はてなキーワード: Fランとは
今は都内勤務の大企業のグループ会社で給料はそこそこ、人間関係にもそこそこ恵まれて分からないなりに仕事をしている。
就職活動は辛かった。
何が辛かったってお祈りメールを連続で貰うと社会に必要とされていないと思ったことだった。
面接ではコミュ力あります頑張りますという雰囲気を頑張って出した。
実際は元うつでネガティブでインドアだから面接が終わると凄く疲れた。
落ちただろうなと思いながら帰ったのをよく覚えている。
完全に数打ちゃ当たる戦法だった。
そんな人に大丈夫とかなんとかなると言われても安全地帯からの言葉だし所詮とか思った。
元うつで大学そこそこで将来どうなるか分からなくてもとりあえず今はなんとかなったから
特に大したことは言えなくてどうしようもない。
人生諦めが悪いというかなんというか、
願ったことは何が何でも取り戻したい性分のようだ。
未経験/絵も描けないデザイナーなんてと門前払されたのを懲りずに、
3年後同じ会社にバイトで潜り込んで学び、独立するまでになった。
20代の時にコンペで勝てなかった、案件を5年だし続けて受注した。
Fランしか卒業できなかったので、去年から某国立の院に通い始めた。
仕事中毒になり家庭を失ってしまったが、10年かけて説得して帰ってきてもらった。
その度に色々失ったり、傷つけたり、こんなはずじゃなかったと後悔したりするんだけど、
手から零してしまったものも、諦めなければまた手に入るんだなと思っている。
もちろん、ファンタジーのように死んだ人を取り戻すことはできない。
でも、5年10年という時間、取り戻すことを忘れなければ、
取り戻すチャンスはまた巡ってくる。
たぶん、だいたいの願いは叶う。
取り戻すことも、新しく手に入れることも願えば叶う。
あいつが嫌だ、こいつが使えない、みたいな。
嫌なら辞めたら?って思っちゃう。
そりゃ、家庭を持っていたら1人の問題じゃないから簡単には行動ができないのは仕方ないけど。
今日も友人が職場の人間が嫌だ、モチベーションが下がる、とグチグチと愚痴っていたので、
「うーん、私は『なら辞めたら?』って思っちゃう。」
と言った。辞めるというのはニートになるって意味ではなく転職も含めてね。
そしたら
「辞めてなんとかなるほど技術に自信がない。仕事がある保障もないし。」
と。
ちなみに私はFランかギリギリEランくらいのショボい大学の出身だ。
そこから新卒でとある有名(悪名かもしれないけど)なIT系のメガベンチャーに入った。
ベンチャーや外資で働いたことがある人は分かるかもしれないが、そういったところの人間はより良い条件があったり自分のやりたいことがあったりすると、サラっと会社を辞める。
業務内容・勤務時間・給料・人間関係の適正や好みは人それぞれ違うので、文句を言うよりも自分に合った環境を探した方が早いと知っているからだ。
私も例も違わず数年でその会社を辞め別業界に転職をし、いまは独立をして好きなことで好きなように働いている。
でも、最近、世の中には転職活動もしていないのに「自信がないから…」だけで文句を垂れ流しながら同じ会社にとどまり続ける人が多いことを知った。
世の中には腐るほど会社があるのに、どうしてだろう?
「今の会社が給与がいいからそれ以外の待遇は我慢をする」とかなら分かるけど。
少なくとも大卒なら、こんな低学歴の私でもなんとかなるんだから大体の人がなんとかなるんじゃないかな。
勿論、大卒じゃなくても同じ業界内でなら大体が経験者優遇だから職場を変えることなんていくらでもできるだろうし。
どんなに不平不満があっても現状を変えるってそんなに恐いことなのかな。
文句言うくらいなら1歩外に踏み出してみればいいのに。
ゆっくり霊夢はFランク大学の就職課に就職したようです(ゆっくりFランシリーズ)をいくつか視聴してみた。
視聴した率直な感想でいうと、この動画の根底に流れている作者の人間観に俺は全く共感できなかった。
ゆっくりFランシリーズの動画の作成者の根底に流れているのは、「いわゆる一般論」に理論武装された自己責任論と、人間の発達(青年期のおける課題、等)を
無視した「人とはこうあるべき」という人間観の押し付けであるように思えてならない。
また、俺がゆっくりFランシリーズを視聴していて抱いた感想は以下の通り。
「Fラン大生は努力しないク〇」「Fラン大生は総じてク〇」「Fラン大に入ったのは自己責任」
「Fラン大生は何をやったところで無力で無能なので、頭は使わず死に物狂いで生きていくしかない」「努力できないのは能力の問題ではないので自己責任」
…こう感想を書き連ねてみるとはっきりわかるが、この動画の作成者、そもそも「人間の発達」についてどれだけ勉強してないんだ?と思う。
それとFラン大生のような立場に置かれている人間について、どれだけ理解しているのか疑問符がつく箇所がちらほらある。
この動画の作成者には、まず「そもそもなぜFラン大生は勉強ができないのか」という素朴でわかりやすい問題について勉強していただきたい。
もっと簡単に言うなら、「なぜ勉強できない奴が世の中にはいるのか」について勉強して欲しいと思う。
そういう問題を諸所考えていけば、「どうして勉強が不得意な奴が世の中には存在するのか」ということや、
「どれだけ学習意欲を喚起させてもFラン大生が勉強しない理由」であったり、「Fラン大生がやる気を出さない理由」が
…まあ、結論だけをいうと、Fラン大生は小中高を通じて学習意欲や適切な学習機会を奪われたある種の社会的弱者だということがみえてくるのだけど。
俺、このシリーズの動画の作成者の人間観は、はっきり言って間違ってるし人として腐ってると思う。
この動画の作成者は、学生一人一人の人生を本当に慮って就労支援しているようには思えない。
この動画の作成者は、人材を右から左にスライドさせていく、さながら人材コンサルタントのようにしか思えない。
最後に。
こんな動画を見てしまって鬱になっているFラン大生よ、こんな動画、気にするな。
君は君の思うままでいてもいいんだ。
だから大学生の間、君は君がやりたいと思ったことを、思うままにやるといい。
そして幾つかの年月を過ごしたある日、君はきっと気付くだろう。
『君の人生は、親のためでも世間のためでもなく君のためにあるということ』に君は気付くだろう。
その時になって初めて、君は「思うままであれ」という言葉の真意に気付くだろう。
思うままであれ。
主体性を取り戻そう。
ゆっくり霊夢はFランク大学の就職課に就職したようです(ゆっくりFランシリーズ)をいくつか視聴してみた。
視聴した率直な感想でいうと、この動画の根底に流れている作者の人間観に俺は全く共感できなかった。
ゆっくりFランシリーズの動画の作成者の根底に流れているのは、「いわゆる一般論」に理論武装された自己責任論と、人間の発達(青年期のおける課題、等)を
無視した「人とはこうあるべき」という人間観の押し付けであるように思えてならない。
また、俺がゆっくりFランシリーズを視聴していて抱いた感想は以下の通り。
「Fラン大生は努力しないク〇」「Fラン大生は総じてク〇」「Fラン大に入ったのは自己責任」
「Fラン大生は何をやったところで無力で無能なので、頭は使わず死に物狂いで生きていくしかない」「努力できないのは能力の問題ではないので自己責任」
…こう感想を書き連ねてみるとはっきりわかるが、この動画の作成者、そもそも「人間の発達」についてどれだけ勉強してないんだ?と思う。
それとFラン大生のような立場に置かれている人間について、どれだけ理解しているのか疑問符がつく箇所がちらほらある。
この動画の作成者には、まず「そもそもなぜFラン大生は勉強ができないのか」という素朴でわかりやすい問題について勉強していただきたい。
もっと簡単に言うなら、「なぜ勉強できない奴が世の中にはいるのか」について勉強して欲しいと思う。
そういう問題を諸所考えていけば、「どうして勉強が不得意な奴が世の中には存在するのか」ということや、
「どれだけ学習意欲を喚起させてもFラン大生が勉強しない理由」であったり、「Fラン大生がやる気を出さない理由」が
…まあ、結論だけをいうと、Fラン大生は小中高を通じて学習意欲や適切な学習機会を奪われたある種の社会的弱者だということがみえてくるのだけど。
俺、このシリーズの動画の作成者の人間観は、はっきり言って間違ってるし人として腐ってると思う。
この動画の作成者は、学生一人一人の人生を本当に慮って就労支援しているようには思えない。
この動画の作成者は、人材を右から左にスライドさせていく、さながら人材コンサルタントのようにしか思えない。
最後に。
こんな動画を見てしまって鬱になっているFラン大生よ、こんな動画、気にするな。
君は君の思うままでいてもいいんだ。
だから大学生の間、君は君がやりたいと思ったことを、思うままにやるといい。
そして幾つかの年月を過ごしたある日、君はきっと気付くだろう。
『君の人生は、親のためでも世間のためでもなく君のためにあるということ』に君は気付くだろう。
その時になって初めて、君は「思うままであれ」という言葉の真意に気付くだろう。
思うままであれ。
主体性を取り戻そう。
そして、このくだらなくも面白い世の中を、思うままに生きてみよう。
野党の議員さん、一旗あげたいジャーナリストやライターの方へのヒント。
国士舘大学などは、学部によってアジア圏からの留学生が7割を占め、
語学留学、就労ビザを取るために来日している専門学校生へも、多額の奨学金が出ています。
http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/scholarships/index.html
これを全てつまびらかにして、小泉進次郎の「こども保険」なんて馬鹿な案、
論破してください。
なんかめんどいしもうお姉ちゃんにバレても別にどうでもいいから普通に書いて吐き出す。
まとまってないから下手くそな文章読みたくない人は読まないでね。
姉と二人暮らししてる。
姉は大学在学中に鬱発症して、留年して一年前に卒業。私は私で引きこもりつつFラン大学ぼっちでやっと出てからずるずるニートしてたうんこだったんだけど、親に引っ張られてお姉ちゃんと2DKのアパートで二人暮らしすることになった。それからはフルタイムのバイトしてる。姉も短期バイトとかいろいろやりつつ家賃は折半でなんとかやってる。
で一年くらいたつんだけど、こいつやらんだろうなとはまあ思ってたけどお姉ちゃんまあ何もしない。
姉の部屋はBL同人誌と服で溢れかえってるし、洗濯しないしゴミ捨てないし洗い物もトイレの汚物すら捨てないどころか切れたトイレットペーパーも交換しない。全部私がやってる…いやキツイっす。
今日も2時間前までツイッターで元気にはしゃいでたけど元気出ないってバイト休んでるっぽい。
この一年のあいだで、お姉ちゃんに立て替えたお金20万くらい。同人友達と旅行とかで家賃出してあげたとかのお金。ちなみに返す気あるんだかないんだか知らんけどお姉ちゃんこないだまで大阪遠征行ってたみたいだよ。イベントは月一レベルで出まくってる。先にお金返してくれ。
私はどうするべきなんだろう。
さすがに文句くらい絶対言っていいと思うし先に金返せ働け部屋片付けてくらい言う権利あるとは思うけど、あの人同人生きがいっぽいしやるなとか言ったら自殺しそう。いや言ってもやめないか。それに鬱病の人にどれくらい強く言っていいのかわかんない。私も最近ずっと接客業で疲れてて喋るとイライラしちゃうし、最近お姉ちゃん話しかけてもビクビクしてて話し合い成立する気がしない。
私が悪いんかなあ。悪いんだろうなあ…いや悪くないって言われたい…甘え。
いや姉の病気についてもそこまで詳しい病名も病状も聞いてないし病気自体に対する知識も深くないから、勉強してゆっくり寄り添うのが正しいんだろうなあ…めんどくさいよー。正直見捨てたい。
昔からけっこう仲よくて、私より頭良くて絵も上手かったお姉ちゃん。ぶっちゃけ本当嫌いになった。なんでこんなのが姉なんだろう?
こんなこと考えるの毎日近くで暮らしてるからで、距離とって時間も経てば後悔すんだろうなとか思うけどそれすらもうマジどうでもいい。
お姉ちゃんに実家に帰ってもらうのが絶対いいんだろうけど、姉と母親の相性がめちゃくちゃ悪くて厳しいっぽい。姉曰く「生理的に無理」。この言い回し好きじゃないねえ個人的に。母親は毒親ってわけじゃないんだけど、田舎の狭い人って感じの話通じない人。悪人ではないし心配してくれるし、私は完璧な親なんかいないんだからまあ当たりだよねっていうかどっちかというとこの状態わたしがハズレの娘だよねいつもごめんって思ってるけど、お姉ちゃんは母親が様子見に泊まりに来るってなるといつも過呼吸になって引きこもってる。受け付けないのは病気だからしょうがないね。
身内だから田舎の頭悪い人の感じうまく説明できないけど感覚分かるんだけど、最近私はあなたのが無理だよお姉ちゃん。
もう全部捨てて引っ越して一人暮らししたい。一人が好きなんだ私は。お姉ちゃんと最近ほぼ会話なくなっちゃったけどたまの休みに調子悪いですって休んで隣の部屋でデレステずーっとやってる人と一緒の空間いたくない…一人になりたい…。二人暮らしはじめちゃったのがそもそも間違いだったな。うーん。
一人にはなりたいんだけど、私に友達とか彼氏とかいたらもっと心に余裕もててお姉ちゃんにもなんか柔らかく接することできて全部うまくいくのかなあと思う。私、見栄っ張りだしコミュ障だし自分に自信なさすぎて自分の話したくなさすぎてずっとぼっち。お姉ちゃん正直ずるいって思ってるから余計にイライラするんだろうなあ。笑。
こう書き出すとやっぱ鬱の姉と完全ぼっちの妹フリーター二人暮らし厳しいものがあるな。抜け出したいこの泥船。それかこの場で海の泡とかになって溶けて消えたい感がある。
学校を作ったもののうまく行かなかった場合、一番困るのは教員や学生さんなんだから、
そういう観点からモノを見ると杜撰な計画書を通してしまった役人の責任問題、或いは
政治家の口利きでは通さざるを得ないと言うのかも知れないが、ダメな計画はダメ、通しちゃ
ダメでしょ。
何だよ、70名教員集めますって。さっきHP行って数えてきたけど、東大や北大だってそんな数
いないぞ。集まるわけ無いじゃん。
アジアとの連携?今経営しているおたくのグループ大学でそれが上手くいってるところあるの?
始めからうまくヤレってのは酷だって言ったってさ、学生は練習用の実験動物じゃないんだから。
一期生は失敗作でしたね〜なんて許されるワケ無いでしょ。
だから、京産大なんかは、獣医学部の設立の準備として総合生命科学部動物生命医科学科を設置
したって書いてるわけで。
この手の申請書って、「出来る」って言い切るために、既にある程度出来てることを書くもんなんじゃ
ないの?そうしないと通らないよ。
現高3の者なんだけど、多分受験生になると思う。
今の偏差値だと私立のしょぼくれたFランとまでは行かないが...Cランぐらいの大学になると思う。そして理系ではなく文系である。
そして勉強にも身が入らない。高卒でもいいんじゃないかって思えてきてるからだ。
将来の夢は無数にある。その中から選べと言われても現状無理だ。いやその大半が実現不可能なのかもしれないが、直視することを避けているだけかもしれないが。
家に金がないわけでもないし、親も行けるなら行けと言ってる。と思ったら次の日はそんな大学行く必要ないとか二転三転しまくってる。
教師はもちろん進学前提で話してくる。
今は最高に現実逃避中だ。今活躍してる社長とかのWikipediaみて大学調べて、「やっぱり東大か...」とか「あ、日本大学なんだ...」とか「XX(某宗教)大学なのか...」とかね。
あーあ...。
http://anond.hatelabo.jp/20170520221948
http://anond.hatelabo.jp/20170520214312
おまけはググったら出てきたブログだけど、参考までに貼っておく。
充分に時間を使って計画できる組織とそうでない組織があったのなら、公平ではないよね。
おまけ;http://ryukei-rondan.blog.so-net.ne.jp/2017-04-01
ないところに作るのが当然のことだと思う、とあなたが思ってるのはわかった。
が、当然ではない。
京産大は京大と連携して、iPS細胞関連の研究を動物で進める計画も立てていたが、水泡と化した。
一方の加計学園はただのFラン大学の巣窟だ。英語の講義でbe動詞を教えてたところだ。
根拠が薄弱と言わざるを得ない。
再掲:
「日本の獣医学部は東大を除いてTOP50に入ってないからレベルが低く、人畜共通感染症など水際対を担うには力不足だから新設して、世界に冠たる先端ライフサイエンス、水際対策のカリキュラムを5,6年次に行う加計学園の新設学部がふさわしい」
真面目に書くと、
偏差値の高いヤツだけが優秀、いうのはウソやてよく承知してる。東大には入れないが数学やら物理やら限定でメチャメチャ優秀、みたいな人間は現実にゴロゴロおる。
Fランの一番深刻な部分は、入ってくる学生が既に勉強に対する気力を無くしとることや。いい設備・いい講師を入れても肝心の学生側が何もせんのでは、なんぼ予算つぎ込んでも穴の開いたバケツと一緒や。
昨日の福島瑞穂議員の質疑、大事なことを指摘してるんですが、福島さんも20分で相手が金田さんでは何も聞けないに等しいですね。言いたいことがいろいろあるのはわかるけど、もう少し絞って、連続した質疑の中で回答を得るようにしていってほしいんですけれども。挙げられた指摘としては、TOC条約が求めている、既遂、未遂を除いたovertact(顕示行為)として、予備行為を認めることができる可能性をかつての答弁では否定していなかったこと、2006年の段階では128まで絞ったのに、なんで前よりひどくなってる案をしゃあしゃあと出してるのか、とか聞いていましたが、一番びっくりしたのが、金曜日に枝野さんと林局長の間で行われた、故意のある1人と故意のない1人が、計画をした場合に、テロ等準備罪は成立するか、と福島さんが、確認で聞いたときに、噂のボールドヘッドマスクマンがレクしにきて、暫くしゃべった後に、金田さんが「ご通告がないのでただちにお答えすることができない」という驚きの回答。金田さん、枝野さんの質疑聞いてなかったのか、聞いてたのに理解できなかったのか、理解したけど答えたくなかったのか、どれにしても最悪なんですけど、ナンナノこの人。この、すでにやった質疑の中で明らかにされたことを確認することまで通告しろって言い出したらもう口頭で議論する意味ないやん。勉強不足どころか、いったい何ならわかるのかというレベル。
あと今日、参院厚生労働委員会で、精神保健福祉法が採決されそうなのも注目ですし、衆院法務員会の共謀罪の参考人質疑も聞かねばならず今日中にはまあ無理かなと思うんですが。今日は、宮崎岳志議員の質疑から。
これマジでうれしいから、みんなやってほしい。ほんとにうれしい。参考資料もアップしておいてくださればなおうれしかった。
玉木雄一郎議員の質疑に対して、「日本の獣医学部は東大を除いてTOP50に入ってないからレベルが低く、人畜共通感染症など水際対を担うには力不足だから新設して、世界に冠たる先端ライフサイエンス、水際対策のカリキュラムを5,6年次に行う加計学園の新設学部が担うのがふさわしい」みたいな答弁を山本幸三大臣がしたので、加計学園系の大学のレベルについて質疑を行う宮崎岳志議員。(下部の参考表どうぞ)この玉木議員の質疑での山本答弁は専門知に対する軽視があふれでとるなと思いました。ご興味があればごらんください。
「玉木議員の質疑の中で、既存の獣医学部では、人獣共通感染症や、水際対策など、先端ライフサイエンス研究の推進に対応できないんだと述べられた、「国際的な評価機関のランキングで、2017年度版で東京大学が34位に入っているだけであります。わが国の獣医学教育の評価は必ずしも高いとは言いがたい、そういう状況にあります。こうしたことから国際的にも通用する獣医師の養成に重点的に取り組む必要がある」と答弁されているんですが、これは日本の獣医学部教育のレベルが高くないので、国際的に通用する獣医師の重点的な養成に取り組むには、加計学園に、日本最大の獣医学部(定員160)を新設するしかない、こういう意味でよろしいでしょうか」
「獣医学部における教育内容につきましては、国際獣疫事務局、OIE(口蹄疫の清浄化確認とかで話題になったね)といいますけども、の提言を受けまして、わが国でも平成23年、モデルコアカリキュラム、これは11講義21科目あるということですが、策定され、既存の16大学も教育内容の充実に向けて、カリキュラムの確実な実施について取り組んでおられると承知しております。一方で今回新設する獣医学部は、4年次までの課程はモデルコアカリキュラムを中心に配置した上で、5,6年次には、先端ライフサイエンスや、水際対策のカリキュラムを履修可能とすることにより、高い専門性を備えた獣医師を養成することとしております。こうした新たな取り組みは、既存の獣医学部で取り組むのは難しいと判断されるところであり、そうした国際競争力を養う上で、いろんな刺激を与えるものと承知をしております。」(人獣共通感染症、水際対策云々いえばいうほど、鳥インフルエンザセンターのある京産大の適合性が際立つ罠)
千葉科学大学が銚子市(負債400億)の補助金(92億円)に対して、望まれた経済効果(経済効果69億円、財政効果79億円といっていたのが、実際は19億円、14億円)がなかったことから、地域貢献を求められているがいい回答をせずもめている件、市長が加計学園の客員教授で岡山の副知事だった人(野平匡邦氏)が誘致したけど、市民が完全に分裂してる件などに触れています。
「大学が設置されると、うまくいかないということもあります。そこで、大学設置計画履行状況調査というものを文科省が行っております。その中で軽いものには改善意見、深刻なものには是正意見というものをつける、わけですが、過去3年間に是正意見が付された大学は年度ごとに何校ずつだったのか、文科省お願いします」
義家
「(略)平成26年度は31校、平成27年度は10校、平成28年度は2校ということになっております」
「26年度から現在の制度になっておるわけですが、3年間で約50弱ということだと思います。改善意見はほぼほぼ半分ぐらいの学校にはついてくるんですが、是正意見をもらうのはやっぱりなかなか大変なことなんですね。まずここに添付をいたしましたフライデーですね。2015年3月27日号、漢字の書き順、be動詞の使い方から始まる授業、定員割れは当たり前、誰でも入れるFランク・・・・こういう記事であります。この冒頭に出てくるのが千葉科学大学なんですね。「英語で書かれた文章を読み解くトレーニングを行う、第1回オリエンテーション、第2回be動詞、第3回現在形」まぁこういう授業をやっている。あるいは、数学Iの授業ですね、分数表現、不等式、小数表現、などという授業をやっている。この中ほどを見ますと、「対象校約500校のうち、半数の250校が指導を受けたのであるが、その中でもきつい指導を受けたのが、冒頭の各校である。千葉科学大学危機管理学部、環境危機管理学科、「英語I、基礎数学など大学教育水準とは見受けられない授業科目がある」、またもう一つの資料、こちらは日本経済新聞ですが、より上品な書き方はしてありますけども、同じような内容です。おしまいに実際のシラバスを乗せさせていただきましたが、最初be動詞から始まって、過去形、最後に感嘆表現ということですから、まぁ中学英語ということでしょうか、それに近い水準のものが行われている。こういった状況に対して、是正意見はどのようなものであって、それに対して、どのように改善をしたのかということを文科省に説明願えますか」
義家
「(指摘を説明)適切な内容に修正するか、リメディアル教育で補完することと指摘したところでありまして、是正意見に対しては、設置計画履行状況調査委員会において、調査を実施し、適切に対応されたと判断しております。」
「お手元の資料、これが、大学側が対応をまとめて、文科省に提出したものですが、留意事項等に関する履行状況・・・・これが先ほどの是正意見に対応するところですが、「シラバス上に大学の教育水準にふさわしくないと受け取られかねない表現があったため、実際に学生に施している教育内容に鑑み、大学教育水準にふさわしい表現に訂正した」と書いてある、つまりこれシラバス直しただけなんです。授業の中身を改めましたということはここには書いてない。補習を充実させましたとは書いてますけどね。結局指摘された状況を表に見えないようにしましたということです。もう一つ資料ありますけども、千葉科学大学の定員充足率です。一番右に入学率、定員に対して何人入学したのかと私が足しましたけども、環境危機管理学科、40人の定員に対して14人しか集まっていない。今度加計学園に獣医学部作らせようとしてるんですが、動物危機管理学科というところは40人に対して21人しか集まっていないんですね(この千葉科学大学の動物危機管理学科での教育知見があるから獣医学部教育できるよ、といっている。)半分なんですよ。薬学部博士課程になると、1人も入学する人はいないという状況です。さらに薬学部では、出願者と受験者数というのが大きく異なることがあるんですね。千葉科学大学の場合には、48人出願したんですが、実際には28人しか受けなかった。もちろん他の学校でもこういうことは散見されるんですが、ひどいときには半分を下回ることもあるんです。なぜこういうことがおきるのかというと、これは厚生労働省にお願いできますか。」
「(受験日に体調を崩したり受験できなかった、卒業見込みで出願したものの、受験資格がなくなった場合が考えられる)」
「薬学部に限らず、医療系はほぼほぼですが、国家試験のある学部では、新卒合格率というのを重視します。誰でも彼でも卒業させて、受験させると、新卒合格率が下がってしまいますので、受かりそうにない場合には留年をさせて受験させないということがよく起こります。特に私立では、入学者数に比べて、受験者数が極端に少なくなるということがあるんですね。今年行われた、薬剤師試験で私立の大学の中で、受験者数がもっとも少なかった大学はどこでしょうか」
森
「国家試験の薬剤師試験につきましては、各大学の中で、定員が異なっているため、一概に多寡を議論することはふさわしくないと思いますが、本年の薬剤師試験の受験者数がもっとも少なかった私立大学は千葉科学大学でございます。」(千葉科学大学は定員120で、私立大学の中ではちょうど真ん中ぐらいの規模)
「私立大学薬学部56校あります。この合格者数で見ましても、数ですよ、数。一番低かったというわけではないんですが、56校中54番目ということになっている。合格者数で見てもほぼ最低ラインですよ。大学経営にご苦労されているのは仕方ないことですよ。そういうことはあるでしょう。別にこの大学だけが厳しいわけでもないですよ。非常に厳しいほうだとは思うけども。なぜね、国家戦略をこういう大学に任せるのか。東大はたったの34位ですよ。トップ50に一校しか入ってないですよと、国家戦略これでいいんですか、先端ライフサイエンスこれでいいんですか、これで、国家戦略特区で、世界に冠たる拠点を作るんですよ、といったところがですね、今言ったような状況のところで大丈夫ですか。逆に、なぜそういうところにこれだけの優遇をして、許可したんですか、ということを言いたいわけです。資料の一番最後をご覧ください。入学して6年後、どれぐらい合格できる、という表があります。えー6年薬学部のですね、定員は当初200人だったんですが、入学希望者が集まらないので現在は120人になっている。また入学者も当時140人程度だったのが現在では70人程度となっている。結局147人入学したけれども、6年のときに国家試験受けた人は44%しかいない。残りの56%の人は受験までたどりつけていない。合格した人は3割ですよ。31%、45人。翌年見ても同じですよ。117人入学しましたが、6年のときに受験された方は40人しかいません。全体の34%ですよ。残り3分の2は受けることすらできなかったんです。受かった人22%ですよ。残り78%はどうしたか、留年して翌年受ける人もいるでしょう。27年度学士を受領した人は44名しかいない、これだけ卒業したということだと思いますが、43人昨年退学をされている。留年者数を見ると、薬学部2年で47人、6年の時に42人留年してます。卒業させないで、国家試験を受けられないように持って行くと、受けても受からないというご判断なんでしょうけれども、留年する人はするし、やめる人はやめていくということなんでしょう。これ1年学費200万ぐらいかかりますんでね。6年間だったら1200万かかるわけですよ。生活費入れたら1500万とか1800万とかかかるんじゃないですかね。これで1年、2年留年するって大変なことですよね。こういう状況だということなんですが、これは薬学部に限りませんが、国家試験の新卒合格率を高めに誘導するために留年させるような卒業延期という手法が広がっている実態がある。文科省はどう思っているのか。」
義家
「(指摘されたような状況は)詳しく調査はしていないが、一部の大学で、国家試験に限らず、入学者に比べて、進級者が極めて少なくなっていることは憂慮している。そこで、こうした大学については、進級基準や指導内容等について必要な情報を公開していくよう、文部科学省としても適切にうながしていく」
「承知してないとか言っちゃだめですよ。議員のご子息でも、医学部、薬学部行かれてる方も多いので、みんな知ってることなんですよ。結局文科相が新卒合格率という形で評価をして、低いところには、指導したり、ペナルティをかけているからこういったことがおきてるんで、これを改めない限り、改善することはないんですが、今日はそれではなく、教育のレベルに関して、先ほど言ったように是正意見がつく、あるいは教員が集まらないとか、生徒数が集まらないとか、そういうことで改善意見もつけられていて、加計学園系の3大学すべてに毎年かかっているような状況なんです。薬剤師の合格率も実質的には極めて低い状況になっていて、資格職であるけれどもなかなかうまくいかない。そういう状況の大学があるのは、それは実際にあるんだし、一概にここだけを攻めるんではないけれども、しかし、国家戦略として、人獣共通感染症の水際対策をやるとか、レベル4の衛生施設を作って、日本にエボラとか、人獣共通ということなので、鳥インフルエンザが中心かもしれませんが、そういったものや、先端ライフサイエンス研究がね、遅れているから、それに力をいれるんだとか、日本は東大ですら34位にしか入っていないからけしからん、その次に至ってはトップ50にもはいっていないではないか、ここは加計学園に新しい獣医学部を作ってもらって、世界に通用する国際的な獣医師を育成しようとか、そういうことで認定をするには、やはりちょっと力不足ではないかといわざるを得ない。ですから前回も、その前も申し上げました。定員160人作るなら、80と80で京都産業大学と2箇所じゃなんでいけなかったんですか、40ずつあと3箇所作って全国各地に配置とかにしたほうがよかったんじゃないですか。もう時間がありませんので、大臣に忌憚のないご意見を伺いたかったですが、これ日本の国家戦略をこういうところに任せる形になってますけど、ほんとにこれで大丈夫ですか。」
「この近年の感染症の拡大に伴い、各地域での水際対策や新薬の開発などの、先端ライフサイエンスの実施など、獣医師が新たにとりくむべき課題がでてきていることは確かであります。こうした新たな分野で活躍する獣医師の養成は、必ずしも、新たな獣医学部のみが行うものではありませんが、。ただ新たな人材ニーズに対応して、思い切ったカリキュラムの再編成や、専任教員の入れ替えを行うことは、カリキュラムがすでに確立している既存の獣医学部が行うには限界があると考えております。このため、新しい学部を設置し、新たなニーズに対応することが、効果的、合理的であると考えるところであります。なお特区について、毎年度行う評価において、新たに設立される獣医学部が当初の目的を達成できているかについては、適切に対応してまいりたいと考えております。」
「この学校がふさわしいということを検討されたかについてお答えいただいてないんですよ。今カリキュラムの話しかされてない。この学校が現在運営されている状況を、ちゃんと検討されて、それでもふさわしいとされたのか、そこだけお答えください。」
「個々の大学の内容等については、私が所管するところではないわけでありますが、少なくとも。提案の中で意欲的な取り組みをされるということは評価に値すると考えておりますし、将来は、えー、そのーえー職務(?)をきちんと果たされているかについては、えーしっかりと適切に対応してまいりたいと思っております」
「衆目の一致するところではないからこそ、いろいろな憶測を呼ぶのだということを付け加えまして、今日の質疑を終了します。」
ちなみに、今日で国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案は可決されました。
いやほんとに千葉科学大学のレベルが低いというつもりはないけど、既存のが低いからっていう理屈を持ち出した以上、どんなご立派なところなんですかーって、北大とかから言われるのは仕方ないんじゃないですかね。
参考表葉トラバに。
「日本の獣医学部は東大を除いてTOP50に入ってないからレベルが低く、人畜共通感染症など水際対を担うには力不足だから新設して、世界に冠たる先端ライフサイエンス、水際対策のカリキュラムを5,6年次に行う加計学園の新設学部がふさわしい」
真面目に書くと、
偏差値の高いヤツだけが優秀、いうのはウソやてよく承知してる。東大には入れないが数学やら物理やら限定でメチャメチャ優秀、みたいな人間は現実にゴロゴロおる。
Fランの一番深刻な部分は、入ってくる学生が既に勉強に対する気力を無くしとることや。いい設備・いい講師を入れても肝心の学生側が何もせんのでは、なんぼ予算つぎ込んでも穴の開いたバケツと一緒や。