はてなキーワード: いでとは
ようやく、原発事故も収束の兆しが見えてきたのだろうか。ぼくの知り合いでも東京から脱出した人も多くいて、感受性が強いというのはたいへんだなぁ、と冷静を装っている。このへんはもはや「誰をどれくらい信じるのか」というイデオロギーにも似た問題であり、ぼく自身としては「さすがに東京で死人が出るほどの事態になれば政府も『逃げろ』って言うでしょ、常識的に考えて」と思っているので、自宅で淡々と週明けの仕事を待っているという状態だ。ガソリンがないので週末の日課になっていた映画のレイトショーにも行けない。そもそも上映しているのかどうかも知らないけれど。
それまで意識していなかったけれど、震災当日にほうほうのていで帰宅してからというもの、ぼくはテレビに釘付けだった。通勤中はラジオとTwitterで常に情報を入れていたし、寝室でもUstreamでNHKとTBSを2窓で開いていつの間にか眠りにつくという有様だったのだが、今日、それが途切れたとき、猛烈に不安になった。終わってしまう、と思った。
ぼくは完全に、震災報道中毒になっていた。不安と恐怖を摂取することに慣れてしまい、あまつさえ快楽さえ覚えていたのかもしれない。以前は震度3などという地震がくれば文字通り震え上がっていたぼくだが、毎晩余震に揺すられるうちに「今回は警報が間に合ったな、今回は外れだな」などと緊急速報を値踏みしたりしている。
ネット上にはさまざまな情報が流れている。政府の中途半端な情報開示に憤る人、独自の論で不安をあおる人、美談に触れて涙する人。そうした人々を追いかけ、共感したり、ひとり嘲笑したりしている。
思えば911のときも3日間くらいテレビに貼り付いたが、あのときはすぐに日常に戻ることができた。言うまでもなく、それは対岸の火事だったからだ。
今回、東京は絶妙な距離感にある。最悪の事態が発生すれば、ぼくの日常が吹き飛ぶかもしれない。幸い今のところ身近な人に具体的な被害が出ていないこともあって、この事態がたまらなくスリリングなのである。
仙台空港が飲み込まれていく、あの壮絶な津波の映像が、スペクタクルのプロローグでしかなかったなんて、あのとき誰が思っただろう。
「町は壊滅しています」「死者・行方不明者が1万人を越えることが確実と見られます」なんと魅惑的なセリフなのだろう。
新幹線で数時間の土地で原発が爆発するなんて、誰が想像しただろう。
そのスリルに拍車をかけるのが、計画停電だ。信号機が消え、交差点を徐行するバスやタクシーの緊張感たるや、まるっきりスクリーンの中だ。エレベーターが止まって自室の7階まで階段で上がる経験なんて、もう二度とできないかもしれない。うきうきしてしまう。
今の刺激に慣れてしまえば、あとは倦怠の日々が続くだけだ。聞くところによれば、計画停電は夏すぎまで続くのだという。面倒でたまらない。経済だって下降するだろう。そんななかで、いったいいつまで被害者の冥福を祈ったり、知らない土地の復興を祈ったりすればいいというのだ。原発の処理には数年かかるというじゃないか。2万人も死んだっていうじゃないか。それを忘れることなんて、できるわけないじゃないか。
冗談じゃない。もう何も楽しめない。もう何も楽しめない。
たしかに乱暴計算ですが、それくらいいても不思議ではないですね。
私が直接聞いただけでも、
また報道でも
http://www.athome.tsuruga.fukui.jp/nuclear/information/faq_01/q_01.html
上記URLより、
東京都民とその周囲がリスクを福島、新潟とかに押し付けたのと同様に
まあ、それは置いといて、
特に電力会社の縄張りを越えて原発を置いてる場所にお金を置いていってほしい。
お金の使い道は、万が一のための緊急避難経路のために使ったらいい。
福井の嶺南の人らは、いざと言う時に逃げる道がない。
東北、北関東、関東湾岸沿いの人達の不便な生活と生命の危機から救うためなら、
ただ、都市部の現状維持のために1円でも払うつもりは毛頭ない。
そもそも東京なんて地方から人と物と金を集めて成立させてるんだし、
いっそこのまま計画停電が続くのなら、官公庁は関西に移転すればいいと思う。
そろそろ本気で考えるべきた。
もっと手厚い交付金くれ。
房総半島でも三浦半島でも、いっそ東京湾にでも原発作ってみろ。
田舎なめんな。
都合のいい時だけ地方の代表者面すんなよ。
http://anond.hatelabo.jp/20110319172127
「都市伝説だ」とか「ネタだ」とか「自分の周りにはいない」とか
いろいろ言われているようなので、
東海道新幹線は、大体1日に15万人を輸送する能力がある、と聞いたことがある。
メチャ乱暴な仮定だが、輸送力15万人のうち半分、7.5万人が「疎開民」だったと仮定し、
かつ疎開輸送が先週末から、延べ7日間なされていたと大胆に仮定して、
7.5万人×7日間≒50万人
その他、航空便による疎開組、自家用車による疎開組もいるので、
これまたメチャ乱暴な仮定で「航空機疎開組と自家用車疎開組の合計が新幹線疎開組と同数」と割り切っちゃうと、
「えらい疎開したなあ」とも思うが、首都圏の人口が3,500万人だか3,700万人だか4,000万人だか
(人により首都圏の範囲が違う)とも言われているから、「2~3%の人が疎開した」ということになる。
これを、多いと見るか、少ないと見るか。
実際には、この「2~3%」という数値は、属しているコミュニティーによって大幅にズレるだろう。
「仕事放ったらかして逃げられない」ということで、疎開率は1%もないんじゃないか?
だから、自分の周りが社畜だらけ、というコミュニティー内の人は、
一方、ヒマしているフリーター、学生だったら、逆に3~4%はあるんじゃないかな?
乳幼児連れ、もしくは妊婦という場合が一番確率が高いと推察される。
毎日新聞に「幼稚園の卒園式をブッチして・・・」という家庭が紹介されていたし、
「幼稚園・小学生を家庭内に抱えている場合」は、それらのしがらみがあるから、
2~3%に留まっていると思う。
しかし、そういうしがらみがない場合、例えば第一子が2歳以下で、幼稚園にも行ってない、という場合、
あるいは第一子妊娠中、というような場合は、それこそ5%超えているんじゃないかと推察される。
ということで、「1~2歳児のママ友」とか「妊婦教室友達」というコミュニティーに属している場合は、
「疎開率=5%以上」となるので、「ちょくちょく聞く話」ということになる。
ただ、この妊婦の疎開率も、多分5%強で打ち止めじゃないかな?
「西日本に実家があったり、お金に余裕がなければ」誰でも疎開できるわけじゃないので、
35歳前後、長くとも40歳までが妥当なラインだろうか。
根拠はポスドク。
ただ実際問題として30過ぎた大人が、
「俺はミュージシャンになる!」
とかいってF押さえる練習してたりするのは、ね。
とりあえずライブである程度の箱使えるようになってればおkかな?
もしくはスタジオで指名されるようになるとか。
でもあれってコネだと聞いた。
漫画家は際どいってかアウトかな。
作家は問題なさそう。
というかそんなの大学生の暇な時期にちまちまでいいから始めとけよって話。
「お金を転がして儲ける」系、呼び方わからんけど金融系はいつからでもいいのかな?
ある程度働いて資金調達→参戦って流れか。
ただ、手持ちの少ない資金ぐらい化けさせられないと生きていけない世界のような印象。
ただ新規参入厳しいから修行して独立とか支店もらうとかの方が現実的かな。
ということで周りの目を気にしない、
かつ
ならば
補えない。
不安なのはわかるが根拠のない希望を人に問いかけるのはただの駄文だし
誰も得しないから今すぐやめなさい。
不安というかこの騒動を見ていると,
原発のリスクのコストって思ったより高いんじゃないかと思ってしまうんですよ.
半径30km圏内の土地を全部買い取ってそこに原発を造ればこんな騒動起きないですよね.
(いやまぁ飛散する放射性物質があるから結局は騒動は起きちゃうでしょうけど)
それで採算がとれるならそうしたらいいと思うんですが,きっと割が合わないですよね.
原発で数十年立入禁止エリアを作るのなんて許容範囲でしょ,と言ってしまえばそれまでですが.
こうやって間の当たりにすると,ちゃんとそれを許容範囲として勘案していたか自分でも疑問に思ってしまうんですよね.
私もどちらかというと原発は必要だよね派だったので.
ちなみに仮に何かしらの新エネルギーが原発分を補えたとしても,
当分は技術力キープのために原発を持つことは重要だと思います.
まだまだ外交カードとして原子力技術というのは大事な気がするので.
ま,これも特に根拠のない考えですが.
それから「補えない」「根拠のない希望」という点について,こちらにも書いたのですが,<http://anond.hatelabo.jp/20110319213551
Wikipedianにこんな話が書いていました.これってあんまり現実味のない話でしょうか.
(あ,元記事を書いたときにはこれを見てないので,おっしゃる通り根拠のない希望を書きました)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB
積極的に開発を進めた場合の将来の導入可能量は戸建住宅53GWp(ギガワットピーク)、集合住宅22GWp、大型産業施設53GWp、公共施設14GWp、その他が60GWpなどとなっている[51]。 太陽光発電の累計導入設備量が100GWp(=1億kWp)になると、その発電量は日本の年間総発電量の約10%に相当する(200GWpで約20%、8TWpで8倍の計算)。
「ワンピースはつまらないのに売れてる」って批評で思い出したけど、
食うためでもなく正義でもなく、自分たちの自己満足のために殴って殺して荒らして治安をめちゃくちゃにして。
はっきり言えば権力のある趣味人が道楽でめちゃくちゃにしてるのを見るんだよなあ。
まあ子供向けの漫画だし、子供が読んで楽しむ分にはそれで良いし、真っ当な子供向け漫画だろうけど。
大人はそれで満足してて感動してて良いのか、と言う気がしないでもない。
「現在の日本の電力の30%」という話と,消費電力の伸びは家庭部門が大きいということから,
省エネ+太陽光(ま,新エネルギー全般でもいいですが)が30%になればいいということなら,
年間何キロワットか,遅ればせながらWikipediaで調べてみた.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80
国名 | 運転中 | 建設中・計画中含む総量 |
アメリカ | 106,061 MW (105基) | 107,261 MW (105基) |
フランス | 66,020 MW (59基) | 67,650 MW (60基) |
日本 | 49,467 MW (55基) | 66,977 MW (69基) |
世界全体 | 392,128 MW (435基) | 480,501 MW (531基) |
日本は原発を相当推進していたんですね.フランスを超えて2位になりそうな勢い.
世界でも数少ない原発を作る企業を抱えているし,CO2削減という点でもいいんだから,それを推進するのは納得できる.
で,気になるのはアメリカが計画中がわずか1基というところで.
実は私は原発は必要だと思っていたのですが,大前研一のこの話で考え中です.
http://www.youtube.com/watch?v=U8VHmiM8-AQ
まとめると,
とのことです.
彼は特に太陽光発電を原発の代わりにとは言っていなかったと思いますが,
個人的に太陽光発電が面白いと思うのは分散発電だという点です.
いつだったかクレーン船が電線ひかっけて大規模停電になたことがあったじゃないですか.
首都圏大規模停電(しゅとけんだいきぼていでん)とは、2006年8月14日、日本の東京都23区東部とその周辺139万世帯の住宅や鉄道などに電力が供給されなくなった出来事である。 クレーン船のアームが架線に触れ切断した事故による。
こういうのも太陽光発電という分散型の発電だと,ダメージを軽減できないかなぁと.
もちろん太陽光発電で全部カバーできるわけではないので,あくまで電力0になるのを回避する程度でいいんです.
計画停電も各自が太陽光発電を持っていれば,もう少しダメージが少ないのではないかと.
(まぁこの話は,自宅に発電装置を持てたら水力でも風力でもいいんですが)
ちなみに太陽光発電の発電量は,,うーんグラフしかないのでわからん.
とりあえず原子力との比較はお話にならない状況なのがわかりました.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB
国名 | 運転中 |
アメリカ | 500 MWp |
日本 | 1,200 MWp |
世界全体 | 6,900 MWp |
ただ同じくWikipediaにはこのようにも書かれています.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB
積極的に開発を進めた場合の将来の導入可能量は戸建住宅53GWp(ギガワットピーク)、集合住宅22GWp、大型産業施設53GWp、公共施設14GWp、その他が60GWpなどとなっている[51]。 太陽光発電の累計導入設備量が100GWp(=1億kWp)になると、その発電量は日本の年間総発電量の約10%に相当する(200GWpで約20%、8TWpで8倍の計算)。
『サンタクロースはいない。おまえ、まだ信じてるのかよー。バカだなぁ。あれ、母ちゃんなんだぜ?』と大馬鹿にされいじめられ帰宅。
親に相談するも、困り果てられる。
ある日、それを見かねた、一人の学者が、彼にこういう。
学者『ふん、不可能?存在しない?それは、誰か証明したのかね?』
Y 『でも、みんなは、居ないっていうよ?』
学者『愚かしい。昔地球は平だと言われていた、だが、今では球だと言われている。証明出来ていない皆の言う事なんて、どうして信じる
証明もしないで、ありえないなんていうことは、それこそ、ありえない。』
学者『よろしい、ではこうしよう。世界の全ては、実験である。実験しなければ何もわからない。
あと数日でクリスマスだ、君はお母さんに、嘘をついて今年はガンダムのプラモデルが欲しいと言いなさい。
そして、私にだけ本当は何が欲しいのかを教えておきなさい。
ほんとうにサンタがお母さんなら、君はガンダムのプラモデルをもらうだろう、サンタが居るなら、本当に欲しい物をもらうだろ。
何をもらったか、私に言いなさい。もし、君が、本当に欲しい物をもらったのなら、私が学者の名にかけて、サンタは居ると証明されたと言おう』
Y 『でも・・・もし、ガンダムだったら・・・サンタはいないって・・・証明されちゃう』
学者『それは仕方がない、科学とはそういうものだ。居るなら居る、居ないなら居ない。それだけだ
Y 『ぐっすん・・・わかった。』
http://anond.hatelabo.jp/20110319165000
国境なき医師団もいいんだけど、あそこも別に日本に限定して活動しているわけではないからね。
まず訂正としては、国境なき医師団からも東北関東大震災限定での募金はできる。それはどうでもいいし、今回の震災復興のための義援金としては日赤にすれば間違いないとおもうんだよ。
だけどさ、今回国境なき医師団は震災が起きて即(たしか土日のうちだったと思う)日本での活動を決めた。震災限定の募金が始まったのは、それから3日くらいしてから。震災限定の募金も、少なくともクレカで寄付した分はまだ入金されていない、と思う。普通のクレカの支払い~入金手順ならそうなる。募金向けの特別入金、みたいなのがあるのかは知らない。
だから、国境なき医師団が素早く日本に来れたのは、今回の義援金じゃなくてこれまで各国から寄付された「目的を限定しない寄付」のおかげなんだよね。
もちろん広報費やDM発送費にも使われるわけだから、日本ユニセフ協会と同じように100%が被災地に使われているわけじゃない。たぶん人件費も出てるんじゃないかな。でも、それがなければそもそも支援団体は活動ができない。活動できなきゃ助けにも来てくれない。いちおう日本ユニセフ協会についてもフォローしておくと、25%ピンハネされてるムキー!ってやつは同種の募金。
だからさ、この震災が落ち着いたら、100%使われないからイヤだとかケチくせえこと言わないでさ、いろんな支援団体を調べてみて、気に入ったところに運営資金の寄付も考えようよ。国境なき医師団じゃなくてもいいし、もちろん日本ユニセフ協会に寄付しろとか言わないからさ。
「美しい国土を汚す原発断固反対」という意見があります。日本の民族主義者は基本反米ですから核アレルギーは強かったりします。
一方、「自主独立の日本のため、目指せ核武装。原発もおおいに推進するが良し」という意見もあります。
おっしゃるとおり「右翼思想(左翼思想)に基づけば、原発問題での立場はまちまちになる」ということなのですが、「右翼思想(左翼思想)と
なんか今回の地震や原発の対応で、グダグダだとか遅いだとか、果ては人災だとまで言ってる人がいて驚愕。
そういう人は状況がどういう風に推移すれば満足なのだろうか?
ちょっとその想定を聞かせて欲しいよ。多分それと現状の差が大きいことに不満を感じているんだろうけど。
かなり多目に見ても、公務員以上に保護された風通し悪い環境の中で
企業体質が完全に腐っていたのは否定しようがない。
でもなんか口を挟みたいんだろう。
一時的に私有財産制の原則を停止する、当然資本主義の原則もかなり無視する、ということまで踏み込んだ話なら、別におかしな意見ではないですよ。
(もっとも内容次第では、憲法違反になりかねませんが・・・)
ただ実行面では問題だらけです。
・原状回復を行うにせよ、何が「原状」だったのか、国は家一軒一軒レベルの情報を持っていません。
・どこまで回復を行うのか、線ひきが難しすぎる。どんな線引きもある程度不公平で、どう決めてもそれが軋轢を生む。
・そんな大規模な復旧活動を行うにあたって、その計画を立案・実施できるだけの人的/組織的リソースを、国/自治体は持たない。
・基本をマーケットメカニズムで運用してきたのに、計画経済的なやり方で復旧計画を遂行するなんて無駄だらけになるのがわかりきっている
もし「一時的に私有財産制の原則を停止する、当然資本主義の原則もかなり無視しても、復興を早めたい」というなら、
「公主導で私有財産を含めたあらゆる財を再建する」ことより「被災者全員に一律○千万円配る」なんかの方がまだ有効でしょう。
「被災地にいけば金と需要がある」となれば、人や技術は計画なんかなくてもすっ飛んで集まって来るものです。まあ、配られた金を
今回の災害で実感したこと。それは、太陽光発電すげぇってこと。
うちの実家は被災地にあって、電話は使えないわ、周りは停電するわ、TVも見れなくなるわ、その他もろもろ大変だったみたいだけど、
でも太陽光発電が機能してれば、その蓄電でアナログTVは見れたんだって。(デジタルはアウトだったらしい)
これ、情報が凄い必要な現地の人間にとって、かなりのメリットだと思うんだ。
話を聴いたとき、ほんとスゲー!!って思った。
蓄電があるから、無駄遣いはできないにしろ明かりも、コタツも電気カーペットもIHクッキングヒーターもエアコンも使える。
…まあエアコン使ってたら無くなっちゃうだろうから無理としても。
政府はもっと、太陽光発電への補助をしたほうがいいと思うんだ。
津波で流されちゃうとどうしようもないけどさ…
でも身寄りを頼った先で暖が取れるのととれないのとじゃ、不安な気持ちだって段違いだと思う。
原子力は問題になってるけど、それをなくせって言ってるわけじゃない。
でも電力の維持は絶対必要で、どれも無くせと言って無くせるものじゃない。
特に原子力は安定した電力を供給してくれる。揚水発電所もあれば、余剰電力の蓄電だってできる。
でもそこに、それこそ日本のほとんどの世帯が太陽光発電を設置していたなら、
少なくともリスクヘッジにはなるし、電気も電気会社に売れる(ほとんど割引ぐらいにしかならないけど)。
電気会社への負荷が減るなら、多少でも他の発電所の環境リスクを減らすことだってできるし、災害後の立て直しにも有利かもしれない。
これを書くと「情弱」「ヘタレ」「デマを流すな」といろいろ書かれそうだが、備忘録の意味で書いておく。
23区でも割と都心寄りに住んでいるので計画停電の影響は殆どないし、
にもかかわらず疎開させたのは、ひとえに「放射能対策」、それ以外に理由はない。
文系ではあるが、もともと原子力についてはいくつか本は読んでいる。(推進派・反対派いずれも)
なので多少の予備知識はあるつもりなのだが、
結局「ワーストシナリオの場合でも、23区内は(乳幼児にとっても)大丈夫」という確たるクレジットが、
自分が探した範囲内で得られなかったから、疎開の理由はそれに尽きる。
恐らく、「ワーストシナリオで、23区内に放射性物質が飛来し、健康被害が生じる」確率は、
1%あるかないかだろう。
なので、通常であれば、99%の確率を信じて、都内に留まるということになるだろう。
それは「99%に掛ける責任を、自己責任で負ってもいい」と自己判断したからである。
(自分もいわば「中年メタボ」なので、「ガンで死ぬ前に、脳卒中とか心臓病で死ぬワイ」という
開き直りの気持ちもある)
親が判断を代理行使しなければいけないのだが、不幸にして「1%」の事態に陥ったときに、
自分は、自己決定できない子供に成り代わって、「1%であっても、回避できるのであれば、回避する」
のが親の務めと思って、回避させた。
もともと13日の水素爆発の時点で、「事態の収拾が難航しそうだ、最悪の場合は避難しなければ・・・」と
妻と話していて、妻の実家にも下話はしていた。
その後様子を見ていたのだが、
「2号機の圧力容器破損」
「4号機で火災」などのトラブルが相次ぎ、「どうも事態収拾ができなさそうだ」と判断した。
特に「高レベルの放射線量が計測された」というニュースが決定打になった。
※その日、新宿でも低レベルの放射線量が計測されたが、それは疎開の理由ではない。
医学的知識が少ない人の場合、少量の放射線に怯えて疎開している向きもあるようだが、自分の場合は
「自然放射能」とかも知っているので、低レベル放射線自身はこわく無かった。
「(放射線防護しながらの)現地作業員の回復作業が困難、というより不可能になる」と判断したからである。
単機のトラブルだと兎も角、複数機のトラブルなので、現地作業員による事態収拾は「まず絶望的」と思ったのである。
恐らく、このあと数日は、「放射能を避けながらの最大限」の作業が行われるだろう。
しかし、それは通常の「放射線を気にしないで行う作業」の、10分の1、100分の1の作業効率しか上がらないと予想された。
(実際、15日以降、今日までの事態はそのように推移している)
となると、遅かれ早かれ、「事態収拾困難」で白旗を上げる時期が来る。
その後はメルトダウンなのか再臨界なのか「神のみぞ知る」状態になる。
そういうワーストシナリオであっても、風向きが南風だったり北西風であれば、
しかし自分は「関東は、時々北東~北北東の風が吹いて、天気がぐづつく」という気象現象があるのも知っていた。
恐らく1年365日のうち20日程度だろうか、全国的に晴天なのに、関東だけ曇りや小雨という気象条件の時があり、
そういう場合は関東東側に小さな低気圧があって北北東の風が吹いているのである。
※茨城福島沖の湿気を含んだ空気が、北北東の風に乗って関東山地(箱根など)にぶつかり、弱い雨が降る。
冬型気圧配置で、日本海側、それも日本海側の内陸で降雪があるのと同じ理屈
となると、折悪しくこういう気象条件の場合にワーストシナリオが発生した場合、
汚染された気流が関東に流れ込む形になり、しかも悪いことに「降水」する危険性が高い。
今回の原発事故以降、毎日数時間は原発関連テレビを見て、かつ「はてな」で情報収集しているのだが、
この関東特有の気象条件について言及している学者が一人もいないのが不思議である。
※希望的観測を言えば、福島茨城県境に山地(八溝山など)があるので、そこである程度放射性物質が
落下してくれるかもしれないが・・・
で、「ワーストシナリオ」発生時に「あわてて家族一緒に避難する」という選択肢もある。
15日の放射線量データを見てもわかるように、関東山地以西、山梨や静岡は、
北北東気流が遮られるので、格段と影響が小さくなる。
関東4,000万人が一斉に避難行動を開始した場合、様々なパニックが予想される。
実際に避難できる方向は静岡方面と山梨方面だと思うが、自分がラフに計算したところ、
「東名高速と中央道が徒歩避難者に開放されたとしても、両高速道路で関東脱出できる人数は32万人/時、
関東全員が県境を越えるのに125時間かかる」という結果になった。
要は東京マラソン状態になって、「125時間の大渋滞」が県境で発生するのである。
「徒歩」という前提で計算したが、自家用車とかだともっと悲惨な結果になる。
要は「ワーストシナリオ発生後に関東脱出できる」人は「関東全人口のせいぜい10%もいない」のである。
事実上、ワーストシナリオ発生後の脱出は「不可能」と言ってよい。
「ワーストシナリオ発生する前に、事前に疎開させる」というのが親として取るべき行動、という結論になった。
勿論、個々の事情はあって、自分の場合は「妻の実家が関西」という有利な条件がある。
※親類が西日本に居なければ、「1%のリスクを甘受して、東京に留まる」という選択肢を取ったと思う。
唯一のネックは「上の子が小学1年生で、まだ終業式を迎えていない」ことである。
春休みまでの数日間、学校を「ズル休みする」格好になり、この点を妻はさんざん抵抗した。
「終業式以降じゃダメなの?」
「A=今避難して、その後何もなくて、「取り越し苦労だった」と嘆く。
B=今避難せずに、その後万一のことが起こって、「あの時避難しておけば・・」と後悔する。
Aの嘆きなんて、所詮「後になれば笑い話」だし、子供の長い人生の中で、1週間の休みなんて、どうということはない。
「Aの嘆き」と「Bの後悔」では、全然質が違う」
それでも渋る妻に、奥の手も使った。
大学時代の友人で、今は某私大の准教授(専門は化学)に、「疎開を考えているがどうだろう?」と
で、その准教授の肩書きとともにメールを見せて、いわば「権威付け」して、妻も納得した。
(後日その准教授は自身のツイッターで「西日本へ疎開できる家庭環境の人は、疎開していいのでは?」と書き込んだようだ)
「今ワーストシナリオになってないだろうか?子供は大丈夫だろうか?」と
15日以前は、常に原発が気になり、正直仕事が手につかなかった。
その点、16日以降は「後方の憂えがない」状態なので、仕事がはかどる、はかどる。
「自分はワーストシナリオでも、まあガン化確率がちょっと上がるだけじゃん、んなもん気にしてられっか!」と
自分なりに「事態が収拾され、ワーストシナリオが回避される」時点を見極める必要があるから。
早期に事態収拾されるなら、終業式くらいは出席させよう、というハラである。
私見だが、冷却電源が確保され冷却(原子炉&使用済み燃料プール)に成功すれば、
事態収拾と判断していいと思うのだが・・
あくまで評価してくれる読者がいたからだろ
ワンピなんか黄金期なら打ち切りだろとか言われてる事もあるんだから
同じものを描いていても時代の流れがちょっとでも違ったら
こんなにヒットしなかったかもしれない
補足・・・【1 Sv = 1000 mSv (ミリシーベルト) = 1,000,000 μSv (マイクロシーベルト)】
グレイは物理量の単位。放射線の種類によって身体への影響が変わるので、そこを計算に入れて表すのがシーベルト。
とりあえずは【Gy=Sv】として扱ってかまわない
テレビで言う「ただちに影響はない」、裏をかえせば長期的には影響があるということ?
そのため、放射能の強い地域では「屋外退避」して、長時間さらされないようにするのです。
作業員も15分おきに交代してするなどして放射線を浴びる量を減らして作業をします。
一般人の年間被曝限度は1.0mSv、法的に定められた遺伝や発がん性の増加など長期的な影響が出ないと考えられる安全域の数値です。
医療で受けたり温泉地に行くなど、日常レベルより高い放射線を受ける場合は年間2.4mSv。(自衛隊の緊急事態任務の上限は100mSv)。
一般民間人として、この量を一時間あたりにすると0.11μSv~0.28μSv、なので、0.1~0.2μSvを一日あたりのの安全圏内と考えてみるのはどうでしょう。
それより高い数値に毎日さらされるようになったら、「なるべく外に出ない」「外気に触れないようにする」「週末は旅に出る」など気をつけてもいいかもしれません。
ちなみに今回の場合、冷却が安定しても、安全になるには数ヶ月~年単位の時間が必要だそうです。
数日で収束するわけではないこと、何十年もさらされるわけではないこと、あわせて理解したほうがよさそうです。
放射線は拡散して薄まるのですが、放射性微粒子はそうはいかないようです。これが身体入るなどすると内部被曝となり、影響が大きいとか。
どんなに安全と言われても安心できない!とくに内部被曝は心配!という場合は、日常生活でできる工夫で身を守りましょう。
↓退去区域、またはその周辺の方むけの情報のようなのですが、不安な方は目を通して、可能なかぎり実行するとよいと思われます。
会社の人が休みだしたり、3連休は都内から出ると言ったり、実はけっこう関西方面に逃げてる人が多いらしいと実しやかにささやかれたりする一週間でした。
そんなこと言っても、放射能怖いから会社休みます(辞めます)って言えないです。
国が「関東圏内も室内退避」と言ってくれれば休みますけど、たぶんそれはないでしょう。チェルノブイリだって避難区域は30キロだったのだから。
それにそんなことになれば、我先に首都圏脱出!と混乱が起きて交通網完全マヒして、結局、脱出ならず・・・となるのがオチに決まってます。
田舎の両親に相当心配されましたが、3連休も東京にいることにしました。でも人一倍心配症なので、いろいろ調べてみました。
不安を煽る人や記事も多い中、都内に限らず、今いる土地で生活していくしかない人もいるでしょう(むしろほとんど)。
幸いに、主要都市の放射能レベルは公開されています。毎日見てますが、だいたい平常レベルです。
いま大切なことって、ほんのちょっと冷静になることなんじゃないかな、とガラガラのコンビニ棚を見るたびに思います。
【おまけ】
【補足】
Gy:物理量の単位
Sv:防護量の単位(Gyに放射線の種類を補足し被曝の影響を考慮)
Sv=放射線の種類による生物効果の定数×Gy
放射線の種類と生物効果の定数・・・X線、ガンマ線などの光子、ベータ線、ミューオンなどの電子=1/中性子線=5~20
全ての日本在住者が際限なく便利な生活を求めた訳じゃない。
消費電力量を減らすために一番やるべきだったのは人口抑制だったと思うけど、それをしないで産めよ増やせよした罪が大きいと思う。
ただ、今パニックになっても仕方ないとは思う。
電波学者(電波行政に関して卓越した深い見識をお持ちになられるという意味)の池田信夫先生の地震に関する迅速かつ正確無比で客観的ツイートに
ケチをつける人間のクズ(人間のクズとは、池田信夫先生が衆愚の過ちを優しく指摘する際にお使いあそばれる、たおやかな上級言語。語源は桓武天皇が、息子が庭のスズメを虐めることを優しくたしなめるときに「人間のクズ」と言ったことだとされる)が耐えません。
そんな人間のクズのはてなーにも理解できるように、池田信夫先生のご慈愛あふれる超ツイートをもろもろ再検討してみましょう!
ご慈愛溢れる池田信夫先生に見捨てられる前に、先生のお考えを正しく理解しましょうね!
池田信夫先生は僕達の想像を超える存在です。その存在は人間の生命に対する常識を根底から覆します。
妊婦は大事をとって、実家に帰れる人は帰った方がいい。細胞分裂の終わった老人は(私を含めて)安全。 RT @harmonnnny: 妊婦はどうですか?
浅学非才な私めは、人間であれば生きている限りは、老人でもゆるやかながら細胞分裂はしているものだと考えていましたが、経済学、原発、電波行政にも詳しいインターネット時代のレオナルド・ダ・ヴィンチである池田信夫先生にとってはそんな一般論は意味がありません。
細胞分裂が完全に終わっても生き続けている人間がいるのであれば、ノーベル賞ものの発見ですから、池田信夫先生はリアル「生けるノーベル賞」というころができるでしょう。
文字通り人間を超越している学者、それが池田信夫先生なのです。
そんな池田信夫先生に楯突くはてなーは人間のクズ(マイケル・ジャクソンが死の間際、世界の平和を願いつぶやいた言葉ともされている)です。
その御心の広さにおいては太平洋が小さく見える池田信夫先生でありますが、デマや憶測や推測の情報を広める人間を決して許すことはありません。
私は広瀬隆より前から原発を取材してるが、彼が最初に書いた本はあきれた。自分で「この本には1次情報はまったくない。すべてデータベースを利用して2次情報だけで書いた」と誇っていた。こんなのを使うメディアは、自分でB級だと白状しているようなもの。
ときっぱりと否定されております。快哉!ですね、『2次情報をもとに』して発言をするなど、B級であるまじき人間のクズ(ジョン・レノンがオノ・ヨーコにプロポーズする時に使った言葉)です。
下記もご本人の発言ですが、
いうまでもないが私は素人なので、今後の見通しをきかれても答えられません。2次情報をもとに推測しているだけなので、参考だと思って聞いてください。最悪の事態になるかどうかは、わかりません。
これを見て「おい、池田信夫矛盾してね?」と思ったあなたは人間のクズ(リンカーンがキューバ危機を止める際に、相手国首相にいった言葉、この言葉によって歴史は変わった)です。池田信夫先生はあくまで素人ですから、2次情報をもとに憶測するのはあたりまえなのです。
人間のクズのあなたは「10万人いる池田信夫先生のフォロワーの中にはリテラシーがない人も、誤解する人もいる。さらに、その人がRT、非公式RTしたら、池田信夫が素人であることをしらない人にも情報が拡散されるだろ。池田信夫が訂正をしても、拡散されたRTを見た人には訂正が伝わらない場合もある。素人なら素人らしく口をつぐむべきだ」
というかもしれません。
しかし、池田信夫先生をフォローしているツイッタラー10万人は全員がリテラシーがべらぼうに高いので、RTデマに惑わされることなど金輪際ありえません。金輪際です。ウソをウソと見抜く天才かつ、合コンでもOLをお持ち帰りしまくり、濡れた犬を拾いすぎて家が犬臭い、全員が年収1000万人以上の10万人の集まりなのです。当然、「類は友をよぶ」ので、信夫先生のフォロワーのご友人や関係者全員のリテラシーもべらぼうに高いので、たとえ池田信夫先生がデマを流しても直ちに気が付きます。
だから、池田信夫先生に限っては、「2次情報をもとに憶測」しても構わないのです。
これだけご慈愛溢れる池田信夫先生のツイートを気に入らないという人も、どうやらいるようです。
「確認してから言え」とかいうバカが多いが、読みたくなければ読むな。災害のときは、不確かな速報も必要なんだよ。放射能あびてから確認とってもしょうがないだろ
読まなければ良いのです。
ただ、「フォロワーが多い池田信夫先生のツイートは望むと望まざるにかからず、タイムラインに表示されるので、読みたくなければ読むなも出来ないじゃん。つーか、正しくない情報を垂れ流しておいて、みたくなければみるなってAAの
ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
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< 嫌なら見るな! 嫌なら見るな! >
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ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
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じゃねぇか。 」と言う意見もあるでしょう。その意見は・・それは・・・・多分・・超因果率からなる宇宙法則ダーマの定理からいえば間違っていると言わざるを得ません。
「確認してから言え」とかいうバカが多いが、読みたくなければ読むな。災害のときは、不確かな速報も必要なんだよ。放射能あびてから確認とってもしょうがないだろ
この点に関して、反論として
・「災害時には不確かな情報は不必要。パニックが起きてから、「間違ってました」じゃしょうがないだろ」
・「災害時で錯綜していて冷静な判断が必要な時に、素人が不確かな情報を流してどうするのだろう。たとえば、火事場で煙が立ち込める中、馬鹿が大きなメガフォンで「焦らずに落ち着いて息を吸い込み、深呼吸をしましょう」といったらどうなるだろうか。「放射能あびてから確認とってもしょうがないだろ」というが、緊急時に間違ってから「間違ってました。訂正します」じゃ遅いだろ。推測しか出来ない素人なら黙ってろ」
というような反論もあるでしょう。しかし、反論は決定的に間違っています。なぜ間違っているか?あとは・・自分で考えてみてください。伝えるって本当に難しいです。
また、池田信夫先生はご自身の発言に関して、責任をとられる気も一切ございません。なぜなら素人だからです。
本人も
同じようなコメントがまだ来るので、次のdisclaimerを私のすべてのつぶやきの最初に付加して読んでください:「私は原子炉工学の専門家でも放射線医学の専門家でもないので、以下は応急的な参考情報です。これをもとにした行動によっていかなる損害が生じても、私は責任をもちません」
と「俺の発言によって何があっても、責任を持たない」と明言されています。
素人が発言に責任をもつと訴訟沙汰にもなりかねないですから、これは華麗なリスクヘッジです。さすが和製ポール・クルーグマンの池田信夫先生ですね。
この発言に関しては、
・「間違った情報はRT、非公式RTされて拡散されて、本人がコントロール出来ないところで、誤解や混乱を招く。後で訂正しても気がつかない場合が多々ある。だから、発言に責任を持てないのなら、10万人のフォロワーがいるあなたは発言すべきではない」
しかし、この反論は決定的に間違っています。なぜ間違っているか?あとは・・自分で考えてみてください。伝えるって本当に難しいです。
このように一貫して責任を持たないことによって、下記のような発言の揚げ足取りを回避されています。
たとえば、人間のクズ(池田信夫様と違う意見をもつ人の総称)どもから指摘される御本人の『不確かな』発言としては以下のようなものがあります。
日本人もいい人ばかりじゃない。ご注意を。 RT @chi_w01: 世田谷区、杉並区で「安否確認」と称して早朝一人暮らしの女性の家に複数の男性が訪ねてくる怪しい動きがあるようです。※高円寺で実際に来られた方がいます
情報源がただのツイートであり、本当かどうかを確かめようがない『不確かな』ツイートをRTされておりますが、衆愚に「もしものこと」があったらと考えると、たまらずRTした池田信夫先生のご慈愛のあらわれであります
悪い方のことはメディアがいわないから、私のつぶやきに過剰反応しているのかもしれないが、福島第一の周囲にはプルトニウムが出ているおそれがあるので、一般人は永久に立入禁止になるだろう。チェルノブイリから半径30km以内には、永久に人は住めない。これは残念だが事実。
『だろう』『多分』『おそれがある』のような憶測や、どこを指すのかわからない『これは残念だが事実』という曖昧模糊とした部分は、誤読のおそれがある、と指摘されています。しかし、これはフォロワーの情報リテラシーのトレーニングなので、池田信夫先生を責めるのは野暮というものです
「原子炉建屋かタービン建屋かわからない」という不自然な発表は、原子炉が「爆発」したと思われるとパニックになるのでごまかして時間を稼ぎ、ホウ素などの措置とワンセットで発表するためだろう。こんな大事なときに嘘をつくことが国民の信頼を失うことに気づかない役人の浅知恵。
これだけ少ない情報で「時間を稼ぎ〜発表する為『だろう』」と考えられるのか浅学非才の私にはよく理解できません。たぶん、私がバカだからですね。また、「原子炉建かタービン建屋かわからない」という報告は情報が錯綜している中の報告と考えれば不自然な気はしません。けれど、鋭すぎる洞察眼と大衆を救うというご慈愛溢れた信夫先生は、さらに踏み込んで「こんな大事なときに嘘をつくことが国民の信頼を失うことに気づかない役人の浅知恵」と看破されております。なぜこれだけ少ない情報で、陰謀論的に断定できるのか私めには到底理解が出来ませんが、聡明で明晰な池田信夫先生には衆愚には見えない物がみえているのです。
このような池田信夫先生に対して、人間のクズ(池田信夫様と違う意見をもつ人の総称)からの反論としては
「10万人のフォロワー、RTを含めると数百万の潜在フォロワーがいる池田信夫の発言にはどうあったって「責任」が伴うから不確かな発言はやめろ。影響力のある朝日新聞とかが専門外の記事で適当こいたら「メディアは終わった」とか言うくせに。池田信夫が素人だって知らない人に非公式RTが届く可能性は非常に高いのに、責任をもたないってひどいな・・」
という愚にもつかない反論があるでしょう。
この反論は、太陽神ガンビル様のご予言によるサルワンダの定理の第89法則によって完全に否定されるものであります。
さて、エントリーで池田信夫先生に関する全ての反論は論破されたことがわかったと思います。
まとめると、主な人間のクズ(池田信夫様のご意見を理解できない人間)からの反論としては
①「RTによって素人の発言が拡散されたらコントロールが効かない。誤った情報が拡散した後、間違っていましたではすまない」
②「情報が錯綜しているのだから、声が大きい素人(フォロワー数がある人)は推測による曖昧な情報を発信するべきではない。ユーザーが緊急時の行動を間違ったときに「先程のツイートは間違っていました」では遅い。RT、非公式RTを見た大勢の中にはリテラシーがない人もいる。
→絶対に間違っています。なぜなら、間違っているからです。深い理由はあなたの理解力を信頼しているので、言いません。ちょっと考えればわかるはずです。
③「池田信夫氏は情報を発信するにしても、『多分』『だろう』『おそらく』という推測ばかり。推測ばかりの割に、役人の発表を陰謀論的に『嘘』『浅知恵』と決めつけている。たとえフォロワーが12だとしても有害だ」
→多分、おそらく、あなたの意見は間違っているだろう。私にはわかる。残念だが、これは事実。池田信夫先生の意見を否定するのは、おそらく彼の賢さに気がついて拉致しようとしているCIAの一味に洗脳されたはてなーの浅知恵だろう。
このような幾許の反論も許さない正確無比で迅速かつ客観的な地震関連ツイートをすることによって、池田信夫先生の支持者は増加しました。
ご自愛溢れる池田信夫先生のブログのPVは、この地震で33万PVとなり、フォロワーも1万5千人増えました。
そのことによって、さらに池田信夫先生のご自愛はさらに高まっていき、今後はご自愛の権化になっていくと思われます。
ご自愛が高まりすぎたことにより、ご自身の意見を否定をする、愚劣なはてなーにも「人間のクズ」と優しくたしなめられるのでございます。