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2023-07-29

ユーチューブプレミア公開やってる「響け!ユーフォニアム」なんて見るんじゃなかった

そういえば思い出した、遥か昔の頃、俺も吹奏楽部に入ってたこと。

今は”(吹部)スイブ”なんていうのか?俺の時代は“ブラバンブラスバンドの略)”って言ってたけど。

パーカッションをやりたかったけど、すごい人気でそれこそ「オーディション」で選考されて、

箸にも棒にも掛かからなかった俺はサファイアちゃんと同じ「コントラバス」に配属された。

ちなみにコントラバスは誰もやりたがらない堂々の不人気No.1楽器

クソデカくて運搬が大変なのに、音低すぎてよほど吹奏楽に知見があってかつ耳の良い人でもない限り音を聴き当てることができないからね。

作中でもサファイアちゃんけが希望者でかつなり手がそれまでいなかったっていうのはすごいリアリティだ。

だけど一人きりのコンバスだったサファイアちゃんとは違って、俺には3年生の先輩が二人、2年生の先輩が一人できた。

全員女性だった。

中学生、ド思春期、関わったことがある年上の女と言えば学級担任かばちゃんかかぁちゃんだけの童貞にとって、

ひとつふたつ上のお姉さんは言い得も知れないほど何かを感じずにはいられなかった。

早い話、性欲持て余しまくりだった。

一人だけだった少年後輩の俺に、先輩方は本当に優しく、時に厳しく、指導してくれた。

特に3年生の二人は引退が近いこともあって、かつ二人とも弟がおられたみたいで、「ウチの弟とは違って素直でかわいい~」ってな感じで

ズブズブに可愛がってくれた。

俺は毎晩ズブズブにオナペットにした。

作品夏休み中のコンクールの話だったけど、同じく当時の俺もコンクール体感していた。

ブラスバンド部というのは、とにかく金がかかる。

楽器代、メンテ代、移動代、その他諸々。

コンクールの会場は都市部コンサートホールだったんだけど、その会場までは学校が手配した貸し切りバスでの移動だった。

だけど上記の通りいろいろ金がかかるため、少しでも浮かそうとしてバス観光バスではなく、その辺を普段走ってる路線バスが行先に「貸切」って表示させたボロいやつだった。

先輩が「増田ちゃんは座ってな!」って俺を座席に座らせてくれて、本人たちは立ってくれた。

路線バスから車内につり革があって、先輩たちはそれにつかまっていた。

ふと座った座席から先輩たちを見ると、つり革につかまってガードがゆるゆるになった、先輩たちの「脇」が露わになっていた。

ボーボーだった、わき毛が。

当時の中学三年生くらいはまだ、ムダ毛の処理なんてしなかったのだろう、

とにかくボーボーだった。

そんなボーボーの光景をみて、俺は衝撃を感じるほどの性欲が沸いて沸いて沸き立ってどうしょうもなかった。

中坊にとって女性のわき毛は、もう大人のそれでしかなかったから。

先輩にバレるかもしれない、という恐怖に駆られながらも、会場に到着するまでの30分間、2秒に1.5秒くらい俺は盗み見た。

会場楽屋での音合わせ、舞台袖の雰囲気結果発表までの緊張感、

なんか色々あったと思うけど、俺の頭の中は貸切の路線バスの中で仕入れたとびっきりのズリネタをいち早く消費することしかなかった。

学校に戻って解散したあとは猛ダッシュで家に帰り、出るだけ出した。

結果は銀賞だったような気がする。はっきり覚えてない。

その後三年生の先輩方は引退した。

一人いた二年生の先輩には正直何も感じておらず、拠り所を失った俺はほどなくしてユーレイ部員になり、知らない間に入部さえしていなかったことになっていた(高校入試の時に途中退部とかだと内申書に響くから、らしい)。

特に何にも夢中になることがなくなった俺はテキトースーパーファミコンかばっかりやって、気づいたら中学卒業してた。

その後も何かに熱中することもなく、やがて中年になり、結婚も出来ず、金曜日たまたまユーチューブで見たアニメにほだされて、土曜日駄文をダラダラと書くことくらいしかやることがなかった。

何かを一所懸命、やればよかった。

悔し涙流すくらい、やればよかった。

それは若い時が断然よかった。

三年生の先輩をオナペットにした思い出しかなかったあの時のことだけど、それでもやっぱり、二度とない良い思い出に違いなかったから。

ああ、

なんか余計な事思い出した。

あん青春劇、見るんじゃなかった。

俺にでも若い頃は、その可能性があったことを今頃知らしめられてどうする。

見るんじゃなかった。

2023-06-29

anond:20230629124543

それだとクラブ音楽みたいな、音でいいってことにならない?

歌を聴くうえで、その声質や歌い方など技術的な評価って切り離せないと思うんだよね

スポーツ見るにしても、難しいプレーをどうこなしたか見るのが楽しみのひとつみたいな感じで、難しいフレーズをどう歌うかって、歌を聴くうえで絶対気にするとこだと思うんだよ

野球選手なら、どんなタイプ投手で、持ち球は何で、どんな攻め方ができるか?を把握していないと野球観戦を楽しめないように、歌だって、その歌手が出せる音域、一番響く音域や音、そういうものを把握するのって大事だと思うんだよね

そうすると当然、男声と女声は全く違う音を出す楽器なので、歌手性別を気にしないってそれはつまりバイオリンコンバスも気にしないみたいな話じゃん

うそでしょそんなので歌好きな人っているの?と思ってしま

歌詞もめちゃくちゃ大事だよ

歌手が歌うのは歌詞なんだから、当然歌詞の音に合わせて音を出す必要がある

増田は知らないかもしれないけど、ア母音やオ母音比較的誰でも歌いやすいのに対して、エ母音を綺麗に歌うのってめちゃくちゃ難しいんだよ

響きにくく、音程が下がりやすい音がエ母音なんだよね

跳躍のエとか下降音階のエをバチっとはめて響かせる歌手ってすごい技術を持っているんだけど、歌詞に着目しないって、つまり上手なエ母音普通のア母音も気に留めないってことでしょ

うそでしょそんなので歌好きな人っている?

2022-12-16

anond:20221216144610

コントラバス略してコンバス体格がオレよりもいいオレの楽器だ /「世界で一番すばらしい俺 」(工藤吉生) より

2019-05-31

響け!ユーフォニアム見て吹奏楽に興味を持ちました

最近映画やってるということで、仲のいいオタクがこれを機に全部見ろと言ってくれて、今更全部履修しました。

映画も行きました。最高だった。

で、なにか楽器をやってみたい。

そう思い立って、近所の一般吹奏楽バンドがいくつかあるので、見学に行ってみた。

いろんな楽器を吹かせてもらった。楽しかった。どうだったかは以下に。

フルート 鳴らない。どんだけ吹いても鳴らない。スコー!!!っていうだけ。のぞみが好きだったのでつらかった。のぞみすごい。

クラリネット ドレミファソラシドはできた。指覚えられる気がしない。

アルトサックス ドレミファソラシドはできた。思ってたよりでかいし重い!

オーボエ 鳴りはした。みぞれのすごさをいまいちど痛感した。

ファゴット 鳴りはした。

コンバス やらなかった

トランペット ドレミファソラシドはできた。れいなみたいな綺麗な音とか高い音だすのどんだけ大変なの?

トロンボーン 鳴はした。スライドむずいし腕が短いから遠くキツイ

ホルン ドレミファソラシドはできた。なんか吹いてて疲れる。

ユーフォ  ドレミファソラシドはできた。思ったよりでかいし重い。

チューバ  ドレミファソラシドはできた。はづきちゃん毎日こんなの吹いてんの?マウスピースでかすぎてびっくり。

打楽器 タンバリンしかった。

とにかく楽器吹くのって見てるよりずっと大変なんだね。なんつーか、リコーダーみたいに吹けば鳴るってもんではない!

やっぱ何年も吹いてる人と今初めて楽器触った!って人との音色の差が歴然すぎる。

響け!みたいに美しい音楽をするのはすんごく大変なんだなあ。

やっぱり学生時代部活動でやってないとキツいなあ。この年で始めるのしんどいかもしれない。

ヤマハ大人のレッスン教室とかあるけど…。ああいうのの利用者で実際に楽器演奏をモノにした人ってどのくらいいるんだろう。そういう統計とか見てみたい。

でも響け!で見た憧れの吹奏楽ちょっと触れられて感動。

楽器マジで始めてみようと思うけどどれやってみようかな。

トランペットとか一番簡単そうだったけど、目立つよね…。三日月の舞吹けるようになるのにどれだけの時間がかかるだろう。

2018-07-17

anond:20180717135247

ステージBGMについてマジレスしてみる

音色に関して

・何はともあれキラキラしたシンセGMでいうと101番)

  →上の方でアルペジオを鳴らし続けてもいいし、メロディラインでもいい。割と万能

・硬めのピアノ

  →ハウス寄りのピアノや、ハイパスを強めにかけているような音色ディレイかけるなどしてキンキン系を表現

ベース音色ははくっきり

  →アコベ、コンバス系ではなく、シンセベースのように音の減衰に幅がないものが好ましい。Bass Stationとか。(古いか…)

・鉄琴

  →鉄琴単体だとなかなかミックスなど難しいだろうから、鉄琴ぽい音色のが楽

シンセパッド

  →ストリングスよりもシンセパッドで空間を埋めたほうがいい。が、使いすぎは厳禁。ふんわりしたイメージになりすぎないように注意

ドラム比較的なんでもいい気がする、ジャンベとかパーカスがあまりうるさくなりすぎるとNGくらい?

クリスマス感出したいなら鈴だけど結構リスクもある

■曲調に関して

YsロックマンX系は割と参考にはなると思われる

・基本マイナートップノートをm3にする、メロディの始まりノートをm3にする等とりあえずm3意識しとく

BPMは思ったより速くていいのでは。ゲーム全体の雰囲気にもよるが、130はおそすぎ、160とかまであり得る

・リフをキラキラ音色で上の方で鳴らし続けるパターン

ハウスピアノで密集したm9和音弾いて、7000kHzあたり持ち上げる

・刻み系ロックも実はアリ。ベリンガーの安い歪みを開放弦ミュートでズクズクやるイメージ

■注意点

・5000kHz以上の音が集中するのでミックスが若干面倒。

スマホ等小さなスピーカーや安いイヤホンで聞いた際に耳が痛くなる可能性が非常に大きいため、マスタリングで調整ではなくミックスの時点からすっきりさせる必要がある。

2018-01-17

チェロがえろい

タイトルの通りのことが言いたかっただけなんですけど、いや、チェロってすっごくエッチじゃないですか〜〜????見てくださいよ奥さん〜〜〜〜!!!!!(ここテレビショッピング)

あの流線型の素晴らしいフォルムも、焦がしたメイプルシロップのような素敵な色も、立ち上る松脂のかおりも、そっと触れた時の木のぬくもりと弦の冷たさと、奏でた時の音域の広さも、素晴らしいと思うんですよ。とっても。

突然転校して来た謎の美少女だったり、近所の優等生な幼馴染だったり、蠱惑的なのに包容力のある先輩だったり、なんでも受け止めてくれる義理の姉みたいだったり、もうたったひとつチェロに一体何人もの攻略対象エッセンスが詰まってるんだよって話なワケ。エロゲだよエロゲ

ヴァイオリンヴィオラコントラバスはいけないのかって話なんですが、私はチェロしか触れたことがないし、チェロしか関係を持ったことないし、そんな他の楽器えっちさについて語ってたら自分チェロに愛想つかされちゃうじゃないですか……でもコンバスの低音には抱かれたいかもしれないし子イヌのような可愛らしいヴァイオリン音色も素敵だし、わかる人にわかればいいのと隙間を縫うように旋律を支える影の功労者ヴィオラも魅力的だとは、思いますけどね!!ええ!!あっまって今のなし

楽器ってやっぱり触れるときってドキドしますよね。きちんと曲が奏でられた時なんてもうめちゃくちゃ気持ちいい。自分努力楽器が応えてくれたことが嬉しい。自分努力の合わせ鏡だし、私の努力は私の楽器が全部見ていてくれる。天使じゃん?

逆に手を抜いた時とか、はいはいこの曲何回もやった〜〜って流して弾いちゃうと、もうすっごいがっつり曲に現れちゃうんですよね。すごい。私やる気アリマセーンって感じで弾くとすっごいダサい音が出る。こんなダサい音を私の楽器から生み出しちゃいけない!!と思うくらい私が弾くにあたっての心構えとか気持ちとかって、全部曲に現れちゃう。そんなダッサイ演奏した日には、チェロにも周りにも合わせる顔がない。怠惰でごめんなさい。ってなる。

色々書いたんですけど、私はチェロが大好きです。オススメの曲はヴィヴァルディチェロソナタ5番ホ短調です。

ます

2017-10-18

音楽以前に人の問題という話

anond:20171016161644

↑の元増田です。

ブコメを読んでいて色々思うことがあったので、補足説明を兼ねて追加エントリ

その前に、まず明るめの話から

果たして打楽器問題ないのか眼中にないのか気になる

自分が長く世話になったオケ打楽器は、今思えば神セクションだった。

「一発が拓く、まさしく一音入魂の素晴らしい瞬間」と「一発を外したときの怖さ」の両方を熟知していて、ストイックな音の追求に余念のない、セミプロ級の職人集団だった。

実際、彼らの奏でるティンパニはきちんと「旋律楽器」をやっていた。

勿論弦からも管からも信頼は厚かったし、思えば彼らの一発に何度も救われていたのだと、今頃になって思い至った。

態度も大人で、合奏中にチューナーで音取りし、それを根拠アンサンブルピッチを指摘されても「私の音は合ってます」と強弁して憚らない管楽器のことも悪く言わなかったし。

気づくのおせーのとプロ管楽器奏者も大概吹奏楽上がりだから主語がでけーのとで御愁傷様としか。なお吹奏楽やってる人ですらちゃんとやってればこの問題意識は持ってる。

であれば、極めつけのプロ管楽器奏者が吹奏楽をやったらどうなるん?ということで見つけたのがこの演奏

リード()」と思って軽い気持ちで聴き始めたけど、あっという間に引き込まれ最後まで一気に聴いてしまった。

こんなに味のある吹奏楽曲演奏は初めてというか、ここまで繊細に表現できるなら、何も言うことない最高の演奏だと思う。

というか、この演奏を聴いて「楽器の鳴り」だの「縦の線」だの、ましてや「コンクール」とかつまんねー事言い出す奴とは、多分楽しく合奏できないと思う(笑)

アルメニアトルコ隣国だけど、その上でトルコ軍楽隊してないのが良い。

勿論、N響管打コンバス+須川展也+外囿祥一郎というドリームチームなのはさておき。

そうなると、やはり問題学校吹奏楽文化か…ちなみに当該曲のWikipedia解説は、件のサイトが以前から玉石混交であることを前提としても頭が悪すぎ(というかボキャブラリに乏しい水槽厨が書いた感が半端ない、「かわいらしく演奏」「元気よく入る」「ドスを入れるように吹き」とか失笑ものだし、まさかと思うけど顧問の指摘の受け売り?)なので、吹奏楽の格が落ちると感じた人は修正すべきだと思う。


さて、前置きが長くなったけど、ここからが本題。

もっともな意見だけど、そのオケコンマス音楽監督はどういう心境でその音を聴き逃してたんだという疑問しかない

まず、そのオケには常任指揮者がいない

運営が人づてに、毎回色んな指揮者を呼ぶんだけど、理由が「変な人に居座られたら面倒だから」。

そして運営だが、実はこのオケ運営もほぼ全員管の人間なのだ

から、呼ばれる指揮者だって当然管楽器奏者目線での人選の結果となる(選曲も然り)。

これは別に弦の人間他力本願からではなく、運営が弦の人間を入れたがらないというのが実情だったり。

曰く

「弦は本番全乗りで運営仕事なんてまともに出来ないだろうから

「管は必ず降り番があるし、学校部活でなにがしかの係を経験していて慣れてるから

ということらしい。

随分と舐められたものである


次にコンマスの件。

自分がそのオケに入る前だから、もうかなり昔の話になるが、当時のコンマス指揮者対立してしまたことがあったそうな。

そして、あろうことか管楽器コントラバス人間指揮者の肩を持ち、コンマスを追い出してしまという結果になった。

それ以後の歴代コンマスは、弦セクションやヴァイオリンパート指導だけを黙々とこなす人ばかりが就くようになってしまったと。

ちなみにコントラバスってメンタル的な観点で、彼らは管楽器奏者だよねというのが個人的な持論。

そもそも他の弦パートの人に「お前そこ弾くな」とか言い放つような奴は仲間じゃねーから

てか吹奏楽部って「そこ吹くな」は勿論、指揮者からバカとか死ねとか普通に言われるんでしょ?

なんかもう、同じ音楽人なのに生きてる世界が違いすぎて引くわー。


結局、仕事でも趣味でも、起きる問題は詰まるところ人の問題なのだと心底痛感する。

そんでもって10年以上もいて、その問題解決どころか、多少なりともマシな状態にすら持っていけなかった自分は、社会性という視点で言ったら間違いなく無能だろう。

一連のエントリは、そんな自分のことを棚に上げて書いたものであることを白状しておく。

から罪滅ぼしというわけではないが、今後関わるオケでは、もっと人間重視で活動できればと思っている。

まあ、トラで行ってるオケはどこも弦と管の仲が良いし、そしてその親密さから来る協調感というのだろうか、温かみのあるサウンドに結構感動しながら弾いていたり(今までが異常に冷たかったんだろうけど)。

いずれ、それらのオケのどこかに落ち着くつもりである

2015-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20150703135355

元増田です。

課題曲程度だと、教育的配慮が優先されるから減らすべきところも減らさずユニゾンつけまくったり、

ただでさえ分厚すぎる中音域と薄すぎる低音域のバランスが滅茶苦茶で聞くに堪えない。

オケだと中音域の厚みを担うのはホルンヴィオラくらいしかいないので、プロはともかくアマチュアの手にかかると往々にして「ダシの効いていない」演奏になりがちだから、中音域が充実している吹奏楽は恵まれていると思っていた。

でも実際聴き込んでみると「過ぎたるは~」な気がしてきた。なんというか、中音が厚過ぎると着膨れしたような、輪郭のぼやけた、大味でいささかクドいサウンドになる感じだろうか。

吹奏楽の低音はユーフォチューバコンバストロンボーンファゴットバスクラバリサク一見充実しているように見えるけど、フルートオーボエを除く残りの楽器がほぼ全て中音だと考えたらやはり足りないってことか。

最近サクソルンオーケストラっちゅーもんがあるぐらいにはサックス管楽合奏重要地位を占めとる。

個人的にはサックスクラリネット立ち位置交換するのもありだと思ってる。

確かにサックス表現力と豊かな倍音は魅力だと思う。

でもクラと立ち位置を交換するとなると、音域の問題から2声あるアルトのうちの1つをソプラノに変えるってことだよね?

サクソフォンオーケストラを見る限り、ソプラノはピーピー・キーキーにならない「旨味のある」音を出すのが難しそうで、結構ハードル高いんじゃないだろうか。

今どきモツだベトだ言って聞いてくれる人もお年寄りが増えた。

個人的にも、現代音楽の聴きやすいモノのほうが若い感性には応えられると思う。

その間口を全部吹奏楽が持ってっちゃってるってのはそのとおりかな。

実はオケオケで、色々偏っている気がしてならないんだよね。

クラシックは一生かかっても演奏しきれないくらい沢山の名曲があって、一度好きになれば死ぬまで病みつきになれるのが魅力だと思う。

反面、その全てが職業演奏家によるパフォーマンスを前提にしていて、尚且つオケに慣れ親しんでいる人達がそういう曲だけで満足しちゃっているのが問題なんだよ。

それがオケの敷居を高くし、特に若い人の間口を大いに狭めているという意味で。同じことはカルテットのような弦楽合奏にも言える。

はいえ、アマチュア演奏家若い音楽ファンでも気軽に楽しめる新曲なんて、なまじ過去名曲があるせいで単純に見劣りするだけというのはある。

でも大河ドラマOPとか、ああいうののもう少し簡単な曲なら結構いい線行きそうな気はするけど。

まあ長い年月の淘汰を生き残って愛聴されてきたというのが名曲名曲たる所以であり、そういう逸品がゴロゴロしているのは、他のジャンルから見たら羨ましいのかも知れないが、現実はそんな喜ばしいことばかりじゃないというか。

 
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