今年の冬に結婚することになっている
夫となる人は自分にはもったいないくらいの素晴らしい人で、結婚できることをとても嬉しく思っているし、今からすごく楽しみにしている
けれど自分が苗字を変えなければいけないというその一点だけがとてつもなく嫌で嫌で仕方がない
幼い頃から下の名前とセットで「綺麗な名前」「かわいい名前」「宝塚みたい」と褒めてもらうことが多かったのも原因のひとつかもしれない
自分の苗字にそこまでこだわりがなかったらこんなに嫌だとも思わないんだろうか
あとはなんかやっぱり、変える方が「下」みたいな感覚がある
そう思ってるってことは自分にそういう差別意識があるってことなのかもだけど
彼氏と一度結婚後の苗字について話したことがあるけど、やはりと言うべきか、「申し訳ないけど(私に)変えてもらうことになると思う」と言われた
その言い方になんかすごくモヤった
「申し訳ない」と思っていることを「そうしてもらうことになる」の一言で片付けるのかよと釈然としなかった
かと言って私は彼氏に私の苗字に改姓して欲しいわけではないのだ
苗字を変えるという面倒さや、アイデンティティーにメスを入れるようなこと(と私には思えてしまう)を、相手に押し付けたくはない
各種機関への変更手続きも、まあそもそも引っ越しで住所が変わるんだしどのみちやらなきゃいけないことだと思うし
ハード面では、別段そんなに変わることはないのかもしれない
でもソフト面というか、自分の心との折り合いという意味ではちゃんと納得できるかわからない
このままだと日常生活の中で新姓で呼ばれたり書いたりする度にモヤモヤしそうだ
たぶん結婚前は私のように思ってて仕方なく改姓したという女性も結構いると思うんだけど、そういう方も毎日過ごしてく中でいつか吹っ切れるもんなんですかね
どっかの会社の社長さんか選択的夫婦別姓選べるようにって裁判起こしてたけど、ほんと全力で応援したい
今ある選択肢にもうひとつの選択肢を加えるってただそれだけなのに、どうしてそこまで反論する人がいるのか理解に苦しむ
そりゃ男女共同参画のときもそうだったからだよ 「働きたい女性に働く自由を認める社会」にするはずが、 「男も女も全員働かないとやってけないうえ女は家事育児も負担する社会」 ...