某エントリーで「こんなの豪遊じゃないよね」っていうブコメが人気になってて心をえぐられた。なにそれ。「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」並みの煽りでしょ。腹立つ。
はてなーの皆は、高校生の頃からそんなに世の中の娯楽を享受した人生を送ってたの?
うちは別に貧困家庭じゃなかったし、何なら小さいうちから子どもの教育に投資する余裕のある家庭だった。でも父にどれ程の収入があっても、子供の私は月に数千円のお小遣いのやり繰りに必死だった。勉強に身が入らなくなるからってバイトは禁止されていた。
例のJKのお金の使いっぷりは、そんな私には「散財」や「豪遊」にしか見えないよ。
好きなコンサートや舞台なんて大学生になるまで自由に行けなかった。チケット代だけでお小遣いがふっ飛ぶし、まず電車代もかかる。遊ぶならお金のかからない定期券の範囲内が一番だ。
映画は見に行くことはあったけど、同じ映画を5回も6回も見るのは考えられない。パンフレットやグッズを大人買いはもちろんしない。つーかできない。
ご飯も大抵はマックかファミレス。ミラノ風ドリアは心強い味方だった。
育ち盛りだから部活帰りにはお腹が減ったけど、毎日毎日コンビニでお菓子を買ってたらお小遣いの数十%が消えてしまうからグーグーなるのを我慢して家に帰ってた。
高校生ってそういうもんだと思ってた。だって親にお小遣いもらってる身だし。ようやく好きなように趣味にお金を使えるようになったのはバイト始めた大学生からだった。
増田は親にぎっちり管理されていたわけだけど、管理されてないJKのほうが不幸だとも言えるんだよね。金の使い方を指導されていないという不幸が、貧困の原因にもなるから。
なんでこんなに普通の生活を送らせてもらえたことを「カワイソウなワタシ」風に書けるんだろう。マジで。 俺なんか小遣いすらもらえなかったのでお前は十分恵まれてるって言われた...
自分が若かった昔よりも恵まれてるから叩くってのが老害。 育児や奨学金、部活などでは逆に叩かれるロジックなのに、この件では言いたがるのはなぜなんだろう。 中高年のおっさんお...