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はてなキーワード: 生物進化とは

2024-03-20

[] 異常に強い怒りにラベルをつけるなら"破壊衝動"であると気付いた

他人との怒りの話題で話が噛み合わないのは、マジでこれが原因だったのよね

 

ワイの強い怒りの衝動は、相手謝罪反省負の感情を持ってもらうことを求めてはおらず、単純に破壊したいという衝動に基づいている

強い怒りを感じた場合、即座に反撃する。その場で、相手から謝罪を受けても、相手反省ポーズを見ても、衝動はおさまらない

なぜなら、ワイの行動は破壊したいという衝動に基づいているか

 

えっ、何?破壊したいってどゆこと?っていうと、そのままだよね

ストレス解消のために皿などを壊したりする、“Rage Room” とか “Break Room” とかのサービスあるじゃん?(日本にも物ぶっ壊し体験としてある模様)

Rage Room

https://en.wikipedia.org/wiki/Rage_room

 

Rage room | CBC New

https://youtu.be/sCb_JFGQpto

 

あいう、強いぶっ壊す願望・衝動があるってことですね

 

ただ、ワイは物や動物に対しては破壊衝動を感じない。『物が可哀想くない?』となったり、『物を作った人に対して悪いことをしている』となるため、物を壊すことに抵抗がある

また、関係のない人に対しても破壊衝動はないが・・・・・・・ーーー直接的な原因となった人や無形のものに対しては純粋破壊したいと感じる(ホラー)

 

クソ雑魚ナメクジゆえ、他人に対して物理的な衝動を向けることはないけども、書ける(過去書いちゃった)範囲だと、例えば下記(ガン詰したか上司泣いちゃった)

ワイは業中に上司に泣きながら殴りかからたことがあるぞ

その上司休職したけど、結局、首に警察沙汰にもならかったので、ことある事に恨みがましく増田に書いてた

 

この強い衝動は、水泳ジョギングをしても収まらず、瞑想創作ゲーム映画を楽しむために静かに留まることもできない

場合によっては食事も取れない。そもそも座っていることすら難しく、エネルギーが完全に尽きて眠るまで、対象をどう破壊するか以外にはまったく集中できない

(破壊計画を練ったり、実行するためなら、静かにまれる)

 

それは1日であるかもしれないし、数週間かもしれない

怒りの対象に対しての目標が単純な破壊であるため、他人共感を得ることもできない (むしろ、今からそいつを これからそいつを 殴り行こうか〜ってなったら怖いよね)

 

 

しかし、この強い衝動に『破壊衝動』というラベル適用することで、ワイは以下のような認識に至りました:

 

 

以上の理由から破壊衝動に身を任せることは避けるようにしました。万能の解決策ではないけど、多少の効果は感じてる

(そもそも最近は怒ること殆どないけどね。気張って生きなくなったから)

 

あと、どんな風に考えようとも、結局、長い時間掛けて認知変えてくしかないな・・・となりました

 

 

 

 

 

2022-01-12 シリアルキラー、いわゆるサイコパスでも『親に申し訳ない』とかの概念がある現実

https://anond.hatelabo.jp/20220112122604#

2023-11-03

anond:20231103063449

何を言っているのかよく分からん(anond:20231103065759)

からないなら下記のどちらかじゃないですかね?

 

  • わかるまでAIに尋ねてみる

 → 一例)

 経済的成功を追求し、その後に他人サポートすることが一般的なのが、正しいのか疑問です。
 完璧になる前に明日死んで他人サポートすることな人生を終えるかもしれないし、経済的自由を持たない人が出来る範囲のことで誰かの命や希望を繋ぐことができるかもしれません。
 しかし、一方で、何かのプロジェクト成功させるには、スキルお金必要なのも事実です。
 また、自分自身を向上させ、課題解決することは、他人に対してより多くの支援提供できる基盤を築くことにつながることも事実ですし、それらが欠けている中で行われるボランティア活動子育て社会的問題になっていることも事実です。 
 生物進化学、アドラーサルトル哲学視点で考えると、どうでしょうか?

 

  • からないことは気にしない。何事もなるようにしかならない。でも『愛が無ければ何も始まらない』と『メンヘラ治療しよう』だけは覚えて帰る

[] 自分自身課題解決するよりも、他人課題解決する方が楽だからだぞ

上質な娯楽はたくさんあるのについつい基本無料ソシャゲをやったりSNS時間を浪費するのと同じく現実逃避

楽な方に流れているだけ

 

ただ、この問題怠惰だけで切り捨てられるような簡単な話では無いと思う

 

 

  • 自分自身のことに責任を持てるようになったら他人の手助けをする』っていつそうなれそうですか?
    → まぁ小さな手助けくらいならいつでもどこでもできるし、福祉社会の枠組みで考えるべきではあるものの、経済的自由を持たず滅私奉公で人々に尽くす人に丸投げでいいんですか?
    ホームレスや困難な状況にある人を見ると、自己効力感がゴリゴリ削られて、自分がとんでもなく無力で冷たい生き物のように思えて来て、単純に嫌になりませんか?

  

 

anond:20231103050107 

 

 

追記:わからない人はAIに下記のように尋ねてみる

 経済的成功を追求し、その後に他人サポートすることが一般的なのが、正しいのか疑問です。
 完璧になる前に明日死んで他人サポートすることな人生を終えるかもしれないし、経済的自由を持たない人が出来る範囲のことで誰かの命や希望を繋ぐことができるかもしれません。
 しかし、一方で、何かのプロジェクト成功させるには、スキルお金必要なのも事実です。
 また、自分自身を向上させ、課題解決することは、他人に対してより多くの支援提供できる基盤を築くことにつながることも事実ですし、それらが欠けている中で行われるボランティア活動子育て社会的な問題になっていることも事実です。 
 生物進化学、アドラーサルトル哲学視点で考えると、どうでしょうか?

 

2023-09-22

anond:20230921165952

すごい大変化ですね。生物世界におけるこんな大きな進化をこんな短期間のうちに目の当たりにすることになろうとは、まったく予期してませんでした。

我々は生物進化目撃者なんですね!

2021-06-04

動物系のドキュメンタリーが見たい

ケーブルテレビもいいんだけど、サブスクでどんだけ自然科学系のドキュメンタリーのか調べているけどよくわからない。

アマプラとネトフリでどっちが充実しているとか知りたい。

できれば生物進化系がいい。

爬虫類見たい。

2020-04-19

新型コロナ人類救世主

新型コロナは神が遣わした人類救世主。弱い人間を選別し強い人間を残す。生物進化正常化前進させる。これは、あの事件彷彿させる自然現象じゃないか

2019-07-23

投票率と、コモンズの悲劇

投票率が低いという話を聞くと、「コモンズの悲劇」を思い出す。

以下、wikipediaより引用——————

コモンズの悲劇コモンズのひげき、英: Tragedy of the Commons)とは、多数者が利用できる共有資源が乱獲されることによって資源の枯渇を招いてしまうという経済学における法則

中略

たとえば、共有地(コモンズである牧草地に複数農民が牛を放牧する。農民利益の最大化を求めてより多くの牛を放牧する。自身の所有地であれば、牛が牧草を食べ尽くさないように数を調整するが、共有地では、自身が牛を増やさないと他の農民が牛を増やしてしまい、自身の取り分が減ってしまうので、牛を無尽蔵に増やし続ける結果になる。こうして農民が共有地を自由に利用する限り、資源である牧草地は荒れ果て、結果としてすべての農民被害を受けることになる。

——————引用ここまで。

まり個人レベルで行動を最適化すると、集団レベルで良い結果にならないことがある、という話だ。

この話は、生物進化学の文脈でも良く引き合いに出される。

専門的な言い方を許してもらえれば、自然選択とはごく限られた場合を除いて、個体または遺伝子レベルにかかるものなので、集団にとって有利なことでも、個体にとってコストなら進化し得ない。

投票率の話に戻す。

投票するという行為は、言うまでもなくコストである

お金はかからないが、投票先を選んだり、並んだり、時間的コスト絶対にかかる。

また、重要な点として、このコスト個体レベルにかかっている。

一方で、投票すると言う行為によって得られるメリット集団レベルメリットであり、

個体レベルで見たときコストをペイできるだけのメリットがあるとは言い難い。

もちろん、ひとりひとりの投票がひとりひとりにとって重要意味もつという主張は正しいが、あくまでそれは集団レベルの話。

個体の行動を最適化すると、むしろ投票に行かないことが合理的であるように思う。

---

では、どう改善していくか。

こうした人たちに投票集団レベルの意義を説いても意味がない。

あくま個体レベル議論しないと、聞く耳すらもってくれないだろう。

  • 投票に行かない奴を叩く

叩かれることは大きなコスト、それも個体レベルコストなので、投票に行かないコストが、投票に行くコストを上回り、投票に行く方が合理的になる。

ただ、これには大きな落とし穴がある。嘘をつけばいいのだ。

すなわち最適な行動は、「投票に行かずに、行ったと主張すること」になる。

逆に言えば、嘘をつけないシステムを作ればそれでいい。

  • 投票した人に特典を与える

ラーメンチェーン店一風堂は、投票済証明書を提示した人を対象に、替玉一玉もしくは半熟塩玉子サービスするという「選挙割」をおこなっている。

タピオカドリンク販売するTapistaでは、ドリンクが半額になる。

意外とこのようなサービス実施する企業は多いし、増えてきているように思う。

とくに、鉄道携帯会社など、インフラに近いサービス提供する企業ほど、こういうことをすると効果的だろう。

実際には、投票に行かない人にもちゃんと周知させる必要があったり、さまざまな問題があるは思うが、個人レベルでのメリットを上げることができれば、投票率は上がる。

---

いずれの場合にしても、個体レベル集団レベル区別して、

投票するという行為に伴う個人レベルでのコストと天秤にかけることが重要である

最後に話は逸れるが、投票率を上げることと、国政を正しく導くことは、必ずしも同義ではないと思う。

そもそも個人の考えと支持者の考えが完全にマッチすることはかなり稀なはずなので、政策ごとに国民意見を反映できる別のシステムを作るのも重要だ。

2019-03-20

anond:20190319153621

ワンダフルライフバージェス頁岩生物進化物語』 スティーブン・J・グールド

 

カンブリア紀生物についてのノンフィクションエッセイ的な本

著者は古生物学界および進化学界の重鎮で、長く同ジャンル一般向けエッセイを書き続けた人であり、クオリティ折り紙付き

今割と有名なアノマロカリスとかオパビニアとかハルキゲニアとかのカンブリア生物を、広く世に知らしめた本である

と同時に、グールド最後の本ともなった

ちょっとでも古生物に興味があれば知らないわけないレベルの本だが、元増田の挙げたジャンルとは被らないので紹介してみる

日本ではギリ90年代に出てたので紹介できて良かった

2018-11-21

anond:20181121113517

どうでも良いけど生物進化論や生物分類学では人間はいわゆる現代で言うところの「猿」から進化してないかウキーとは言わないぞ

これ本当に勘違いやすいんだが「共通祖先」を持っているだけであって人間「猿」じゃないんだ

これの勘違いは例の二足歩行になっていく図のせいだと思ってる

2018-02-11

少子高齢化には試験官ベイビーしかない

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54304 を読んで

少子高齢化進化過程

生物進化観点で考えると、少子高齢化は増えすぎた生物種を絶滅においやる自然の摂理と感じられる。

生物両性具有から役割を分担した方が種の保存の観点から効率的であったので”性別”を手に入れた。

主に運動性能を向上させた性と、新しい個体を生み出すことができる性である

しかし、人間社会成熟し、肉体労働割合が減少するにしたがって、

役割分担が意味をなさなくなってきている。

ホワイトカラーであれば、女性男性と同じパフォーマンスを発揮できるのだ。


働く女性パフォーマンス男性以上でなくては意味がない

新しい個体を生み出す機会(これは産む産まないの1か0かではなく、産む”機会”の話)を損失して、

社会に出て働くことを選択した女性パフォーマンス男性と同じでは意味がない。

ヒトという種全体の系ではマイナスなのだ

あくまで種の効率性の観点では、男性と同じパフォーマンスなら男性がやればいい。男性には子供が産めないのだから

女性の皆さんは「そんなの派遣社員やらせればいい」というおじさん上司の口調で読んでいただきたい。)

ホワイトカラー観点で、本当に女性男性の知性が全体として同等のレベルにあるならば

男性女性下位互換しかない。

男性権益を守るには、肉体的疲労を伴う仕事を増やすしかない。AI化なんてもってのほかである

 究極は戦争。いろんな意味マッチョにいくしか男性権益は守られない。)


組織的女性差別をしたものの勝ち

イスラム圏や発展途上国に残る女性差別は、人間という生物プラットフォーム仕様

ユーザー側が忠実に合わせている状態なので、種の繁栄という観点では効率的である

ホワイトカラー仕事が増えようが、組織的女性選択肢を絞り、男性選択肢の数と等しくする。

女性から見ると、女性男性に働かせ、自分たちしかできないことに専念する。

(そこに選択の自由がないことの是非は人権の話)

そうすることで安定的個体数を増やし、勢力を拡大することができる。


いまは次代も繁栄する種になれるかの賭け

日本を含めた多数の先進国では女性社会進出を推進している。

まり、今までの進化で得てきた生物プラットフォームを壊そうとしていると言える。

運動性能(経済活動)の役割分担を平等化することができた。

次は「新しい個体を産む」役割分担を平等化することが不可欠だ。

妊娠-出産という行為女性しか担えないのは不平等だが、

男性もできるようにするのは役割分担以上の効率化とは言えないだろう。

どちらにも負担がかからないためには試験官ベイビーしかない。

しかも、今あるような体外受精のあと子宮内に戻すような方式ではない。

完全に人工的な子宮の中で育てるものだ。

http://tocana.jp/2017/05/post_13109_entry.html

男女の”性能差”がなくなった時、人類には次代の繁栄約束されるだろう。

2017-10-18

anond:20171018122103

大谷直人


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

予断を持たずに事件に取り組み、判決などで具体的な理由を示すにあたっては、最終審としての説明責任を果たす内容になるよう、力を尽くしたい。最高裁には多様な紛争についての不服が申し立てられ、どの事件も最終的な決着が求められている。社会的に影響の大きな事件も少なくなく、責任の重さを日々痛感している。

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

広い視野の下で、公正な判断を行うことが期待されていると感じる。その期待に応えるためには、判断の内容を説得力ある分かりやすものにすることが大切である。また、裁判所存在国民に身近なものとなるよう、情報発信手続きの工夫などといった面にも一層留意する必要がある。

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

地裁高裁で勤務した時代、3人の裁判官の間でさまざまな議論を重ね、充実した判断につながったと感じられた事件は、著名かどうかを問わず長く記憶に残っている。最高裁においても同じだろうと思う。

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合は妥当だと思うか。

任命権限に関わる事柄であり意見差し控えたいが、現在バックグラウンドの異なる同僚裁判官とさまざまな角度から率直な意見交換ができる環境にあり、日々の仕事にとって大きな意義があると感じている。

憲法改正をどう考えるか。

裁判の中で憲法判断を示す立場にあり、お答えは差し控えたいが、憲法は、我が国における「法の支配」の基盤となるものであり、普段からそのありように国民の目が注がれていることは、大切なことであると考える。

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

前項と同じ。

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

これまでに関与した定数訴訟についての私の意見は、大法廷判決の中で示してきたところであり、これからも個々の事件判断の中で示していきたい。

注:16年参院選の「1票の格差」を合憲とする多数意見(17年9月)

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

法的判断司法に求められている大きな問題の一つであるが、今後訴訟最高裁に係属する可能性があるので、意見差し控えたい。

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

国民の皆さんの理解と協力に支えられて、制度が定着しつつあることを、刑事裁判に携わってきた者としてうれしく思っている。大改革であり長期的なものさしで改善を図っていくべき課題もなお残っているが、刑事裁判が、「開かれた司法」の方向に大きく変わったことは確かである

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想や反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

誤判を防ぐためには、一つ一つの事件において、当事者が適切な訴訟活動を行い、裁判官が曇りなき目で判断を下すことが、何より重要である制度運用改善点については、法曹三者の間で、実情をもとにして、率直で冷静な検討を深めることが欠かせない。

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求と死刑執行との関係をどう考えるか。

国民の間で議論を深めていくべき重要テーマであると思っているが、具体的事件に関与する立場にあるので、立法論に関わるご質問についてはお答えは差し控えたい。

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

重大な刑事事件裁判員裁判によって審理されており、今回の新制度運用については、裁判員裁判証拠調べにおいてどのような評価が示されるかが、重要ポイントになると思う。裁判員裁判と同様に、長期的なものさしで検討すべき問題であると考える。

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

さまざまな課題を抱えていることは認識している。法曹養成制度教育制度の一つであり、時間をかけて行うべき人づくりの土台だといえる。長期的なゴールを見定めて、じっくり検討していく姿勢大事だと思う。

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

国際的経済活動が原因となった訴訟はこれからますます増加すると思う。裁判官は、紛争の背景にある実情も視野に入れた上で、判断を下すことが求められる。そのためには、研修、人的交流などの機会も一層充実させる必要がある。

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

「開かれた司法」を推進していく上で、テクノロジー活用重要な柱の一つだと考える。それだけに、単に「便利かどうか」というのにとどまらず、司法へのアクセス裁判手続きの将来のあり方も念頭に置いた上で、総合的に電子化などの改革を進めていく姿勢が大切だと考える。

最近の出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

個人的には、今年は名演と観客席の熱気が一体となったライブ出会う機会が多く、終演後はその場の一員であった幸福感を味わえた(例えば、ロシア劇作家チェーホフの「ワーニャ伯父さん」)。

趣味尊敬する人物、好きな言葉、座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

尊敬」という意味とは少し違うように思うが、強さ、弱さを含めて、人間的魅力に富んだ人物として、最近興味があるのは、森鷗外趣味コンサート観劇。好きな言葉はゲーテの「人間努力する限り迷うものだ」。

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

千葉聡の「歌うカタツムリ」。身近な生物を手のひらの上に乗せながら、生物進化に関するダーウィン以降の研究の歴史が物語られており、科学読み物として非常に新鮮だった。


木沢克之


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

約40年間、弁護士活動から培った経験市民感覚を踏まえ、弁護士出身裁判官であることの自覚と誇りを持って、正義と公平にかない、かつ、健全社会常識にかなう法律解釈適用に努めていきたいと考えております最高裁裁判官に就任して約1年3カ月経過しました。最終審としての判断の重さを更に自覚し、一つ一つの事件謙虚に向き合い、よりよい判断解決のため、誠実に職責を果たしていく覚悟です。

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

裁判所に対して、一つ一つの事件について、迅速かつ適正妥当な判断を期待していると思います最高裁判所としては、主な事件判決などについて、ホームページなどでも公表していますし、法廷の傍聴人の方々にも事件の争点など概要がわかるような工夫を積極的に進めています

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

個別事件判決の中で示した意見のとおりであり、これを離れてお答えするのは控えさせていただきます

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合は妥当だと思うか。

いずれの質問についても、憲法で定められている任命権者が判断する事柄ですので、お答えするのは控えさせていただきます

憲法改正をどう考えるか。

憲法改正は、国会の発議により国民投票を経て行われるもので、主権者としての国民判断される事柄であり、各国民真剣に考え議論すべきものと思います

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

国家存立の基盤である国の安全保障政策については、各国民自分の問題として真剣に考えるべき事柄であり、司法立場にある者として、個人的意見は控えさせていただきます

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

具体的事件において考えを明らかにすべき事柄と思います

注:16年参院選の「1票の格差」を合憲とする多数意見(17年9月)

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

裁判所は、どのような訴訟においても、法にのっとり公平かつ適正妥当な判断をしていかなければならないものと考えております

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

裁判員制度はおおむね順調に運営されてきていると思いますが、問題点もご指摘のとおりあります。更なる審理の工夫や制度広報に努める必要があると考えております

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想や反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

誤判絶対にあってはならないものです。刑事事件事実認定においては、思い込みを排し、様々な視点から十分に証拠吟味することが大事です。刑事司法に携わるすべての者が、誤判防止に向けて、それぞれの立場で誠実に職務を行わなければなりません。

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求と死刑執行との関係をどう考えるか。

死刑制度の存廃や終身刑の創設などは、最終的に国民意見により決められるべき立法課題であり、司法立場から意見は控えさせていただきます。とはいえ、死刑は究極の刑罰であり、その適用は極めて慎重に行われるべきものと考えております

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

制度は、捜査公判が取り調べ及び供述調書に過度に依存している状況にあるとの指摘を受けて立法化されたものであり、これにより、刑事手続きにおける証拠収集方法の適正化及び多様化がされ、公判審理の更なる充実が期待されます

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

具体的な政策についての発言は控えさせていただきますが、法科大学院で5年間教壇に立った者として、法曹養成の理想に向けて開校した有力な法科大学院募集停止が相次ぐこととなり、残念でなりません。社会の様々な分野で法律家活動することは、法の支配する公正な社会を実現するために必要であり、大変意味のあることだと思います。わが国社会の今後の発展を支える有為人材として質の高い法律家いか計画的に養成するかという観点検討されることを望みます

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

国際取引事件家事渉外事件をはじめとする国際的紛争事件に十分対応できるよう、裁判所における人材の育成が求められるものと考えております

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

裁判手続きのIT化のあり方としては、裁判手続き利用者利便性の向上だけでなく、本人訴訟への対応を含む関係者手続き保障情報セキュリティー、事務合理化を含めた費用対効果などの諸般の事情配慮しつつ、裁判手続きにとって真に望ましい姿を探る必要があります

最近の出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

うれしかたことは、稀勢の里関の優勝と横綱昇進です。

趣味尊敬する人物、好きな言葉、座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

趣味は、歌舞伎鑑賞です。尊敬する人物は自分を育ててくれた両親で、感謝尊敬をしています。好きな言葉には「道を伝えて、己を伝えず」という言葉があります日本幕末から明治にかけての動乱期に、キリスト教の伝道を行った宣教師チャニング・ムーアウィリアムズ生き方表現した言葉です。私はキリスト教信徒ではありませんが、ウィリアムズは、幾多の困難に全身全霊で立ち向かいながら人々の心を一つにまとめ、教会や学校病院を造り、社会や世界を動かしました。そのような信仰の姿こそが、「『道を伝え』ることではないか」と思われます。そして「己を伝えず」。真の意味はいまだ計り知れないものの、「自分の考えを相手独善的に押しつけようとしない」とか、「自分名誉欲望のためにけっして人を利用しない」と解釈されています事実ウィリアムズは一介の宣教師に過ぎない自分の名が記憶されることを徹底して拒み、日記手紙の多くを燃やしまでしたとも言われています

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

松井今朝子師父遺言」。歌舞伎演出家武智鉄二師弟関係にあった著者の波瀾(はらん)万丈の半生を描いた自伝です。

2016-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20160907124009

いやだから理解できる(認識できる)段階まで生物進化(脳機能認識力の拡大)を行うべきだってこと。

蟻にもし人間並みの知能と認識能力(知覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)が備わっていればニュートン力学くらい理論構築はできるだろう。

でも実際に蟻ができないのは知能もそうだが認識能力が圧倒的に不足しているからどうあがいてもできない。

チンパンジーですら知能が足りなくてできないが、それだけ身体的な能力の差というのがこの世の真理に到達するための物理的な制約になっている。

今はまだ人間以上の知的生命体もしくは知的存在がいないか身体能力の強化を必要必須なことだと認識されていないがAI誕生する可能性がある。

AI代替してくれるかもしれんけど今の段階で量子論理解が完全でない人間

AIがはじき出した論理を参照しても理解できず停止してしま可能性がある。

なぜか有史以来テクノロジーは爆発的に進化し続けてきたのに人間身体機能強化特に機能の人的進化はまるで見られない。

これが、人間認識能力限界シンギュラリティの最大の障壁になると危惧している。

人間が蟻に向かって量子論を説いても蟻は認識もできないし理解することもできない。

恐らくAIがはじき出す宇宙の始まりの答えは人間が聞いても理解できない答えが返ってくる。

理解するためだけの器に人間側が進化しなければ利用もできないだろう。

 
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