はてなキーワード: バイアスとは
各地方の主要地点に支店があるくらいの規模の会社で、平社員の異動はあまり多くない。労働組合がある会社だからというのも影響してそうだ。だから平社員は異動ではなく初期配属時に地方に飛ばす。それが一番文句が出ないから。
異動の内示は大体2週間くらい前に受ける。引っ越しを伴う異動であってもあまり変わらない。確か、引っ越しを伴う場合は1か月前に伝えるとかいう仕組みがあったはずだけど、守られている様子を見たことはない。平社員はともかく管理職は本当に突然聞くらしく、そして平気で引っ越し有の異動になるから大変そうだった。私の上司だった人も急に福岡の支店長になるとかでバタバタしながら異動していった。
社員が家を買ったら転勤させる、みたいなことも普通にある。管理職は露骨にやる。管理職だし持ち家のローンもあるし、辞められないよね、って。
管理職の規定もよくわからない。管理職は会社にとって扱いやすいからか、やたらめったら管理職が存在する。
支店のトップは支店長。そして各支店には課がいくつかあって、そこのトップが課長。ここまではまあ普通だと思う。
その課長配下にも課長がいる。しかも複数人いる。つまり課のリーダーの課長と、平の課長が存在するわけである。よくわからない。
8人くらいのチームがあったとする。
課長がトップに1人。平の課長が3人。3年目と2年目と新人が1人ずつ。子会社から出向できている人が1人。こんな具合のメンバー光栄になる。半数が課長なのだ。
管理職の給与の基準は役職に応じて付けられる。役職を解かれたら自動的に降給。ほかの会社もそういったもんなんだろうか。所長だった人が異動してきて、平課長としてメンバーに入る。給与は自動的に2階級分降給だ。
平課長に人数規定はない。支店長や所長、リーダーの方の課長は部署に1人ずつしかいないから枠が決まっている。だからそこからあぶれた管理職は全員平の課長。
もはや管理職とは名ばかりで、管理職と規定されているが誰も管理していないし、中間管理職ですらない気がする。
素直に尊敬する。
その会社には、中堅と呼ばれる年齢の人がほとんどいなかった。3年目までの若手と、のこりはベテラン。平であっても課長になるとやっぱりやめないものである。生存バイアスがかかっているからか、そう対して大きな会社でもないのに派閥を作ってああだこうだやりあっている。
「自分が出世したらお気に入りのやつにいい評価を与えて、昇格させる」
だから俺に媚びろよ、とまでは言わないけれど、まあそんなようなものである。
面白いものだ。この会社で生き残ってなおかつ出世するには、そういった社内政治とか身の振り方が大事なのだ。
私はその会社を辞めて久しいが、まだ何人か当時の同僚が会社に残っている。たまに話を聞くけれど、どうやら内情は全く変わっていないらしい。
タイトル通り、a 梨沙Pである私の独断と偏見による何してんのお前ランキングを発表します。
6位 梨沙は何も無かった論
スネークもガシャブもないのにここまで上がってこれたのがすごい論。梨沙だけ正々堂々戦った感が出てて正直気持ち悪いです。この選挙は勝ったアイドルだけが勝ちなんですから正々堂々とか意味無いしむしろ何も出来てないのを悔やみましょう。私は悔やんでます。
それ、自分側の刃がやたら鋭い諸刃の剣です同担さん。最後にこんなユニットがあるよって紹介するならまだしも単発でそれをやるのはダメです。手段を選ばなさすぎです。その手は、相方や他のアイドルを餌に、言ってしまえば踏み台にしていると言っても過言ではありません。私はなるべくそこに注意しながら暮らし、危ない時には鍵に篭ったりしましたが、若干そういうダイマをしている方がいらっしゃったのでちょっと微妙な気持ちになりました。特に、結城晴も担当している私としては、ビートシューター絡みで晴Pに投票を呼びかけるツイートは嬉しくもありましたがそれ以上に怖かったです。
あとこれ普通に実害が発生してるのが見えちゃってるんです。
4位 サプボが絶対ないを連発する人
物事には限度があります。あんまりないない言ってると、うるさいと思われ、梨沙への印象が下がることがあります。ていうか私すらうるさいと思いました。だってまだあると思ってる人いるじゃんと思うかもしれませんが、あなたのツイートはその人たちには届きません。なんかの拍子でバズればいいけどそんなガチャリターンのためにハイなリスクを背負わないでください。そのリスク梨沙P全体が泥被るので。てか被ってたんで。本当に気をつけて。強い言葉を使わないで。
ちなみにこのふたつ、本当に気をつけてください。揚げ足と事実の内分点取られて我々にデバフがかかる可能性は普通にあります。例えば本田未央ちゃん応援まとめ速報とかに。あのサイト未央の名前使いながら色んなアイドル煽ってるけど普通に未央Pじゃないでしょ。それで発生する未央への悪印象考えてなさすぎるし。
https://anond.hatelabo.jp/20190520213828
別にそのせいで負けたとか微塵も思ってないけどその空気やめてとは思ってます。
2位「りあむにおめでとうって言って裏で泣いてそう」ツイートに梨沙って言ってる人達
そんなに梨沙は弱くない。裏で泣くような女じゃないです。寧ろ絶対に泣かないです。彼女は常にトップを目指す“女“です。ところどころ子供っぽいですが、それでも彼女の中には類希な強さがたしかに存在しているんです。だから、彼女の涙は1位になるまできっと見れないし彼女は見せない。いくら我々が泣いても彼女は泣かないのです。私の意見だけど。
だから、憐れみかも知れませんが、それは寧ろ「可哀想」で梨沙を消費しているようにしか感じられません。きっとこれは私の目も腐ってしまっているからでもあるのですが、どうしてもこれは受け入れられませんでした。ごめんなさい。これは特にバイアスがかかってるお話で、本当にごめんさない。きっとこれは私のせいだ。
1位 敗北の責任をりあむわスネークに全て押し付けるようなツイートとかDMする奴
ほんとに梨沙Pかお前。普通の人生生きてたら誰かにそんなこと言ったらその人にとっての梨沙評価爆下がりすること間違いなしじゃんなにしちゃってんの?そもそも梨沙が負けたという“結果“がそこにあるんだから受け入れるしかないでしょ。そこに責任もなんもないしあるとしたら私達の力不足じゃん。そんだけだよ。それにもし思ってたとしてもそれ人に言っちゃう?DMなら見えない、鍵垢なら見えないとか思ってたりしてない?貴方の伝えた相手はそれを多くの人に伝えることが出来るんだよ?それくらい頭使ってよ。もはや梨沙アンチの工作を疑うレベルで頭がどうかしてると思ったよ。ガチで工作なら怒りとかそういう次元じゃなくなるけど、そこは流石にそんな外道はいないと信じておく。とりあえず殴るなら私を殴って。投票券がどうしても取り切れなかったりした私にも負けた責任はあるからさ、ほかの人殴るくらいなら殴っても投票する私を殴れよ。なあ。
本当に悲しい。自分が気に入らないから叩けそうなものを叩くなんて、それこそ千夜やちとせを無条件で侮辱してる奴と、かそいつらと白黒が本当に好きな人達を引っ括めて叩いてる奴と一緒。熱に巻かれて全てを見失ったら、次に見えるのは焼け野原なんだよ。そこに私達も住んでるんだから燃やさないでよ。
といった意見を私は持ってます。来年これを頭に入れて戦おうね。特に梨沙Pは45位のことは忘れないで。絶っっ対。ほんとに。
追伸
まあでもこれも届いて欲しいところには届かないんでしょーね。
ここで元増田を叩きまくっている皆さんは、殴らなくてもじっくり説明・説得すれば理解してくれる優秀なお子さんをたまたま引き当てたラッキーな皆さんなのでしょうか。
いつ何どきでも手をあげず何時間でもじっくり説明・説得して理解させることができるのはその皆さんの努力のたまものだけど、それが成立するのはひとえにその優秀なお子さんのおかげ。
優秀なお子さんでなければ、時間をかけてじっくり説明・説得しても理解してくれなかったりします。理解してくれるまでにかかる時間が尋常ではなかったりもします。
でも、優秀なお子さんしか引き当てたことがなければ、そういう優秀でないお子さんが存在することに気づかなかったりもしますよね。
本日はシンデレラガールズ総選挙の結果発表もあり、狂喜乱舞するプロデューサー様もいらっしゃればそうでない方も多いと思われます。声実装の4人と未央のPの皆さんはおめでとうございます。
そんな中、私は非常に嬉しくて悔しい、そんなTig-hugな思いを抱えています。なぜなら私はすべての票を漏れなく梨沙に捧げたひとりだからです。しかし何があろうとそれは結果なので問題なく受け入れることは出来ています。思ったよりメンタルが削れていないのは10位というけっこうえげつない成績を残せたからでしょうか。
まあそれはそれとして。
それで今日よく見たのが、と言うより前からよく見ているのが、「ヴァリサにはそのうち声付きそう」という呟きです。
言ってしまうと、そんなの誰にもわかりません。
梨沙Pの中には「ありえないから票を入れて」と言っている人もいますし、今だから言いますが一部のPaPが「つくから○○○○○に投票して」と言ってる人もいました。
今はどっちも正しくないです。今は。
選挙中はどちらかと言うと梨沙Pの方が正しかったと思います。でも今はどっちとも言えない状況です。
そこで私の出した結論が、
「誕生日までに無かったらまず来ないと考えてほしい」
です。
まず、次の年表もどきをご覧下さい。
Co 2015 11/29
2016 4/7-5/9
乙倉悠貴
早坂美玲
結城晴
棟方愛海
2018 4/10-5/9
白菊ほたる
2019 4/16-5/14
これは新アイドルを除いたアニメ後のサプボ7人の発表日と総選挙のスケジュールを順に並べたものです。見ればわかりますが見事なまでにCoとCu、というか過半数がCuでPaはいないという状況です。
それもその筈、逆にこの時期に総選挙で声が付いたアイドルは、今回を含めると
Co三船美優
Co森久保乃々
Pa依田芳乃
Co藤原肇
Cu関裕美
Co佐城雪美
Pa夢見りあむ
Paナターリア
そしてそう、サプライズボイスとはこの差をうまく修正するために運営の発動する一種の手と考えられます。Cuが裕美とこずえしかいないことからもこれは非常にわかりやすいです。
なお、一応言っておきますが、確実にそう、と言える訳では無いです。運営の方に質問した訳でも無いので、証拠はどこにもありません。妄言と吐き捨てられてもいいような仮説ですが、現状からしてある程度信じても可笑しくはない程度のものでしょう。
といったことが、「ヴァリサには声がつく」という意見への反論となります。
さて次に、なぜ「梨沙にサプボは絶対にない」が選挙後の今は正しくないと言えるのか。
ここで第5回以降の“声がつかない中で順位の高かったアイドル達“を並べてみましょう。
第5回
第6回
16 喜多日菜子
第7回
18 佐城雪美
第8回
それはもう、第5回の肇以来の快挙なのです。それも総票数のインフレした今で圏内まであと5万票もないそこそこの僅差で。これは声がつかなかっただけで結構な快挙です。あとついでに言うと10位以内で一番多いのがPaって言うのがなかなかイレギュラーです(多分これは夢見りあむのせい)。
34位でサプボあるとか言ってた人は本当に何言ってんのって感じですが、10位はちょっと普通に信憑性でちゃうやつです。
さらに的場梨沙はかなり露出が多い方のアイドルです。2週間に1度U149にて中確率で新しい供給をぶつけられ、そこそこの頻度でデレステのコミュに出演、声無しの中ではトップクラスに多いデレステのSR、現実の物品もそこそこの数が揃っているという現状。実際私も運営がなんか企んでるんじゃないかとたまに思います。
でもその割に総選挙直前にガチャやりましたよね。運営さん何考えてるの?
その上、声が実装された場合も、おそらく運営にとってはやりやすい方のアイドルです。
声が実装されたらまあ確実に新しいコミュが来る訳ですが、そこで必ず発生する「誰と絡ませれば自然か?」問題が滅茶苦茶すんなり解決します。結城晴と漫才させてもいいし(デレステですら現時点で3回やってるんですよこの2人)、ももぺあべりーで絡ませてもよし、LMBGもよし、ギャル系で美嘉莉嘉と話してもよし。ごく自然と声のある会話に参加出来てしまうのです。
というように、今回の選挙でまた有り得そうな要素が増えてしまい、「来るんじゃね?」と思うのも無理はないレベルでチャンスが膨れ上がっているのです。ここまで来ると私も絶対にないとは言えないほどに。
とまあ、なるべくフラットな目線で見ようと努めた結果、「来るかもしれないけど普通に来ないかもしれない」という考察結果が出来上がりました。何も解決してません。
そこでもうひとつ要素を加えるのです。
上に書いた年表もどきをちょっといじってもう1回見てみましょう。
11/29
11/29
4/7-5/9
乙倉悠貴
11/19
早坂美玲
3/17
4/10-5/9
結城晴
11/19
棟方愛海
12/5
4/10-5/9
白菊ほたる
12/1
4/16-5/14
サプボの発表と総選挙、美玲を除いて明らかに特定の時期に発生しています。サプボの発表は11月後半から12月上旬、総選挙はゴールデンウィークの前かその辺と言った所でしょうか。わかりやす。
畢竟、サプボの発表を期待していいのは精々年内、どんなに頑張っても3月まで。そして、ほぼ11月末が事実上の期限と言っても良いでしょう。ここを過ぎると、ほぼないと考えていいと思います。
だから、「あるんじゃない?」と思っている方は半年間は可能性を信じましょう。それがいいと思います。的場梨沙の誕生日である半年後の11月19日、この日を目安に期待していて下されば幸いです。そしてこの時期をすぎても来なかった、「ああ、10位に食らいついたとしても声を実装はする気は無いのか」と考えを改めては頂けないでしょうか。
「誕生日までに無ければ声は無い」。これを是非、覚えておいて下さい。
ここからはバイアスバリバリの的場梨沙好き人間からの言葉です。
梨沙P、もしくは梨沙を応援したいPのみなさん。みなさんもう思ってると思いますが、私は来年のPa1位、スパークルスターは勝ち取って欲しいと思っています。というかCG狙って頑張りましょう。どうせサプボとかないんで充分燃えてくるはずです。私も頑張ります。声付くまでは他の担当に入れたい気持ちを押し殺して梨沙に、絶対、一票残らず入れます。
そんで「梨沙にはどうせ声がつくからこっちに入れてね!」って言ってた人達は責任取って(何の)来年は梨沙にぶっぱしてくれると私の精神が安定するのでぜひお願いします。ほんとにそこそこの数いるんですよね。それへの怒りもモチベにしてたくらいには。
あとそんなリプライに「自分はそう思わないから梨沙に入れます」って言ってくれてた絵師さん最高でした。ありがとうございます。
[追記]
「前半のサプボへの反論は総選挙中にやるべきだったのでは?」とありますが、梨沙P界隈ではかなりそれについてのツイートが発生していました。流石に言い過ぎな上に強く言ってて逆効果なんじゃないかと思うくらいでしたが、おそらく梨沙Pの範囲をちょっと出たあたりくらいまでしか拡散できていなかったのでしょう。
なので、そのコメントへの返事としては「みんなしてたけど外側への拡散力が不足していました」
です。
昔は持ってたけど手放した立場より。今は一人暮らしだから余計に必要なく感じるっていうバイアスはあるけどね。
メリットは知ってると思うから、デメリットや懸念点を中心に書く。事情によって違うと思うけど参考にしてみて。
・置くスペースが十分じゃないと邪魔
よく言われるけど普通に邪魔だよ。都内の狭めの1LDKとかだったらもうホントキツい。
まぁ広いキッチンにビルトイン食洗機だったらめちゃくちゃ便利なんだろうね。
・騒音
キッチンが部屋わかれてるならまぁアリだと思うけど。
ずっとテレビつけてる家なら気にならないかもだけど、うちはテレビ基本つけないから余計に邪魔だった。
・そこまで楽にならない
自炊の頻度と内容と買う食洗機のサイズに依存するんだけど、皿とか鍋とかフライパンとかも食洗機に合ったものじゃないと意味ない。
取っ手が取れるやつは必須だし、そうじゃないと結局洗う必要が出てくるからついでに皿も洗っちゃっても対して手間が変わらん。
・食器を設置して片付けするのも手間
食洗機が効率的に洗えるように食器を中に並べるのが地味にめんどくさい。結局それで手が汚れるし。
俺は皿洗いのストレスの一つが、作業っていうより「手がぬれて汚れること」なんだけど、これがあんまり解消されない。
まず前提として
・今の社会システム上 上に行くほど女性のポストが少ないこと自体は事実として存在すること
・自分の考え方にはバイアスがかかっていて差別的であり、この主張が憶測の域を出ないこと
は認める。
その上で言うけど、(海外の事情は知らんけど)少なくとも日本の女性に関して言うと 何かと群れをつくりたがりひどく陰湿で幼稚に見える。
勿論その例に入らない優秀で仕事のできる女性はたくさんいるのだけど、結局の所 彼女達の足を引っ張っているのがそういう幼稚で陰湿な女性達ではないかと思う。
n=1で申し訳ないが自分が最近 それなりの企業でそれなりのポストに就いている 一般的には仕事ができると評価されるであろう女性から聞いた話だと、その人は周囲の女性からよく思われず職場での男性関係だのありもしない噂を散々立てられたりしている始末。特に何か嫌なことをしているわけではなく 寧ろチームやグループに対して協力的であるのにも関わらずだ。
そういう話を聞くたびに 結局女性の社会進出を妨げているのはそういう女の子女の子した幼稚な女性達であり、所得や業務能力では勝ち目がないため ありもしない噂を流したりすることで笑い者にして優秀な女性の地位を貶めようと積極的になっているんだろうなと思う。
なんて非生産的なんだろう。そりゃあそんな幼稚な女性が世の中に溢れかえっていて彼女達自身が積極的に出る杭を打って回っていたら当然女性の社会進出なんて夢のまた夢なんだろうなと。
そして当の社会進出を妨げている張本人である彼女ら自身は 特に人生に大きな悩みも抱くこともなく今日も何食わぬ顔で楽しく生きてるんだろうなと思うと、そういう狭い世界の中で死ぬまで楽しく生きていける彼女らが一番幸せな人種だなと思う。
(この日記は、アパシー・シリーズ及び七転び八転がりの現在の状況をある程度知っている人向けの文章です。
全く知らない、という人のため解説を挟んではいますが、分かり辛い点もいくつかあるかと思います。申し訳ございません。)
タイトル「アパシー・シリーズ」とは、1995年に発売されたSFCのゲーム「学校であった怖い話(以下SFC版)」を軸に展開された作品群の事だ。
経緯が少々特殊なのだが、このシリーズは「七転び八転がり」というサークルから今もなおゲームが出続けている。
単純に考えて24年もの間、この「学校であった怖い話」という作品は応援され続けてきている。また来年迎える25周年に向けての動きも出始めているようだ。
尚実際には24年ずっと絶え間なく作品が出続けたかと言うとそうではなく、パンドラボックス(SFC版の制作会社)の経営不振等により2001年以降は休止状態であった。
その後メインシナリオライターである飯島多紀哉氏(旧飯島健男氏)がゲーム制作に復帰しアパシー・シリーズの制作が開始される。
同人ゲーム・小説・グッズ等を数年に渡り販売するも再び休止、数年後また復活……と大まかに言えばこのような流れだ。
また正確にはSFC版及びリメイク作品であるPSのゲーム「学校であった怖い話S(以下PS版)」はアパシー・シリーズには該当しない。
ここまで「学校であった怖い話」「アパシー・シリーズ」は長い間応援されてきたゲーム・シリーズである、という事を記してきたが、実は私自体の歴はそれほど長くはない。
学校であった怖い話を好きになったのはおよそ8年ほど前である。上記の流れで言うと2度目の休止時期に当たる。
最初にSFC版の存在を知り、恥ずかしながら実況動画から入った。その後SFC版をバーチャルコンソールで、PS版をゲームアーカイブスでプレイした。
後々になって「アパシー・シリーズ」もプレイし始めた。人によってはアパシー・シリーズを苦手とする事も多いが、私は夢中になった。二次創作も多少していた。
少なくとも1995年を舞台とした、SFC版と同じキャラクターが出てくるゲームは一通りプレイした。そうでない作品の中には触れていない物もあるため、その程度かと言われればその通りなのだが。
この頃既に休止状態に入ってた事もあり、アパシー・シリーズはもう更新されないだろうと思っていた。
それだけに、2014年小学館から小説「学校であった怖い話 月曜日」及びその作品群が発売された時には本当に驚いた。
更に2018年、他でもない七転び八転がりから同人ゲーム「学校であった怖い話 新生」が発売された時には非常に期待に満ちていた。
知ったときには遅かったと思っていたのに、「ゲームが次々と発売される」という流れをリアルタイムで実感することができるのだと。
上に「少なくとも1995年を舞台とした、SFC版と同じキャラクターが出てくるゲームは一通りプレイした。」と書いたが、厳密に言うとこれは僅かに誤りがある。
現在最新作に当たる「アパシー 学校であった怖い話 極(以下極)」は購入していない。その一つ前の作品である「アパシー 学校であった怖い話1995 月下美人の章 第一巻」も、購入はしたがプレイをしていない。
理由としては、極が発売される前のタイミングでジャンルを離れたからだ。
2019/5/13現在、七転び八転がりは「アプリ開発」を目的としたクラウドファウンディングを行っている。
このアプリ開発こそが、上記「25周年に向けた動き」の中で現在確認できるものである。
https://camp-fire.jp/projects/view/140712
支援額1000万円到達でアプリ開発に着手する他、そこに至るまでの区切りとしてもいくつもの企画が立てられている。
このクラウドファウンディング、またその前後のTwitterや製作者のブログに対し、既存のファン(ここでは暫定的に「学校であった怖い話及びアパシー・シリーズが好きである人」のことを指す)から疑念の声が次々と上がっていったのだ。
具体的にどういった事がありどういった声が上がったのか、明確に記す事はここでは控えさせていただきたい。その理由となる事態については以下に記載させていただく。
ファンの間で不信な声が上がり始めた頃、「問題まとめ」と題し不信だと感じられる事柄をまとめたプライベッターの記事が作成された。
現在は削除されており引用はできない。私も一読はしたものの、詳細には覚えておらず申し訳ない。
またTwitter等ではサークル代表である飯島氏及びクラウドファウンディングの苦言や暴言がちらほら見かけられた。支援しない事を勧める声や、高額なプランで支援した人への暴言も見られるようになった(ただしあくまでこれらは極一部のユーザーの発言であり、多くの人は疑念や不信の声に留まっていた)。
そういった動きに対し、飯島氏は最終的に以下のブログ記事を発表した。
http://plaza.rakuten.co.jp/iijimatakiya/diary/201904120000/?scid=we_blg_tw01
読めば分かるのだが、二次創作に関する記述については全く正しい事が書いてある。二次創作は違法であり、作者がそれを黙認していることが多い。
「学校であった怖い話」を全く知らない人がTwitterでこの記事について言及し、そのツイートには多くの反応があった(所謂「バズった」)。
多くは「当たり前だ」「筆者の言うとおりだ」「このジャンルのファンは何を考えているんだ」といった内容である。
そしてこのブログの内容通り、何人かが「弁護士を介して話をした」という発言をした。その中には上記プライベッターの記事の作成者も含まれている。
補足しておくが、この作成者はれっきとした学校であった怖い話のファンである。この事態の後、極を購入したという旨のツイートもしている。
どころか、苦言や暴言を吐いた人の殆どが学校であった怖い話を好きなファン達だ。
……ただし、これはあくまで上で脚注を加えた通りの意味での「ファン」、つまり作品自体のファンを指す。
この文章で具体例を明記しないのは、こういった事情があったからだ。
プライベッターの記事は、明確なネガティブキャンペーンが行われていた「極端な例」だったかもしれない。
しかし実際起こった事を列挙する際、当然ながらユーザー側の事態は把握できても、サークル側にどういった事情があったのか、どういった対策を取ったのかを全て把握することができない。
そのため「今回起こった問題」を私が書き連ねると、どうしてもユーザー側贔屓のバイアスがかかってしまい、サークル・代表批判と取られかねない文章となる。
今回はあくまで私が「アパシー・シリーズを追うのをやめた話」という個人的な内容の記事であるため、上記の理由により詳細は省かせていただく。
またそういった経緯があるため、現在はなかなか事態が分かりやすくまとめられている文章は見当たらない。
なお、私自身はTwitter等で暴言を吐いたり、クラウドファウンディングに対してネガティブキャンペーンを行ったりはしていない。
匿名ブログでこう言っても信憑性は無いだろうが、つまり「弁護士が怖くて離れた」という理由ではないことを主張しておきたい。
「二次創作がやりたくてゲームをプレイしていたから、その趣味が脅かされるため離れた」という理由でもない。
何故追うのをやめたかというと、「ブログの最後に『黙って去ればいい』と書いてあったから」である。
今回飯島氏がブログでこのような発言に至った理由は何故だろうか。
飯島氏の言う「自称ファンだがこちらはファンだと認められない人物」が増えすぎて、個々人に対処しきれなくなった、
もしくはそういった暴言に耐えきれなくなり強い語調のブログで拡散せずにはいられなくなった、等色々考えられるが、これらはあくまで憶測に過ぎない。
ただ結果として、この記事は「自称ファン」のみならず普通のファンの一部にも圧力を与えてしまったのではないだろうか。少なくとも自分はそうだ。
自分は正直、「学校であった怖い話」及び「アパシー・シリーズ」のことは好きだが、飯島氏に対してはそれほど良い印象を持っていない。
そもそもの考え方として「作者と作品は分けて考えられるべきであり、作品が素晴らしいからといって作者まで好きになる必要は無い」と思っていた。
勿論良い印象を持っていないからといって暴言は吐いていないし、素晴らしい作品の作者であるという点に置いては尊敬の念があった。
しかし、どうにも飯島氏の諸々の発言及び行動においては懐疑的な目を持ってしまっていたのだ。
上記ブログ記事を読んで、区切りがついた。「ならば自分は黙って去ろう」と思った。発表していた二次創作作品は全て取り下げた。
純粋に怖いと感じた。こういった思いを持っている以上、私も少なからず敵意を持たれているかもしれないと思った。
……そう思うと、私みたいな人間も「自称ファン」の一部であっただけなのかもしれない。
あの記事は、二次創作はしておらず、尚且飯島氏の事も悪く思っていない人にとっては、特に疑問を持たない当然の内容なのだから。
重ねて言うが、飯島氏の二次創作に関する主張は正しいだろう。私だって、自分のことを嫌いな人に自分の創作物を弄られたくはない。
そのため、私は深く反省した。作者に懐疑的な目を向けながら8年間、その作者の制作物で二次創作をしていたことを恥じた。
そうして私は学校であった怖い話やアパシー・シリーズから離れることにした。
しばらくはこの事を思い出してしまうため、SFC版含め過去のゲームをプレイする気も起きないだろう。
未練が無いとは言わない。未練が無かったらこんなお気持ち表明文は書かない。
気持ちを整理するため、このような文を書かせてもらった。
最後に、この日記は決して「作者に少しでもマイナスイメージがあるなら二次創作をやめろ」という主張をする物ではない。
私の場合は今回語った事態が一番のきっかけであったが、「飽きを感じ始めていた」等他の理由も少なからず存在する。
あくまで「そういう人間もいた」という自分本意の語りであって、他人に強要するものではない。