はてなキーワード: 主婦とは
自分で会社やってる友達と、その友達の友達と一緒にお昼一緒に食べることになった。
3人で適当にそこら辺の店に入るのかと思ったら、「ここおいしいんだけど、どう?」って友達の友達に見せられた。
友達は私がパートタイマー主婦って知ってるから「大丈夫?」って聞いてくれた。
「え?あ、大丈夫大丈夫!」みたいな返事したら、すぐお店に3人入れるか確認の電話入れて、タクシー止めて5,6分でお店に到着した。
タクシー代はスイカで払ってくれたから私は払わなくても良かった。
追加で何か頼む?って話になってメニューチラ見したら、5900円/100gとかの数字が見えた。
会計は二人が部屋を一緒に出たときにすましてくれたみたいだった。
1万オーバーを覚悟して「いくら?」って聞いたら「一人3000円ね」って言われてたから拍子抜けした。
けど一瞬で(あ、友達が私の分も払ってくれたんだ)ってわかった。
有難く、その心遣い受けることにした。
本当の値段はあえて聞かなかった。
ギルドに着きました。
元々そんなに人が居ないのか、時間帯のせいなのか、すいていたので、受け付けカウンターのようなところへ行く。
「お、お貴族様……じゃないですよね?」
そうじゃない旨、身なりについてはあまり触れてほしくない旨等を説明すると快く話を聞いてくださった。
「果物屋の親切な人に聞いたらここでお仕事を斡旋してもらえるということでしたので」
「まあ、そうですね。なんでもかんでもあるってわけじゃないですが。それで不躾ですが、御職業のほどは?」
「主婦でした」
「主婦……?」
「ええ、家事全般ならなんでもこなせます。料理もそんなに凝ったものでなければ」
「あー、じゃあ駆け出しってことですね」
「かけだし?」
「家政婦……メイドさんとか、そっち系ですかね。お掃除とか。それかレストランでのウェイト……給仕とか……」
「そうなんですか?」
ギルドの子の話では、家政婦のような人を雇うのは貴族か余程の大商人でしかない。
貴族に雇われるのは下級貴族とかの人で一応貴族社会にゆかりのある人に限られているそうだ。
最下級の貴族さんは人を雇う余裕もないか、あったとしても同じ最下級の貴族さんとかを雇うとか。
大商人的な人達が雇うのは、コネのある人が多いらしい。商会で働く人の家族とか親戚とか、精々その人に紹介された親しい人で枠が埋まる。
レストランもそんなに大規模なものはこの街にはなく、家族経営の食堂とか一人でやってる半セルフサービスの店しかない。
「困りましたね。ここに来れば何とかなると思ったんですけど……。お恥ずかしながら一文無しなんですよ」
「一応そういった駆け出しの方への救済措置として、1週間の宿泊施設と、お食事代は御貸しする決まりにはなってます。あとは簡単なお仕事のあっせんと」
「そうなんですか。ではお願いしたいんですけれど」
「といっても……。最近利用者が居なくて、お部屋のほうが凄く汚いですし……。簡単なお仕事といっても……その女性で活躍してる方は多いですが……その……なんというか」
言いにくそうにしているが、ここは押し切りましょう。
「これでもそれなりには体力あるんですよ。なのでぜひ宜しくお願いします。お部屋も掃除道具を貸してもらったら自分で掃除しますので」
「……そうですか……じゃあ一応見てみます?」
前回のバイトの日は、出勤直前に雨が止んでしまったせいで、ものすごく混んだ。自動車税の駆け込みが多いのきつかった。
オーナー判断なのか本部の差し金なのかわからんけど、レジカウンターの横の中華まん什器跡地に、広々としたジャンプコーナーができた。ジャンプというか、鬼滅の刃と呪術廻戦のコーナーかな。
鬼滅はともかく呪術廻戦は中学生以上にしか流行らないだろうと思っていたのだが、最近、小学生も呪術廻戦のグッズやお菓子に反応するようになった。反応するだけであまり買いはしないけど。親も子供が呪術廻戦のグッズを欲しがっても鬼滅のものほど買い与えようとしないように見える。
私が呪術廻戦は名前だけ知ってるけどまだ観たことないと言ったら、フリーター女子さん18歳から熱くおすすめされた。prime0円なので是非!! と。
「買うんですか!? すげえ!!」
「あっじゃあやっぱレンタルにしようかな……」
と、なんか気弱になった。
という話を、20時に出勤したAさんに話したら、これだから非オタはwとシフトリーダーを鼻で笑った。
夜遅くだがやけに混雑した最中に、母娘の二人連れのお客様が来店、なんとかという雑誌がいつ入荷するか教えて欲しいと言う。それで雑誌の納品後の検品を担当しているAさんに応対を替わってもらった。レジ一つ塞がってしまったので、会計待ちの長い列が出来てしまった。最近毎回思うけど、コロナのご時世、20時以降のコンビニ全然暇じゃない!! お問い合わせは昼間にお願いします!!!
「さっきの質問、今週に入ってから俺が知る限りこれで三度目です」
といった。なんでも、その雑誌は30代~40代くらいの主婦層向けの雑誌なのだそうで、なんか付録がつくらしい。附録がどーしても欲しいか転売目的だろう。先ほど問い合わせてきた母娘はなんかどっちも雑誌の推定読者層から外れていそうだったけど、転売目的か、母親の方が附録欲しかったのかなって思う。娘の方は十代後半~二十代後半くらいで主婦には見えなかった。それとも、附録がサンリオかディズニーか鬼滅かなんかとコラボしたやつなのだろうか。
そんなことがありつつ、絶え間なく忙しい日だった。
主婦は苦労しっぱなし。
あれ? ここはどこ?
そっか……あたし……死んじゃったんだ……
ふわふわしたところで神様っぽい人から説明を受けてたような気がするけど、あたし自身もふわふわしてたから何も覚えていない。
気が付いたら、なーろっぱ風の街並みの中にいた。
部屋着姿なのが恥ずかしい。
「あのーちょっとお聞きしたいんですけど……」
娘たちと一緒に見たアニメや暇つぶしに読んでいた漫画とかでなんとなく異世界のセオリーはわかってる。ほんとになんとなくだけど。
こういう時は果物やさんっぽいおじさんが優しい。
「ひょっとしてお貴族様ですか?」
「そーかい。変わった服着てるからてっきり変わり者の貴族が来たのかと思ったぜ。で、なんだ? 聞きたい事って。客じゃねーのか?」
「出来たら、そこの美味しそうな果物を幾つか頂きたいところですけど、多分お金がないんですよね」
「財布を忘れたのか?」
「ええまあ(現実世界に忘れたというか、神様から貰い忘れたというか。神様がお金くれたのかどうかはわからないけど)」
「で?」
「ええと、お聞きしてよろしいでしょうか?」
「ああ、多少はな」
やっぱり親切な方でした。顔は怖いけど。
「あの、お金もないので宿も取れないのですけど、こういう時ってどうしたらいいんでしょうか?」
「まあ、そうなりますね」
「そこをまっすぐ行って(中略)ギルドがある。ねえちゃんでもなにがしかの仕事はあると思うぜ」
お礼を言って、ギルドに行くことにした。
「主婦でも経済的に自立する方法があるんです!」とマルチ商法や情報商材に誘導するパターンもあるんだよなあ
社会的にも物理的にも引きこもりがちのコミュ障主婦なため、ぜんぜんコロナ疲れはない。
会食なんて役員でもやらない限りはありえないし、あっちこっちで固まって立ち話してる人達は正直苦手でうっとうしいから激減して嬉しい。
去年の今頃は世界がしんとしていて快適すぎて懐かしい位。庭仕事してる人すら少なくて本当に本当に快適だった。
外食は夫の希望でたまに行くが、あまり込み合ってなくてこれも快適。
ただ、リモートで家にいる夫が家にいるくせに子供と遊ぶこともコミュニケーションも全く増やさず(もともとめったになかったが子供と風呂にも全く入らなくなった)、通勤しないですんだ時間は睡眠昼寝うたた寝かゲームにだけ費やし、家事も育児も家族と過ごす時間にすらまるで費やさないでいて運動不足で腰が痛い、労り甘やかして欲しい的なチラッチラッをしてくるのがすごく鬱陶しい。
ちなみに通勤してないのだし、(昼・夕食どきだけ来て黙って席につくだけで、その時同じ空間にいるのに)子供もろくに構わないのだから、散歩するくらいの時間はあるはずだよね、朝昼夜五分ずつ歩くだけで筋肉のほぐれはぜんぜん違うよ、たった5分でもだよと話している。一年ちょっとの間、リモートワークしてる平日に散歩(自転車で飲み物やおやつを買いに出るのも含む)したのは十指に余るくらいの回数。1日に一回。散歩したら報告してきたりするが白ける。先月くらい初めて子供を誘って散歩しようとしたがもう子供も呆れてて拒否してた。それでつまらんつまらんと喚いている。
まあ、コロナの結果、夫にはかなり疲れを覚えている。