はてなキーワード: 貧困家庭とは
http://anond.hatelabo.jp/20161115002441
三鷹国際宿舎は女子フロアの数が少ないので新入生の女子の枠は留学生含め30人程度、かつ留学生から優先的に入れるので(当然だが)、実質日本人女子は十名以下の定員だ。これはいくらなんでも少ない。
昔は三鷹に入れなかった場合は白金が受け入れてくれる場合もあるとあったが多くて4,5名、少ない時は1,2名、しかも留学生から優先される(なお現在白金寮はなくなった)。日本人だと地方出身者と親の年収が低い方からになるので、中近距離住まいの一般家庭の女子学生はほとんど寮に入れなかった。かといって駒場付近は家賃が高くしかも民間の女子寮ですら決して安くない。通学時間が片道2~3時間かかったとしても千葉・茨城・埼玉方面からくる女子は通学定期を買って通学したほうが安い。ところが通学だけで一日4~6時間かけてると正直進振りのレースには入れないし、サークルなんてもってのほか、バイトの余裕すらない。
くわえて地方学生には県人会などの奨学金制度や寮制度があるが千葉埼玉茨城(茨城はあるかな?)群馬神奈川栃木あたりの首都圏ではあまりそういうのが盛んではない。東京都内もしくは神奈川に実家のある富裕層(東大女子の多くを占めると言われている)はそもそも寮に入る必要がないし、親だって二年間の補助を受けるよりマンションを買ってやったほうが税金対策やその後の投資の面でも安上がりなのでそうするだろう(東大女子のマジョリティである富裕層というのはそれくらいのレベルの金持ちが多い)。結局本当にこの補助を必要としているのは、決して少なくない数がいる、授業料免除を受けるほど貧しくはない首都圏郊外に住む親がサラリーマンの一般家庭の東大女子なんだよ(年収が300万を切らないと授業料免除も落とされるので実質貧困家庭よりこれくらいの家庭のほうが家計的に厳しい)。
駒場付近で二階以上の1ルームマンションの家賃は安くても五万程度から、女子学生ならセキュリティ的に六万程度はみておきたいところだ。三万円の補助があれば定期代の三万+補助でちょうどそれくらいの物件が借りられる。当事者には大変にありがたいと思う。
ちなみに二年間だけなのは本郷に進学する学生が多いからだと思われる(逆にいえば最初の二年は必ず駒場に通わねばならない)。本郷では本郷の学生課があるのでそちらでなにかやるんでは?
自分は一年の時から本郷周辺に住んでいたが、あのあたりは下町なのでギリギリ3~4万くらいのぼろい女子専用アパートがある。一階に大家が住んでいるという形態のやつ。そういうとこにはたいてい院生が入っていて学部の時から借りてるとだいぶ苦労人の扱いをうけた。北区の方へ行けば家賃も下がるし、千葉・茨城・埼玉あたりからなら自宅から通うという選択肢もある距離だ。その後四年時は柏の葉キャンパスへいく学生もいるので一律補助みたいなやり方はやりにくいのだろう。ちなみに男子の場合は豊島の寮の定員が多いので中近距離でも豊島寮に入れる(追分などは老朽化でなくなった→追分は国際宿舎になったそうです。豊島と追分の国際宿舎は毎年各十名程度女子が入れるようだがやはり少なすぎ)
さらにいえば、首都圏郊外出身者の東大女子が応募できる奨学金(給付・貸与どちらも)が非常に少ないのも問題だ。特に理系の場合は対象が男子のみとなっている場合も多く、女子というだけで奨学金の応募資格がない。特に企業のだしてる奨学金は青田買いの意味合いが強く、そのせいで女子は敬遠される傾向がある。なんとか取れるのが日本学生支援機構の二種くらい。一種ももらいやすいが、学生補助の対象外になるとバイトにかけなきゃならない時間が段違いにふえるし、バイトをしなくてもいい富裕層の子女や留学生にくらべ勉強の時間が削られるので成績上位者にはなりにくいという事情がある。男子しか応募できない奨学金制度は是正するなどの処置をとってほしい。
個人的にはそこらへんの事情をかんがみて後輩に進学の相談をされた場合はお茶の水女子大を推薦しているくらいだ。東大は入るだけなら楽、でも卒業するのは大変。普通に卒業するのも結構大変なのに、理一なら進振りが大変だし進振り後専門課程に進んでからの授業はもっと大変だし、それをこなしつつ生活費を稼いで卒業するのは正直言って困難だ。理系の東大女子の修士進学率が低いのはこの大変さをさらに二年経験するよりは就職したほうが楽だからだろう。博士過程まで進学すれば授業料が免除になるし、東大は学振をとりやすいのでかなり楽になるが。
借り上げの女子寮にしないのはやはりセキュリティの問題だと思いますよ。この建物は女子東大生がすんでいる借り上げ寮となるとそれを狙ってくる変質者が必ず来ますから。白金でも配達員を装って変質者が入り込んだことがあるみたいなことを白金にすんでた人から聞いたことがあるし、御茶ノ水の女子寮もそのあたりを常に警戒していました。女子寮はどこもそういう問題を抱えています。特に一棟全員女子となると誰か一人でもセキュリティホールがいると同じ棟にすむ別の誰かが被害者になる可能性もあるので、一箇所集中で変質者の注意を引きつけるより、大学が紹介できる物件が複数ある方がリスク分散になるのでは。
また、自分は修士までいって計十二回授業料免除の申請をしましたが、東大の授業料免除は基本的に親の収入を評価ベースとし、一定値を引いたのち、各家庭の状況に応じて値を引いていって、最終的にゼロになったら免除がおりるという仕組みになっています。世帯収入が二百万ちょっとだと一定値を引いた段階で値がマイナスになるので必ず免除に、三百万くらいだと一定値をひいてさらに本人が下宿をしている場合の値を引くとだいたいゼロになるので免除がおります。それより上だと、兄弟が高校生もしくは大学生で下宿をしていたり、誰かが入院していたり、おじいさんの介護が必要だったりするとより免除がもらえやすくなります。ただし、同じように高校生の兄弟がいる場合も通っている学校が私立のほうが引かれる値が大きいので、「お金がないので公立に」というほんとうの意味であまり裕福でない家庭には不利な計算になります。これでだいたい400~800万(兄弟の人数にもよりますが)くらいの世帯収入の家庭で免除をもらえる家庭とそうでない家庭に別れるます。ちなみに地元が被災したなどとなると親の年収にかかわらず次の期に授業料免除になります。
自分は修士一年の冬に父親のガンがみつかり、春頃から休職をしていましたが、世帯収入の判断は源泉徴収票で行われるため、卒業まで免除が受けられませんでした。翌年、妹は授業料が免除され寮にも入れましたが、基本的に家庭の収入が激減した場合は一年耐える必要があります。もらい火事で家がなくなった、とか急に介護が必要になって母親が仕事をやめた、父親がリストラや減給されたなどして世帯収入が激減すると、もともと厳しい状況が更に困難な状況になると経済的な理由による休学もやむをえない、現代日本とは思えないような状況になるわけです。このような場合にせめて住居という名目とはいえ三万円が次の期からもらえれば、当事者には大変にありがたいです。またその場合は女子寮よりも現在住んでいる場所そのままで援助してもらえるほうが引越し費用などをすこしでも節約できるので制度として活用しやすいかと思い明日。
東大が年収で区分を設けなかったのは、こういうふうに400~800万ゾーンのもっとも免除がもらいにくく、かつ本当は低所得世帯や留学生よりも補助を必要としている学生を援助するためと思われます。本来なら男子学生もこのような処置があるといいとは思いますが、前述の通り男子は寮に入れる余地が多少なりともありますから、短期的にあいている寮に押し込むことで解決しているのかもしれません(女子の場合その余地もない(なお昔は博士課程で学振をもらってる学生が独立世帯であるとして申請すると、収入が低すぎて独立世帯なわけがないと落とされていたらしい(文科省はもっと金を出せ
あと奨学金の応募資格の件ですが、有名私立高校のOBがやっている女子のみ対象の奨学金もあったりしますので一概に「男子のみだからだめ!」と大学が言うわけには行かないのだろうなと思います。アメリカだと「○月生まれのための奨学金」みたいなのがありますが、それに該当しない月のひとが「差別だ!」と言うのはちょっと変ですよね。問題なのは、定期的に企業の研修へいくとか、卒業後は入社するように縛りをもうけている男子のみ対象の奨学金のようなあきらかな青田買いの奨学金だと思います。でもまぁそれも強くは言えない(そういう方針だと言われてしまえば大学は口を出せない)のでなかから改革するほかないのだと思います。こちらとしてできるのはそういった企業に就職しないとか、商品を買わないとかそういうことになりますが。
なお自分が学部生で奨学金をあさっていたのは就活がバブルなみによくなった2006~2008年より前で企業がかなり学生に対して強気だった時期なので今はちょっと違っているかもしれません。
後奨学金でいえば併願不可のくせに一万ポッキリ給与とかいう奨学金を出している団体は一体何なんだろうかと当時は思ったりしていました…なんなんだろうな、あれ。
最近は貧困家庭が増えた影響で、セカンドストリートとかハードオフみたいな
中古衣料店で地域の学生服を取り扱っているところが増えたらしい。
この前、オーディオアンプを探しにいったら、隣接した衣料品コーナーに
かつてのブルセラショップのように高校の制服がたくさん置かれていて、ちょっと違和感があった。
変態っぽいとは思ったが、さり気なく制服のスカートに触れてみたら、思いのほか手触りが固く、
どういうわけかその瞬間に覚めた気持ちになって、アンプを探すのもやめて家に帰った。
最初に見かけたときは、女子高生というイメージにドキドキする感覚があったが、
極論だけどイメージはイメージの中でこそ美しかったりワクワクドキドキするわけであって
実際にそれが目の前にあったり手に入れてしまうと大して魅力を感じないのかもしれない。
中学のとき父がリストラされて、今でいう貧困家庭になりました。生活保護まで受けてはいなかったけど。
衣食住は大丈夫だったし、ひもじい思いはしなかったです。親に感謝。
ただ、お金がないことによる制約や、格差社会に対する不満を同年代に比べ募らせたのは確かです。
それと正直、お金の問題よりも生活が困窮したことで追い詰められた父からの精神的暴力がきつかった。
大学は社会学を学べる学部を選びました。はじめは中高年のリストラ問題に興味があったから。父の問題ですねー。
ですがだんだん、現代の貧困、格差社会、児童虐待とかに関心が向いていきました。
今それができる場にいて、楽しいです。しかし、これは思いっきり中学の時の体験が影響してるわけで、それを私に味わわせてしまったと考えている親、特に父の代わりに働いてきてくれた母にとってはあまりこの経緯にいい思いは抱けないのかなあと思ったり。ごめんねー親不孝で。
でも契機が何であれ、今自分のやりたい勉強ができるのは嬉しいです。
自分の中でなんで結婚するか解らなくなってるので増田に書いてみます。
愛のために。みたいなのは、正直同棲とどう違うか解らないのよね。
もし、愛ゆえに結婚したというのであれば、
同棲しているのとの違いを聞いてみたい。
それ以外のところで、身近な人に聞いたところだと
「子供ができた時、親が同じ籍だと色々と都合がいい」
育児放棄する旦那が問題になったり、離婚した親が貧困家庭になったりと
「離婚」のリスクの大きさ/めんどくささが言われてるなか、そこまで有利なのかな。
あと、子供いらない(作れない)場合は、この理由がそもそも外れるよね。
自立した大人同士なら、保険金とか掛けあうとかでもいいんじゃないの?
そういうのは、日本の古い風習としてあるのかなーと思ったりもしている。
前提知識
うららさん家庭は、うららさんが5年生の時に母子家庭となった
姉は今働いている
手取り211万円と考えると、額面は250万円とか?
母の収入と手当がそれを下回ったらOECDの定める相対的貧困だけど
確かに昔は該当していたのだろう
今は姉が働いているし、うららさんもバイトしてるらしいので
どうあがいても貧困にはならない
ここまでわかってた?
じゃあ論点はどこなの?学費問題?でも専門学校はどう足掻いても対象外だよ?
適当すぎだろ
今回、うららさんはもう貧困者ではないが、学業にはまだ制限があるだろう
何で関係ない貧乏エピソードだして悲劇のヒロイン感出してんだよ
逆に学費問題を除けば、三人で手取り211万円はギリギリだがやっていけるだろ?
6人に1人っていうパワーワードをセンセーショナルに使いたいだけじゃねーの?
NHKも神奈川県もなーんも理解しないで「JKかわいそう」ってやってる感じだわ
何がどう問題でどうしたいのさ
私が高校生だったころ、一時期保健室登校だったのだが、毎日睡眠をとりに来る女子がいた。
彼女は一学年下で、睡眠時間を削ってバイトをしているため、寝にきていた。
私は、睡眠のために遅れてしまう彼女の学業の面倒を見ていた。そのとき、ちらほらと話をしてくれた。
両親ともにパチンコ狂いで、共働きだけど給料は全部パチンコに使ってしまう。
もちろん、彼女の学費も、まだ小学生の弟・妹の給食費その他学費も出してくれない。
だから彼女がバイトをして、自分の学費・弟妹の給食費などを出している。
学校側はできる限りのことをしているようだった。
昼間は学校に通っているから、自然、バイトは夕方~夜間になる。
だから、その時間帯に働いていても女子高生というブランドを持つ彼女が危険にさらされないような(つまり、風俗だとかそういういかがわしい界隈ではない)仕事を探して、紹介していた。(私が高校に通った当時は援助交際真っ盛りで、女子高生というブランドさえあれば、いかがわしい方法で数万円稼ぐのは楽な時代だった)
そもそも、彼女の家は収入自体がないわけではないから、どんなに日常生活に困窮しても生活保護は受けられない。
収入自体が少ないわけでもないから、奨学金の対象にもならない。
福祉課の人や学校の人が何度足を運んでも両親はパチンコでいないか、いたとしても話を聞かない。
私は、かける言葉が見つからなかった。うちの親もある意味で毒親で、そのせいで私は病んだけど、彼女と違ってお金に困ったことはなかった。
だからとにかく、彼女の学業の遅れだけは取り戻させてあげようと、頑張って勉強を教えた。
彼女が何かをやりたいと思っていたとしても、おそらく進学は無理だろうし、まだ小さい弟・妹のために高校を卒業したら働く、と言っていたから。
高卒での就職は、希望する就職先に成績順で割り振られる。「ここに就職したい」という生徒が二人いたとしたら、成績が上の子が面接の権利を得られるのだ。
出席時間数はぎりぎりで調整していて、それだけでも不利だから、ちょっとでも勉強頑張ろうね、と励ました。
そして、(幸い私も勉強だけはできたから)彼女に教えられるだけのことを教えて、私は一足先に大学に進学した。
大学に入学してからも、時間に余裕があるときは母校の保健室に行き、彼女に勉強を教えた。
そして彼女の卒業のころ、保健の先生が、彼女が希望していた就職先に就けることが決まったと教えてくれた。
できるだけ早く独り立ちして親から離れ、弟と妹の面倒を見ながら暮らしたいと言っていた。
よかった、と思った。
就職が決まったお祝いに、ちょっといいペンケースと筆記用具一式をプレゼントした。(大学に入ってからは私もバイトしてたから、そのお金で)
同情とかじゃなく、純粋に彼女を応援したかったから。だから勉強を教えたし、卒業後も時間を見つけては保健室に顔を出した。
たぶん彼女は、趣味に使うお金なんて持っていなかった。趣味に使う時間もなかったと思う。
彼女の家庭は、収入だけ見れば「貧困家庭」ではない。だから生活保護も奨学金も受けられる対象にはならない。
型にはまった貧困家庭(NHKの例の番組でいうと、家にクーラーないとか、パソコン買えなくてキーボードで練習とか)は、わかりやすく視聴者にイメージさせるための「演出」かもしれないけどね。
でも、ちょっと詰めが甘いんじゃないのかなぁ。
貧困女子高生って設定で番組に出すなら、ツイッター関連なんかあらかじめ調べておくべきでしょ。
女子高生なんてツイッターやってる可能性高いんだし、すぐ特定されるようなことしてるから、炎上しちゃうんだよ。
しかも例のうららちゃん、ツイッター削除する前に捨て台詞で「貧困じゃない」みたいなこと書いてたとか。
ぼろが出すぎなんだよ。
スマホも普及して、これだけみんなが簡単にネットにアクセスできる状況で、暇を持て余してる人だっているわけで。
あんな簡単にツイッター特定されて、散財っぷりがさらされてるのは、NHKの落ち度だよ…。
テレビって、いまだにヤラセをがつがつやってるけどさ…。(業界の人が一般人装って街角インタビューされるとか)
そんなの、すぐ特定されるってそろそろ気づいたほうがいいんじゃないのかなぁ。
「貧乏ですー学費ないので学校いけません」とか言いながら、あれだけ散財してたら、そりゃ叩かれるよ。
うららちゃんが、私が勉強教えた子みたいな感じだったのなら、叩かれなかったと思うよ。
何かのテーマに対して、過度の演出で同情を誘うやり方が批判されてるんだよ。
これなんて、視聴者のそういう志向に乗っかってやれって魂胆でしょ?
ファミコンを買ってもらえなかったおいらが段ボール箱と蒲鉾板でゲーム機作って気を紛らせてたことを思い出したわけだけど、
(そして、インパクトがあったからこそこうして話題になってるわけだけど)
金がない、というのはきっとそうなのだろう。
進学に必要な現金がないということも、そうなった経緯はともかく、事実はまあ、そうなのかもしれない。
相対的貧困だとか貧乏人は趣味から逃げられないとか、それはそれで背景としてあるのだろうけど、
もっとガチガチに、所得の使い道に選択肢なんてない貧困家庭を差し置いて、
この家庭をもってこれこそ「貧困」だ!ってやることが問題提起として本当に正しいの?
趣味に関しての情報はしっかり集めてそれを楽しんでいるわけで、
パソコンがいくらで売ってるかなんて情報はその気になれば簡単に手に入る。
そして、選択さえすればちゃんと買うこともできる。
仮にそこに同情できることがあるとすれば「経済的観念に欠けていることの哀れ」くらい。
この人たちに必要なのは金銭的な支援ではなくて、マトモな経済的観念ではないの?
この事例をも社会問題としての貧困だというのなら、趣味と生活のバランスを欠いてりゃいいわけで、
「フェラーリ乗り回してたら金がなくて…」なんてのも社会が支えなきゃなの?
この件のあちこちで「貧困ビジネス」なんて言葉が出てきてるけど、これが一番問題だと思っていて。
本当に支援が必要な、ガチガチの貧困家庭さえ、この件のせいで変な色メガネで見られ、
社会的に(=近所の評判的に、あるいは当事者自身が抱く支援は恥みたいな意識で)
このトラバへの返信。
http://anond.hatelabo.jp/20160819231741
>話の筋が違う。趣味に使う金があるならPC買えるだろってのがこの話の本筋。うららはiPhone持ってるしSoftBank契約だから月7000円以上は払ってる。
いや、うららちゃんは中学生の時にパソコンを買ってもらえなかったっていっているんだぞ。もう一度いうけど中学生のときだぞ?みんながパソコンを持ってるのに自分のうちだけ持ってなかったから自分が貧乏だと自覚したという話であって、高校生の今パソコンが必要だという話じゃないんだよ。
パソコンとアニメグッズを天秤にかけている人は元のNHKの映像をちゃんと観てないでしょ?
https://www.youtube.com/watch?v=kwoEjfpPnTY
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160818/k10010641551000.html
高校生のうららちゃんは、パソコンよりオタク活動のほうに金を出すべき物事だと判断しただけだよ。先のエントリでも解説した通り、学生にとって趣味に使う金も交友関係を維持するための必要経費。一方でパソコンなんて今の高校生は全く使わない。もちろん絵の勉強したいならパソコンは必要だろうけど、専門学校へ行くかどうかわからない今、すぐに買うべきものじゃない。だから、趣味の方に金を使うのを優先させているだけ。
貧困JKうららちゃんがPCを買ってもらえなかったのも、クーラーが家にないのも嘘をついているわけじゃないよ。母親一人のアルバイトではPCを買うのも、クーラーを買うのも相当難しい。で、うららちゃん自身もアルバイトが出来なかった中学生まではガチで切り詰めた生活をしていたのだろう。そこで自分が「貧困」にあたると自覚した。ただ、高校からはアルバイトができるようになったので、多少は趣味に使う金も出来たし、それで交友関係を維持する必要性も出てきた。一方で50万の専門学校の入学金を自分のアルバイトだけで工面するのは厳しいし、その後の学費を払えるかもわからない。だから、困っています、というのが今のうららちゃんの現状。
うららちゃんは進学できなくて困ってるのであって、今PCが買えないから困ってるんじゃないんだよ。
そこは理解してくれ。
あとさ
>俺の知ってる貧困家庭はPCどころか、一家で見るテレビすら20インチ1台だぞ?子供はもちろん親すらスマホ持ってない。スマホ買ってやれないからって5000円くらいの激安デジカメ買ってやってるそうだ。よくうちに遊びに来てPCでドラえもんのゲームやってるよ。長女の年代がうららと同じだけど彼女はTwitterなんて知らない、知ってたとしても一度もやったことないはず。
逆に聞きたいんだが、その貧困家庭ってどういう家庭なんだ?ひとり親のアルバイトで家計支えているうらら家ですら、娘がアルバイトすれば自分のスマホ代は払えるのに、スマホも持ってないなんて。その家はよっぽどヤバい事情だろ。親がマジで病気してて働けず「絶対的貧困」の状況にあるのか?それだったら色々指摘されてる通り、絶対的貧困と相対的貧困を比べるのはナンセンスとしかいえん。絶対的貧困者は相対的貧困者より困っているのは確かだろうが、相対的貧困にいるやつだって十分困ってるんだよ。ブラック企業で200時間残業してる奴にお前は北米開拓時代の黒人奴隷より労働条件がいいから我慢しろなんて言えないだろ。あるいは娘さんがよっぽど親孝行で稼いだアルバイト代全部親にあげてるとかそういうの?進学費用のために本気で切り詰めて貯蓄してるとか?。でもそれは、その娘さんが相当偉いのであって、他の貧乏人にまでそれを求めるのは酷だろ。子供が貧乏してるのは子供の責任じゃないんだぜ?前世でカルマを積んだ奴が貧乏な家庭に産み落とされるというシステムだったら、金のない子供は死ぬほど努力しろという話になるが、貧乏な子供は前世の業によって貧乏になったわけじゃないからな。それに努力だって才能だぜ。努力できる子供と努力できない子供はいる。勉強みてればわかるだろ。一部の死ぬほど努力できる子供を例に挙げられても困るわ。
NHKの貧困問題が捏造だと大騒ぎになっているのが分からない。
「取材対象は劇団員でした!」「実は世帯収入2000万円超!」なら、分かるけど。
「キーボード(1000円)」「キーボード・本体(それなりなら5万円以上)」
「キーボード・本体・インターネット契約(生涯支払額は2百万円以上)」の三つ。
専門学校の費用についても入学金払えても、トータル200万円以上かかるし、
貧乏人はコンサートや劇を見に行くな!というのは差別に他ならない。
「貧困家庭はPS4を買うな!PS1で我慢しろ!」「貧乏人は麦を食え」
といわれたら余計なお世話なのに、コンサートが非難されるのはおかしい。
そもそも相対的貧困のラインを調べると、「親子4人世帯で年額244万円」(手取り)
が目安らしい。その収入なら、数十万円の出費は耐えられても、数百万円
の追加出費は耐えられないでしょう。
某エントリーで「こんなの豪遊じゃないよね」っていうブコメが人気になってて心をえぐられた。なにそれ。「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」並みの煽りでしょ。腹立つ。
はてなーの皆は、高校生の頃からそんなに世の中の娯楽を享受した人生を送ってたの?
うちは別に貧困家庭じゃなかったし、何なら小さいうちから子どもの教育に投資する余裕のある家庭だった。でも父にどれ程の収入があっても、子供の私は月に数千円のお小遣いのやり繰りに必死だった。勉強に身が入らなくなるからってバイトは禁止されていた。
例のJKのお金の使いっぷりは、そんな私には「散財」や「豪遊」にしか見えないよ。
好きなコンサートや舞台なんて大学生になるまで自由に行けなかった。チケット代だけでお小遣いがふっ飛ぶし、まず電車代もかかる。遊ぶならお金のかからない定期券の範囲内が一番だ。
映画は見に行くことはあったけど、同じ映画を5回も6回も見るのは考えられない。パンフレットやグッズを大人買いはもちろんしない。つーかできない。
ご飯も大抵はマックかファミレス。ミラノ風ドリアは心強い味方だった。
育ち盛りだから部活帰りにはお腹が減ったけど、毎日毎日コンビニでお菓子を買ってたらお小遣いの数十%が消えてしまうからグーグーなるのを我慢して家に帰ってた。
高校生ってそういうもんだと思ってた。だって親にお小遣いもらってる身だし。ようやく好きなように趣味にお金を使えるようになったのはバイト始めた大学生からだった。
趣味に散財して必要な時に必要な物が買えなくなるのも、まあ金がなくて困ってるんだから「貧困」と言えなくはない。
でも、そういう意味での「貧困」家庭に金の使い方を学校や行政が「教育」しようとすると、パターナリズムだって叩かれるじゃん。
「行政が貧困家庭から娯楽を取り上げるのか」みたいな物言いをする奴が絶対出てくるじゃん。
生活保護の受給者にパチンコを止めさせようとするだけで行政を叩くような人たちが確実に出張ってくるじゃん。
そういう人たちがいる限り「貧困」家庭はずっと「貧困」のままだし、貧困救済の必要性が納税者から認められることもないんだろう。
麻生さんも言ってたけど、これ死ぬまで貯めてどうすんの?って話。
90歳の富裕層高齢者が死んで、遺産が子供(と言っても60歳くらいの高齢者)に渡って、
また30年くらい貯めて文字通り死ぬまでずっと動かないお金になるの?無駄じゃん。
消費増税でわぁわぁ言ってるけど、あれで増える税収って年4兆円くらいじゃん?
保育園足りないけど予算が足りない~!って言ってるけどあれ3000億くらいじゃん?
900兆円全部とは言わずとも、1/3あったら全部解決するじゃん。
貧困家庭が問題!子供の格差是正!とか言ってるのに、何で相続させまくるの?
相続させたら格差是正されないじゃん。なんか考え方間違ってるのかな。
いやぁ、そりゃ確かに相続税上げたら対策されるかもしれないけど、
対策されるってことは貯金が切り崩されて市場に流れるんでしょ?
税収が上がればその分で子供の教育費とか無料化するとかしてさ。
経済活性化すれば子持ち若年層の収入が上がるかもしれないしさ。
7000万も残るの。そしたらその家の子や孫はそら強くてニューゲームじゃん。
確かに親が稼いだお金ではあるんだけど、それは親が生きてるうちに享受してくれよな。
じゃんじゃん使おうや。定年迎えたら豪華客船クルーズが最新のトレンド!とかさ。
とにかく、死ぬまで貯めるのやめてくれよ。文字通り死蔵ってやつじゃん。
今ってお金貯めてる高齢者の投票率が高いから、相続税上げたりしないのかな。
やっぱ金貯めてる奴は金手放したくないのかな。文字通り死んでもイヤなのか?
その残される子供の生きる日本がめちゃくちゃになりそうなんだぜ。
生きてるうちに使おうや。お金使っちゃったら不安ってのは分かるけどさ。
80歳超えたら尊厳死OKにしちゃって、尊厳死したら相続税一部免除ってのはどうだ。
葬式だって、逆だと思ってたんだよ。死んでからワラワラ人が集まってさ。
もう当分会ってない親族や友人が来てくれるんだろ、生きてるうちに会いたいよな。
相続税が高過ぎるから、バンバンお金使ってさ。お金なくなってきたら、
最後のひと花火に生前葬式するんだよ。よく生きたよなって友と語ってさ。
自分の半生を振り返ったり、伝えたいことを子や孫に残してさ。
そのあと苦しい思いしないで、老衰扱いで尊厳死したら、カッコいいじゃん。
とりあえず、相続できる金は現金2000万円くらいまでにしようぜ。
それが嫌なら死ぬまでに2000万くらいまで減らしておけ。
今の税制だととんでもないかもしれないけど、それが普通になればいいと思うんだ。
でもこのまま日本に無理がくるのとどっちがいいんだ?