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2011-03-19

関東圏内で日々をすごすためにあると役立つ放射能についての情報

その日の放射能線量をチェックするサイト





どれくらい放射線を受けると危険なの?



どのくらいまでなら大丈夫

補足・・・【1 Sv = 1000 mSv (ミリシーベルト) = 1,000,000 μSv (マイクロシーベルト)】

グレイ物理量単位放射線の種類によって身体への影響が変わるので、そこを計算に入れて表すのがシーベルト

とりあえずは【Gy=Sv】として扱ってかまわない



どのくらい距離があればいい?

  1. 原発事故比較的悪い場合でも、避難エリアは30キロ
    チェルノブイリ事故でも、人間が住めなくなるような危険レベルに達したのは30キロ

  2. 内部被曝を懸念するなら、30キロは妥当ではない。
    放射性微粒子は風に乗り、300キロ~500キロ飛散する。距離より風向きが問題。



この生活が長く続くと危険

テレビで言う「ただちに影響はない」、裏をかえせば長期的には影響があるということ?

そのため、放射能の強い地域では「屋外退避」して、長時間さらされないようにするのです

作業員も15分おきに交代してするなどして放射線を浴びる量を減らして作業をします。

一般人の年間被曝限度は1.0mSv、法的に定められた遺伝や発がん性の増加など長期的な影響が出ないと考えられる安全域の数値です

医療で受けたり温泉地に行くなど、日常レベルより高い放射線を受ける場合は年間2.4mSv。(自衛隊の緊急事態任務の上限は100mSv)。

一般民間人として、この量を一時間あたりにすると0.11μSv~0.28μSv、なので、0.1~0.2μSvを一日あたりのの安全圏内と考えてみるのはどうでしょう

それより高い数値に毎日さらされるようになったら、「なるべく外に出ない」「外気に触れないようにする」「週末は旅に出る」など気をつけてもいいかもしれません。

ちなみに今回の場合、冷却が安定しても、安全になるには数ヶ月~年単位時間が必要だそうです

数日で収束するわけではないこと、何十年もさらされるわけではないこと、あわせて理解したほうがよさそうです


それでも心配!

放射線拡散して薄まるのですが、放射性微粒子はそうはいかないようです。これが身体入るなどすると内部被曝となり、影響が大きいとか。

どんなに安全と言われても安心できない!とくに内部被曝は心配!という場合は、日常生活でできる工夫で身を守りましょう。

  • 外気になるべく触れない。長袖・帽子などをする。
  • マスクをする。(粉塵マスクが良い・水で濡らすと効果大)
  • 傷口には絆創膏をする、ゴーグルなどで眼を守る。
  • 雨雪に直接当たらない。
  • から戻ったら水で身体の放射能物質を洗い流す。
  • 服は帰ったら脱いでポリ袋に入れる。※入れっぱなしにして翌日出かけるときにまた着ればいいんだそうです

↓退去区域、またはその周辺の方むけの情報のようなのですが、不安な方は目を通して、可能なかぎり実行するとよいと思われます




まとめ

会社の人が休みしたり、3連休は都内から出ると言ったり、実はけっこう関西方面に逃げてる人が多いらしいと実しやかにささやかれたりする一週間でした

そんなこと言っても、放射能いか会社休みます(辞めます)って言えないです。

国が「関東圏内も室内退避」と言ってくれれば休みますけど、たぶんそれはないでしょう。チェルノブイリだって避難区域は30キロだったのだから

それにそんなことになれば、我先に首都圏脱出!と混乱が起きて交通網完全マヒして、結局、脱出ならず・・・となるのがオチに決まってます

田舎の両親に相当心配されましたが、3連休東京にいることにしました。でも人一倍心配症なので、いろいろ調べてみました

別段、目新しいものはないと思いますが、半分自分です

不安を煽る人や記事も多い中、都内に限らず、今いる土地で生活していくしかない人もいるでしょう(むしろほとんど)。

幸いに、主要都市放射能レベルは公開されています。毎日見てますが、だいたい平常レベルです

いま大切なことって、ほんのちょっと冷静になることなんじゃないかな、とガラガラコンビニ棚を見るたびに思います。

【おまけ】

輪番停電チェックに便利なサイト

【参考にしたサイト

【補足】

Gy:物理量単位
Sv:防護量の単位(Gyに放射線の種類を補足し被曝の影響を考慮
Sv放射線の種類による生物効果の定数×Gy
放射線の種類と生物効果の定数・・・X線ガンマ線などの光子ベータ線ミューオンなどの電子=1/中性子線=5~20

 
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