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はてなキーワード: バイアスとは

2019-05-09

anond:20190508093409

ものすごく同感。特にここ

> 星を集める人気コメントと同じようなことを考えているときはたしかにホッとする。

正反対のことが書かれていても、自分にかかっているバイアスに気づくきっかけになってハッできる。

まさに似たような日記書こうと思っていたところだけど、自分場合気持ち大事にするっていうよりは、

いちばんランキングを開いて一日中チェックしてなんなら元記事も見ないで「おっまたこの人だな」みたいになってる自分中毒者みたいで辛くなったから。

まとめサイトと同じで、デジタルドラッグだなって思う。

気持ちいいことが書いてあって、悪いことは誰かがフルボッコしてくれて、しか自分言語化する必要すらない。

どんどん自分思考して言語化する能力を失っていってそれが良くないって分かってても時間を埋めるのにちょうどよくてやめられなかった。

でもブクマアプリって死ぬほど時間バッテリーを使うし、そのくせ見返すわけでもないブックマークの内容なんて何も記憶できてない。

意志の力必要だけどね。

自分最近ブコメ読まないようにしてたからなんか嬉しくなった。

たまたま運が良かった自分を「自分努力のおかげ」、運が悪かった他人を「他人努力不足のせい」って思いたくなるバイアス

2019-05-08

大学ぼっちなのが辛すぎて休学したい増田

anond:20190508035136

書かなきゃいけない気がしたので書く。

俺の大学入学以降の経歴

1年目 入学

2年目 留年確定

3年目

4年目 休学(1年間)

5年目 復学

6年目

7年目 卒業

8年目 既卒就活

9年目 就職

今 生きてる

大学ぼっちなのが辛すぎて休学したい」

周囲がウェイウェイガヤガヤしている中で自分孤立しているのは確かに辛い。

だが周囲をもっと注意深く見回してみろ。孤立してる奴はお前だけじゃないはずだ。必ずいる。お前が孤立しているように俺も孤立していた。ぼっち遍在する。お前はぼっちかもしれないが、一人ではない。

から何だと思うかもしれないが、「一人ではない」ということは「同じような悩みを抱えた奴も一人どころではない」ということだ。それはつまり相談窓口がある」ということだ。

構内のビラ、掲示板大学ウェブサイト…注意深く見てみろ。「相談室」「保健センター」「保健室」そういう類のワードだ。大抵の大学にはこういうサポート存在する。

この手の窓口はまず間違いなく無料だ。たっぷり時間をかけてカウンセラーと話せ。気後れするかもしれないが、安くない学費を払ってるのだからそれくらいやってもらわないと困る。主に俺のような奴が。

ところで、カウンセリングは全てを解決しない。だがカウンセリングを、他者との会話を通じて見えてくるものはある。例えば「自分が何を辛いと思うのか」だ。漠然と「辛い」と思うより具体的に「◎◎が辛い」と掘り下げた方が対処やすい。

例えば「ぼっちなのが辛い」にもいろいろあって、「ぼっちであることで不利益を被るのが辛い」と「ぼっちであること自体が辛い」とではそこそこ違いがある。

前者を更に掘り下げると「休んだ回のノートを借りられない」とか「試験情報共有ができない」とかだ。ここまで具体的な事象に落とし込めばぐっと対策が立てやすくなる。例えば「教員に参考文献を聞いて自学自習する」「オフィスアワーに教員に直接聞きに行く」「ネット掲示板Twitter検索する(大規模な大学学部であれば有効)」などだ。教員は友人ではないが、基本的に味方だ。

後者場合は少々厄介だが、手がないわけではない。人間本質的孤独だが、他者との交流を持つことで孤独感を和らげる生き物だ。ならば他者との接点を増やして交流への足掛かりを築こう。

大学2年生であれば他者との接点は「講義」「アルバイト」「ゼミ研究室(3年次からが多い)」「サークル」「SNS」「学外のコミュニティ」が主軸になるだろう。前2つについては申し訳ないがアドバイスできることが殆どない。何故なら奏功しなかったからだ。これは俺の限界でもあるが、自分限界認識しその範疇でできることをやることも大切だ(自己弁護)。

ゼミ研究室についてだが、増田が今2年生ということは学部・専攻によってはゼミ研究室の話が出てくる頃合いだと思う。少人数ゆえに距離は近いが、同期や先輩との相性に加えて指導教員との相性もあるので、合わない人は合わない。中には一生ものの友人と出会う人もいるが、合わなければさっさと割り切っていくしかない。自分後者だった。あっ、これも奏功してないな?

サークルについてだが、それなりの規模の総合大学であれば「サークルリセマラ」が利く。都市部であればインカレサークルもありだろう。なんとなく興味を持ったサークルにふらっと寄って、なんとなく雰囲気が合うなとか、話しやすい人が多いなとか思ったら残り、そうでなければフェードアウトする。新参が一人来なくなったところで誰も気にかけないので、こちらも気にしないことだ。コミュニケーション能力を高めるより、自分コミュニケーション能力でも溶け込めるサークルを探した方が話が早い。相性もある。あとは試行回数。

自分語りで恐縮だが、俺が大学生活で最も長く在籍したサークルは2年生になってから入ったところだった。集まることは集まるが、互いにさほど深入りしすぎず、孤独とゆるく付き合っているような人が多かったのが俺には合ってたのかもしれない。休学中もサークルには時折立ち寄るなど、サークル存在は立ち直る上で非常に大きかった。

何が言いたいかというと、一つで十分なのだ。何か一つ自分の居場所を確保するだけでかなり違うということだ。俺は講義でもゼミでも孤立していて、教室の前まで来たのにどうしても入れずにそのまま帰ったり、アルバイト募集電話をかけられず断念したり、そういう学生生活を送ってきたわけだが、サークルの片隅に居場所ができたおかげでなんとか致命傷で済んだ。

しかし、例えば増田地方単科大学に在学中だとしたらサークルリセマラはちょっと難易度が上がる。学生数が少ないとサークルの数も少ないからだ。そこで「SNS」「学外コミュニティ」も有力な接点となってくる。今はインターネット同好の士を探しやすい。自分学生時代はmixi全盛期でクローズドコミュニティが多く辛かったが、今主流のTwitterはとてもオープンだ。何より大学の外の人たちは自分視野を大きく広げてくれる。視野とはつまり「なんとかなる」という感覚だ。

大学というある種閉じた場所孤独と向き合うばかりだと、周囲とのギャップ自分がひたすら惨めに思えてくるものだ。だが世の中には孤独うまいこと付き合いながらそれなりに楽しくやってる人たちが実は沢山いる。サークルSNSや学外コミュニティでそういう人たちと出会うことで孤独に耐え得る価値観を知ること、そして「孤独でも案外なんとかなるんだ」という感覚を知ること、それがつまり視野の広がり」なのだと俺は思っている。価値観は柱だ。柱は多い方が頑丈なのだ

勝手に涙が出てくる」という記述について

これは鬱の初期症状の可能性があるので早めにカウンセリング心療内科受診が望ましい。上述した通りまずは学内カウンセラー相談の上で受診検討した方がよいだろう。

休学についてだが、積極的にはおすすめしない。休学は基本的に「問題一時的な凍結」でしかいからだ。それでも心身が休養を要するのであれば一つの選択肢になり得る。ただし、カウンセラー医師家族相談して慎重に決めるべきだと思う。例えぼっちでも学業面に問題がないのであれば休学しないに越したことはない。

俺が休学を決断したのは自宅から出られず引きこもる日が増えた頃だった。学業生活に支障をきたすようになったら一つの目安かもしれない。だがいずれにせよ、自分一人で決めるべきではないというのは間違いないだろう。

==============

いまいちまとまっておらず乱文乱筆で申し訳ない。一連の話はあくま自分生存バイアスを通したものしかないのも重々承知している。人にはそれぞれの地獄がある。ある人にとっては何てことなくこなせることでもまたある人にとっては地獄の苦しみだったりする。

からここに書いたことが全てお前のためになるかは分からないし、保証もできない。何故なら俺はお前ではないし、お前も俺ではないからだ。

だが、自分大学生活のことを思い返すと居ても立っても居られなかった。

自分経験と、それを通じて考えたこと・実践したことをここに記すことで何らかの助けになることを願っている。

最近ブコメを読まないことが増えた

はてなブックマークは今まで通り情報収集に役立てている。

トップページを開いて面白そうな記事を片っ端から読み漁る。

でも、ブコメを読むのはそのうちの半分くらいになった。

トップブコメ同調できないとか大喜利ばっかりで嫌気が差したとかではない。

なんとなく、今、この記事を読んで自分が感じた気持ち大事にしたいと思うようになったからだ。

星を集める人気コメントと同じようなことを考えているときはたしかにホッとする。

正反対のことが書かれていても、自分にかかっているバイアスに気づくきっかけになってハッできる。

そういう意味ではブコメはとてもいいアイデアだと思う。

だけど、最近思うことは、ブコメを読んでしまうことで一瞬にして自分大衆に溶けていってしまうのではないかという不安だ。

せっかく自分感性自分からこそ思いつく感想に至っているのに、それをクリック一回で消費してしまうのがもったいないような気がしてならなくなってしまった。

読後感にしんみりと浸っているのと似ているかも知れない。

もしいい記事出会った時、その瞬間湧き上がった気持ちにほんの少しだけでもいいので浸ってみてはいかがでしょう。

いままでとは違ったはてなの楽しみ方ができるかも知れません。

2019-05-05

anond:20190505185818

ほらーそうやって批判してくるー。そりゃそっちの可能性の方が大きいんだけど、

中には例えば、一人ひとりにバイアスはあっても、集計すると正しい値に近くなる、とかそういう集合知系の話とかあるじゃんか。

そういう集合知って、直感を組み合わせただけだよ。

まり直感を軽んじすぎるのはよくないよ、たまには信頼するのもよかろう、って思っても良いじゃんか、ていう話なの。

「妹の姉」がなんだかぞっとする

件の漫画を読んだのが例のバズってる批判ブログ(へのブクマコメント、への当人からの返答)がきっかけだったため、当初から批判よりのバイアスがかかっていることは否めない。

フーン、知らなかったけど読んでみよう。

漫画としてものすごく上手く出来ていて面白い。故に、軋轢を抱えた姉妹芸術へかける熱い思いと家族愛物語として爽やかな青春譚のようにさらりと読まされてしまう。

しかし確かに指摘されている通りだ。問題点ありすぎる。

幸いなことに、『尊い』などと絶賛する声や批判への批判タイムラインには現れないが、無言でながやまこはるちゃんツイートリツイートが流れてくるのを見てはぞっとしてしまう。

この違和感の正体を探るように批判よりのツイートを探してはうんうん、と頷いて安堵感を得ている自分は全くもって卑怯人間だと思う。卑怯が極まって、結局こうして初めて増田に書いていたりするくらいには。

以下、個人的なあれやこれやを書かせてもらう。

考えたままつらつら書いたのでまとまっていないし、ろくに推敲もしていないので読みづらいと思う。

あの物語アウトライン

当人の了承なく作成されたアイコラが校内に貼り出され、無遠慮な性的からかいへの苦痛を訴えるも「芸術から」「妹はあなたを愛しているから」をまるで免罪符か何かのように振りかざされ、訴えを取り下げられる。

苦痛を訴えた当人は自らに課せられた性的幻想を打ち崩すセルフヌード作品アイコラ作者に「勝利」する。

自らを打ち負かした当人ますます心酔するアイコラ作者は当人の断りなく、芸術家でありミューズである彼女のところに押しかける。

なぜなら彼女ミューズを「愛して」いるから。

めでたしめでたし

と、説明することが可能ではないだろうか。

行動だけを取れば狂気の押しかストーカーであるアイコラ作者の暴挙批判されない。

アイコラ作者は彼女の妹であり、妹は姉を愛しているから。

そして姉はセルフヌードで妹を打ち負かしたことにより、芸術と称したアイコラを生み出した「妹」から屈辱を跳ね返し、彼女もまた、妹を心から愛しているのだと証明した(という幻想を抱かれている)から

まれな才能を持ち、嫉妬と羨望で火花を散らし合うライバル同士でありながら、誰よりも身近な存在である姉妹」という関係性、妹から狂気を孕んだ一方的な執着と崇拝。

妹のじっとりとしたまなざしには、うがった目ではなく「性的まなざし」が見受けられる。

美化したなまめかしい体つきで腰をくねらせて悩ましげな表情を見せる幻想の「姉」は妹の性的願望の現れであり、だからこそ、絵を見たもの性的欲望をそこに向ける。

自身性的消費にショックを受けた姉は、身勝手幻想を打ち壊さんとばかりに貧相な胸で股を大きく広げ、好戦的な表情を見せつける自身セルフヌードで妹に勝利する、というクライマックスは冒頭の「自身性的消費」にショックを受けていた彼女が取った行動としては信じられないほど鮮やかで爽快感に溢れている。

からこそ、この作品は魅力的だ。

『消費されることを拒んだ自身の裸体を自ら晒し屈辱を跳ね返す』

並大抵の人間に出来ることではないだろう。

自分の裸を無断で見世物にされて本気で嫌がっていた、自分感覚と近しいものを持った思春期女の子』の物語を読んでいたと思っていたら、彼女超人だったことが明かされ、別々の道を歩むと思っていた芸術家二人は「姉妹から」というある種の血族の呪いにより、べったりと癒着した関係が続くのだと示唆されて物語は終わる。

『素敵なお話』としてうっとりしようにも、あまりに妹の行動、周囲の無邪気さが不快で、それらに対してとった姉の行動、その強靭さは信じがたく、『冷静に考えるとめちゃくちゃ嫌な話なのに物語として綺麗に落ちてるところがすごい』という薄ら寒さを感じた。

not for me.で済む話なのかもしれない。

要は『作者が萌えを貫くためにぶち壊した倫理観価値観キャラクター自分には受け入れがたいもの』なのである

お話からいいじゃない、被害者はどこにもいないんだからで済むと言われればそれまでである

とはいえ、作中の『性的被害を訴えても取り合ってもらえない』『家族愛から、の一言不快なことを受け入れることを強要される』『女体は軽々しく性的消費をしていいものとされている』といった事象はあまり現実世界での出来事と地続きで『理不尽性的消費が受け流されている作品世界気持ち悪い』のだと思う。

それが男性の手によって描かれていることを『社会における無自覚暴力再生産』として取る人がたくさん居たからこそ、『男性に置き換えると物語が成立しない、この世の中での男体と女体の扱われた方の不均衡』への嘆きも含めての批判が広がっているのだろう。

美術学校関係から指摘されていた『ヌードモデルを性的に見ることの非常識さは業界への偏見助長するもので許しがたい』という意見に関してはもっともだと思う。

性別を入れ替えては〜という意見を見て、少し前にモーニング新人賞話題になった漫画のことを思い出した。

この作品と同じく、芸術を志す兄弟ライバル心と羨望と執着が描かれ、結末はこの作品と同じように、兄弟間でのべったりとした癒着に落ち着いて終わっていた。

そういう話が好きな人が多いということに尽きるのだろう、結局のところは。

2019-05-04

意味のない統計はクソ

因果関係ほとんどないか皆無な軸で分けた統計はクソだ

例えば星座血液型年収を分けて、何座が一番劣ってるとかい統計を作り記事にしたら

記事はクソだと言われるだろう

無駄優越感、無駄劣等感、争いのネタ、とにかくクソなこのにしかならない

こういうのはしかし、無意識でやられてしま

特に地域、国に対して顕著だ

正しくは年齢軸や、気候経済力だったりするのに、どうしてか統計は国や地域で分けたがる

例えば年齢毎に統計を出すなら1歳毎や5歳毎などで集計するだろう

国境単位で集計というのはほとんど意味をなさな

文化政治経済圏関係すると想定する場合はまだわかるが、その場合も他のバイアスを全力でのぞかなくてはならない

国や地域で分けている統計ほとんどプロパガンダ目的しかない

俺の中で野崎まどの「know」がようやく消化された

私達が生きてる世界って「今生きている人間意見」と「当時生きていた頃の人間意見遺言とかも含む)」しかない

それは当たり前のことなんだけど、それだと「生きている」っていう立場バイアス絶対にかかる

こういうのを存在バイアスって言うのだろうか

生と死っていうのは1:1のように並び立っているようで、人間社会においては生の側に比重が大きく偏っている

からどうしても私達の世界存在する「言葉」「意見」「考え方」っていうのはどうしても「生きてこそ」「生きるべき」「どう生きるか」という側に偏る


死人は意見を言えないし、「死んだらいい」「死んでもいい」「死ぬべき」なんて考えの人間から先に消えていくんだから偏ることが必然

生存本能なんて言うけど、それは実際は「生きようとする意思が残った」のではなく「死のうとする、死んでもいいという意思が淘汰された」だけだ

キリンは首を伸ばそうと思って伸ばしたんじゃなくて、首が伸びたキリンが残っただけなのと同じように


「know」はその壁を部分的に乗り越えたことを表現したのだと思った

「戻ってこられたんならそれって死後の世界じゃなくて単なる臨死体験によるトリップなんじゃないの?」

「戻ってこられるような可逆性があるならそれは死じゃないんじゃないの?」

という当然のツッコミも認めつつ、彼女は死後の世界感覚)を知ることによってその逃れられぬバイアスを一部脱して

だとすると「know」の後の世界っていうのは「生と死が限りなく等価値に考えることのできる世界」なんじゃないかなって思った

あの世界では宮崎駿の「生きろ」とか富野監督の「頼まれなくたって生きてやる」なんてキャッチコピーは「古臭い価値観押し付け」って思われるんじゃないかなって

消化されたとか言いつつ文庫がどこ行ったのかわかんないけど

2019-05-03

好きな人が同性だった。

好きな人が同性だった。

大学1年目の春に好きになってそのままずるずると4年生になってしまった。

自分同性愛者かと聞かれるとよくわからない。

片想いはしつつ異性ともそれなりに通過儀式をこなして来たけど、何もピンとこなかった。

今までピンときてたのは、髪がふわふわしてかわいい女性ばっかりだった気もしてくる。

でもこの想いは、今の"(特定の)女性が好き"って気持ちでかかったバイアスなのかもしれない。何もわからない。

最近告白すべきか否かのことばっかり考えている。

酒の席の勢いでキスでもしてしまおうかとかばっかり考えている。

まあ、仲良し、のままでいた方がいいと思う。最後の1年気まずくなりたくないし。

ももしかしたら…って想いが拭えなくて毎日吐きそうになる。

こんな"恋愛漫画です!!"みたいな恋愛したこといから何もわからない。

きっとみんな10代で経験して今は気の迷いって笑ってるようなターンに20代で入っちゃったんだ。

2019-04-30

見返して感想が変わった

anond:20190424233640

元増田です。

去年のアニメでは最高傑作の呼び声高いゾンビランドサガについてもう少しだけ。


ラスト3話のについてのわだかまり元増田に書いた通りである

書いた通りだったのだが、あれを書いてなお、どういうわけか、見返さずにいられない程度に最終話に惹かれ、結局何度か見直す事になった。

結果、ラスト評価のもの見直した次第。

以下、たかが娯楽に過ぎないアニメを見た程度で青臭い感想を垂れ流すキモオタ仕草


自分が一番気になったのは、さくら生前記憶を取り戻しことで、必要以上に過去の不運な結果に、頑ななまでに拘り、自分の殻に閉じこもった展開だ。

しかし、である

そうはいっても、たとえば仕事なんて結果が全てではないか

仕事に限らず、結果だけ見て評価が決まることは世の中にありふれている。

でも結局の所、物事の結果の成否なんて、最後は時の運だ。残酷なまでに運次第だ。

それどころか恋愛のように、自分努力や工夫とは全く関係ないところで結果が決まる話はいくらでもある。

なんだこのクソ現実は。理不尽だと思わないか


さくらはそういう結果の良し悪しがモノサシになる世の中の風潮を、感じ取れない・あるいは気にしないタイプキャラではないだろう。

であれば、あれくらい、それこそやさぐれと言っていいレベルで暗い人間になるのも不思議な話ではない。全く不思議ではない。

心理的バイアスで、努力勝利を無批判に結びつけている限りは。

でも生前さくらがその生い立ちで証明した通り、現実はそんなに甘いモンじゃない。

しか彼女自身無意識に持つ公正世界仮説を、厳しい現実を前にしても、否定どころか一度も顧みることすらなかった。

しろ無駄に無力を学習した結果、ああなってしまったのだ。

そういう意味ではさくら努力家であり、これ以上ないくらい真面目な人間なのだと思う。

他にも記憶喪失中に見せていた、たえを始めとする他のメンバーへの面倒見の良さ、人当たりの柔らかさ、アイドルユニットセンターとして申し分ないルックスなど、余人を以て代えがたい、良い所をいっぱい持っている。

でも、積み重ねてきた無力感は、それらを全てスポイルしてしまう。


そんなさくらが立ち直るきっかけをくれた二人の人物、愛とゆうぎりもまた、真面目な努力である

しかさくらと決定的に違うのは、公正世界仮説というバイアスを持たない・あるいは過去に捨てた上で、物事真摯に捉える点だ。

から愛の前向きさは、文字通り本物である

ゆうぎりのビンタと口上には、挫折を味わった人間の、厚みと優しさが滲み出ている。

個人的に、挫折を重ねた人間やさぐれるか優しくなるかの2つに1つと思っているが、やさぐれさくらに対し、この2人は実に巧く過去を糧にしたのだと思う。

さくらとの違いは、やはり持って生まれ性格の違いなのだろうか。


米軍で最も厳しいと言われる、海軍特殊作戦部隊Navy SEALsの基礎訓練課程は、その厳しさ故、実に志願者の2/3以上が自己脱落すなわちリタイヤを選ぶ。

自己脱落を選んだ志願者は自分ヘルメットを地面に置き、真鍮の鐘を3回鳴らしてその場を去る。

その時、教官が必ず志願者に確認するのが

「これ以上出来ないと言えるくらい、全力を出し切ったか?」

である。それにyesと即答した訓練生には

「そうか、一生懸命やりきったことが大事なんだ」

と応じて見送るのだが、これは別にお愛想やお義理で取り繕っているセリフじゃないと思う。

多分、真剣物事に取り組むとしたら、結果すらどうなってもいいくらいの必死さが全てなのだろう。

ゾンサガ最終回の愛とゆうぎりの姿に、そんな事を思い起こされた。


ともかく、最終的にさくらは愛とゆうぎりと、更に他の仲間や幸太郎に引き上げられ見事復活する。

その復活の様(「♪たちあがれ~」のシーン)は、死神にはもちろん、幸運の女神にすら中指を立てていくスタイルであることを明確に示した。

そう考えると最高にロックである

一方で、アンコール前の楽屋では、すべてを思い出してなお、まだまだ暗さが残る面持ちだったが、過去の傷はそう簡単に癒えないということだろう。

いや、いつになっても血が滲み、古傷が疼くほうがより人間らしい。ゾンビであっても。


そこまで考えるとこの作品、先のことが全くわからないご時世だからこそ、逆に燦然と輝いたアニメだったと結論付けるに至った。

これから新しい時代を迎えるタイミングで、このような作品を堪能できたことは幸いである。

2019-04-26

anond:20190426165632

イスラムはねえ、俺はどちらかといえば、イスラムが寛容になっていくことに注目しているんだよね。

イスラムってあれだぜ、「改宗しなければ殺す」とか国全体に言ってた宗教だぜ。

間違ってもイスラム原理主義みたいなやつらに、「ああいうのは一部だ」なんて言う宗教じゃあなかった。

 

欧州イスラム弾圧されてるってのも、ちょっと左翼バイアスに影響されすぎ。

ヘイトスピーチ暴力事件も起きてるよ。確かに

でも政府教育保護する方針じゃん。なんなら使わなくなったキリスト教会モスクに改修される。

暴力ヘイトがなくなることを「差別が無くなる」と呼んで、そうでないと差別改善じゃないという考え方が、もう罠なのだ最初レスした通り。

2019-04-25

20コ下の新卒に恋をした

バイアスが掛からないように性別は秘しておこう。

とにかくこの四月にやってきた新卒を好きになってしまった。

人を好きになることなど、10年以上なかったような気がする。

自分担当になったのは僥倖だった。

とにかく良い子で、話しやすく、容姿タイプ

新人期間が終わればどこかに配属になってもう顔を合わせることなほとんどないだろう。

考えただけで辛すぎる。

分かっている。

みなまで言わないで。

向こうが20も上の異性に恋をすることなどない。

そんなことは分かっているさ。

しかし諦めがつかない。

一度、ご飯でも食べようとラインを送りかけ、送信ボタンに指を置きかけたまま、気が付いたら40分も経っていた。

もちろん送らなかった。

今では送らなくてよかったと心底思っている。

もし送っていたら、もっと悩んでいただろう。

こんなことは友人にも相談できない。

気でも触れたかと思われるのが落ちだ。

ましてや会社の同僚など絶対相談できない。

分かっている。

20という年の差は、気でも狂ったかと思われても仕方がない年月だ。

悲しく空しい。

なぜ今になって恋などしてしまったのだろうか。

週末に一人で膝を抱え、泣きたいほど落ち込んでいる。

あんなに嫌だった仕事が、長時間労働が、安月給が、今ではすべてなんとも思わなくなっている。

の子に会えるというだけですべて許せてしまった。

しかし、残り時間は短い。

これが終わったら、もう二度と恋などしないだろう。

インターネットで年の差カップル検索してしまう。

可能性はゼロではないのではないか

しかしたらあの笑顔には、あの仕草には、あの言葉には、なにか特別意味が含まれていたのではないか

なにかあるとすぐに寄って来るあの子に、好意感情はなかったのだろうか。

悶々としてしまう。

贅沢はいわない。

定期的に会う関係だけでいい。

そんな日常を、私に与えて欲しい。

ああ、辛い。

anond:20190425091343

近代史で例を挙げると「南京大虐殺」とか「関東大震災朝鮮人虐殺」みたいな歴史的事実ひとつとっても、

右派はそれらの歴史的事実事実ベースで虚偽であったと主張するし、逆に左派歴史的事実は認めつつもその実際の被害を過大に計上したりする。

自身も「事実」というなのバイアス受けてない?

南京大虐殺歴史的事実だった」というのは、

南京事件存在しなかった」

南京事件ゲリラ掃討作戦だった」

南京大虐殺は30万人殺した」

南京大虐殺民族浄化だった」

等と同じくらい証明されてないが。

君は歴史事実を見てきたのか?いま「事実」とされてる物を妄信しているだけは無いのか?

2019-04-24

anond:20190424122751

なるほど。すっげー飛躍だな。困惑するわ。

努力が必ず実るというのは生存バイアスであって、そうじゃない場合もあると忠告するのがいいかわからんが、キンコン西野を無邪気に信じるのは危険と思うという意図でああいったわけで。

止まった時計言及するのは、会話を持ち出した人間からすれば不正解だったけど、その視点面白い

とはいえ、偶然、正確な時間を指し示せたとしても、一瞬なわけだし、その偶然を信じて、その時計を信じ続ける人はいないしなぁ。不都合を生じる可能100%のものを論じる理由にはならんな。

2019-04-21

渋谷区議選に投票してきた

なんか今日渋谷区議選らしいんですよ。先月くらいから出勤するときにやたら政治家っぽい人があいさつしているなと思ってたら家のポスト投票用紙が入っていて、4/21に選挙があるんだと。

一応おいらはノンポリではあるけれど、毎回まじめに選挙に行ってきた。ところが今回は仕事の都合で3年前に引っ越ししてきた土地勘のない渋谷区という町。さあ投票だといったとき誰に入れるかすごく迷った。何せ候補は50人くらいいるのに、誰一人としてなじみがない。

多分似たシチュエーションに遭遇している人は結構いるだろうなと思うので、今回投票するのに考えたことを備忘録的に記しておく。あらかじめ書いておくが、おいらの属性アラサー大卒ホワイトカラー独身男性属性的なバイアスがあることを予めご了承いただきたい。

とりあえず初めにしたのは50人の候補者の中から投票先の検討に値しない人を消す作業だ。とてもじゃないが全員の公約を読み切る労力はかけられない。そこでスクリーニングをする。明らかにウケ狙いの泡沫キワモノ候補特定宗教団体がバックにいたり、消費税増税とかの国政マターを地方選挙で唱えている候補。60歳以上の民間なら定年になっている候補、このご時世にホームぺージを持たずITに疎い候補。こういった人たちは自分のこれまでの社会経験上あまりお付き合いしたくないという感覚があるので、半ば『偏見』ではあるが公約の詳細を読まずにざっくり消した。

この段階で15人程度に絞られたのでそこから初めて公約を読む作業に入る。…ぶっちゃけどの候補公約は似たり寄ったり。子育て支援とか、起業応援とか。なので、プロフィールの『印象』で判断することにした。この人が仕事の同僚だったらどうかという『印象』だ。ここで判断基準にしたのは自己顕示欲の強さ。一流大学を出て一流企業に入って、商工会議所世話役をして的な『俺、ビッグだろ?』というような自己顕示欲の強そうな人は職場にいたら嫌な奴だなと思って、その候補ホームページの画面はそっと閉じた。

最終的に投票先に選んだのは、常識的な感じのする現職の男性候補。決め手は候補者がblogにしている活動日誌だった。たいていの候補者が立会演説の予定や、イベントのお知らせ、要人との会合を主なネタにしているところを、この候補者は議会議事予算解説政策説明等がメインにしていたのが好感触だった。この人ならまじめに区議仕事をしてくれるだろうと考えて投票したのだった。

…とここまで結論を出すのに所要時間約1時間。まじめに選んだか適当に選んだかは何とも言い難いところだが、結局のところ『職場上司がこの人だったらどうか?』という視点自分が最重視していたのがわかって面白かった。

今日全国的統一地方選の後半戦ということだが、皆さんのところははいかがだろうか?

2019-04-18

anond:20190418210628

オリコン調べによると20代はそうでもないらしいで

まあ、オリコン質問に回答する時点でバイアスはかかってそうだけど

2019-04-16

漫画アニメキャラありがちなバイアス

他にある?

anond:20190416170950

わたし自分の考え全然をまだ全然説明してないのにバイアス

ここまで事実指摘される一方でどこからバイアス

君、トラバするツリー間違えた?

じゃなきゃ↓が事実指摘だと?てか事実の指摘どこ?

おまえのクズ度を尺度表現の自由ってそんなくだらないものなんだなって判断されますから迷惑ですよ、っていってるんですよ



女性(楠木先生)の言動自分の敵だとおもってバイアスかけてるのそっちですよね

楠木は「ガイドライン」を作って「規制」するとのたまったんだが。バイアス?本人の言った事を言ったままに捕らえただけだぞ?

言っておくが、楠木が男でも俺の反応は代わらない。

anond:20190416170545

わたし自分の考え全然をまだ全然説明してないのにバイアス

ここまで事実指摘される一方でどこからバイアス

バイアスかかってるのどっちですかね?

 

女性(楠木先生)の言動自分の敵だとおもってバイアスかけてるのそっちですよね

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