はてなキーワード: アラサーとは
アラサーの女です。二歳の子供が遊具の役割も果たすベンチであそんでいるところをスマホで撮影していた。動画をとっているときに私が少し後退りしたら誰かにぶつかった。謝って振り向くとマスクをした制服姿の小学校低学年の男子がこちらを見ていた。わたしが後退りをしたから偶然通行人にぶつかったのではなく、少年がわたしのすぐ後ろに接近してたからぶつかったんだとわかった。
え?なんで?もしかして、わたしが背負ってたリュックを開けてすろうとしてたのか?え?
少年は「なにかを撮影してたんですか?ちょっと気になって…」と言った。わたしが撮影してたところに少年がうつりこんだから動画を消してほしいのかな?と思いつつも自分の二歳の子供を撮っていたんだと説明した。説明しながら、そんなこと見てたらわかるじゃん。なんで撮影が気になってなんていうんだろう?知的障害でもある子供なんだろうか?などと想像していた。
少年は「すみません」と謝ってその場を立ち去った。コミュニケーションとして不自然なところばかりで。広い広場でわたしの背後、至近距離までわざわざ接近するのもおかしいし、どうみても我が子を撮影している母親に「なにを撮影してるのか気になって」と話すのもおかしい。わたしは2メートルもはなれてない距離で自分の子供を撮ってたんだからなにやってるのか一目瞭然なのに。小学校低学年の男の子が「この女は隙だらけだ」とリュックからなにかをすろうとするのもおかしいし。公衆の面前で日本でスリってなかなか考えられない。
仄暗い水の底からみたいに子供の幽霊が親が恋しくて赤の他人に接近してきたのか?
親切な会社だったとは思う。なんせ職歴日雇い派遣のみで、29歳で、コミュ障で、偏差値40の高校中退(一応高認のみ取ってる)の生きてる価値のないゴミの様なブラック人材を採ってくれたのだ。
このSESに入社した俺は未経験者をかき集めて2ヶ月の研修を行って簡単なアプリケーションを作った。そこまでは良かった。その後に、研修内容を2年間のプロジェクトと詐称して経歴盛って派遣先に飛ばす面談の予行演習をやらされた。
俺の中で何かが折れる音がした。
人事も研修の講師も優しくて悪い人では無かった。日雇い派遣で根っからのクズも上辺だけ人が良さそうなクズも見てきたが、この会社の人たちは本当に素朴で人の良さそうな感じの人達だった。が、仕事はしたいが、経歴を詐称して履きなれない下駄を履いてまで食い込みたいとは思わない。何も最初から開発じゃなくても、保守運用なりテスターなり雑用なり、未経験者でも出来る事から少しずつステップアップする気でいた。「経歴詐称して潜り込めたとしても、詐称した経歴に見合う実力も無いし、私自身が就業先で軋轢を生む原因になる。よって会社の信用も傷つける。私にはついていけそうにないので、大変申し訳無いが退職させていただく。」そんな旨を恐怖で震えながら俺は言った。俺が辞める旨を伝えても人事は怒鳴り散らすこともなく、困惑と当惑と悲哀を秘めた表情で引き止められた。「2年以内に退職する場合、研修費用100万を返還すること」みたいな誓約書を書かされるSESもあるらしい。俺の所はそういうことは一切なかった。
採用者の中で、Java bronzeとITパスポートを取得してきたのは(IT系の中では簡単な認定試験ではあるが)俺だけだったらしい。多くの人が躓いていた研修(そうか?)のぺースにも着いてこれてた。一番期待してたから、考え直してくれないか。色んな人を見てきたけど増田さんはやっていけるタイプの人だ。そんな様なことを言われた。経歴詐称してまで働きたくないボロは着てても心は錦のような高潔な動機ではなくて、ただただ心が折れてしまった。しかし俺の退職の意志は揺るがなかった。
明日から国保に加入して、国民年金の手続きもしてこなければならない。
俺この先どうしよう。
ワイヤレスイヤホンが主流になった今となってはもう無くなった文化かもしれないが、ふと思い出したことがあった。わかる人はいるだろうか、セーターの袖からイヤホンを出して音楽を聴くあれ。
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音楽もサブスクなんてもんはなかったからCDを買うかTSUTAYAに行ってレンタルをして、PCにインポートして自分のプレイリストを作っていた。
男子中高一貫の自称進学校(笑)に通っていた僕はひたすらオタク道を進み続けていた。当時のオタクコンテンツを思い出すと、けいおんやら超電磁砲やらその辺になるだろうか。
そんな中僕のiPodにはひたすら当時流行ったアニメのキャラソンが詰め込まれていたし、自分でも引いてしまうが当時ニコニコ動画でやたら流行っていた「ヤンデレCD」シリーズも入っていた。
話題を元に戻そう。とにかく男子中高生なんてものは基本的に馬鹿でくだらないことが大好きだ。僕達はいかに授業をやり過ごすかを考えていた。そして学校は携帯所持禁止。見つかれば即没収の罰点累積の厳重指導という厳しい校則だった。
そんな中でも僕達は授業から逃げたかった。そこで考えたことが「授業中に音楽を聴くこと」だった。しかしイヤホンは有線。そこで誰が考えついたのか、始めたのか分からないがセーターの袖からイヤホンを出すというテクニックだ。窓際で頬ずえをついてつまらなそうな顔をしている分には自然だ。それがカースト上位勢の中でとても流行っていたのを覚えている。授業が終わるとわざとらしい大声で「マジでRADいいわぁ」やら「今どきはエミネムだべ」(当時僕はエミネムを知らなくてアメリカのチョコレートのことだと思っていた)やら音楽への感想を述べていた。
あの頃彼らが聞きたかったのは音楽じゃなかったんだと思う。いや、何も聞きたくなかったのかもしれない。
(学校生活に支障が出ない程度に)悪いことをしたい。つまらない授業をやり過ごしたい。友人から尊敬されたい。そんなちっぽけな物を求めていたんだろうと思う。
今の高校生ってワイヤレスイヤホンだからそのまま耳に入れて授業とか受けられそうで便利そうだなと思いつつ、簡単に出来るようになったのは風情がないなと思ってしまう自分がいる。アラサーになったらもう世間の中心ではないなぁと思った。ポケットに入れてたiPod nanoに思いを馳せつつもうおっさんだということを自覚した。
プログラマって言えばいいのか?もうマジで末端の作業員で最低限の給料貰えればいい。というのも、職を転々として自分の向き不向きがだいぶわかってきた。
人付き合いが苦手(人が何を言ってるのか頭に留めておけないため、メールや他愛もない雑談ならできる)で手先が不器用だったので、口頭指示の多いブルーカラーの仕事が壊滅的に出来なかった。
一方、キーパンチャーの仕事を派遣でしていた事があったが、あの仕事は天国だった。俺は生産性が高かったみたいで、急ぎの仕事をよく任されていた。パソコンの画面と長時間向き合うのが苦痛ではなくて、黙々と取り組んでる方が傾向としては性に合っている。
ブルーカラーにいるとポンコツだが、事務処理でよくエクセルのトラブルシューティングや、上司が「こういうのが欲しい」と呟いてた機能(if関数やvbaで簡単な制御文を使って作った)を実装していたりした。
とりわけパソコンが得意なわけではないので、俗に言う「パソコンの大先生(笑)」になるんだろう。
友人のSEの話を聞くと、人前で話す機会が多いそうなのだが、全く人前で喋らない末端の万年コーダーの爺さんとかがSESにはいるらしい。そういう人になりたいが俺みたいな未経験者向けの求人を探してもインフラエンジニアしか無かったりする。
もう、30手前の男が今からプログラマを志すのは潔く諦めるべきなのだろうか。
キーパンチャーの仕事がしたいが派遣でしかないので、長い目でみれば早いうちにITの世界へ行ったほうがいいのか、と、ブルーカラーの世界で消耗しながら迷っている。
オタク無罪、好きなことに純粋なことはいいこと、他人の感性にとやかく言うな、云々。
twitterで生きてきたような、自分たちを旬の感性を持った若者にカテゴライズしてる老害に片脚突っ込んだオタクにとっては「オタライフを充実すること」は正しい生き方であり、何物にも邪魔され得ない絶対の権利なのだろう。
ご多分に漏れないオタクであるうちの姉はアラサーではない。アラフォーである。
子供のいる方ならもう子供が中学校卒業することも珍しくはない。
まあ自分も子供はいないし、オタクコンテンツも嫌いではない。でも、姉のそれにはつくづく辟易としてしまう。
他人の作品を恋愛妄想が捗るかでしか評価できない。寝ても醒めてもカプカプカプカプ。毎日毎日自ジャンル語りに、自分のカップリングの萌え語り、自カプの別カプに対する正当性主張、ジャンル友の話、神と仰ぐ同人作家の話、そして対立カプや自カプ内解釈違いの敵がいかに痛くて頭が悪いか、みたいな話をずっとずっとしている。
製作者がなんらかのテーマや技術や誇りを込めて作ったものからどんどん乖離していって自分たちの狭い世界で作り上げた密室内のニチャニチャした作中に存在しない恋愛関係をもて遊び、それで自己完結してるならまだしも、挙句の果てにだんだん興味が作品そのものからジャンル内の人間関係でマウント取れるかどうかに興味がうつり、それでいて閉鎖的な人間関係に自家中毒を起こしてジャンル友の愚痴を裏で垂れ流す、そんな世界のどこに美しさや理想が存在するんだ?と思う。
何より、もう中年に差し掛かった人間がいくらなんでもここまで幼稚でいいんだろうか。中学生と話してるみたいだ。
思えば、姉は昔からずっとこうだった。家族はじきに大人になる、と言ってその状態を許し続け、とうとうここまで来てしまった。
アラフォーでそれはヤバい、けど自分はまだ20代だから大丈夫、とか思う人もいるだろうけど、40代も20代、30代と生きてきた延長にあるにすぎないのだ。
今年の四月のとある日の朝、結婚して初めての妊娠により数ヶ月続いたつわりがようやく治まり体重管理しなくては!と数日前に届いた推しアイドルの新曲を聴きながらうきうきで散歩していた
その時は“この曲は高校生や大学生に刺さるような歌詞でアラサーの自分にはそこまでかもしれないな“と思っていた
数時間後、検診で子どもに異状が見つかり言われるがままに大きな病院に移されそこで医師から今回は諦めることを勧められた
夫は泣くし義母も泣くし実母も泣くしそんなに泣かれると自分は泣けなくなっちゃうんだけどな、とぼーっと考えたりしてるうちに入院させられた
1人の病室で消灯時間が過ぎても眠れず気を紛らわす為にスマホに入れていた推しアイドルの新曲を聴いたら、自分に言われてるような歌詞ばかりでやっとわんわん泣けた
「人生の電源切られるように僕だけ退場ってこと?」
推しメンには「つらい時期をこの曲に支えてもらった」とは伝えたけどこんな重すぎる事情は伝えられないし伝えられても不快でしかないでしょうし、オタ垢でもこんな事情を書くことははばかられるので匿名で書きました
あの時期を支えてくれてありがとう、周りの人たちが感情を顕にして悲しむなかで恐怖と失望とその他色々な感情で泣くことができなかった自分を泣かせてくれてありがとう
女にモテると男に嫌われるようになる。
なぜなら女ウけする態度や雰囲気というものは、男にとっては軽薄や失礼にうつるからだ。
女性を神聖視しつつ、その実際は距離をとって人と深く関わりたくないだけだったのだ。
しかし流石にまわりが結婚などの話をし始めて、焦った。今までの現状を変えなければと思った。
マッチングアプリをはじめ、服は一式そろえた。話し方や態度、その他諸々を毎回のデートのたびに反省し、PDCAを回した。
口調は堂々と、はっきりと。卑屈にならず、少し上から目線で女性と話した方がいい。しかし説教などはせず、話を聞く側にまわり、時々ちょっと弄って仲良くする。
女性からのウケが良くなる代わりに、男性からのウケが特に悪くなっていった。
童貞だった頃は、40代あたりの男性が得意分野だった。得意分野というのは、少し話しただけで相手の男性の好意を掴み、仲良くなれること。
しかし女性ウケがあがってから、40代らへんの男性との距離感の掴み方が難しくなっていった。
何を話しても上手くいかない。なんだか40代の男性から避けられている気がする。
何度か喧嘩にもなった。そしてだんだん男の人と話すのが苦手になっていった。
自分の周りにはモテていても、男性からの評価が良い人はいる。おそらくモテる人は、「堂々と男らしくしつつも、同じ男を敵に回さない」立ち回りが上手いのだ。
自分は今まで、男の敵ですらなかった。敵でない人間の立ち回り方をして好意を得ていたのだ。
女にモテるように頑張ると、男に嫌われてしまう。しかし男に好かれる為に頑張れば、やっと得た小さい「モテ」すら捨ててしまうことになるかもしれない。
共通の女友達が夕方私の家に来て、そのあとに彼が来て3人で鍋をした。
なもんで、その日の朝方、みんなが来る前に部屋を片付けているときは
彼が泊まるなら、彼が風呂でも入っている間に
いつも通りクローゼットに隠せばいい。
そう思ってしまったのだ。
私はこんなにもウッカリ者だというのに。
ぬいぐるみこと、わんころべえとは、恐らく小学校2、3年生からの付き合いだ。
別に某漫画のキャラクターでもなんでもなくて、本当にただの犬のぬいぐるみ。
私はわんころべえと名付けて大切にした。
毎日一緒に寝た。
わんころべえがいなければ、本当に私はどこかで死んでいたかもしれない。
人が家に来るときは今までずっとクローゼットに隠し続けてきた。
ずっと大切にしているなんてどん引きする以外にないだろうと、
恋愛面においてわんころべえの存在をにおわせたことなんて一度もなかった。
なんて考えていたのに、友人を駅まで送って、
家に二人で戻って彼と片付けをして、
眠り支度をして、「さー寝よ寝よ」とシーツをめくり、
「!!!!」
普通に忘れていた。
私にとってはいつもの光景。彼にとっては「ナンダコレ」というところだろうか。
言い逃れはできないと、大事にしているぬいぐるみで、普段は隠していたと白状した。
彼は普通に「そうか」と返して、そのままその日はいちゃいちゃして寝た。
予想よりも普通だった。もう早くいちゃいちゃしたかっただけかもしれない。
でも、内心はわからない。どっちか判断がつかないまま翌日彼は普通に帰った。
まあもうバレちゃったししょうがないか。どん引きされたらそのときはそのときだ!
そんな風に考えていたら、後日、電話していたときに彼はこう言ったのだ。
あんなに隠していたのに、自らしっかりと存在を主張してしまう。
その会話をきっかけに、私たちの間にわんころべえは普通に存在するようになった。
「いぬじろう元気?」「いぬじろう今日はどこおるん?」「今日は椅子の上か」
そうやって彼から存在を確認されるたび、なんか、もう隠さなくていいかな……と私も段々と隠さなくなってきた。クローゼットの暗闇の中ではなく、ベッドの上や棚の上など、ひっそりと見えるところにちょこんと座らせている。
彼の反応は、私の人生を受けて入れてもらったようで、とても嬉しかった。安心した。
彼となら、もし一緒に暮らすことがあっても、連れて行って怒られたりはしなさそうだ。
いられる間はずっと一緒にいたかったので、本当に、泣きそうなぐらい嬉しかった。
そのとき、ふと彼が「いぬじろうでもやってみよう」と言ったのだ。
「わんころべえだよ!!」
もうその頃には、私が正式名称を返すのが定番になりつつあった。
姓名判断は名字と名前で区切られるので最初「わん・ころべえ」とかでやっていたのだけど、いまいち運がよくない。私がどうすれば運がよくなるかを唸っている間に、彼は私の名字とわんころべえを組み合わせはじめ、そのうち私の名字といぬじろうをいろんな漢字にしてやりはじめた。
と、彼が見せたのは私の名字に、犬治郎という漢字表記の組み合わせ。
そして、なるほど確かにいい。めちゃくちゃいい。
唯一家庭運だけ凶だったけれど(笑)わんころべえよりめちゃくちゃ良かった。
あんなに訂正していたのに、うっかり「いぬじろう、ありかもしれん」と思ってしまった。
そのあと、私はうっかりと、彼の名字でもわんころべえの姓名判断をやってみそうになったのだけど、彼の名字が画数的に何をやっても凶になってしまうのでやるのをやめた。でも、もし私の名字が変わることがあったら、わんころべえも私と一緒に変わって欲しいなと思った。
彼とも、わんころべえとも、ずっと一緒にいられたらいいなあ。
今でも、毎日InstagramやTwitterを開くのと同じようにmixiやモバゲータウンを開いてしまう。
誰も日記など書いていないのにも関わらず。
マイミクの最終ログイン日は全員1週間以上前だし、足跡の一つも付かない。
自分はアラサーだが、教育方針上、小学生の頃から自分用のパソコンを買い与えられ
(これから先絶対必要な時代になるから小さいころから触れておいた方が良い、という考え方だった)
幼いころからインターネットに馴染みがあったのであらゆるSNSやネット上のコミュニティを経由してきた。
お絵描き掲示板みたいなものに始まり、魔法のiらんどやモバスペの個人サイト、
ネトゲだけどラグナロクオンラインとか、小規模のチャットやらも色々。
いわゆるそのコミュニティの常連になって、ネット上に友達を作るということを小学生の頃から続けてきた。
このあたりで知り合って、今でも連絡を取り合ったり、リアルで飲みに行ったりする友人も居る。
ネット上のコミュニティでゆるく仲良くなる独特の雰囲気が好きだ。
ただ今現在、InstagramやTwitterで同じことをやれば出会い厨認定されがちである。
俺が求めているのはオフパコではない。
顔の見えない、年齢も全然違う相手といきなりタメ口でどうでもいい雑談ができるスペースだ。
そうしているうちになんとなくコミュニティっぽくなってくるあの感じだ。
今では常連が集うタイプのこじんまりとした居酒屋とかバーに通っては
増田も好きだけど、匿名じゃなくてHNを使う絶妙な空気感のサービスがあったらいいのになと思う。
毎日見てしまうのは昔住んでいた街を訪れたとき、当時よく通った店の前を通ってみるような感覚だろうか。
を語れるほど若くはないアラフォーのおばさんなんだけど、最近のJ-POPは割と楽しいと思う。
思えば10代のころ聴いていたJ-POPはラブソングばかりで、なんで世の中にはラブソングしかないのかと思っていた。
そんな人間にとって20代の頃にやってきたボカロブームは楽しかった。最初の頃は悪ふざけみたいな曲ばかりで、そのうちどんどんガチ曲が出てきて、でも生ぬるく恋愛を歌った歌なんてまるでなくって、本当に自由で楽しかった。
その一方でJ-POPは冬の時代で、アイドルが可愛く恋を歌う様な曲ばかりで本当に元気がなかったと思う。
自分もアラサーになって、もうJ-POPを聴くような歳じゃなくなったんだな、みたいなことも思ったりした。
米津玄師とかみたいなボカロPをやってた人をはじめ、YOASOBIとかヨルシカとかみたいな、恋愛よりももっと身近な自分の内心を歌うような人がいたりして、20代の頃に聴いていたボカロシーンがJ-POPに逆輸入されてる気がして、それが楽しい。
アニメ系というか動画系のPVを使われたりすると余計にそういうのを感じる。
私が10代の頃に聴いていた恋愛ソング系J-POPは明らかにマスを狙った商業主義によって作られてた。あの頃にはインターネットは普及してなくて、マスメディアが与えるもののなかから聴きたい曲を選ぶしかなかったし、そのマスメディアはより大きな方向を目指して売れた曲の方向性を踏襲することばかりしてたと思う。
で、私がボカロばかり聴いていた15年くらい前のあたりで、なにかでそれが行き詰まったんだと思う。
そして今、インターネットのビーコンで多分わたしが思ってるよりもずっと個人の嗜好、指向、思考が分析されてる時代になって、以前のようにマスばかり狙うような巨大商業主義戦略を無理に取らなくていいようになったのだと思う。だからいろんな曲が商業ベースに乗る余地が生まれた。
今だって別に個人の内面を歌った曲ばかり流行ってるわけじゃなくて、例えばofficial髭男dismみたいな恋愛を歌うアーティストもいる。
そういう風に本当にさまざまな方向性の曲があるのが今のJ-POPシーンで、そういうのをストリーミングサービスでザッピングして聴いてると、本当にいい時代になったな、と思う。
そして友人たちがちらほら不倫に手を染め始めてしまった。既婚男性と付き合う独身女性という立場で。
正直なところ私の主観としては、このパターンの不倫については、既婚なのに婚外恋愛に手を出す男性よりも既婚男性に手を出す女性の方が気持ちが悪い/悪があると感じている。
だけれども不倫をやめるように一生懸命友人を説得していると、どうも男側のほうがどうかしていると思う理論になりがちなので、皆さんの意見も聞きたく、ここに不倫をしてはいけない、及びやめた方がいい理由を書き記したいと思う。
大前提に、不倫は男側も女側も悪いに決まっておりどちらがより悪い、どちらがより倫理観がおかしいということはない(はず)。
まんまである。
結婚という契約、約束、法的な拘束、社会的な立場、それらを無視して他の女と付き合う倫理観は完全にどうかしている。
絶対に付き合わない方がいい。
既婚で働いている男性が責任を持つべきものはたくさんあるが、家庭においては自分の所帯、子供に一定の責任を持たねばならない。
そこで不倫関係にある婚外恋愛について、自分はもう結婚しているのでその女と結婚する必要はない。しかも結婚していることを了承している女と付き合っているので、その女も責任を持ってくれないことに了承していることになる。
そりゃ、優しくできるよね。なんの責任もないんだから無責任に甘くて優しい言葉だけ言えるに決まってる。
それを愛だと勘違いするな。目を覚ませ。
不倫がバレた時、特に職場不倫の場合、より多くのものを失くすのは大抵女だと個人的には思う。
まず慰謝料。仕事。女としての価値(特に自己肯定感)。不倫しているという事実により友達も大抵失くす。親から絶縁される可能性もある。
その男が本当に本当にあなたのことを愛し、大切にし尊重して幸せになってもらいたいと思っているのであれば、手を出さないことが1番であるし、万が一手を出してしまったことがあったとして、その後身を引くのが愛なんだ。
奥さん子供と別れる気がないんだよ。君との未来はないって言われてるんだよ。
そこで不倫がばれて、慰謝料300万を払い、仕事を失い、地元にいられなくなり、友人はすでに去った後、実家にも帰ってくるなと言われ、その男も家庭をとったとしたら、じゃあ一体君に何が残るの。
それを想像できない、想像しようともしない男と付き合って幸せになれるわけないんだよな。
もしも不倫がばれたら…もし不倫していることが周囲に伝わったら…女性としてとても生きづらくなってしまうあなたの人生のことを、その男が想像しない理由はたったひとつ。あなたに責任を負わなくていい自由な恋愛を楽しむ自分だけを愛しているからです。早く目を覚ませ。
上にも書いたけど、一定のまともな価値観と倫理観を持つ人間は不倫を嫌う。
とくにアラサーに差し掛かり友人一同が結婚していくなか、既婚者は不倫を嫌う傾向にあると思う。
不倫してるらしいよってだけで友達は離れていくし、不倫してる時は頭がパッパラパーになってしまうので、一生懸命不倫をやめるように親身になってくれる友達と自分から縁を切ったりするんだよな。
数年前、本当に大切な友達に不倫してるから叱ってほしい!って相談されて真剣にやめるように説いたら泣かれて縁切られたわ。その後しばらくして奥さんバレして別れて、転職して県外に引っ越していった、、
その後はこちらでの友達との縁もほとんどきれてしまって、学生時代の仲間には不倫してたって噂されてしまっている。もうこちらには戻って来れないと思うし、結婚式とかもその子は呼べない、呼ばれない。だって既婚男性に手出す女だから。
そうやって大事なものを無くして、残るのは数年後のその男との別れですよ。
早く目を覚ませ。
今あなたが愛してる男は奥さんが作った料理でできた健康な体を奥さんが洗濯した服で清潔にたもっており、本当であれば同等の責任を持たねばならないはずの子供の養育と保護を自分が不在の時間は奥さんが担うことであなたに会えている。
あなたが愛している男の基盤は奥さんがあってのことなんです。その奥さんの愛を裏切っている男を愛してあなたのなにが満たされるのですか。
虚像なんだよ。本当に早く目を覚まして。