2017-06-01

済州ユナイテッド乱闘騒ぎの狙い

ACL浦和済州戦で起きた乱闘騒ぎ。これには済州側の2つの狙いがあったので解説しておきたい。

1.浦和Jリーグイメージダウン

試合は二点差を浦和が逆転したという劇的な内容で、浦和Jリーグに対するコンテンツ訴求力を上げるものであったのだが、乱闘騒ぎによってその効果はかき消された。

さらに、済州監督が「発端は浦和側の挑発」と言ったことで、浦和が悪いことにされている。そして「浦和挑発」というタイトルニュース記事が全国報道された。試合を見ない一般人には「浦和がまたトラブル起こしたのか」という印象だけが与えられる。

動画をよく見ると最初に手を出したのは済州側で(浦和のコーナー付近ボールキープに苛ついた済州選手浦和ズラタンに唾を吐いたのが発端である)、この言い分は全くの嘘っぱちなのだが、どう報道されるかがポイントなので、浦和Jリーグに対するイメージダウンという目的は既に達成されている。

2.大逆転の済州ベスト8進出

続いて、乱闘の原因が浦和にあることを大きな声で対外アピールすることで、浦和が「失格」処分となり、済州が大逆転のベスト8進出というのも狙っている。

浦和japanese only事件前科があり、以前からマークされている。また川崎が今年旭日旗問題を起こしたことで、日本チーム韓国チームの試合ACLの中では警告試合として扱われている。

そういう試合で「浦和が原因の大乱闘」が起きたことにすると、何が起きるか。

浦和一方的処分される。良くて次の試合は無観客、最悪は失格処分だ。

代わりに済州ユナイテッドベスト8進出し、韓国チームがベスト16ACL全滅という韓国サッカー不祥事を防ぐことができるのである

不条理と思うだろうが、今の世の中は声を大きく挙げ続ける者が勝つのだ。真実フェイであるかはどうでも良い。アメリカトランプが良い例だろう。

二つ目の狙いが当たるかどうかは、1週間後にはわかる。

以上。

  • 何が驚いたって、浦和には前科があるから殴り倒してもいいとか、前科があるからと言ってるはてなーがいるのが驚いた まあ暴力革命もやむ無しの平和主義者だからそれもそうか 正しさ...

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