はてなキーワード: 存在自体とは
まったくもってこの増田のいうとおり。同性婚がこれまで認められてなかった最大の理由は憲法の「両性の合意のみに基づいて」という一節の解釈にある。近親婚はこの両性という部分の解釈でつまづくことはないのだから禁止する理由がない。父が娘を脅して婚姻を結ぼうなんていう「合意がないのに合意を装ってる事例」がありうることには注意する必要があるけれど、それは個別のケースごとに判断すべき話であって、一括して禁止する理由にはならない。
さらに、両性の解釈も合意の解釈も問題ないことが明らかな重婚についても禁止する理由がない。当然、一夫多妻や多夫一妻だけでなく、多夫多妻も認める必要がある。
こうして考えていくと、行きつく先は婚姻という制度そのものの形骸化である。ということで自分の意見としては、同性婚や近親婚を認めるのではなく、そもそも婚姻制度そのものを廃止すべきである、ということになる(法的に保護された結婚をなくすだけで、民間の風習として結婚することを妨げるものではない)。
自明のことだと思って言及しなかったんだけどいろんな人のコメントを見ると自明じゃなかったみたいなので追記しておくよ。
これをまず常識として認識しておいてください。近親婚で産まれてくる子供の遺伝的疾患が〜などというのが正当化されるならば、近親間にかぎらず遺伝病を患っている人すべての結婚が制限されるべき。かつて政策としてそういった病気の人の避妊手術をしていたことが憲法違反とされたけど、しかしそういった非常識な政策ですら、避妊はしても結婚の禁止はしていない。また、子供を産み育てるのが結婚したカップルだけの特権とするならば結婚していないカップルの子供は存在自体が違法ということになる。しかし、婚外子はいろいろ権利が制限され差別されてはいるものの、違法な存在とまではされていない(婚姻制度自体がなくなれば婚外子という概念そのものがなくなるので、そういった差別も解消されるはず)。そして、子供を産み育てるための制度ではないから、子供を産むことのできない病気の人や閉経した高齢女性であっても結婚が認められており、子育てが終わった高齢者夫婦に離婚の義務があるわけでもない。産まれてくる子供に障害が出るから、あるいは子供が産まれないから、というのは結婚の可否を論じる上で考慮する必要はないことであり、それを持ち出すのは差別以外の何者でもない。
これめちゃくちゃ叩かれてるけれど、
なんで女が誰でもいいからとにかく絶対に結婚したいという前提なんだよ
難易度が高かろうが何だろうが結婚するなら理想の人としたいしそうでないなら一生独身でいいって話だろ
ていうかお前ら
・年収400万円以上
・身長170cm以上
どんなに要求を下げようとも、「婚活をしている女性」の存在自体が許せないんだろ?
アラサー女性ならば40代後半以上の男性を狙えば20代前半女性と争わずに済むと思うよ?
https://twitter.com/anriiixoxo/status/1616670700626116608
@anriiixoxo
周りのアラサー婚活女子に結婚相手の条件聞いたらほぼ全員から以下の全て揃ってる人って言われるんだが難易度高くない?これに当てはまる男性を20代女性のライバルと取り合うんだぞ?
・年収700万円以上
・身長175cm以上
・顔のレベル中以上
以下はAIイラスト叩きを見て思ったことをだらだらと並べたものです。
ロバの耳的な感じで吐き出した何かなので、あまり真剣に読まなくて大丈夫です。
「NovelAI」でAIイラストを作成できる話題が出てからやけにAIイラスト叩きを見る。
著作権とかそういうので叩いているのは分かるが、「AIイラスト」の存在自体を叩いているものも見かける。
やれ「楽をしているだけだ」、やれ「絵師から仕事を奪うのか」、やれ「描く気なくした」だのだの。
再度言っておくが、著作権云々ではなく、AIイラストが毛嫌いされているという話がしたい。
AIが毛嫌いされているのか、と言えばそういう訳ではない。
「AIのべりすと」などは面白おかしく使われて楽しまれていた。
これも小説家の仕事を無くす云々の話が上がったかというと少なくとも自分の周りでは聞かない。
では、「NovelAI」の登場でAIへの認識が変わったのかと思ったがそうでもないらしい。
「ChatGPT」というAIと会話できるものについては画期的だの面白いだのとポジティブに飛びついているのを見かけた。
以下の感想は自分がAIイラストを作成して遊んでおり、かつ、絵師ではないから思っているだけかもしれない、と言い訳しておく。
自分から見ると、絵師たちが自分たちの領域にAIが入ってきて声を荒げているだけに見える。
「表現の悪影響はない」ではなく「悪影響があったとしても規制反対」と言うべきだと主張するわとりん氏とリョーマ氏、規制反対派から袋叩きにされる https://togetter.com/li/2021146 #Togetter @togetter_jpより
「フィクションが良い影響は与えるけど悪い影響は人に与えないって都合良すぎ」と言った遊牧民氏、「規制派め!」と叩かれる https://togetter.com/li/2026587 #Togetter @togetter_jpより
表自、アンフェ界隈で仲間割れが起きているようだ
表現の自由戦士は表現に悪影響があると言っただけで「じゃあ規制すべきだというのか!表現が全て悪くて犯罪したやつは免責されるべきだというのか!!」と極論に走ってキレる。
「人間には倫理観がある!だからスポーツ漫画の影響を受けてスポーツをするのと、エロ漫画の影響を受けて性犯罪するのとは違う!!後者は絶対にない!!」
どうも、表現の自由戦士は人間の倫理や知性を強固なものだと思い過ぎている
しかも「子供は悪影響を受ける事もある(だから18禁がある)が大人は絶対にない」と、人間は全て健常に成長するものだと思い過ぎている
「人間には倫理観や知性があって、フィクションの悪影響を受ける奴はよっぽどの馬鹿なのだ。それはそいつの受けた教育が悪いのだ」と表自戦士は言う。
だが、教育で「よっぽどの馬鹿」が治り、年齢通りに成長するならば、知的障害も発達障害もサイコパスも存在しない
実は、知性や犯罪者になる確率は、教育よりも遺伝子で決まるという。橘玲氏の「言ってはいけない」という本では、親が犯罪者であればその子供が養子に出されていても犯罪者になる確率は高いのだという研究結果があった。養親に犯罪歴がある場合より高い。
「フィクションに悪影響を受けるようなバカはフィクションを見るな」と言っていた表自戦士がいた。
これは生まれつきの障害者はフィクションを見るなと言ってるに等しい。なんと差別的で、規制派的であろうか。そんな奴が「表現の悪影響はあるけど規制反対」と言ってる人を規制派扱いしているのだ
というか、フェミニストが「ポルノを見るのは年齢制ではなく免許制にするべき。人権意識などをテストするべき。知的障害者や発達障害者がいるのだから」と言っていた時、表自戦士は「差別だ!」と叩いていたように思うが、どこが違うのか。
というか、遊牧民の方のまとめのコメントで、タムって奴とんでもないこと言ってんな
こいつ別のまとめで痴漢冤罪云々と言ってるくせに、犯罪する前に捕まえることを推奨してやがる
とも言ってるし…公序良俗に反する表現を規制しろとは、これが表現の自由戦士かよ
ちょっとしたきっかけで道を踏み外すし、ちょっとしたきっかけで洗脳されるし、ちょっとしたきっかけで犯罪を犯す
カルト宗教論破してやるwと向かっていった人が取り込まれやすいのは何故か?人間が弱いからだよ!
普通の人がどんどん反ワクチン陰謀論者になっていく経緯まとめられてて見たことあるけど、怖かったよ
一家全員洗脳されたり殺し合ったりする事件もあったし、ママ友に洗脳されて自分の子供を殺した母親もいた。
スポーツするより犯罪する方がハードルの低い人間なんてザラにいる。犯罪の種類によってはな。
オタクもよく言うだろ。○○で性癖が歪んだって。もし歪んだ先が強姦性愛だとか小児性愛だとか犯罪に繋がりやすい性癖だったらどうするんだよ
ワンピースの影響で海賊になる人間はいない?当たり前だ海賊になるハードルはバチクソ高いんだから、海賊が合法でもいないだろうさ
恋愛ゲームやってもモテない?当たり前だ恋愛は自分の意思だけでなく向こうの合意あってのものなんだから
犯罪者も犯罪する前は「自分は善良な犯罪をしない一般市民」だと思ってるんだよ
もっと「自分もちょっとしたきっかけで足を踏み外したかもしれない」という意識を持つべきじゃないか?
犯罪者が「○○の影響を受けました」と言ったら表自は「犯罪者の言い訳ダー!フィクションのせいにするな!」と騒ぐでしょ
あのな、それで減刑されるわけないんだからフィクションのせいにしてるわけじゃないでしょ
「俺は親から虐待を受けていて…」と犯罪者が言っても「言い訳!家庭環境のせいにするな!」と言うのか。言いそう。
つか、それだとワンピースの影響で海賊になった人が現れても結局意味ないだろ
「沢山フィクションがある我が国で犯罪が少ない」ことを表自は持ち出すが、
それは「沢山フィクションがあるような先進国では環境も良く犯罪者が少なくなる」とか「エロ漫画を読んで発散する良い影響が悪い影響の数を上回る」とか「フィクションを読んでる間に他の影響を受けにくい」とかの理由があるわけよ
というか、表自って同じことを言ってるもへもへには何故キレない?
もへもへ「エロ本やAVみて性犯罪する奴は確実に存在する。だが規制すべきではない」 https://togetter.com/li/2022447 #Togetter @togetter_jpより
「表現の悪影響はない」ではなく「悪影響があったとしても規制反対」と言うべきだと主張するわとりん氏とリョーマ氏、規制反対派から袋叩きにされる https://togetter.com/li/2021146 #Togetter @togetter_jpより
「フィクションが良い影響は与えるけど悪い影響は人に与えないって都合良すぎ」と言った遊牧民氏、「規制派め!」と叩かれる https://togetter.com/li/2026587 #Togetter @togetter_jpより
表自、アンフェ界隈で仲間割れが起きているようだ
表現の自由戦士は表現に悪影響があると言っただけで「じゃあ規制すべきだというのか!表現が全て悪くて犯罪したやつは免責されるべきだというのか!!」と極論に走ってキレる。
「人間には倫理観がある!だからスポーツ漫画の影響を受けてスポーツをするのと、エロ漫画の影響を受けて性犯罪するのとは違う!!後者は絶対にない!!」
どうも、表現の自由戦士は人間の倫理や知性を強固なものだと思い過ぎている
しかも「子供は悪影響を受ける事もある(だから18禁がある)が大人は絶対にない」と、人間は全て健常に成長するものだと思い過ぎている
ちょっとしたきっかけで道を踏み外すし、ちょっとしたきっかけで洗脳されるし、ちょっとしたきっかけで犯罪を犯す
カルト宗教論破してやるwと向かっていった人が取り込まれやすいのは何故か?人間が弱いからだよ!
普通の人がどんどん反ワクチン陰謀論者になっていく経緯まとめられてて見たことあるけど、怖かったよ
一家全員洗脳されたり殺し合ったりする事件もあったし、ママ友に洗脳されて自分の子供を殺した母親もいた。
スポーツするより犯罪する方がハードルの低い人間なんてザラにいる。犯罪の種類によってはな。
オタクもよく言うだろ。○○で性癖が歪んだって。もし歪んだ先が強姦性愛だとか小児性愛だとか犯罪に繋がりやすい性癖だったらどうするんだよ
ワンピースの影響で海賊になる人間はいない?当たり前だ海賊になるハードルはバチクソ高いんだから、海賊が合法でもいないだろうさ
恋愛ゲームやってもモテない?当たり前だ恋愛は自分の意思だけでなく向こうの合意あってのものなんだから
犯罪者も犯罪する前は「自分は善良な犯罪をしない一般市民」だと思ってるんだよ
もっと「自分もちょっとしたきっかけで足を踏み外したかもしれない」という意識を持つべきじゃないか?
犯罪者が「○○の影響を受けました」と言ったら表自は「犯罪者の言い訳ダー!フィクションのせいにするな!」と騒ぐでしょ
あのな、それで減刑されるわけないんだからフィクションのせいにしてるわけじゃないでしょ
「俺は親から虐待を受けていて…」と犯罪者が言っても「言い訳!家庭環境のせいにするな!」と言うのか。言いそう。
つか、それだとワンピースの影響で海賊になった人が現れても結局意味ないだろ
「沢山フィクションがある我が国で犯罪が少ない」ことを表自は持ち出すが、
それは「沢山フィクションがあるような先進国では環境も良く犯罪者が少なくなる」とか「エロ漫画を読んで発散する良い影響が悪い影響の数を上回る」とか「フィクションを読んでる間に他の影響を受けにくい」とかの理由があるわけよ
というか、表自って同じことを言ってるもへもへには何故キレない?
もへもへ「エロ本やAVみて性犯罪する奴は確実に存在する。だが規制すべきではない」 https://togetter.com/li/2022447 #Togetter @togetter_jpより
30作品強。(前後編に分かれてたり「2作で1作」みたいなのがあるので、はっきり「全○作」と書きにくい…)
いつものバンドリ。通常パートには若干の人形劇感はあるが、ライブパートはすごい。
映画じゃなくてOVAの連続上映では…?みたいなフォーマットだったが気にしない。
YouTuber、SNS、アノニマス(※増田ではない)、陰謀論、AI…と今っぽい要素がてんこ盛り。美衣奈たんかわいいよ美衣奈たん。
密室となった宇宙ステーションから脱出できるのか…?という前編はワクワク感がすごい。
後編はセカイ系というか、ちょっと観念的な結末だったので面食らってしまったが、まあアリ。
「治療が困難な伝染病が蔓延している」という世界観の作品だが、前年の9月に公開予定だったのがコロナで大幅に延期。
序盤に主人公たちが女装して、詰め物をブルンブルンさせながら歩くシーンがあってちょっと引いてしまった。
なくても良かったんじゃないかな、あれ…。
本編主人公の母親の若い頃がメインの話だけど、こんなハードな作品だったのか…。
原作未プレイ。原作の設定から独自に膨らませたストーリーなのかな?となんとなく思ってたが、いま調べたらわりと原作に忠実な内容だったのね。
主人公の女の子の声優が上手い。今作が声優初挑戦とのことだが、全然遜色なかった。
不可抗力な事故の責任を取らされる形で大学の航空部に入部させられ、部の先輩には強く当たられ、再会した生き別れの姉からも強く当たられ…と理不尽な目に遭い続ける主人公だが、天才的なグライダーの操縦センスで切り抜けていくのであった…。
物語の冒頭、主人公はバイト先の新聞配達店の客の家で時間を止める能力を使って、滞納してる新聞代をこっそり回収するのであった。……いやもっとほかに使い道あるやろ、その能力…。
3DCGアニメだけど、映像がすごいチープで「神山健治、大丈夫か…?」ってなった。
観に行く前にTVシリーズを予習したらめちゃめちゃハマった。
…が、そういうときに限って映画はTVシリーズの総集編なのであった。
追加シーンはあるけど、そのためだけに観に行く価値があるかというと…。
TVシリーズはなんとなく観てなかったんだけど、こんなにガッツリ「あの事件」を題材にしてたのか…。
さんざん言われてるけど、水没してほとんど廃墟になった東京でパルクールとかしてる場合か…?
文化祭でそれぞれのヒロインのルートが描かれたのは Ifルートを描いたのか、それとも単に「○○の視点だと…」を繰り返したのか、未だによくわかってない…。
体感だと尺の半分くらいはライブシーンだった(実時間は違うかも)けど、個人的にはあんまり魅力を感じなかった…。ストーリー自体は面白い。
ガンダムはそれなりに知ってるけど、ファーストをちゃんと観たことはなかった(ありがち)。
TVシリーズの1話を映画にしてるので、物語の展開はかなり遅い。
モブが棒立ちのシーンがほとんど無くてすごい。「古き良きアニメ」という感じ。
元になった作品は幼女戦記とこのすばを少し知ってるくらいだが、予想外に面白かった。
登場人物がめっちゃ多いのに、ちゃんと満遍なく活躍してる。スパロボみがある。
「神社の境内でこっそり世話してた子猫。里親がなかなか見つからず『自分たちの家で飼おう』と決心した途端、良くしてくれそうな親子に拾われてしまい…」という展開……うーん…。
前半は3DCGの(なんか世界観が独特な)アイドルアニメで、後半はキャストのMVという変な構成。
公開直前までコンテンツの存在自体を知らなかったんだけど、2019年秋に楽曲を軸にしたアイドルコンテンツを立ち上げたらコロナ禍とバッチリ被ってしまって、ライブも開催できず、CDも2年間リリースできず…ということらしい。
映画の出来はともかく、曲は好きだったので既発売のCDを買い集めてしまった。
観に行く前にTVシリーズを予習しようとしたけど、1期の7話くらいまでしか観られなかった…。
全員ちゃんとした社会人になってて、御都合主義にせず誠実に作ろうとしてるのはわかるけど、やっぱり高校生の頃のキラキラ感は薄くなってるかな…。
原作未読。制作はフランスの会社だけど、日本の風景や文化に関する解像度が高くて驚いた。
舞台は50年前~30年前くらいだけど、時代考証もほぼ完璧だったのでは。
ただ、(パンフレットの対談で原作者の夢枕獏も言ってたが)ヒロイン(?)の岸 涼子が「欧米人がイメージする、ステレオタイプなアジア人女性」みたいな造形だったのは…。
(参考リンク)
原作未読。制作発表当時に公開された、原作イラストを使用したキービジュアルからキャラデザがかなり変更されてたんで「大丈夫か…?」ってなったが、杞憂だった。面白い。
「中に入ると自分が望むものが手に入るが、外界よりも早く時間が進んでしまう」というトンネル、設定はSFっぽいけど、劇中でトンネルの原理や存在理由は解明されないので、どちらかというとファンタジーだと思った。
主人公の妹を「若おかみは小学生!」の小林星蘭が演じてるんだけど、すごく上達してる…!(もともと上手かったけど、「子役の声」から「声優の声」になった感じ)
あと、2005年頃のガラケーに関する描写がめちゃくちゃ解像度高い。
団地の建物ごと友人たちと迷い込んだ世界は周りが一面の海で、流れに身を任せるしかできず、食べ物はなくなっていくし、メンバーが怪我をしてこのままでは…みたいな展開が続いて、結構フラストレーションが溜まる。
「夏だ!冒険だ!」みたいな爽快感がある作品かと思ってんだが…。丁寧に作られてるし、キャラは魅力的なだけに残念。
原作未読・TVシリーズも未見。(『サマータイムマシンブルース』も)
未来から来たタイムマシンに乗って過去に行ったが、現地で軽率な行動を取ってしまって、このままだとタイムパラドックスが起きて宇宙ヤバイ。
過去の自分に気付かれないようになんとかしないと…という王道のタイムトラベルもの。脚本が破綻なくまとまってて面白い。
「2作あわせて1つの作品」的な映画だけど、2作のクオリティの違いが大きすぎない…?
劇場スケジュールの都合で『君愛』の方から先に観たけど、「これが2022年の劇場アニメか…?」ってなった。
その後に観た『僕愛』は、『君愛』に比べて作画も美術も頑張ってるな…と思った。
…が、こっちも他の劇場アニメや高クオリティな深夜アニメに比べるとけっこう厳しい…。
TVシリーズは何回かチラ見した程度だけど、わりと面白く観た。夏だ!旅行だ!という、王道の劇場版。
恋愛関係まではいかない、シスターフッド的な百合関係の数十年後が描かれている点が興味深かった。
(珍しく)原作既読。(コミックDAYSで無料公開されたときに読んで、その後単行本も購入した)
これも原作からキャラデザが大きく変わってて「大丈夫か…?」ってなったが、こちらも杞憂だった。最初は若干違和感あったが、観てるうちに気にならなくなる。
原作ではSFなメインストーリーと並行して小学生女子の間でのいじめがかなりの解像度で描かれてて「どっちが本題だ…?」ってなったけど、
映画では(完全にオミットされたわけではないが)この要素は控えめになってて(具体的にはコンビニで仕返しするシーンがカットされてたり)、ストーリーの本筋が明確になって観やすかった。
尺の都合でやむなく整理しただけかもしれないが、正解だったと思う。
前作のラストにチラッと出てきたアルゴが今作では最初から仲間になってて「えっ、いつの間に…?」ってなった。
前作ではあったエンドロール後の続編予告がなかったし、とりあえずこれで終わり…?
(「プログレッシブ」とは違う完全新作の劇場版の制作が発表されたようだし)
FSSは未履修。「ソフト化はしない」とか、監督は相当こだわりがある作品のようだが、エンドロールで楽器の表記が「Base」「Electric base」とかになってるのは直さないのか…?と思ってしまった。
公開初日に観に行ったら、客ガチャで大ハズレを引いてしまった。(最前列に座ってた60代くらいの夫婦が、変なタイミングで大声で笑う。ずっと喋ってるとかじゃないから「マナー違反」とまでは言えないし…)
それが気になって内容に集中できず、作品自体の第一印象までよろしくなくなってしまった…。
その後2回観に行ったけど、前作ほど面白く感じなかったのは作品のせいなのか、それとも第一印象が払拭できないせいなのかが切り分けられないので、自分はこの作品についての良し悪しについて語らない方がいい気がする…。
中盤に「①かつては鉱物の採掘で豊かだったが現在は経済的に厳しい小国。これからは農業を基幹産業にしてなんとかなりそうです! 体調が優れなかった女王も快方に向かいそうです!」→「②いかにもな小悪党に女王がそそのかされて…」という展開があるが、劇中でいちばんカタルシスがあったのが①の時点だったので、それ以降は観ててしんどかった…。
テレビだと放送コード的に難しそうなセ○クス連呼から始まって笑った。
1年の最後にすごいのが来た…。めっっっちゃくちゃ面白かった…。
原作未読で、予告を見た段階では「子供たちが謎の孤城に集められて…」くらいの情報しかなかったんで「よくあるジュブナイル小説のアニメ化かな?」くらいにしか思ってなかった。
この作品は、不登校の経験があるかどうかによって感想が違ってくるのかもしれない。ない人が観てもつまらないということは決してないと思うけど、経験がある自分は主人公・こころにめちゃくちゃ感情移入してしまった。
こころを演じた當真あみの演技は、(『アニメ声優』的な意味では)必ずしも上手くはないかもしれない。でも、その若干のたどたどしさも含めて、すごく良くこころという人物を表現できてると思う。
この作品は「静と動」で言えば「静」の方の作品だと思う。それほど激しいアクションシーンがあるわけでもないし、音楽が流れていないシーンも多い。
作画、カット割り、セリフ、演技、どれも控えめなのに、主人公が行動するたびに(ただ家の外に出たり、学校に行ったりするだけなのに)「この後、どうなるんだろう…大丈夫かな…」とずっとハラハラしてた(そのせいか、劇中で1箇所だけあるくだらないネタに不意を突かれてめちゃめちゃウケてしまった)。
特に、こころがある手紙を読むシーン。たった一文の、ものすごく短い手紙なのに泣きそうになってしまった。
ミステリ的な要素もあって、伏線もあちこちに張られてるので「あのセリフはそういうことだったのか…!」と複数回の鑑賞にも耐える造り。