はてなキーワード: 主婦とは
同時通訳できるような高等教育受けてるのに専業主婦になるんだったら高等教育要らなかったな
金が無駄になっている
高等教育受けた者は男女問わず専業主夫主婦にならずに労働して税を納めるから、専業になる時に教育費の国庫返還をして、そのお金を弱者救済に充てればいいと思う
実際に「高学歴エリート女子」+「お世辞にも美人とは言えないし恋人いたことない歴イコール年齢だが仕事はできるし高収入の人」+「(結婚後の)苗字は女性側」という前提条件で一定期間お付き合いしてみて、自分がソウイッタ異性と結婚できるか否か判断するのは大切かと。
世間一般で言う「家事全般をこなす主婦」の「主婦→主夫」と置き換えられる方なら問題ないだろうし、(少しでも)違和感を感じる方なら再検討した方が良いかと…
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 110 | 13939 | 126.7 | 49 |
01 | 57 | 12655 | 222.0 | 80 |
02 | 36 | 11208 | 311.3 | 49 |
03 | 18 | 1435 | 79.7 | 27.5 |
04 | 40 | 2838 | 71.0 | 46.5 |
05 | 20 | 1782 | 89.1 | 79 |
06 | 34 | 2629 | 77.3 | 49 |
07 | 56 | 8546 | 152.6 | 72 |
08 | 75 | 8070 | 107.6 | 56 |
09 | 104 | 9149 | 88.0 | 47 |
10 | 131 | 19990 | 152.6 | 53 |
11 | 195 | 18906 | 97.0 | 39 |
12 | 209 | 19370 | 92.7 | 42 |
13 | 191 | 16349 | 85.6 | 49 |
14 | 139 | 9472 | 68.1 | 40 |
15 | 131 | 11256 | 85.9 | 33 |
16 | 152 | 12625 | 83.1 | 47 |
17 | 140 | 16358 | 116.8 | 41 |
18 | 140 | 22442 | 160.3 | 39.5 |
19 | 163 | 15757 | 96.7 | 41 |
20 | 152 | 15322 | 100.8 | 43 |
21 | 171 | 12032 | 70.4 | 32 |
22 | 100 | 13852 | 138.5 | 68 |
23 | 131 | 15863 | 121.1 | 36 |
1日 | 2695 | 291845 | 108.3 | 44 |
木簡(15), オッカム(27), 燃料電池車(6), セレブバイト(30), 同時通訳(34), 水素ステーション(5), 家政学(3), 措い(11), サーモンラン(4), everlasting(3), 細川たかし(3), 東大卒(9), 軽(14), 専業主婦(37), 主婦(21), ジェンダー(37), 任天堂(10), 階級(9), 正規(10), フルタイム(6), 補助金(8), 庵野(10), フリーランス(10), 研究者(16), 非正規(13), 実況(10), 格差(23), ネタバレ(14), 五輪(19), 自民(16), オリンピック(35), 賛成(16), 中止(21), バイト(27), 東大(22)
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セレブバイト問題は、マクロな社会構造で見ればこれは完全にジェンダー差別の問題。これは絶対に否定できないし、すべきではない。これは強調してもしすぎることはない。
ただミクロで見ると、男性が一方的な加害者で支配者であるかのような議論も明らかな間違いである。「主婦/夫でセレブバイト」という人生の選択肢は、女性は消極的には存在するけれども、男性には消極的にすら存在しない。「博士号をとったのに無職」という人で、女性と男性とで向けられる視線は明らかに違う。どんなに「リベラル」な人であっても、「博士号の無職男性」に対して、「男のくせに何やってんだ」というネガティブな感情を持つなというのは難しい。百歩譲って研究の世界では理解してくれる人が多いとしても、家族や親戚からの視線はきわめて厳しい。女性にも全くないとは言わないが、「職がないこと」に対する差別的・侮蔑的な視線は男性の側のほうに圧倒的に強い。
そもそも、正規・常勤職の世界と、非正規・無職の世界は分けて考えたほうがいい。日本でこの二つの世界が分断されていることは誰もが知っているのに、なぜかジェンダーに関する問題を議論すると、みんなの頭から抜けてしまっている。繰り返すように、正規・常勤職の世界では、女性は圧倒的に差別・排除されている。しかし、非正規・無職の世界になると、逆に男性の方が差別的な視線をはるかに受けやすくなっている。つまり非正規・無職の世界の男性から見れば、「女性は恵まれている」ように見えるのはごく当然なのであって、それを単なるジェンダー的偏見として切り捨てるべきではない。
オッカム氏の間違いは、フェミニストに突っ込まれないようにジェンダー問題ではない、などと言ってしまったこと。非正規で将来が不安だった時代に、「セレブバイト」の女性を見て、それが男性と違って社会的に完全に許容されていることについて、理不尽さへのモヤモヤした感情が沸き起こるのはきわめて自然である。これはジェンダーの問題にほかならないのだから、正面からジェンダーの問題として論じるべきだったと思う。
主婦以下やんお前
主婦って落ちぶれてるの?
単に高等教育を受けたってだけと同時通訳者をやってるはちょっと違う話でしょ・・
自分の祖母とかも一応高等教育に分類されていた学校には言ってたけど、外国語力とかに直結してないぞ・・むしろ家政系だから主婦力がついたって感じだったらしいし
情報が少ない時代にひとりの田舎出身の研究者の狭い世界観で見ると、自称専業主婦のパートタイム同時通訳者は高等遊民に見えた、地元では高スキル者は専業主婦にならないと思ってたので主婦にまで高い教育が行き届いている東京すごい、とカルチャーショックを受けたってだけの話だろ。
その同時通訳の人がどれだけ苦労してその職を得たとか、専業主婦を自称したのは謙遜だとか、同時通訳はフルタイムよりフリーランスの方が動きやすいとか実際の話はどうでもいいの。主婦がコンビニバイトレベルの待遇で非常勤講師してるとかどうでもいいの。お前の見てる世界観もどうでもいいの。ついでにいうと今のオッカムや俺の見てる世界観もどうでもいいの。
これ、本人の
「「専業主婦ですよ」と言われたのです。」
から直後のリプで既に
「状況によっては「普段は主婦です」とは言うかもしれませんね。」
って表現が変わってるところが凄いよな。
に書き換えられてる。
オッカム擁護する人も批判する人も「オッカム個人の素朴な感想」が本当という点は疑ってなさそうだけど本当とは限らないから
ツイートではあっさり触れられているが、
というまあまあの量の情報を、それも「皆さん」のぶん手に入れたらしい。
https://www.issjp.com/tsuyaku/system
多分3、4人いたのだろう。それを全員分である。(2人しかいないなら"皆さん、専業主婦だった"とは普通言わないと思う)
現代ならネットがあるから後で通訳の名前で検索してブログ見つければいろいろわかるかもしれないが、
オッカムはhttps://twitter.com/oxomckoe/status/1397675703768731649 にあるとおり1971年生まれなので北大助手時代に通訳者の情報をネットで調べることは多分できなかっただろう。
通訳派遣業者が通訳の個人情報をホイホイ明かすわけはないから、オッカムは通訳者と直に会話してこの情報を手に入れたはずである。
せっかく世界中から同じ分野の人が集まっているのに、通訳とのおしゃべりに夢中になっている研究者など想像もできない。
通訳から似たような身の上話を聞いた研究者が大勢いるはずである。
もしいるならばオッカム嘘つきかもしれない説は完全に間違いなので取り下げて謝罪しようと思う。
オッカムが初対面の"高学歴と語学力でキャリア志向のない妻"と例外的に話を弾ませられる社交的な人ならば、"迎えることは想像もできな"いわけないだろう。
"一月に2〜3日しか太陽の出ない土地でガリ勉" "一回ゼロにしないと俺はもうこの世では浮かび上がれない"などといかにも内向的で暗い人間のように自己紹介するのはおかしい。
(太陽が出ないことと暗い人間かどうかは関係ないと思うがオッカム自身はこれを自分の暗さ不器用さを表すために使っているようだ。まるで葬式シーンで雨を降らせるように)
それともオッカムはふだんは内気で女とまともに話せないのに通訳とだけは積極的に話せたのだろうか? 絶対ありえないとは言わないが考えにくい。
「A君は栄養バランスのとれた健康的な食事をとっていました。なおプロテインの話は置いておきます」とか言ってる人がいたら完全に嘘だし、
「細いベルトをつけている人が多かった。なおファッションの話は置いておきます」でも嘘だし
「なんと、全員主婦でした。彼女らの旦那。妻を迎えられない。なおジェンダーの話は置いておきます。」も嘘だ。置くどころか積極的に取り上げている。
これが仮に
「Bさんは女性だったので薬を処方する前に妊娠しているかどうか確かめる必要があった。なおジェンダーの話は置いておきます」なら生物学上の性にのみ着目しているんだろうとわかるが
主婦とか旦那とか妻とか社会的な性を出してきてジェンダー置いておくは無い。
オッカム擁護する人は「オッカムは地方と東京の格差について語っているんだ。ジェンダー格差の話はしてないんだ」と言ってるみたいだけど、
連続ツイートhttps://togetter.com/li/1724936 で地方と東京の差について言及してるのは1,3,6ツイ目、ジェンダーについて言及してるのが2,3,4,5ツイ目だからジェンダーの方が重視されてるように見える。旦那だの妻だのは言うのに地方での学歴事情は説明しないツイが東京地方格差に着目してるなどと言われても困る。
あとオッカムがどれだけ地方東京格差に注目してるかどうか怪しい。前半の"北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主"は確かに北北海道には高学歴が少ない、地方東京格差は存在するんだという主張とわかるが
後半のまとめ部分に位置する"高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった"は東京(の男)と北海道(のオッカム)のどういう違いを指してるのか文章からでははっきりしない。北海道の平均的学歴はともかくオッカム個人は北大だから高学歴だし"研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかも"とも言っているので学業面を指しているのではないことは明らかだ。
それなら別の面での格差かもしれないが、学業面以外の地方東京格差にオッカムは言及していない。だから"彼女らの旦那"とオッカムを隔てる"絶対に勝てない"壁が東京地方格差に由来すると主張しているとは読み取れないのだ。
オッカム先生はもともと、北海道の裕福でない家庭で生まれ育った自分の境遇と、階級格差・地域格差への怨嗟をたびたびつぶやかれていました。たとえばこれとか。オッカム先生にとっては、その境遇から脱出するための唯一のキャリアパスが、大学の研究職になることだったということで、「うちには資産がなく告げる(sic)仕事もなく、もう大学組織に雇われるしかない。それで業績や大学の規模やステイタスに拘りました」とか、「私はガリガリ亡者のように(大学教員)職を求めていました」みたいな話はよく書かれてました。今回消されたツイートの中にも「大学に職を得られないなら死ぬつもりでした」というのがありました。地元dis・ご実家disについてはやや自虐芸が過ぎるようにも思ってましたが、それは個人的境遇についての説明とモチベーションにつながる話でもありますし、自分もこういう文化資本を含めた階級格差・地域格差がアカデミアでのキャリア形成に及ぼす影響(再生産)というのは、充分考察・検討に値する問題だと思っています。
そういった背景のうえでの、件の炎上について。オッカム先生は、国際会議の同時通訳をやれるほどの能力を持ちながら、研究もしていなければ常勤でもない既婚の女性達を見て、
北大助手時代に「東京は恐ろしい所だ」と思ったことが一度だけあります。国際会議のロジやっていた時、同時通訳を派遣してもらいました。最初は研究者なんだから通訳くらいできるだろうと思ってたのですが通訳は甘いものではなくまるでうまくいかなかったのです。まして同時通訳など訓練なしには無理。
アカデミアの国際会議でしたから専門用語だらけですが、事前に資料渡しておいたら、それはそれは見事な同時通訳がなされました。通訳者はすべて女性だったのですが、これが皆さん、専業主婦だったのです。東大やICUを卒業した専業主婦です。セレブバイトだったのです。
東大やICUや東外大(ICUや東外大は大学院を駒場で修了してたりする人もいました)出身者が専業主婦やってるのです。ジェンダーの問題は本件ではちょっとおいておきます。とにかく北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした。
繰り返しますが、ジェンダーの問題は専門外なのでおいておきます。彼女らは比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかしキャリアをガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那のパートナーとして読書し語学を磨き子育てしている。雲の上より私には高かったです。
あり得ないのです。あり得ない世界だったのです私には。研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない。一体どんな世界なんだと背筋が凍りました。
という感想を抱かれました。当時その体験から受けた階級格差・地域格差の衝撃、圧倒的な語学力を持ちながら自分が切望する大学研究職というキャリアパスには興味を持たずに暮らしている(暮らせる)方々が存在することの衝撃をそのまま言葉にした結果、一連のツイートには、当時のオッカム先生がお持ちだったジェンダー観も交錯した形になり、そこが批判の対象になりました。
この「格差の衝撃」が、最終的に「自分と彼女達の旦那との勝負」(同時通訳者達の配偶者男性のことは、それまで話題に一度も登場していないし、そもそも研究職かどうかもわかりません)になり、しかもその彼らに自分は「絶対に勝てない」と勝手に敗北感を抱いてしまう…というくだりについては、多くの方が「もしかしてオッカム先生は、『男性の価値は、配偶者の属性や能力や、その配偶者を専業主婦として養えるかどうかによって決まる』という価値観をお持ちなのではないか?」という風に読まれたようです(自分も、素直に読んだらこの文章の意味はそうなってしまうように感じます)。そこで「トロフィー・ワイフ」という言葉を出して批判する方々も出てきましたが、オッカム先生は、この言葉を使ってオッカム先生を批判する方々に対して「女性はモノじゃないでしょう」「私、思いつきもしませんでした」と非常に憤られています。
もうさ、「トロフィー・ワイフ」という言葉がふっと思いついた人が2桁いるんですよ、確認した範囲で。どんな人生送ってきたんだと思うし、女性はモノじゃないでしょう。私、思いつきもしませんでした。
そして、「思いつきもしなかった」理由として、
思いつきもしない理由を考えてみました。
あともう一つ、アメリカ研究では、人種とジェンダー研究が盛んです。だから、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究を死ぬほど聞きます。だから「ジェンダーのことは置く」としたのは、自分のような政治史はジェンダー研究者から見たら子供レベルだからです。でも他分野の人よりは知ってます。
と言っています。オッカム先生は、ご自分が「自分が性別で他者を差別しない」方だと考えられています。なぜならアメリカン・スタディーズは半分以上女性の、実力の世界だし、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究を死ぬほど聞いているからです。これに説得力を感じるかどうかは読者の皆さんによって異なると思いますが、自分はちょっと、皆さんから指摘されていることの肝心な部分が伝わっていないのかな、と思いました。
もうひとつ、同時通訳という仕事について。同時通訳というのは、通訳・翻訳界のひとつの頂点で、その中でも国際会議などの同時通訳案件を請けられるのは本当のトップクラスの人材です。同時通訳というのは、どこに専門性があるかが誤解されがちな仕事で、語学力があればできる仕事…たとえば「米国からの帰国子女で、英語・日本語どっちも十分な語学力があれば、同時通訳ができる」という風に思われる方も多いようですが、実はそうではないのです。
英語を話される方なら「英語脳と日本語脳を切り替える」みたいなイメージは割と湧きやすいと思いますが、同時通訳というのはいちいち脳を切り替えてはダメで、「2つの言語モードを、脳のなかで同時並行で走らせる」という特殊な訓練が必要です。これは2言語ネイティブであってもなくても、練習なしには極めて難しいことです。
自分は同時通訳なんてとてもできませんが、一時期フリーランスの書籍翻訳をしていました。翻訳業界では「米語ネイティブで日本語も達者な人なのに、英日翻訳をやってもらったら商用出版に耐えないクオリティだった」ということをよく耳にします。頭が英語のモードのまま日本語に翻訳をすると「単語を日本語に置き換えた英語」になりがちで、日本語ネイティブが読んだときに不自然だったり意味が通らなかったりすることが多いのです。だから頭を日本語のモードに変えて、自分は英語原文を知らないというつもりで読み直して、それでも意味が通るかどうかを検証しています。
同時通訳者というのは、これをリアルタイムでやる仕事です。頭をフル回転させて、耳から入力された言語Aの内容に意識を研ぎ澄ませつつ、語り手の立場、聴き手の立場、その場の文脈などを加味して、最も適切な言語Bでの表現を選び出して、言葉として淀みなく紡ぎ続けるわけです(個人的には、同時通訳者さんの脳内では将棋や囲碁などの知的ゲームのトッププロ並の情報処理が行われていると思っています。「アスリートに近い」という人もいます)。想像していただければわかると思いますが、同時通訳は脳にかかる負荷がものすごいので、長時間はできません。国際会議などのように尺が長い場合は、複数の同時通訳者をアサインして、15分交代でやります。休憩中はしっかり糖分を取る人も多いようです。業界トップクラスの年収数千万円レベルの方々でも、持ち時間の終盤にさしかかってくると、徐々に言葉が途切れたり、不本意な倒置などが増えたりしてくることがあります。それほどハードな高度技術職なのです。日本トップクラスのフリーランス同時通訳者の田中慶子さんのお話( 日本トップクラスの同時通訳者が明かす、英語で困ったときの切り抜け方 - ログミーBiz)など読むと、その内実が伝わりやすいかもしれません(ちなみに田中さんは帰国子女ではなく、高校まで愛知で育った方です)。
また、担当分野に関する深い知識も当日までに身に付けなければいけません。通訳業界ではしばしば「その場にいる人の中では、通訳が一番話題に疎い人物」みたいな言われ方をします。商談でも政治交渉でも学術会議でも、母語は違っても同じテーマについて語りたい人達が集まって話す場なので、通訳以外の参加者達はテーマ自体については深く理解しているのです。その2者の橋渡しをするのがその場で一番アウェイな通訳だと考えれば、どれほどの事前準備が必要か、というのは想像に難くないと思います。
こうした仕事の性質上、企業の常勤正社員で、毎日同時通訳ばかりしている方はあまりいないと思います。契約社員などでの社内通訳というポジションもあるにはありますが、数は多くなく、そういう方々の中にも将来的なキャリア形成として、より高収入で仕事も選びやすいフリーランス通訳者を目指す方は多いようです。オッカム先生がおっしゃられている状況を考えると、会議にいらしたのは、おそらく首都圏でサイマル・インターナショナルなどにエージェント登録されているクラスA以上のフリーランス通訳者だと思います。おそらく全員が、事前に当該分野・当該テーマについての予習をみっちりして、前日に首都圏から北海道に飛行機で前乗り込みして、複数人の体制でブースに入って、アカデミックな話題について原稿なしの同時通訳をやられたのではないかと思います。トータルの拘束時間は3日ぐらいかかっているのではないでしょうか。そういうプロフェッショナルの同時通訳者の方々が、その時はみなさん既婚の女性だった、という状況なわけですが、自分はこれを「キャリアに興味がない専業主婦のセレブバイト」と呼ぶのは無理があるし、そう言いたくもないなあと思います。この表現には「有閑階級で時間がある主婦だからこそできる、暇つぶしの趣味的な仕事」というニュアンスがどうしても漂いますが、仕事の実態はとてもそんな風に軽々しく言えるものではないし、だからこその高給でもありますし、将来につながる立派なキャリア職でもあるからです。
炎上ツイートの冒頭を読むと、同時通訳が「訓練なしには無理」のハードな仕事だということはオッカム先生も認識されていたようなのですが、そういう高度技術職に携わっている既婚女性達が、〈既婚〉で〈女性〉という手がかりだけから「比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかしキャリアをガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那のパートナーとして読書し語学を磨き子育てしている」と推定して、「専業主婦のセレブバイト」という評価に到ったのは、当時のオッカム先生が同時通訳という業態についてそれほどお詳しくなかったこと、お話をされた同時通訳の方がご自分のステータスについて「専業主婦」と仰ったこと(どういう質問に対してこの答が出てきたのか、答えられた方がどういう思いでこの言葉を選んだのかはわかりませんが)、男女の性別役割に関して当時お持ちだった先入観が絡まり合っていたこと、の3つによるのではないか、と感じます。
過去の物の見え方は物の見え方として、問題なのは、帝京大学教授として後進指導にあたる立場になられたオッカム先生が、当時ご自分がお持ちになられたそうした印象をどう考えられているか…なのですが、今日までのつぶやきを拝見すると「当時の自分の物の見方には、今からしたら偏っていた部分もある」といった形でそれを相対化する振り返りは自分の見た限りではあまりなく、むしろ一部の批判に対しては訴訟をする決意を固められているようです。自分は正直、事態があまり好ましくない方向に向かっていると感じています。
だから俺はフェミニズム論は男社会の中で権益を求めるものだって主張してるんだよ。
現状には女社会はほぼ残っていないのだし、それが嫌なら男は女社会の再構築の支援をするしかないんじゃないか。
フェミニズム論が男社会の中で女性に向いた仕事を一種の権力を用いて斡旋してもらおうとすることは仕方のないことなんだよ。
だって身体能力的に炭鉱夫できないんだし、どう考えてもそうするしかないわけで、それを非難するのはおかしい。
非難すべきは女性が男社会へ進出せざる得なくなった社会構造の方だ。
もし女社会の再構築をするのであれば複数の核家族を統合し1集団家族をいくつも作り、1集団家族毎に独立した生活機構を設けさせる。
まぁこんなことを現代社会で国あたりが強制的にやったら余裕で憲法違反だろうけど。
もし実行するとしたら過去の大企業がやっていたような社宅でやれるんじゃないかな。
大企業が社宅エリアに共同炊事場と託児所を設けて、主婦(主夫)が持ち回りでそれらを運営する。
主婦(主夫)たちは毎日出勤しなくても回る。特に調理なんかは現代だと機械化されてるし人員はそこまで必要ない。
【追記0】
誹謗中傷と批判の違いは「事実に基づいているかどうか」で判断されるべきだと考えます。
氏を「ミソジニー(女性嫌悪)」「女性蔑視」と断言する批判は事実に基づかないもので、かつ人格を否定するものです。
b:id:nitino 氏、事実に基づいていないのにミソジニーや女性蔑視のレッテルを貼って回る行為、それも正当な批判だと言えますか?
で、反論するなら下の追記1に書いた、その理路について反論してほしいと思う。
ちなみに「〜から明らか」とか「〜以外には受け取りようがない」と主観に依拠したり、
氏のツイートにない文脈(大学の非正規職員ガーとか)を勝手に付与したりしても、それは反論の体をなさない。
(ちなみに「専業主婦」「同時通訳の仕事は安い」はオッカム氏が同時通訳の方本人から聞いた言葉です。お間違いなきよう。
https://togetter.com/li/1725725?page=8 )【追記ここまで】
意図は違ったとしても気づかずに女性蔑視してますし、気づかないのもやばいですよという指摘なんですけどね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4703593191158935938/comment/vanillayeti
三毛招き @mikemaneki
「ジェンダーは専門ではない」というのをミソジニーを垂れ流す言い訳にすんなよ。通訳の仕事をやってる時点で「専業」主婦じゃない。
フラクタルな煮凍り @ribsleftrurs
何度でも書くが氏の文章はミソジニーや女性蔑視、トロフィーワイフのような背景思想がなければ書けない文章であり、読解力云々以前に氏と同じ色眼鏡をかけていなければそのようには読めない文章にしかなってない。 本当にそれが内在していないのであれば壊滅的に日本語が下手糞という目も当てられない結果に落ち着くだけ。 むしろ自称するように海外の価値観で物を見れるだけの環境や教育、仕事をしているのにも関わらずここまで根深く染み込んでいる「田舎の価値観」というのは本当に恐ろしいなと思うよ。
打ちのめされ余裕のないときにこそ、人間の本性が現れるという話もございましてだな。女には俺より無力であってほしい、俺よりできる女を「モノ」にする都会の男が羨ましいって話は充分に浅ましく差別的だよね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4703593191158935938/comment/cleome088
cleome088氏の「俺よりできる女を「モノ」にする都会の男が羨ましい」は酷すぎるな。
【追記1】
「研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない」という氏のツイートを、
「俺よりできる女を『モノ』にする都会の男が羨ましい」、
あるいは「自分はどんなにがんばってもこんな嫁をもらえない」
と曲解して憚らない人がいることが、驚き。
「高学歴と語学力でキャリア志向のない」女性をそれまで知らなかった、衝撃と畏怖だったと書いているの、敢えて見落としているのかな。
能力では分からないけれど、そうした女性と知り合うことすらなかった『環境』を比較して「旦那に勝てない」と思ったのだって、分からないものかなあ。
何のために「東京は恐ろしい所だ」から書き始めてると思ってんの?
そもそも存在を知らないのだから「妻に迎えるなど想像もできなかった」という発言は当たり前の感想で、トロフィーワイフと全く無関係だよね。
【追記2】
araikacang氏、でもさ、たったこれだけの昔語りでも、もし「大学教員がTwitterで女性蔑視発言」とか間違って報じられたら、本人は職を失いかねない訳でね。
そうでなくとも、もう十分名誉毀損のレベルだと思うのよ。その指止めようはとっとと仕事しろよと思う。
最近の、お母さん食堂の炎上なんかを見ていても、ジェンダーの議論が『消毒』の方に向かってるの、リベラリズムの観点からは相当やばいと思うんだよね。
お母さん食堂のネーミングがジェンダーの固定化をもたらすなんてエビデンスはどこにもないのに、「その可能性/恐れがある」って理屈でやめさせようとする(ファミマがやめてないのはあっぱれだが)。
その可能性に触れたらアウトってのは、リベラリズムの対極にある発想なんだが、どうしちまったんだろう。
【追記3】
take-it氏、「強姦された女性が『男は獣だ』と発言」て、そんな犯罪性の高い案件ですか?
本気で言ってます?
その雑な例えが通るなら、主席を批判したら「お前は強姦魔だ」と紅衛兵に吊し上げられてる様の方がよほど近いと思うけど。
ポジションの話だけに持っていくのは、やめましょうよ。
【追記4】
元ツイは「自分はどんなにがんばってもこんな嫁をもらえない」で終わってるので、やはりミソジニーど真ん中なんだよなあ。加えて性別故に安定キャリアを拒否された女性の苦しみに無頓着な無意識の差別。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4703692319054135618/comment/aquatofana
「自分はどんなにがんばってもこんな嫁をもらえない」と氏は言っていない、ということを追記で説明しているのだが、読んだ上で反論してほしいものですね。
・「高学歴と語学力でキャリア志向のない」女性をそれまで知らなかった、衝撃と畏怖だった、
・能力では分からないけれど、そうした女性と知り合うことすらなかった『環境』を比較して「旦那に勝てない」と思った
という解釈がおかしいということなら、具体的に指摘してくれませんかね。
「やっぱりミソジニーど真ん中!」では、主観による印象論以上に、何も言ってないのと同じですよ。
【追記5】
(突っ込まれたので補足)
同時通訳じゃあないし、狭い業界だから書くと差し障りがあるから、業種関連は全くの嘘だけどね。
うちの嫁さんがまあ、セレブバイト系の人なんですよ。これは嘘の職業だけど、流しの傘張り職人ですわ。ちな、セレブなのはアタシが大金持ちなんじゃなくて、ご実家がごんぶとなお陰なんですけどね。
嫁さん、地方名家のお嬢様で、東京提灯大学の提灯専攻で修士取ってから、実家仕送りで数年フリー傘張り師。ほら、提灯張りと傘張りって、業態的には似てるでしょう(本当はどうだか知らないので、本物の傘張り師・提灯師の人は目くじらを立てないでください。和紙を骨に糊で張る、という点に共通項を見出しています)。ああいう人はボーっとしてると、教授がどっからともなく似たような業態業種で学歴活かせるポストだけど専業だとちょっとめんどいな、みたいな商売を斡旋してくれるんですよ。沢木耕太郎がルポ屋さんになった時みたいな感じ?あれですわ。
すったもんだでアタシと引っ付いてあとは”主婦”。アタシ?申し遅れました、東京提灯大学で骨組学士取った後、1000万には到底届かぬしがないリーマン図面引きをやっております増田、毛は減ってるけど増毛の増えるに田んぼの田でまーすーだ、と申しますいつもお世話になっておりますハイ。
話を戻すと、嫁さんは元の傘屋さんとはお付き合いがあるから、繁忙期とかは未だに傘張り引き受けるし、これは結構な仕事です。手狭なうちもシーズン中はホネで足の踏み場もない。でも本人主観は「主婦」なんだよねぇ小梨だけど(そこにアタシも異存はないので為念)。んで、「スキルスキルキャリアキャリアキィィィィィ」みたいなことは当然ない。だって、出来て当然のことなんですわ、傘張りぐらい彼女にしてみれば。いちいち呼吸するときに「スキルスキルキャリアキャリアキィィィィィ」みたいなこと考えないでしょ、出来て当然のことだから。
とはいえ、世間に流しで傘張り師できる人材ってのは需要の割にはそう居ない。なので根強く出番があるわけです。出来て当然で、小遣い稼ぎになってお付き合いも果たせるし世間とのつながりにもなる。ご親戚づきあいでも「傘張り師でして」というと通りがいい。実際傘張りも面白いから捨てるに忍びない、じゃあやっとくか、みたいな感じ。まあ正確に事情聴取したわけじゃないんだけど、傍から観察するにそんな感じです。
飯のタネじゃあないけどボランティアとも言い難い。仕事の認識はあるんだけどね。世間には、そういう豁然とわかれていないモヤっとしたスキマみたいなものがたまにあるんですよ。人口が多くなると、その分そのモヤモヤも多くなる。そのモヤとアタシは折り合いつけて暮らしてる、そんな感じです。向こうが本当にどう思ってるかは、分からないんですけどね。
青色申告もしてるけど(マウス舐め舐め弥生会計するのはアタシ)、年によって年収はこっちと刺しつ刺されつですは。まあ、それ以上にご実家からの配当があるんですけどね・・・。ただ、生活費一式はこっちが出していて、莫大に稼いだ金がどこにどうなってるのかは全く不明です。総資産額については恐ろしくて聞き出せません。