「精神論」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 精神論とは

2014-04-09

http://anond.hatelabo.jp/20140408002048

現役で100社落ちて、その後既卒から色々あって、現在一部上場企業にまで正社員で入ったオレが相談してやろう。

まず、君はきっと面接は得意ではないんだろう。さっさとそのことを自覚したのは良いと思う。能力云々ではなくて面接が得意ではないという人は一定存在するから気にすることないし、仕事能力とそれほど相関性はない。

ただ、精神論を言うことを望んでないと思うから、個人的にいいと思った具体的なアドバイスをしよう。

自己PRや志望動機自分で考え、見直し、修正していた

まず、何事もすぐ頑張るのではなく、何か楽な方法はないか真剣に考えよう。この考えは後の人生でも役に立つし、日本人は苦労して得たことに対してやたらありたがるのは悪い風習だ。

もし、私なら新卒用のハローワークに行って担当の人に志望動機添削してもらう。その後、その添削した志望動機はある程度しっかりしているから、同じ業界なら使いまわせる。どうしても行きたい企業となったらまた個別に添削して貰えればいい。志望動機というのは、矛盾してなければいいし、入社してもないのに立派な志望動機を求める企業はクソだからこっちからお断りの気持ちでいい。

自己PRも同じく添削してもらえ。これのメリットはもし落ちたとしても、志望動機自己PRがまずかったと自分を責めることもないし、単に合わなかったと気持ちを転換させられる。


淡々と話したり、可愛げのない感じがあるのだろう

男ならそこまで問題ない。強いていうなら、話始めた直前か終わった時に微笑むぐらいでいい。自分が得意ではないことはあまりするな。

あと、分からないことあったら少し考えていいですかとか、正直にわからないと言って教えて下さい言えばいい。


→相手から話を聞き出せ

正直、転職の際にこれを使って一番感触が良かったし、これをとりあえず覚えておけばいい。

まず、君のライバル達を分析しよう。君はスペック的には確かに悪くないかもしれないが、逆に飛び抜けているわけでもない。TOIEC800点だからって、面接の受け答えは全て英語でやりますって言ってもできないだろ。早稲田だけだとしても、ライバルは万人規模でいる。

そんな奴らと、ガチンコで戦ってもそんなの運の要素が大きすぎる。勝率を上げるというのは、出来る限り運の要素を減らすことなんだ。

次に面接官は、朝から自分よりも能力の低い学生の達のアピールをずっと聞いている。これめっちゃ疲れると思うよ。

から君は面接官の愚痴を聞いてあげに行くという気分で行けばいい。

例)

君 → 〜大学から来た〜です。出身沖縄県です。

面 → へえ、沖縄県出身なんだねー。

君 → そうなんですよ。面接官の方はどちらの出身なんですか?

面 → 私は富山県出身なんだよね。

君 → 富山県ですか!北陸の方ですよね。僕ちょうどその辺りに旅行してみたいと思ってたんですよね。どこがおすすめですか?(本当は全然興味がない)

面 → えっとー やっぱり黒部ダムかな

若干、変な空気なるかもしれないが、自分出身について興味があるという人に対して嫌悪感比較的持たないし、全部そのままシナリオをなぞることもないしスポーツに変えてもよい。

また、質問最後にするという形式は確かにあるが個別面接なら途中でしてもよいし、正直そんなルールはない。だいたい、会話しに来ているのにこっちのターンとか厳密にあったら嫌だろ。

とにかく、自分面接官との共通点必死に探せ! ちょっとでも、相手が自信ありそうなことならすぐにもっと聞きたいとアピールしろ

人間の本性は誰でもお喋りなんだよ、とくに人事という人間は。


→それでも全くダメなら

これは、私自身が経験したのだが、悲しいことに全くそ業界と相性がよくないという現実もある。一生懸命やっているのに結果がでないのは努力方向性がよくないことが多い。


以上をとりあえず実践してくれ。

あと、個人的に同級生相談するのはそんなにメリットがないと思うので、社会人プロに任せよう。下水トラブルにあった時に、君は友人に助けを求めないだろ。

2014-04-04

崇高で理想的精神論啓蒙しているサイトによくあること

ありのまま自己受容」で会社組織で生きていけるものなんだろうか。

世間を離れた隠遁生活みたいなのをしている人が、よく「本当の人間関係とはこうあるべきでどうこう」という理想論を、ネット上でホームページなんか自力で(こういうタイプに限って出来合いのテンプレートを使わずweb1.0みたいなサイトである。)作って、とくとくと説いたりしているけど。

そういうサイトは、どんどん話がスピリチュアルで崇高な領域に行っちゃって、俗世間会社組織ママ友だののしがらみの中でもがいてる人をおいてけぼり

独身で何のしがらみもないところで、会社にも勤めず、一人で生きていくならそれでいいんだろう。

ある意味そういう生き方を割り切れない弱さのある人たちには、あんまり参考にならない。

ちょっとした慰めにはなるけどね、そういうユートピアな人も世の中にはいるのかもって。

会社お茶くみ頼むほうがクズ

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1465002479

断り方や後半は明らかにクズだとしても、

「手が空いてそうだから」という理由でお茶くみ頼むのも同じくらいクズだろ。

お茶くみ要員として雇われてるならもちろん別だけど、全く違う仕事やらせるために雇っておいて、暇そうだからお茶いれてって、個人のための雑用をどうしてやらないといけないのか。

誰かお茶入れてる時間給与会社から出てるんだよ。先輩社員裁量で、先輩の個人的な用事に使って良いわけないじゃない。

新人から仕事ができない?なら教えろよ。先輩としての仕事お茶くみ頼む事じゃなくて仕事を教える事だろ。

これを「協調性が無い」とか「思いやりが無い」と言ってしまう人は、もっともらしい精神論を持ち出してきて相手を思い通りに操りたいだけ。単なるワガママ

お茶くみに協調性も何も無い。後輩の業務時間はお前が勝手にしていいものじゃない。

それも分からずに「新人は雑用も喜んでやるべき」とか、アホかと。

…と、ここまで書いたけど、コンビニまでのパシリはそこまで嫌だと感じたことは無い。

勤務時間中に頼んでくるようなクズ先輩が居なかったからか。

じゃあ勤務時間外にお茶くみ頼めばOKなのか?と思うと、やはり「テメェでやれ」と思ってしまう。

新人時代お茶くみ頼んでくるような人は居なかったけど。

2014-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20140330091327

酒井順子が著書「少子」の中で、

育児ロボットのような、子育てをラクにするような機械を、その気になれば家電メーカーが開発することが可能なのに、なかなか出てこない。

 それは『ニーズが少ない、売れない』から開発しないのではなく、家電メーカーの重役連中が団塊老害で、

 『そんな育児サポート機種を出したりすれば、母と子の触れ合いが減ってしまって日本ダメになるじゃないか!!』と精神論を振りかざして、

 若い社員から育児サポート機械の提案を却下しているからじゃないか?」

と書いていた。

酒井順子は一種の陰謀論として書いていたと思うのだが、あながち陰謀論とも思えん。

2014-03-27

http://anond.hatelabo.jp/20140327022304

仕事大変だからちょっと今日の夕ご飯は手を抜かせてー、とか大変な仕事があればそっちを優先していいんだよ、みたいな空気

ありまくりだろ何言ってんの別の次元にでも住んでるの?

職場育児があるから早目に帰りますなんて言ったら袋叩きだし、最初から育児優先で働いている主婦パートなんかもバカにされまくりだけど

仕事優先のバリキャリ育児保育園と祖父母に丸投げですと言っても当然視&働いている立派な母親!これぞ女性理想!扱い。

母親が働きたがる(本音の)理由として「働いていると育児の手抜きが許されるから」ってのも定番だ。

その辺の育児書に出て来るようなこんなの実現出来るかボケレベル理想を、専業主婦がこんなの出来るかボケと言えば「働いてない癖に生意気だ」扱いだけど

「私働いているからこんな事出来ないわ」と言うのは許されるからね。

子供より大切なものなんて無いでしょ!

ってのはあくまで精神論で、昭和社畜だって口じゃ「子供より大切なものなんて無い」とか言ってたもんだ。

でも「子供が大切かどうか」と「育児価値があるか」は別問題。子供は大切でも育児のものには価値が無いんだよ。

欧米だと子供への愛情をやたらと重要視しながら育児シッターに丸投げしてたりする。日本もかつてはそうだった。

育児世界共通で昔から下女仕事なんだよ。母親自らやるのは下女を雇えない階層だけ。

日本格差が少ない社会から大多数が下女なんて雇えないけど

教育レベルは高くて下女仕事自分がして当然と考えられる人も、客観的に見て下女くらいしか出来る仕事無いだろと言う人も少ないから

母親は「育児なんてやりたくない、もっと価値ある仕事がしたいし実際出来る能力もあるのに

育児自分でやらなければならないから仕事が出来ない」不満が溜まるし

日本は有能な女性活用されてないのを何とかしろ外圧かけられて、本音じゃ女は皆下女やってりゃいいんだよプゲラしか考えてないであろう安倍首相

女性社会進出を進めるとか言わなければならなくなってるわけだ。

因みに育児じゃなくて「教育」となれば価値のある、むしろ「高度な仕事」扱いに化ける。

保育園の月謝が高すぎると文句たれる人が、私立校や塾にはそれ以上の金額を平気で出すのもそのせい。

専業主婦で満足している人も「自分育児じゃなくて教育をしている」と言う認識だったりする。

実際子供受験の為に仕事辞める人も多いしね。

2014-03-26

10年後、聖書はすべて電子書籍になるか? なるわけがない。

ペンは剣よりも圧倒的に強い。これは精神論じゃない。事実だ。剣は錆びる。人は死ぬしか言葉は紡がれ続ける。紙は消えない。ペン言葉を残す。本はいつの時代も人の心を揺さぶってきた。ペンがあれば紙に文字を書ける。言葉は人を縛ったが開放させることもできる。ペンはいつの時代も何よりも強い。剣が拳銃兵器に変わったようにペンMacBook Airに変わったとしてもそれは変わらない。言葉を紡ぐ人間が一番強い。人は死んでも言葉は残り続ける。論文だって言葉で書かれている、ペンは何よりも強い。そこにペンがあるからTwitterはどんなウェブサービスよりも強い。これはお金の話とか経済の話とかビジネスの話ではない。人の心はいつの時代ペンと紙によって伝えられてきた。伝聞の力も大きいが、紙の上に展開したときのそれは伝聞とは比べ物にならないくらい強力だ。聖書をもたないクリスチャンはいない。坊主はお経を詠む。それらはすべてペンによって書かれている。筆と言う場合もある。10年後、聖書はすべて電子書籍になるか? なるわけがない。データと、ペンと紙ではモノとしての存続性が比べ物にならないからだ。紙は残り続ける。出版業界が縮小し続けようとそんなことは関係ない。小さな話だ。データよりも紙が強い。ペンキーボードに変わったとしてもペンが剣よりも強いことは変わらない。矛盾しているが、どちらにせよ、そのどちらもが剣よりも強いことは間違いない。

2014-03-25

たまにアホが「日本精神論しか無い」みたいな事を言い出すけどさ。

精神論だけでGDP世界第三位になれるのなら、むしろそれは成功じゃないの? というか、世界中が真似するだろうよ。

2014-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20140323102609

左翼って、「市民が団結すれば全て良くなる」と本気で思ってる連中が多いからねー。憲法九条を守れば平和は維持できるとか、日本が我慢すれば日韓友好永遠とか、精神論だけで社会政治を語るあたり、日本左翼大日本帝国の正当な末裔なのだと思う。気に入らないやつをナチスネトウヨレッテル貼りして「社会の敵」扱いして社会から排除しようとする手法とか、まるっきり特高警察のもの

もちろん、現実を見てる左翼も多いが、そういう奴は常識人なので声が小さい。声が大きいのは、左右を問わずアホが多いから、そういうのが目立つ。

2014-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20140310153806

なぜなら精神論というもの被験者がその効果を信じているときのみに効果を発揮するものであり、理解できないあるいは適正のないもの精神論をうたっても心に響くわけもなくただ虚しくなるだけである

おう、いいこと言ってるな。

体罰とかも同じだよな。

子どもの育つ環境が変化してきてるのに、昔と同じやり方がずっと正解とは限らない。

精神論限界

私は空手を12年やっていたこともあり精神論というものが大好きだ。

心頭滅却すれば火もまた涼しという言葉を信じ、自分が強くこうだと思えば白も黒になり黒もまた白になると信じている。仕事であっても「辛い」「嫌だ」と考えず、困難に立ち向かう気持ちでのぞんでいる。

逃げようと思えば思うほどモチベーションは下がるため困難から逃げようとせずに立ち向かうことによって己を鼓舞してきた。

真に強いとは弱者を叩きのめすことではなく恐怖へ立ち向かう勇気だと思っている。

それを教えてくれたのははじめの一歩であり、ダイの大冒険であり、スラムダンクだった。

しかしながら今の世の中精神論というものがとっくに古い思想になっているものだと感じている。

今の若者精神論押し付けることはどうしてもできない。

なぜなら精神論というもの被験者がその効果を信じているときのみに効果を発揮するものであり、理解できないあるいは適正のないもの精神論をうたっても心に響くわけもなくただ虚しくなるだけである

戦争中あるいは戦後日本においては1つの思想に横へ倣えで精神論有効に働いたかもしれないがグローバル化が進み多種多様価値観がそれこそごちゃごちゃに乱立する昨今である

どれもが正解ではないしと同時にどれもが正解である

真実は一人ひとりの心の中にの存在する。

今の若者はそんな情報洪水の中で自分自身の中の正解を見つけなければならない。

まことに生きにくい世の中である

2014-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20140226104644

1.叱責の場では反論してはいけないというルール増田の独自ルールだよね?

それはそれとして妥当ならばどんな場面であろうと意見を聞き入れるのが効率的じゃない?

2.感情仕事を分けられない人間会社人として以前に大人として失格でしょ。

そんな犬の調教みたいなことしないといけない人材しかいないの?

3.そういう精神論は個人によるブレが大きいからこそどんな人間でも一定の成果を出せるようにするのが

ルールだのノウハウだのだと思うんだけど増田会社にはないの?

4.・・・まで読んで書いたけど釣られたクマー

2014-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20140223150711

年収千万()で東大卒合理的元増田様が、なぜ

「手間を掛けたものは、高い」という精神論的な値付けのような気がして、気に入らない。

かいう、非論理的な「気がして」とかなんでしょう?w

きちんと、それがなんでその価格になるか、合理的分析し、それが自分に取ってその価値がない、ときちんと判断されては?

あなたの判断は、高収入専業主婦が、「高いものはいい」って気がする、と言って買ってるのと全く同じレベル

流石に苦しくなってきたな?w

2014-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20140223145609

元増田だが。

成城石井とか紀伊国屋スーパー関西だとイカリスーパー辺りの高級スーパー価格付けって、

「手間を掛けたものは、高い」という精神論的な値付けのような気がして、気に入らない。

職人がこだわって手作りしました、職人人件費の分、高くします」という論理は、生産者論理であって、消費者論理じゃない。

マンガ美味しんぼにも通じる考え方だが、これって「合理化の否定」「近代化の否定」なんだろうが、

そういう前近代も、成城石井というアイコンがあれば、ちゃっかり経済化に成功できる。その辺の理屈が釈然としない。

2014-02-13

かき消されるSOS

誰かが「死にたい」と言う。

他の誰かに「あまえるな」と言われる。

もっと死にたくなる。

けど、それを言うことさえ出来なくなる。

黙って頑張る、耐える。

最悪、黙ったまま、本当に消える。

死にたいと思うのは、自然自己防衛のためだと思う。しかし、それ自体を悪とし、受け入れられないことが多い。

死にたいと思う裏にある、その原因を理解しようとしたり、それを解決できるような手助けが必要

あまえるな」などど、根性論精神論に走る人は、他人を理解しようとする考えがないんだろうね。

死にたい原因は、そんなあなたみたいな存在かもしれないのにね。

2014-02-05

http://anond.hatelabo.jp/20140205113853

時代錯誤精神論ジジイの戯言かよ。

金がなければ人の心は荒むんだよ、いい加減分かれ

2014-01-22

「世に出たい」という感覚がもう古いの?ダサいの?

https://twitter.com/Eguchinn/status/425181251914321921

なんだけど、この、ハンドルネームネット上で絵を発表してる若い人たちに共通して感じるのは「世に出る」という感覚希薄さ?僕らの世代だと絵でも小説でも音楽でもなんでもいいけど自分技量で「世に出たい」というのがまずあったんですよ。この「世に出たい」という感覚がもう古いの?ダサいの?

“「世に出る」という感覚希薄さ”を「ダサい」の一言に要約しちゃう感覚にはすげえ違和感を覚える。ダサいという形容がもうダサいっす!っていうかそれ死語っす先生〜!

――まあそれはさておいて。『虚無的なのがかっこ良く、お金儲けは下品』という昭和ベクトルでこの世代を眺めるのはいささか古い。いや江口寿史Disってるわけではないすよ? ただ、見方として、江口寿史がこのたび想定しているPixiv世代についていえば、個人もしくは仲間内でひったすら趣味活動を醸成しつづけた結果、プロ並の技量を得てしまった、とみるのが(おそらく)正しい。趣味であるゆえそれに注がれる熱量たるや凄まじいんすよね。実際生産量がムチャクチャに多いしアホみたいな書き込み量だったりするんで本当にビビます

技巧やノウハウについてはPixivブログに「講座」というかたちで星の数ほどアップされていて編集者や先輩イラストレーターから教わらなくてもよい状況にありますし、できあがった完成品はPixivTwitterという超強力ツールによって24時間いつでも品評されます(Favや評価点という定量的数値として)。なんだったら同人誌にしたためて売りに出すこと売れても売れなくても強烈なリアクションが期待できます

――このようなサイクルに放り込まれたPixiv世代は、趣味スタンスをまったく崩さないままプロ並と呼ばれる水準にまで到達できてしまうことも充分可能でしょう。パッと見『「世に出る」という感覚』が希薄だったり、自分技量にやたらと無頓着だったりするのも、お金を取れるレベル自分が達していることに気づいていないか、『プロ(=専業)』という生態を至上とはしていないせいと考えられます

同人活動をしている知人の話になりますが、イラストレーター報酬額には毎回とても悩むといいます。金額をまったく提示してこないからです。好きでやってるんだからタダでいいよというケースすらあるそうですよ(ちなみにイラストレーター氏は受賞歴が複数あり、Pixivではオリジナルエロが評価点5桁レベル技量ということです。プロで通用するレベル)。

技法や知識はネットで調べられる、絵道具はペンタブソフトで充分、Favや評価点でレスポンスが超ハッキリ提示され、気のあう仲間と盛り上がって楽しくすごせる……。そんな環境に囲まれたPixiv世代を外部から理解するにあたり、それこそ江口寿史くらいの年齢層ならば出世欲の希薄さにフォーカスしてしらけ世代との近似を想定するのも無理からぬ話ではあります。ただし言われたほうはコレジャナイ感に満ち満ちる。以上に書いたとおり「しらけ」とは程遠い熱量を持っているからです(イラストレーターごとの個体差はもちろんあります)。むしろオタク情熱インプロージョンして世間から観測しづらくなったと言えるのかも。

昔のように身を賭してイラストレーション関係の賞に積極的に応募してこないのは――内部事情ビタイチ知らないので憶測ですが――リスクヘッジが働いていると見るのが妥当でしょう。プロで生きていくより平日ふつうに働いて土日の余力でちょいちょい仕事もらうほうが精神的には遥かによろしい。先が見えなさすぎるイラストレーター稼業リスクを加味したならば、あえてプロ化しないのも至極まっとうな選択と言えます。そりゃ誰だってジジイババアになってから路頭を迷いたくはない。そういう算段を皆しっかり行うようになったんで「賢くなった」ように見えるのだと思います

個人的には『無謀こそが最善手』とするのは精神論すぎると思う。トキワ荘のみんなは死んじゃったし。バブルも弾けて華やかな未来霧散したし。専業はやっぱ怖いすよ。

https://twitter.com/takokainahare/status/425185441478766592

“@Eguchinn 書く事と収入バランスが悪い。「世に出て」安定した収入を得るまで年月がかかる。働きながら趣味で描いてる方が安心ですよ。”

あと、江口寿史が働きはじめたくらいの頃はメディアたる雑誌の「賞」という入口のほかに不特定多数からリアクションを獲得する手段が存在しえなかったと思いますPixivTwitter21世紀サービスですからな……。今日ではそういったSNSでいくらでも褒めてもらえることが出来る。飯の種を探すことすら可能です。今昔の違いが雑誌の賞に現れるのも、まあ妥当作用なんじゃね?って気はします。

2014-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20140118005809

それもはや単なる精神論だよね。

暇作ったらその分仕事するよ。

2014-01-17

永遠の0に際して

永遠の0の作者なあ……。いっそのこと、思想的には対極の位置にありながら築き上げた業績では足の爪にも及ばない宮﨑駿に対して反旗を翻したのち、著作よろしく華麗に玉砕などして存在感永遠に0になったら超面白いと思いましたが、映画大ヒットの報を拝見するかぎりそれも難しい様相で、なんとも盛り上がりません。

http://biz-journal.jp/2013/09/post_2979.html

この記事によれば「風立ちぬ」をべた褒めしたところパヤオからこれ以上ないカウンターフルボッコ、という状況です。それについてのリアクション寡聞にして知らない。そもそもパヤオに対する反骨の相もあるのかないのか……あるいはガン無視でしょうか。このテの人材がこうもボロクソ言われたら自尊心が刺激されないわけが無いのだが……。

さて、俗にいう“特攻”、自国民の消耗にもとづいた戦法を肯定的にとらえようとしている時点でコイツの視座が現実から乖離して形而上的ステージへと突入しつつあるのは明快であります特攻を美化し、賛美したものを書物にしたため、売り物にしてお金を儲けている。劇中でも「史実を知らない現代若者」に蔑視まなざしを向ける配慮も忘れないと聞きます映画は大ヒットだそうですから、さぞおいしいもの毎日たくさん食べているのでしょう。戦没者300万人をおかずに供して日本人の感動を誘い、その涙とともにこぼれ落ちたお金の力を使って召し上がる食事の味とは、果たしてかばかりのものか……。“第二次大戦中における日本戦没者のおよそ5割は餓死”という話とあわせて考えると大層感慨深いものがあります

そのような彼の勢いはツイッターでもとどまるところを知らず、やたらと威勢のよい佞言を垂れ流してリツイートを稼いではえびす顔、というわけですからいよいよもって香ばしい。俺は当初、これほどの大ヒットを叩きだした小説家なのだから賛否両論あるにせよ洞察に満ちた示唆ツイッターでも与えてくれるのだろうとおもっていたが、彼のツイートからプンプン漂ってくるのはネトウヨフレーバーの小物感でした。なに、これ。ただのクソウヨじゃないか……。彼の著作はゼロ戦モノなのに、申し合わせたように嫌韓嫌中というのも見逃せません。

これが、この人物こそが、本邦で話題沸騰中の小説家その人である

この煉獄めいた事実には絶望諦観を禁じ得ません。水嶋ヒロの話題で盛り上がるほうが5億倍マシだ……。

――敗戦濃厚な状況下にあって、それでも敵に立ち向かわねばならないという時に“お国のために命を捨てる”ということが美しいのか、あるいは愚かしいのか、そんなもの平和と飽食のなかに生まれ育った俺が一言に断じることは出来ません。が、国家という視点で眺めてみると、替えの効かない人間100%使い捨てる「特攻」という手段が戦略的にはあきらかな悪手であり、絶対に死ぬという前提のもとで14,000名もの人的資源を消費してなお局面を打開することかなわず敗戦に至った、その現実を忘れてはなりません。

特攻しても、日本、守れなかったからね?

ところで、戦地に赴く兵員も守られるべき国民の一部です。まともな軍隊無意味な命の消耗を決して行いません。生還が期待できない作戦に従事させるなどありえないと聞きます。なればこそ、最低限の技術すら充分に仕込まず、戦略的確信もロクにないまま、垂れ流すように人間を消費していった大日本帝國という組織が、もはやマトモに判断する頭を持っていなかったのは想像に難くない。というかそんなもん作戦でもなんでもなくて、呪術か狂信の域です。氾濫した川に人柱を捧げるとか、そういう次元の愚行。20世紀の話ですよ? そんなクソ『作戦』に殉じて死んでいった人間を「護国の英霊」だなんだと奉じてただただ祀り上げたり、「日本を護ってくれてありがとう」などと謝意を述べたりするのは、まず現実に即していないという意味において死者の耳に届くものではありません。

繰り返しますが日本敗戦しております

特攻では日本を守ることが叶いませんでした。われわれは、国を挙げた狂乱の最も哀れな犠牲者である彼らについて、ただただ哀悼の意を捧げるしかありません。まったくの非論理性に基づいて死んでいくことを強いられた彼らについて、国に身をささげて護ってくれた偉人だと位置づけるのは、どう取り繕ったところで美化だし、また身勝手にも程があります

もし靖国神社におもむいたなら、特攻で死んでいった霊前に際して感じるべきは、決して感謝の意のたぐいであってはならない。ましてや参拝者自身のナショナリズム(笑)のズリネタとするなどもってのほかです。お前自身の事なんざどうだっていいわ。われわれは彼らに対して『あなたがたのような無意味犠牲を今後二度と生み出すことのないよう、いついかなる時においても冷静な判断力を保持し続けるべく不断努力をする』と誓わねばなりません。彼らの無意味な死に意味を与えたいのなら、彼らの教訓から悪い部分を点検・評価をし、処置改善を施し、よりよいみちすじを計画し、そして実行する。そうやって戦後の我々がつねに賢く在ることで、彼らに報いねばなりません。それができなかったからこそ戦前日本はあれほどの愚を犯したのだから

――とは申せ、この国においては困難に取り組む姿勢努力のものが崇高であって結果は二の次三の次、という精神論が未だに根強いので、自爆攻撃が二度と繰り返すべきではない馬鹿げた愚行だと確信するにいたるのは少々先の話だとは思うのだけれども。とりあえず日本人特攻隊員を美しく思っているうちは、いまなお旺盛なサービス残業はきっと無くならないでしょう、残念ながら。ていうかよくポツダム宣言なんて受諾できたもんだな日本……。

そんなウワサの永遠の0さんですが、述べたようにツイッターの閉じた輪っかの中で自らの考えを発信しては、同好の士(と書いてネトウヨと読む)のさんざ輻輳しきった肯定のレスポンスを受け取ってほっこりしているようでありますRTとfavの数字だけみたらまぁよくも次々と数百RTを連発するなあという感じですが、実際のところ汚泥汚泥と混じりあって発酵していく毒の沼地のような醜悪さです。日夜この国のトラフィックを増大させてプロバイダの業務を1%くらい煩雑にしておりますが、その様子はナメクジ同士の交歓にも似た淫靡さで、読んでて正直恥ずかしい。とあるツイートなどでは『有事の際には9条論者を最前線に立たせ、彼らの物言い戦争を止められるかどうか眺めればいい』などと超ドヤ顔で言いだす香ばしさ。うーん、これは上手いことを言ったつもりなのかな? たいへん粘着味あふれる皮肉センスで小生は惚れ惚れいたします。膨れ上がった自尊心が伺えます。かようなトラフィック上のクソですら、山ほどの(とはいえ3ケタ程度の)RTをされてしまう魔のフィードバックに取り囲まれた裸の王様こと氏は、お勤め時代ならいざしらず、今はもう自分の見たいものだけを見て生きているに相違ありますまい。実に幸せそうです。人間かくあるべきというお手本のような状況です。われわれ日本国民は、かの映画を見ることでこんなおもしろ人材を養っているのだという現実にそろそろ向き合う覚悟必要でしょう。くわばらくわばら。

――以上は多少のオブラートに包んだ物言いでしたが、ただいまの気持ちに偽りなく申し上げるならば、先の大戦からこのようなスイーツ受けする感動話(笑)しか導きだせないこのようなボケナスは、有事の際においてまず靖国ならびに千鳥ヶ淵で1億回陳謝ののち速やかに最前線に赴き、一億火の玉嚆矢と成り果てて欲しいと思った。氏の著書に感銘を受けたフォロアーが80人くらい同行するかもしれませんし。

映画の方ですが、あんな見え見えの地雷をだれが踏むかって感じなので5億円くれたら見たいです。ツイッター感想をつぶやいた人々がおおむねスイーツ(笑)層とジャニオタ人材である点には少しホッとしています。単純に「泣ける感動モノ」という文脈で受け止めているようです。とりあえず、根底うごめくクソウヨ史観に運悪く感染してしまったインフェクテッドがそう多く見受けられないのは不幸中の幸いでしょう。人々はいまだ中庸なり。多分。

残業100~200h/月くらいのちょっとしたブラック企業に勤めてるのだけど、

精神論ゴリ押してくるような上司がいるわけではなくて

みんな一応は合理的に問題を解決しようとしてる。

じゃ、なんでブラック化するかというとたぶん根本的に技術力が足りないせいだと思う。(あと見積もりが甘い)

社内で教育制度があるわけでも、各自が意欲的に自己研鑽するわけでもないのでみんなたいして成長しないし

従来どおりの古式ゆかしい形式でしか業務できない。いつまでも改善しない。

競争力の高い企業だと社内教育とか充実してるんじゃないかなーって思うんだけどどうでしょうか。

2014-01-09

本気で経済とか技術とか考えてるような番組でも年寄りがいうのは精神論だったり抽象的なことだもんなぁ。逆に若手(~40代ぐらい)は結構具体的なこと言う。

別に精神論が悪いっていうんじゃないんだけど、ぼんやりした抽象的な意見なんか誰も求めてないんだよなぁ

本人の目標意識抽象的なものを持ってればいいけど、それをそのまま現場に伝えても意味ないでしょって思う。

例えば「○○という技術がある。これを使えば××の問題を解決できる。だが資金がない」ってなったときにまあ資金援助を求めるじゃん。

こういう話を聞いたときに年よりは「本気でやるきがあるならチャレンジし続ける。そこで諦めるようならどうせその後いつかダメになる」

若手は「こういう技術をつぶさないためにも~~~のような制度必要だ」

って意見を言う。

なんだろうな、本気なら絶対に諦めない、何があってもやり遂げるはずだ!みたいな事を言う。

それって某社長と同じこといってるんだよな。

「途中でやめてしまうから無理になる」「止めさせない。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」

本人は気づいているんだろうか。

2014-01-07

Studyplus凄い

俺が高校の時にこんなWebサービスしかったよ

東大合格者が何故東大合格出来たのか、回りくどい話や精神論は抜きにしてストレートに分かる。圧倒的な勉強時間

東京大学”で検索すると、マジで東大目指して頑張ってそうな子は総じて合計勉強時間が2000時間越えてる。

 

 

1年で3000時間近く勉強してた子もいた。すげえ。素直にすげえ。

俺が高校の頃は、「東大に受かる奴は天才。頭の出来が凡人とは違いすぎるんだ」と思い込んでいたが、

そうではなかった。いやそういう面もあるだろうが、天才だの凡人だの個人の属性の前に、まず根本から総計勉強時間が桁違いすぎる。

「頭が良いかそうでないか」なんてことに悩んでる暇があったら年間3000時間勉強しとけよ高校時代の俺

 

 

絶対的勉強量は自分を裏切らず、確かに結果を連れてくる最強のパートナーだ。

 

 

というわけで大学卒業する前に今から俺もStudyplus使って英語勉強バリバリやろうと思う

自分英語に向いてるか向いてないか、才能があるかないかなんてことで悩まず、まず絶対的な量をこなしたい。

Studyplusで記録つけてる東大志望者の高校生には色々教えられたよ。

 

 

そういやStudyplusって総計勉強時間の多い順からユーザー検索出来ないのかなあ

最強に勉強してる人が何千時間積み重ねてるのか知りたい

 

みんな毎日毎日記録つけてるからネット上に仮想の…じゃない、実在する勉強ライバル視覚化されてるのも素晴らしいね

僻地予備校もろくにない地方高校生が闘争心を燃やすには最高のサイトだろう。

2013-12-29

靖国に関して、安倍首相の手腕はすごいなぁと思った

先に書くが、靖国神社参拝の是非自体は論点ではない。

スーダン銃弾問題も、調べてみると、韓国軍現場指揮官レベルの人が「本国に増援頼んだって口ばっかでどうせ送ってこないしなー」ということで現場レベル自衛隊に頼んだところで、安倍政権としては面倒になる前にとっとと情報公開しちゃえということで、さらにPKOにおける武器輸出三原則の緩和を決めたのは民主党野田政権だったわけだし、そこでリベラルな方々がぎゃーぎゃ騒いでるところでさらメンツにこだわる韓国政府もブチ切れという面倒くさい状況と。

さら辺野古の問題も、民主党がぐちゃぐちゃにしたところをやっと修復できるかと思ったらプロ反対家が様式美で騒いでテレビも騒ぐという面倒くさい伝統芸能が行われようとしているタイミングだった。

ぶっちゃけ靖国なんて参拝しようがしまいが、金が動くわけでもないし、利権があるわけでもないし、具体的に誰かが損したり得したりするわけでもないし、どこまでも歴史がどうたら、配慮がどうたらの抽象的な精神論世界で、騒ぎたいやつが結論のでない騒ぎをずっとやっているという、現実世界政治という意味では実にどうでもいいところ。それを、上記の2件がいろいろ面倒だなーというタイミングでどかーんとかまして、プロ反対家の方の注意を毒にも薬にもならない問題へ一気に引きつけて、現実の利害が絡む重要な問題について火消ししてしまったという見事な手腕だなあと思う。

2013-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20131222134644

クリスマスに一人は惨め」という価値観が強固な世代と、「精神論世代」は全くかけ離れてる気がする。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん