はてなキーワード: アラサーとは
続報。
「全国的に有名な大手カフェに採用された」って例の友人(以下、A)からラインがきた。
「とりあえず内定おめでとう」って返したらペラペラ詳細話してくれたので聞けば「アルバイト採用」らしい。バカかな?就活するんじゃねーのか?
「苦手だけど挑戦してみる!」ってなんだよ…アラサーのおばさんじゃ遅いだろ。
というか接客仕事バカにして「カレンダー通りに休めないとか人権ないw」ってマウントとってきたのに??
バカが過ぎて頭数抱えながら「次は内定とれるといいね」って返信したら「明日からそこのカフェで頑張るわ」だってさ。
しんどすぎて「いや雇用形態とか見た?内定他蹴るの?よく考えろよ」って返事したら、
「この半年で5社しか受けてないし内定ゼロやし。もうここに決めるしかないもん。家族も親戚のお姉ちゃんも応援してくれてるのになんで反対すんの?もしかしてあんたも私のこと嫌い?」だってよ…。
というかお前が就活のことで相談ずーーーっとしてた別の友達(B)から聞いてるからな?
Bが勧めた求人も就活エージェントも何も使わずにハロワすら行かず地元の求人広告見てるだけって。
Bに今回のAの件相談したら「えっ私Aに「真面目に就活しろ」って言うたら逆ギレされてそこから連絡ないし何にも聞いてないけど…」って。おいおいマジ意味不明。
あと就活全然決まらんでついに親と亀裂できたみたいでカフェは実家から通えん距離(同じ県内)を希望したらしい。親が資産家でそっちに不動産持ってるからそこに移る予定だとさ。家賃光熱費通信費ゼロで!さすが金持ちの子。
つい「イージーモードな人生やな」って送ったら「あんたに言われたくない!」ってそっから返信なくなったわ…。
糞過ぎてSNSも切ったから悪口言われてても知らね。(さすがに実生活になにか影響出てきたら法的対処するが…)
※チラッとBに聞いたら私がデザイナーとして仕事始めたのがもともと気にくわなかった上、漫画家あきらめて就活してる時に「私は絵の道諦めたのにあいつは!」ってコンプレックスバチバチに刺激してたらしい。
いや、私も別に楽してなったわけじゃないし前の職場でズタボロになったの知ってるよね……?
怖すぎ。
去年7年付き合ってた彼女と別れた。
元々が5年目から遠距離だった。長く付き合ってる遠距離カップルの例に漏れず、セックスレスだった。最後の2年はどちらかが往復二万払って会いに行き、大して美味くもない飯を買い、俺は無理やり会話を盛り上げようとし、向こうはそんな態度に冷ややかで、俺は相手が寝た後にやっと安心してシコって寝るような関係だった。無論9割俺が会いに行く側だ。
文句は無かった。向こうは俺に興味が無かったかもしれないが、俺は浮気をしていた。無論バレてはいないはず、月に一回会う惰性で付き合っている興味の無い男の浮気はバレるはずがない。
ただそんな関係でも俺は不思議と相手が好きだった。明確な拒絶は無かったので、その内結婚するのかななんて考えていた。
そんな関係が更に2年続いた去年、いよいよ遠距離をやめて同棲しようという話が持ち上がった。
具体的に言うと、俺は職場が都内のため、彼女と埼玉で同棲しようとなった。彼女が1ヶ月ほど俺の家に住みながら2人で住居を探そうという計画だという。
寝耳に水だった。先程話したように俺は浮気をしていて浮気相手と半同棲だった。慌ててハウスクリーニングを雇い痕跡を消し、なんとか彼女を迎え入れ住居探しをしたがこれが地獄の始まりだった。
遠距離の間、とにかく俺と彼女の価値観が合わなくなっていたのだ。
田舎の実家に暮らす高卒の彼女と、都内の大学に進学し1人暮らしで就職していた俺では全てが違った。
俺は車は不要で駅が近ければOKの考えだった。東京寄りの埼玉なので、1万円弱の駐車場代金を家賃に上乗せすれば移動に不自由ない場所に住めるはずだが、彼女は頑なに車を譲らなかった。
彼女曰く、車は必須だ。今まで車が無かったら生きていけなかった。買い物はどうするんだ。等。
俺としてはスーパー徒歩3分駅7分の立地で車は要らないと思うのだが、そうでは無いらしい。
これは序章だった。俺はわりと車が好きだった。これを機にクルマを保有するのもアリか…と考えたが、溝はどんどん深まっていく。
曰く、築年数は絶対に浅く無いといけない
曰く、部屋は2LDK
ここで冒頭に年収を書いた理由となるのだが、かなり無理があった。共働きならともかく、彼女は無職であった。(当時は同棲したら職を探すとは言っていたが)その上車を保有したいという。
懇々と難しさを説いたが、自分が絶対に正しくお前がおかしいという姿勢を信じて違わぬスタンスに心が折れ、条件に合いかつ収入的にもギリギリイケそうな物件を探してくれた営業さんへの申し訳なさもあり、ついには向こうの条件の物件に契約を決めたのだった。
そして審査が通り、敷金礼金の支払いの段階となった。ここで俺は彼女が原理的共産主義であったことを知る。
俺「敷金礼金で25万、こちらの引っ越しで10万、そっちの引っ越しも10万くらいかな?こっち多く30万出すから25万頼むよ」
彼女「こっちは無職なんだよ!!?そっちが全部出してよ!!親だってお金あるじゃん!」
俺「引っ越し程度で親にお金出してもらうわけにはいかないよ、俺はお金無いしせめて半分くらいは…」
彼女「おかしくない!?お金がある人が無い人にお金出すべきじゃない!?」
彼女「もういい!別れる!」
こんな感じで彼女が発する別れる!はたまにあったのだが、いつもはこちらが分かった分かったで済ませていた。
しかし、今回の件についてはあまりに気持ち悪い共産主義で、俺は
「んじゃ別れよう、荷物はまとめとくわ」
と返してしまった。数日後、仕事中に彼女は荷物を持って帰り、ポストに合鍵を入れ関係は終わった。
その後半年程、俺はモヤモヤしていた。というのも付き合っていた7年という月日は長く、どんな事をしても元カノがチラついてしまう。新幹線に乗っても、飛行機に乗っても、なんなら新宿駅や東京駅に行くだけでチラついていた。
そして文章から醸しでてしまう通り俺はキモい人間のため、こんな別れ方をしても最終的に結婚する人はあの人なんじゃ…とか考えていた。
内容としては[結婚しました!人生の大半いたから伝えておくね!]みたいな内容だった
自分は上がったけど、お前は〜?ww
みたいに言われたと感じた。実際その気持ちはあったのでは?まだ思う。
まず友達がほしい
ツイッターとかで探すと10代とか若い子ばかりで気後れしてしまう…。
でも若い子すごいね、もうその年で自分のセクシャリティを理解して認めているなんて。驚くばかりだ。
異性愛が当たり前だという社会の抑圧に押し負けた私はさんざん悩んだり嫌な思いしたけど(今もするけど)そういう子が少なくなってるなら嬉しい。
アプリとか使ってるけど、まずは普通に仲良くお友達が欲しかったのに、すごい…なんか…会いたい、気になってますとか迫られて、やりづらくなってしまった…。
男が苦手だから男性的な見た目(いわゆるボイ)の方にぐいぐい来られるとウワーーーってなってしまう…
男性的なものを仕事以外で身近に感じるの勘弁…って気持ちなので申し訳ない…(これは私の偏見とかがいけない)
良心的アプリで数少ないレズビアンのままいられるコミュニティを見つけたのにそこがうまくいかないとじゃあどこなら…ってなる…安心して過ごせる世界広げて友だち増やしたい…
今やアラサーになったおじさんだが、精神的に中学生の頃と全然変わってなくて笑う。
今でも高校時代の友人に会えば漫画の真似で盛り上がるし下ネタも大好きだし。
おっさんになって他人に過度な期待をしなくなったし距離感も量れるようになったから喧嘩もしなくなったけど、本当にそれだけ。
シンエヴァでゲンドウが親の愛情を独占してる息子に嫉妬するという、ガキみたいな心情を吐露してたけど、どんな人間も精神的には子供の延長線上にしか存在しないわけで。
このまま30代、40代と続いていくんだろうなぁ。
この二冊は恋愛経験がないアラサー男女の恋愛を描いてる漫画なんだけど、めちゃくちゃツボにハマって狂ったように読み返してしまった。
似たような漫画教えてください。
義妹が危篤らしい。
私よりちょっと年下のアラサー、ついこの間まで妊娠8ヶ月だった。
義妹もそうなってしまったらしい。
私は義妹と会ったことがない。
彼女とは義弟の結婚式で初めて会う予定だったが、その結婚式はコロナ禍のため中止になった。
医療に近い仕事をしている義弟には、決行する決断はできなかった。
その後の盆も正月も、全て新型コロナウイルスを理由に親戚での集まりが取りやめになり、結局会えないままだ。
LINEでしかやり取りしたことが無かったが、私が出産した時は真っ先にお祝いをくれた。
ショッピングモールで2時間くらい歩き倒して悩んで選んだのだと、義弟から聞いた。
そんな義妹の出産。
あまり外出できないから歩いて悩むことはできなかったけれど、ほんの少し先に育児を経験した者として、あったら便利でQOLが上がるものをと私もお祝いを探していた。
赤ちゃんは元気らしい。
でも、私がお祝いを渡したい相手は、命のギリギリのところで戦っているらしい。
ねえ義妹。
新生児の肌って、全然張りがないんだよ。求肥みたいにぷにょぷにょなんだよ。
目なんてほとんど見えてないらしいのに、不思議とこっちを見てるような気がするんだよ。
赤ちゃんって、あっという間に大きくなるんだよ。
見ないなんて、もったいないよ。
ねえ義妹、戻っておいでよ。
コロナワクチンで行列作るなんてバカ、東京以外の46道府県1700超の自治体で1人もいないんだけど。
うだつの上がらないアラサーの俺が、家で接種券片手に10分ほどスマホポチポチして予約を取り、35度超の灼熱地獄の中をエアコン利かせた快適な車で10分ほど走らせ、親切な自治体職員さんと看護師さんの無駄のない誘導でものの20分ほど(アナフィラキシー待機時間含む)でワクチン接種をキメたというのに。
世界有数の国際都市TOKYOに住む超絶イケてるナウなヤングの都民たちは、徹夜して7時間並んだり、始発で4時間並んだり、炎天下の中5000人超の行列を作ったり、そんな苦行を積んでもまだワクチンを打ててない・・・、ってどれだけ哀れで愚かなバカものなの?
最近、推し界隈での誹謗中傷が多い。SNSの発達でいろいろなものが可視化されるようになったのは、いい意味でも悪い意味でも作用している。
あまりにも最近頭が痛くなるような誹謗中傷(コロナ関連だったり仕事の偏りだったりその他あれこれ)が多いので、ちょっとした昔話をしようと思う。特にこれからデビューするユニットを推してる人やいつかデビューしてほしいと思ってる推しがいる人……というか何かに推しがいる人はぜひ、読んでほしい。
これは、推しがしたい仕事をファンが奪っていたかもしれないと知った時の話だ。ただそう考えた時のきっかけのことも振り返るので相当長文なので、無理だと思ったらUターンしてほしい。
私には10年以上推しているアイドルがいる。一時期は彼の仕事が生きる糧であった。その推しは所属するグループで一二を争う人気で、彼と同世代である小中学生の女の子に人気が高かった。
私が彼を応援していると同級生に言った時に印象的だったことがある。
同担拒否。同じ推しのファンを拒否する言葉。実際私の推しのファンはそういう他人が多い印象だった。当時ネットがつながっていない、家に住んでいた私でさえ知ってたのだから結構いたのだろう。少なかったのかもしれないがその同担拒否さんたちが強烈だったのか…。まあ私が当時よくつるんでいた子が同担拒否(他担である。なお○○担は基本嫌いだけど私は別という…)だったのも、よく言われる理由になっていたのかもしれない。
そして同担拒否が多かったゆえに起きたのかわからないが、推しがデビューした一年目の夏にとある騒動が起きた。
推しのことを好きだと言った子役を、一部のファンたちが袋叩きにしたのだ。ネット掲示板にはその子役に対して消えろ、死ねという誹謗中傷が羅列され、ネットニュースにもなってしまった。小学生の女の子に無数の人間が殺害予告を羅列するという異常事態。その子役は推しのことを好きと言わなくなった。
その他にも似たようなことは続いた。
推しと同級生になって付き合っているという噂が流れた女優さんを嫌がらせし、転校をよぎなくさせるという騒動。
たまたまスタジオにいて手を繋ぐことになった先述の子役さんとは別の子役さんに対して殺意を向けているネットの書き込みも見たことがある。
そんな感じだからか、あそこのファンは怖いとよく言われるようになった。実際私も怖いと思っていた。いい人の方が多い。それは分かっている。ただ、やばい人は数が少なくても目立ってしまう。推し界隈は常に民度が悪いと言われていた。私は推しが女優さんとの共演が決まるたびに、あぁまた一部の人たちが袋叩きするんだろうな、と思うようになった。
いつか落ち着くかも、と思っていたがあまり変わらないまま気づけば推しのデビュー10周年が近づいていた。私はそこで気づいてしまった。
私の推し、アイドルなのにラブストーリーをやっていない。両片思い状態の幼馴染がいる役はやったことがあるが、ラブストーリーと銘打ったものを彼はやったことがなかった。
彼はとても早くデビューしたから、子どもなイメージが強かったというのも大きいとは思う。身長も人より小さかった。だが、人気アイドルであるはずなのに彼の過去出演作にはラブストーリーが一切ない。
頭に数々の過去の騒動がよぎった。行きすぎた誹謗中傷がきっかけで自殺する芸能人のニュースも見たことがある。彼と共演したらやばい、と各事務所に認識されているのかもしれない。なんともいえない絶望感があった。
が、予想を反してその後彼は初のラブストーリーと銘打たれたドラマをやった。美しい彼が綺麗な女優さんを抱きしめたり熱っぽい目線を向ける姿は大変眼福だった。ただキスシーンは本当にしてるのかわからないものだった。だが、デビューから10年近く経ってようやく見れたそれらしきものは大変大変衝撃的だったらしい。TLは喜んでる人と阿鼻叫喚な人と混ざり合ってカオスだった。
それから数年、相変わらず彼はラブストーリーが少ない中定期的にいろんな演技仕事を重ねていた。コメディドラマの中で恋人ができる話もあったがキスシーンはうまいこと隠されていた。あ、そこ隠すのか。まあ本筋とそこまで関係ないもんなと思っていた。
彼もデビューして10年を超え、売り上げも安定しつつあった。ファンも比較的落ち着いてきて居心地が良くなってきた頃、彼のとある雑誌でのインタビューがTLをざわつかせていた。
ざっくり言うとこんな内容だった。その頃、彼の後輩たちが制服姿でラブストーリーをやる仕事が次々と決まってニュースになっていた。ちょうど私自身が制服姿の彼のラブストーリーを見たかったなと思っていたゆえ、余計に苦しかった。
彼も、やりたかったのか。普通のラブコメや甘酸っぱいラブストーリー。そりゃやりたいよな、ザ・アイドルっぽい仕事だし。…私だって見たかった。同世代の女の子や少し年上の女性に憧れる制服の彼を。きっと絵になったことだろう。いつか見てみたいとずっと思っていた。
なんで来ないのかと思っていたけれど、そう考えるたびに先述した子役の女の子とモデルさんの騒動が浮かんだ。またあの人たちの時みたいに叩いたらどうしようと。彼の仕事の中で共演女優さんに対しての『横に立たないでほしい消えてほしい』とかいう書き込みを見かけたらやめるように書き込んでいた時もあった。倍になって返されて疲れて、辞めてしまった。
いつかいつかと思っているうちに、彼はもう、アラサーになっていた。見た目はぜんぜん見えないけれど、やはり貫禄や雰囲気は高校生くらいの後輩たちと比べると圧倒的である。
過去の回想で制服を着ることがあっても、制服メインの話はもう彼には来ないだろう。
彼がリアル制服だった頃に転校したのは彼と同じクラスのモデルで、その少し前に彼とドラマで共演していた。仕事の都合とか、表だった理由はいろいろあるのかもしれないけれど、古くからのファンに深くその騒動は刻み込まれている。
美しくて可愛らしくて、年齢よりは若く見られる彼は長く制服の仕事はしていた方だ。でも、ラブストーリーが来なかった一端は過激なファンの動きが大きいと私は考えている。
思っているより、現場の人たちはファンのことを見ている。ここ数年それを感じさせることが他界隈でも増えた。勢いのある後輩グループは感染症に罹患したメンバーへのひどい誹謗中傷が目立ち、事務所が声明文を出した。自殺したとあるスポーツ選手に対して誹謗中傷を行なっていた人間を逮捕したりと、動きが大きく出てきている。
昔からよくあることではある。でも、その誹謗中傷は大きく推しの仕事を左右する。
出てくる奴ら全員クズで草
主人公 アラサーフリーター。大学生レベルの常識すらなく世の中をなめてる。
被害者 中学まで卒業しておいて「とりあえず痴漢されたら手近な袖掴んでおけばいいんでしょ?」レベルのアホ。
駅員A 雑に仕事をしておいて最低限のことはしました感を出す給料泥棒。
駅員B 上に同じ。駅員って雑なやつしかいないのか。
通行人A 正義マン1。自己満足で雑に正義を行うだけで世の中の役には立っていない。
弁護士 アホの相手をする可愛そうな人。台詞から「コイツらアホやけど可愛そうだから優しくしたるかアホに生まれて可愛そ」が溢れ出る
容疑者A いい人っぽいけど捕まりなれていることから常習犯なのが分かる
容疑者C 荒んでいる
警官A 着崩してヤクザ風にえばれば相手が折れると思ってるクズ
警官B ニタニタ笑っている。他人の人生を何だと思っているのか
警官D 物凄く態度が悪い
私(つまり娘)の髪型に、母は徹底的にこだわる。おかげで、幼稚園に上がってから長さ以外ほとんど変わっていない。私は30になった。
必ず、染めていない黒髪、前髪なし、胸下くらいの長さ、内巻きのみ。ダイレクトにそれ以外はダメ、と言ってくるわけではない。必ず遠隔だ。
長さが規定に足りないと、痛んできたからと毛先を切ったら「美容院に行きすぎじゃない?」と朝から晩まで言われる。3ヶ月空いていると予約カードを見せても納得しない。前髪作ったことないのに、作ったらせっかく美人に産んであげた顔がない台無しだと言われる。最悪なのは染めること。おかげて、周りや美容室での「髪型変えないんですか?」の問いに、職場を理由にし続ける羽目になっている。
アラサーの髪型くらい好きにしたら良いというのはごもっともなのだが、15年この繰り返しをしていると、本当に他の髪型は似合わないのではないか、と思う。
どうしてここまでこだわると言うと、祖母が亡くなった理由は髪を染めていたからだと母は思っている。私は祖母に会っていないから解らない。染料が原因で、病室のベッドの床まで血溜まりになるほど、全身から出血したんだと語られているが、さすがにオカルトじゃないのか…?
最近あまりにも暑いので、鎖骨の下あたりにまで切ったら案の定「毛先が肩のラインで外に巻いてる、早く伸びると良いわね」とのコメント。首筋が熱いし、ドライヤーもしんどいんだよ。再来月にはこの家を出る。美容師さんに、似合う髪型を聞いてみたい。
自分で言うのもなんだが、180cmの身長に恵まれ、どこへ行ってもお世辞交じりでイケメンと呼ばれ、ファーストコンタクトで異性から好感を得る事が多かった。
そして女好きで好色で面食いな父親と、役割に依存して不満だけを漏らす母親の間で育った俺は結婚生活への憧れというものを1mmを抱くことがなくここまで来てしまった。
おかげで結婚への憧れを全く持たずに育ち、恋愛への頓着が無くなってしまったので、学生時代に何度か好意を寄せてきた同級生からの告白を断ってきた。
しかし、恋愛関係以外では去る者追わず来るもの拒まずのスタンスで終電を逃した駅で、夜の飲み屋で、逆ナンされてそのままセックスする事が多くなり、趣味と話しがあい、尚且つ人間関係には干渉せずにセックスをする友人が今でも何人かいる。お互いに友人だと思ってる。というか、その辺が割り切れる相手だと思って寝たら恋愛脳だった女ってのが過去に何人かいて、それ以降慎重に見極めた結果が今のセフレ達だ。セックスしまくって気づいたのが、女には二種類いて、踏み込まれたくない線引きが理解できない女と、踏み込まれたくない線引きを瞬時に理解できる女が二種類いる。俺のセフレは全員が後者だ。
時々、私生活で彼女いない歴年齢だという話をすると驚かれる。「ホモ?」「女に興味あるんだよね……?」こういう反応にいちいち対応するの正直しんどくなってくる。「いやあ、モテなんいで……」と適当にはぐらかす。
多分俺自身、もしも誰かと一緒になるなら信用信頼を担保に関係を築きたい思っていて、少なくとも簡単に誰かと寝る女は信用できないと自分を棚にあげて思ってる節がどこかにあるんだと思う。そして、セフレを作りすぎて、セックスだけの関係を築きすぎて、女なんてみんな誰にでも股を開くし信用になんて値しないとどうしても思ってしまう。我ながら重症だと思う。お前が言うな案件なのは自分でも重々わかってる。別に絶対に処女がいいと思ってるわけではない。信じられる相手なら恋愛を考えられるんだと思う。
とかなんとかいって、こんな事もやもや考えながら、やっぱりまた女から連絡が来るたびに音楽の話をしたり絵画の話をしたり仕事の話をしたりしながらなんだかんだセックスして、いない歴を更新し続けるんだろう。
ちょっと長くなるけど、どうすればよかったのか未だにわからんから聞いて欲しい。ていうかタイトルこれにしたけど子猫を拾ったのは私ではない。
A子
正義感が強すぎる。何故か彼氏と3カ月以上続かない。ペット不可マンション在住。メンタルが弱い。
B美
お金がない。手帳持ちの非正規雇用労働者。ペット可の平屋在住。メンタルが弱い。
隣人カップル
私
メンタル普通のアラサー女。小動物が家に居るので猫は飼えない。
7月のとある台風前日の夕方、B美がSNSに「こんな台風の前日に子猫が田んぼに捨てられてる!!」と投稿した。
私はどっかに親猫が居るかも分からんし、私は猫を飼うことは絶対にできない状況なので、可哀そうかもしれないがとりあえず出来ることはないな…と思い、特にリプなどは送らずスルーしていた。
そしたら正義感の塊のA子がいつの間にかB美の元に駆け付けており、私が次にSNSを見た時には何故か保護してB美宅まで連れて帰っていた。子猫は3匹居たらしい。
その直後、B美の家でバーベキューが開催されたので、私も遊びに行った。
猫はどうなったんだろう?となんとなく思っていたら、B美は一応働いているため日中の面倒が見れない…ということで、何故か隣人の無職カップルに猫は預けられていた。
この時点で「飼えないなら拾うなよ…」と友人2人に少し思ってはいたが、まぁ口に出すことではないなと思ったので特に何もその件について話はしていなかった。
すると、バーベキュー中に事が一転、隣人カップルが猫の世話を放置していたので、3匹中の1匹がいつの間にか弱っていて死んだ。
バーベキューは急遽中止となり、残りの子猫を病院へ連れていくことになる。
病院代はその日バーベキューに参加していた人で何故か折半になった。私も猫がこれ以上死んだら気ぃ悪いなと思い、とりあえず払った。
隣人カップルはカルト宗教の信者なので、基本的に病院に連れていったり、そもそもマメに動物を世話するという概念がないらしい。(自然派?みたいなやつ?)
しかし「もうこの猫たちは私たちのものだから!」と、世話もしないのに飼う気は満々。
ここでもA子の正義感が爆発。さすがに私は「一応B美の隣人なわけだし、ご近所トラブルになっても面倒だから穏便に事を進めた方がいいよ…」とは言ったが、A子は正義感が強すぎて人の話を聞かないので、気付いた時には隣人宅に押しかけて猫を奪還していた。
奪還した猫はB美の家を隣人から見えないように窓を目張りして、隠しながら飼うことになったらしい。正義とは一体なんなのだろうか…。
元野良ということで生き延びた2匹もまだ予断を許さない状況。再度病院へA子とB美で連れて行ったらしい。
当然私は直接関係ないので、SNSでその様子を「ふ~ん」と思いながら特に気にせず見ていたのだが、急にA子から連絡が。
「増田さん…思ったよりも病院代にお金がかかってしまって。頼らせていただけませんか?」
いや、まじでなんでとしか言いようがなくて驚く。
とりあえずどんな計算だったか忘れたが、変に揉めても嫌だしB美がまじでお金ないのも知っていたので数千円だけ支援し、
「私はこれ以上お金は払わないよ。エサとかおもちゃなんかの物を手土産でプレゼントするのと、お金を直接支援するのは同じ額だったとしても違う。今後どうしていくのかはお金のことも含めて当事者2人で話し合って。」
と伝える。
後からB美から聞いた話だと、A子は増田さんは冷たい的なことを言ってたらしいので、多分私の言いたかったことは何も伝わっていない気がする。言い方が分かりにくかったかな。
2人で話し合った結果なのか何なのか分からないが、A子がSNSのフォロワーや自分の知人関係に向けて支援を募り始めたらしい。
いや、支援じゃなくて自分たちで勝手に保護した猫なんだから自分たちのお金でなんとかしなさいよ…と思ったが、私が言うことでもないので傍観していた。
そして、そこで集まった猫用トイレ・猫用テント・餌etcがB美の家に運び込まれた。
猫って聞くと無条件に何か行動する人ってやっぱり結構居るんですね。
2人で保護した猫ではあるが、世話をするのは結果としてB美1人である。
始めての子猫がしかも2匹ということ、まだかなり小さいので目が離せない状況であるということ、隣人から強制奪還した故に隠さなければいけないストレス、そしてイタズラでまき散らされる糞尿と餌、在宅中は永遠に続く後追い…元々手帳持ちでメンタルが激弱なB美は完全に鬱になってしまっていた。
自分の睡眠食事もままならず、仕事も体調不良で早退を繰り返すことに。
さすがにこのままだと猫もB美も共倒れになるのでは?と私は思い、とりあえずSNSなどで励まし続けた。
特に糞尿をまき散らされることが本当にストレスだったらしく、B美はA子から貰った猫用トイレを恨みはじめた。SNSにもトイレを恨む八つ当たり風味な投稿が増えた。
まぁ、どう見ても大人猫用のでっかいトイレだったので、離乳したてレベルの子猫では上手に使えないだろうなという感じではあった。実際足が滑ってしまうため、結果的に最後まで子猫が用を足すことは一切なかった。
B美がSNSに現れなくなった。猫の悩みを吐露するたびにA子含む様々なフォロワーからアドバイスが色々を送られてきたりするのがしんどかったようだ。
いよいよこれはまずいな、と思い、A子に
「B美の様子を見てきます。多分トイレがストレスになっていて、そういう状態の時はトイレを見るだけでイラつく可能性が高いから申し訳ないけどトイレは処分するかもしれない。」
と連絡を入れ、A子からも「OK!まだ新品に近いしメルカリに出してもいいよ」と返事をもらい、現地に向かった。
メンタル病んでる時にメルカリで交渉したり綺麗に洗って発送したりは無理だかからこれは処分だな、と考えながらB美の家へ。
子猫でも使いやすいトイレと子猫用ちゅーるをプレゼントし、話を色々聞いてあげたらB美もちょっと元気を取り戻した。
明日がプラゴミだから明日トイレを捨てよう、リセットしたら気持ちもちょっと切り替わるよ、ということで私は帰宅した。
これでひとまずひと段落だなと思い家でゴロゴロしていたら、A子から大量のLINEが。
などなど、ご丁寧にクラファン支援者からのメッセージの写真付きでお気持ちがバーッと送られてきていた。
何だ?何がどうした?と思っていたら、A子はずっとB美がトイレに八つ当たりしているSNS投稿を見ていなかったようで、この時はじめてそれに気づいたようだった。
「こんなにみんなが親切心で支援してくれているのに、それを踏みにじる行為をされて、とても傷ついています。」
「増田さんは同じことされて許せますか?私はもうちょっと許せないです。」
「私はいつも不器用でこんな目にあってばっかりです。私だからB美もあんな言い方をしたんだと思います。」
などなど色々来ていて、「えー…めんどくさ…」と思ったので、とりあえず私は
「うん、そうだね。気持ちは分かるしB美の八つ当たりは良くなかったけど、B美もノイローゼになっちゃってるし、動物は人から貰ったものだからって気を遣って使うとかできないし、仕方ないかなって私なら思うかなー。」
と返した。
なお、A子はそれと同時にB美に対して
「そのトイレは人から支援してもらったものなんだよ?気持ち踏みにじるなら返して。」
などと送っていたらしい。
え、メルカリで売っていいって言ってたのは何だったん?
ちなみに私の上記の返事はA子の気に障ったようで、気付いたらLINEもSNSもブロックされていた。
自分の生活もままならないくらいメンタルが追い詰められている中のトイレ返せ騒動でB美の鬱は悪化した。
悪化したが、とりあえずこれ以上揉めたくないので、力を振り絞ってトイレ以外も全てA子から貰ったものは段ボールに詰めて送り返したらしい。
そしてその全てを送り返した行為がA子は当てつけと感じたようで、SNSに
「あげたもの全て返すって、そういうことして欲しいわけじゃない。」
「私は猫は飼えないからせめて出来ることをしようって思っただけなのに、それが迷惑だったってこと?」
「なんで傷つけられた側の私が謝らなければいけないの?」
的なことを投稿していたらしい。
(私はブロックされたので見れないのだが、逆に何故かブロックされていないB美が教えてくれた。)
これは予想に過ぎないのだが、きっとそれに理解ある風のオジサマたちが「元気だして!」「A子ちゃんは悪くないよ!」とリプしてるんだなと思った。
猫拾いに関わるつもりなかったはずなのに、揉めたくないからって日和って2回目のお金払った私の自業自得だなと大反省した。
あと、今まで偏見はよくないと思って来るもの拒まずで人付き合いはしてきたけど、メンタル弱い人に深入りしてはいけないと改めて思った。
特別猫が好きなわけではないが、シュレーディンガーの猫みたいに生きているのを見ちゃったので、2匹の子猫が健やかに育って欲しいとだけ願っているよ。