うちの職場は、企画部門は正社員で(一人当たりの分量は多いと思う)、事務センターのようなところは正社員2,3名の下に嘱託、派遣、アルバイト等の様々な雇用の人が数十人います。
ある日、嘱託(50代女性)が顧客リストのエクセルを見ながら、「印刷できない!」と別の席にいる私(正社員)に聞こえる程度の声で言っていました。
近づいてみると、数千人が掲載されているリストを印刷しようとしたところ、印刷設定が自分で出来ないために、細い線になったリストしか印刷できないとのことでした。
私「印刷設定で縦横の縦の枚数を空欄(ブランクと言っても理解してもらえない)にするか、印刷したい枚数に縦を設定すればできますよ」
嘱「どうやってやるんですか!?」
私「印刷画面で選んでいけばいいんですよ」
と、その女性は終始、リストを作った私に不満を言っていました。
なお、その女性の両隣の嘱託社員は、その不満を聞いて唖然。(ほかの人も50代、60代)
ちなみに、その人は教えてもメモを取りません。
嘱「私さんだからできる」
と言い放ちます。
私は入社以来、新しい部署に行くごとに最初の1年はメモを取っており、それを見せながら、
私「私は何度も同じことを聞くことは失礼だと目上の人に習いました。メモを取り、そのメモを見てもどうしてもわからないときだけ聞いています。
もし聞くことになったとしても、メモを読むことで不明な点も明確に出来るので、相手の時間を奪う時間も少なくて済みます」
嘱「そのメモを配布してほしい」
と言ってきたのです。
(なお、私は業務自体のマニュアルは、着任前には無かったので、すぐに着手して嘱託社員全員に配布し、業務時間中に勉強会まで行っています。)
うまく伝わらないかもしれませんが、消費者目線というか、自分がしたいように出来ない時に、すぐに外部(他者)へ不満や要求にしてしまうのに、年齢は関係ないのだなと思いました。
物事を考えたり、実行する前にロジックやフローチャート、パターン化などを考える力や、よく言われる問題解決能力、想像力(仮説力?)は、世代とか年齢ではなく、その人が勉強や仕事だけでなく、どんな人生(生活)を送ってきたのかが影響するのかもなと思った瞬間でした。
悪いのはあなたではないと言って欲しいだけかもしれないし、そう思うけど。 人を動かす、制御する、というのは一筋縄ではいかないんだよな。正しいということだけでは動かないとい...