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はてなキーワード: ロシア軍とは

2023-06-07

anond:20230607182901

アニオタネトウヨ化しやすいという話が、なぜそこまで関係ない話になる。

まあ良いけど。

ところで、

ウクライナ戦前は「ウクライナ軍がロシア軍を受け止めて押し返すなんて非現実的だ」って言ってたんだろうなあ。

いや「ロシアウクライナに侵攻するなんて非現実的だ」のほうかな?』

っつーけど、それは世界がびっくりした出来事であって、ミリオタけが意表突かれたわけじゃなかろう。

当のロシアクレムリンですら、ここまで頑強に抵抗されると思ってなかっただろうのに、ミリオタにそれを予期しろとは無茶ってもんだ。

平和主義者な面々も、そんな事は起こらないと信じてたんじゃないのかな?

それとも、いま即時停戦を主張してるオタ嫌いの人達は、ロシアウクライナ侵攻も予期してたし、ウクライナ善戦も予期してたのかな?

もしそうなら見直すよ。

anond:20230607181921

ウクライナ戦前は「ウクライナ軍がロシア軍を受け止めて押し返すなんて非現実的だ」って言ってたんだろうなあ。

いや「ロシアウクライナに侵攻するなんて非現実的だ」のほうかな?

「どうやって押し返すのか具体的なアイディアを出してみろよ」「ロシアウクライナに侵攻してどんなメリットがあるのか言ってみろよ」って凄んでたのかなw

anond:20230607180147

利すらないような枠組みを作れば良い。

ウクライナロシア軍を押し返して占領地を取り返すのとどっちが大変?

2023-05-28

日テレフェイク ザルジニーは死んでいる

ザルジニーって誰っていうのはwiki

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%83%BC

「取り戻す時が来た」反転攻勢開始か “大けがウクライナ軍総司令官

ウクライナ軍総司令官SNSに「我々のものを取り戻す時が来た」と投稿しました。反転攻勢の開始を宣言した可能性もあります

 ウクライナ軍のザルジニー総司令官は27日、ロシア軍との戦闘に臨む兵士動画とともに「我々のものを取り戻す時が来た」とSNS投稿しました。

 ザルジニー氏については、ロシアメディアロシア軍によるミサイル攻撃を受け負傷し、職務継続が困難になったと伝えていました。

 反転攻勢を巡っては、ポドリャク大統領府顧問が25日、「特定の日時に始まる“ひとつ出来事”ではない」と述べています

 ウクライナメディアによりますと、ロシア併合宣言したウクライナ南部ザポリージャ州ベルジャンシクで27日、複数回爆発があったということです。

 ウクライナ軍による攻撃可能性があります

このニュースフェイである理由

 文末が「可能性」で終わっている

これはウクナチ転載に過ぎない。ウラが取れていない

紹介している動画プロパガンダ動画

Прийшов час повертати своє.

@CinCAFU

https://t.me/CinCAFU/505

これはテレグラムだ。

英訳すると

It's time to get yours back.

@CinCAFU

一旦退却して背後に残したものを掴む時

この動画は何があるかわからないので確認自己責任で。

一言で言うと完全に映画みたいな作り。

タイトルコピーライターを入れましたそのもの。中身が全くない。中2病レベル

ウクナチはどこに金をつっこんでいるんや。

誰あてなのかわからないが無駄

こんな動画を作る暇はない。

しかも冒頭は合成としか言いようがない。

こんなことをする理由三国志

諸葛亮と同じ。ザルジニーは生きている。

というプロパガンダ

まり諸葛亮と同じならザルジニーは死んでいる。日テレうそ

アメリカーとかイギリスーとか書いていない点もおかしい。

日本のウクナチ報道はテレグラムコピペ

まりそういうことになる。とてもではないがこうした行為法律禁止すべきだろう。

2023-05-23

【ボロ負けウクナチ】ウクナチ擁護する日本人バカ

島倉大輔

@mercuryconsul

米国上院議員: バフムート捕獲第二次世界大戦以来最大の戦闘であった バージニア州選出の元米上院議員リチャード・ブラック氏はRIAに対し、アルチョモフスク(バフムート)を占領したことにより、ロシア軍第二次世界大戦以来ヨーロッパで最大の戦いに勝利したと語った

積極護国情報🇯🇵🇺🇦ウクライナ情報💙💛

@ActiveCPI

5時間

ロシアプロパガンダアカウントの、「Spriter」の投稿鵜呑みにしない方が良いですよ。

リチャード・ブラックは、米国米国でも、「元米国上院議員」などではなく、元「バージニア州議会上院議員 (2012年2020年)、 バージニア州下院議員 (1998年2006年)」です。

https://google.com/search?client=

ソース日本語で書いてあったらだめですね。

それに情報信頼性と全く関係ない。

逆にこの情報は本当。

2023-05-21

バフムートからロシア軍が逃げたとか弾薬不足とかのワグネルの「ブラフ

自称情報通のブクマカが引っ掛かりまくってるの笑えるな

散々ロシアバカにしといて、そのバカに騙されるバカ以下の知能という…

2023-05-16

なんで夏候惇って自分の目玉食べたんだっけ

ずっと疑問だったけど今のウクライナ侵攻中のロシア軍見てると

たぶん前線まで食糧が行き届いてなくてみんな空腹だったんだろうなってわかった

2023-05-12

ウクライナ反攻

バハムート政治的人質にしてロシア軍を釣る魂胆なのか。相変わらずロシアの弱みを突くのが上手いことで。

2023-04-30

上念司はアホだな

上念 司

@smith796000

ウクライナ軍ロシア12万の予備兵力の報に全く慌ててない理由はコレ!そしてロシア軍の軍用機が墜落しまくってる理由の根の深い話|上念司チャンネル...

https://youtu.be/_PGsFd7hSdE

そもそも予備兵力も尽きてるしミサイルもない。

そもそもロシアウクライナをいつでも殲滅できる。

アメリカシンクタンクが信用できる根拠がない。引用するほうがおかしい。分析能力がない。

プロって誰?そんなソースないよ。ばかでしょマジで

ウクライナ軍は「いつでも」攻撃を開始できるが、多くの要因がこの決定を遅らせている、とアメリカテレビチャンネルCNNは報じた。

主な要因の 1 つは、ロシア防衛線の複雑さです。それを突破することは、ウクライナ軍にとって大きな試練になるだろう、と資料は述べている。

防衛線は曲がりくねった南部戦線に沿って何百マイルも続いており、ウクライナ軍は今後数週間で反撃を集中させることが期待されています。同時に、ウクライナ当局者は、今では驚きの要素が欠けている可能性があることを認めた.

これがCNN情報

バカにはつける薬はない。上念司信頼度ゼロポンコツなのはてめえのおつむだ。

ちなみにアメリカも墜落しまくっている。

F-35はできない。

飛行機が落ちまくっている?全くそんなことはない。

ロシアがよわい。まあ日本人が言うことじゃないな。

2023-04-07

宇露知らず:たられば、現状を全くみていないバカ

出版業界は幼稚なバカばっか

たられば

@tarareba722

いま「ウクライナロシアは(占領地はそのままで即時停戦を」と提案している人たちは、もし万が一、某国日本領土へ攻め入って沖縄九州占領し、レイプ拷問子供拉致が発覚して、自衛隊が「ふざけんな出てけ」と反転攻勢を仕掛けようとしていても、「即時停戦を」と言うのだろうか。

午後8:02 · 2023年4月6日

https://twitter.com/tarareba722/status/1643932120057020418?s=20

言っていることがめちゃくちゃです

犯罪認定は軍がやらない

ロシアですらやっていない。

事件の記録は別の委員会に送られる。

犯罪しているか戦争しない

犯罪をやっているのを取り締まるのは警察です。

そもそも性犯罪をやるために国境を超えない

軍隊でわざわざ国境を超える必要はない。

日本人だけではないか

ロシア軍の性犯罪はリュドミラのでっち上げ

これは国際的認定されている。ばかな日本人を除くが。朝日新聞も削除も何もしていない。海外とは大違い。

会話

🔔パブロフベル🔱復活者💪

@TubulerBells

「リュドミラ•デニソワ」を、Google検索してみたら、英語日本語でこれだけの差が😱

英語検索すると、解任された各紙のニュースが出るが、日本語は、解任の話は見つからない。日本はこれだけ情報が遅れている。

代わりに彼女が流した過去デマリスト化される仕組み🤣

これはこれで便利🥲

ウクライナ人権委員のリュドミラデニソワ氏が性犯罪捏造情報を流して解任されたようですが、世に流れてる情報ウクライナ議会フェイクとした情報と本当の情報区分けついてるんですかね。

ウソも本当もとりあえず流して、反露感情を煽れれば成功ですかね。

よってたらればの主張はクズ

何か薬でもやっているしか言いようがないほどレベルが低いし破たんしている。

というか犯罪を軍が取り締まることはない。

編集者をやめたほうがよいと思います

2023-04-01

ウクライナに侵攻したロシア軍が初めて武田騎馬軍団の恐怖を味わったのは昨年の今頃。7月ロシアから砲撃により首都キエフが陥落し、7月19日には全ウクライナが反攻に転じたウクライナ情勢において、国威発揚意味もあり再び日本も手を打つ必要がある。独ソ戦が終わってから日本は激変している。先の大戦最中もそうだったが、この10年も日本は戦わなくなっていった。理由を考えれば、先日起きた東北地方太平洋地震の影響もあった。これまで当たり前に経験していた日常が異常なのだ認識させられたからだ。

Anond AI作成

2023-03-29

結局バフムトいつ落ちるんだよ。もう4月で春だぞ!?

ロシア軍って無能いか

2023-03-27

メディアとゼレンスキーは嘘つき

なにが膠着状態だ。

完全に負けている。

負け犬差別主義者。

日本と同じ。

ノクティス・ドレイヴン

@DravenNoctis

3月26日

ロシアがバフムートを確保した場合ウクライナは再びそのような防御をマウントすることはありません。

西側は、もちろん、これを軽視しますが、実際には、ウクライナ防衛のために、すべてが終わっています

参考までに、バフムート崩壊は、城を失い、から守るために持っている軍隊のようになります

Noctis Draven

@DravenNoctis

·

3月26日

If Russia secured Bakhmut then Ukraine will never mount such a defensive again.

The west will downplay this of course but in truth it's all but over for the defense of Ukraine.

For reference the fall of Bakhmut would be like an army losing a castle and having to defend from…

引用ツイート

GraphicW

@GraphicW5

https://twitter.com/DravenNoctis/status/1639901736461639680?s=20

共同通信イギリスはこの世から消えろ。失速しているならアモルチョフスクロシア占領する話は出ない。

ウクライナ政府と日本メディアは嘘を付きすぎる。絶対に許せない。この間にもウクライナ人は死んでる。こいつらは人殺しだよ。

共同通信公式

@kyodo_official

ロシア軍、バフムトで失速か - 英国防省分析人員損失激しく

こんな嘘を垂れ流すとか犯罪だよ。ウクライナ軍だよ。

日本メディア第二次世界大戦と同じことをやっているので粛清必要

あとフェミとか反差別界隈も要らない。

ウクライナの加担者だ。

2023-03-26

anond:20230326080158

ロシアが当分はウクライナ侵略できないという何らかの確証が得られるまではウクライナ人が戦い続けて死に続けるしかないんじゃないかな。

停戦してもロシアが力を蓄えてまた侵略するための時間稼ぎに使うだけかも知れないので。

ロシア軍がウクライナへの攻撃を続けられないぐらい弱って撤退して、次にロシア侵略したらアメリカNATO軍ロシア攻撃するという安全保障の枠組みが成立するとか。

今ゼレンスキーが主張している和平の条件もそんな感じ。

安全保障の枠組みに中国も入ればさら安心かな?

2023-03-22

【滅ぶウクライナ】そろそろCNNウクライナうそがつけなくなってきた

ロシア軍のバフムートでの攻撃力「尽きつつある」 ウクライナ軍

2023.03.22 Wed posted at 07:37 JST

https://www.cnn.co.jp/world/35201543.html

事実は逆

まずバハムートなどという負けたウクライナ地名は使わない。

ただ日本語では表記が揺れるが、ここでは、アルチョモフスクとする。

まずPMCワーグナーの発表するところではすでにアルチョモフスクの70パーセントは掌握。すでに中心部ロシアが掃討に入っている。日本でも中央で旗を振っている映像が流れた。

次に撤退するラインも撃たれる。

ウクライナの人数は1万人。

今やっているのはバンザイアタック

西側武器通用しない

全く西側供給した武器通用しない。

旧式の武器を配っているのはウソ

ウクライナバンザイアタック民間人攻撃するかしかできない。

増援も失敗

そもそもアルチョモフスクにこだわっているのはアメリカ命令しているのもアメリカ

なので先日増援したが待ち伏せで全滅。

したがってあとは全滅か降伏か。

というのを念頭におくと

(CNN) ウクライナ東部の要衝バフムートにいるウクライナ軍少佐は22日までに、バフムートの戦況は依然として極めて難しいものの、ロシア軍は「攻撃力」を失いつつあるとの見方を示した。

この文章おかしい。ロシアにおされているのにロシア攻撃力がなくなるのか。説明が全くない。

マキシム・ゾリン少佐SNS「テレグラム」の自身チャンネルに「ウクライナ軍の主な任務物資供給や負傷者の退避を可能にするルートを維持することだ」と書き込んだ。

これは補給撤退もできない。そういう連中がロシアに勝てることはない。

そもそもマキシムリンネオナチバンライナであり、一回負けて捕まって捕虜交換でウクライナに戻っているマキシムリン司令官ではないか。それだと全く信用できない。

ロシアはなぜ強いのか

思想哲学があること

GB活動家を敵視してWOKEに染まらず、国民を分断しなかったこ

優れた継戦能力 多連装ロケット砲と供給能力資源 そして技術

相手戦略を徹底的に研究し、常に戦略を変えていること。

戦略AI使用していること

高精度ストライクにより大砲で「狙撃レベル相手破壊できるためムダ打ちがないこと。

直接戦闘を避け、大砲破壊していること。

略奪どころか占領するとすぐ食料や医薬品供給。カディロフのチェチェンも配っている。このため市民から支持されていること。

今のところこの辺がG7では無理。

唯一勝てそうなのは中国だけらしい。

2023-03-19

ロシデレアニメ化で忍び寄るロシアリスク

https://mantan-web.jp/article/20230317dog00m200050000c.html

この度、時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさんのアニメ化が決まった

いろいろな反応があるが「現在進行系でロシア侵略戦争をしていることと創作ロシア人は別の話である

という意見は正しくアニメ化に反対する正当性のある論拠はおそらくないだろう

だがここに一つ大きなリスク存在する

ロシア政府である

ロシア政府創作ロシアキャラクター戦争士気高揚やプロパガンダに(無断で)利用しまくっており

このカントリーリスクに対してどのように制作サイドが認識しているのかだけ気になる

・例

https://twitter.com/chaos_magatama/status/1572169599248142337

ガルパンカチューシャロシア応援キャラクターとしてロシア国営放送に使われている

2023-03-03

バフムートの地下に巨大な爆弾を仕掛けておいて、ウクライナ軍撤退ロシア軍占領したところで爆破すればいいのにな。

2023-03-02

anond:20230302142500

今でこそそれなりにまともになった(から今度の春に予想される大規模攻勢が怖い)と言われているが、欧米やら日本専門家の皆さんが揃って「開戦当時のロシア軍プーチンおかしかった、楽観的過ぎた」って結論付けとるやん。

まあつまり合理的に考えたら戦争にならんって幻想が壊れて、戦争なんて非合理に発生するとわかってしまった。

そこからの教訓は、攻められても即死せずに他国支援を待てる程度の防衛力と、他国支援してもらえるくらいの外交の蓄積が無いとマジやべえ、それらが結果として抑止力になるかもしれん、じゃないか

2023-03-01

ネタかと思ったらマジ?

冨樫義博さんの人気漫画HUNTER×HUNTER』に影響を受けた若者グループ「リョダン」による大規模な乱闘が、2月中旬からロシア各地で発生した。

ロシア軍の侵攻を受けている隣国ウクライナにも波及。「リョダン」の支持者が警察に拘束される事態となっている。

2023-02-25

岸田のウクライナ訪問

何月何日にこういうルートで行きます、って宣言して行ったらどうなるのかな?

ここぞとばかりにロシア軍が岸田の首とりにくるか?

正直、そんなことするメリットロシアにないような気がする

2023-02-24

岸田文雄首相ウクライナのゼレンスキー大統領が、24日にオンラインで行われたG7首脳会議の前に、任天堂ゲームサーモンラン」を一緒にプレイしました。このゲームは、仲間と協力して敵を倒すアクションゲームで、両首脳はウクライナ侵攻を続けるロシアへの対抗姿勢を示すとともに、友好関係を深めることができました。

岸田首相は、ウクライナへの支援を強化するために食料品医薬品などを提供することや、キー訪問可能性についても話し合いました。また、ロシアプーチン大統領ゲームに誘ったが断られたことを明かしました。プーチン大統領は、「サーモンラン」ではなく「テトリス」が好きだと言ったそうです。

G7首脳会議では、新たな対ロシア制裁第三国ロシア軍事支援停止などの方針確認されました。岸田首相は、「G7として団結してウクライナへの支持を表明したい」と述べました。

2023-02-21

ロシア軍冬季攻勢について

2月初頭に始まったロシア軍冬季攻勢について簡略にまとめる。ロシア軍冬季攻勢は本格的な戦線突破意識したものではあったが、早い段階で頓挫してしまった。そこで、当初の方針を転換し、ウクライナ軍に対する複数戦術試行と、ウクライナ軍の損耗を強要することで春季攻勢を阻止するよう目標を変更し継続しているものである

北部(宇露国境~ドネツ川

この区間ではウクライナ軍の秋のハルキウ攻勢によりドネツ川支流であるスキル川とクラスナ川にはさまれ南北100km、東西30km 程度の区間戦場になっている。

北側では国境からクピヤンスクまではほとんど東西の動きはなく、中部のスヴァトヴェ、南部のクレミンナを目指してウクライナ軍が攻勢を仕掛けていたところへロシア軍が逆襲する形で冬季攻勢が始まった。この区間でのロシア軍の攻勢は空挺軍機械歩兵師団からなる比較的優良装備で長期の休息を経たエリート部隊が先鋒を務め、その左右を動員兵により増強されたその他の部隊が固めるという構図を取っている。

有力な部隊を攻勢の主力とすること自体は教範に則ったものである一方で、ロシア軍としては開戦直後の拙劣作戦により最新鋭の装備と人員を損耗しており、無駄遣いはできないものであるから、有力なウクライナ軍部隊相手正攻法でどこまで攻勢を維持できるかは不透明な要素が多かった。一方で、この戦線に展開するウクライナ軍部隊を包囲撃滅できれば今後の北部戦線を有利に進められる利点もあった。

ロシア軍のこの方面での当初作戦計画は以下のようなものであった。まず、ウクライナ軍に対してクレミンナ正面で突破作戦を行い、主力は30km 西進してリマンに到達する。この時、クレミンナ周辺やドネツ川沿いの森林地帯に展開するウクライナ軍は後続の部隊により拘束するにとどめる。次に、突破した主力はオスキル川沿いに北上し、やや遅れてクピヤンスク周辺の部隊をオスキル川沿いに南下させることで、スヴァトヴェ周辺のウクライナ軍を両翼包囲する。この作戦成功すればウクライナ軍数個旅団を包囲することができる。また、仮に突破がうまくいかなくともクレミンナ西方20km 地点のトルスケまで到達できればクレミンナ周辺のウクライナ軍を退却に追い込めるとの計算であった。

実際にはウクライナ軍の防御陣地が想定以上に堅牢でトルスケに到達する前に攻勢限界を迎えてしまい、ロシア軍部隊は当面確保した地域を維持する方針に転換している。

中部ドネツ川ドネツク北部

戦地として知られるバフムットを含む戦線であり、この地域では11月よりワグネルを主力とする部隊による攻勢が行われてきた。ここでロシア軍試行した戦術は、シリアなどで採用されてきたハイローミックス戦術である。すなわち、大量の低練度の部隊を投入して敵を消耗させ、また守備位置暴露させたのち、少数の精鋭部隊により突破を行うというものである

この戦術の利点として、エリート部隊の損害は最小限に抑えながら確実に戦果を挙げられるというものが挙げられる。一方で、この戦術最初に投入される低練度の部隊は大きな損害を被る欠点がある。シリアなどでは現地の民兵などが担わされており、また相手となる反乱軍部隊も装備や練度がさほど高くなかったためにロシアにとってはさほど問題とはならなかった。しかし、ウクライナ軍のようなより装備が整い士気も高い部隊相手にこの戦術は損害が大きすぎた。ワグネルも、当初は膨大な囚人兵を確保して戦線へ送り込めたために着実に戦果を挙げてこられたが、広大な作戦正面への投入はさすがに戦果と損害のバランスが悪いということが判明し、より限定された正面への攻勢へと縮小されている。損害の大きさに驚愕したプーチンが直接止めに入ったとも言われている。

作戦計画としてはバフムットを確保したのちにドネツ川北部の攻勢と連動して後続の空挺軍部隊を北西のスロヴャンスクまで進出させることで、ドネツク北部を確保することが目標とされていた。

南部ドネツク市~ヴフレダール~ヴェルキヤノヴォシルカ

いわゆるヴフレダールの戦いにおいては、動員兵を主体とする部隊による正面攻撃精鋭部隊が掩護するという戦術試行することとなった。ハイローミックス戦術よりも損害を抑え、動員された兵士主体部隊による大規模な攻勢を行うというのが主眼である。これがうまくいけば今後も長期的に攻勢を維持することが可能と考えていただけに、ロシア軍の期待は大きなものであったが、こちらも失敗に終わってしまった。

この正面での主眼はドネツクから南に延びる鉄道線路安全を確保することにある。線路を通常の野砲の射程外にまで、すなわち戦線を40km 程度後退させることが当面の目標とされ、特にドローンなどで線路を直接監視できるヴフレダールの確保が最優先の目標とされた。また、動員兵の訓練期間の短さから複雑な攻勢作戦を実行できるめどが立たないため、単純な作戦立案された。しかし、動員兵の練度は想定以上に低く、砲撃などにより簡単に統制を乱してしまい、全く攻勢には不向きであることが判明した。

小括

以上のように、ロシア軍冬季攻勢は失敗に終わったものの、これらの戦訓を基にウクライナ軍春季攻勢をしのぎ、夏季攻勢を行う計画を構築している。

2023-02-19

ロシアウクライナ戦争の開戦一年を前に

まもなく開戦から一年を迎える。

冷戦終結させ核戦争の恐怖から逃れた人類が祝砲とともに迎えた21世紀が、よもや侵略戦争とそれに伴う核戦争懸念に飲み込まれるとは誰が予想したであろうか。ここに至る経緯は長く複雑であって一冊の書物にさえ収まりきらないものではあるが、それが世に出るころには世間の関心は賞味期限切れを起こしていると思われるので、ここにその一部を記そうと思う。


そもそもウラジーミル・プーチンウクライナ併合をもくろむようになったのはいつのことだろうか。すなわち、民族的ロシア人保護というロシア社会における要求に甘んじず、かつてのロシア帝国的な全スラブ民族庇護者というアイデンティティ確立し、ウクライナロシア範疇とするべく模索を始めたのはいつのことだろうか。これは遅くとも2019年にはその転換は生まれていると考えられる。冷戦の勝者であったはずのアメリカトランプ政権の下で国際的威信を低下させ、アラブの春以降に生まれた膨大な中東難民ヨーロッパ社会疲弊させた。東に目を向ければ2008年の中露国問題解決をもって後顧の憂いを絶ち、和平条約こそ結べないものクリミア危機をもってしてもなお対露宥和政策を維持する日本を見る限り不安要因とはなりえない状況であった。そして、ウクライナにおいてさえ、2019年大統領選挙では対露強硬派ポロシェンコが敗退し、政治的には素人コメディアン出身ウクライナ語さえ満足に話せないゼレンスキーが対露宥和政策を掲げて当選するに至ったのである。むしろこの時にこそ、プーチンミンスク合意を超えたウクライナ併合という天啓を得たとしてもおかしくはない。彼の帝国に、およそ実現不可能侵略戦争妄執を諫める官衙が無かったことが、世界悲劇であった。

ロシア軍の当初の作戦は様々な面で事前の調査検討が不十分なものであった。もとより実現可能性も実効性もない目標を大真面目に検討しろと言う方が無理であろう。とはいえ杜撰侵略作戦はいかにして作られたのだろうか。これにはおよそ二つの側面がある。一つは、計画立案の手間を惜しんで集団安全保障条約(CSTO)加盟国内で政変が起きた際の介入計画を下敷きにしている面。もう一つは、プーチン個人が気に入るであろう要素を加えることで、彼個人が満足するように作られている面である。このため、作戦計画はもとより無理のある要求に非現実的企画で回答するという悪循環産物と化しており、2022年2月の史上稀に見る大失敗に至るのは当然のことであった。

プーチンはこれまでに2回、親露派内閣の救援に失敗している。ブルドーザー革命で当時ユーゴスラヴィア大統領であったミロシェビッチ保護できず、またマイダ革命でもヤヌコヴィッチ内閣を支え切れなかった。これを踏まえ、CSTO加盟国内で政変が起きた際の対応計画は、かなり真面目に練られていた。そのうちの一つが開戦劈頭のアントノフ空港攻略作戦の原型になっている。原型となった計画では、クーデターなどによって親露派政府が打倒されそうになった場合ロシア空挺軍部隊首都近郊の空港制圧して先行する特殊部隊とともに政府首脳部を保護し、これを空挺堡として首都や周辺の主要都市軍事拠点順次制圧していくという展開を想定している。

実際、ウクライナ侵攻の直前に起きたカザフスタン政変ではトカエフ要請を受けてロシア空挺軍によるアルマトイ国際空港を中心とした展開が行われており、一方の権力を奪われたナザルバエフ隣国キルギス脱出し、カント空軍基地プーチン政権奪還を支援してくれるものと待ちわびていた。権力闘争の結果は周知のとおりだが、仮にトカエフがより反露的な人物であれば結果は違っていたかもしれない。

ウクライナ侵攻計画においても、親露派大統領に対するNATO とりわけアメリカ主導のクーデターが発生した際の対応計画を元に、少数の特殊部隊と大規模な空挺軍を利用したアントノフ空港制圧とこれを拠点としたキエフ制圧計画立案されていた。この作戦の致命的な欠陥として、クーデターであれば存在していたはずのウクライナ国内の親露派有力者、とりわけウクライナ部隊ウクライナ保安庁内の協力者からの援護が十分に期待できない点が挙げられる。計画上は確かに彼らが侵攻開始と同時に蜂起する想定になっていたのだが、ウクライナ国内の親露派の多くはロシア軍の本格侵攻を信じてはおらず、投下された膨大な準備資金個人的な利益に帰してしまった。さらに、開戦直前に至るまでアメリカによる情報公開攻勢が行われたため、ウクライナ国内の親露派との連絡調整を職掌に収めていたロシアFSB第五局は情報漏洩を恐れて正確な開戦日時を伝達せず、結果的2月24日は(開戦日は教えてもらえると思い込んでいた)親露派に対する奇襲となってしまった。この、事前連絡のない開戦とロシアによる一方的な協力への期待は、数字としては出ていないが、民族的ロシア人あるいは経済的恩恵といったものを背景とした親露派の翻意を大いに促し、以後のロシア軍を大いに苦しめることとなる。

また、本来であれば、制空権の確保と空挺堡の構築、地上部隊の侵攻は十分に連携の取れたものでなければならない。しかし、ロシア政府内では侵攻作戦プーチンの「お戯れ」であるとみなされていたため、作戦計画の内プーチンが喜びそうな内容、具体的には前述のアントノフ空港への奇襲といった派手な作戦ウクライナ全土制圧後のロシアへの併合宣言といったハイライトのみが詳細に検討され、それ以外の点については何ら考えられてこなかった。例えば、アントノフ空港制圧した空挺軍部隊と合流するためにベラルーシから地上侵攻を行う必要があるが、チェルノブイリ原発周辺の森林地帯を通過する際の計画東部軍管区のある若手士官図上演習課題として丸投げされ、提出された素案を元に別の将校が大規模演習の名目で具体的な計画に起こしていたことがわかっている。想定された場所以外では戦闘妨害が起こらず、また演習名目であったために部隊の移動は迅速に進むという前提で計画が確定してしまたことが、キエフの戦いにおいて裏目に出てしまった。同様にロシア空軍も、地上軍との連携が乏しく長期の作戦計画立案されていないなど、全面戦争を想定したものとは到底言いがたい状況であったのには、このような背景があったのだと見られている。

戦前年にもロシア軍はクリミア半島などにおいて大規模な動員訓練を行っていたが、プーチンが本気であると知らない者には、これら人員物資の集積はあくまウクライナおよびNATO に対する威嚇として理解されていた。事情を知る者は当初計画があまりに楽観的であることに懸念を示していたものの、FSB第5局の人員の多くは親露派ウクライナ人の協力が当然あるとして疑わなかったし、またある者はプーチンが本気でウクライナ侵攻を計画していると認識していなかった。何より、プーチン本人が自分に気に入られるべく作られた即興作戦計画を「狙い通りに」気に入ってしまった。平たく言うと、ロシア軍としては侵攻計画の前提となる環境整備は対外諜報活動を所管するFSB が行うことが大前提であり、しかFSBはその軍事侵攻に十全な準備をできていなかったのである本来なされるべき長期的な見通しの欠如は、未だにロシア軍を苦しめている。


もう一方のウクライナ側の防衛計画についてはどのようなものだったろうか。戦前ウクライナ政府および軍が想定していたロシア軍の侵攻計画は以下のようなものであった。まず、ドネツクルガンスク人民共和国(D/LNR)との停戦ラインにおいて大規模な衝突を起こす。これを受けてロシア政府ウクライナ政府に即時の停戦撤退要求する。ウクライナ政府拒否した場合ウクライナ軍による民族浄化作戦からロシア住民保護」を名目ロシア軍による大規模な空爆を行う。空爆によってウクライナ政府降伏しない場合地上軍による侵攻を行い、かつてノヴォロシアと呼ばれていた民族的ロシア人の多い地域制圧する。これらの地域はD/LNR と同様にウクライナ国内の(EUNATOへの加盟を拒否できる)自治州として温存し、長期的にはこれらを通じてウクライナを間接的に支配する。このプロットは明らかにコソボ紛争における欧米の介入の経過をなぞったものだが、ウクライナ軍はプーチン個人的な欲求からNATOに対する当てつけとしてこのような展開を望むと考えていた。ロシアが率先してウクライナに侵攻するのではなくD/LNR が優位な戦況を作り支配地域を広げる体裁をとることが国際的批判回避する方策であるため、国際社会による仲裁拒否民族浄化を続けるウクライナへの懲罰的攻撃という方便を生み出すよう布石を打っていくのである。前提として、ウクライナ国内クーデターのような政変が無く、ロシアからエスカレートを仕掛ける場合を想定すると、このような順で進むと想定するのは合理的である

問題はこれがどの程度のスピードで進むかであるが、ウクライナ軍の想定ではコソボ空爆と同様に開戦から地上侵攻まで最大3か月程度の時間的猶予があると考えていたようである。今を思えばのんびりした想定であるが、ロシア陸軍各部隊は徴集兵を少なからず含んでおり、これらは法律上ウクライナ派兵できないため、全面的戦争を始めるには予備役招集と訓練が必要であると見られていた。したがって部隊の充足率を高めるのに必要時間がある程度は期待できたのである。このタイムラグの間は空爆ドネツクルガンスク両州が主な戦場となる。そこで、ウクライナ軍としては東部陸軍の主力を集中させてD/LNRとの停戦ラインを堅持することで大きな損害を与え、ロシア本体が参戦するまでに東部戦線を安定化、あわよくば地上侵攻を思いとどまらせるという方針が定まっていた。また、この時、クリミア半島やベルゴロド州からロシア軍が侵攻してくることが考えられたが、ここは動員した予備役領土防衛隊国境線を維持することとされた。長期的な見通しはさておき、ウクライナ軍にとって主眼はあくま東部戦線であり、停戦ラインから20km の範囲で多数の陣地構築を行っている。隣接するヘルソンザポリージャハリコフの各州での陣地構築は開戦後住民避難と並行して行う予定であったと考えられる。

もし、開戦に先立ちウクライナ軍が上述の想定の元東部戦線への戦力の集中を行っていた場合、図らずもがら空きのキエフロシア空挺軍殺到していたことになる。では、ウクライナ軍はどこで引き返したのか。最も有力な説は2月21日のロシアによるD/LNRの独立承認の直後であろうというものである。前述のような経過をたどるには、D/LNR がウクライナの一部という立場のままロシアミンスク合意の履行を強制する状況になければならない。両地域独立承認してしまった場合、D/LNR や民族的ロシア人が優位な支配地域を中心とした間接的なウクライナ支配という筋書きと整合しなくなる。また、東部戦線におけるD/LNR の攻勢が想定よりもだいぶ弱く、ロシア軍が両地域へ展開している部隊数も想定をかなり下回っていることからウクライナ軍では当初想定とは異なる侵攻計画がある可能性を認めざるを得なくなった。この時、米国から情報によればロシア軍の侵攻計画長大国境線での一斉攻撃であった。残念ながら、ロシア軍が主体的に全面侵攻を仕掛けるという情報ウクライナ軍は信じることができず、さりとて東部戦線へ部隊を急派する必要もない状況を踏まえ、ウクライナ軍は部隊移動を取りやめ、部隊位置を秘匿したうえで数日待機、すなわち様子見することとした模様である結果的に、キエフ周辺には開戦直後のホストメリ空港一時的にせよ防衛するのに十分な戦力が残っており、第一機甲旅団チェルニゴフ州でドニエプル川左岸防衛することができた。一方で、南部においては部隊移動が混乱をきたしてしまい、クリミア半島との境界に当たるペレコープ地峡からメリトポリ付近に至る広い範囲守備部隊のいない状況となってしまった。もしこの地域担任する部隊が移動前であったならば、事前準備の不徹底なロシア軍の南部からの攻勢すら頓挫していた可能性がある。

開戦初期の戦況はこのような状況から作られたが、その後の展開は周知のとおりである

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