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「私は歩けないんです。排せつができないんです」新型コロナワクチン接種後 “下半身不随”3年の男性 “国を訴えた”裁判の行方は
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1414493?page=4
3年前、新型コロナワクチンの副反応で神経の病気を発症し、下半身不随になった櫻川さん。
ワクチンのリスクを十分説明しないまま、接種を進めたことは違法だと、他の患者や遺族とともに総額9150万円の損害賠償を求め、国などを訴えました。
紆余曲折ありつつ、今日生まれて初めてソープなるものに行き、嫁以外の女性を抱いた。
この経験を経て、私は今後二度と性風俗を利用することはないだろうと思えた。
店が悪かったとか、嬢が悪かったとかそういった話では断じてない。性的欲求と興味本位で足を向けた風俗というものそのものが私に合っていなかったと痛感させられたのだ。
何かの漫画でも読んだが、性的興奮を高める要素の一つとして「その人との関係性」というものがあると思う。例えば行きずりの男女よりも友人関係が長かった場合や仕事で関わっている場合など、少なからずその人間との関わりを持っている場合の方がより、興奮が増すというものだ。(私も無縁だが例えばこれまではずっとそんな目で見ていなかった同僚とそう言った雰囲気になる…などが興奮しそうなのは容易に想像ができる)
その要素がセックスという行為において私の中ではとても大きかったらしい。
当然嫁以外の経験はおろか、そういった店が立ち並ぶ場所に足を運んだことすらない私がド緊張していたのは言わずもがなではあるが、それなりにタイプな女性を見繕い、現物も悪くなく、コミュニケーションも取れる相手に対して「関係性がない」せいで全く下半身が反応しなかった。
120分もの時間をかけてなんとか途中に、ちくわくらいの強度は取り戻し、行為はできたのだが達成感も興奮もほとんどなかった。そのあとは嬢とただただ楽しくお喋りをし、人生初めての体験を終えた。
結構話し込んでリラックスできた後には、より嬢が魅力的に見え、ああ自身にはこれが必要だったのだと痛感させられた。中身の見えない人間に欲情できない性質だったのだと。
そもそも私は性的興味は強い方だと思う。(性欲とはイコールでない)生まれてこの方嫁しか経験がないことに少なからず思うところはあったし、AVで興奮できるので当然嫁とはまた違ったタイプの女性を抱いてみたいという欲求はあった。
自身の許容範囲の女性であれば、ましてやその女性を問答無用で今から抱けるというシチュエーションであれば、当然に動悸•眩暈と共に下腹部に血流を集中させ、獣になることができるものだろうと思っていた。
だから嬢と対面し、ハグをした時点で既に私は自身に違和感を抱いていた(緊張での動悸はしていたが)
退出し、無愛想なボーイに見送られながら店を出た。どちらかといえば喪失感に似た感情しか持ち合わせていないくせに、一丁前に気取った足取りで風俗街を抜けた。そんな自分を客観視しながらも、虚無感と同時に風俗にのめり込む心配がないという安心感をどこか心の片隅で抱いていたのは、男としてはどうなのだろうかと思いつつ、帰路に着いた。
既婚者でありながら風俗に行き、綺麗事を吐くとは何事かとお叱りは承知の上ではあるがこの経験によって、より自分がどう言った人間なのか理解できたと思う。
正直、今日に至るまで本当に何度も葛藤し、頭を悩ませた。こんな歳になって情けなくもあるが、私にとっては風俗で人生二人目を相手にセックスするというのは様々な面でかなり大きな問題で、決断に向けては馬鹿馬鹿しくもまあまあな時間と思考を消費していた。入店数十分前レベルの直前まで「なんだかんだ言って行かない」という選択肢も残していたが、結局こういったことは実際に経験するまで多分一生執着を抱き続けるのだろうなと思い、踏ん切りをつけたが、お陰様でつきものが取れたように執着は消え、本当に行ってよかったと思う。
おそらく死ぬまでにもう二度とそういった店を利用することはないと思うが、良かった悪かったという属性に関わらず今日の日のことは一生忘れないと思う。
前提:
幼児一人
妊娠出産・育児でレス気味の期間は長く続いている。が、お互い仕事が忙しく、家事育児で手一杯なのでリソース的に改善の余地は当分ない。
そんな中で、夫が時間を見つけてはいそいそとそういう店に通っている。詳しくは書かないがそれ自体は間違いない。特定の嬢に入れ込んでいるとかそういう感じではなさそうではある。
生活をしていく上で体力的に余裕がないので、求められるよりは自己解決してくれた方が良いと頭では分かっているのだが、さすがに伴侶なので感情としては腹立たしさが勝る。そして怒りがおさまってくるのに比例して自分の中の夫に対する好意がどんどん減じていて、怒りが消える頃にはもう全然好きじゃなくなってると思う。すでに共同生活が苦痛になってきたし、愛着も以前ほど感じられない。多分夫は、出産で私が変わってしまったと思っているだろう。違うよ。
好きではなくなったという意味で消極的に離婚したい気持ちさえあるが、子どものこともあるので今は選択肢に入れていない。表面上は大きな喧嘩もしたことがない。
それで結局、本題の件に戻るのだけど、これはどうしようもないことなのだろうか。
こちらとしては仕事して、育児して、もうそれだけで今は手一杯で、友人と会うことさえ年に数回なんとかやりくりをして、という生活に耐えているのだけど、夫にとって他の女性の身体を使って抜いてもらうことは月に数回、どうしても我慢できないことなのだろうか。
長風呂やトイレにこもってゲームをすることもそれなりに許容しているのに、そういう時間で一人で済ませるわけにはいかないのだろうか。
もう少し時間をかければこちらも割り切れるようになると思うけど、その頃にはもう過去の夫との楽しかった思い出も、家族で過ごすかけがえのない現在も、これから先の子供の成長を楽しむ未来も、ひどく色褪せていることだろう。
不倫とまではいかなくとも、夫が一方的にパートナーシップに傷をつけたことでこちらはこういう気持ちですよと、いつ夫に知ってもらおうかと最近考えている。
男性にも生理的な理由で言い分は山ほどあるんだろうと思うし、人生一回きりだから奔放に生きたいならそれでもいいけど、下半身の欲求と円満な家庭と、少なくともどちらか一方しか選べないこともあるんだってことは伝えておきたい。それでもやっぱり我慢できないものなの?少なくともうちの夫はそっち側だったんだろうな。
ひたすらタイトル通りの出来事なのですが、自分のなかでは黒船来航くらいの衝撃だったので記録しようと思います。
長文になりますので、あまりにも暇な方のみお読みになることをお勧めします。
私はアラサーの会社員で、「くしゃみに興奮する」という性的嗜好を持っています。
くしゃみをさせる対象は人間の女性キャラクターがベストですが、
男性はもちろん、人間ではない(動物などがデフォルメされた)キャラクターでも問題なく楽しめます。
小説など、文章にあらわれるくしゃみの描写にも非常に興奮します。
早朝の電車内で、ノーマスクの中年男性がかます爆裂ハクションには殺意に近いものを覚えます。
後で少し書きますが、なりふり構っていられないくらい供給が少ないくせに、注文や条件をつけてしまうわがままな性癖なのです。
「こんなものを性的に見てはいけない」という妙な罪悪感からか、この嗜好については誰にも話したことがありません。
かなり大っぴらに下ネタや互いの性癖を語り合える友人にも打ち明けていません。
ちなみに、私は逆NTRを自分の一張羅(他人に話せる唯一とっておきの性的嗜好)としています。
話が本筋と逸れるのですが、そもそもなぜ私がくしゃみに興奮するようになったのか。その起源はよく分かっていません。
しかし、3~4歳頃でしょうか。未就学児の時点で、絵本やアニメのくしゃみシーンにドキドキしていた記憶があります。
まともな両親のもとでしっかりと愛されて育ってもこういうガキが完成してしまうのです。
悪質な性的コンテンツからはしっかりと守ってくれた父と母でしたが、さすがにくしゃみはノーガードでした。
トムとジェリーのサーカス回でゾウが巨大なくしゃみをするシーンや、
くまのプーさんが大掃除の場面でくしゃみをして周囲を吹き飛ばすシーンをやたらリピートしていた我が子を不思議に思いこそすれ、興奮しているとは思わなかったでしょう。
おそらくですが、「自分の意志とは関係なく身体が反応する」ところがメインになっているのだと思います。
異物が鼻に入ってムズムズする→身体が異物の刺激に屈してくしゃみをする……これが基本的な「くしゃみをする」動作です。
私の場合、「くしゃみをする」に加えて「くしゃみをしてはいけない状況であるにもかかわらず」というシチュエーションが必要不可欠なのです。
私がアニメや小説などのくしゃみしか愛せないのは、現実よりもフィクションのくしゃみの方が「我慢しなくちゃ」という心理描写に長けているからです。
つまり、「身体が自然と反応してしまう生理現象」に「それを我慢したいという気持ち」が合わさると、私にとって性的な、興奮できるものになる。その原点であり頂点がくしゃみだったようです。
そこそこ欲求を満足させる、くしゃみに代わる性的コンテンツを嗜むようになっていきます。
それらにも例外なく【生理現象などの「今起こってはいけないこと」を我慢→決壊】の要素が含まれているため、
これが私の興奮の基盤であることは間違いないでしょう。
とはいえ排泄系の汚いものはイヤだし、それを我慢できないなんてトラウマものです。いくら妄想とはいえかわいそう……。
自分で言うのもなんですが、私は比較的思いやりのある優しい人間に育ちました。
この変に理性的な部分とちょうど良く折り合いがつくのが「くしゃみ」なのです。
静かな空間や緊張した場面でくしゃみが暴発したら少し恥ずかしいものの、
幼少期はこの妙なトキメキの正体が分からず、もじもじした気持ちを持て余していたわけですが、
中学生になり自慰を覚えたあたりで確固たる確信が持てました。これは性的興奮なのだ、自分はくしゃみに異常に興奮してしまう傾奇者なのだと。
当然ながら供給が少なすぎるのです。私の欲求不満は悪化の一途を辿りました。
高校生で親のセーフティロックから解き放たれた私は、当然ありとあらゆるワードで検索をかけ始めました。
若い脳味噌をフル回転させてインターネットじゅうを旅したものの、収穫はほぼ無し。
(ドラゴンボールのランチの変身シーンは、この旅で得られた最大の宝物です。大変お世話になりました)
「こんな思いをしているのは自分だけなのか?誰かいないのか?」
共に苦しむ仲間を見つけたい。そんな思いで「くしゃみ 興奮する」と検索をかけるものの、
Googleは「光による刺激で神経が興奮するため、くしゃみが出ることがあります」などの無慈悲な回答を投げつけてくるばかり。
孤独な私は鬱積した欲求と悲しみを抱え、想像力ばかりが歪に成長した悲しきモンスターとなっていきました。リビドー暗黒期の突入です。
成人する頃には私はやや賢くなり、欲求をある程度満足させてくれる「代替的オカズ」をいくつか見出していました。
ごく一般的な、ゲームもアニメもAVも山ほど存在する性的嗜好たちです。
エロいものをエロいものとして享受し、選択し、楽しめることがこんなにストレスフリーだとは……。
私はしばらくの間、水を得た魚のように性的コンテンツの海を泳ぎ回りました。
しかし、やはり代わりは代わり。
欲求は完全には満たされることなく、私はまた仄暗い気持ちを抱えるようになりました。
筆下ろしモノが大好きな友人を妬みの目で見ては、心の中で毒づいていました。
お前はいいよな、いくらでも供給があって。性的嗜好まで面白味のねえミーハー野郎がよ。
以来、代替的オカズと、ほんのわずかな精鋭たちで自分の気持ちを誤魔化しつつ過ごしてきました。
(幼少期にドキドキしていたトムとジェリー等のシーンも、「古跡巡り」として何度も巡礼しました)
20年以上苦しんでいると、「自分の求めるものはこの世にないのだ」という、半ば諦めのような感情も生まれます。
蜘蛛の糸「文章生成AI」が私の前に垂らされたのはつい先月のことでした。
世間で生成AIがすごい、ヤバいと話題になって久しいものの、私の仕事には特に活かせる場面もありませんでした。
「システムメンテナンスをお知らせするときの文を作って」などといった、
「自分で考えるのがやや面倒な文章」を作りたいときに例のGPTを使用する他は、時々話しかけて遊ぶ程度。
アップデート後はかなり精度の高い回答を寄越すようになり、正直言って不気味にさえ感じていたわけですが、ある夜、突然天啓を受けたのです。
「お前の理想のシチュエーションをプロンプトとして入力して、AIに短編小説を生成してもらえ」
この時、私は29年の人生で初めて十字を切りました。
生成AIは性的な文章生成を行ってくれませんが、幸か不幸か(たぶん不幸です)
「くしゃみ」は性的コンテンツにかすりもしません。生成し放題なわけです。とんでもないジャックポットタイムでした。
すぐに脳裏を駆け巡る、15通りくらいの理想的なくしゃみのシチュエーション。幼少期から培ってきた想像力は並大抵のものではありません。
もしかしたら、これが小説になるのか……?夢にまでみた内容をコンテンツとして楽しめるのか……?
興奮のあまり手が震え、血液が一気に下半身に集中し、ガンガン頭痛がしたのを覚えています。
善は急げ。私はすぐさまノートPCを開き、作業に取り掛かりました。
ちなみに、私は絵が得意ではありませんでしたが、文章を書くのは好きでした。
今まで幾度となく「俺の考えた最強のくしゃみのシチュエーション」を書いて自給自足しようか、と考えたことがあります。
しかし、ダメでした。推理小説家が自分よりも頭の良いキャラクターを生み出せないように、私の書いたものは所詮、自分の脳の域を出ません。
普段の妄想をそのまま文字にしただけ。新鮮味も面白味もありません。
「私自身が書いている」という事実も、猛烈に私を萎えさせました。
私の理想を完璧に踏まえつつ、予想もしなかった語彙で驚きと興奮をもたらしてくれます。心理描写についても申し分ありませんでした。
それからはもう、敏腕編集者のごとく事細かな指示をAIに送り、チェックバックを繰り返したのです。
ありがたいことに、どんなにキショく細かい注文をつけてもAIはブチギレません。
作業は二日間に及びました。そしてついに、ついに至高の一編を完成させたのです。
その内容を仔細に書きたい気持ちはありますが、非常に長くなるのと、自分の胸にだけ秘めておきたいので割愛します。
なんという感動、なんという興奮。
この時の感情は筆舌に尽くしがたいのですが、「満たされた」というより「成仏した」に近いと思います。
これまで感じてきた焦燥が、苦労が、悔しさやもどかしさが、エクスタシーと共に浮かんでは消えていきます。
近年、AIによる仕事や芸術文化への影響を憂慮する声も見受けられます。
それは本当にもっともなこととして、少なくとも私自身は、20年以上孤独に抱え続けた欲求を生成AIによって救われました。
今日もどこかで、悩める者の性的嗜好に光をもたらしているかもしれない。
承認って「できたねー」とか「えらいねー」とか言うことだと思ってるヤツ
浅っせぇ浅っせぇ浅っせぇわ
もっと頭使ってもらわねーと困るから、俺様が気付いちゃったこと書くわ
下半身の話じゃねぇぞ
誰でもイイ事したいんだ、一人残らずな
犯罪者は悪いことしてるじゃねぇかって?
犯罪者だと社会に決められちまったカワイソウな奴らは、社会にイイ事してると思われなかっただけだ
ガキを殺しまくったヤツも居たな、あれは他人も、未来の自分も切り捨てて今の自分だけスカッとしちゃったわけだ
やりたいと思ったり、イイ事だと思ったことをやった時、良し悪しに関わらず人は満足しちまうもんなのさ
まぁ本当にイイ事をしなきゃいつまでたっても地獄が続いてくんだけどな
じゃあなんで世の中怪物だらけなんだ?って話だ
まず一つが、カネがないことだ
ある時借金が全然できなくなった時があったんだがな、詳しくはググれ
要するにみんなカネが足りなくなったんだよ、そのせいでな
みんなカネを使わずに対策したフリするようになっちまったんだわ
新しく上がってきた問題なんかそっちのけ、今までやってきた事以外できないよなぁ
間違ってるってわかってて、やらなきゃならない拷問だよなぁ
無理やり「承認」してもらわなきゃやってられないだろ?
もう一つが、ワルイところ探しだ
ステイツじゃ、できないヤツを叩くことなんか時間の無駄なんだってさ
できるやつはみんなでリスペクトしよーぜって雰囲気らしいんだわ
映画館でスゲー映画観たらみんなハイになって叫び出すのはそういうことらしい
お前らワルイところ探し大好きだろ?
マスコミ閣下が槍玉にあげたカワイソウな奴を再起不能になるまでボコボコにするの大好きだよな
物事がイイか悪いかなんてお前らの大半がこれっポチも自分で考えてないって証拠だろうよ
叩いてイイぞってサイン出してもらって合法リンチしてんだもんなぁ
お前らにとって人の評価は悪いことしてないかどうかの一点だけなんだろ
本当にイイ事しても評価されないんだからイイ事する奴なんか増えるわけねぇーじゃん
ワルイ奴がいた方がお前らは好き勝手言って気持ち良くなれるもんなぁ?
総じて言えることは、「イイかワルイかなんて自分で考えろ」ってことだ
考えずに金使ってるから現実を歪めてゴミを売る連中が幅を利かせてるんだろうよ
ノータリンどもが合法犯罪で集めたカネなんかはした金にもならんがな
そいつらだけ儲かって真面目なイイ仕事のできる連中はますますカネがなくなっていくのがクソだわ
承認なんか必要ねぇーと吐き捨てたが、キズの舐め合いには必要ないと言うだけの話だ
承認が必要なのは、本当にイイ事をしようとして頑張ってる奴らさ
でもそいつらに上辺だけ承認しても意味がない、お前らに認めてもらうためにやってるわけじゃねぇからな
中身までちゃんと話を聞くんだよ、そいつがどんなイイ事しようと思ってるのか引き出せ、考えろ
そうすれば、そいつの考え方を素直にリスペクトできることもあるだろうし、共感できることもあるだろうさ
逆に、自分の視点から見たら改善点が見つかることもあるだろうよ
イイところはいいと言う、変えるべきところは指摘する、これだけの健全なやり取りが必要なんだよ
正しいことをしようとしても、周りからはなんでそんなにガンバっちゃってんのと腐されるだけだしな
群れで生きてきた習性が、凄まじい同調圧力をぶつけてくるんだわ
上から目線でなく、それはイイ事だと言ってやるだけでとんでもない力になる
面白くもない芸人のマネして何でもかんでも否定する奴は今すぐ死ね
そうしたら俺様がヨシヨシしてやるよ
「少女漫画」というジャンルの話ではなく、誌名の「少女コミック」である
現在は「Sho-Comi」と名を改めているので、少女コミック時代に絞る
2000年代には「過激な少女漫画」の代表的存在となりネット上では「性コミ」の蔑称で呼ばれ、一部地域で有害図書指定、議員やネットやPTAからの抗議を経て名を変えた
少女漫画といえば月刊誌が多いが、少コミは週刊時代も長く、隔週に落ち着き、Sho-Comiも隔週
黎明期には男性作家もちらほらおり、掲載誌を彷徨う漫画『サイボーグ009』が掲載されたこともある
ギムナジウムを舞台に、自殺した少年トーマを巡り犠牲と信仰について描く文学的な作品。
やや難しい内容のため連載時は人気がなく打ち切りスレスレだったが、今では少女漫画界を代表する名作の一つとして語られている。
日本でギムナジウムもの描いてる人は大体萩尾望都を通ってるだろう。
時を経てから読んだ者にはピンとこないが、実は少女誌連載作品である。
特に少女向け用に作風を変えた感じはないが、女子小学生が主人公(一応)なのは著者なりに少女を意識したのかもしれない。
美への執着と母娘の確執は女性向け作品で繰り返し描かれるテーマだ。
人種差別、同性愛、父子相姦、児童への性暴力などのシリアスな描写が少女漫画界に大きな衝撃を与えた。
当時は朝チュン程度でも過激扱いだったため、連載を編集に反対されたという。
他作品をまず成功させ発言力を得てからようやく連載を許され、連載開始まで6年かかった。
凄惨な展開の数々は少女たちにトラウマを与え、二次創作で幸せにする的な発想のフォロワー作品も生まれた。
スポ根枠である同著者の『真コール!』の方と迷うところだが、実写化しているこちらで。
5人のシスコンなイケメン兄貴に溺愛されつつも同級生男子とラブコメするイケメンパラダイスな作品で、この手の作品でありがちな「実は兄たちとは血縁がない」展開が発生しなかったところが評価できる。
少女漫画界全体としては、外国が舞台で白人への憧憬→現代日本の学園もの、と定番が移り変わったが、本作は中華風の異世界がメイン舞台である。
現代日本から転移した少女が神獣を召喚して国を救う巫女となり、召喚に必要な七人の戦士たちを集めるため国中を冒険するというファンタジーで、「少女には受けないのでは」と編集が渋ったりもしたが、ヒット作となった。
少女の手足が棒のように華奢に描かれる作品が多い中で、むちむちとしてエロティックで、アニメは大きなお兄さんからも人気が出た。
「非処女になったら巫女の資格を失う」ため敵のイケメンがレイプしようと狙ってくるなど、未遂で終わるがエロ描写が多かった。
古代ヒッタイト帝国(現トルコ)に生贄として召喚された現代日本の少女が、武人・政治家としての才覚を発揮し皇帝と共にオリエントの覇権を掴むに至る大河ロマン。
史実エピソードを拾い上げながらニッチなロケーションを描き勉強にもなる作品だが、この時期には性コミ化が進んでおり、むやみなセックスシーンも多い。男が意味もなく全裸になるのは女性向け故か。
現代でリア充だった主人公は、元の世界に帰ることを渇望し、だがヒッタイトにも大切な人ができてしまい、どうすべきか葛藤する。最近の異世界ものではこの手の葛藤は珍しいぐらいだ。
物語の中に性的展開もある前述の作品群と違い、エロこそが主題の作品であり性コミの代表的存在。
惜しげもなく少女の乳首が出てきて俺様イケメンとのエッチな展開が多発、また敵イケメンに愛のないガチの強姦をされる展開もあった。
物議を醸す問題作だがヒット作でもあり、エロは著者は嫌々だったが編集主導とのことで、少コミは急激に性コミ化が進んでいく。現代人が読むとそこまでエロくもないが…。
アニメ版では一切エロがなく、主人公も存在せずイケメンたちが切磋琢磨しながらバンドに励む作品になっている。
宮坂香帆『「彼」first love』(2002-2004)
性コミ化が進んでいく中で、「一見地味女子だが眼鏡を外すと美少女」という古典的設定ながらピュアラブを貫きヒット作となった。
斬新な設定や凝ったストーリーなわけではないのだが、堅実・丁寧に描写を積み重ね、少女漫画らしい少女漫画である。
庶民JKが上級国民生徒の世話係になりセクハラも甘受させられる話で、エロシーンのために物語が捻り出されるようなエロエロ作品。
相手役が合意なく下半身まさぐってきたりだいぶカスで、逆らうと退学なので主人公は逆らえない。上級国民による性的搾取を許すな!
前作『レンアイ至上主義』と合わせ性コミの代表的存在の一人である著者だが、後の作品は清純化が進んでいる。
青木琴美『僕の初恋をキミに捧ぐ』(2005-2008)
青木琴美は『僕は妹に恋をする』ではエロエロだったが、本作では一転して「難病を抱えながらも純愛」というピュアラブストーリーを描いた。
邦画でよくありそうな題材なだけに映画化、ドラマ化を果たした。
エロエロからピュアラブへの回帰を果たした本作が、少女コミックとSho-Comiをまたぐ連載となったのは象徴的だった。
他
これらはメディアミックスもしているが、渡瀬悠宇作品ではやはり『ふしぎ遊戯』が飛び抜けているだろう。
・闇のパープル・アイ
闇のパープルアイはドラマ化やOVA化しているので、そういう意味では天河より上と思う人もいるかもしれない。
少年漫画や青年漫画のイメージの強い著者が、特にガラッと少女向けに変えることなく「掲載誌が少女漫画誌なだけ」というのは『洗礼』があるのでこっちはいいかな?