はてなキーワード: ウンザリとは
TwitterでFF外から失礼しますと言って返信してくる人がいるが、
そもそもネットは不特定多数が使ってつながるようになっているのに
知らない人が返信してきたからって、それは別に「知らない人から返信が来た」程度の話。
わざわざそんな事を頭に付けるくらいなら、はじめましてで済む。
それに「FF外から~」を付けてくるユーザーは変な人が目立つ。
自己主張をしたいだけなのかもしれないが、元のツイートから突拍子もない解釈をしてる人が多い。
そりゃFF内であっても失礼だよという話。
付けても付けなくても失礼なのは変わらんのだから、FF外を付けてきて更にウンザリする。
こいつこんな事を返信するためにFF外からきてるのか…とそんな感じ。
いきなり来て「FF外から失礼します」ってきた挙げ句にわけのわからない返信を言いたい放題されるよりかはいい。
そりゃ独歩さんも「なんだァ?てめぇ…」ってキレるよ。
あれを最初にやった人は、何を考えてFF外からの返信は失礼だと思ったんだろうな。
FF外なんてのを頭に付けるくらいなら何も付けないでいい。
ほんと付けるなら「はじめまして」で十分。
観光で行ったけど、アニメ押し気持ち悪いんだよ。何だよこのアニメ、ご当地キャラなの?聞いたこともないぞ!というレベルの一般人だったわけ。
常にイラストが視界に入ってくる。のぼりみたいのとか、ポスターとか、電車もラッピングされてた。
オタクもいっぱい来てるし。
一日めでウンザリしてくる。
ここまでして観光客増やしたいのか沼津?増えてもオタクばっかりだぞ?一般人来なくなるけどいいのか?
昨日、マンホールが塗りつぶされたってネットで見て、わかるわーって思ったね。生活圏に出て来ないで欲しいの。
自分のすんでる町がアニメと組んだらと思うと本当おそろしい。住みたくない。土地持ってたら資産価値下がったくらい思う。アニメと組む前に住民投票するべき。景観が変わるんだよ?
いいかげん面倒だなぁ。自分がなにをやったか分からないモウロクしてる人に説明しても負けを認めるわけがないし低能しか返ってこないと思うと面倒くささ倍増ではあるんだけどさ。
最初は、第三者の増田に低能先生がトラバしたんだよね、最初。それ見て変なのと思ってツッコんだんだよ。
教師が生徒を好き嫌いで対応分けるのは完全な悪として批判されるのと同時に、生徒が教師を好き嫌いで対応分けて試し行動みたいなことするのも批判されてしかるべきと教えるべきだ
これに低能が突っかかったわけ
生徒側が好き嫌いを押し通すのは、権力を持たない不利な状況を”意思の力で”はねのけているだけだぞ低能
ほんとお前は馬鹿だよな
まぁ、てにをはが少しだけおかしいのはカーッとなったんだろうからしょうがないとして、おかしなところがあるなーと思ったので、私が横増田をしたのがこれ
同僚である教師Aと教師Bとの間で息子の態度が変わるなら、権力勾配は関係ないんじゃ…むしろ息子は、ヒラ教師であろう担任へ強く当たって、管理職級の教師(校長に言いつけにいく!)には諂ってるとも見えるが。
おかしいと思ったところは、”権力を持たない不利な状況”を意思の力ではねのけている、という状況を、低能がどう理解したのか、という点。
教師に理不尽を飲み込まされたから生徒が意思の力で反発する、ということなら理解できるんだよ。例えば意味もなく坊主アタマを強制するとか。それに反発するのなら確かに理があると思う。
でも元増田の息子のケースは、「結果的に教師が理不尽な対応をせざるを得なくなったが、そもそもは息子が学校で学ぶための基本的なルールを注意しても守らない」と言うところが源泉になっている。その後のラケットでうんぬん~机がうんぬん~部活出るなのくだりなどは、どちらかと言うと、教師が意図した理不尽(元増田息子を狙って生徒いじめをしてやろう等)ではなく、行き過ぎた指導という未必の故意的な結果じゃないかと私は思ったわけ。ここが低能と私の状況認識の差があるところ。
さらに、元増田息子は、登場する学校関係者によって態度を変えている。校長先生や主任に言いつけに行くことができる。つまり(担任に問題があることはもちろん共通認識)学校全体としては元増田息子に対して抑圧的ではない(教育の範囲を超えない)体制がそれなりに有ったと言えるし、もっと言えば「元はと言えば自分が担任の指導を無視しているのが事件の発端なのに、それを棚に上げて一人の人間でもある教師が暴走してしまったことを権力を悪用して糾弾できる」つまり、権力を悪用(言葉が強すぎるけど敢えて分かりやすく)する能力がある子供であると分かる。
だから、教師によって態度が変わることを一概に「権力を持つ教師への意思を持った反抗」と讃えるのは場違いな議論だと思ったし、権力勾配とは関係ない話じゃないか、と指摘した。
そっから先は低能がループ始めちゃったんだよね。私のツッコミを理解していただけなかったからだと思うし、低能先生の状況認識は間違っていると思う。だからおじいちゃんの交通事故に例えた。
生徒側が好き嫌いを押し通すのは、権力を持たない不利な状況を”意思の力で”はねのけているだけだぞ低能 権力に意思による選択は関係ねえよ低能 ほんとお前は馬鹿だよな
前に長々と説明したように、私は、そもそも元増田息子が、その「意思の力ではねのける」をやって良い権利を有さないと考えている。最初に小悪事を行い、指導を(おそらく元増田の記述によると「嫌い」という理由で)無視するという、「義務を果たさないものが権利だけを要求する」状況はフェアじゃないし、高校は義務教育機関ではないしね。
だから私は
と答えた。
もうここから先はかなり不毛になるから、振り返るだけでウンザリするんだけど…
もう一度言う
「好き嫌いで教師への対応を変えてはいけない」という「学校の決まり」は存在しない
私
正直、リアル中学生が言いそうな「地球が何べん回った時だよ!論法」に入っちゃったよ…とウンザリしたので、こう答えて終わりにしよかなと思ったら、トラバツリーが伸びてた。
と言い出したので、ええー!!ってびっくりしたわけよ。権力勾配言い出したのは低能先生なのに…。「関係なくね?」って返したのは私の方なのになぁって。
追記
あ、コピペしたところ改めて読み返してみたら、これ低能のやつ、発端の増田を書き換えてる!「権力勾配」と言う言葉を先に使ったのは低能の増田のはずだったのに。
なーんだ、自分でやっちまった!って思ってたのね笑
減らない残業、増えない賃金、苦痛の満員通勤、足りない人手、迫る納期、偽装派遣、未払い残業代、徹夜、休日出勤、取れない有給、パワハラ、セクハラ、アルハラ、結婚・出産でいきなり辞める女性社員、介護に潰される中堅社員、名ばかり管理職、外国人労働者、みなし残業、物価は変わらないのに地域で賃金格差、ブラック企業、サイコパス経営者、ガイキチ研修、ワンオペ、営業妨害しにくるユニオン、精神病社員、新興宗教社員、モンペ付社員、こじつけで増えまくるビジネスマナー、老人共の業界団体、政治資金パーティー参加強要、無駄な会議、いらない飲み会、会社行事、リストラ、切れない不要社員、派遣切り、とびこみ営業、電話営業、談合、ヤ〇ザ、過労死・・・
今の自民党の施策で恩恵を受けてる人は結構居るだろうし、きちんと自分で判断して支持してる人も他政党と比べてかなり多いだろうけど
自民党のすることは何でもOK、批判するヤツは非国民!みたいなあからさまに頭おかしい人たちが目立ってるのも事実でさ。
そういうの見てると、ほかを支持するかどうかというより、ウンザリして政治に背を向けてしまいたくなるよね。
だから選挙で投票率が伸びないし、各政党が抱えてる票田の価値がどんどん上がって、政党としての歴史が長い自民党がどんどん強くなって
競争がなくなって自民党が腐っていくのをだれも止められないようになっていくんだろうな。
趣味に関するブログで知り合いになった方がいる。私の母親でも全然おかしくないような50手前くらいのお歳の方。ちょくちょくコメントをやり取りするだけの仲で、たくさんいるブロガーさんの一人という認識だった。
ある日LINEできますか?と言われて、何も考えずLINEを交換した。今考えると仲良くもないのになぜ?って感じだけれど。LINE交換して、なんとなく私に対してネガティブなことを言う人だな…と思った。わたしが「狡猾」だとか「性格が強い」「○○さん(他のブロガーさん)もたじたじ」「顔出ししたら炎上するわよ」などなど…意味不明。私のブログなんてアクセスもないし、攻撃的な事を書いたこともないし、炎上するはずがない。後、大学が忙しいって言ってるのに「彼氏は?欲しいでしょ!?」とか「結婚して初めて自立できたと感じました」とかしつこく結婚を勧められてウンザリ。その人40後半で初婚なのに…それまで自立してなかったんか?と疑問だし。
「ネガティブな言葉を使われるので驚きました」「結婚願望ありません」
とか正直に言ったら
「ブログ上の私はキャラクターを演じていたの!disappointedさせてしまったらごめんなさい。ブログでの私のイメージってどんな感じ?」
と返ってきた
「たくさんいるブロガーさんの一人、というイメージしか持っていません」
と言った。彼女はたぶん他の言葉を期待していたんだろうと思うけれど、嫌な気分にしてくる相手にどうして相手が望む言葉をかけなきゃいけないのだ、と思った。
後、「したいことをできなかった私のようにならず~~として将来は生きてください!」(なんかもっと長かったし、文法もぐちゃぐちゃで論理破綻著しかった)とか言われてなんかもうイラってきて
「将来のことは自分で決めるし、20以上年下の相手に向かって『狡猾、性格強い、炎上間違いなし』とか言う人間になりたくないしなれません」
と返してしまった。
向こうは朝5時になる前だったのにすぐ返事が返ってきた
「途中で席を外すなら。普通はちょっと時間をください。と言うべきでしょう。こんなに長く相手を待たせるのは、それこそマナーの外れた人よと言われますよ💓ボキャブラリーの選択には日本との温度差があるでしょう。どっちにし…」(原文ママ)
通知欄でこれ以上見れないし、私は短気だから全文読んだらイライラするだろうし未読のまま放置している…
そもそも私はレスポンス早い方じゃないし、ポンポンやり取りしていたわけでもないのに、普通「席外します、どうか時間をください」とかへりくだって言わなきゃいけないの?大体日本夜だったのに待ってたの…??
あと『ボキャブラリーの選択…』とか書いているけれど、私は現在進行形で5年くらい海外にいる。相手の人はずっと前に短期留学したことがあったとは聞いたけれど、普通にずっと日本にいると思う。
相手の人が私にむかって「狡猾」とか言ってきたことについて意味不明な釈明をしてるのか、私のボキャブラリーに文句をつけているのか、主語がないから分からない。
若者だからマウントとれると思ってコンタクト取ってきたの?文の一部だけ英単語突っ込んできてカッコつけるくらいなら全部英語で書けよって感じだし、なんで私の倍くらい生きてて句読点すらちゃんと使えないのか意味不明だし、あーーーーどうでもいいおばさんにイライラしてる子どもな自分にイライラする。イライラ
昔から両親と折り合いが悪く、弟ばかり贔屓して育てられた。
特に母親はいわゆる毒親というやつで、私が楽しくしているのがとにかく気に入らないような節がある。
今までやむを得ず実家にいたが、2018年になったら遠くの県に引っ越して一人暮らししようと2年ほど前から考えて計画していた。
しかし2017年の夏、思いがけず老犬を家に引き取ることなった。
引き取ったのは祖母が飼っていたもう15歳の高齢犬で、祖母の持病悪化で世話が難しくなって我が家で世話をすることになったのだ。
私は動物好きで幼少期からその犬とは仲良くしており、元々懐いてくれていたが一緒に暮らすようになってからは尚更懐いてベッタリになった。
家の中で常に後ろを付いてくる、トイレやお風呂に入っているとクンクン鳴きながらずっと探す、夕方になると私の帰りを玄関でずっと待っている、夜も必ず同じタイミングで隣で寝ようとするなど。
他の人にはそんな態度は取らない。
今までずっと飼っていた祖母ですらそんな対応をされた事はないと言う。
しかし引き取ってからすぐ犬に病気が見つかり定期的な通院が必要になり、もう平均寿命も超えている高齢犬なこともあってその後も何度か体調を崩した。
その度に私が会社を休んだり早退して動物病院に連れて行き、面倒を見た。高額な医療費も支払ってきた。
日中はどうしても家に犬だけになってしまう時間があって心配なので、スマホで確認出来る見守りカメラも買って設置した。
犬のことは本当にかわいい。大切に思っている。
基本的に終業後はすぐ帰って休日も一緒にいるようにしているが、それでも私だって用事やしたい事もある。
たまには友人と出掛けてストレス発散もしたいし、ひとりで買い物も行きたい。もともと趣味が旅行で、それだって本当は行きたい。
なのに、仕事終わりにどこかへ寄って帰ったり休日たまに出掛けたりすると母親が毎回文句を付ける。
「ずっと玄関で待っていてすごくかわいそうだった」
「あんたが遊びに行った日から体調を崩した、家に置いて行かれたのがショックでそうなったのだろう、かわいそうだ」
などと、帰宅してからずっとネチネチと言われて犬の不調を遠回しに私のせいにされたり、本当にウンザリするしせっかく久しぶりに楽しかった気持ちが一瞬でどこかに行ってしまう。
別に毎週毎週出かけるわけでもないし普段は一番面倒を見ている。
毎日仕事もあるし月に一度くらい私だってストレス発散したい、たまのリフレッシュをなぜそんな風に言うのか?
その間家に誰かいて犬をずっとひとりぼっちにさせたわけでもないし、もし私の不在時に犬の具合が悪くなったらすぐ動物病院に連れて行ったらいいだけ、私は犬博士でも獣医でもない。私がいるから出来ることというのは本当は別にない。
それなのに少し出掛けただけでそうやって責めてくるのを本当にやめてほしい。
その旨を何度も言っているが、
ちなみに母親は「かわいそうだから無理」という理由で自ら動物病院に犬を連れて行ったことは一度もない。
そのせいで犬の具合が悪くなった際は毎回私が仕事の調整を付けている。
本当なら私は今年この家を出て行きたかった。
それが犬を引き取ったことで現状では出来なくなり、我慢している。
自分のささやかな趣味やプライベートも犬がかわいそうという理由で母親が制限してこようとする。
昨日も仕事終わりに本屋に寄って帰っただけで「遅い!待ってたのにかわいそう!」とずっと文句を言われた。
犬と子供を一緒にするつもりはないが、子育てしているお母さん達が
「子供になにかあった時、父親が一緒にいるのに「おーい、鼻水出てるよ」とか些細なことでいちいち呼んできたり、「やっぱりママが一番好きなんだから、ママじゃないと」とか言われて努力を放棄するのに腹が立つ、いやお前も父親だろ!いちいち私を呼ぶな、考えて自分でも対応しろ!」
「私だってたまには買い物やゆっくりお茶をしたりしたいのに「子供がかわいそう」「いつ帰るの?」とか言われて全然くつろげない」
などと言っている気持ちがなんだか始めて理解できたような気がする。
犬のことは本当にかわいいが、私ばかりいつも我慢を強いられて嫌になる。
今日だって私以外はみんなどこかに出掛けており私は犬と家にいる。私も本当は買い物に行きたい。
犬が私に一番懐いているからと言って、私が世話をするのが当たり前だと思うな。
疲れた。
どうしたらいいのだろう。
人が子孫を愛すのは、肉体が滅びても子孫が続くことで自分が永遠に続くように感じるから。
人は輪廻を信じ、そして滅ぼそうとする。親も子も愛し憎みあう。BLEACHみたいな世界だな…。エホバ教の楽園思想は輪廻転生思想を折衷した物かも?
でも死にたくない、永遠に生きたい。
私は私でありたいが、君たちとも繋がりたい。
私は君達でもありたいが、君たちを消してやりたい。
気持ち悪い。
ニッチなジャンル(職業とか趣味とか)を扱った漫画とか結構好きで、
へえーどんなもんだろう?って思って読むことが多いんだけど、どれもこれもうんちくが多くて辟易している。
うんちくは入れましょう!っていうのが編集者の方針なんだろうか。
この漫画をキッカケに盛り上げていきましょう!みたいなのがあるのかね。
玄人に説明的な長セリフで歴史とかテクニックとか説明されると、なんかもうウンザリしてくる。
そういうのはこっちから能動的に覚えるからいいよ…と思ってしまう。
個人的に私が、そういう先生っぽい、教科書っぽいことを漫画に求めていないからかもしれない。
漫画には「へえーなんか知らんけど面白そうだな」「楽しそう!」って思わせてくれるだけの何かと、
それをのびのびと楽しんだり、一生懸命取り組んでいるキャラたちがいれば、魅力はおのずと伝わってくると思うんですよ。
もちろんそこにテクニックとか、コツとか、知っておくと便利なこととか、色々あるのはわかるんだけどね…
なんだろね…バランスだよね。
美術系の授業がたくさんあり美大芸大からも多くの講師が来ていた
その中の1人がA先生だった
先生は歳の頃は30前後、スキンヘッドで身長180超えてて、スラリと細身で足も長くて顔立ちもはっきりして、見たことないような柄のシャツやネクタイとオシャレなスーツをばしっと着こなしてて、まるでモデルみたいだった
ただいわゆる「オネエ」言葉を使う人だった
美術系の私のクラスはほとんどが女生徒で、A先生はあっという間にクラスの人気者になった
作品講習では歯に衣着せぬ物言いでズバズバ言うにもかかわらず、「全然ダメ!何よこのデッサン!ここのパースが狂いまくってるじゃない!」みたいな調子でテレビから出てきたタレントのようで、けちょんけちょんに言われても皆んな嬉しそうにしてい
た
ある時、休み時間に日直の私が黒板に書き物をしていたら、教壇に立ってたA先生のところにクラスの女子が寄ってきて「先生!ちょっと聞きたいことがあるんですけど…」と切り出した
その子はいわゆる「腐女子」でBLもの同人誌を普段から描いている子だった
「なーに?」とA先生が聞くも、その子はモジモジしてなかなか質問を言わず、A先生が重ねて問うてやっと口に出した
詳細は忘れてしまったけど、それはあまりにもプライベートな、性的な質問だった
A先生が答える前に、私があんまりびっくりして動揺して、チョークがボキッと折れて床に落ちた
それで2人が私の方を振り向いたので、私は「躊躇ってた割に、すごい失礼なこと聞くんだね」と思わず言ってしまった
A先生はそれを聞いて手を叩いて大爆笑して、私の肩までバンバン叩きながら「ほんとそうよねー!!」と、私がひくくらい笑っていた
それからまた別の日、A先生が全校生徒の前で壇上に上がって話す機会があった
A先生がしゃべりだすと、他のクラスの生徒がザワザワし出すのが分かった
あちこちで笑ったり、驚くような声が上がった
先生は騒がれてもちっとも気にしない(ように見えた)で話し終えた
私たちのクラスの子たちが近寄って行って、「先生すごい騒がれてたよー!」「他のクラスの子から『あれってホンモノなの?』って聞かれた!」などと囃し立てられていた
先生は笑っていた
その子たちが行ってしまって、先生が後ろを歩いていた私に気づいて、「なにが『ホンモノ』なんだか。ほっとけって言うのよ、ねえ?」と口を歪めた
私はこうしたことから、A先生は当たり前だけどタレントさんじゃなくて、普段笑って上手に冗談にして返してるけど、本当は本当はセクシャリティのことを話題に騒がれるのは嫌なんだと気付かされた
一度気づくと先生には毎日のように性的なからかいが投げかけられていた
担任から「お前、かわいい男子生徒を見つけても手を出すなよ」と言われてクラスが爆笑したり、
学年主任の先生もみんなの前で「俺はその気はないからな」とか言って笑いを取っていた
尊敬していた別の講師が、「オネエ言葉なのに女の格好はしないの?」とニヤニヤ聞いてたのを見たときは、私がなんだかシュンとしてしまった
正直、私だって前はなんとも思わなかったでも先生は本当は嫌なのかもと気づいてからは、先生へのそういった性的なからかいが、ヒリヒリして聞こえてきて辛かった
他人の私が、またかーってウンザリするくらいだから、先生はこういう毎日をずーっとずーっと過ごしてて、怒ったりするのもとっくに諦めてるのかな、と思ったりした
だって女の先生にそういうこと聞いたらセクハラになるんじゃないの?A先生だとオールオッケーなの?
しかし私はおとなしく目立たない地味な、勇気も何もない生徒だったから、幼い義憤をかきたてられても何もできなかった
今思えばA先生はオネエ言葉ではあったけれど男の格好をするのが好きといってた
当たり前みたいに先生を「同性愛者」として見ていたけれど、今思えば、恋愛対象が女か男かも、性自認が女か男かもわからない。しかし、一番大事なのは、そんなこと知る必要もないってことだった
大人になって大学、社会に出てからも、美術系にはいわゆるカミングアウトした性的少数者が何人もいた
もちろん誰も表立って迫害したりはしないし、ふつうに仲良く過ごす
でも、悪意のない冗談めいた性的なからかいはしょっちゅう耳にした
その度にA先生を思い出した
誰もA先生を嫌いじゃなかった
みんなA先生が好きで、仲良くなりたがってた
それでも善意で、悪気なく、誰かを傷つけるかもしれないんだなと分かった
大人になって、社会でいわゆるセクハラのような扱いを受けたことが何度かあった
そのたびA先生をまた思い出した
先生、私も笑って受け流してるよ。だって相手に悪意がないのに戦っても仕方ないし良いこともないし そんな深刻な被害でもないからノリのいい女でいた方が生きやすいし
でも先生、なんかこれ削られるね
笑って流して大したことないって顔してるだけで、ちょっとずつ自分が削れていくもんなんだね
私もきっと知らずに誰かを削ってるんだね
まあ私はA先生じゃないからA先生のことが分かるわけでも代弁できるわけでもないんだけどね
今も忘れられないの
本当はこういうのって読者サイドから自然発生する話なんだよな。
でも"仕掛け"が見えると今はみんな乗ってこない。
……なんでだか分かるか?
要はさ、「オマエラ」とか仲間ぶった口調で呼びかけられてもオマエが本当の読者かどうか分からないからなんだよ。
同じ時間を過ごした仲間と「おもしろかったよな」って話すのと、商売してる癖に匿名をいい事に「オマエラ」なんて金も掛けずに呼び掛けるような連中が多過ぎるのが原因なんだ。
もう辟易っつーかさ、みんな信じられなくなってるし、実際にファンだとしても利害が見えると「やっぱりな」って感じでウンザリなんだ。
どうしてそうなったかって、そういう仕掛け方をやめない連中の自業自得だから、俺にはどうでもいいんだけどな。
いや、別に「オマエ」がステマ野郎だなんて断言してるんじゃないんだぜ?
読者様にはそれを見分けようがなくなっちまった、って話をしてるんだ。そして読者様はそれに慣れたんだ。
だから「アレが面白かった」「コレが面白い」って言う奴も減った。
そういう話を信じる奴も減った。
アニメもそう。映画もそう。ドラマも音楽も漫画も小説も舞台もみーんなそう。食べログや名所案内ですらそうだからな。
斯く言う俺も嫌いじゃなかったぜ? 他にも好きなものはたくさんあった。
でもそれに泥を塗られてる気分、分かるか?
「テキトーにマーケティング会社に任せとけばいいんですよ、読者なんて人気だって言っとけば信じるんですからw」
そういう姿勢で年収ン千万も取るようなのが、仲間ヅラして「オマエラ」ってやらせてきたんだって思うと、どんな気分がするか。
最近じゃブランドバッグだっけ? それで女を格付けするって言ってるオヤジがサンドバッグになってるんだから笑い話としちゃ上出来だけどさ。
残念ながらはてなでのオマエの話には乗りたくない。
それはオマエが悪いんじゃなくて、今まで好き勝手やってきた出版社やテレビ業界や広告代理店のツケが来てるってだけの話だ。これからもそれは変わらないし、生まれた時からネットがある世代は増えているから悪化しかしないだろう。
実名SNSはそうした裏切りを回避できる可能性もあったが、有名アカウントに隠れた宣伝依頼をされてるのが発覚して結局宣伝めいた話は嫌われるようになった。
寧ろ、何かを褒めるのが疑われる原因だから褒め難くなったって言ってもいいだろう。
広告のコストと効果の最適化戦略だとかアクセルロッドの戦略ゲームを持ち出してもいいが、話はもっと単純だ。
「オマエラ」は俺の本当の仲間との思い出やなけなしの小遣いに唾を吐いた。
「オマエラ」は俺の好きだったものに泥を塗った。
だから誰だか分からない「オマエラ」の話は相手にされないし、「オマエラ」はこれからも嫌われていく。
楽しかったな。
原っぱでやった変身ごっこや登下校時のお話作りや何の気もなく口ずさんだ流行歌や一緒に絵を描いた時間も。
でも「オマエラ」は仲間じゃない。
残念だな。
オマエが本当の仲間だったとしたら、尚更だが。