はてなキーワード: 一筋縄とは
彼ら彼女らの放課後と土日を「強制管理」する手段として部活が強化される。
強制的な部活動の悲喜こもごもはいろいろと聞いたことがあるだろう。
しかも、運動系の部活に参加しない人間は、まともな扱いをされなかった。
せめて卓球部……とまで言われたが、初志を貫徹した。
歴史研究部では遺跡の発掘調査に参加して話題になったりとそれなりに頑張ったつもりだ。
それでも、(運動部じゃないから)「部活動に熱心ではない」と本当に内申点を下げられた。
志望校の公立高へ合格するには、本番の試験でリカバリーするしかなかったのを思い出す
おっさんになると、管理する中学当局や教師、PTAの立場も理解できるが、
現場の空気が相も変わらずと聞くと、なにか遠い目をしたい気分になる。
部活動のリスクが大きくなり、学校や教師は本音ではやりたがらない。
そんな話を生で聞いていると、
これあれでしょ、
http://b.hatena.ne.jp/entry/uiuret.hatenablog.com/entry/2018/02/11/154343
中指立ててファッキューというよりもポプテピピックの真似なんでしょ。
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51W%2BMSBoXkL.jpg
(ポプテ文脈で中指立てる人は、ポプテピピックリスペクトな別の行動が流行れば、その別の行動をやって満足して終わりだと思う。そのくらい彼らにとって中指自体に意味が存在しない)
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1185614
これは黒人を黒塗りで真似したってよりもエディ・マーフィの真似。
上にならうと
(エディ文脈で黒塗りする人は、エディリスペクトな別の要素が流行れば、その別の要素に代替して満足して終わりだと思う。そのくらい彼らにとって黒塗り自体に意味が存在しない)
「黒塗り自体に意味が存在しない」が黒人であることはエディの重要な要素であったり、一筋縄ではいかないけど。
一致はしないけど似てる部分があるってことね。
その時言われたのが「女と男は骨格自体違うからマトモにやり合ったら絶対勝てない。
有効なのは『痛い思いをさせる→こいつは一筋縄じゃいかないと思わせる』、『倒す・転ばせるなどに特化しその隙に逃げる』」
「残りの仕返しは逃げてからやればいい」
先生の家は柔道一家で、妹さんも柔道やってたのにDV夫と結婚しちゃったらしい。
ガーリーな女の子を装いたくて柔道部だったことも夫に言ってなかった。
足払いして逃げるくらいはいつでもできたけど「技をこんなことに使っていいのか」と迷ってるうち
でもある日、すごく理不尽なことでボコられ、カっとなって双手がりで夫を倒した。
夫は背後の棚に頭をぶつけて失神。その隙に逃げた。
後日夫に訴えられそうになった時に、先生も話し合いに同席。
妹さんが「素人相手に技はかけられないので、倒すだけで我慢した。弱い者いじめはできなかった」
と言ったら、DV夫は「ウッ」と言ったきり真っ赤になったって。
結局夫の親がまともな人で、慰謝料200万と言ってくれたけど
「私も素人相手に大人げなかった。弱い者いじめしてしまったので減額でいいです」
と言ったらDV夫は死ぬんじゃないかってくらい真っ赤になって部屋を出て行ってしまったそうな。
「残りの仕返しは後でできる」
アファーマティブ・アクションはある程度効果があるのかもしれないが、どのくらい弱者を優遇するのか、あるいはどのくらいの期間行うのかというさじ加減を誤るとすぐに逆差別状態または失敗に陥り、難しすぎると思う。
人種、国籍、性別、障害に関しては、個人が自分のステータスを変えることができないため、このさじ加減でグループ全ての人に影響が及び、両刃の剣になってしまう。
対して収入等、グラデーションになっているものがある。これは特定の階級から抜け出すことも可能だが、弱者救済があるせいで「扶養内におさめたいからアルバイトの時間を増やさない」など、あえて弱者でいようとする心理が働いたりする。
一筋縄では行かないやりかただと思う。
何だやたらかっこいい曲だなと思ったらフジファブリックが提供していた。
当該アニメの音楽プロデュースを担当している天才やなぎなぎ様が作詞作曲、アニメに登場する声優さん3名が歌っている。
ハーモニーが多用されていて美しい。歌うのはすごく難しそうだ。最高。
アニソンの王道。元気で可愛い、ザ・王道。そして中毒性が高い。嫌いな人いるのかこの曲。
こころぴょんぴょん待ちにも引けを取らない素晴らしい楽曲。最高。
考え得る最低最悪の気持ち悪い悪夢のような始まり方をした当該アニメだが、それでも見続けられているのはこの爽やかなOP曲のおかげだろう。
ああ、解毒される。
しかし最近のアニソンは曲展開が凝っている。一筋縄ではいかない。最高。
これまた秀逸な楽曲。静かに始まり、サビでまるで違う曲のように花開く。
サビの展開も凝っている。どうすればこんな曲展開思い付くんだ。最高。
いわゆる遠慮することなく自分自身のペースで産休を取ったり育休を取ったり子供の体調で突発的に有給を
取りつつ仕事をするママの事だ、一見するとそんな人が増えるといいなと思える話だが一筋縄ではいかない事が多い
俺が昔いた会社は「ママ社員に優しく」「女性に優しく」をスローガンに子育て支援関連や女性活躍関連の助成金をもらって女性に優しい会社を自称してた
確かに優しかった子育て中の女性社員や独身女性社員は産休・育休・有給はフルに取得でき管理職から咎められる事はないし残業は禁止で夜勤・休日出勤も免除されていた
そんな環境であるため入社後に産休を取得する新卒や育休を取る女性社員や子供関連で前日に有給を取るママ社員が多かった
本当に多かった・・・・男性社員の場合は子持ちであれば育休取得のみフルで取得可能だった
そんな子持ち夫婦には夢のような会社で何が起きたのか、それは社内で優秀と言われ幹部候補になっていた男性社員が3人辞める所から崩壊が始まった
その3人は俺と同じ独身の男性社員だった、仕事が出来るゆえに周りから助言を求められることが多く業務の処理能力も高いため社内で一番の業務量を処理していた
もちろん男性社員であるため有給の取得は管理職の顔を窺いながら取ろうとするも「いきいきママ」で空いた穴を埋める必要があるため口頭で却下されていた
残業・夜勤・休日出勤もあり振替で休めるにしてもスケジュールを会社が勝手に決めて2日以上の連休取得も口頭で注意されるような状態だった
更に子持ち男性社員の育休取得で空いた穴を埋めるために有給取得さえ許されない時期もあった
彼らの給与はどうだったか?「いきいきママ」や平社員とほぼ変わらない、幹部候補になっていた男性社員が3人辞める前にこんな事を言っていた
「女性ばかり優遇して俺らの事を評価しない会社は絶対おかしい」・「なんで周りより忙しいのに給与が上がらないのか」「そもそも休みをとる余裕がないなら女に優しくしてる場合じゃないだろ」
彼らは1ヶ月の有給消化後に退職した、同僚だっただけに寂しかった
その影響はまず業務の進行に出てきたつまり処理能力が落ちても降ってくる業務量は変わらないため残業時間が増えた最高で23時過ぎまで連日残業していたと思う(男性社員限定)
それでも「いきいきママ」で空いた穴を埋められなくなり子持ちの男性社員が育休の打ち切りや短縮と言う形で犠牲になった
そして助成金の関係上、女性社員に業務を振り分けられないため男性社員の業務量がうなぎ上りで増えたと同時に影で男性社員から女性社員への差別的呪詛も増えてきた
同時に業務ミスも増え取引先からクレームが来てしまうこともあった
そんなこんなで今年、入った新卒の研修中に女性の管理職が新卒の女性社員に「女性に優しい会社だから大変になったら男性社員に遠慮なく仕事を投げていいよ」と言うのを聞いてしまった
この段階で俺も心が折れ辞めた・・・・「いきいきママ」とか「女性に優しく」なんて言うのは会社による男性差別でしかない、あれから会社はどうなったか知り合いに聞いたら
俺が辞めた後も退職する男性社員が多く女性社員や「いきいきママ」優遇を撤廃し男性社員と同じ待遇にしようとしたが女性管理職と女性社員が一丸となって抵抗して白紙になったようだ
今は男性管理職が男性社員に混じってマネジメント以外の業務をしており社長にも実情を報告しているようだが、報告書の数字を見る限り変化はないと言う理由で変わる気配はないらしい
バカな会社だ「いきいきママ」や女性優遇で業務が崩壊した事実に気が付いていない、会社自体が潰れたら子持ちの男性社員や「いきいきママ」が一番被害を被ると言うのに
単純な開発と改修工廠では、負担のかかり方が全く違うだろうよ。
資材ぶっこんで開発回すほうが、遥かに簡単で手っ取り早いじゃんか。
今更書くまでもないけど、開発で消費するのは資源と開発資材のみ、改修工廠はそれに加えてネジと既存の装備も食う。
この差はかなりデカい。資源の補充だけなら任務こなしつつ遠征回せば済むのでシンプルだけど、改修工廠に使う資材集めは一筋縄では行かない。
あと改修対象によっては二番艦指定と曜日指定まで絡んでくるし。
そんな入り組んだ段取りなんて、面倒過ぎて考えたくないんだよこっちは。
それと勘違いしないで欲しいのだが、あれもこれも嫌いというより、もっと気ままにプレイさせろって言ってるだけ。
本来、プレイヤーの数だけこだわるポイントは違うんだから、ゲーム的にそれをもうちょっと尊重しろよって思う。
今の艦これはそれが不可能な仕様になってるというか、「やり込む」というただ一つのやり方に仕向け、追い込もうとしているように感じるんだわ。
遠征・各種任務・開発・建造・レベリング・改修工廠どれもこれもある程度以上やり込むことが殆ど義務みたくなってる。
てか、ゆるーくやってると見下される空気まであるのはどうなんだって感じ。
あと資材だっけ?
案の定Amazonレビューは大荒れのようだが、個人的には「アイアムアヒーロー」というタイトルに綺麗に着地して終わったなと思う。
1巻のあの情けない英雄は最終巻に至ってもなんの進歩もなく当初の英雄のままであり、そんな彼が孤独に惨めに生き続けることこそが生き残った人々に安寧をもたらし未来への希望(島の子どもたちに象徴される)となる。英雄はダメ人間であり苦しみ続けるがゆえにヒーローである、と。
陰鬱で苦味のきいた終わりかたではあるが、同時に比呂美の「生きて」に残酷さとともにほんの僅かだが救いも感じ、一筋縄では消化できずに心にずっとしこりを残す忘れられない作品になりそうだ。
どっちで座っていこうかなあ。
けれど「臨済宗 老師」で画像を検索した結果と「曹洞宗 老師」での結果を見るに
曹洞宗のほうが好みなんだよねえ。
臨済宗のほうは(禅の方向性から言っても)一筋縄ではいかない感大有り。
こう在りたいか?と問われると考えさせてください……。となる。
村上海賊の娘を読んだ。読みやすい歴史エンターテイメント小説だった。海戦の終結が切なかった。
正直なところ、一巻を読んだ時点ではあんまり面白そうな感じはしなかった。物語やキャラクターはとても優れていたのだけれど、頻繁に出てくる現代との相違や、メートル法表記などのせいで没入感が削がれていたのが原因だった。
また大規模な戦がはじまっていなかったのも理由に挙げられると思う。まるまる一巻使っているのに、舞台の説明と登場人物の紹介だけに終始するのは(もちろんそれだけじゃないんだけど)いただけなかった。
でも、二巻以降はすごい。陸戦から始まり、ちょっとしたインターバルを挟んでから大々的な海戦へと展開していく。土煙がもうもうと立ちのぼり、磯のにおいがぷんぷんと立ち込める中、魅力的な登場人物たちが戦場を闊歩していく。
凄惨極まりない戦場がたて続けに描かれるのだけれど、この物語はそこにユーモアを落としこんでくるところが素敵。現代の価値観からでは受け入れられない狂人ばかりが登場するのに、どいつもこいつも痛快で清々しい生き様を見せてくれるのもよかった。
最終盤では主要な人物が死んでいくんだけど、終わりが近いこともあって、妙に物悲しく感じてしまった。泉州の海賊が死んでいく様なんかは捨て台詞のひょうきんさから笑ってしまったほどだったのに。
大型案件を失注した。敗軍の将、兵を語らずだ。
やれることはすべてやった。やり尽くした。顧客価値を常に主眼に据え、価値を提案しつづけてきた。
もちろん価格も重要な要素だからして、単に値引きではない戦略的な価格を提示した。
しかし、顧客は「単に」最も安価な企業を選択した。ここに今回の違和感と失望がある。
ガムを買うのではない。これほどまでに大規模な事業に対して、単に価格で選定してしまうような、
そんなマインドのまま調達に臨ませてしまった自分の提案力のなさに失望した。価値提案では誰にも
負けない自信があったのに。
確かに今回の調達は一筋縄ではなかった。規模も特性も著しく異なる40近いステークホルダーに
対してどのように合意形成していけば良いのか、最大公約数(落とし所)はどこなのか、暗中模索の
提案だった。困難という言葉は使いたくないが、決して容易ではなかった。最も合理的で納得しやすい
キーワードが「価格」であったことは否めない。しかし、そこに身を委ねることは単なる「逃げ」に
過ぎない。だからこそ、真正面から向き合い、価値を中心に真摯に提案を重ねてきたつもりだった。
いったいこの提案のために、どれほどの人が関わったのだろう。どれほどの人が期待したのだろう。
俺はその人たちの期待に応えられなかった。デジタルと同じだ。「1」か「0」。結果が出なければ「0」なのだ。
彼らに伝えるべき言葉がまったく見つからずに萎縮している自分がいる。失敗は恥ずかしいことではないと常々
言っている自分が申し訳なさにいっぱいになって萎縮している。萎縮ではなく、単に自分の能力の低さを看破
されるのが恐いのかもしれない。というか、そうなんだと思う。弱い。
万策尽くしたから悔いはない、得るものがあった、なんていう美辞麗句は、俺のポジションには不要。
かといって猛省でもない。公共という市場に対してずっと感じていた違和感が露呈した案件だった。
今回の件で、公共市場全般に対する失望感を強く感じた俺は単に逃げているだけなんだろうか。分からない。
とにかく救いが喉から手が出るほど欲しくて「孫子」を読んだ。しかし、そこには自己肯定しかなかった。
ならば、考えることは他にある。
最後に。誠に自分勝手なことを言わせてもらえば、今回の失注は最高だ。
この失敗によって、更に俺は強くなるし、俺の根は深くなる。
藤島センセ的には、10代の小娘だしちょこちょこっとお小遣いあげて気持ちイイことして
…そう、奴には”覚悟”があった
やり逃げは許さないとばかりに妊娠発覚して、藤島が「えマジ?ちょ、ちょっと待って」って慌ててる間に、Twitterで結婚発表
ヤフートップに出るニュースになり、オタ界隈どこから一般に広まるニュースになり、
漫画家・イラストレーター仲間から「…お、おめでとう(羨ましい氏ね)」と祝福コメントが出て
おっさん漫画家が、SNSを使いこなすデジタルネイティブ世代のオタクレイヤーに世論形成で勝てるわけがない
ねこむは藤島漫画に出てくるようなぬるーいキャラじゃなくて、ジョジョに登場するような一筋縄ではいかない強キャラだったわけだ
増田典厩の尽力により、その当主会談が旧増田領(六)で開催される運びとなった。
二人はそれぞれ供をひとりだけ連れて、竹林にしつらえられた厠の中へ入る。
帯を解くと、コの字型に並べられた便器にむきあう形で腰掛けた。
「見事な海綿じゃのう」
増田家(四)が用意した厠には天窓から竹林を通した光が入り、ほのかに緑色づいて見えた。風も緑に香る。
尻の下から聞こえるせせらぎは大きすぎず小さすぎず、意識をリラックスさせてくれる。
自然石のモザイクでヘクソカズラやイヌノフグリなど、野草の絵が壁に描かれ、密室でありながら開放感を演出していた。
遙か西から伝わった公共トイレの文化が増田島で洗練を極めた結果うまれた「便道」、その粋を凝らした厠と言えた。
便道は権力者にとって便利であり、内密の話をするため多用された。
帯をほどいて便器にまたがるという無防備な状態を晒し合うことで親密さを高めることもできる。
出シニケーションである。
実際、漏らしても粗相にならずに済む増田家(八)当主は落ち着いた様子だった。
まずは互いの大勝利を称え合う。繊維製品の交易を通して二人の間には面識があった。
思えば最初から国境が接していた二家が生き残ったのも不思議なめぐり合わせである。
増田家(四)当主が連れ込んだ小姓の増田四五郎は固唾を呑んで交渉を見守っていた。
どちらも淡々とした様子で、天下の未来を決める事柄に触れていく。
「増田中弐殿はお忙しいようだ」と一方が言えば、
他方は「いきなり領国が三倍にも増えて大変でしょう」と皮肉った。
「三倍……?」
増田四五郎は首を傾げた。国数でも石高でも彼らの領地は三倍よりも四倍の増加と言う方がふさわしいはずだ。
しかし、増田家(四)の当主は小姓にしかわからないレベルで表情を強ばらせていた。
「前から提示した条件を受け入れていただけないのなら、代わりに増田領(一)の平定は我らが引き受けましょう」
増田匿兵衛は膝をつめて核心に触れた。
「……ッ」
内外に秘密にしていたことであるが、増田家(四)は未だに増田島最北部を平定できていなかった。
増田家(一)の遺臣が抵抗しているわけではない。
実はかつて傭兵に呼ばれた北方異民族が混乱につけ込んで大量に流入し、容易には討滅できない状況になっているのだ。
激戦と領土の急速な拡大で疲弊した増田家(四)に、この敵の早期撃破は手に余った。
だが、増田家(八)はおおよその真実を突き止めていた。なんのことはない。
残念ながら世界的な視野をもつことで、増田家(四)は遅れをとっていた。
「では……お願いする」
「えっ!?」
ぶりぶりという謎の音と一緒に、素っ頓狂な声を増田家(八)当主があげた。
内情を知っているとの脅しを素直に受け入れられるとは思いもしなかった。
いやな予感がした増田匿兵衛は尋ねた。
「十万じゃ」
増田匿兵衛も漏らした。
とりあえず持ち帰ると思ったのだが、増田家(八)当主はその場で自分たちの言葉に責任をもつことに決した。
本当にこれで良かったのか、増田家(四)の当主が悩む番になった。
彼はつぶやいた。
「それにしても、本当に致すとはな……」
「便道」は排泄の形をとるものであって、実際に排泄をすることはイレギュラーに近い。
だが、敵の首脳は手慣れた美しい所作で海綿や和紙を使って行った。
「まさしく「大物」にございますね」
増田四五郎は緊張でカラカラになった口をやっと開いた。当主はちょっと笑うといきんだ。
「ふんっ!」
彼の下から聞こえるせせらぎが変化した。最強の武将はうんこでもって自らが流されないと示唆したのである。
「お美事にございます」
だが、
「……切れた」
前回
http://anond.hatelabo.jp/20160619002153
次回
かつて中央の大型私学にいて、現在は地方国立にいる大学関係者です。偏差値の議論がどこぞで上がっていますが。何処にとも書かずに心のなかにあった2つのお話を。
特に地方の大学にいると、それなりにかなり優秀な学生がいる。それこそ2つくらい上のランクを狙えるような。で、なぜ現在の大学にかよっているかを問いただしたところ、親が一人暮らしを許さなかったからという理由が多い。第一志望に落ちたからという理由はあまり聞かない。親が一人暮らしを許さないってのは、少し前までは女子学生に多かったのですが、最近は親にカネがないからか、男女問わず聞くセリフです。
偏差値はその学校に合格する最低ラインです。状況によっては偏差値以上の学生がゴロゴロいる大学も存在します、ってことは受験生らに伝えたい。
多くの予備校が公表する偏差値は、一般入試合格者数です。とくに大型私学を発端として、現在では国立を含む、多くの大学で、推薦、AOなどの複数回入試がとり行われています。
推薦、AO入学生の学力はその大学の偏差値には反映されません。結果どうなるかというと、推薦、あるいはそれに類似した名前の一般入試もどきを乱発させることで、一般入試の枠を狭くすることにより、一般入試の倍率を高めて一般入試合格者の学力を高める、ひいては偏差値を高めることができます。関西のR大学が率先して行ったこの方法は、いまや全国区になっております。
ちなみに推薦、AOで予め合格者を囲うのは、文科省の締め付けによるところも大きいです。文科省は定員より入学者が1.2倍(この数値は今後変更)を超えたら予算を減らしにかかります。なので、推薦、AOで予め入学者数を確定したいという意図が大学にもあります。
私学の場合は国公立の結果次第でかなりの数が逃げられます。そのことを考えると、一般入試合格者数はかなり年度による振れ幅が大きいので、そんな面倒なリスクを取って文科に睨まれるのはヤダという発想です。
で、ぶっちゃけ推薦、AOで入ってきた学生ってのは大学に入ってからがアレなので、内部者としてはできれば減らしたいのです。ただ上の理由があるから一筋縄ではいかない模様。
で、まぁ何を言いたいかというと、偏差値にはかなりの誤差があり、また実際の学生の幅は大学により大きく異なるということです。あまり教条的に見ないほうがよろしいかもしれません。