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はてなキーワード: タチコマとは

2020-05-15

anond:20200515144237

・ターズとケース(インターステラー

ジョークを言ったり皮肉を言ったり直方体の集まりのくせにかわいくみえてくる

・GERTY(月に囚われた男

あんま可愛くないか

C3POスターウォーズ

人間味がありすぎるかも、でも俺は好き

サマンサ(Her

自我を持つAIでかつすごく現代的な成長をする、SFとしてもラブロマンスとしても面白いから見てほしい

AIの遺電子

AIがたくさん出てくるけど人間っぽいか

タチコマ攻殻機動隊

マスコット的可愛さと、ロボット従順さを併せ持ったかわいさの塊

・ラブデスロボット

NETFLIXオムニバスシリーズ いろんなAIが出てくる、俺はその中でもジーブルーが好き

思いついたらまた書く

2020-04-29

ありえたSAC2045

リリース一ヶ月前にファン掲示板で願っていたこと:

今回のシリーズは11年後だから、多分サイボーグの死とはとか、不死性について触れられるのではないか。歳を取らない少佐と歳を取る生身の人間たちの対比は面白いだろう。おそらく荒巻引退していて、トグサが指揮を撮るのではないか

実際のSAC:

11年経ってCGで作り直した結果、メンバーはむしろシワが無くなったりして若々しくなった。メンバー関係性はなにも変わらなかった。特に深いテーマメッセージ性が伺われることはなく、何かよくわからない超人敵役として出てきた。



メッセージ性の無さとか、やたらとハリウッド映画っぽくなった無意味アクションとか、軽薄になったキャラクターとか、不自然予算がかかってないCGとかは、まあ目をつぶれなくもないけど、江崎プリンはまじやめてほしかった。

サポートまで含めてなにも変わっていない九課メンバーに変化を加えるために、続編で全然違うキャラを入れるっていうのはよくある手だ。だから、外見が変でも、性格が浮いていても、以前のキャラの影が薄くなっていてもいいだろう。でも、演出として、最低限、リアリティレベルは揃えるべきだ。あまりに動きがアニメテンプレート通りで現実離れしていて、CGの低いクオリティと相まって、見ていてつらかった。

プリン」という名前の不自然さは作中でも指摘されていたし、バトーへの不自然愛着とか、タチコマの手なづけ方とか、超優秀な情報取得能力とかを考えると、実はAIだったりするんだろうか。それなら不自然リアクション説明がつく。でも、「捜査現場から」って言ってみたり、笑顔から自然さを感じ取ったり、人間臭さもあるんだよな。まったくわからんありがちなのは親との関係が悪くてトラウマ抱えててバトー父親投影しているとかだけど、もうちょっとひねって欲しいなあ。


あーあ。サイボーグとか電脳の老化とか死について考えるSACとか見たかったなぁ。老人が銀行強盗するとかじゃなくてさあ。まあ、続編も見るんだけどね。できるだけ江崎プリンを視界から外すようにしながら。

2019-08-09

攻殻機動隊、何から見るべき?

お盆休み攻殻機動隊を見たいけど、何から見たらいいんだろう?

漫画映像作品があるのは知ってる、何種類もあるのも知ってるけどタイトルも発表順も知らない

(あとは主人公立ち位置政府の犬だけど自分利益最優先とか、タチコマカワイイらしいとかぐらしか知識がない)(あ、「ほんとにいたんですよ、あれ…?」みたいなのはTwitterで見た)

追記

言及してくれた皆さんと、あとネットでも色々検索したのを参考にして、時系列順に見ることにした

そしたらS.A.C.ってのだけで色々あるじゃん

何も書いてないやつを見始めたよ

お盆休みマラソン視聴だ

追記2

えー、TV版は2002、その前に1995劇場版が先なんじゃん…

調べが全然足りないな自分

ウィキちゃんと読まずにテキトウに決めたからなあ

あいいや、いずれ全部見るし…

2018-03-25

anond:20180325195912

ダイオウイカぬいぐるみ実在するから

蛇とかもデフォルメ次第という気が

さすがに「目が3つ以上」「口の形状が脊椎動物と完全に異質(横開き/触手中央に朽ちとか)」をそのまま再現するとなるときびしそう。

たぶん蜘蛛とか目や口が実物通りのまま可愛くデフォルメするのは無理(タチコマを見る限り)

2017-10-21

最近アニメはおもんないって言ったじゃん、嘘つき!

 全然アニメ見なかった自分が去年からアニメを見始めたんだけど、見た作品の7割以上が面白かった。てかアニメどんだけあるの。

※長いので、「どうして面白いのか」のとこだけ読んで下さい。

アニメにハマった経緯

 きっかけは去年の5月、ニコニコ動画西尾維新〈物語〉シリーズ時系列に配信する企画があって、初めて最近?の深夜アニメ?を見てから。それが本当に面白くて、当時のちょっとした楽しみになっていた。

 これまではジブリ作品とかポケットモンスターとかワンピースとか観たりして育ったんだけど、高校生になる頃には殆ど観なくなった。大学生社会人の頃見たアニメはAKIRA、攻殻機動隊くらいしか覚えていない。

 でも去年の10月頃、ひょんなことから精神病院に入院したついでに無職になって、時間を持て余すようになった。今までできたことが、全くできなくなったからだ。それでも〈物語〉シリーズ視聴だけは続けていた。そのうち「他のアニメってどうなんだろう、もしかして面白いものもあるんだろうか?」とか思い始め、今に至る(ちなみに今は職業訓練中)。あとアラサー

どうしてアニメがこんなに面白いのか

1.作品当たりの情報量多すぎ説

 アニメは、世界観があってシナリオがあってキャラクターデザインがあって背景美術があって声があって音響があって音楽があって場面ごとの演出があってキャラの動きがあって…云々、とてもじゃないがその作品を構成する要素すべてを理解するのは難しい。どれだけの人が作品のすべてを理解したうえで、あっちが面白い、こっちが面白い等評しているんだろうか。

 私が作品を観ていて面白さを感じるとき、「あ、このシーンの音楽最高だな」とか「このシーンの美術やべえ、どうなってるんだこれ」とか「ここの演出しゅごい」等、作品の中のごく一部分だけを切り取って考える場合が多かった。それはつまり、切り取り方(主観)が面白さの大事な要素っていうことじゃないんだろうか。たとえその作品が長い歴史の中で使い古された手法で再生産された焼き増しの類だったとしても、他の作品と全く同じという事はないわけで、見方を変えればいくらでも個性は見つかる。新しいアニメが既存の作品と似ているからと言って、どちらかが劣っていることにはならないんじゃないだろうか。

 これまでアニメは1度観たら終わりだったのだけれど、今は同じアニメを見返すたびに新しい発見があったりして、マジで錬金術じみている。なんせアニメは総合芸術ゆえ、多種多様な、千差万別な主観を受け入れられる器がある以上同じ作品でも多様な評価があるはずで、もしどの作品もおもんないというの事実がだとしたら、観てる人たちの切り取り方がどんどん似てきている、つまり視聴者側の多様性が失われているっていうことなんじゃない?

2.作品の多様化

 まだじぇんじぇん作品を観れていないのだけれど、思った以上に表現方法が多種多様で驚いた。最近はキャラクターがCGオンリーアニメなんかもあったりして、すごいよねあれ。表現方法が増えるってことはつまり「何か」を伝える方法が増えるわけで、より多様な人たち、それこそアニメとは無縁の人たちにも新たに「何か」を伝えるアニメが作られることで、面白いと感じた人の絶対数は増えてるんじゃないだろうか。

 また、私が沢山の作品を好きになれたのは専ら作品の多様性のおかげだ。今まで見たこともないような表現に出会って感動するたび、これまでなんとも思わなかった作品が突然面白く感じるようになるという経験を沢山した。自分の「アニメを見る目」どころじゃない、心そのものが多面化していく、豊かになっていく感覚だ。こうしてアニメ多様化するたび、受け手側もどんどん変化していくのだと思う。

3.視聴方法の多様化

 あくまライフスタイルを優先しながらアニメは観るべきで、放送側の都合で観てたら、やっぱり疲れると思う。あれはあれで楽しいこともあるけど…。

 ちなみに私はこれまでアニメを見る=TVを録画するか円盤を買うか?しか無いと思ってたので、こんなにも視聴方法を選べるとは思わなかった(ただしひまわり動画、テメーはダメだ)。なんせ私の兄弟たちは皆テレビレコーダーが大好きで、今もなお空き容量と戦争している。とりわけアニメは熾烈で、「とりあえず一通り録画→早いうちに1話を見比べる→ピンときた作品を残し、それ以外の作品の録画をやめる→CMを削り、ディスクに焼く」と言った具合だ。一方円盤はくっそ高いし、そういうのが嫌でアニメを今まで見なかった。

 ところが、先のニコニコ動画では無料配信があるし、amazonPRIMEでは年間3000円そこらで一部のアニメが見放題だし、abemaTVではアニメが垂れ流しだ。すごない?これ(ちなみにアマプラとd'アニメabemaTVプレ垢契約しました。ネトフリは検討中)。

 そんなわけで、最新作の最新話をリアルタイムで追いかけるのがアニメ視聴のすべてじゃなくて、疲れてるときにはアニメを見なくていいし、1話が微妙だったら観るのを止めて、また気が向いたら見始めれば良いし、見たことなアニメも他のアニメを観るついでに、試聴してみればいい。いっそ5年位寝かせてみてもいい。楽しむためにはこれが必要だと思う。今年の最新作も、2025年頃には「昔のアニメは良かったリスト」に加わってるかもしれないぜ。

4.アニメ視聴以外の楽しみ

 アニメイベントがこんなに盛んだとは思わなかった。1作品でも2回3回とトークイベントとかあるのね。あと驚いたのが、ラジオ。大抵の作品に広報のためのラジオ番組(あるいはニコ生とか)があるという。何かしら作品を深く理解したいと思ったとき、こういう催しはとてもありがたい。作り手の考えや苦悩が作品をより立体的に、奥行きのあるものへ変化させていくし、作る人を好きになるきっかけを与えてくれる。作り手への興味はその人が作る他作品への興味に繋がるので、よりアニメへの造詣が深くなる好循環を生む。マジでトークショー行って良かった。

 すこし脱線するけど、声優ファンって最初はこんな感じだったんだろうか。彼らはよく広報担当として公の場に出てくるから顔と名前を嫌でも覚えるし、その割にはあくまで作品づくりのごく一部を担当する外注の技術者?(クリエイターと言えば良いのだろうか?)みたいなもんなので、作品に対してはなんというか、他のスタッフよりも「ただの作品ファン」側に近い存在のような印象を受けることがある。実際、放送されるまでどんな絵になってるか一度も見てないとかあるみたいだし、作品作りの中核を担っていない場合が多い。すると、アニメ視聴者からすれば声優は「そのアニメ思い入れのある同士」みたいな、変な親近感を覚えてしまう。ほれてまうやろー

ここから余談

 いろんなアニメを観ていると、悪魔みたいな作品に出会うことがある。それはとても不快で、心がざわざわして、二度と観たくないと思わせるような。観たら最後、寝ても覚めても脳裏に焼き付いたシーンがフラッシュバックして、頭のなかであの音楽が流れ続け、胃痛で眉をしかめ、何も手につかなくなってしまう。

 しかも、そういう作品に限って評価することが出来ない。悪夢みたいに思い出すシーンや音楽は美しく、登場人物の瞳は深淵みたいに深く、あの声優の演技は恐怖さえ覚える。そういう作品のどこまでが演出で、どこからが自分の感情なのかわからない。作品のことを一生懸命考えてるつもりが、気づいたら自分の過去の記憶で胸が一杯になってしまう。もはや作品の面白さがどうとか考えられないくらいに、心をかき乱されて頭の中がぐちゃぐちゃになってしまう。

 ああいう悪魔みたいな作品を観ることのできる幸せを、今日も噛み締めています。

最後に、ここ1年位で見た作品を(覚えてる限り)載せときます。検索妨害になりそうだったら消します。長文駄文失礼しました。

機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争(1989)

カウボーイビバップ(1998)

攻殻機動隊 TVシリーズ(2002~)

キノの旅 -the Beautiful World- (2003)

APPLESEED(2004)

BLACK LAGOON(2006)

パプリカ(2006)

さよなら絶望先生シリーズ(2007~)

〈物語〉シリーズ劇場版含め全部)(2009~)

東のエデン(2009)

刀語(2010)

侵略!イカ娘シリーズ(2010~)

生徒会役員共シリーズ(2010~)

四畳半神話大系(2010)

gdgd妖精’sシリーズ(2011~)

日常(2011)

てーきゅう シリーズ(2012~)

ジョジョの奇妙な冒険(2012)

絶園のテンペスト(2012)

氷菓(2012)

人類は衰退しました(2012)

キルミーベイベー(2012)

じょしらく(2012)

ポンコツクエスト~魔王と派遣の魔物たち~シリーズ(2013~)

夜桜四重奏 -ハナノウタ-(2013)

境界の彼方(2013)

有頂天家族(2013)

てさぐれ!部活ものシリーズ(2013~)

直球話題ロボットアニメ(2013)

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース(2014)

ソウルイーターノット!(2014)

結城友奈は勇者である シリーズ(2014~)

四月は君の嘘(2014)

ワンパンマン(2015)

機動戦士ガンダム サンダーボルト(2015~)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(2015~)

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(2015)

ふらいんぐうぃっち(2016)

くまみこ(2016)

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(2016)

この素晴らしき世界に祝福を!シリーズ(2016~)

ファンタシースターオンライン 2 ジ アニメーション(2016)

Re:ゼロから始める異世界生活(2016)

亜人ちゃんは語りたい(2016)

けものフレンズ(2017)

アリスと蔵六(2017)

正解するカド(2017)

エロマンガ先生(2017)

クズの本懐(2017)

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(2017)

サクラクエスト(2017)

サクラダリセット(2017)

フレームアームズガール(2017)

ゲーマーズ!(2017)

メイドインアビス(2017)

プリンセス・プリンシパル(2017)

セントールの悩み(2017)

恋と嘘(2017)

徒然チルドレン(2017)

アホガール(2017)

少女終末旅行(2017)

アニメガタリズ(2017)

魔法使いの嫁(2017)

妹さえいればいい。(2017)

Infini-T Force(2017)

UQ HOLDER! 魔法先生ネギま!2(2017)

宝石の国(2017)

いぬやしき(2017)

此花亭奇譚(2017)

キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series(2017)

<2017-10-22追記>

 こんな与太話に付き合ってくださりかありがとうございます(汗)幾つか気になったコメントがあったので…

・なんの分野にせよ自分がハマり始めた頃を最盛期と思う人が多いから仕方ないね

 書きながら全く同じことを思ってた。例えば私の場合、新作ゲームの評価がまさにそうなっていたりする。恐らく10年前よりも面白い新作ゲームがたくさんあるはずなのに、買う前にやたら躊躇するようになった。そのくせ「面白いゲームないかな-」とか言っちゃってたりするわけで。これに対する答えはきっと無いんだろうけど、強いて言うなら「作品を作る人達への尊敬の念を忘れない」ということなんじゃないだろうか。それを忘れない限り、70歳位になってもアニメゲームを楽しめると信じてる。

・BACCANO!見ようぜ!ヒャッハー

・もう見てるかもしれないけど、攻殻機動隊好きなら「PSYCHO-PASS サイコパスおすすめする

 「○○お勧め!」的なコメントはとても嬉しいです。ただ、本文にもある通り「どんな切り取り方をすると」面白いのか、に興味がある。バッカーノは、原作が成田良悟電撃文庫)、監督が大森貴弘(デュラララ!や夏目友人帳の監督、音響演出兼任)、構成、脚本が高木登(デュラララ!のシリーズ構成地獄少女シリーズの一部脚本)、キャラデザ岸田隆宏(デュラララ!やボールルームへようこそキャラデザ)、音楽が良守信(デュラララ!や夏目友人帳の音楽)みたいな感じなんだけど、夏目友人帳やデュラララ!も好きだったりするんだろうか?とか思う。もしそうなら、上記の中の誰かがグッとくる何かを持っているクリエイターということになるはずだし、そういうのを知りたい。

・最近見たアニメの中で特に面白かったの3つ位あげて欲しい。どういうの好きなのか知ると皆無責任に自分のおすすめアニメ教えてくれるぞ(酷

 アニメを観てると、やっぱり「面白い」作品の中に「劇的に面白い」作品があるなぁ、と感じる。根拠はもちろん主観なので、これは「一般的に比較できる面白さの差」ではないのだけれど。

一つ目:アリスと蔵六

 2017年の作品。原作は今井哲也(月刊COMICリュウ)、監督は桜美かつしふらいんぐうぃっちの監督)、シリーズ構成高山文彦超時空要塞マクロスの演出、機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争の監督)、音響監督岩浪美和ふらいんぐうぃっちプリンセス・プリンシパルジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない音響監督)制作はJ.C.STAFF

 去年見たふらいんぐうぃっちで、桜美かつし岩浪美和すげえ!ってなって、同作のスタッフを見て「これは観るしかない!」と思ったのがきっかけ。脚本と演出と音とBGMと背景美術とキャラデザと声優の演技とが優れた作品だった。難点は見放題方式の配信しているサイトが少ないので、見る機会が少ない点。

二つ目〈物語〉シリーズ

 2009年に始まった作品。原作は西尾維新講談社BOX)、監督・シリーズ構成新房昭之さよなら絶望先生3月のライオンの監督)、セカンドシーズン憑物語などの監督は板村智幸さよなら絶望先生絵コンテ3月のライオンの演出)、キャラデザ渡辺明夫神のみぞ知るセカイグリザイアの果実キャラデザ)、音楽は神前暁らき☆すたかんなぎなど多すぎて書けないくらアニソンやBGMを作ってる人)、制作はシャフト

 同作は作品の章毎にOPやEDが違うという演出がされているのだけれど、それらが全部極めて良い。楽曲もそうだし、アニメーションも。自分の中ではこの作品の魅力は半分くらいOP、EDが占めていて、本編を観るほどにOPEDが輝く。今のところ、すべての作品の中でOPEDが最も優れていると感じる。難点は話数が非情に多く、どの順で観ればいいかわからない点。

三つ目:攻殻機動隊 TVシリーズ劇場版まだ観てないです)

 2002年に始まった作品。原作は士郎正宗ヤングマガジン)、監督・シリーズ構成神山健治東のエデンひるね姫などの監督)、メカニックデザイン寺岡賢司スレイヤーズモンスターデザインやってたらしい)と常木志伸PSYCHO-PASSのメカ監修)、音響監督若林和弘東のエデン、各ジブリ作品の音響監督)、音楽は菅野よう子マクロスシリーズカウボーイビバップの音楽)。

 世界観がずば抜けて優れてる。しかもこの作品はほとんどオリジナルストーリーらしい(原作未読です、すみません)ので、このアニメ作品世界観ストーリーの良さ≠原作の良さと言っていいと思う。軽く「もう一つの地球」が想像できるくらいの深さがあるので、アニメを観ずに考えているだけで楽しい。加えてメカニックデザインもすごく良い。セブロとかマテバとか外骨格フレームとかタチコマとか大好き。菅野よう子の音楽も非常に良いし、ベテラン声優たちの演技もヤバイ。近々新作が作られるようだけれど、世界観と脚本とメカニックデザインと音楽と声優演技が優れているのだからきっと自分好みの優れた作品になるだろうと思っている。

 難点は難しい点。兄弟に勧めてみたけど、「よくわかんない」って言われた。

・好きなモチーフが描かれてないと心が震えないのよな。そのとき作品の巧拙を判断する回路が走る。そうなるとよくできた作品にはなっても面白い作品になることはない。

 よく出来てるなぁ、すごいなぁ。という感覚にエクスタシーじみた何かを感じる事はないだろうか。それは例えば神前暁の音楽だったり、岩浪美和の作る音だったり、江畑諒真アクションだったり、ムーンフラワーの美術だったり、悠木碧の演技だったり。ぶっちゃけそういう技巧的な魅力を感じたシーンの前後の文脈とか全然覚えてないし、どうでも良かったりする。ただあの瞬間をまた観たくて、何度も再生したりする作品を「面白い作品」と評してもいいとおもうけど。

2017-05-24

Gits SACはタチコマ重要役割を果たしたけど、ハリウッド攻殻機動隊にはタチコマが出てこない。

サウスパークは同じメンバー現代脚本熱狂ナード

アニメドラえもんは同じメンバー現代演出児童向け。

日本キャラもの海外脚本ものというのは無理がある。

キャラものの方が間口広く深くなる。脚本ものは売れない。

2017-04-05

トントロウィーゴ”

もしかして:豚トロウィーゴ”

トントロウィーゴ”との一致はありません。

豚トロウィーゴ”

豚トロウィーゴ”との一致はありません。

メカトロウィーゴ”

約 463,000 件 (0.42 秒)

元が知名度ないのかね。

タチコマ

約 1,080,000 件 (0.61 秒)

”勃ちコマ

約 297 件 (0.53 秒)

”座りコマ

約 149 件 (0.37 秒)

コンテンツのヒットが多い模様。

2017-03-31

[]ゴーストインザシェル実写映画

試写会見た

ネタバレなし

すっごくアニメ映画へのリスペクトをしてる映画だった

俺はアニメ映画を一度しか見てないけど、それでも「あっこれアニメのほうでもあったわ」ってのが何度もあった

アニメ映画でのあのシーンとかこのシーンとか

終わったあと「すっげえおもしろかった」って言ってる人もいた

個人的には仕事終わりのせいか何度か眠くなるくらいだったけど

やっぱり今見るとテーマストーリービジュアル、設定の全部が見慣れたものに感じてしまって、

どうしても退屈しちゃうところはあったなあ

でも総じてうまくハリウッド映画化してるとは思った

エボリューションみたいなことにはなってないから、面白いかどうかは別として、それなりに安心して見れると思う







以下ネタバレあり






































さらに念のため、反転してね(はてなキーワードのやつは出ちゃうけど勘弁)

トグサ役のアジア系俳優林修みえしょうがなかった

素子の母親役がまさか桃井かおりで、出てきた瞬間それまで静かに見てた人が一瞬ざわっとしておもしろかったwww

セリフは全部英語でしゃべってたし、セリフ量も見せ場も地味に多かった

アニメ映画でそんなのあったっけと思ったけど、母親役っていうポジションがすごくハマってた

タチコマって名前ではなくて多脚戦車って名前しか出てこなかった

なんかビジュアルFF8seed試験で山から下りときにおっかけてくるクモ型のロボットと似てて、かわいさがまったくなかった

ゴーストインザシェルロマンス、というかラブ要素を入れてきたのは、微妙だった

いやうまい入れ方だった、という解釈もできるな

もともとあったっけ?

なんかアニメ映画のほうは廃工場でもとことゴースト人形がならんであおむけになってたビジュアルは覚えてるんだが

ゴーストが実は素子の恋人で、素子で成功するまでに何度も繰り返された脳擬体化の実験犠牲者だった

ほんとは生きてたのに廃棄された復讐をしてた

最後は素子の記憶も戻ってちょっと愛?意識?を通わせる

ハンカ社ってのはなんかロゴデザインHONDAっぽかったw

たけしの荒巻髪型が、最初ビジュアル公開されたときアニメに寄せすぎてたものよりもだいぶおとなしくなってた

たけしのセリフ(全部日本語)は割りとわかりやすくしゃべるようにしてるなってのは感じたけど、やっぱり聞き取りづらいところはあった

たけしちょい役でちょろっと出てしゃべるくらいかな?と思ったけど、結構ちょくちょく出てきてしゃべって、ドンパチまでやってたかめっちゃ驚いたwww

あとたけしのセリフ英語字幕が、え?って思うところが結構あったなー

英語音声と日本語字幕でもそういうのあったな

中途半端にたまーに聞き取れたりすると違和感が気になってしまった

トーさんの義眼ネタアニメのほうでもこの映画の中であったんだっけ?

もう覚えてないや・・・

しか電脳ハイテク世界で、普通のB級ハリウッド映画よろしくドンパチしまくってると、なんかすげー違和感があった・・・

結局物理かよ!!!!みたいな

もともとそういうもんだったっけ

トーさんが目にレンズつけたあと、素子に「おまえとおなじになったな」みたいなこと言ってたけど、

ちょっとちがくね?と素で思ってしまった

なんでバトーさんは義眼にせずにレンズにしたんだろう

ゴーストしかみてないとわかんないな

スタッフロールのあとなんかあるかと思ったらなかった

2017-03-15

[]psycho-pass(1期)/ガッチャマン クラウズ(1期)【ネタバレあり】

dアニメストアたまたまこの2作を続けて見たんだけども、両方めちゃ面白かったていうかこの2作は全然違うのに構図が似ていてビックリした

 

クラウズではギャラックスがみんなの善意スキル効率的結集運用して無秩序欲望に打ち勝ったけど、その人類勝利シーンは先にサイコパスを見ていたせいで結構不気味に感じた

ギャラックス世界をより良くアップデートしていったら最終的にシビュラシステム完成するよねこ

 

無秩序欲望人類の英知(システム)で抑え込んでより良い世界にしていきたいけど、世界が良くなったらなったでまた槙島みたいなのが出てきて「そんなのは家畜だ、野生に帰るんだ」とか言い出してぶっ壊しにかかるわけだ

どっちなんだよと

 

以下個別感想

サイコパス

序盤に出てきたあかねの家みたいな生活あこがれまくるんだけど、ああい総合生活支援ロボットみたいのいいよね

今後VRの発展で作られたりするんかな?

ほかにも現実攻殻機動隊中間くらいの微妙ライン近未来社会感は本当によかった(服の転送とかはオーバーテクノロジー感あったけど)

 

作中は猟奇犯罪者ばかり出てきてなかなかグロかったが、とにかく格闘シーンがかっこよかった。どみねーたは起動遅いし判定も遅いし無駄威力強いしで使いにくそ

あと影薄いけどドローン君たちは毎度大活躍だったな。ただの箱が喋りもせず走ってるだけなのにかわいいという不思議タチコマによる先入観

 

終盤、あかねシビュラに呼ばれたところであっこれまどマギ展開くると思ったよね

「私、すべての潜在犯を消し去りたい! 過去未来すべての潜在犯を! 叶えてよインキュベーター!」って言ってシビュラの一部とかになってシステム変革すると思ったよね?

そんなことはなく結構臭い終わり方になったけど現実あんなもんか

 

あとイケメン先輩(名前忘れた)がとっつあんと同じになっていくところはベタだけどグッとくる。手も潰れてたし義手にしたんだろうな

 

調べたら劇場版もあるんだな。見なきゃ

 

ガッチャマン クラウズ

1話スーツギミックがかっこよくて戦闘で魅せていくのかと思ったけどそんなことはなかった

戦闘あんまりしないが序盤からルイ君とギャラックスとか謎だらけの展開でどんどん引きまれ

 

はじめちゃんがちょーかわいいんだけど底知れなさが不気味で(もし仲間が死んでもへらへらしてそう感があった)、どこかで一度へこんだり落ち込んだりするとこ見せてくれないかな~とか思ってたけど、カッツェをデートに誘ったところでああこのキャラはこれでいいんだなと、このまま突き進んでくださいと

 

他のキャラもみんな個性的出ててよかった。隊長かわいいODの強さだけは言ってるのと違くない?って感じのしょぼさだったけど(カッツェの力と相殺されたんだろうか)

あと食べ物描写もいろいろよかった お弁当とか隊長おつまみとか

 

でもカッツェは絶対に許さないよ。好き放題煽ってたら巨乳女子高生がかまってくれてキスされて最後おっぱいの中に保護されるなんてあるわけないだろ。調子に乗ってたらブクマカ正論で煽られて憤死するとかの落ちでよかったんだよあんなの

 

まあ面白かったしいいや。さーて2期もみるっすよ~

2016-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20161128014357

タチコマは並列が解けて来てたしリルルは個あったろ。

AIに個がないってのがまず分からんわ。

で仮にAIに個がない場合バグ増殖がおかしいんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20161128014232

それを言い出すとリルルもタチコマもありえないで片付けられます

とにかく知りたいのは反出生主義的に電源を落とす様なAI関係作品

どっかにないかなってことです

見つからない

http://anond.hatelabo.jp/20161128012455

自分から電源を落とすってより随分と前のめりですよねそれだと

ロビタ:人格移植されてて人間性の主張による自殺で☓

T-800:ジョンコナープログラムによる自己処理なので☓

リルル:人間との交流により人間は生かすべきと判断して消滅なので☓

タチコマ防衛のための自爆なので☓

これらはすべて十分に従属的または前のめりです

自分から電源を落とす

まり絶望や悲観の末に主張もなく樹海に行くような人間の様なAI

反出生主義的なAIですね

突然自ら電源を落とす様な

なんか無いっすかね?

http://anond.hatelabo.jp/20161128012114

新しいけど鉄人兵団のリルルとか攻殻機動隊タチコマみたいな、人間のために自滅するってのは違うんか?

2016-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20160607061754

バカじゃないよー!( *◉◞౪◟◉)

例えばタチコマの回で『自己言及パラドックス』を提示した回が明確にある。

ごめんよ、「ある。」て断定されただけじゃちっともどういうことかわからないんだ

から詳しく内容を解説してほしいんだよね、わかっててはぐらかしてるの?

2016-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20160607054246

http://anond.hatelabo.jp/20160607054246

ここにタチコマの話なんてないよ

こんなんのためにツリーの外まで探すのは癪にさわるから

該当する増田URL教えてってば

2015-12-02

恋愛に興味がないことに気づいてしまった

20代後半、男、会社員童貞

最近気づいたことがある。


小学校中学校高校大学学生生活を過ごしそのまま会社員になったごく普通の男だ。

今の時代にごく普通という言葉を使うのもなかなか難しいところはあるかもしれないが特にこれといった特技もない。

そんな俺だがある日会社飲み会でこう聞かれた。


「好きな女性芸能人はどんなタイプ?」


と。

正直、答えに詰まった。

そんなこと考えたことなかったからだ。

その場は適当に思いついた芸能人を答えておいた。


私はこれをどちらかというとオタクアニメ漫画のほうに興味があるしテレビも見ないから答えられないんだよな~とずっと思っていた。

ただ、社会人になってから周りに結婚している人がいたりおっさんも多かったりでそういう話になることが学生時代よりも多くなった。

それでそういう話を振られるたびに答えに窮するようになる自分に気づいた。

場の空気が死んでしまうことも経験上知っていたので適当なうそをついたり話をごまかしたりしていたのだが、答えることが若干苦痛になっていた。


仕方がないので少し話のネタを考えることにした。

自分の好きな女性タイプだったり学生時代のことを無理にひねり出したり。

しかし、ここであることに気づいた。


「まったく楽しくない」


妄想分析考察するのはわりと得意で好きなはずだったが、ことこの話を考える場合はぜんぜん面白くなかった。

そこでふと考えた。


学生時代もこの手のことはまったく考えたことがなかったし、よくアニメ俺の嫁がどうのだの言っている人を見かけるが

皆が俺の嫁俺の嫁かいあいながら楽しく話しているのを見ながら俺も楽しんでいた。

でもよく考えたらおれ自身はまったくそんなの考えたことがなかった。

ただ、オタクたちのコミュニケーションを外から見て眺めるだけだった。それが楽しかっただけだった。


確かに傾向として自分がどちらかというとおっさんくさいキャラが好きだったり硬派ぶったキャラだったりが好きなのは自覚していた。また、自分が人見知りでコミュニケーションが苦手なのを自覚していたのである種の弱者男性的なキャラ感情移入することはあったし、好きなキャラ多い。


でも女性キャラをそういう目線で見たことがほとんどないことに気づいた。

好きだった女性キャラ草薙素子だとか「かっこいい」キャラが好きなだけだった。


攻殻機動隊2話後半でタチコマ戦車から草薙少佐が降りるシーンがあって、そのアングルがお尻の後ろから移したようなショットがある。

ネット感想で見たときそのシーンをエロイといっている人を見てはじめて気づいた。

「あ、このシーンエロイんだ」

と。

そんな目線で見たことなかった。

恋愛漫画全然読んだことがなかった。

人と人とが好きあうという関係性に興味を持てなかったから。


人並みに性欲はある。

下ネタ面白いと思うこともある。


でも俺はそれを逃げ道にしていただけだ。

ただ、単に興味がなかったのだ。

から、そういうことを考えたこともなかったし、考えようともしなかった。

この事実に気づいてからも考えようとする気になれない。


なんだか弱者男性と同じ立ち位置になった気で擁護したりしていたがそんな資格はないのかもしれない。

自分容姿コンプレックスを持っている人がセックスだの何だの言っている増田を見かけたがあんまり共感できなかったのはそういうことだったのかもしれない。

よく考えたら俺は自分容姿コンプレックスを持ったことがなかった。

でも鏡を見たら俺の肌もわりとずたぼろだった。


でも人生がつまらないわけじゃない。

俺は漫画ゲームアニメラノベがあればそれで十分楽しい

ただ、40歳になったとき周りが俺をどうみるのか。

それだけが心配だ。

2015-08-05

涙が出てくる

涙が出てくる

辛いことはたくさんあった。

裏切られ、騙され、振られ。

その時涙は出なかった。

苦しさ、やるせなさは確かにあった。

しかし割り切れた自分がいる。

無論涙が出てくることもなかった。

漫画を読む、アニメを見る、小説を読む、映画を見る、世に出回った何かを知る。

タチコマ犠牲を目にしたりして。

その時滴が垂れる。

押し込めてきた自分の弱さ、脆さ、悪さをむき出しにするように。

そんなことを考えながら今日も酒を煽る。

2015-05-23

アラサー喪女帰宅しました(`・ω・´)

http://anond.hatelabo.jp/20150522223826


デートは、結果から言うと、たぶん大成功でした!


相手の私服初めて見たけど、グレイの無地Tにストライプの長袖シャツ(腕まくり)、細いパンツスニーカーで、綺麗目カジュアルって感じ。

(ちなみに私はベージュワンピースに薄ピンクの七分袖パーカ、ネイビーのタイツ←肌が透ける薄いストッキングみたいなやつに4センチヒールピンクパンプス

映画館についてチケット買うときお金払おうと思ったんだけど、二人分、って買ってくれたからその場じゃなく後で渡そうとしたら、「今日初デートから」と断られた。

映画はすごく面白くて、もしかしたらちょっとアホ面して見てたかもしれない・・・じゃっかんの不安

映画の後の食事のとき、あそこよかったよね、そういえば原作のあの部分とかわかる? 好きなんだよね、あそこが。みたいな話が出来て、初デート映画っていいかもしんない、と思った。

相手は、「アニメ映画に誘うなんて断られるかな」と思ったらしいけど、私が「蟲師大好きです」って言ったから、嬉しかったって言われた。

食事の後少し歩いて、その間に他のアニメの話とかもした。

「実は俺、アニメ好きでけっこう見るんだけど・・・」と言うので、「私も攻殻機動隊とか見ます」って言ったら、「知ってる、タチコマイヤホンジャックつけてるもんね」と言われた。

つけてる・・・。見られてた・・・。

それで歩きながら攻殻機動隊の話で盛り上がって、どのシリーズが一番好き? 私はやっぱり笑い男シリーズが、とか話できて、すごく楽しかった。ARISEはサイトーさんの扱いがひど過ぎる! とか。

関係ないけど、ARISEはテレビ版をちゃんとオリジナルで作って欲しかったよ。

その後、歩きつかれてカフェまったりしたり(その間はあんまり会話なかったけど、嫌な空気じゃなかった)、水族館に行ってクラゲ見て癒されたりした。

水族館の中うろうろしてるときに、一瞬だけ手つながれた。

ひゃってなった気配に気づかれたのか、すぐ離されたけど、男の人の手だったー。

思い出してもドキドキする・・・。

夕食はイタリアンで、美味しいところだった。あさりトマトソースパスタおすすめされて食べた。

暗くなったからって家の前まで送ってくれて、「今日、すごく楽しかった。今度は喪女さんの行きたいところに行こうね」って言われた。

今度があるのかー! って感激した。

感激して、ほろよい飲んでほろよいになって、今これを書いてる。

幸せだった・・・。

付き合おうも何も言われなかったけど、楽しかったって言ってくれたし、よかった・・・。


そんな感じでした!

2013-12-27

暇だから人工知能について垂れ流してみる

人の知を機械的に再現できるのではないか、これが人工知能の当初の夢でした。

でも「人の知」を解明しそれを実現するというアプローチは突き詰めて考えていくと、袋小路に陥ってしまいました。

チューリングテストとか中国語の部屋とかフレーム問題とか、聞いたことあるでしょう。人工知能挫折と苦難の時代ですね。

困った人工知能研究者は、「知とはなんぞや」という疑問はとりあえず保留にして、「とにかく今できていないことに挑戦しようぜ」精神研究を進めました。

結果、多くの成果を上げて、今日でも一つの学問領域として存在しています

そのため、いまの人工知能学会中の人たちの目的最大公約数的にまとめるならば、

「今までコンピュータ機械でできなかったことをできるようにするよ(したよ)」というところでしょうか。

この程度の緩い集まりなんですよ。実際。全員がアンドロイドを目指しているわけではないんです。

はいえさすがに何でもありでは話にならないので、この学会所属するためには暗黙のキーワードがあります

それが「知」です。「こんな知的振る舞いができるようになりました」少なくともこれがアピールできなければ

学会で発表しても他の研究者から無視されてしまます

逆に「知」であることが認識されたなら、個人の「知」どころか集団の「知」すら研究対象になります

から人工知能は何をする学問なのか、これについて、できるだけ簡潔に言うならば、

「知」を人工的に実現する学問

でしょうか。知を解明するじゃなくて、知を実現するというところがポイントですね。

え?「知」とはなんだって? そんなこと聞かないでください。そんなの研究者の数だけ意見があるのですから

でもその意見が正しいかどうかを示す方法の一つとして、

「たしかにそれは知的だ」と多くの人に同意してもらえること。

というのがあるかもしれません。

そう考えると、他人に同意してもらうための戦略として、視覚的に人間に模すのは当然ですよね。

人は何に知を見出すのか。これだけでいくらでも文章が書けそうですが、普通に考えれば、

ルンバ知的振る舞いをするよりアンドロイド知的に振る舞った方が一般の人には受けがいいですよ。きっと。

まり人工知能屋の一部がアンドロイドを目指すのは、それが目的からではありません、

「ボクガボクタチガジツゲンシタサイキョウノ知」をアピールするのに最適だから

あくまで手段にすぎないのです。

と、タテマエと理論武装はここまでにして、

手段が目的になることってよくあるよね ってオチ

だってしょうがないじゃない。少なくとも日本人工知能やっている人の原体験って、

アトムドラえもん、あーる、タチコママルチまほろさんなどなど、魅力的なキャラクターなくしてありえないのだから暴言

それに要件をギリギリで満たすよりも能力的に余裕を持って振る舞う方が知的でしょう?

機能美は工学的に正しいアプローチだけど、余裕あるなら外観にも凝りたいし。

そう考えると、情報機械工学人工知能の違いはロマン成分の割合なのかもしれない。

そしてロマンは人によっては妄想と言い換えても間違いじゃない。

結局この長々と書いた文章で何が言いたいかというと、

ロマン妄想)垂れ流しでゴメンナサイ」

個人的には大好きだけど雑誌表紙に萌え絵はないわ

もっとこうさハードでスチームでパンク電脳な感じの・・・妄想垂れ流し)

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ブックマークで気になったのがあるので補足みたいなのを)

  • 少なくとも人工知能という領域ができて現在に至るまで、このアプローチ成功したという話は聞いたことありません(領域を区切れば部分的成功することはあるんですけどね)
  • もちろん将来的にはわかりません。人間と同じ構造のボディ、あるいは脳構造すら近づけていくうち、ある閾値を超えたときに実現できるのかもしれません
  • でもあくまで仮説、本当にそうなるかはまだわからない。だってそれを成功させた人はまだ誰もいないのですから
  • そういった意味で、「ロボット人間の外観に近づける」ことは(仮説を検証するための)手段でもあるのです。 も、目的じゃないよ!ほんとだよ!

これまた長くなっちゃたので言いたいことを以下にまとめますね。

しろこれだけ読んでもられば十分かも

そしておやすみなさい!

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