ズブズブにオナペットにした。
作品は夏休み中のコンクールの話だったけど、同じく当時の俺もコンクールを体感していた。
ブラスバンド部というのは、とにかく金がかかる。
コンクールの会場は都市部のコンサートホールだったんだけど、その会場までは学校が手配した貸し切りバスでの移動だった。
だけど上記の通りいろいろ金がかかるため、少しでも浮かそうとしてバスは観光バスではなく、その辺を普段走ってる路線バスが行先に「貸切」って表示させたボロいやつだった。
先輩が「増田ちゃんは座ってな!」って俺を座席に座らせてくれて、本人たちは立ってくれた。
路線バスだから車内につり革があって、先輩たちはそれにつかまっていた。
ふと座った座席から先輩たちを見ると、つり革につかまってガードがゆるゆるになった、先輩たちの「脇」が露わになっていた。
ボーボーだった、わき毛が。
当時の中学三年生くらいはまだ、ムダ毛の処理なんてしなかったのだろう、
とにかくボーボーだった。
そんなボーボーの光景をみて、俺は衝撃を感じるほどの性欲が沸いて沸いて沸き立ってどうしょうもなかった。
中坊にとって女性のわき毛は、もう大人のそれでしかなかったから。
先輩にバレるかもしれない、という恐怖に駆られながらも、会場に到着するまでの30分間、2秒に1.5秒くらい俺は盗み見た。
会場楽屋での音合わせ、舞台袖の雰囲気、結果発表までの緊張感、
なんか色々あったと思うけど、俺の頭の中は貸切の路線バスの中で仕入れたとびっきりのズリネタをいち早く消費することしかなかった。
学校に戻って解散したあとは猛ダッシュで家に帰り、出るだけ出した。
結果は銀賞だったような気がする。はっきり覚えてない。
一人いた二年生の先輩には正直何も感じておらず、拠り所を失った俺はほどなくしてユーレイ部員になり、知らない間に入部さえしていなかったことになっていた(高校入試の時に途中退部とかだと内申書に響くから、らしい)。
特に何にも夢中になることがなくなった俺はテキトーにスーパーファミコンとかばっかりやって、気づいたら中学卒業してた。
その後も何かに熱中することもなく、やがて中年になり、結婚も出来ず、金曜日にたまたまユーチューブで見たアニメにほだされて、土曜日に駄文をダラダラと書くことくらいしかやることがなかった。
何かを一所懸命、やればよかった。
悔し涙流すくらい、やればよかった。
それは若い時が断然よかった。
三年生の先輩をオナペットにした思い出しかなかったあの時のことだけど、それでもやっぱり、二度とない良い思い出に違いなかったから。
ああ、
なんか余計な事思い出した。
俺にでも若い頃は、その可能性があったことを今頃知らしめられてどうする。
見るんじゃなかった。
頭も悪く、運動もできず、好きなことすら人並み以下。
ずっと劣等感がついてまわる。
どうせ上手くいくわけがないという諦めの気持ちが、新しいことを始めようとする気持ちを毎回折りに来る。
そうやって30年生きてきて、やらない言い訳を考えるのがすごく上手くなった。
自分のスペックが低いことを自覚しているので、上を見ると人並み以上にメンタルボコボコになるのはわかってはいるのでなるべくやらないようにしているが
最近Twitterでフォローしているお姉さんが色んなことに挑戦していて羨ましいなぁと感じる。
そのお姉さんはどうやら医学部?出のようで、医療系のお仕事をしているオタクらしい。
自頭が良くて、さらに勉強も頑張って、自分の人生を勝ち得たんだなぁと思う。
この人は「努力をすれば大概のことはできるようになる」ってことを知っている人間で、だからこそ色々挑戦できるんだなぁと思う。
俺は数年イラストを描いてみたが、全く上手くなれなくて諦めた。
イラストを描く度に下手くそ、一生上手くなれないと諦めの心が囁いてきて折れてしまった。
このお姉さん数ヶ月に1回マンガアニメのイラストをツイートするが、俺なんかより断然上手い。
本人は絵を描くのは仕事を始めてからで、休日暇な時に描くようにしてるだけとのこと。
マンガアニメの、海外コミュニティを除きたいから勉強しているとツイートしている。
この前は楽器に挑戦していた。
特に演奏したい曲があったわけではないが、なんとなくやってみたくて始めて、つい最近すきなvtuberの待機画面BGMを弾けるようになったと喜んでいた。
正直嫉妬する。
このお姉さん、医学系の道進めるくらい脳の出来がいいんだし、たぶん人より物覚えは良いんだろうけど
だとしても出来る出来ない以前に、俺はなんでこんな趣味レベルのことにすら挑戦できないんだろう。しないんだろう。
どうせうまく行かないと思って二の足を踏んで何もせずに土日を過ごして、平日仕事してまた何もない土日。
なにか上手く行った経験があれば俺も、成長速度や個人差はあれど、何か出来るようになった自分に成れるって思えて、色んなことに挑戦できたのだろうか。
このクソみたいなマイナス思考が、本来は成功体験として糧にしなければいけなかったものを
運が良かったとか、俺に出来ることなんて他人はもっと簡単にやってのけるとかいって
いまはもうわからん。
べつに死にたいとか、そういうわけではないのだが
長続きしていることがチンコしごくだけみたいな人生はいいかげんに終わりにしたい。
どうしたもんか。
48歳男、独身。
音楽を聞くのが大好きで毎晩ある歌手がアコースティックギター弾きながら歌っている動画を見ながら自分も一緒に歌っています。
それがほぼ毎晩1〜2時間やってるので、「これはもしかしてギターも弾けたらもっと楽しいのでは?」
と思いました。
ただ賃貸なので諦めていたんだけど、よくみたら運良くうちの2軒隣にこじんまりした演奏用レンタルスタジオがありました。
挫折しないように弾きやすいギターを探していたら、Taylor Academy12というのが弾きやすいとのこと。(挫折予防に寄与するなら価格は気にしない)
あとは音が美しいかどうかを楽器屋さんで確認しようと思います。
ルーチンとしては、毎晩ギターのチューニングは自宅でして、その直後隣のスタジオに入る。
で、週末に近所の島村楽器の教室にいくとかをイメージしています。
ちなみに最初に書いた歌手の音楽のジャンル全体がすごく好きで、海外なんだけどそこの言語(非英語)は5年かけてだいたいマスターし、歌詞の美しさとかはそのまま理解できるようになりました。この調子で努力してギターも弾ければな〜と欲が出てしまった次第。
東京都杉並区の路上で女児を車に連れ込み体を触ったなどとして、わいせつ目的略取と強制わいせつの罪に問われたロックバンド「JELLY」(解散)のドラム担当清水康平被告(29)は27日、東京地裁(角田正紀裁判長)の初公判で起訴事実を認めた。
検察側は「白昼堂々、抵抗できない女児にわいせつ行為をし、口止めもした卑劣な犯行」とし、懲役7年を求刑した。
検察側の冒頭陳述によると、清水被告は昨年九月九日夕、東京都杉並区の住宅街に車を止め、
女児は約5分後に解放された。女児の画像は当日中に消去したという。