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2013-07-22

http://anond.hatelabo.jp/20130722131621

こちらはラノベ的なものを書いてる側です。

概ね記事には同意します。

そういう編集の方はいますし少なくないです。

その原因的な部分の考察なのですが、出版というのは非常に小さな仕事なんですよ。

コミカライズゲーム化、アニメ化の起点となる事が多いのでイメージだけは大きいですが、客観的に見てみれば、作者が書いて編集者編集し、出版社印刷費を出せば本はできるのです。取り次ぎや営業も定型化されているので、すごいことをしなければ、工夫も費用も余り必要ありません。

ライトノベルやその周辺ジャンルでは絵師さんがさら必要ですが、美少女ゲームに比べれば必要な絵の数は数十分の一です。しかほとんどがモノクロなので塗り師さんもいりませんし背景師さんもいりません。

なにが言いたいかというと、ラノベ出版は、美少女ゲームに比べ費用がかかりませんし関係するスタッフも非常に少ないのです(結果、完成商品の単価も安いです)。

その結果どうなるかというと、ある任意の一冊のラノベ出版が失敗をしても、その傷は浅くて済むのです。

もちろんそれが十冊二十冊と積もれば別ですが、単体の本がこけてもそこまで致命傷にはならない。

なんというか、総体としては大ダメージを受けないんですよ。もちろんその人が関わった作品は不作になる確率が高いでしょうがラノベ出版界隈全体がいつかしっぺ返しをくらうかといえば、くらわない。被害が限定的なんです。ラノベ出版界隈全体どころか、おそらく、そのレーベルすらくらわないでしょう。

こういう状況下では「内容的にはランダムものを手当たり次第に出して儲かったものの続編を書いてもらう」という戦略が可能になります

以上が、「あきらかにわかってない人間が作品制作に関わってる」、そしてそのままいられる理由です。

出版業界には「その本がどれくらい売れるかはバクチだよね」という文化があります。この文化はよい面も悪い面もあるのですが、元増田さんがあたった編集者存在、そういう人が生存できる風土というのは、この文化の負の側面の代表例ですね。

もちろんこれらはよいことではありませんが、なくなる方向には動かないかと思います

追記:

Webなんかでは「ラノベはそもそも自由に書けない/編集のいいなりになって書くしかない」というような意見を時に見ますが、それは間違いだと思いますよ。もちろん編集者からその種の圧力とも取れるアクセスがあることはありえますが、屈服を強要されるストレスというのは非常に大きいのです。そんなものに晒されながら長い間書ける人は多くありません。特殊だと言えるでしょう。現在本が出せている作家さんのほぼすべては、編集者からリクエストに、内容面で折り合いをつけられている(編集さんのリクと自分の書きたいものを両立させられている)のです。また元増田さんは断ったわけですよね。断る場合、当然本は出ないんで書店店頭という意味では可視化されませんが、そういう事例も非常に沢山あるわけです。つまり、本が出ていて出続けている作家さんは、何らかの形で折り合ってるんです。折り合ってない場合、そもそも本が出ないもしくは、引退と言うことになりますラノベ作家業=奴隷労働賃金をいただくというイメージは間違いですよ。

http://anond.hatelabo.jp/20130722152157

それは「ラノベの」ではなくて、「その新人賞の」もしくは「そのレーベルの」傾向、ってだけでは?

2013-06-20

喘ぎ声に紛れ込ませた言葉

数日前、20年来お世話になっている某メーカーAV監督の作品を見ている最中

たまたまボリュームを大きくしたところ、女優が喘ぎ声とともにこんな話をしているのがうっすらと聞こえてきた。

監督優しい言葉をかけてくれるから安心して体を任せられる」

彼氏に帰ったらまた殴られるかもしれない。どうしよう?」

「気持よすぎて余計なことを話しちゃった。気持ちよくなることに集中します。ごめんなさい」

「私の家が貧乏だって話しちゃったから、もう1本撮影するって言ってくれた。ありがとうございます

これらは女優の「セリフ」ではなく、男優と絡んだり愛撫の快感に身を捩らせているとき、喘ぎ声とともに発せられる「本当の声」なのだった。

監督はそういった女優たちのリアルな悩み、撮影時の不安を取り除きながら撮影を進めているのである

ところがこの監督はさすがにベテランだけあって、かなりボリュームを上げてもボソボソとしか聞き取れず、ボリュームを上げてもノイズにかき消されてしまう。

おそらくマイクが拾わない最小限度の声量で、囁くように話しているのだろう。

なぜなら、女優たちの話は相手が必要な会話形式のつぶやきが大多数を占め、女優たちの声や反応だけを聞いていても、ある程度の会話の流れを読み解くことができるからだ。

そうしていくつかの作品では、撮影中にもかかわらず監督の優しい気づかいに感動のあまり涙したり、監督の真意を理解した女優が突然喘ぎながらも「いままで失礼なことばかりしてごめんなさい」と謝ることさえある。

このメーカーに出演している彼女たちはもちろんAV女優だったり、以前から監督の知り合いの素人だろうと思われる。

売れっ子ならまだしも、企画レベルの作品に出演してAV引退した女優を口説き落とし、1本だけの再出演をさせてしまう、

などというウルトラCは、ネームバリューやツテがあったとしてもほぼ不可能だろう。

それを実現させてしまうタネが前述の女優の声であり、

彼女たちを心からリラックスさせる(話の内容によっては撮影後に時間をとって相談を受けるそうである監督存在ではなかろうか。

もちろん「抜けなきゃAVじゃない!」「女優プライベートに興味ない」という方もいるだろう。

しかしたら大多数の男がそうなのかもしれない。

けれどこの監督女優たちとの信頼関係を築き、安心して体を任せられる相手だからこそ様々な素顔を監督に、カメラを通じて私達男性にも見せてくれる。

女の子快楽に身を沈めて(快楽定義十人十色だが)いく姿を追い続けた記録映像」がAVだと考える自分にとって、20年目であろうがなかろうがこの発見は本当に驚いた。

ネットで調べてもココに書いたような事に触れたレビューひとつもなかった。

また当該監督インタビュー記事等もあたってみたが、やはりここで書いたようなことには一切触れていない。

業界暗黙の了解なのだろうか? 

知っている奴だけ知ればいいというスタンスなのだろうか?

断片が見えれば見えるほど全体像がぼやけていくような不思議感覚だけれど、知ってしまった以上誰かに伝えたかったのだ。

最後にここまでの話を読んでメーカー名、監督名前にピンときた方は是非とも一本手に入れて欲しい。

この監督ほど女優への対応撮影内容が長年に渡ってブレないというのは驚異的ですらあり、ツボに入れば動画データではなく、DVDを収集したくなる魅力に溢れている。

そして作品を手にすることができたらヘッドフォンをしてボリュームを上げ、出演している彼女等の喘ぎ声に紛れ込ませた言葉に耳を傾けてほしい。

これまでのアダルトビデオに対する見方がガラッと変わるような、衝撃的だったり刺激的だったりする話がはちきれんばかりに詰め込まれているはずだから


6月24日追記

幻聴妄想チラ裏だと鼻で笑われて終わり。と思っていた初の匿名ダイアリー投稿記事が相当数の方々に読んでいただけたことに驚き、有難く思います

ここに書かれたことを一笑に付すのは簡単ですが、思わず手を止めてしばらく画面に食い入ってしまったほど衝撃を受けたことは間違いなく、

耳を疑って何本もの作品を見直し、聴き直してのことなので「聴こえた」としか言い様がないのです。

また、これだけ多くの方が興味を惹かれているというのは、真っ向から「嘘だ」と決めつけられない、なにか後ろ髪を引かれるようなものがあったのではないでしょうか。

Twitter二村ヒトシ監督に事の真偽を尋ねていた方もいらっしゃいましたが、二村監督もこの投稿内容を頭から否定せず「自分ではなく代々木忠監督ではないか?」といったような見解を示しておられました。

さらに「聞こえたような経験がある」とコメントくださった方も、ごく僅かですがいらっしゃいました。

ただこれだけ多くの方に読んでいただいたにも関わらず、AV業界関係者の方からコメントは前述の仁村監督以外にはなく、

しかしたら本当にAV業界の(ごく一握りのメーカーにとって、ですが)タブーなのかもしれません。

なのでどのメーカーなのか、監督なのかは明言せず、いくつかのヒントをお伝えするに留めておきたいと思います


メーカーアダルトビデオ黎明期から存在しており、当時革新的といわれたスタイルはいまや多くのレーベルリリースするジャンルにまで成長しています

そのスタイルの生みの親とも言える監督はすでにリリース作品も絶えて久しく、現在引退同様の状態だと思われます

毎月一定リリースしていたので作品数は相当な数となりますが、2005年前後の作品が(シチュエーションにもよりますが)音質的に良好なものがあるようです。


今後この投稿に追記することはないと思いますので最後ひとつだけ。

私が耳にした女優たちの言葉はどのような内容であれ、監督女優の信頼を深めるために発せられたごく自然ものであり

そのことに本来の目的である自慰行為さえ忘れ、感動したからこそ誰かにこのことを知ってほしいと投稿しました。

決して茶化したり、私が狂気に陥ったすえの妄言ではないことだけはお伝えしておきます

この投稿、追記を読んで興味を持たれた方が、アダルトビデオをより深く楽しむことができるよう願って止みません。

2013-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20130605233438

十二国記ディズニーもそうだけど、児童文学よりのレーベルとか児童文学出身作家とかのを古典から(有名どころだと宮沢賢治とか)あたるといいと思う。

青い鳥文庫とか、児童向けだけど普通に面白いよ。

アニメとはだいぶ違うけど、クレヨン王国シリーズとか。

2013-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20130604160905

売上ランキングなんか見るから萎えるんでしょ。

なにか手頃なノンフィクション創作でないという意味)がいいんじゃないかと思うんだけど、もし何もとっかかりがないんだったら、とりあえず新書の棚に行って岩波・中公・講談社・文春・ちくまといったわりと老舗の新書をハジから眺めて、ピンときものを1冊買ってみる。

もしある程度興味がもてたらそこから芋づる式に類書に手を出す。

とゆーのはどうでしょう

なんの興味ももてなかったら…すいません他所あたってください。

新書レーベルは、テープ起こしが中心の最近できたやつは避けるのが吉)

2013-05-20

エロ用心、中出し一発3000万

そもそも女性手帳で思うんだが、啓蒙したら出生率が上がると思ってるんだろうか?

なぁ、マジで

ぶっちゃけ、あんまり小難しく考えない層のほうが産んでるじゃん。

あ、そういう層を対象にした政策じゃないって?

いや、でもさぁ、高学歴だろうと外資エリートだろうと、子供の作り方はいっしょでしょ。

人間である限り。

セックスして、中で出す。

子供一人3000万、二人で6000万、老後の生活資金に2000万、しめて8000万を現役時代40年で捻出するためには、生活費の他に余剰資金200万捻出しないと!」

とか考えるながら、チンコつの?濡れるの?特殊性癖の人とかじゃなくて?

大学でてすぐ妊娠退職ってもったいないって言われるけど、どうせキャリアに穴を開けないとならないなら、30代で開けるより今のほうが実はお得なの!」

とか言われて、チンコつの?濡れるの?

「8000万とか聞くとビックリするかもしれないけど、扶養控除とか確定拠出年金控除とかがあるから、実質負担はそれほどじゃないわ!

とか言われて、以下ry

賭けてもいいけど、萎えるじゃん。

それですげー興奮できる人がいるんなら、

セックスしてー!」「中出ししてー!」「されてー!」

って思う人がそんなにいるんなら、俺は新しいAVレーベル設立するわ。

こんなふうに女優に叫ばせるよ。

「中に出してぇ!いっぱい出してぇ!…あたりまえだけど、人口増加とGDPの増加は有意に相関するから子供を作ることは自分自分の子供たちの収入アップにもつながるの!だから中にだしてぇ!」

…一番いいところで萎えるでしょ。

ちょっとだけ、のつもりががっつり追記

いやね、低学歴高学歴金持ち貧乏関係なく、結婚だの出産だのってのは勢いだと思うわけ。

腹の中で人間一人作っちゃうんだぜ?

血が繋がってるったって、子供ってのは別の生命体だよ。

腹の中に他人だぜ?

生まれてみればわかると思うけど、以心伝心ってわけじゃなくて、喧嘩もする。

臓器移植したって拒絶しあう。

エイリアンに卵産み付けられるのと、同じっちゃ同じだ。

いや、さすがにそれは違うか。

産んでも死なないし。

でも、母体がけっこうな確率死ぬ時代が長かったの。

からね、紙だの手帳だのに書かれた計画表だとか、損得勘定だとかで産む気になるかっていうと、なるわけないに決まってるわけ。

真面目に考えれば考えるほど、独身が一番得って結論になっちまうよ。

頭がいい女は特に

言われるまでもなく、頭でっかちに考えすぎてグルグル同じところ回ってるんだと思うよ。

35越えると極端に妊娠しにくくなる、とか、40で産むと子供が二十の時に60歳、とか言われたところで

「それって、なんだかんだで女の喜びは母ってことっすかね?」

って反発するっしょ。

理屈から攻めちゃダメ、絶対。

山田詠美でも読ませて行きずりのセックスしたい気分にさせるか、失楽園とかマディソン郡の橋でも観せて不倫させろよ。

セックスしなきゃ、子供はできねーの。

中で出さなきゃ、子供はできねーの。

以上!

2013-05-18

そもそも、ラノベ自体、何世代かに分類されんじゃん

http://anond.hatelabo.jp/20130518170410

そもそも、ラノベ自体、何世代かに分類されんじゃん。その中でも最近世代ラノベ作家なんて全体のレベルが低いんだから天才とか言うだけ無駄

ラノベ第一世代

要するに、「超革命中学生集団」とか、その辺り。ラノベ元祖だよね。ジュブナイルと読んでも良いかもしれん。

この辺りは普通にSF作家名乗ってる連中が多いのも特徴の一つか。まぁ、今のラノベ作家素人に見えるようなのがゴロゴロいる。

ラノベ第二世代

80年代朝日ソノラマ文庫とか、集英社コバルト文庫とかになるのか?

この辺りの作家も今となっては有名なのが多い。つーか、あの時代日本人SF作家が相当数居るよなwww

ぶっちゃけライトノベルと言ったら、この時代を思い出す奴が多いんじゃないか

ライトノベルアニメ化が始まったのもこの頃か。

ライトノベル第三世代

朝日ソノラマ集英社コバルト以外のレーベルが台頭し始める。要するに富士見ファンタジア文庫の全盛期。

質の低下が始まった頃だが、それでも萌えに頼ってなかった時代なので、今でも読むと面白い作品が多い。

ライトノベル第四世代

ま、一言で言えば、「ハルヒ」(苦笑)

学校舞台となる作品が増えるキッカケになった。ハルヒのものは、それよりも前の良いところを残していたが、後続には無視されたwww

ライトノベル第五世代

要するに現代萌えしか無いwww

こんな時代作家天才もクソもねえよ。

ラノベ作家を分類すると

3種類に分けることができる。

  1. 天才
  2. 職人
  3. 量産型

1.の天才型は小説家としての才能に溢れ、数々のシリーズを同時並行でやったりできるタイプ。まさに天才

「そこそこ面白い」を地でいくのでいろんなレーベルで重宝される。

でも信者は少ない。そつなくこなすせいで永遠の2番手って感じ。

(例)榊一郎日日日ゆうきりん

2.の職人

独特の作風やらキャラ作りやらで生き残っているタイプ。まさに職人

シリーズを乱発できるほど天才ではないので、たいてい一つのレーベルに閉じこもっている。

ただ信者信者がつきやすい。だからメディアミックスもされやすい。

(例)鎌池和馬竹宮ゆゆこ川上稔

3.の量産型

1.にも2.にも含まれないのはここで。

よく叩かれるラノベ量産型ラノベ作家が量産しているんじゃないのかな。

2013-04-30

Jコミほかマンガ家自分で配信する場合問題点

契約ちゃんと切ってない人がいる件】 

出版社との契約自動更新なので、契約を引き上げる必要がある。絶版になっているといっても版元は「長期在庫切れ重版未定」という言い方をする。ちゃんと作家は切るなら切ること。「更新しない」(更新時までは契約が生きる)と「即時引き上げ」は違うので念のため。電子化権を与えていなければ問題はないが…

出版社契約切って流していたとしても出版社ブランドレーベルタグで残している件】 

→このへんJコミサイドの確信的なシステムの問題。

出版社ブランドレーベルカバー上に残っている件】

(元大手出版社から配信引き上げてるマンガ家の人のうち一部ははそのへんわかってるからちょっと装丁をいじっている場合がある)

作家ブランドまでは渡していないのだ。

カバーデザイン流用の問題】

出版社場合デザイン買い切りか都度支払いのどちらかであるが、出版社デザイナーの間ではデザインの利用許諾は済んでいるが、

作家との間は済んでいない。なんにもクリアされていない。(中はロゴ以外デザイナー入ってないケースが多いので、

さほど揉めないだろうが、外は結構権利主張されるはず。かつ装丁の値段は高い!)

現状ではJコミを見ていないor見逃してやっているケースが殆どと思われるが、

特に高いデザイン事務所と組んでいる場合Jコミor作家側に支払い要求が行く可能性がある。

2013-04-05

http://anond.hatelabo.jp/20130405045135

本当に何のレーベルの力も借りない「自費出版」で十万部も売れた本なんて無いでしょ。

リアル鬼ごっこがあるだろ! いいかげんにしろ

http://anond.hatelabo.jp/20130402094250

電撃で例えればSAOだの魔法科高校だの、webで実績残してからレーベル入りしてる作品もあるけどな。

大手出版社主催する賞で落ちたような作品を、他会社で拾い上げて出版させて10万売り上げの実績を残した、て話を聞かされても。

書籍化やら印刷やら何やら結局出版社の力借りてんじゃねえか、としか感想を述べられない。

実力ある作者が独力で書籍化まで漕ぎ着けられれば、何も出版社の力を借りなくとも同じように本を流通させられるんじゃないか?という疑問に対しては、以下のエピソードで答えようと思う。

最近アニメ化もされた『ソードアート・オンライン』はもともとweb上で公開されていた作品だった。

多大なPVを稼いでいたところに編集者から声がかかり、作者はこの作品を書籍化する形で電撃文庫からデビューする事になった。

しか書籍化にあたり行った作業というのは、ただ挿絵を入れたり表紙を選んだりといったデコレーションの作業だけじゃなかった。

改稿もあったんだよ。編集指導によってな。

アニメ小説版だと、クラディールを殺したのはキリトになっている。

だが改稿前の文章では、土下座するクラディールを前にしたアスナが、レイピアでその後頭部から地面まで刺し貫いて殺した、という形になっている。

殺人に対しては処女であらねばならない”というヒロイン像の聖性とでも呼ぶべきものを、編集が重視したどうかは知るよしもないが。

ともあれ改稿は行われ、アスナのキル数は0に、キリトのキル数は3になった。

さて、ここでアスナ土下座する敵を惨殺していたら、どう変わっていただろうな。

web上ではその展開でも相当数のPV稼いでいたわけだから別にそのままでも良かったんじゃないか?という意見も確かにあるだろうな。

だったら何で編集は改稿要請出したんだろうな? 編集の一人よがりか?

作者はなんでPV数という実績を盾に編集からの改稿要請を突っぱねなかったんだ? 新人立場が弱いからか?

…こういった事をひとつひとつ考えていけばわかるとは思うが。

どれだけ神のごとき天衣無縫原稿を生み出そうが、

作者ひとりだけでの書籍化にはどうしたって限界があるんだよ。

原稿の選択も、書籍化も、流通も、何もかもな。

http://anond.hatelabo.jp/20130403134033

その二行だけ抜き出して態度横暴と決め付けるやり口はどうよ。

二行の間に、きちんと編集がそういう態度を取るべき理由を書いておいたよな? 意図的にそれは無視するのか?

自社の社員個人事業主とでは立場が違うし、社外の人間に横暴な態度取るなという意見は御説ごもっともだが、現実は違う。

替えはきくんだよ。何故なら、やりたい奴は他にいくらでもいるんだからな。

御社レーベルから自分の作品が活字化されて出版されるとこが見たい、って奴は掃いて捨てるほどいる。

からこそ、その証拠として小説大賞に応募作が死ぬほど集まる。

ワタクシ個人事業主からー、先方の意向に100%従う必要はありませーん、で仕事選ぶ自由が作家にあるとでも?

こいつのような立ち位置作家にあるとでも?

現実として足元見られるのは仕方ないんだから、黙って言われた通りの仕事する以外ないんだよ。

編集意識改革を訴える前にまず自分意識改革しろって話だ。

2013-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20130403120755

なんか話逸らしてる感じするけど。

Webで人気だった作品が、大手出版社の賞にことごとく落ちて、読者の支持が多ければ出版できるところから本出して、10万部のヒットとなったって話は知ってる?

http://anond.hatelabo.jp/20130402094250

これは、

レーベル名なしで作者一人だけの自費出版で出したら一体どんだけ売れるのか考えてみな。

「ボクの作品はweb上で物凄いPVを獲得していて…!」とかいうのもはっきりいって無価値。みんな、タ ダ じ ゃ な け れ ば 読 ま ね え か ら 。

http://anond.hatelabo.jp/20130402004637

これに対する反論でしょ。

実際にレーベル経由じゃなくても売れてるものは出てきている、と。

あんまり殿様商売やってると、ただでも傾いてる出版業界が本当に崩壊ちゃうよ、と。

http://anond.hatelabo.jp/20130402004637

もちろん編集作家とかわりなく替えのきく「消費しうる人材」でしかないが、比較すると作家よりも編集の方が替えるの大変なんだよ。

小説大賞に応募してきたのは作者、賞を取らせたのは会社新入社員と同じ立場だよ?“ウチで仕事させてやってもいい”ってだけ。

編集がほんとにこんなふうに思ってやってるなら、そりゃ元記事みたいな不満が出てきてもしかたないわ。

作家新入社員じゃなくて、新人個人事業主だろ。新しい取引先相手とはいえ、そんな横暴言ってたらそりゃ反感買うわ。

作家の個人作業から作家編集(もしくはレーベル)の共同作業になる。編集の方にもこのくらいの意識必要だろ。

2013-04-02

ラノベ界隈のこれ

http://anond.hatelabo.jp/20130331034659

http://b.hatena.ne.jp/entry/ameblo.jp/marehitomikagami/entry-11499736332.html

同業者であります(書き手側)。面識はありません。電撃さんとはお仕事したことありません。

という設定でコメントですが、これに関しては、結論として運が悪かった……に尽きるかと思います

悪ではなく

記事だけ読んでみると、言葉はきつくなってしまますが、担当編集氏は腕が悪かったです。売り上げが上がらなかったという点を取ってもそうですし、このようなトラブルが表面化し、編集長に持ち込まれている時点で、担当作家手綱も握れないのか、と編集長としては叱責をせざるを得ないでしょう。Web上にこういった醜聞が出ているのは、明らかにレーベルイメージにたいしてプラスにはなり得ません。これは編集氏の失点であり、どう見たところで手柄にはなり得ないでしょう。

しかしでは悪なのかと問えば違います無能と悪、あるいは悪意の存在は違います担当編集氏はおそらく悪意の人ではないでしょう。電撃も悪意の編集部ではありません。

作者氏も。こう書くと言葉はきついですが、力及ばなかった。良いものを書くためには戦略と書くための環境必要です。そのためには、担当氏との関係性を構築するのは必須です。その段階で敗北していたというのが後々にたたった。国内世論をまとめきれなかったために遠征軍の戦力がそろわなかった→結果として軍事的敗北。というような種類のトラブルです。それは担当編集氏のみの責任に帰せるものではない。作家業は個人事業主です。小説を書くというのは個人事業の一部であって、中核ではあってもすべてではありません。営業力や交渉力が足りなかった。

その力不足が、悪かと言えば違います。作者氏は悪ではなかったと思います。むしろ読者によいものを届けようとした、善であろうとした事に疑いはないかと思います

しかし結果、売れなかった。悪意など無くても、結果として負けると言うことはあります。両者の言い分を妥協させることが出来なかった。

担当氏の力量の問題もありますし作者氏の力量の問題もあります。相性の問題もあるでしょう。2人の戦闘能力を足した結果(おそらく足の引っ張り合いになってしまい)、コンビ空中分解醜聞事例がひとつ出来た。別に誰が悪いと言うことではなく、運が悪かった。

どうすりゃいいのさ

今回の件はこの距離から見る限り、担当氏と作者氏にコミュ能力(説得能力)が欠けていたのが、第一の躓きのように思われます

コミュ能力信頼関係というのはトラブルを表面化させないためのクッションとして有用です。クッションですから根本解決はできませんが、トラブルが爆発するまでの時間を引き延ばすことは出来る。またトラブルの目を小さなうちに摘むことも有用です。今回の件でいえば、たとえば担当氏は作者氏の反感を買うことなく、新しい魅力の付加という形で作風変化を促すことも出来たと思います。作者氏から見れば、担当氏の要望を受け入れつつも自分の書きたいことを守るというような結論の出し方はあったはずです。

そのように信頼醸成をしつつ、引き延ばした、もしくはチャレンジ時間でなにをすれば良かったのか? 根本解決の手法はなにか?

というと、それはおそらく部数を積み上げ売り上げを上げることでした。利益というのは様々なトラブルを癒すことが出来ます利益的な意味での成功というのは、なによりも「次のチャレンジの機会」を保証してくれます。食い違った担当氏との視点についてゆっくりと話し合い精査をする時間です。たとえば、担当氏の方針で一作書いてみる、作者の方針で一冊書いてみる。2シリーズやって確かめてみる、というようなことでもいいですし。そもそも、出版社が求めているのは利益なので、利益さえ十分に上がっているのならば、編集から作風への口出しはずいぶんと減ります編集部から作者への信頼の究極的な形のひとつが「1人で稼げる作者という評価」です。その場合担当編集仕事は、原稿の受け取りと事務連絡、取材の中継くらいになります

事例の希少度

本人にとっては(作者氏のみならず、おそらく担当氏にとっても)辛い件だったとは思うのですが、余り珍しい事でもないな、というのが本音です。表面化しないだけで、おそらく年間十件以上、類似の事例が発生しているでしょう。

ラノベ界隈の新人賞システムというのは「今まで一冊も本を出したことのない素人、下手をすると社会常識もわきまえぬ素人」を、いきなり「プロとして扱いデビューさせる」という乱暴なシステムです。おまけに作家業は前述の通り個人事業であり「就職」ではないので、オリエンテーリングガイダンス新人研修教育も、公的には一切存在しません。作者は個人事業主として「自分プロとして教育する」事も大事仕事として求められます(1年目はそれに忙殺されるといってもよいと思います)。

耳によい話ではないですが、こんな事例はごろごろ転がっています。ですからやはり、健康社会常識コミュ力の3つは、どうあっても必要になってしまうかと思います

http://anond.hatelabo.jp/20130331072317

もちろん編集作家とかわりなく替えのきく「消費しうる人材」でしかないが、比較すると作家よりも編集の方が替えるの大変なんだよ。

契約形態とか見ればわかるけど、作家はいずれ“消費される”ことが前提で扱われている(契約されている)からな。

それに、作品作るのは作者一人の仕事じゃない。

なんていうか、本気でこういう勘違いしてる奴が多い。

「完全無欠な素晴らしいオレの文章を文学賞に応募し、それを評価されて受賞し、その文章にそのまま挿絵がついて表紙がついてレーベルから売り出される」

ハイ。100パーセントいからな、そんなケース。

(売る為に話を盛って、「受賞作からそのまま改稿なし!天然素材の大型新人!」みたいな売り出し方する事もあるけど、これは嘘乙)

あと、作家の書いた作品をどういう戦略で売っていくか、書かせた作品をどういう形で売り上げてゆくのかについて説明して欲しいんじゃないか、という意見もあったが、それ説明する必要いからな。

編集とか出版社は何も「アナタの素晴らしい文章をぜひウチで売らせて下さい!」って言ってきてるわけじゃないんだから、そのために作者に対して営業努力する必要がない。

小説大賞に応募してきたのは作者、賞を取らせたのは会社新入社員と同じ立場だよ?“ウチで仕事させてやってもいい”ってだけ。

作者はあくまで文章作品つくる技術を買われただけ。そりゃもちろん読者受けしそうなものを狙って書いたセンスは評価するけど、それはあくまで求められるものを書くという能力を評価しただけであって、そこに長期戦略眼や営業力まで求めてはいないし、作家にそういう仕事させるわけでもないんだよ。勘違いしてはいけない。

泡沫賞に応募してきた桜庭が「じゃあこの子ノベライズでもさせよっか」で人材確保されたという恐ろしい話もある。まさにオグリキャップだが、そこから伸びるかは本当に本人次第なんだよ。

それなのに編集対応ガー対応ガーとか言ってスタートラインいつまでも躓いているような人材ははっきりいってダメ

そして、書くのは作者でも、レーベル名しょわせて売るのは作者じゃなくてレーベル立場が違う。

レーベル名なしで作者一人だけの自費出版で出したら一体どんだけ売れるのか考えてみな。

「ボクの作品はweb上で物凄いPVを獲得していて…!」とかいうのもはっきりいって無価値。みんな、タ ダ じ ゃ な け れ ば 読 ま ね え か ら 。

レーベルを作って個性あるカラーを打ち出して固定読者層を形成して安定した収入が狙えるようになるまでが物凄く大変なんだ。

レーベル色に沿った作品を書く作家大事だけど、正直替えはきく。

なんだろう、文章は生み出す一人一人によってまるで指紋のように違うものである、とか考えてないか

文章書く能力をまるで希少スキルであるかのように考えてないか

2013-03-31

http://anond.hatelabo.jp/20130331034659

これ批判する人は「みんな我慢してんだからお前も泣き寝入りしろや」って言ってるわけじゃないよ。

引用記事のラノベ書きは要は「自分がこんなに頑張っていたのに編集対応があまりにもひどくて…」というアピールをしてるんだろうけど、

そもそもこいつは自分につけてもらった編集対応を云々できるほどの立場にない、という事をわかってない。

はいっても、「雇う側と雇われる側との差」みたいな話をしてるわけじゃない。

そのためにも物書き業界事情を少し説明する。

まず、作家は作品書くのが仕事だけども別に自由に書いていいわけじゃない。レーベルのものとの橋渡し役として担当編集がつけられる。

で、こいつが優等生みたいな作品上げ続けてれば全く何も言われないってわけでもないし、客層を鑑みて編集から色々注文つけられるのもごく当たり前のこと。

たまたま少し知ってることだから書くんだが、文章力で賞は取らすけど、商品力がないと売りにいけない、という現実がある。

こいつが文章力とか構成力で賞を取ったのかどうなのかはそれこそ知る由もないが、

デビュー作以降は編集意向が100パーセント反映されると思っていい。(もちろんデビュー作も改稿時に大きく反映される)

そういった事情も踏まえ、作家編集対応が悪いとかどうとか言える立場にはない。

漫画の『バクマン』とか読んでると“編集の当たり外れ”が強調されているが、そもそも作家はそういうこと実際思ってても人に言っちゃいけない立場

ただしこいつの立場もわからなくもない。なぜなら、

デビューするまでは好きに文章書き散らしていた人が、その作品を認められて賞をとってデビューしたのに、デビューはいきなり自分の作品についてあれやこれや何の益体もなさそうな下らない注文つけられ始めるわけだから

ゆえに、本人からしてみれば面白くなく感じるのは当たり前なんだが、そこは商売なんだからしょうがない事でもある。

それに、編集は何よりも売る為にこいつの作品に改稿要請出してるんであって、責められる謂れは無い。

替えはいくらでもいる立場でもあるし、偉そうな事を言える立場でもない。

それなのに皆が当たり前に組み込まれ機能しているこのシステムに対し、おおっぴらに不満をこぼしてみせた。

「ボクはこれが売れると思ったからこれを書きたかったのに編集が…!」とか、こいつの言い分からして既に、己の職分を逸脱してるわけ。

からこいつは批判されている。

というか、編集から言われような作品をただハイハイと頷いて書くことができず、態度が気に入らなくてその対応をどうこう言い始めるような奴はそもそも作家なんて無理だから

しろこいつは作家じゃなく編集になるべき。

2013-03-30

付け加えること

http://anond.hatelabo.jp/20130329203456

自分ラノベとか隣接ラノベ本(ちょっと大きいヤツとか)を出してる増田です。

かれこれ20冊くらい出せていますし、目下専業ですので食えてる方に分類されると思います

サイト見ました。あんまり付け加えることはありません。

ただ、大前提として、健康社会常識がある人向けのサイトだな、とは感じました。

というのは作家志望さんは不健康社会的常識がない人もいたりするからです。

健康だの社会常識だの、そんなの誰でもあるだろ? そんな事今更いってどうすんだよ……と思われる向きも多いかと思いますが、このふたつ、大事です。加えるなら、コミュ能力で3つですね。

健康ってまじ大事なんだぜ

肉体が不健康だと精神的にも打たれ弱くなります

肉体精神がタフであるって言うのは、これはもう、武器です。手入れの必要がある能力だって認識して、自覚的に管理すべきです。

フットワークを軽くして、病気しない程度に身体を鍛えた方が絶対によいです。

本が出れば嬉しいことも沢山ありますけれどへこむことだってやっぱり沢山あります

ぐっとこらえなければならないことだって沢山あります。心を固くして無感動になればそういった雑音はスルーで来ますが、あんまり無感動だとそもそもエモーショナル物語が書けなくなりますラノベ周辺のキャラクター小説は間違いなくエモーショナル物語の一派なので、困ります

普段肉体を健康に保つことと、一緒に騒げる友人がいるってのは、大事です。

社会人同士のおつきあい

社会的常識に関していうと、出版業界自体が一般社会に比べれば、格段に緩いトコなんで、付け届けだ歳暮だ時候の挨拶だなんてあたりまでしゃちほこばってやる必要はありません。(そこまで気の行き届いた人もいますが、周囲にもプレッシャーを与えるので、善し悪しはケースバイケースです)。

しかしその一方、Twitterで他の作家さんともめ事起こすとか、絵描きさんDisりはじめるとか、洒落にならないです。ずばっと言ってやった俺格好良いぜ! とか、面倒くさいことにしかなりません。あと同人書いてくれてるクラスタ飲み会突入して酔ってセクハラとか。まじ勘弁して下さい。近くで見てると寿命縮みます。わたしのHPはもうゼロなのよ。

学校で学んだこと、バイト先で、就職先で学んだこと「普通であること」は、作家にとっても変わらずに重要です。奇矯であったり奇人変人である作家さんはいますが、あれはごく一部の大成功をした作家さんが、結果論的に「そう」なだけであって、普通ラノベ作家がそういう「俺は変わってるんだぜアピール」をしたところで、なんの益もないばかりかデメリット満載です。

お話をする、相手を理解する

コミュニケーション能力重要です。編集さんは通常、その業務にコミュニケーションが含まれていますが、コミュ能力が高いとは限りません。

また作家側の業務にコミュニケーションが含まれていないという事実はありません。

打ち合わせを高密度で行ったり、相手のいっている意向を受け入れて試行錯誤の精度を上げるためには、コミュ能力が高いにこしたことはありません。

そもそも書いた文章というのは「読者の人との遠隔コミュニケーション」なので、気持ちを届けようとするならば、コミュ能力編集さん云々以前に最初から必須です。

打ち切りだとか、返事が来ないとか)担当編集さんを信じられなくなって疑心暗鬼になるくらいなら、はじめの頃から呑みに行ける程度の関係を成立させておくべきです。そのためには担当の人に「こいつは、ある程度売り上げやレーベル希望、読者の反応などを、ぶっちゃけても平気だな」という程度の信頼をしてもらわないとなりませんし、それは最初に述べた「精神的タフさ」も必要になります

まとめ

まとめるのならば。元増田氏が書いた「文章力いらないよね」とか「絵が描けないんでラノベ書くわ」なんてのは、(努力すれば)なんとかOKですが、一方で「他人と一緒に働くのがいやだから」「俺は社会に縛られたくないかラノベ書きになるわ」というのは、かなりNGです。

2013-03-29

ラノベ作家になりたい君へ

俺、ラノベ作家になって印税生活するわ的なノリ

匿名で失礼します。

突然ですけど、俺はラノベ作家です。

学生時代デビューして、兼業を経て専業作家になりました。

といってもここ一年ぐらい出版出来てないので、正確には『売れないラノベ作家』という言い方のが正しい。

更に言うと、現在収入源はゲームシナリオ外注作業がほとんどなので、零細シナリオライターと言ったほうが(ry

まぁ、俺はそんなどこにでもいるようなラノベ作家の一人なんですが

最近大学の後輩達が異様にラノベ作家になりたがっているのを見て、ちょっと危機感を覚えまして。

というのも、どいつもこいつも一様に

ラノベ作家って楽なんでしょ?」

文章力いらないよね」

印税で働かなくても(ry

とか、とにかく楽な職業だと思い込んでる輩が多いこと多いこと。

なんなんですかね、これ。偏見すぎてビビるわぁ……。

ラノベ作家は誰でもなれるが生き残るのは難しい

確かに、本屋ラノベ立ち読みすれば分かるが、書いてある文章は一人称で誰でも書けそうだし

展開は良くも悪くも萌えればいいと言われて、あながち外れではないし、今はレーベルが乱立してるから

デビューできるチャンスも非常に多い。

だが、楽して稼げる? ラノベ作家はおいしい職業

んなわけねーだろ、と。絵が描けないかラノベ作家になる~

就職だるいからラノベ作家(ry とか言ってる奴の口には、刺付きパイナップルをぶちこみたくなるね。

はっきり言って、ラノベ作家はなるのはそう難しくない。

3年ほど頑張って投稿してれば、実力もそこそこついて、どこぞの賞に引っかかるだろう。

俺は受賞までは2年ほどでした。

(その前に3年ほどネット小説で活動してた下地はあったが)

だが、生き残るとなると話は別だ。

生き残るっていうのは、定期的に本が出せて収入が途切れず

まぁなんとか印税暮らしていけてるレベルを指すとしよう。

正直、これは、かなり難しい。

詳しい理由は後述する俺のHPを見てもらえれば良いとして

下手したらラノベ作家分布はこんな感じだ。

売れる人:1% そこそこ売れる:10% 売れない:残り全部

遥か遠き理想郷。そこにあるは売れない作家の屍の山

例えば、大手電撃文庫なんかでも

下はバンバン打ち切りされるし、

中規模レーベルでも一巻打ち切りなんてザラ。

一回打ち切られると、企画からスタートなので

本になるまで半年近くかかるし、改稿作業も必要から

累計20万文字ぐらい書く。文庫本260ページの二倍っすよ。心折れずに書けますか?

ここで、しがみつける人と諦める人でふるいがかけられる。

まあ、ラノベ愛というか作家魄がなければ普通は諦める。

印税出版されなきゃ入ってこないし、編集者意見が合わなければ

いつまでも改稿が終わらずエンドレスサマーよろしく終わらない夏休み状態。

まだボカロ小説ワンチャン仕掛けたほうが

生き残る可能性あると思う。

もちろん、ラノベは当たれば大きい。夢もある。

自分の本が出たときは興奮する。無駄本屋に通ってしまうw

だが、ラノベ作家が楽そうと思ってるなら

考えを改めなさいということだ。

で、まぁラノベ作家を目指す人/ラノベ作家になれたけど

ホヤホヤで右も左も分からない人のためにHPを作ることにした。

新人ラノベ作家向け情報サイトです。

ラノベ作家処世術

http://ranobebook.sakuraweb.com/

こんなくだけた口調ではないが、

新人ラノベ作家特に社会人経験のない学生)に多い

ミスや思い込み、覚えておいたほうがいいTips

思いつくまま書いておいた。

(後はボカロ小説に対する個人的意見とか

 雑学コンテンツも少々)

ラノベ作家になるためのサイト情報は溢れているのに

ラノベ作家向けのマニュアルサイトがねーじゃねーか、ゆとりなめんなと

常々思っていたので、自分経験(失敗含む)を活かして作った。

俺と同じようなミスをして恥をかく人が減れば良いなと思う。

担当さん毎日催促してたら

「そんなに早くチェック出来るわけないでしょう?(怒)」

 って怒られた事とか)

一応、ライトノベル作法研究所さんやラノベ関連のサイトさんにリンクしてもらったが

いかんせん、HP運営は素人なので、どこでサイトPRすればいいかからなかったので

はてな匿名に投下します。

もし、お近くに新人ラノベ作家もしくはラノベ作家志望者の方がいたら

拡散お願いします。

編集者さんの胃腸にゆとりを与えるためにも、是非。

増田さんはまだ可愛いほうですよ。

 ひどい人になると、ツイッターで堂々と

 うちの編集部の悪口を言うんですから……。

 編集部ツイッターフォローしてるにもかかわらず……ハァ」

ラノベ作家がゆとればゆとるほど

編集者ゆとり休日は消えていく

仕方ないね人間だもの(死

2013-03-01

http://anond.hatelabo.jp/20130228224337

じゃあ昔のでもいいかおすすめSF小説を教えてくれ。

独断偏見無問題


参考までに自分の好み。

・とりあえず翻訳物は苦手っぽい。日本人作家だとありがたいかも。

・よくまとめサイトとかであがるものだと星を継ぐ者があるけど、あれは最初の10ページだか20ページだかで読むのをやめてしまった。

小川一水の老ヴォールの惑星面白かった。でも同作者の他の作品(ラノベレーベルとか)はなんかイマイチ面白くなかった。

神林長平は、ラーゼフォンだけ読んだけど合わなかった。

伊藤計劃は前提知識とかが専門的すぎるように感じられてとっつきづらかった。

秋山瑞人は好き。イリヤ猫の地球儀も。

うえお久光紫色のクオリア面白かった。

ループもの、時空跳躍ものが好き。そういや夏への扉とかもオススメで上がってたっけか。

2013-02-28

SF小説における「おはなし」はただの後付けのオマケ

ぶく速 SFが読みたい!2012年のSFベストランキング発表!

これで上位にあった、南極点ピアピア動画ってのを読んだ。

うんちくは多いけど、それだけって感じ。

俺設定・俺テクノロジーを語るために物語適当こじつけたような。

SFってただの設定厨ってことだったの?

がっかり

■2013/03/01追記

SFってひとくくりにしたのはよくなかった。反省

南極点ピアピア動画には、カタルシスほとんど感じられなかったんだよね。

予定調和的に淡々と進んでいくだけで、オーバーテクノロジーなりトンデモ理論なりが、話の展開を作る上でただのモブに成り下がってたように思えた。

それを使って話の展開が180度変わったりとか、そういうカタルシスが欲しいんだ。個人的には。

SF的な「設定」は「とりあえずある」っていうだけで、おはなしの部分は平坦なストーリーをなぞるだけだったら、むしろストーリーなんてなくていいとすら思えるんだよね。

用語集とかだけでいいじゃん、みたいな。

じゃあSF小説醍醐味ってなんなの?って話にもなっちゃうけど。

参考までに自分の傾向。

・とりあえず翻訳物は苦手っぽい。日本人作家だとありがたいかも。

・よくまとめサイトとかであがるものだと星を継ぐ者があるけど、あれは最初の10ページだか20ページだかで読むのをやめてしまった。

小川一水の老ヴォールの惑星面白かった。でも同作者の他の作品(ラノベレーベルとか)はなんかイマイチ面白くなかった。

神林長平は、ラーゼフォンだけ読んだけど合わなかった。

伊藤計劃は前提知識とかが専門的すぎるように感じられてとっつきづらかった。

秋山瑞人は好き。イリヤ猫の地球儀も。

うえお久光紫色のクオリア面白かった。

ループもの、時空跳躍ものが好き。そういや夏への扉とかもオススメで上がってたっけか。

↑って書いたら、日本人のを読むからダメなんだと言われたから、とりあえずSF要素が薄いor読みやす海外モノでオススメいかな?

名作と呼ばれてるもの=読みやすいってわけじゃないのは痛感してるから、「SF 名作」とかで出てくる本にも下手に手を出しづらいんだよね。

まして翻訳物になるならなおさら

2013-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20130208141028

>その指摘が見当違いで、映画小説ゲームなど、萌え市場に限らず、美少女を配置する需要があるから美少女を置いているだけで、萌えコンテクストとは無関係でしょうに。

萌え美少女美少女に包括される以上無関係ってことはまずないし、

「無関係です見当違いです」と反論せずに「それは萌え拡張ですよね、それなら萌えなんて何の意味もないね」と一度肯定して展開したキミの論理とはそれこそもはや無関係なんですが。

事はキミの独り相撲で、キミが自分の縄とびに足ひっかけて転んでるみたいな感じなので、こっちに答えを求められても困るんですよね。

>売れてない、つまり評価されてない以上、トリックで売っているかどうかを評価できる外形的判断基準がないだろ。

レーベル宣伝文句とついでにレビュー口コミがありますが。

何?本物なの?本物のバカなの?

http://anond.hatelabo.jp/20130208133557

いや追従者って

>「萌えキャラかいときゃ売れるんでしょ」みたいな安直スタンスで、ぱっとせずに消えていく作品

すなわち「そもそも売れてない作品」をむしろ大量に含むので、「レーベルから売れてる」は当てはまらない。

2013-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20130207150827

とりあえず、増田が求めてる実例ってどういう実例なの?

ラノベSFミステリやってる作品?

SFミステリラノベやってる作品?

ラノベ出身作家SFミステリ書籍レーベルから作品を出してる事例?

ラノベ出身じゃないSF作家ミステリ作家が極めてラノベ的な作品を書いてる事例?

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