はてなキーワード: 感染症とは
感染研のメンバー見てると初期から獣医師がかなり活躍してるし, 公衆衛生の専門家には獣医師も多い.
だから, そう, そのとおりなんだけど, 家畜相手だと全ては経済的な損失を最小限にするという目標があって, 全頭淘汰とか, イノシシ狩りとかという方法を決定できる.
対して人間相手の感染症だと, 人間1人頭の値段がついてない(?)ので, どうすっかなあってなるんだと想像している.
本当は首脳陣の方で一人にかけられるコストはいくらいくらまで, 最終的に何人まで死ぬのは仕方ない, っていう合意が共有されてるんだと思うけど, 当たり前だけど内緒ですね.
完全な治療方法がない感染症への対応なら、彼らのほうが人間の医者よりも経験が多いのでは。
職域のための 新型コロナウイルス感染症対策ガイド - 日本産業衛生学会
https://www.sanei.or.jp/images/contents/416/COVID-19guide0811koukai.pdf
フリーアドレス(個人専用のデスクはなく、自由に着席場所を選んで仕事をすること)を導入している事業所では、万一、感染者が発生した際には接触者の把握が難しくなる。
他人との接触機会を減らすための対策として、フリーアドレスの禁止、従業員の執務場所
フリーアドレスを継続する場合は、従業員が使用した机や立ち寄った場所を記録(行動履歴の記録)して、接触者を常に把握できる状態にしておく。また使用した机等は使用者が都度消毒することが
望ましい
何かリンクたくさん貼ると登録できないので一部h抜きで許して。
うあー、NHK、勝手にワクチン接種のスケジュールを作らないでくれ。デタラメだぞ。— 河野太郎 (@konotarogomame) January 20, 2021
で、たぶん時間的にNHKの「おはよう日本」の放送を見てのツイートだろう。
新型コロナのワクチン
接種はいつから?
医療従事者や高齢者などへの接種を優先したうえで、早ければ5月ごろから一般の人への接種を開始する案も出ています。https://t.co/M6dbMixsMa pic.twitter.com/8kbhpPiGIN— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) January 20, 2021
この話だと思うけど自分が知ってる限りで事実関係をまとめておきます。
厚労省「新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保について 自治体説明会①」][ttps://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000708055.pdf]
この中で件の「新型コロナワクチンの接種体制の構築(スケジュールのイメージ)」が出てくる。p.46(p.47)を見ると確かに1-4月の予定は厚労省の説明通りに見える。
なおこれを受けてその日のうちにNHKは1-4月の予定を記事にしている。
昨年 12月18日に開催した「第1回 新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業に関する自治体向け説明会」で、新型コロナウイルスワクチン接種開始に向けて都道府県及び市区町村が準備すべき主な事項やスケジュール等について示したところですが、ワクチンが承認された場合に速やかに接種可能な体制を整理するため、各自治体の予防接種部局には当面の間、平時をはるかに超える量の業務が発生することが見込まれます。
厚労省「新型コロナウイルスワクチン接種に向けた庁内体制の拡充について(依頼)[ttps://www.mhlw.go.jp/content/000717188.pdf]
ちなみにこれは都道府県知事・保健所設置市市長・ 特別区区長宛なのでここでいう12月18日が(1)の説明会を示しているのは間違いない。
というわけで「スケジュールのイメージ」は「スケジュール」という認識で良いようです。イメージはイメージ1とか図表番号付ける人たまにいるしそういう何かじゃね?(適当)
「スケジュール案(スケジュールのイメージ)」と「スケジュール」同時に提示する可能性?そんなの考える必要ある?
まあ、この手の政策のスケジュールなんて確保できるかどうかで変更あるのは当たり前だし全く動かないタイプのスケジュールではないのは書かなくても共有できるだろう。
厚労省「新型コロナウイルスワクチンの接種体制の構築について」[ttps://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000721004.pdf]
p.15(p.16)に(1)で出たスケジュールイメージがそのまま出てくる。
1/15の時点でも特に変更なしと言うことだろう。
その上で、感染対策の決め手となるワクチンについては、安全性・有効性の審査を行った上で、自治体と連携して万全な接種体制を確保し、できる限り、二月下旬までには接種を開始できるよう準備いたします。
田村憲久厚生労働相は19日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチンに関し、菅義偉首相が明言した2月下旬までの接種開始に向けて作業を急ぐ考えを表明した。「2月中旬ごろまでに承認が出ないと対応できないので、段取りはそこを念頭に置いている」と述べた。
少なくとも2月下旬に接種を開始するつもりだというのは共通了解だと分かる。
a. 議員の例
昨日厚労省から説明を受けたワクチン接種のスケジュール。これを見ると、基礎疾患のない国民が広く受けられるようになるのは早くてゴールデンウィークの頃か。2回目は3〜4週間あけなくてはならないので果たしてオリパラに間に合うのか。明日の代表質問で確認します。デジタル化の活用も提案します。 pic.twitter.com/du4Skpkcm3— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) January 20, 2021
昨日というのは1/19である。1/19に議員もレクを受けていたということなのだろう。ページ数が(1)や(3)と違うあたりレク用の違う資料だということが分かる。なお原口議員も同じ資料を使って批判している。
b.地方自治体の例
第33回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議 次第[ttps://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/248574.pdf]
1/19の資料だがp.6(p.16)に(1)の図、p.14(p.24)に(2)の文書が記載されている。
どちらも自治体向けの資料だったのだから当たり前だが各地方自治体はこれらに則って動いていることが予想される。
b-2. 大田区
4月下旬 基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者への接種開始
GW明け それ以外の方の接種開始
あくまで大田区区議がブログに書いた情報であることなのでどこまで信じてよいかは分からないが「GW明け」に一般の接種が開始されるとされていることが興味深い。
まあ5月の話は共同通信は「想定」、NHKも「案」と確定事項のように書いてはいなかったはずなので少し気になるところだ。
[追記]神戸市(ttps://www.city.kobe.lg.jp/a73576/press/229168008809.html)でも一般への接種が5月予定となっているので既に一部地方自治体ではそうなっているっぽい。
さて河野大臣の発言が正しいとすれば次のどちらかの結論にならざるをえないように思える。
a. 厚労省の言う「スケジュール」は勝手に作ったものであり正式なスケジュールではない。
b. NHKが報じた「スケジュール」は古いもので現在は違う。
ところがaの場合、2月下旬接種は首相も掲げる目標であるところ、接種1ヶ月前にもなって未だにその後のスケジュールを作っていないという新たな懸念が生じる。
もしくは内部的にはしっかりしたスケジュールを立てていたとしてもそれを他に共有していないということになる。
またbの場合、数日前まではスケジュールとされていた話が今日には覆ったという理解になる。
それはそれで不味いがそれよりも昨日の議員が受けた説明や新潟県の対策本部で使われた資料を見るに報連相が疑われるところである。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201120/k10012722431000.html
ただの風邪だからなんの対策もしなくていいとまでは言わないけど、自分でできる感染対策をしながら外に出る、という方に傾いている。 1年、自分なりに出てきた数字とか見て、ここまで色んなものを犠牲にしてまでやんなきゃなんないかな、正直もうゼロにしようウイルス自体を日本から無くそうなんてのはどだい無理なんだし、命のほうが大事だろって言うけどその命だってコロナだけじゃなく経済が止まりゃ失う人も自ら落とす人も増えるだろうし、後から取り戻せばいいって言われたって潰れた店は返ってこないし取り戻すのにどんだけの時間がかかるんだろう、もうちょっとバランスとれないもんかな、とはずっと思ってる。
正常性バイアスなのかもしれない。周りにかかって酷かった人はいないけど、解雇されて必死で転職した人とか収入が減ったとかお店がやばいとかストレスでうつ気味だとかの話はいくらでも聞くし、言ってもデータの上では致死率の特に低い世代だし。
もちろん対応に追われている医療従事者や保健所の人には感謝もあるし給料とかだけでもなんとか上げれないんだろうかって気持ちはある、ゼロにしようとかじゃなくてキャパが限界だからいったん減らしてくれってのもわかる。でもじゃあ、感染症が冬に増えるのも冬に人が亡くなりやすいのも分かってる話だし、検査拡充するなら数が出るのも当たり前だから対応できる数だって増やすべきだったし、人の出入りを一旦減らすだけが問題か?まだそういうフェーズか?ワクチンできれば全部解決、なんてあんのかな、絶対かかんないもんでもないんだし、ワクチンのもしかしたらの危険性とコロナの危険性、自分の中で天秤にかけたら喜んで手を上げて打つの無理かもしれない。そもそも行き渡らせようとしたら時間がまだかかるだろうな、だったら長期的に見てずっと我慢は無理じゃないか?
保障がとか給付金(考えてないらしいな、おつかれ)がとか言うと乞食だのそんなの無くても自分で考えろと言うやつもいるが、漠然とした不安に対して公的機関が与えられるのも与えるべきなのもちゃんとした説明と決断と金銭くらいだと思うのでそれくらいは欲しいだろ。多分、影響を受けてない層が想像していないくらいギリギリの人だっている。まぁ公的機関の人たちも、どんな決断でも批判はあるだろうし大変だろうな。
専門性もない一個人が考えてても唸るばっかりで状況が好転するわけでもないし普段周りとそんな話もしたくない。でも情報がないのも怖いし嫌でも入ってくるし、考えを停止したまま要請に従うのも無視するのも気分が悪い。結局何が一番しんどくなるって、何が言いたかったかって、人の悪意みたいなもんがしんどい。コロナに限った話じゃなくて、今回で露呈したってだけなんだけど。
SNSのぞいたって当たり前みたいに自己責任論や差別が蔓延してる。ニュースでも営業している飲食店や感染者の出た学校に苦情の電話が来た、張り紙をされたなんてやってる。都会はどうかわかんないけど田舎なんて未だに元々排他的だから、それこそ県内の感染者が自殺した町を追われた職を失った、なんて何度も聞いたし(噂レベルだけど)、昨日出たのがどこの誰かも一瞬で回ってくる。高齢者が多いから命に直結するかもしれないって不安なのはあるだろうけど、にしたって赤の他人が攻撃していい訳はないんだよな。それも、心や命や生活を脅かされるほど。
みんなで協力して頑張りましょう、暗に、協力しないやつを吊し上げましょう、みたいな雰囲気もこうしないから罰が当たったみたいなのも嫌な学生時代みたいで気味悪くなってくる。危険だとも思う、根拠のない、絶対のない努力はいくらやっても結果にならないこともあるって理解してないと。もし我慢してたのに感染した側になったとき、何かを責めないといられなくなりそう。
一番怖いのは、例えばこの騒ぎが収まったとき、全部“コロナの犠牲になった”ってことにされるんじゃないかってことだ。
いらない差別や暴力で職を失ったり生活をめちゃくちゃにされた人は、精神を病んで自殺した人は、閉じなければならなくなったお店は、けしてコロナのせいではなくて明らかに“人の悪意”によってそうなってしまったのに、コロナの騒ぎに巻き込まれた、可哀想に、って、それこそウイルスなんかより加害者になってたかもしれない人に言われて風化していくかもしれない、そんで似たようなことがある度また繰り返されるのかもしれないことを思うと最悪な気持ちになる。
少しでもそっち側になりたくないって気持ちも自分の考えに影響しているのかもしれない。なんにせよ、もうそろそろしんどいから、早く騒ぎが収まってほしい。
都市が過密のため
マスク等の付け方を間違えているため
大きな声で笑ったり喋る人がいるため
ゴーイングコンサーンのため
病院が満員のため
ワクチンが手に入らないため
その他のため
いい年こいて、だっこされたい
一番ナイスなのは、こう、私が横向きに寝て、んで背中から優しく包んでもらう感じ そしてただそのまま、それだけが悠久に続く 良いな~
いつもそればかり考えている 自分がキモいと思いつつも、どうすることもできない
私は今大学生で、同学年にお付き合いしている男性がいる お互い就活中の身分である
その男性は地元への熱い使命感に燃えそちらで就職(そのために帰省中)、私は自らの上昇志向に振り回され東京での就職を検討している
表向きまずまずで、勉学はまあ、そこそこ、体育会系部活で主戦力張るなどしてクールにキめてきたつもりだ が、中身はだっこがないと死んでしまうウサギチャンであった
私の外面を支えていたのは、言うまでもなく、だっこだった (ま、パッとしない大学なんすけどね)
これからはもう、だっこしてくれる人がいないのである 困った 飼育放棄されたウサギチャンみたいになっちゃっている
今だって寂しさでトチ狂っちゃっているのにこれから就職すれば当然離れて暮らすんだよな、 直視できない、漠然とした絶望
毎日うわ~ん寂しいよう寂しいようとひとりで泣いている 最悪である やっぱりキモい
多分誰彼かまわずだっこしてくださいみたいなのを頼み込んでまわればしてもらえるんだろうな、でもそれは違うとわかる
こうみえても事情があって自分には夜職の経験があるので、人の持ち合わせる欲望というか、下心というか(しょうがないので責めるつもりはない)、そういったものに当てられて若干スレちゃっている節がある
根幹的な弱みを見せればつけあがられるという経験則も得た
そんなこんなで私は傲慢にも人を選ばさせていただく。強欲だな。でもみんなそんなもんだよね。
お付き合いしている男性は、紆余曲折を乗り越えた関係性、財産、言わば私が育てた専属だっこマイスターである ここは当然譲れない
困った…
だっこを強く熱望し、だっこ不足で精神を崩す機能不全の成人女性 完全にモンスターだ これって依存!?そんなの弱者のすること…!
そして最悪なことは重なるもので、それが就職活動をするのである
今は履歴書で、3月からは面接で、自分は有能ですよもらってくださいよと吹いて回る 嘘でしょ 冗談じゃないよ
こんなサイズだけでかくなった赤ちゃん、どこが拾ってくれるんだよ
社会のみなさんごめんなさい、甘ったれカス女です、みたいな気持ちを抱えたままプロの人事の面接を捌けるわけがない
だっこが足りないことへの不安、就活の不安がダブルパンチで襲う
自分の弱さダメさに耐えかねて、ああこれ私おかしいのかな、病気かな、そう思って " だっこされたい 大人" とか調べたりする
そうすると、家庭環境がツラい方とか、両親からの愛情がもらえなかったためにそういった状況に陥ってしまった方のエピソードをたくさん目にする マジで涙なしには見られない
凄絶すぎる オイオイ、みんな頑張りすぎだぜ
かくいう私は、全くそんなことはない
普通の一般家庭に育ち 父も母もいて、年の離れたかわいい妹がいて、習い事を受けさせてもらったり、私立の大学にまで行かせてもらったりして、まあ愛情たっぷりで育っている 無問題 というかパーフェクトに近いんじゃないの。余計に申し訳ないです 愛情をお返ししていく立場ですよ
そんなに愛情もらっておいてまだ甘えるんですか?ちょっと情けなくないですか?おこがましいです ズルいですね
検索結果にすら、遠回しに怒られている気がする
明日も(もう今日や)朝から就職活動です 今年は感染症のこともあって余計に厳しい つらいな
就職活動って今、自己分析みたいなのが流行りなんですよ 自らと修行僧がごとく毎日毎日向き合って、結果自分はクソだというところに毎回毎回行き着く。
だっこか。本当にだっこが原因なのかな。こんなに弱いならばどこかに欠陥があんじゃないの。だっこがあったって、いつかどこかでぶっ壊れるんじゃないの。いつか誰でも、どうでも良くなっちゃうんじゃないの。そういうことばかり考えて気が滅入る。
みんなはだっこなくても生きていけるんですよね、多分。なんか思考のコツとかあるんですか?もういっそ猫ちゃんになっちゃいたいな。撫でられて過ごす。
治療に特別な内容はないから医学部出てりゃ最低限のことはできる、でも感染症防御の最低限を学んでないければDP号のような意味のないレッドゾーングリーンゾーンの区分けなどをやってもおかしいことに気付かないことは普通に起こる
書いてある通り、感染症の専門医でなくともある程度人工呼吸器の知識と一般的なコロナの知識があれば、最高の医療とまではいかなくとも一般的な医療は提供できると思いますよ。
は???そら文句は言われるだろ「充分な感染症対策をしてください」って言われてんのに不充分だとわかってることしてりゃ
不織布が売ってないとか夏場の熱中症対策で選択せざるを得ないとか不織布が体質に合わないとかいう場合はもう仕方ないけどそれ以外は普通に不織布つけろよ
濡れるとか苦しいとかうるせえよ、感染症対策なんだからつべこべ言うな利便性を求めるな
ウレタンマスク警察が辛い~じゃねえよひとの目があるからマスクしてるだけなのかおめーは、違うだろ効果のある充分な対策をしろって言ってんだよこっちは
おめーに移されたくないんだよ
「酒を飲むなと言ってるわけではない。飲食を伴うマスクを外した会話がリスクだから、避けろ」と言われたら、「よし酒を飲んで暴れてもいいんだな」
夏の暑いときは熱中症を避けるために「屋外で、人と十分に距離を取れる場合は外して良い」である。だから、屋外なら道ですれ違う50cm~1mの距離ではマスクを付けないとマズいのだ。
迷惑なので止めろと言うと「屋外なら外しても大丈夫だって言ってたよ」と勝手に簡略化して広めてくる。
そんなことは誰も言ってない。
新型コロナ対策は、勝手に簡略化して俺ルールを広めてくるやつが多いので、本当に感染症防止の指針を作る人間の苦労が忍ばれる。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210115/k10012816591000.html
この期に及んでまだ自由を制限するな、他人事だと思ってる、戦前がどうだの……
新型コロナウイルス感染症が猛威を奮っているさなかではあるけれど、これまでの人生で屈指の贅沢体験をしたので書いてみます。
まず、宝塚歌劇団雪組トップスター、望海風斗さんをご存知でしょうか。
妻がドはまりしている宝塚のなかでももっとも気に入っているスターのひとりでいま最もチケットがとれないと言われているスターです。その望海風斗さんの退団公演が今年の1月1日(正月!)からはじまっているのですが、退団公演ということもあって、ファンクラブに入会している方でもチケットをとるのに難儀しているそうです。妻もチケットをとろうとさまざまな経路で応募したり模索したなかで唯一、だめもとで応募していた旅行会社の宿泊プランとセットが2席分とれたというところから今回のはなしがはじまります。
うちには0歳児がいるので最初は自分が家で面倒をみて友達と行くのだとばかり思っていたけれどチャイルドルームに預けられるからということで一緒に行くことにしました。自分よりも強く観たいと思っているファンにも取れない人がいると思うと申し訳なさを感じつつも当代随一のスターの舞台を観る最初で最後のチャンスという思いです。
自分は大劇場は観劇するのは初めてですが(観劇する妻に同行してロビーで本を読んで時間をつぶしたことはある)、よくよく聞いてみるとこれがなんとSS席でかつ、セットになっている宿泊というのも帝国ホテル大阪。
帝国ホテルといえば、日本でもっとも格式の高いホテルのひとつ。一度、東京で間に合わせで日比谷の帝国ホテルのロビーにいたときはその異常な空間ぷりその場にいる人間の立ち居振る舞いから階層の違いを実感したのを憶えています
ちなみに、大阪帝国ホテルはまったく別で道頓堀そばのビジネスホテルなのでご注意ください。大阪帝国とは・・・。
そんなこんなで観た雪組公演「fff フォルティッシッシモ」はなかなかよい作品でした。
ストーリーは、音楽家ベートーヴェンは失恋や孤独、失聴に苦しみつつも、なぜ交響曲9番歓喜をつくることができたのか、というもの。そんなに構えずに観に行ったんだけれど、とてもよい人間賛歌でした。ネタバレになるので詳しくは書かないけれど、これは演劇でしか表現できないだろうという仕掛けがいくつかあっておもしろい。あるシーンでの2人のセリフは、Linuxをつくり世界を変えたリーナス・トーバルズの「それがぼくには楽しかったから」を彷彿とさせました。
シルクロードをテーマとしたレビュー(宝塚では、ストーリーの演目と合わせてストーリーがほぼないレビューと呼ばれるショーが上演されるのが定番なのです)は音楽提供を菅野よう子がつとめなかなか見ごたえ聞きごたえがある。これは、チャイナドレスのシーンがインパクトがあってすごかったのとグレーのサテン地の変わったスーツがかっこよかった。
そしてSS席ということで席が前から一桁列目。めちゃめちゃ近い。出演者をほんと間近にみることができてDVDでは気付けなかった衣擦れ音や舞台後方でのざわめき、スポットライトにゆれるミスト、また月並みだけれど息遣いまでも感じることができました。銀橋(という観客席に一番近い細い舞台)を通る出演者のライトを受けてきらめく装飾の細かさや顔の小ささなど、観劇に際して得る情報量がDVDとは桁違いです。ただ、近すぎるからか音響の問題か、声が逆に聞き取りにくいシーンもありましたが。
あと、近くのSS席の観客が何度か同じタイミングでサッとオペラグラスをとりだしたり、拍手タイミングがわからなかったり、幕間に泣いている方がいらっしゃたりと普通じゃない感がありました。
緊急事態宣言下でどうなるかはわかりませんが本公演については2月8日(月)に楽天TVでLIVE配信があるので興味があればご覧ください。
https://tv.rakuten.co.jp/content/366230/
そんな観劇中、我が子は4時間4千円で預かってもらったチャイルドルームにて機嫌よく過ごしていたとのことで安心。駐車場からも劇場からも近くたいへん便利です。しゅっとピックアップして、桜ノ宮の帝国ホテル大阪へ。
観劇後の夕食については0歳児がいる上に、新型コロナウイルスもあって外には食べに行けないので悩んだのですが、せっかく帝国ホテルに行くということとSS席で気も大きくなっているところ張り込みました。
ホテルには前首相の桜の会で話題になったあの久兵衛があるので握りをテイクアウトして部屋で食べようかと思ったのですが、参照していたネット上のメニューが古く握りの持ち帰りはしていないとのこと、さらに、一つしかない個室があいているとのことでここを予約。個室は最低でも16,500円(サービス料別)の握りのコースからということでしたが子がこれから動き回るようになると行けるお店も相当に限られるだろうことから自分を納得させて決行。
これは最高でした・・・。四畳半ほどの掘り炬燵で子がいても気にせず食べることができました。
特に、見た目も美しいさより、吸いつくようなすみいか、未知の味がした寒ブリ、直球のうに、味がする甘鯛(?)、ほっとするような煮はまぐり、異様な旨さのある大トロの炙り、謎のねっとりとした半生のえび、端正なカツオ、箸休めのダイコン、塩味の穴子もたれの穴子も充実。かっぱ巻きと鉄火巻もよい。
大阪府の要請で21時閉店とのことでややせわしなかったのですが、濃い時間でした。。ビールも日本酒もよい。
うっかり持ち帰りの太巻も頼んでしまってお会計は45000円を越えてしまいました。2人で食べに行ってのぶっちぎりの新記録です(次点は入籍した日に訪れたイタリアンで9000円のコースを頼んだものの妻がワインを飲みまくって3.3万円となった日でしたがこれは3-4時間くらいいたので時間別では圧倒的)。
さらに最後までお店にいたことで板前さんに家族写真も撮っていただけました。
ここの撮影の合図はめちゃめちゃ笑えます。久兵衛経験者の一部しか知らないだろうので心の中にしまっておきます。
そして泊まった帝国ホテル。チェックインして部屋に荷物をおいてすぐ久兵衛にいったのでよくみれなかったけれど、部屋もよいしフロントの方の対応もさりげなく素敵で気持ち良い。
頼んでいたベビーベッドもテレビの前に鎮座されているし布団もしっかりしていてよい。
お風呂も熱くて広くてよかった。妻は買ってきたビールを4缶ほどあけてご機嫌。
自分は泊まるところどこでもよいと思っていたけれど、ハイブランドなホテルはちょっと違う。分不相応感の居心地の悪さはありますが。
ちなみに、ホテルの案内で知ったけれど、ルームサービスでコース料理5,600円、久兵衛のにぎりも7,300円からあるので(それぞれサービス料が+10%)、なにかハレの日にコロナの影響を避けて非日常を過ごすのによいかもしれません。
朝食は11時まで、事前にお願いすれば部屋に運んでもらうことも可能だったけれど、混んでそうな時間をさけて10時半ごろにいきました。ゆっくりできて便利。オムレツが火入れも完璧なうえにケチャップが別添えなのが高得点です。ただ、パンとコーヒーは凡庸な印象。あとあと、すらっとしたカトラリーがよかったので調べると燕市のトーダイさんとのこと。チェックアウトも12時だったのでゆっくり過ごせました。
宝塚と帝国ホテルのセット券は妻のポケットマネーから支出されており、金額は教えてもらえていませんが24時間で異常な額のお金を使ってしまいました。ただ、充実した時間でした。新型コロナウイルス感染症と戦っている医療現場、行政のみなさま、経営や生活に大きな影響を受けている観光や小売りや関係産業の方々には悪いと思いつつの消費です。これが今年の贅沢納めかもしれません。しかし寿司がうまかった・・・。