ちょっと長くなるけど、どうすればよかったのか未だにわからんから聞いて欲しい。ていうかタイトルこれにしたけど子猫を拾ったのは私ではない。
A子
正義感が強すぎる。何故か彼氏と3カ月以上続かない。ペット不可マンション在住。メンタルが弱い。
B美
お金がない。手帳持ちの非正規雇用労働者。ペット可の平屋在住。メンタルが弱い。
隣人カップル
私
メンタル普通のアラサー女。小動物が家に居るので猫は飼えない。
7月のとある台風前日の夕方、B美がSNSに「こんな台風の前日に子猫が田んぼに捨てられてる!!」と投稿した。
私はどっかに親猫が居るかも分からんし、私は猫を飼うことは絶対にできない状況なので、可哀そうかもしれないがとりあえず出来ることはないな…と思い、特にリプなどは送らずスルーしていた。
そしたら正義感の塊のA子がいつの間にかB美の元に駆け付けており、私が次にSNSを見た時には何故か保護してB美宅まで連れて帰っていた。子猫は3匹居たらしい。
その直後、B美の家でバーベキューが開催されたので、私も遊びに行った。
猫はどうなったんだろう?となんとなく思っていたら、B美は一応働いているため日中の面倒が見れない…ということで、何故か隣人の無職カップルに猫は預けられていた。
この時点で「飼えないなら拾うなよ…」と友人2人に少し思ってはいたが、まぁ口に出すことではないなと思ったので特に何もその件について話はしていなかった。
すると、バーベキュー中に事が一転、隣人カップルが猫の世話を放置していたので、3匹中の1匹がいつの間にか弱っていて死んだ。
バーベキューは急遽中止となり、残りの子猫を病院へ連れていくことになる。
病院代はその日バーベキューに参加していた人で何故か折半になった。私も猫がこれ以上死んだら気ぃ悪いなと思い、とりあえず払った。
隣人カップルはカルト宗教の信者なので、基本的に病院に連れていったり、そもそもマメに動物を世話するという概念がないらしい。(自然派?みたいなやつ?)
しかし「もうこの猫たちは私たちのものだから!」と、世話もしないのに飼う気は満々。
ここでもA子の正義感が爆発。さすがに私は「一応B美の隣人なわけだし、ご近所トラブルになっても面倒だから穏便に事を進めた方がいいよ…」とは言ったが、A子は正義感が強すぎて人の話を聞かないので、気付いた時には隣人宅に押しかけて猫を奪還していた。
奪還した猫はB美の家を隣人から見えないように窓を目張りして、隠しながら飼うことになったらしい。正義とは一体なんなのだろうか…。
元野良ということで生き延びた2匹もまだ予断を許さない状況。再度病院へA子とB美で連れて行ったらしい。
当然私は直接関係ないので、SNSでその様子を「ふ~ん」と思いながら特に気にせず見ていたのだが、急にA子から連絡が。
「増田さん…思ったよりも病院代にお金がかかってしまって。頼らせていただけませんか?」
いや、まじでなんでとしか言いようがなくて驚く。
とりあえずどんな計算だったか忘れたが、変に揉めても嫌だしB美がまじでお金ないのも知っていたので数千円だけ支援し、
「私はこれ以上お金は払わないよ。エサとかおもちゃなんかの物を手土産でプレゼントするのと、お金を直接支援するのは同じ額だったとしても違う。今後どうしていくのかはお金のことも含めて当事者2人で話し合って。」
と伝える。
後からB美から聞いた話だと、A子は増田さんは冷たい的なことを言ってたらしいので、多分私の言いたかったことは何も伝わっていない気がする。言い方が分かりにくかったかな。
2人で話し合った結果なのか何なのか分からないが、A子がSNSのフォロワーや自分の知人関係に向けて支援を募り始めたらしい。
いや、支援じゃなくて自分たちで勝手に保護した猫なんだから自分たちのお金でなんとかしなさいよ…と思ったが、私が言うことでもないので傍観していた。
そして、そこで集まった猫用トイレ・猫用テント・餌etcがB美の家に運び込まれた。
猫って聞くと無条件に何か行動する人ってやっぱり結構居るんですね。
2人で保護した猫ではあるが、世話をするのは結果としてB美1人である。
始めての子猫がしかも2匹ということ、まだかなり小さいので目が離せない状況であるということ、隣人から強制奪還した故に隠さなければいけないストレス、そしてイタズラでまき散らされる糞尿と餌、在宅中は永遠に続く後追い…元々手帳持ちでメンタルが激弱なB美は完全に鬱になってしまっていた。
自分の睡眠食事もままならず、仕事も体調不良で早退を繰り返すことに。
さすがにこのままだと猫もB美も共倒れになるのでは?と私は思い、とりあえずSNSなどで励まし続けた。
特に糞尿をまき散らされることが本当にストレスだったらしく、B美はA子から貰った猫用トイレを恨みはじめた。SNSにもトイレを恨む八つ当たり風味な投稿が増えた。
まぁ、どう見ても大人猫用のでっかいトイレだったので、離乳したてレベルの子猫では上手に使えないだろうなという感じではあった。実際足が滑ってしまうため、結果的に最後まで子猫が用を足すことは一切なかった。
B美がSNSに現れなくなった。猫の悩みを吐露するたびにA子含む様々なフォロワーからアドバイスが色々を送られてきたりするのがしんどかったようだ。
いよいよこれはまずいな、と思い、A子に
「B美の様子を見てきます。多分トイレがストレスになっていて、そういう状態の時はトイレを見るだけでイラつく可能性が高いから申し訳ないけどトイレは処分するかもしれない。」
と連絡を入れ、A子からも「OK!まだ新品に近いしメルカリに出してもいいよ」と返事をもらい、現地に向かった。
メンタル病んでる時にメルカリで交渉したり綺麗に洗って発送したりは無理だかからこれは処分だな、と考えながらB美の家へ。
子猫でも使いやすいトイレと子猫用ちゅーるをプレゼントし、話を色々聞いてあげたらB美もちょっと元気を取り戻した。
明日がプラゴミだから明日トイレを捨てよう、リセットしたら気持ちもちょっと切り替わるよ、ということで私は帰宅した。
これでひとまずひと段落だなと思い家でゴロゴロしていたら、A子から大量のLINEが。
などなど、ご丁寧にクラファン支援者からのメッセージの写真付きでお気持ちがバーッと送られてきていた。
何だ?何がどうした?と思っていたら、A子はずっとB美がトイレに八つ当たりしているSNS投稿を見ていなかったようで、この時はじめてそれに気づいたようだった。
「こんなにみんなが親切心で支援してくれているのに、それを踏みにじる行為をされて、とても傷ついています。」
「増田さんは同じことされて許せますか?私はもうちょっと許せないです。」
「私はいつも不器用でこんな目にあってばっかりです。私だからB美もあんな言い方をしたんだと思います。」
などなど色々来ていて、「えー…めんどくさ…」と思ったので、とりあえず私は
「うん、そうだね。気持ちは分かるしB美の八つ当たりは良くなかったけど、B美もノイローゼになっちゃってるし、動物は人から貰ったものだからって気を遣って使うとかできないし、仕方ないかなって私なら思うかなー。」
と返した。
なお、A子はそれと同時にB美に対して
「そのトイレは人から支援してもらったものなんだよ?気持ち踏みにじるなら返して。」
などと送っていたらしい。
え、メルカリで売っていいって言ってたのは何だったん?
ちなみに私の上記の返事はA子の気に障ったようで、気付いたらLINEもSNSもブロックされていた。
自分の生活もままならないくらいメンタルが追い詰められている中のトイレ返せ騒動でB美の鬱は悪化した。
悪化したが、とりあえずこれ以上揉めたくないので、力を振り絞ってトイレ以外も全てA子から貰ったものは段ボールに詰めて送り返したらしい。
そしてその全てを送り返した行為がA子は当てつけと感じたようで、SNSに
「あげたもの全て返すって、そういうことして欲しいわけじゃない。」
「私は猫は飼えないからせめて出来ることをしようって思っただけなのに、それが迷惑だったってこと?」
「なんで傷つけられた側の私が謝らなければいけないの?」
的なことを投稿していたらしい。
(私はブロックされたので見れないのだが、逆に何故かブロックされていないB美が教えてくれた。)
これは予想に過ぎないのだが、きっとそれに理解ある風のオジサマたちが「元気だして!」「A子ちゃんは悪くないよ!」とリプしてるんだなと思った。
猫拾いに関わるつもりなかったはずなのに、揉めたくないからって日和って2回目のお金払った私の自業自得だなと大反省した。
あと、今まで偏見はよくないと思って来るもの拒まずで人付き合いはしてきたけど、メンタル弱い人に深入りしてはいけないと改めて思った。
特別猫が好きなわけではないが、シュレーディンガーの猫みたいに生きているのを見ちゃったので、2匹の子猫が健やかに育って欲しいとだけ願っているよ。
無駄金と無駄時間を使ってしまいましたね これからはメンタル強くて常識と収入のある人と付き合ってくださいね ってどっからそんな底辺と付き合うようになったんだよ 異常だろ
世の中思ったよりやべーやつでいっぱいだな
増田らがいくつか知らんけどもう今後女児の名前に◯子◯美って時代でもなくなってくし、これから先、女である匿名の登場人物を示す時にどうしていったらいいんだろうな。wikipediaの...