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はてなキーワード: 所得とは

2014-01-06

ブラック企業」の社会損失

神奈川新聞にも「ブラック企業」の社会問題の記事が出ているが( http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-00000016-kana-l14 )。

使い捨てられた被用者にかかわる社会的損失自体も確かにある。

だったらやはりそもそも、そういう企業からは買わない(不買運動)、そういう企業には就職しない、そういう努力社会的に、つまりはひとりひとりが、行う必要がある。そのような意味で「他人ごとではない」。

カネをもらう側の責任ばかりが誇張されて、カネをはらう側の社会的責任意識されていないことも、日本社会の欠陥なのではないか

収益を増やすことを要求する社会風潮や政策(とくにいまの安倍政権とかな)のせいで、利益を増やすために経費を削りに削っていることが、「ブラック企業」の台頭につながっている。経費を削って利益を増やし、少ない給料人間は廉価を追求して「ブラック企業から買う。

ブラック企業」には少なからず、上場企業も多い。いったいそこの経営者はなんのために利益を絞りだそうとしているのか? 投資家にイイ顔したいかなのだろうか。上にばかりイイ顔しようとして、下の阿鼻叫喚地獄隠蔽するというのは、江戸時代から続く気色悪い社会気質なのであろうと思う。いまでも、「ブラック企業」の職場など、社会のすみずみで「村八分」などの前近代的封建気質が根強く続いて、いまや全盛なのではないか

日本社会は、密室的で閉鎖的で陰湿だ。

社会全体で正々堂々と「ブラック企業を許さない」「イジメを許さない」「差別を許さない」「村八分を許さない」「すべてが他人事ではない」と確認しあって行動すべきだろう。開放的で自由な社会へと、解放しなければならない。

それと正反対に、いまの政治社会風潮は、「収益を拡大している者が善である」という価値観偏向している。「ブラック企業」のみならず、労働して所得を多く得ることが善であるかのようにも思われており、収益収入所得)の少ない公益活動やNPOなどはあまり顧みられない。

カネの論理社会経済をまわすのに必要理屈ならば、利益を出すことが重要なのではない。売上を最大化し利益を最小化することが、経済循環に直結するのである利益を最大化しようとしているから、「経済成長」は鈍化するのである

2014-01-04

http://anond.hatelabo.jp/20140104104935

ジャーナリストなら、就職できない日本人が増えれば増えるほど、富裕層への増税圧力が強まるって事が理解できないんだろうか。フランスじゃ、所得一定を超えた奴に75%の所得税をかけるようになってるのに(個人ではなく企業だけど)。

2014-01-03

最近経済論争がわからない

社長啓蒙していったであろう財政派(仮)に関するメモ

 現在行っている日銀政策効果があるのは認めている(為替安、株高など)

デフレは悪いも合意されている、財政政策をやる場合公共投資(再分配されるし効率的効果アリなどの意味で)これ一つで十分。

額として年間数千億ずつ毎年増やし続けるだけ(いつ終わるか、縮小させるか、もしかしたら終わりがないとか含めは自分はまだ理解していません)

日銀法で十分であり、データ見れば白川総裁時代は利上げや量的緩和縮小なども行っておらず新たな時間政策

黒田日銀先駆けて行った(もちろんそうした行動は次期政府などを睨んでとか云々かんぬんは置いときます

財政拡大(公共投資)でインフレ率は上がる。

インフレにしても正解じゃないし失業率が下がってもまだまだダメで実質所得の上昇が伴ったものでないといけない

労働規制強化に賛同的?極めてリフレ派に対し批判的(リフレ派も似たようなことやってきたと言えばその通りでしょうし・・・

正直、自分三橋さんや他の保守系ケインジアンとの違いがよく分かりませんorz

ゼロ金利制約下での財政拡大はより(一層)効果アリという各種記事、論文などもありますよね。

そして減税、給付などは効果が薄かったりするので公共投資一本は分かります

ただ技術者就業者建設会社意図的に減ってきている中で

回りまわって自分とかにお金雇用来るんかなー障害者枠での仕事は増えるのかなーとかは勝手に思ったりするので

おもいっき財政派(仮)の人達罵倒される現金バラマキ、給付付き税額控除とかについての話や

もっと言えば障害者(色々な方がいますが)はどうすればいいの?と聞いてみたいですね。

金融クラスタはそこらへんでリフレ派、政策に批判的なのは構わないですが

財政拡大は仰ってくれないですよね、本石町氏が地方公務員賃上げを言ったくらいでしょうか?

あと全然関係ないですがお互い、身体的特徴や学歴などを作ったり付けてして

批判をしないでくれると個人的には助かりますm(_ _)m

2013-12-29

ワークシェアリング移民政策とセットだから恐ろしい



61 :ソーゾー君:2013/12/27(金) 21:15:03 ID:fKJWM68.

しかもこのワークシェアリング移民政策とセットだから恐ろしいわな・・

移民の為に仕事を別けろと言ってるんだぜ?w

しか給与は確実に減る・・半分ぐらいになる・・

懐疑は困らないらしいw

俺は困るけどな・・労働時間が減るのは良いけど給与が減るのはマジ勘弁。

と言うと「労働時間が減り楽になるんだから給与が減るのは当たり前だ!」と言うw


ワークシェアリングをやるよりマネーシェアリングをやるべきだろ?

最高所得を定めてマネーシェアリングしてからワークシェアリングやらないと無理だろ?

正義仕事を二人で分け合っても年収五億は有るだろ?

別に正義は困らんよ?

年収500万の奴は250万になるんだぞ?

結果ダブルワークする奴が増えて本末転倒になるだろ?


ワークシェアリングで週三で毎日定時ですけど収入が半分ぐらいになったので

休みの日はコンビニバイトしています。」

↑大半の人が100%こうなるよ?

ワークシェアリングしてコンビニバイト掛け持ちって意味ないだろ?

分けれる奴に分けさせろよ?

その為に俺はマネーシェアリング必要と言ってるんだぞ?



中央銀行・発行権】黒幕銀行家4【信用創造

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1387207762/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

掃除機ではなくて TENGA を持たせればよかった

anond:20131228190610 には、いちばん肝心の話が抜けているので、それを書く。

あの表紙で問題になっているのは、差別意識とか何とかじゃない。掃除機(ほうき)を持たせていることだ。だからフェミニストの余計な批判を浴びることになった。

掃除機ではなくて、別のものを持たせれば、何も問題はなかった。たとえば、TENGA を持たせれば良かった。これなら、自分の体を使うわけじゃないから、「性奴隷」という批判を浴びることもないだろうし。むしろ「高所得の高技能女性」の賛美になりそうだし。

とにかく、問題は掃除機だったんだよ。かわりに、料理包丁だとしても、やはり問題になるだろうな。で、何が一番いいかというと、鞭だよ。黒タイツして、鞭をもてば、フェミニストにとっては最高なのさ。

2013-12-28

日本にはマネーシェアリング必要



61 :ソーゾー君:2013/12/27(金) 21:15:03 ID:fKJWM68.

しかもこのワークシェアリング移民政策とセットだから恐ろしいわな・・

移民の為に仕事を別けろと言ってるんだぜ?w

しか給与は確実に減る・・半分ぐらいになる・・

懐疑は困らないらしいw

俺は困るけどな・・労働時間が減るのは良いけど給与が減るのはマジ勘弁。

と言うと「労働時間が減り楽になるんだから給与が減るのは当たり前だ!」と言うw



ワークシェアリングをやるよりマネーシェアリングをやるべきだろ?

最高所得を定めてマネーシェアリングしてからワークシェアリングやらないと無理だろ?

正義仕事を二人で分け合っても年収五億は有るだろ?

別に正義は困らんよ?

年収500万の奴は250万になるんだぞ?

結果ダブルワークする奴が増えて本末転倒になるだろ?



ワークシェアリングで週三で毎日定時ですけど収入が半分ぐらいになったので

休みの日はコンビニバイトしています。」

↑大半の人が100%こうなるよ?

ワークシェアリングしてコンビニバイト掛け持ちって意味ないだろ?

分けれる奴に分けさせろよ?

その為に俺はマネーシェアリング必要と言ってるんだぞ?



中央銀行・発行権】黒幕銀行家4【信用創造

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1387207762/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2013-12-26

年収1億円のブログ記事を読んで。

http://lifeclip.org/diary/20131224.html

やっぱ一発当てるなら株が一番だなぁと感じた。

なんせ、税金が安すぎる。

事業所得利益の30〜40%税金で持っていかれるけど、株の所得は10%(来年からは20%)だもんなぁ。

金儲けなら株が一番なんだなー。

いやはや、一人で1年間に1億5000万の利益を出すなんて、すごい人もいるもんだ。

売上じゃなくて利益からな!本当にすごい。

川原裕也氏を心から尊敬する。

2013-12-23

形式婚がふつう

事実婚はへん

これやめてほしい

夫婦ともに所得130万円以上で子供いなくて離婚で揉めたくないのふつうじゃないの

2013-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20131208193228

現実的にそれは無理

日本の多くの人口とその中でも金を落とす層が東京とよくて京阪神とその周辺に集中してる以上

そこだけを相手にしてほかは無視したほうが効率がいい

物の売り買いだけじゃなく情報の発信にしろ全部そう

Amazonプライムなんてひどいだろ

あれ地方契約しても、プライム代金増えるだけで特にメリットないんだぜ

首都圏京阪神しか実質的メリットない

なのにお届け先住所がたとえ沖縄だろうが北海道だろうがプライムの紹介出る

罠すぎる

けどそういう地方の文句無視して人口集中高所得地域だけ相手にしてたほうがはるか効率いいってことだろ

知り合いは結婚マッチングサービスに申し込んだけど地方だと使い物ならないって言ってた

2013-12-06

格差社会

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37682

まぁ、さもありなんって思いながら読んだわけですが、もしその通りになったら怖いなーと思うのが、情報格差というか理解力の格差というか。

上の人は下の人の考えがわからず、下の人は上の人の考えがわからず。

てか、実際今もあるよなーとは思うけど。おそらく、自分の生まれから考えると、私なんかは、ヤンキーといわずとも下のほうになってたと思うんですよね。

運よく?抜け出せたけど。

しかし、そんな生まれなせいか、一緒に仕事してる人を見てると、「嗚呼、こいつら私の知らん世界の生まれだな…」と思うことがしばしば。

まぁ、運よくそれなりの生活ができる時代に生まれたんで、実際に体験してるわけじゃないですが、私の親父の世代なんかは、まぁ厳しい生活だったらしい

ですよ。聞いてる限り、今の途上国とは変わらん生活してたような感じ。白髪千丈で話してるのかもしれんけど。

一方で、そういうことが日本でもあった、ってのはこいつらわかんねーんだろうなー、だから途上国見下して見れるんだろうなーとか思ったり。途上国では

1台のバイク家族で乗ってる?いやいや、そんな風景日本でもあったでしょ?実際そんな写真ネットで見たし。

あと、実際に親父がガキだったころのジニ係数とか、所得分布とか調べて、今のインドとかわんねーよ?インド統計おかしいのかもしれんけど、「こいつ

ら、親とかの稼ぎはだいぶ上のほうだったんだろうねぇ…」とか思ってしまう。

今でさえそうなんだから、今後どうなっちゃうんだろうね?

2013-12-03

原宿とともに、さようならニコニコ

使い慣れた原宿プレーヤー提供終了になってしまったので、これを機にニコニコをみるのやめようと思う。

別に、運営が憎いとか、ドワンゴがウザいとかそういう気持ちはまったくないんだけど、

テレビをみない代わりに、ニコニコ動画をダラダラみる習慣がついてしまって、「これは非生産的だなあ」と思うことがよくあった。

から、「お前らがGINZAゴリ押しするからこうやってユーザーが離れていくんだよ」とかい捨て台詞を吐く気持ちはぜんぜんなくて、

しろ、「意志の弱い自分時間を取り戻す機会を与えてくれてありがとう」と感謝を述べたい気持ちだ。

世の中には、ニコニコのお陰で生産性が上がる人がいるし、生産性よりも楽しい時間つぶしができれば幸せだという人もいる。

動画をつくったり、生放送をしたり、自分コンテンツ力を磨きたいと思う人にとって、もの凄く優れている場だし、

そんなに所得に余裕はないけど、少なくとも時間は持て余している、楽しいお祭りに参加するのが幸せだという人にとっても、最適な遊び場だ。

ニコニコは、そういう人たちにこれからもっともっと貢献して、沢山の人をニコニコさせてあげてください。

今まで本当にありがとう

2013-12-01

公共事業での景気対策が厳しい理由

まとめ



これまで経済政策論争として多くを占めたリフレ・反リフレの間の論争が結論が出る前に現実の方がリフレで固まり少なくとも数年は続けられそうになってしまったため下火になり論争の中心が財政政策公共事業の方へと移ってくるようになった。そこでポイントとなる点を備忘のためにまとめる。

景気対策としての公共事業を否定しても全ての公共事業を否定することにはならない。また公共事業価値を認めたからといって景気対策としても有効であると認めることにはならないし矛盾しているわけでもない。

公共事業に限らず金融政策しろ何にしろコストがかかる。ここでいう公共事業コストとは公共事業によって引き起こされるマイナスの出来事に公共事業をやったために出来なくなってしまった機会損失を加えたもの。国の債務を家庭の債務と同様に考えるのは永続性を無視した誤解であるが、かといって国の債務国民資産であるので拡大しても何ら問題ないというのもまた国民の異質性・多様性世代など)を無視した誤解である過去に積み上げた債務高齢者に逃げ切られないうちに一部返してもらおうというのが原因となって消費税増税ゼロ金利が続くなか急いで決められたといった財政自由度の低下も異質性があるがゆえの公共事業コストの一つである

どのような社会的効用関数を想定するかは人それぞれで当然だが最終的には効用に結び付けて考える必要がある。いいかえればGDPではなく消費こそが重要であり失業の削減なども消費が増えるからこそ大切。また、今期の消費だけでなく将来の消費も重要になってくる。

以上の3点が考えるための大前提

この3つめの考え方にたった上で公共事業を考えるときに外せないのが小野善康先生論文(Yoshiyasu Ono, Fallacy of the Multiplier Effect: Correcting the Income Analysis, ISER Disscussion Paper, 2006. リンク

http://www.iser.osaka-u.ac.jp/library/dp/2006/DP0673.pdf)となる。(これはいわゆる小野理論として有名な貨幣限界効用に正の下限があるというものとは別。)その中身は論文小島寛之先生の解説(http://archive.wiredvision.co.jp/blog/kojima/200707/200707241130.html)などによるとして、簡潔に言葉を借りると

乗数効果は、国民所得を増やすという意味での景気対策には全く効果を持たず、また、その実質的効果政府が投じた金額ではなく、作られた公共物の価値依存する」

ということになる。つまりよく言われる穴を掘って埋めるようなもの場合GDPは増えるが所得や消費を直接には増やさない。GDPが増えるのは政府支出はその支出分と同じだけの付加価値を生んでいると仮定する以外に付加価値の算出が困難というGDPという統計作成上の制約による仮定の産物に過ぎない。無駄が増えるのも経済にとって有用というのは誤りである

このことが示すのはGDPが増えているからというだけでは公共事業には効果があったとは言えないということである公共事業効果があったというには、直接的に価値のあるもの生産が増えたか所得効果が働き消費を増やしていた必要があり、さらにそれらが公共事業コストを上回っていないと望ましいとは言えない。

ここまでを踏まえた上で公共事業効果がないという考え方、あるいは効果があるとしても小さくコストを上回れないという考え方について見る。財政政策効果がないとする理由としてよく挙げられるのは



の3点である。各々には次の留意点がある。

公共事業規模以外の影響を制御して考える必要がある。ただし公共事業の減少幅からすれば公共事業雇用に主導的な影響を与えていたというのは難しい。

これは産業政策が平均的にはうまくいっていないのと同じ問題である。とりわけ景気対策として公共事業の総額が先に決まり事業の精査の時間が限られる場合にはより一層困難が高まる

現在の状況においてマンデル・フレミング効果公共事業の拡大に効果あるかないかの点であまり関係がない。

マンデル・フレミングモデルに基いても日本海外の双方でゼロ金利が見られる状況では公共事業金利を変化させ得ないので為替や純輸出は変化しない。ただ、これはいつまでも関係がないわけではなくさらゼロ金利の壁があるために公共事業拡張と緊縮ではマンデル・フレミング効果の発動は変わってくる。どこまでいっても金利が下がり得ないので緊縮をしても外需増加によるキャンセルアウトが得られない一方で拡張はある程度を越えると金利上昇予想にともなう円高で外需減少を招く。ただこの場合もマンデル・フレミングモデルを一部変更し公共事業の拡大・緊縮にかかわらず中央銀行政策金利一定にたもつというようにより現代的な仮定を導入するとゼロ金利を抜けてもいわゆるマンデル・フレミング効果は働かない。

土木建設業での人手不足や着工の先延ばし及び未消化工事残高の増加や公共事業入札の不調、あるいはその結果としての人件費や入札予定価格の引き上げの報道が相次いていることからすれば公共事業親和性の高い業種で現実供給制約が起きていると言える。

公共事業の規模や事業数が変わらなくても入札価格が上がっていけば上述のようにGDPは上昇するが雇用社会厚生は直接には高まらない。マクロ経済への効果は単価の上昇にともない所得効果が働くことに依存する。しか過去給付金政策や租税変化の結果からすると所得効果はかなり小さい。(たとえば堀雅博, シェー=チャンタイ, 村田啓子, 清水谷諭, 90年代経済政策と消費行動の研究1-地域振興券の消費刺激効果, ESRI Discussion Paper Series No.12. http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis012/e_dis012.html、あるいは渡辺努, 藪友良, 伊藤新, 制度情報を用いた財政乗数の計測, Working Paper Series No.28, Research Center for Price Dynamics, Institute of Economic Research, Hitotsubashi University, 2008. http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/handle/10086/16306。)株価地価の大幅上昇といった大規模なものでないと所得効果意味のある効果量となりにくい。

供給制約に面している時には公共事業コストが上がる。それによって民間の他の事業が行えなくというコストが大きくなるため。

供給制約に面していない業種に対する公共事業を増やせば供給制約問題はなくなるが産業政策と同種の困難さが高まる

財政拡張機能しない理由が供給制約によるものとき消費税引き上げのような財政緊縮は機能してしまう可能性がある。

供給制約は長期的には解消され得る。専門化・技能化している土木建設に即座に従事するのは難しくても時間があれば技能を習得してから就業することも可能となる。問題は技能習得に掛かる時間景気循環時間の大小および技能習得が無駄にならず将来性があることの保証をどのように行うか。

最近建設業従業者数は興味深い。GDPの上では公共投資が大きな寄与を続ける一方で建設業従業者数は前年比マイナスが続いてきた。しか最近はそのマイナスがかなり縮小してきており技能習得などが進んでいるのかも知れない。

2013-11-29

http://anond.hatelabo.jp/20131129175450

そうやってなんでもかんでも

コスパ」とか言ってるやつが多くなって世の中おかしくなってきたんだろ。。。

所得層はバンバン金使うからより良いもの、で、そっちの中で金が回って、

低所得層はなんでもかんでもコスパ、低コスト、で、そういう低コストの物を作ってるのは低所得層なんだから結局そこに跳ね返る。

搾取する側は低コストにしなきゃいけないなら人件費削るだけなんだから、高所得層は別に今までどおり、下だけ死んでく。

http://anond.hatelabo.jp/20131129170926

たぶん知らないんだろうけどさ、今でも田んぼ農薬散布はヘリコプターが主流なんだが。

農協あたりに頼めばやってくれる。農家費用払うだけ。

噴霧器でえっちらおっちらやってる農家なんてほとんどない。

田植機が高すぎるのにさらに高い機械作ってどうすんだ、って話なのだよ。

で、減反政策田植えは何も関係ない話だろうよ。

減反農家所得保証方法ひとつしかない。

2013-11-23

http://anond.hatelabo.jp/20131123144143

節税も何も、年収200万なら課税所得が少なすぎて、所得税率はせいぜい5%だから源泉徴収されてても、差額は返ってくるだろうし。

それ以上、やった手間に見合う程のリターンは無いんじゃないかな…

2013-11-22

少子化問題を速攻で解決する方法出産インドアウトソーシングする。税金で。

いつもお世話になっております増田です。

私が仮に少子化問題担当大臣になったら以下のシンプルな政策を実行します。

http://anond.hatelabo.jp/20131122120414

概ね同意。元記事に批判的なブコメの人たちは「本当の」少子化改善をしようなど1ミリも考えてない。

批判コメ意見を簡単にまとめると、「低所得者はもうこれ以上子供を産むな、中間所得高所得者の子供だけを増やせ」になる。

これを露骨に言うと差別的なので、税収とか幸福とか治安とか色々理屈を捏ねて意見正当化しているに過ぎない。

2013-11-09

世帯年収で勝って生活レベルで負ける

愚痴です。

大学時代友達で、就職に失敗して派遣とか零細企業とかに行った友人は、みんな結婚出産を機に専業主婦になった。

運よくそこそこ名の知れた企業正社員として就職できた私は、2回の産休、育休を経て復帰。

自分勝ち組だ、と思っていた。

みんな結婚相手の収入は同じくらい(年収7~800万程度)なので、我が家は私の収入(400ちょい)があるだけ、裕福な生活ができる……と思っていた。

ところが、実情は違う。

専業主婦の家庭は、やれ幼児教室だ、やれピアノ教室だ、なんとか教育法を取り入れた私立幼稚園だ。休日ディズニーランドだ、って言ってるのに、うちは普通の認可保育園に入れているだけ。

市内には英語教育に力を入れている高級保育園もあることはあるけど、本当に高級すぎて経済的にも厳しいし、会社とは反対の方向にあるので通うのは無理だった。

土日は疲れていて、近所のちょっと広い公園に連れていくぐらいでせいいっぱい。

私の収入など、2人で月10万円を超える保育園代、仕事が忙しいとき外食代、そして専業主婦家庭の配偶者控除扶養手当などに吸い込まれてしまい、生活レベルの差に現れないのだ。むしろマイナスのような気がする。

それなのに私の収入があるぶん、乳幼児医療費無料になる世帯所得の上限を超えてしまっていて、病院に行くたびに数千円が飛んでいく。(保育園児はとにかくすぐに病気になる)

専業主婦の友人たちは、肌がつやつやしていてとても若く見える。私は高いブランド化粧品を使っているのにかかわらず、疲労で目のくまはくっきり、外回り仕事のせいか皺もシミも増えて、年齢以上に老けて見える。

もしかして仕事やめたほうが、経済的にもほとんど変わらず、精神的にはより豊かに生活できるのだろうか?

でも、今さら遅い。今さら戻れない。

今の私に出来ることは、より出世して、より高収入になることだけだ。

400ちょいの年収差だから諸々に吸い込まれてしまうのであり、これが500、600になれば、今度こそ、そのぶん豊かな生活になるはず。そう信じないとやりきれない。

2013-11-03

人口減少や少子化デフレ不況の原因ではない



174 :ソーゾー君:2013/09/25(水) 07:59:41 ID:9/S.CDAM

戦争を起こす必要はない、バブル崩壊して職を無くせば事足りる。

戦争が起きた方が難民は少なくなる。

経済難民アジア全体で軽く一千万人以上はいる。

このアジア全体の経済難民日本に来ない理由は金がないから。


自民党=経団連が掲げる移民政策日本が金を出して移民を引き受ける政策だから簡単に日本に来れる。

移民政策と言えば聞こえが良いが単なる奴隷制である

上手い話には必ず裏がある。


経済学者人口減少が原因とか少子化が問題とか高齢化が問題とか言ってるけど

これ全て大嘘でデフレ不況の原因じゃねーからな?

格差が広がり消費の主力である日本国民=庶民=労働者所得が減っただけ。

非実在社畜

 市民の相次ぐ指摘を受け、都は条例で“非実在社畜”の規制に乗り出す。

 ※非実在社畜とは※

  本当は存在しない正社員のこと。

   具体例1 : 時間外勤務型非実在社畜

    タイムカードは定時に切られるが、その後も働き続ける社畜。労務上は退社し、会社はいないことになっている。

    ブラック企業を生み出す原因と指摘されているが、原因ではなくブラック企業によって生まれた結果ではないかという不毛タマゴ鶏論争が識者の間で続いている。

   具体例2 : 年功序列終身雇用社畜

    働かない配偶者子供を養えるだけの十分な所得があり、かつその収入が定年まで永続的に保証されている社畜

    独身女性が求めてやまない男性労働者だが、そんな社畜存在せず、悪徳婚活ビジネスの温床だとの批判が絶えない。

   具体例3 : 逃げ切り管理職社畜

    会社の枢要な役職に就き、主戦力とされる社畜

   「忙しい」が口癖だが実際はそれほど働いておらず、会社利益という点から見ると存在しない社員

    自分定年退職するまで会社がもってくれれば良いと考えており、保身に余念がないフリーライダー

    転職するだけの能力がないため、リストラ対象になって反省部屋に閉じ込められても簡単には辞めない。

2013-10-26

308 :名無しの心子知らず:2013/08/02(金) 09:08:26.62 ID:FHBNYDDP

保育園入れないと困るとか言ってる人たちはそんな甘ったれたことを

踏まれても踏まれても立ち上がる東北の人たちの前で言えるの?

309 :名無しの心子知らず:2013/08/08(木) 08:08:36.01 ID:dNmvBmNa

保育所使ってる親は大変贅沢な生活をしている。

何で贅沢を税金で支えなきゃいけないの?

贅沢な親からは保育料をうんとうんと取って本当に困っている家庭を助けるようにしたらいい。

310名無しの心子知らず:2013/09/26(木) 10:08:18.97 ID:5WVsKty3

保育所子供預ける親は怠け者。

311名無しの心子知らず:2013/09/26(木) 14:10:41.06 ID:bCixiSyb

>>309

上限10万くらいだっけ?保育料

出せる人はもっと出しても預けたいって言うし

所得で決めるなら上限撤廃でもいいかもね

312 :名無しの心子知らず:2013/09/26(木) 17:13:32.49 ID:5WVsKty3

>>311

所得で決めることなく全額自己負担させるべき。

真面目に努力してるのなら保育料くらい払える所得は得られるからね。

313 :名無しの心子知らず:2013/10/23(水) 23:54:06.66 ID:BgA9svXB

保育園に預けて働いてる家庭の実態を見たら

本気で子供が可哀相だと思った

子供が小さいうちは両親どっちかが専業主婦主夫)になるか

お金がないなら産まない方がいいと思うよ

少子化でも別にいいと思ってるし

2013-10-25

http://anond.hatelabo.jp/20131024203141

所得に合った消費をすればよかろう、ですな。

月に15万円の稼ぎで1,000万円の高級車に乗ろうとするのは不健全ですよね。差別とかでは無しに。

月に食費がこれだけで、と決まった中でやりくりして贅沢するのは大いに結構

でも、自分の家には高額所得者なら買えるはずの最高級家電が揃っていないと嘆くのはどうなのだろう。

それは国や政治が悪いんか?

大変な思いをして所得を増やす努力をするか、諦めて違うことに価値観を見いだせば平穏に生きれるよね。

2013-10-24

貧乏人は麦を食え、と誰かが言った。

所得にあった物を所有し、所得にあった消費をしなさい。

そんな当たり前の話なんだけど、「貧乏人は麦を食えと言うのか!」とよくわからん横槍で炎上した過去の事例。

しかし、まあ麦は相対的に高価になったのでおいておくとして、所得に見合った消費は必要だろ。

一人前十万円の夕食を毎晩食っても(胃腸が丈夫なので)屁でもないという人は、食えばいいんだけど、全国民が同等のサービスを受ける必要はない。

ウナギが高騰して、庶民に手が出なくなったんなら、手を出さなければよいではないか

日々のパンに事欠いているわけではないのだ。たまに食うウナギが高くなったからこまる、それは贅沢な悩みなのだ

海老が高いなら、食べるなよ。そんな話。

事に食料品であれば、なぜか高級嗜好品でも生活必需品の様なイメージを受けてしまう。

国民平等に最新ゲーム機で遊べないなら、国が駄目なのか?

年にたった三回、家族海外旅行も出来ないなんて、政治が間違っているのか?

生きることは大変だが、贅沢に生きることはもう少し大変なんだってことを考えるべきだ。

2013-10-21

日本に欠如しているのは「生産性概念」ではない 「生産力」と「需要」の概念

■前提■

界隈で喧しく「生産性概念欠如」が取り沙汰されている。曰く、日本企業社会には生産性という概念が欠如しており、これが経済の停滞や労働搾取をもたらしている、

というものだ。多くは企業者の立場からのもので、日本企業文化的制度的な生産性軽視を論じている。そうした「文化的背景」や「企業の人事制度」という点は今後も

議論されるべきであろう。、、、だがこのエントリーで論じたいのは、他エントリーで多くなされている下記のような主張が「本当だろうか?」というものだ。すなわち

  >生産性を向上させれば、同一のアウトプットに対しより少ないインプットで済む

  >従って、生産性の向上は「アウトプット量の拡大…よりよい商品提供」か、「インプット量の減少…余暇の拡大」を生む

  >かくして、生産性の向上により、社会の富や厚生の拡大がなされるのだ!

という主張である。一見正しいように思えるし、うん、実際の所間違いではない。

だが筆者は、多くの論で曖昧に付されている点があると考える。それが何かといえば、「インプット労働力時間だけど、アウトプットお金なの?それともモノなの?」

という点だ。生産性の問題を経済の問題として考えるのであれば、そして個々の企業ではなく将来に渡る社会全体の変化を取り扱うのであれば、それが「名目」なのか「実質」

なのかという点を明確にしなければならない。そして実際、この点を明確することでより有益な論点が摘出できる。

そこでひとつ、明確に「生産性」と区別して論じられるべき概念を提案しようと思う。「生産力」だ。

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■「生産性」と「生産力」の違い■

本論では下記のように用語の定義を行いたい。

  ・「生産性」:一単位労働力投下に対し、アウトプットとして得られる「金額」の増加分

  ・「生産力」:一単位労働力投下に対し、アウトプットとして得られる「モノの量」や「モノの質」の増加分

簡易な例を提示しよう。

皆さんが田んぼを耕して農業生産を行うとする。一定面積の土地に対し、100の労働を投下し、100kgのコメ生産し、それを100万円で売っている。いまここで新たな技術

開発され、80の労働100kgのコメ生産できるようになった。するとどうなるだろうか?

  ・「生産力」は、100kg / 100労働 だったのが 100kg / 80労働 となった。1労働に対する生産「量」でいうと、1.25倍となったわけだ。

  ・「生産性」は、100万 / 100労働 だったのが 100万 / 80労働 となった。これも「生産力」と同じ、1.25倍となっている。

かくして我々は 「いままでと同じ量働き、1.25倍の所得を得る」か「いままでと同じ所得で、80%働き、20%を余暇に充てる」という選択肢を選ることになる。

、、、だがここには重要大前提存在する。生産力と生産性がおなじ動きをするのは、「コメ価格が変わらない場合に限る」のだ。


■「生産力」の向上は「生産性」を向上させるか?■

ではモノの価格を決定するのは何であろうか?

もし「生産力」の拡大が個々の企業のみで起こったのであれば、その企業が他社に比べて競争優位を持つにとどまる。つまりその企業が「今より低い価格でも戦える」ように

なるだけで、価格はその企業戦略によるだろう。だが検討するべきは、こうした「生産力」向上が社会全体で実現した場合、つまり我々の望む「日本社会生産性拡大」が

実現しようとした場合だ。

社会全体でみた商品の価格決定は、極めて単純に「需要量と供給量のバランス」によって決まる。つまり「足りなければ高く」「過剰なら安く」だ。そして、、、賢明な読者の

方ならお気付きの通り、「生産力」の向上は「供給量」の増加をもたらし、その供給量に「需要量」が追いつかないのであれば、、、価格は下落し、「生産性」は向上しない。

労働に対する貨幣的評価が変わらなければ、給料名目賃金)は、上がらない。

もちろん、価格が下がれば需要が増える場合もある。つまり「欲しいけど価格が高くて買えなかった」製品生産力が向上した場合価格の下落が需要の上昇を呼び、全体として

収益が拡大、生産性の向上をもたらす。これは成長産業モデルであり、企業間の厳しい競争市場の拡大が循環している場合生産力=生産性の拡大は至上命題となるだろう。

しかし、「需要」がそれほど増えない産業は?

例えば例に挙げた「コメ」。食べ物という商品は、いくら価格が安くなっても食べる量がそんなに増えるわけではない(かと言って不足すると大問題)。コメしろ野菜しろ

需要量に対して供給量が10%上回っただけで、価格20~30%下落したりする商品だ。つまり農業の「生産力」向上は「生産性」を減少させる。(蛇足となるが、TPPの議論

などで「農業生産性を上げれば万事上手くいく」と言っている論者には、量と価格関係を厳密に区別できていない方が多い)

さらに、「需要」が拡大しない産業における「生産力」拡大は、単純に失業者を増やす。なぜかといえば100の固定需要に対し、それを満たす供給量の生産必要労働力が減る

からだ。生産力が向上しているから、より多い生産不要なら、「働く人が過剰になる」。こうした「特定産業における過剰人口」は、本来であれば成長産業に仕向けられる。

成長産業はその需要が満たされるまで労働力を吸収し、その需要が満たされるよう生産力の向上を図る。つまりよく言う「生産性の低い産業から生産性の高い産業労働人口

移行」するのだ。、、、だがいま見てきたとおり、「生産性の低い産業」とは単に「需要が満たされており」「且つ生産力向上を図り」「過剰人口が発生した」産業も含まれる。

必ずしも努力や工夫の足りない・低レベル産業ではないということを留意するべきだろう。


需要のない環境下での「生産力向上」■

さて、今までのところを整理しよう。

  1.「生産力」の拡大が「生産性」の拡大をもたらすのは、価格が変わらない場合

  2.「需要」が頭打ち環境下では、「生産力」拡大は「生産性」の縮小をもたらす

  3. 社会全体で需要=成長産業がない場合、「生産力」拡大は失業をもたらす

多くの方がお気づきと思うが、今の日本は完全にデフレ経済需要不足だ。そうした環境下での「生産力」向上がなにをもたらしたのかは想像に難くない。産業の多くが内需に頼る

この国で、デフレ経済を15年ほども続ければ、企業内での「生産力」向上への意欲が毀損されているのは驚くに値しない。むしろ、厳しい雇用規制により失業者が街に溢れかえる

ような状況が避けられていると考えるべきであろう。(もっとも、雇用規制が新たな成長産業誕生を阻害しているという論者もいるわけで、循環的な問題を紐解くのは一筋縄では

いかないということか。紐を解くのに縄では足らぬとは皮肉なことだ)

また、アウトプットの量が給与に評価されないというのもご納得いただけるのではないだろうか。これは必ずしも労働者だけの問題ではなく、企業自体が「生産力」向上=「生産性

縮小というジレンマを抱えているのであり、作ったもの貨幣として実現しないという社会全体の問題を内包していると見るべきだろう。

、、、そして、こうした「モノやサービス実体生産」が「貨幣としての生産」に結びつかないという問題は、一国の経済おいてより根本的な問題として取り扱われる領域でもある。



社会的生産性とはなんだろう?■

エントリーを書くきっかけとなった記事から一部引用しよう。

  生産性概念が欠如しているのは企業だけではない

  http://sencha77.blog.fc2.com/blog-entry-338.html

   >消費者が新たな消費者子供を産み育てられるような社会にならない限り、生産性の高い社会はいえないし、

   >そういう社会で在り続ける限り、企業生産性も低いまま、改善されることはないでしょう。


さて、筆者もこの国の根本的問題は少子化にあると考えているし、少子化に限らずいかに「人間の活動」を活発にするかが社会幸福に直結すると考えている考えている。しか

これまでの議論を踏まえると、ひとつの疑問が生ずる。

子育て生産性ってなんだ?」

上で「生産性」を金額による評価基準と定義した。しか子育てはカネを生むだろうか?残念ながらノーだ。いやノーであるどころか、、、子育てはカネを生み出さずむしろ消費する。

まり生産性」で見ればマイナスだ。実際我々はそう感じているのではないだろうか?子供を産み育てれば、それだけお金必要になるではないか子育てにかかる金額と子供を持つ

ことによる幸福とはどちらが大きいだろうか、と。いや、子育てに限った話ではない。今や恋愛も、結婚も、はたまた地域へのボランティア活動すら、「カネを費やす消費活動」と

化しているのではないか

本質的に我々の社会を豊かにするのは「生産力」のはずだ。モノを作り、サービスを生み出し、それを社会の成員と分かち合うことで世の中が豊かになる。しかしそういった「生産活動」

の中には、「貨幣経済」を基に置くものとそうでないものとがある。「貨幣経済」に基を置く活動、一般に我々が「仕事」と呼ぶものは、すべからく貨幣=金額によって評価され、その

評価によってより効率的生産志向し、新たな生産物を生み出し、社会全体に流通する。一方で「非貨幣経済貨幣によって評価をされない活動、例えば家事や、友人との交歓や、

恋愛から結婚まで、お金にはならないが社会に欠かすべからざる活動が行われている。

貨幣経済」(あるいは市場経済資本主義)は、あくまで「生産力の発揮」をより効率的に行うのに資する存在であって、それ以上でもそれ以下でもない。事実これまで見てきたように、

社会全体として需要がある限り「生産力」向上が図られてきた。、、、では「非貨幣経済」の効率性はどうだろう?結論を言えば上昇した。家事を例に取ればわかりやすいが、すべて

手作業でやっていた時代から炊飯器洗濯機システムキッチンなどなど「生産力」の向上は著しい。しかし、しかしだ、こうした「非貨幣経済」の活動を支える機械設備が増加した

ということは、それの購入や維持により多くのカネがかかるということだ。しかし「非貨幣経済」の生産活動自体はカネを産まない。

まり、「非貨幣経済」においても、「生産力」の拡大は「生産性」の縮小、、、というよりマイナスへの増進を意味する。そして「貨幣経済」においては失業者が生み出されたが、

こちら「非貨幣経済」においては、マイナスとなったカネの補填が絶たれるが最後、単純にその活動自体が萎縮し、消滅する。



成熟した社会於いて

さて、話が随分と大きいところに来てしまった。

上記のような問題を如何に解決するか?については意見がないことはないが、本来の話題から外れるのでここでは省略しよう。ここで主張したいのは、「生産性」を考える上では「カネ」と

「モノ」を厳密に区別するべきということだ。そして「モノ」の生産は必ずしも「カネ」として実現しない。それは「貨幣経済」においては「需要」(…同じく「モノ」単位としても観測

されるべき)との関わりのため。そして「非貨幣経済」においてはもともと「カネ」でその活動を評価していないためだ。従っていか社会を豊かにするかを考えるときは、まず「モノ」的な

生産活動をいかに好く行うかを考えるべきであろう。

個人的には、貨幣経済がなくなることはないだろうし、資本主義限界が来たとも思っていない。しかし、それらはあくまで社会全体の機能の一部として位置づけられるべきものであり、

その一部にすぎないセクターの「カネ」という評価基準をありとあらゆる部面に適応させるのは、おそらく「非貨幣経済」の縮小で見たとおり、我々の生活を徒に貧しくするだけに終わる

だろうと思うのだ。



■終わりに■

なるべく短く、平易にまとめたため、こうした分野を専門に取り扱っている人なら「なんて適当な内容なんだ」と思われること請け合いの論となっている。例えば価格下落は実質賃金の上昇を

もたらすとか、失業者の増加は人件費を引き下げ新たな均衡をもたらすとか、はたまた供給需要を作るから需要不足は社会的に起こりえないとか?

また私個人としても、未だ考えのまとまっていない領域が多くある。「質」の向上は「生産性」に結びつくか?社会的に見て「余暇」と「失業」は何が違う?海外貿易による影響は?貨幣

よらない活動の促進を国や公的機関はどのように実施できる?

はいえ、一般の方々へ思考の枠組みとして「生産性」と「生産力」の区別とその必要性は明快に提示できたと思う。また、単一企業視点にとらわれず、マクロレベルで「生産力」と「需要」を

見なければ、我々が抱く本質的課題には接近できないこともご理解いただけると思う。筆者個人としては、後半の「貨幣経済によらない生産活動」というところをもう少し掘り下げたいが、

私的にまとまっていないこともあり、簡易に付した。当論がネット界隈の皆様方にとって有益であればありがたい限りであるし、私個人としても皆様の様々なご意見・反論を得たいという気持ちに

溢れているということをご提示し、筆を置きたいと思う。

42歳独身素人童貞だが

親父が死んで実家母親と二人暮らし

自分名義の不動産所得が年1千万円。

かろうじて日雇い等で働き社会との接点を保っている。

親父が残してくれた不動産のおかげで働かなくても十分暮らして行ける。

ぶっちゃけお金には困ってない。

ただ毎日無気力感というか希望の無さがヤバい

結婚する予定も無いし、自分の代で血が断たれると思うと胸が張り裂けそうになる。

金があっても幸せじゃない。

全く幸せじゃない。

電車若い夫婦子供連れてるの見ると死にたくなる。

俺は何の為に生きてるんだろう。

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