はてなキーワード: 恫喝とは
できれば50万人ともいわれる学生・就労ビザの在日中国人は全員母国に帰って頂きたい
習近平国家主席の目玉である巨大経済圏構想「一帯一路(BRI)」の世界的規模の挫折は、プロジェクトに関連する国々に失望をもたらした。関与しているのは68カ国である。
そのうえ、「中国製のワクチンはちっとも効かない」(中南米諸国)、「勝手に工事をして代金請求なんてトンデモナイ」(アフリカ諸国)、「えっ、あれ寄付じゃなかったの? 条件という台湾と断交までしたのに」(南太平洋の某国)。
中国に弱腰だったフィリピンのテオドロ・ロクシン外相も5月3日、「友人である中国よ。どうすれば丁寧に言えるだろうか。そうだなぁ、消え失せろ」と怒りのツィッターを発信した。フィリピンが領有権を主張する南シナ海・スプラトリー(中国名・南沙)諸島周辺に、多数の中国漁船が居座っていることに反発したようだ。
東京五輪・パラリンピックが近い日本は中国批判を控えているが、武漢コロナの死者は日本でも1万3000人を超えた(6月1日時点)。それでも、日本のメディアは中国に遠慮して「武漢コロナ」とは言わず、「新型コロナウイルス」と抽象的な語彙を使用している。台湾のメディアは断固として、「武漢肺炎」と表記している。
東南アジアの「中国経済圏」4カ国は感染がすごいことになった。
国境を越えて中国から入国がしやすいラオスは、首都ビエンチャンを封鎖。カンボジアも、プノンペン、シアヌークビルなどの都市を封鎖した。タイの首都バンコクでは外食を禁止し、ベトナムは「入国後の隔離期間」を21日間に延長した。
ベトナムは、アジアで最も被害の少ない「優等生」と言われたが、カンボジアからの不法入国者が持ち込んだ。「在外ベトナム人は帰省するな」と出稼ぎの人々に呼びかけた。
ウイルスの奇種(変異種)で痛手を被ったインドでは、死者が100万人を超えるのではないかと予測され、中国への怒りが渦巻いている。日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」を大きく宣伝し、インドは正面から中国に対峙(たいじ)して、「南アジアの覇者は俺だ」と態度で示している。
ミャンマーでも、中国の一帯一路プロジェクトが抗議活動の標的となった。インドネシアは、中国船を砲撃して沈めたり、なかなか挑発的である。インドネシアは、中国が建設する新幹線工事が5年も遅れていることにいらだち、不信感をあらわにした。
国会という大勢の居るところでの恫喝めいた批判、記者に語って報道させるための政策や個人への非難、ホームページやSNSでの首相、大臣らに対する批判…
これらは、企業に置き換えるとハラスメントの定義を満たすものだ。衆目の場で個人に対する恫喝、非難というのがそうだ。
今の若年層はあちこちでハラスメント教育を何度も受けている。学校でも職場でも。
そういう世代の視点で見ると、恫喝や非難が前面に立っている立憲や共産や社民などの左派野党は、ハラスメント集団にしか見えなくなる。
一方、自民党に対しては、野党からの執拗なハラスメントに耐えながら日本をマネジメントするという重責を担うように見えてくる。
だから野党が自民党や政権を非難すればする程、若年層の自民党への支持率が上がり、野党への支持率は下がるのだ。
つまり、若年層の自民党支持率が高いのはハラスメント教育の成果なのだ。
増田の一日
6:30 出社
7:30 恫喝セックス会議「今日はどこでいくら予定してんだ!!バイブはいくら入るんだ!ぜってえにやれ!!」など朝から恐怖政治。
8:00 管理職が会議で15分だけマターリ幸せな時間を楽しむ。タバコ吸ったりオナニー。予定がある場合は客に電話or訪問
8:15 管理職の会議が終わり、課長や支店長がご登場。早速叫び始める。
「ボーっとしてんじゃねえ!!セックスしろ!!ちんぽたてろ!!○○今日上がるぞ!!」などまくし立てられる。
8:50 前場スタート10分前後背位スタート。支店長がふんずりかえってるのを後ろからに鬼突き。
9:00 前場スタート。キチガイ課長が「あひいぃぃぃ!!!!」と叫ぶのを横目に腰を振りかけて精液をかける。
10:00 支店長&課長が「○○いいぞ!!!」と叫んでる中、同時にセックス報告。
それなりの精子が出てる場合 → 「俺はもういいから客先行って顔射決めてこい!!」
精子が出てない場合 → 「どうすんだ!!てめえは!!」と言われ必死に腰を振る。
12:00 客からセックスの注文を取る。自分は外回りに行くので客への電話報告を上司にお願いする。
12:30 外交のため支店からとりあえず脱出。どうすっかなぁ・・・、もう辞めたい・・・、など物思いにふけながら歩く。
13:00 とりあえず箱ヘルorピンサロで休憩する。頭の中はどこで○○入れてどこどこ訪問しよう、などでいっぱい。
14:00 客先へGO。
~ 1時間に1回ペースで進捗状況の電話が入ってくる。「どうなってんだ!!いくら入るんだ!!
17:30 妊娠させるまで絶対帰ってくんな!!!」など出るのも嫌になる内容。客先にいて電話に出れない場合「てめえ!!何で精子出ねえんだ!!」など波状攻撃を受ける。外を歩いていて悲しくなってくる。
18:00 帰社。速攻で外回りの成果報告。
支店長が進捗状況を逐一ホワイトボードに書き込んで煽りまくる。 「残り○○万だぞ!!!!!精子なくなっちゃうぞ!!早くやりやがれ!!」
19:30 募集物の詰め状況を報告。「おまえらどっかねえんかよ!!!探してんのかよ!!」煽られ続けながらバイブ攻撃。
20:00 取りあえず全員での募集物詰め作業終了。手数料恫喝会議夜版スタート。
「てめえはオナニー何回やってんだ!!てめえのオナニーの10倍はやれ!!何でオレはやってるのにおまえらはやんねえんだ!!明日はどうすんだ!!」
20:30 「おう、てめえら明日までにアナル開発しとけよ!!」と捨てゼリフを残し支店長帰宅。
課長は個人的な客に電話で世間話&オナニー。営業マン無論電話で詰める。
21:30 とりあえず詰め終了。課長帰宅。営業マン同士でヤバイなぁ・・・、どうすっかなぁなど話しながらとりあえず挿入。
22:00 ティッシュで拭いたり伝票の整理などをやる。日誌を書く。
22:40 退社。
0:50 就寝 淫夢
・回線がつながらない
→わかる。だって市人口に比べてこの窓口4人しかいないもの。全員初日から裸足で逃げ出すほどのクレームの荒らしでコールセンター慣れしてる私達だけが残ったのよ。そしてそのクレームの大半が「回線がつながらない」。もともと回線が少ない&人が少ない=クレームが来やすい状況でクレームの嵐にあえばそらそうよ。環境がクレームを呼び、クレームがクレームを呼んでいる。そしてクレームになることによって通話時間が伸び、また回線が激混みする。クレーム輪廻地獄。ネットを今から人類の必修科目にしろ
・接種予定日が埋まるのが早すぎる。
→そうだね。そもそも一日数百人が限界らしい。どんだけスムーズにいっても会場設備が限界。ワクチンの保存場所もある。冷凍なのが意外にやっかいだそうで。あと車椅子とか入れるスペースもいるし、ここでもまた人が足りない。よぼよぼのおじいちゃんドクターに注射の練習してもらって参加を頼んでいる市町村もあるらしい。私の派遣先も近々そうなるらしいけどマジ???大丈夫?????
・なぜ予約制なのか
→マニュアルでは「会場の混雑回避及び、ワクチン管理と接種ミスをなくすため」らしい。どっかのとこで飛び込みで来た人をうっかり受付の人がとおしちゃって即日打てたってニュースがあったじゃん?受付が通しちゃっし余ってたしで特例で打ったのか、何なのか理由は知らんが。あれを見て当接種会場でも「キャンセルを職員に打つくらいなら私に打て!税金払ってんだぞ!!!」とゴネて打たせようとした人がいたらしい。そしてそれに関してのお問い合わせも増しマシ。ここ予約専用ダイヤルなんで苦情は総務によろしくー
・各自治体によって対応が違いすぎる。〇〇はもっと早く終わっていた
→その〇〇は村ではないですか?調べると大概私の勤務先の町より小規模か、逆にめちゃくちゃ大規模かなんですね。そらそうよ、としか。喉元まで「お引越しされてはいかがですか?」と出かけて「申し訳ございません〜。こちら窓口ですので担当のものにご意見伝えておきます〜〜」とへいこら。そうなんですよ。ここ予約窓口なんですね。引っ越せ
→逆に聞くけど、ワクチン打ってない人に対応されるのこわくない?まぁこれは個人的なご意見やし早く打って欲しい気持ちはわかるんやけど。ちなみに回答例は「基本的に当日キャンセルは予測できませんし、例えキャンセルが出ても解凍前にロット数で調節できれば余剰が出ない場合もございます。また混雑と二度打ち等防止のために当日での飛び込みやキャンセル待ちはご遠慮いただいております」です。予約制なのになぜか早い目に来れば早く打てると思ってる人もおるしね。そんなわけないやん。混雑やめてー。早朝の混雑エグすぎ
・キャンセル分があるのは知ってる。今打て
→お前総務の人のフリしてキャンセル数聞いてきたやつだな?もはや犯罪だよ。そらうっかり確認せずに基本的に秘密のキャンセル数を言っちゃった派遣の子にも落ち度はあるよ。あるけどこのクソ忙しい上に外部の人間が行き来する中で「総務の〇〇です。今外から個人ケータイでかけてるんだけどコールセンターのAさん(ベテラン派遣さん)います?あ、対応中ですか?そうですか。あ、今日初めて派遣に来た子なんだねー。申し訳ないけどワクチンの数が合わないから今日のキャンセル数すぐ教えてくれへん?」って来たらそら教えるでしょ。詐欺師か。そこまでして早めにうちたいんか??????怖いわ
・何度も同じクレームを言わせるな
→何度も同じ説明をさせるな。お前が同じクレームを言う限りこちらは同じ回答を言うしかないんですー。そしてそもそもこのダイヤルは予約ダイヤルでご意見は聞くんじゃなくて預かることしかできないんですー。あと検討中のは検討中以外わからないんですー。
→きみ昨日も同じクレームいれてきたな???昨日の今日で決まるくらいならはじめっから検討中にはならないのではないのかい?(ボブは訝しんだ)
・窓口じゃ話にならん。市長を出せ
→全住民がお前やったらこの市町村も平和やろーなー。うそ。地図から消えてそ。バイオ村のがマシレベル。まず財政から立て直す案でももってこいや。ワイは派遣やから定時退社で残業代も出るけどもう現場職員は過労認定出とるで
・今から直接乗り込んだるわ!オレは□✗(出身地)の〇〇や!!この〇〇✗✗(放送禁止用語)!△✗○(恐喝)!□□○✗(犯罪予告)!!
→あんまこんなん言いたないけどそういうことするから差別されるんとちゃう?学校で習った時はなんで出身地ごときで差別されんねやと思ってたけど、君が当時の人間でもないのに被害者意識丸出しで今も恫喝紛いなことするからや。世代も変わって外部の人も移り住んできて普通に暮らしとる人もおるのに。せやからスタッフの間で「○✗の住所は要注意」ってお触れがこっそり回るんや。あと録音しっかりしとるから後日謝罪に来いよ。警察も呼んどるで
時給いいし仕事無いしでコルセンどうかなって思ってる人は参考にしてみてね
もちろん各自治体によって違うよ
受け流せる人やこうやって愚痴って昇華できる人はむいてるかもね
それ以外の人はせんほうがええと思うよ
・
という気がしている。大卒レベルではなく、中学の教科書レベルができないんじゃないだろうか。
もしできるなら進研ゼミとかの模擬試験を受けてみてほしい。ベネッセとかお友達だろ?
質問されたことに答えないのはいつものこと。そもそも、質問の意味がわからない。
官僚が答弁を作ってくれるので、読むことはできるが、何を書いているのか理解していない。
追記) わざと論理破綻させて時間稼ぎして、のらりくらりして熱り醒めるのを待つのは知性が足りない。「何故問題か」が理解できないから論理的な反論ができず、やり過ごすしかない。
何も微分や積分をしろとは言わない。でも足し算引き算かけ算割り算ができない。
一単位あたりという密度や割合の概念が理解できないので、飲食店に一律の営業自粛や時短営業を要請してしまう。
密度の概念があれば、店舗面積あたりの客の数は何人までといった指標で要請すればいいのに、そんな発想に至らない。
不要不急でアメリカ行ってみたけど、挨拶すらまともにできない。
閣僚で海外要人と通約なしで意思疎通できるのって河野太郎くらいじゃないかな。進次郎もセクシーな挨拶くらいはできるか。
イスラエルで何が起きているのか知らないし、どうしてこうなったかという歴史も分からない。
客観的なデータ、追跡可能なファクト、それらから導かれるロジックというものがないから、恫喝とお気持ち表明と言い逃れと言葉遊びでしか語れない。
んもー、またいつもの人でしょ。おつかれ。
女が一生懸命考えたハイスペ男性というのが丸わかりで、こっちが共感性羞恥になるわ。
男がマウント取るときはこんなにスペック並べないし、妻子なんてパパ感あふれるほのぼのワードなんか絶対出さないんだよ。あとみんなに指摘されてる弓道もね。
てか、そもそもどこの世界に強者男性を名乗る男がいるんだよ。弱者のことがはなから視野に入ってないから、弱者側から強者呼ばわりされるんだよ。
それから、マウント取るならもう少し全体に暴力のにおいをさせなくちゃ。商社の会社員ってわりと荒っぽくて恫喝うまいよ。証券はもっと荒いけどね。
漫画でしかハイスペ男性を知らないか、逆に自分のトラウマすぎて暴力を書けないのか、どっちかなのかな。
悪いこと言わないから、こんな変化球じゃなくて素直に女性ならではの意見をぶつけてきてよ。
しっかり考えた意見ならこっちもしっかり向き合うし、こっちの意見もちゃんと咀嚼して受け止めてくれるなら良い議論ができると思うんだ。
毎回結構な量の文章を書くくらいだから、弱者男性を攻撃するその奥に何かつらい気持ちがあるんでしょ?
どしたん、話聞くよ?
競馬民「俺たちの民度がヤバイって、高すぎるって意味だよな?」
・平気で床にゴミを捨てる
・ビワハヤヒデ、ウイニングチケットのたてがみを切断して持ち去る
・テイエムオペラオーに石を投げつけたりたてがみを抜いたりする
私の母は毒親だ。
毒親の凄い所は、たとえ直接の関わりを絶ったとしても、延々と子供の脳内に巣食い呪いを撒き散らす所だ。
逃げるように家を出て、一人暮らしで自活を始めてからも、私は毎日のように母に罵倒や暴力を受ける夢を見た。
一人暮らしを始めてからの数年に渡って、夜は悲鳴を上げながら飛び起き、朝は金縛りにあって幻聴で母の足音や罵声を聞いた。
起きている時も私の行動や思考の一つ一つを、脳内で母の声が馬鹿にして否定し、少しでも自分を褒めたり認めたりするとすかさずその十倍の罵声を浴びせた。
そんな私が、夢の中とはいえ生まれて初めて毒親に「勝った」と思えたので興奮のままに記録しておける場所を探し、アカウントを取得してここに辿り着いている。
母は私の容姿や性格をいつもケチョンケチョンに貶すだけではなく、よく暴力を振るった。
私を物で殴る時、母は次々と殴る物の材質を変えて私の反応を見る。一番痛がった物を、次からずっと使うためだ。必死でどれも痛くないフリをしようとするが、幼い子供だ、結局我慢できずに泣き叫んでしまう。脆い物なら、物の方が壊れる。
壊れにくさと痛さから、母が常習的に私を殴る武器はプラスチックのハンガーになった。
あれは痛い。服の上から殴るのではなく、脱がせて素肌を殴るのだ。
私は夢の中で実家に住んでおり、1泊2日で京都に神社仏閣巡りに行こうとしていた。
元々、全てが行き詰まった時に、突然思い立って一人で京都まで行き、7つの神社仏閣を巡って願掛け旅行(?)を決行した経験がある。
今回もそれだ。私の人生は切羽詰まっていた。新幹線の予約を取り、白装束でご利益のある神社を訪れる計画を立てた。
親に行き先を告げずに外泊などしたことがない。親が来客を相手している間に「ちょっと出かけてくる」と装って全身白に着替え、家を出ようとした。
白のワンピースはあるが、白のキャミソールが見つからない。とりあえず下着に直接ワンピースを着てみるが、透けてしまいこれはダメだと着替えようとしたその時。
親がキレた。
「何その格好、みっともない!!!早く濃い色のキャミソールを着なさい!!!」
願掛けのため全身白装束にこだわっていたので、拒否した。白のキャミソールを家で探すか買ってくるつもりだったが、親は一度キレると人の話を聞かない。
言い争いになりヒートアップした親はプラスチックのハンガーを手に襲ってきた。怒鳴り合いながら広い家の中を逃げ回り、数時間の攻防を経てなんとか家を出る。原因がどんなくだらないことでも、毒親にとっては自分に服従するかしないかが大切なので、こちらが全面降伏の姿勢を取るまで延々と戦いは続く。
新幹線の予約時間を過ぎてしまっていた。結局行き先を聞き出した親が車で京都まで着いてきた。
「あんたが一人で京都なんて行けるわけがないのよ。仕方ないから私が送ってあげるから感謝しなさい」
おそらくいつもなら私が形だけ反省と感謝をして丸く収まり、二人で旅行という名の親の行きたい所に付き添いが始まる展開だ。
だが今回の私は徹底して反発した。
京都に着いてからは強引に別行動を取り目的の参拝を終え、帰りの新幹線で親に見つかった。
私が一向に私が悪かったと認めないので、まだキャミソールのことで喧嘩しており、新幹線の中で怒鳴り合い泣き叫ぶ修羅場になった。
「お母さんのやってることはおかしい!どうして下着の色まで決められなきゃいけないの?」
「親だからに決まってるでしょ!親の言うことは聞きなさい!」
「それなら私もお母さんの下着の色勝手に決めるね。自分がされたら嫌でしょ?」
「親に向かってその態度は何だ!」
「親子以前に私は人間だよ!人に向かってその態度は何だ!」
「殴るぞ!」
「じゃあ私もお母さんが逆らったらハンガーで殴るね!」
「親を殴るとは何事だ!」
「だから、それ以前に私は人間だ!人に対して暴力を振るうとは何事だ!」
この返しを思いついたのは現実でも夢でも初めてだった。私はいつも親の屁理屈というか、屁理屈ですらない恫喝に丸め込まれてしまっていた。
延々とこの堂々巡りを続けた。家に帰れば殴られるのが分かっていたが、私は引かなかった。
「お母さんに勝手に下着の色を決められて不愉快な思いをしたので、それをやめて謝らないなら私もお母さんの下着の色を強制する。嫌がったらハンガーで殴る」
私はひたすらこの条件を主張し続けた。親がハンガーを振り上げる。私も咄嗟にもう1つのハンガーを掴み親を殴った。
物で殴り返したのは初めてだ。
毒親の悪夢を見ている時いつも、親に言い返そうとすると何故か声が出なくなる。そしてどうしようもなく涙腺が緩む。涙ばかりが流れ、かすかに囁くような声しか出せなくなる。それをまた馬鹿にされる。そして諦めるか、必死に叫ぼうとしながら目が覚めるかのどちらかだった。
今回の私は諦めず目も覚めなかった。ほとんど息しか出なくなった声帯で懲りずに同じことを主張し続けた。
大人の体になりハンガーを手にしている私を、親は本気で殴ってこなかった。結局脅しでしかないのだ。知っていた。誤魔化すように軽くぺしぺしと叩かれた。構わず私は殴った。これも何故か力の入らないフニャフニャの腕で、それでも出来る限りの本気で親を殴った。
「あんたの格好があまりにもみっともないから。あんなブラが透けた格好して恥ずかしい!馬鹿じゃないの?あんたのためを思って言ったんだよ」
言い訳をし始めたが、そもそも私は白のキャミソールを探していたので透けたまま外に出る気などなかったこともスカスカの声で説明した。
「そもそも、部屋で一瞬みっともない格好になったから何?そういうミスをずっと引きずって馬鹿にするのはただの意地悪だと思うけど」
「何度も言うけどあんたが親とか以前に私は人だ。人に対してその扱いはおかしいだろ。他人同士なら法で裁かれる案件だけど?それをすぐにやめないなら、私はあなたに同じことを要求し逆らえば同じ罰を与えます。自分がされたらどれだけ屈辱的か分かるでしょ?今私に下着決められるのをそれだけ拒否するくせに、私に同じことをしたんだよね?」
初めて親が折れた。親は謝らなかったが、すったもんだの末、私が適当に指定した下着を諦めて渋々身につけた。
そして目が覚めた。
いつも毒親の悪夢を見ていた時と同じように、全身汗びっしょりで喉はカラカラに乾いていたが、今までにない爽快感があった。
こんな単純な反論を今まで数十年間思いつかなかったなんて。
夢で親に勝っただけで、現実は何一つ変わっていない。現実の親はまた、都合のいい時だけ連絡してきて、私に対して支配的に振る舞うんだろう。
だけどその時の抵抗の仕方を夢に教えてもらった気がする。