プライバシーの権利は表現の自由の一形態であり、犯罪歴があろうと実名を隠す権利はあるよ。
たかが顔つきや歯並び「だけ」で本人と同定される世の中は怖いよ。見た目「だけ」は本当によく似ている人が世間には予想以上にたくさんいる。
「元性犯罪者」だから、「セックスしたくてやってるんだろう」と言うのは、あまりに低俗なレッテル貼りだよ。
本件をそんな風に矮小化するのは、戦略的にもしない方がいいし、倫理的にもするべきじゃない。
言っておくけど、たとえ「事実」だって名誉毀損は成立するよ。ただ「敵」の名誉をどうにかして貶めることが目的なら、訴えられないうちにやめた方がいい。でもそうじゃないなら。何か真っ当な批判の目的があるなら、やめる必要はない。「訴えるぞ」なんて脅されても、逆に脅迫で訴えてやれる。
「実名を隠す」のが問題なんじゃない。「自分のことを棚に上げてる」のか問題なんだ。
顔つきや歯並び「だけ」じゃない。本人と同定される無数の状況証拠が、言い訳できないレベルで存在しているんだ。(もちろん、それでも断定してはいけない。)
「セックスしたくてやってる」わけじゃないことは、本当はみんなわかってるだろう。彼の目的は、自身の罪の意識から逃れること。他罰的言動で自らを相対的に浄化すること。
同じバイアスがある可能性もある