はてなキーワード: ウンザリとは
正直、小馬鹿にしてたんだけど読んでみたら面白いモノもあった。
読んだモノと感想を書いてみようと思う。暇だし。
チラ裏。
定番。
タイトルだけで食わず嫌いしててずっと避けてたんだが、何のきっかけだか忘れたがふと読んでみたらドハマりした。
スゲー面白い。終わりまで何度も読んで、蛇足系も一通り読んで、それでもなお書籍化された新刊は全部買うぐらいにはハマった。
読んだことない人は読んだ方がいい。
個人的には転生チートなのに転生先で最強なわけでもないところとか、物語の終わり方が凄い好き。
これもまぁ、定番。
飽きずに読めるけど、こっちは転生チートと転生先最強とインフレが組み合わさった所謂「なろう系」の王道。
なんでこれを読むに至ったのか記憶がないけど、なぜか読んだ。面白い。
悪役令嬢もなろうテンプレの一つになってるらしいが、読んだのはこれだけ。
とてつもなく面白いというよりは、なぜか続きを読んでしまう感じ。
2018年2月の完結まで飽きずに読めたが、最後がさすがにちょっとご都合主義すぎるのは、なろうならでは、という感じ。
嫁を増やせばその分強くなるとかいう意思のあるゲス神剣と意外と真面目なオッサンの掛け合いが微妙に面白いが
続きが気になって更新が待ちきれない!ってほどではない。
ただ、適当に時間が経って未読分がある程度たまったら読む程度には興味ある。
人外への転生、お色気要素(エロというほどでもない)、オレツエー×能ある鷹は爪を隠す、いろいろ散りばめられてる。
これも更新が待ちきれないというほどではないが、なんとなく追い続けてるヤツ。
読んでてこっぱずかしくなるヤベーヤツ。
ただ、大筋の話の流れは面白いと思うので、アニメ化でマトモになる可能性が.....無いな。
ガチのマジでハマってる。タイトルで損してる感じある。わしかわいい。
ゲーム世界への転生、オレツエー、キャラの外見が老人→ロリ美少女とかいろいろ設定が盛り盛りな感じだけど面白い。
話題性でいったらスマホ太郎の系譜にはかなわんやろうなぁ、とも思う。
まだ連載中だけど、毎週月曜が待ちきれないぐらい好き。
メイン職が召喚術師でサブ職がモンクとかいうチートで転生時点で既にヤベーのに
転生したらゲーム時代にはなかったスキル上限突破が可能になったおかげで
まだ貪欲に強くなっていくヤベーヤツ。
アニメ化もされたヤツ。
面白い。アニメ化のその後も面白いのでストックたまったらまたアニメにしてくれるといいなぁ。
最近読み始めた、主人公に出生の秘密があるオレツエーハーレム。
今のところ次の更新が待ち遠しいぐらいにはハマってる。
世界の理から外れて生まれてそのせいで不遇だったにもかかわらずまっすぐに生きてる天然ジゴロな無自覚最強系主人公とかいう
字面だとウンザリするぐらい設定盛られてるけど、意外と普通に楽しめてる。
以上。
普段政治の話など全くしないし、無知無関心だと思っていた。なので俺も意識してその手の話題は避けてきた。
ネットも友人とのLINEくらいで、ほとんど使っているようには見受けられなかった。
彼女の話を要約すると
・そんなやり取りばかりで、全然事態が進展しているように見えない。
・政権が隠し事をしていたとしても、追求側も自己アピールみたいな発言ばかりで不快。
・もっと重大な内容、例えば労働時間や賃金の問題を話題にし解決して欲しい。
(彼女は俺の仕事が拘束時間の割に給料が安いこと、急な残業や休日出勤で会う予定を頻繁にキャンセルすることによく不満を漏らしている)
俺は行政機関が勝手に公文書を書き換えるなんて非常に重大な問題だし、きちんとした原因究明と再発防止策を実施して欲しいと思っている。なので彼女の口からネトウヨみたいな、少なくともTVや新聞では見ない論調の感想を聞いたことにちょっとした驚きがあった。
…毒されてんのかな。
思考が自分本位になっているの、心当たりがあり過ぎてドキッとしました。
期待しないことは良いことですよね。
結局それが相手を思いやる(相手のペースを認める)ことですよね。
私は彼氏にとても期待している、というかかつての片思いしてきた時の彼氏をいつまでも見ていてその姿とのギャップにガッガリする事が多々あります;;
もちろん彼氏本位で考えているつもりですが、ラボ畜の彼氏に会うことを第1に考え過ぎているため他の予定をほとんど入れず、ヒマな時間をネガティブな思考で埋めて、あーだーこーだと彼氏に言ってしまう日も少なくありません(→現在は解決策としてジムに通い始めました)
彼氏は私に対して、俺のために予定を開けておけと言っているわけではなく、私の予定を聞いた上でバイトのシフトも入れてくれています。
なので結果として私が自滅している感じです。
彼氏も色々と私の悲しみ地雷を踏むし、私も彼氏の好意を試すために色々やらかして、お互いウンザリだよ…となったのはもう確実に10回近くありますが(1年の間にこれは多いですよね)それでも、彼氏が別れを切り出さないのに甘えています。
私も、結局彼氏が大好きなので…全部許してしまうし、彼氏も私に甘えているのだと思います。(私が彼氏を許す要因はルックスと、真反対で合わないと思いつつも自分の性格の宜しくない部分を持っていないから)
お兄さんのアドバイス通りには動けませんでしたが(夜に私から電話をかけて不在→彼氏から掛け直して電話しました)、旅行へは無事行きました。
ただ、惚れ直すのは旅行中できなかったみたいです。
別れを告げられたわけではないですが、彼氏の態度や旅行後のLINEひとつとってみても不満が払拭できません。
彼氏も、私が色々不満を零したりするのに口には出しませんがウンザリしていると思います。私も不満しか出てこない自分にウンザリしています。色々してもらってることも、彼氏が私を好きなのも知っていますが、それでも納得できないことが上回ってしまいます。
惚れ直すにはどうするべきかもわかっています
・私から極力連絡しない
・不満をこぼさない
多分これだけで彼氏から私への好意もまたグッと上がる可能性がありますが、わかっているのに中々できません。自分が今ヒマだからっていうのもあるけど…。4月になって社会人になれば物理的に忙しくなり出来ると信じたいですが、それまでに付き合っていられるかどうかは謎です。
喧嘩をほとんどしないとの事でとても羨ましいです。きっと、お兄さんが恋人を大切にしているからでしょう。それを恋人も感じていて大切にし返す、とても良い連鎖ですね。
私の彼氏は「好き」や「愛してる」こそ言うものの、それに伴う行動が中々ありません。
ゼロじゃないのがまた困りポイントです。クズだ!と決めつけて簡単に別れられない。見た目も好きだし、日本人男性にしてはちょっと貴重なルックスなので益々です。
情報が多すぎるって言われている世の中が、「いいね」の多さに本当にウンザリする。「いいね」しか受け入れられない風潮が怖くないか?
何かを批判すると、やれ誹謗中傷だ。営業妨害だ。という言葉が飛んでくる。
それが事実無根の嘘や傷つける意図があるものなら、そう言われて当然だろう。
しかし最近は、その意図がないものに対してもそういえばいいという空気があるように感じる。
サービスに対して「これ大丈夫なの?」という疑問や、商品に対して「自分はこれを好きじゃなかった」という個人的な感想までその餌食だ。
もちろん「いいね」の要素は知りたい。それがいかに素敵か魅力的か。
だが、それと同じくらいネガティブな面も知りたいと思うのはおかしなことだろうか。それを知ったうえで自分で判断していくほうが健全ではないだろうか。
こうしてシューゴさんの監督降板の報は、瞬く間に広がっていった。
様々なSNSサイトで『ヴァリオリ』関連の話が頻出し、いずれも阿鼻叫喚の様相を呈していた。
「あの俗悪の権化たる、アニメーターの嫌なところを濃縮したような存在、シューゴの『ヴァリオリ』監督降板という吉報が届いた。我々の勝利だ!」
ファンは嘆き、怒った。
「うーん、何か色々と事情があるんじゃない? 知らんけど」
どちらでもない者は、とりあえずそれっぽい意見を発して、冷静な態度を示す自分に酔いしれていた。
「○○で話題に」という文言はよく見るが、世間一般的に見れば全く話題になっていないなんてのは良くあることだ。
本当に話題になっているものというのは、意識せずとも目や耳に情報が入ってきて、現実社会を侵食する。
その点でいうと、今回のシューゴ監督降板は本当に“話題に”なっていた。
俺の身近な範囲でも、それを知覚できるほどだ。
「『ヴァリオリ』はもうだめだぁ……おしまいだぁ」
バイト仲間のオサカはこんな感じで、仕事中でも隙あらばブツブツと呟いていた。
こいつは第1シーズンからのファンだったらしいから、よほど衝撃的だったのだろう。
「いやあ、でもアニメってのは多くの人によって作られているんだろ。監督一人がいなくなったくらいで、そんな悲観しなくても……」
だが、そういう軽率な発言は、熱狂的なファン相手には悪手である。
「シューゴ監督の絵コンテを見たことないのか? 彼は『ヴァリオリ』で精細な絵コンテを描きながら、同時に脚本を頭の中で作っている。それだけじゃない。時には作監を兼任し、作画までやっていることもある。それだけ深く作品に携わっているからこそ、一貫した世界観が作り上げられているんだ。他の監督が無能だと言うつもりはないが、少なくとも『ヴァリオリ』においてシューゴ監督ほどの適任はいない! それを親会社の奴らは……」
「……なあ、マスダのお父さんは『ヴァリオリ』の関係者なんだろ? 何か経緯を聞いたりしていないのか」
例えばオサカのように、情報をどんどん取り入れようとすることで解消に努めるタイプだ。
「いや、聞いていない。そういうことは身内だからといって安易に話すもんじゃないだろうからな」
俺はそう答えた。
実際、その時には何も聞かされていなかったし、俺も聞かなかった。
“関係者の話”の又聞きなんて、デマと見分けが付かないからな。
本当の意味で話題になっているものは、その事柄に大して関心のない人にまで影響を及ぼす。
例えば、クラスメートのカジマとかがそうだ。
監督降板の抗議活動で何か動画を撮るつもりらしく、俺はカメラマンとしてその場にいた。
「ああ」
ビデオカメラの先には『ヴァリオリ』の関連グッズが列をなしていた。
ファンでもないのに、このためにわざわざ買ったのだろうか。
何をするかは分からないが、こいつが目立ちたがっているときに取る行動は、大抵ロクでもない。
「え~、じゃあ今から、『ヴァリオリ』の関連グッズを破壊しまっす」
そして俺は、おもむろにビデオカメラの電源を切った。
やっぱりロクでもない。
もちろん、カジマなりの理由はあるのだろう。
つまり、あの関連グッズを破壊することは、シューゴ監督を降ろした親会社への抗議になる、みたいなことを考えているんだと思う。
まあカジマのことだから、そんな理由すらなく思いつきでやっている可能性も高いが。
いずれにしろグッズを買った時点で売り手の懐は潤っているし、それを壊すというパフォーマンスがロクでもないことは同じだし。
最近風が歯に当たっただけでしみる時がある
唾液とか言わずもがなでしみる
っていうのも数年前クソみたいなブラック会社に勤めてて、トイレ行くの禁止ってのが暗黙のルールだったんだ
もうそこからは吐くのがクセになっちゃって一日に5〜10回くらいは吐きに行っててもうストレスで飯も食えてなかったから胃液もガンガン吐いて、そのあとはなんか緑色のゲロとか吐いてたっけ
仕事が終わっても帰り道のコンビニで三人前の弁当買って手づかみで無理やり口に詰めてなんとか食って10分もしないうちにほぼ全部を吐く生活をしてた
あっこれどうでもいい話だな 本題に戻るわ
でも歯医者行くのがなんだかなーって感じなんだよなあ
私は現在の国会運営にウンザリしています。私は時々国会において的外れな議論や頓珍漢な答弁や他人の足を引っ張る風景をインターネットで見ているととても国会に対して社会に対して絶望を感じます。
最近は耳が痛くなるほど、街中でも職場でも学校でも「正義」「悪」という言葉を耳にします。しかし私は正義と悪の対立ではなく、社会そのものが病んでいるようにしか思えません。一般人も国会もそうです。私が国会における口論劇を見るに、国会そのものまで病んでいるのではないかと疑いたくなります。
日本は多くの社会的な問題を抱えています。景気問題、貧困問題、人口減少問題、東日本大震災の復興問題、福島原発関連、外交問題…
ところが、この問題についてまともに論議されている光景を私は殆ど見たことがありません。最近見かけるのは私学の問題とか、自公のモラルの問題云々です。もちろんこれは問題にされていた仕方がないことを承知した上での話です。
今この一秒一秒の間に、日本人は貧困層に転落したり、奨学金問題で破産したり、若者や中高年が突然自殺したり、生活保護受給者に追い込まれています。高齢者が裏社会に転落しています。日本の借金の問題にしても同じです。
私は、正義と悪の国会ではなく、国民のための、建設的な論議のできる国会が行われることを求めます。
以上
楽しむって…
ラノベって他のラノベのネタをパクってアレンジした内容ばっかじゃん
散々使い古されたような設定のマイナーチェンジの間違いだろ
ネタをパクるのは100歩譲って、せめて予想を超えるような話にできないのか
と、こういう要求をすると安易な逆張りをして高年齢高校生の目から鱗が落ちる
ウンザリなんだよ
登場人物はみんな主人公に優しくて言いなりで何だかんだで助けて
すぐ解決できるようなクソしょうもない問題をぶら下げて主人公をヨイショする
何やったって根本的なところはそこから一歩も出れない産まれたときから死んでる話だよ
大抵が礼を書いてる、特殊能力以外は糞雑魚なくせに態度はデカい
それに感動して股を濡らすヒロインたち
お人形遊びがしたいならラノベ何か書かずに読まずにリカちゃんシリーズでも集めれば?
卒業のときにラノベと違って限定品なら高く売れるかもしれないし
俺登場漫画ってネタと同じで本質的に俺が特殊能力受け取って異世界で無双する現実逃避コンテンツから一歩も進んでねえから
どれだけ妄想の世界にいきたくてもお前は転生なんてされねーよ諦めろ
下手な言い訳もすんな
ネットで色んな所と気軽に繋がれる様になって随分経つけどさ、繋がって観測出来た事をポジティブに活かせないケースが多すぎやしないかね?
直近だと女性専用車両の件とかさ「繋がるには早すぎた集団」が互いの感情論をぶつけ合っているだけで誰も幸せに出来そうにないよね。議論がどうとか言ってるけど明らかに「それ未満」のクソの投げ合いの場が繰り広げられていて本当にウンザリするよ。
現実社会の制限の中で白黒キッチリさせられる訳ないなんて事は、アホでも分かりそうなモンなのに、数日経っても一歩も引かずにクソの投げ合い続けちゃってさ。異なる存在と適切な議論を進められない段階にいる連中は、もう本当に巣に帰って欲しいな。キミ達にゃ「俯瞰した視点に立った現実的かつ建設的な議論」なんて、まだ100年早いんんだよ。
思い起こせば「はの字のねーちゃん」関連の炎上も同じだしさ「世界がオマエ視点で完全にストレスゼロになる環境」なんて訪れる訳無いんだよ。気に食わないヤツや、いけ好かないヤツも混在した状態で、都度都度、互いの倫理観のギリギリ許せる妥協点を見出だす事を続けるしかないんだよ。
それが飲めずに、異論を完全に駆逐したがる輩は、頼むからネット見るのやめてくれよ、変な行動起こす前にさ。マジで危なっかしいから。頼むよホントに。
自分から積極的に調べてるわけじゃなくて、流れてくる情報を見ているだけ、というのは前もって言っておくけど、e-SPORTSやプロゲーマーに関する話って、一言目にも二言目にもカネ、カネ、カネの話題ばっかりでハッキリ言ってものすごくウンザリする。君らゲームの凄さを誇りにしたいのか、単にカネが欲しいのかどっちなんだよ。“e-SPORTS=ゲームを遊んで金が欲しい人の集まり”という偏見がそろそろ生まれてきてもおかしくない気がする。というか、あまりにもカネの話ばっかりで、半分自分はそういう認識になってきているし。
実際のところ、プロゲーマーの人は凄いんだろけど、一体何がどう凄いのか?という部分がどうもピンとこない。もちろん、遊んだことのあるゲームは凄い人のプレイを見たら、スゲー!!と思うけど、遊んだことのないゲームだと凄いプレイを見せられてもイマイチピンとこない。未経験の人にその辺をうまく解説できる人は出てこないと、どうにも内輪で盛り上がってるものを見せつけられてるだけ、って印象が強くて、この辺りもどうも好きになれないポイントだったりする。
落語聞きに行くのは、寄席よりも落語会の方が好きだ。寄席は当たり外れが大きい。好みじゃない人が出てくると眠くなるし眠みと戦うのが疲れてしまう。
思えば、子供の頃からまんがも雑誌派じゃなくて単行本派だったし、ミュージックステーションをぼーっと見ながら
お気に入りのアーティストが出るのを待つより、CD1枚聞く方が良いなぁと思っていた。
寄席の木戸銭は若手の栄養、ひいては落語全体へお金が回ることになるので云々ということを、落語家の皆さんは言ったりするのだが、
席主の取り分だってバカにならないはずで、それなら2、30人の小さい落語会なら直接好みの落語家の懐を潤せる割合が高くなりそうだし、
落語会の前座や客演?でも色んな落語家を見ることができるし、元々好みの演者を見に行っているという保険もあるし、
何だかんだでストライクゾーンを外さないことが多いから、寄席でカタログを見る必要がないかなと思ったりしている。
寄席文化が、と言う人もいるのかもしれないが、寄席の客は年寄りだらけだし、マクラが終わりかけるや否や「○○だね」とか言う、
割とうっとおしいのが少なくなかったりするのが、割とウンザリする。
タイガー&ドラゴン」に出てくる尾美としのりのそば屋は、それでも愛嬌があったが、小汚いごく普通の通ぶった中高年老人のドヤなんて誰も見たくない。
同じようにマンガや雑誌の連載も、気になって追いかけていたマンガ1本のためだけに数百円を毎週払って買うのがなんか違和感がある。
読みたいものが2,3本入っていたとしても、「興味がないその他大勢」も結果的に所有してしまった、というすっきりこない気持ちである。
そして、読みたいものが5,6本やそれ以上入っているマンガ雑誌には、まずお目にかかれない。
紙の雑誌だったころは捨てればよかったが、電子書籍の場合はなおさら「興味がないその他大勢のデータがあるなぁ…」と思いながら暮らす羽目になってしまうので
「思ったんやけど、そもそもお前に相談しても意味ないんとちゃう? マスダには恋愛の経験どころか、そんな感情があるのかすら疑わしいんやが」
自分の失恋談を話し続けるのはよほどツラいのか、カン先輩はこんなことを言い出した。
だがギャンブルをやり続けている人間が儲かっているとは限らないように、恋愛だって単純な経験数がモノをいうわけではない。
「何度も言いますが、恋愛だって人間関係の一形態ですから。直接的な経験がなくても、参考になる意見が出てくる可能性はあります」
「うーん……」
先輩は考えあぐねているようだが、そもそも話を始めたのは先輩からなのを忘れているのだろうか。
俺は「話してくれ」とも、「聞きたい」とも言っていない。
表面上は真面目な対応をしているだけで、先輩が話したくなければ一向に構わないのだ。
「では、この話は終了ということで……」
そして俺がそう返すと、結局は話を続ける。
前回の相手は自分への負担が強すぎると考えたのか、次の相手は経験豊富そうな人にしようと思っていたとか。
そうしてアプローチを仕掛けた相手は、一回りほど年齢が違う年上。
安直なチョイスだと思うが、実際その人は大らかな性格だったようで割と手ごたえを感じていたらしい。
だが、“バシタ”であることが後に判明。
「年上は嫌いちゃうけど、さすがにそんなのと付き合うのはアカンわ」
そうして、逃げるように距離を取ったとか。
「『とりあえず付き合って、後からお互いのことを知ればいい』と思ってたんやけど、相手のことを全く知らないというのも、それはそれで考え物っちゅうことやな」
こちらが何か言うまでもなく先輩が自ら学び取っているのは良いのだが、それよりも俺は気になることがあった。
「……ところで『バシタ』って何です?」
俺がそう尋ねると、先輩は露骨に嫌そうな顔をした。
「そこ掘り下げるようなところちゃうやろ。自分でもロクな言葉選びじゃないことは承知の上で使っとんねん。話の本筋と関係ない、言葉尻を捕らえて、鬼の首を取ったとでも思うとんのか?」
そして、突然まくし立ててきた。
こちらとしては言葉の意味そのものを知らなかったので何気なく聞いただけだったのが、どうも地雷を踏んだらしい。
恐らく、バイト先の上司とかに言葉遣いを注意されまくって、内心ウンザリしていたのだろう。
「白々しいなあ。ニュアンスで何となく分かるやろ。それでも分からんかったらスルーしとけ。そういう言葉や。ネットで検索すんのも、辞書開くのもやめろ」
ツッコまれてそこまで強弁するくらいなら、わざわざそんな言葉を使わなきゃいいのに。
先輩の独特な言葉遣いは、そういった地方出身だからというわけではなく、キャラクター付けでやっているのは周知なんだから。
そういった努力の方向性がズレているのも、原因の一つなのかもしれない。