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2014-12-19

自動ドア 押してください

ここに貼ってあるニトリ広告にそう書いてあった。

押した。

普通ニトリホームページだった。

なんとなくがっかり。店に入って行くような演出が欲しかった。

2014-08-25

好きな人匂い

カフェ勉強をしていたら、知っている匂いが流れてきた。昔、好きな人がまとっていた匂い

あの頃は何の匂いなのか分からなかったが今日分かった。香る程度のタバコ匂いだった。喫煙スペースの自動ドアが開くたび、その匂いが流れてくる。

の子タバコを吸わなかった。ということは、おそらく彼氏タバコ匂いだ。あの子彼氏同棲していたから。独特だけど嫌じゃなく、どちらかと言えば好きな匂いだった。なんとも複雑な気分だ。

同棲を始めてから彼氏と上手くいかなくなり、その頃から頻繁に会うようになった。仕事で顔を合わすことがなくなるのと同時に、会う回数は減っていった。

最近偶然聞いてしまったが、あの子は今、不倫好きの会社の先輩とよく会っているらしい。会ってくれなくなった理由を端的に示していて辛かった。彼氏との同棲もまだ続いているらしい。

離れて良かったと思っている。でも、あの匂いがその意味を知らない頃の自分の気持ちを呼び覚ましてしまった。ただ純粋に好きだった頃の気持ちを。

仕事辞めるかな。

2014-07-16

模試帰りに円光少女を見た。

一ヶ月くらい前のことです。暇なんで書きますオチ特に無いです。

6月頃、私は某模試を受けるために大宮まで行きました。まあそれはどうでもいいのですが。勉強していた割には化学の出来が悪かったので、モヤモヤした私は「せっかく都会に来たんだしピンサロでも行くか」なんて思って大宮駅周辺のできるだけ安いピンサロを探しながらとりあえず駅に向かうことにしました。

道中、冴えないおっさん地味な女子高生の二人組が前を歩いていました。親子かな〜なんて思いながら後ろを歩いていると、

いきなり冴えないおっさんが「じゃあ、死んじゃえばいいのにね。」なんて言い出しました。この一言を聞いて私の性欲はスーっと引いていき、その分この二人の関係などに対する好奇心が沸き始めました。ちなみにおっさんの発言に対して女の子は「そんなこと言ったら、本当に死んじゃうから。」なんて言ってました。怖い。

その後、おっさんは近くのセブンイレブン(イタリア料理店の向かいにあるところです。)に入りました。

なぜか女の子は外で待ってました。多分コンドームを買うためかな?このときおっさんじゃなくて女の子をずっと見てのでよくわかりませんが、、

その後、セブン-イレブンから出てきたおっさんと一緒に、レストラン側に歩いてきました。その隣?くらいにホテルありますよね、三文字の。女の子がそのホテルの前で止まって、「ここでいいじゃん。」って言い出したんです。来たな、と思いました。おっさんは、「ここじゃまずいよ〜。」って言ってました。ラブホテルの仕組みは知らないけど、確かに未成年と一緒には入れませんよね。

その後なぜかそのホテルの(?)駐輪場から女の子自転車を取り出して、おっさん一言二言交わしたら(聞き取れなかった)自転車に乗って何処かへ行っていましました。おっさんはそれを追うように、でも絶対に追いつかないくらいの速さで歩き始めました。

尾行すること十数分、大宮の某パー○シティ○○という、そこそこ高そうなマンションに着きました。もしかしたら親子で、普通にここに住んでるのかな、とも思いましたが、女の子自転車はなぜか駐輪場でなくマンションエントランス自動ドア近くに置かれていたので多分それはないです。その自転車には大宮駅西口二階云々と書いてあるステッカーが貼ってありました。終わり。

2014-06-01

5月31日大人の遠足

5月31日鉄分の濃い有志11人で「大人の遠足」に出かけました。

写真ありきの記述になっているので、時折意味不明なのはご容赦を。

集合まで

東京メトロ葛西駅集合ということで地下鉄東西線で行ったのですが、ほとんどの電車は水色のライン電車なのに、偶然にも東葉高額、もとい高速鉄道電車が。一般の人にはJR中央線に見えるのではないかと。

今日5月31日明日6月1日から都営地下鉄消費税転嫁のため値上げとなります。4月に一斉に足並みを揃えられなかったので、東京メトロはじめ通しのきっぷ(連絡きっぷ)を販売する各社は二度手間を強いられました。

東京メトロの案内ポスター。下の方には各駅間の運賃が掲載されていますがポスターとは思えないフォントサイズ視力5.0くらいなら読めるかも……

地下鉄博物館

首尾よく集合して、まずは東京メトロが運営する地下鉄博物館へ。

入場券210円。少し前に来た時は自動販売機PASMO非対応だったと思います。しかしこの自販機、使いづらかった。

スマホモバイルSuica)をタッチして、紙の切符を購入。その先には自動改札機が……やっていない。そしてさらに先には有人改札。なんだかよくわからないですが、切符を切ってもらうのはいものです。

チョキン。

入るとまず出迎えてくれるのが、丸ノ内線赤い電車です。側面には∞∞∞のような模様(正弦波:サインカーブ)がありますが、塗装ではなくステンレスなのです。ドアが開くところもちゃんと。

普通電車電気天井上の架線から取りますが、丸ノ内線などはレールの横にあるもう一本のレール(第三軌条:サードレール)から電気を取ります。SがShoe(シュー:集電靴)、FはFuse(ヒューズ)だったかな?そして電線の部分以外は「木」!確かにここが金属だったら車内で感電しちゃいますね。こういうマニアックな部分が「大人の遠足」ならではです。

営団マークマンホール

銀座線初代の電車。「運轉室」の「轉」がいいですね。

銀座線の集電靴。これは「木」とハッキリわかります。

銀座線の車内。電気が流れている第三軌条の切れ目では、昔車内が暗くなっていて、その時にこのランプが点いたそうです。

銀座線丸ノ内線しかなかったころの案内図。

ラインカラーがありません。

丸ノ内線新宿止まり。

溜池山王駅がありません。

銀座線銀座駅丸ノ内線は西銀座駅、別々でした。

表参道駅はまだ神宮前駅です。

丸ノ内線の車内。運転士側は箱に入っていますが、車掌側は開放的ですね。

日本で一番古い銀座線開業から「打子式ATS」という、赤信号を超えた時の緊急停止装置がありました。丸ノ内線では98年まで現役でした。

レールにくっついた白い打子が車体の弁のレバーに当たり、ブレーキ管の空気が吐き出されて非常ブレーキがかかります。

これはなんのためのものかよくわかりませんでした

副都心線開業時の記念PASMO開業直後は毎日「!」でしたね。

メトロ3本目の日比谷線開業パンフレット丸ノ内線新宿から先は「荻窪線」と言っていました。450億円というのは今のどれくらいにあたるのでしょうね。

東横線との直通は終わってしまいました。

お金を入れると通れる改札口です。実際に試せます(お金は戻ってきます)。

リコ式のつり革。RICO社なんですね。頭を打つと痛いです。

客室にあるドアの開閉装置車掌も客室にいたのでしょう。

日本人「たん」をはかなくなって随分たちます。「たばこものめなくなりました。まどは開かないので「かほ」や「て」も出せません。

春場所の案内。当時は11日間だったのでしょうか。

マネキンに何か貼ってあります。固定資産使用シールです。そこに貼らなくても……同行者はべつの場所で、遺跡からの出土品に貼ってあるのを見たことがあると言っていました。

中央線の旧万世橋駅リニューアルオープンしましたが、銀座線に「万世橋」があったのは知りませんでした。「時代の最尖端を行く雷門直営食堂」とはどのようなものだったのでしょう。

13号線(現副都心線)の工事中ポスター新宿七丁目、新千駄ヶ谷という仮称でした。

輸送指令室のシミュレーションコーナー。駅でのトラブルにどう対応するか。正解は写真の後に。

正解は「ドアを開けたのち……」でした。お客様第一ではありますが、ダイヤも守らなければいけません。

こういうのを見ると、もともとなんと書いてあったのか「き」になります。

東京メトロでの車内冷房導入は極めて遅く、銀座線丸ノ内線はスペース的な問題もあって、92年にようやく冷房車両が登場しました。長年、トンネル内の温度上昇を抑えるために、トンネルを冷房して、窓を開けるという形をとっていましたが、その点の展示は見つかりませんでした。

以前の案内表記。「国鉄線」というのが懐かしいです。

銀座線ルーツは、浅草新橋東京地下鉄道と、渋谷新橋東京高速鉄道です。こちらは東急総帥強盗、もとい五島慶太氏が率いる鉄道でした。地下鉄の父、早川徳次氏は経営権を奪われてしまいますが、営団東京メトロはやはり早川氏や東京地下鉄道を誇りに感じているようです。しかし、百貨店と一体になった渋谷駅は、東京高速鉄道ならではのものではないでしょうか。電車は「三越前」まで直通してしまうのですが。

図書室に立ち寄ります。営団地下鉄建設史は「東京地下鉄道○○線建設史」のような題名がついていました。年代が下るにつれて、東京の地下は複雑になり、半蔵門線大手町界隈の工事では各所と協定を結んだようです。

営団地下鉄電車スタイル制服などでなかなかの洒落っ気があったのですが、一風変わった「マナーポスター」も有名です。図書室にはマナーポスターをまとめた本もあるので、是非ご一読を。先ほどの空調に関しては「窓を開けよう」というポスターが何度も作られているのがわかりました。

こちらで少し紹介されています。

http://jipangnet.blog.fc2.com/blog-entry-101.html

クイズコーナー。博士コースはなかなか難しいです。

車体が動く本格的なシミュレーターもあります。写真撮影は自由だがビデオ撮影ご法度というのは、やはり警備対策なのでしょうか。

BOSEスピーカーで走行音も再現。

この「出口」は旧デザインですね。

葛西から東向島

さて、葛西駅から西葛西駅に移動します。またもや東葉車でした。通過待ちに一枚。

西から読んでも西葛西、東から読んでも西葛西

都バス「亀29」系統で亀戸までやってきました。駅は正面の白いのではなく右の茶色いビルでした(笑)

東武亀戸線。東急世田谷線のようにメディアで取り上げられることも少ない、知る人ぞ知るローカル線です。駅番号は「TS44」東京、もといスカイツリーラインの支線扱いです。

次の目的地はここ。

8000系電車が短い2両編成でやってきます。おでこに車体番号を書くのが東武流。

もちろん先頭に陣取ります(周囲の乗客の方、すみません)。

途中駅の「東あずま」。他の地名は無かったものか、と思うのは私だけでしょうか。まぁ、日暮里・舎人ライナーの「西新井大師西」駅よりはマシかもしれません。

「津覇車輌東武にあまり馴染みがない私には、初めて見る銘版でした。

4駅目で終点の曳舟です。たった3.4キロしか走っていません。ここで乗り換えます。

福島県会津田島駅まで向かう区間快速が通ります。このように、私鉄としては旅情を感じさせる列車が多いのも東武ならではです。

東向島(旧玉ノ井)駅です。この後昔の地図を見て、銘酒屋という言葉が出てくるのですが、そういう意味だったんですね。隣の駅の「鐘ヶ淵」は、For Beautiful Human Lifeカネボウ、鐘淵紡績のルーツだそうです。

東武博物館

今日遠足の最終目的地「東武博物館」に到着。

ドイツ有数の観光地ローテンブルクの背後にそびえる東京スカイツリー(R)。

なんと、ここでは東武博物館名誉館長の花上嘉成氏から、説明を伺うことができました。写真はSL B1形です。

デハ1形5号電車。この斜めの支え棒?も見どころの一つだったそうなのですが、よく聞き取れず、すみません

車内。やさしい明かりと二重天井ダブルルーフが特徴です。

窓のブラインドは鎧戸。

上の小窓も開きます。

扉は手動。ゴロゴロと重々しく開閉します。

正面は五枚窓。側面には「草淺←→井新西」の案内がありました。

アルナ工機に保存されていた5700系5703号(前面部)です。搬出、搬入には相当苦労したようです。

戦後まもない1951年昭和26年)の日光鬼怒川向け特急、5700形5701号(ネコひげ)。後のデラックスロマンスカー(DRC)の先輩です。前頭部は搬入後に改めて当時の姿に戻したようです。

車内の様子。シートは前後に方向転換できます。あまりの人気に「補助席」も用意されました。デッキには売店も。昭和26年ですよ?

となりの小学校では運動会土曜日に開催するんですね。実は中庭展示の車両は、小学校の校庭から搬入されたそうです。車両は重く、校庭を傷めてしまうため、校庭の改良工事があるわずかな期間で搬入しなければならなかったそうです。保存への熱意に頭が下がりました。

ロープウェイゴンドラは生憎見られませんでしたが、搬入の様子が。

東武博物館は動かない車両の展示(静態保存)だけではなく、東武鉄道から車両を買い取って、動く状態での保存(動態保存)も行っています。この列車は貸し切りもできるそうです。6両編成の堂々たる電車の貸し切り!

参考:http://tusrail.seesaa.net/article/394766310.html

東武といえばDRC(デラックスロマンスカー)。カットされていますが、車内に入ることもできます。シート間の間隔が広いことにビックリ新幹線に初めて乗った時に車両間のドアが自動だったことに驚いた人もいたでしょうが、実はこの自動ドアはDRCが日本初で、この車には「自動扉 AUTOMATIC DOOR」と書いてありましたが、宣伝文句は「○○○○ドア」だったそうです。

その後、博物館の奥の「ウォッチングプロムナード」。観察の小道とは?と思いながら階段を登って行くと、天井の低い、殺風景な、廊下とも部屋ともつかない場所へ。しかし右をみるとそこには窓が!

軽症「あ、スペーシアが通ったヽ(^。^)ノワーイ」

重症「いまの音は住友台車だね(`・ω・´)キリッ」

「いやぁわれわれ脚フェチにとっては実にたまらない場所ですなぁ」

模型のパノラマもありましたが、やっぱり東京スカイツリー(R)が……

浅草

東向島駅に戻り、東武浅草駅へ。後ろ2両のドアはホームがあるのに開きません。ホーム先端まで行くのは狭すぎるためです。

天ぷらの名店で打ち上げ

鉄道グッズをかけたクイズ大会が開かれましたが、難問ぞろいで、13問のクイズの1位は8問正解の方。

オーソドックスな難問

銀座線開業時に一番切符を手にしたのは?」

(答:原信太郎氏。原鉄道模型博物館で有名)

■ひっかけ問題

大手民鉄16社中、関東で一番営業キロが長いのは……」「東武!」「……ですが、では2位はどこでしょう?」

西武

京成

「正解は、東京メトロでした!」

東京メトロ大手民鉄というのを皆、見落としていたのですが、よくよく考えると営団時代から民鉄協に加盟していたわけで、酒が入っていたとはいえまだまだですね……

マニアック問題

日本で初めて貫通路に自動ドアを装備した東武DRC。その自動ドア名称は?」

マジックドア」

■無茶ぶり問題

「(私が利用する)井の頭線渋谷駅アベニュー口の営業開始時間は?」

「……アベニュー口ってどこ?」

他にも、参加者の方の最近武勇伝や懐かしい話を肴に、楽しい時間を過ごしました。

せっかく浅草まで来たので、浅草寺に寄って、雷門で解散。

おつかれさまでした。

2014-02-26

かい会社でさ、男子便所見てみろよ。

クソひとつまともに出来ない奴がいっぱいいるだろ。

 

左右開きの自動ドアじゃない、機械式で閉まる扉のしめ方見てみろよ

ドッタンバッタン閉めてる奴がどんだけいる?ほとんどじゃねーか。

 

男なんてそんなもんだよ。浮気うんぬん言う前に日常生活がとんでもなく雑な人間が多いから

ビジネス名刺交換の時はちゃんと礼儀作法ができても、それ以外でできてるかどうか見てみ?

2013-12-25

スーパーATMの列に並んでいた。

そこのATMは、ゆうちょ銀と地銀の2つが同居していて、中がとても広い。ATM室の中で行列するタイプだ。

しかも冬だ。外は寒い

ゆうちょ地銀もどちらも一人ずつ使用中だった。

いつもは、中で並ぶので、外で待っている人はATM利用者を待っている人がほとんどだ。

入り口自動ドアのところに微妙な位置に待っているおばちゃんがいた。念のため、そのおばちゃんに並んでいるのか聞いてみたら、並んでいるそうだ。

寒いけど仕方がないので、そのおばちゃんの後ろに並んだ。

入り口ひとつなので、どちらに並んでいるのかわからない。

ゆうちょ銀のATMを使っているおねえちゃんは、オクの送金をしているのか、スマホを使いながら、何件も送金していた。

3分くらい時間が流れ、地銀のほうが空いた。前のおばちゃんは動かない。

おいらと同じくゆうちょのほうのようだ。

寒いので中でならびませんか」と声をかけてみたが、おばちゃんは無言だった。

変わったマイルールを持っていると思った。

これ以上、かかわるのも面倒なので、おとなしく並ぶことにした。

この判断は、予期せぬ事態を引き起こした。

繰り返し必死ATM操作していたおねいちゃんがATMを出ようとしたときに間髪入れずして、別のおばちゃんが割り込んできた。

「あーあ」と心の叫びが声に出そうになった。

おねいちゃんが出るまで待っていたおばちゃんが、「私並んでいたんですけどと」とATMの前に陣取った割り込んだおばちゃんをけん制した。

並んでいたと気がつかなかった割り込んだ形になったおばちゃんもバツが悪そうに「並んでいないと思ったの」と必死にアピールしていた。

間が悪いのだが、分かりにくい並び方でマイルールを貫いたおばちゃんの後ろに並んでいたおいらも微妙な気持ちになりながらも、知らずに割り込んできたおばちゃんの後にATMを使った。

それだけ。無駄に神経使った。なんだか後味が悪い。

2013-12-14

http://anond.hatelabo.jp/20131214020544

なるほどね。

たぶん無人機攻撃を非難してる人の中には、自動ドアみたいにセンサーに反応したら即爆撃みたいなもの勘違いしてる人もたくさんいそうだ。


http://anond.hatelabo.jp/20131214091016

言ってる意味がよく分からないけど、個人的には無人機攻撃をこれからどんどん増やせば誤爆は確実に減っていくんじゃないかなと思う。

しかすると、既に無人機の方が誤爆率は低いんじゃないかとも言われてるし、機械進化することはあっても、人類視力認識能力進歩することはこの先たぶんないだろうし。

まあ他国が開発してるなら自分達も開発する、あるいは人道的に良くないとガンガン非難するかのどっちかだよね

無人機有人機の話とあまり関係ない気がするが、中東諸国が無人攻撃機を開発して他国を誤爆したら、中東誤爆は美しい誤爆とか言う人も出現しそう。

たぶん、中東が無人攻撃機を開発する技術力は未来永劫絶対にないと思ってるから安心してアメリカを叩いてるのかもしれないけど。

2013-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20131102174422

これは釣りなのか?

「門を閉める」と言う行為をしない人間がうざい、と言う意見には賛同するが、だがしかし、その後がおかしい。

一軒家ですら「門」がきちんとある家がどれだけあるか。

逆に、それなりに良いマンションなどであれば自動ドアだったりして勝手に閉まるもの

「門を閉める」と言う作業をしたことがある人が実際どれだけ居るか。

門を閉めない人種は、社会人になったらちゃんと閉めるようになるのか。

自分の家」として覚える事は少ないだろう。一般的にドアなど含めて「開けたら閉める」ということは覚えるが。

だが、増田が言ってるのはちょっとしたアパートで、門が閉まってようが開いて様が簡単に外から入ってこれる様なところだろう。

そこが開いてない限り外からは侵入できない、と言うきちんとした門なら閉める人も多いだろう。

ちなみに私自身は、母(門の無い田舎出身)が若い頃門を閉めない人種であったが、門を閉める人種です。

田舎の一軒家なんかだったら上に書いた「門が閉まってようが開いて様が簡単に外から入ってこれる」様な作りだろう。

開いてることによって外から丸見えになる、等、そういった事があれば閉める様になるかもしれない。

ただ、形だけの門の場合、敢えて閉めなくてもいいか、と言う気持ちになってしまうもんだろう。




田舎なら、昔は玄関のドアすら閉めないで暮らしてただろうし。そのお母さんの場合は、単に時代的にきちんと戸締まりしないと危険だ、という認識を持つ様になった、というだけ。

2013-10-17

マンションに想ふ

マンションエントランス自動ドアなのはよくあるけど、

各部屋のドアが自動ドアってのないよな?

これすげー面白いと思うんだけど。

各部屋のドアが自動ドアみたく横にスライドする方式なんて見たことないでしょ?

あと、忍者屋敷にあるような隠し部屋に繋がる、回転するドアとかね。

斬新でいいと思う。

あとは押したり引いたりじゃなくて、上下に開くドアとかね。

あとは、ドアという物体じゃなくて、ドア部分に目に見えない電流を流すとかね。

一見するとドアがないか物理的には通れるんだけど、

いざ通ろうとするとセンサーが反応して電流がびりびり!っと体に流れて通れねーみたいな。

ドアで思い出したけど、電車のドア部分を包丁みたいに細くするといいと思うんだ。

そうすれば誰も駆け込み乗車なんてしないだろ?

駆け込み乗車して挟まったらサクっと切れちゃうから

自動改札っていらなくない?

自動改札センサーけがあってカード勝手に記録が残されて、

あとは勝手に引き落とされる仕組みになれば

チャージなんかしなくていいし、自動改札の扉も必要ないし。

あーこんな夜中に何書いてんだろ。

早く寝よ。

おやすみバイビー。

マンモス眠ピー。

2013-04-21

第1夜 ポップンミュージック

俺は疲れていた。

二転三転したお店の選定、花束の準備、あいつの根回し。会場は人気店で、乾杯ビールが少し遅れた。遅れて参加した古参は、「こんなことならボクの推薦したお店にすればよかったのに」と、同じセリフをのべ三度申し述べ、その度に会場の空気を底冷えさせた。俺は笑顔をほほに貼り付け応対し、ビールジョッキを五杯空けた。ビールは嫌いだ。

やたらクラッシュする俺らの成果物。うだつの上がらぬ俺の評価。「3-」と書いた俺の自己評価シートを指差し、「マイナス3の間違いか?」と、上司ゲラゲラ笑っていた。気の利いたジョークのつもりか。

鬱屈した思いでつり革を握っていると、ピロンと携帯が震えた。

「営業のノジマです。ASAP明日の朝までにお願いし」俺はメールを読むことを放棄し、電源ボタンを長押しする。ネクタイを外した。

俺は疲れていた。

予定の降車駅の手前で降りた。まだ終電には間がある。少しだけ新鮮な空気が吸いたかった。よれたスーツで街を歩き出す。

「どうですか帰りに一杯?」・・・うるさい。

「オニーサン、マッサージィ?」・・・うるさい。

「さっ、キャバクラのご利用は?」・・・うるさい。俺の気は晴れない。俺の居場所この街にも無いのか。

ふと、ゲームセンターの前を通りがかり、気まぐれに自動ドアをくぐる。一時避難だ。

何年ぶりだろうか、ゲーセン

高校時代は、ストII予備校に通っていた時分は、バーチャファイター鉄拳。1フレーム単位の読み合い、思惑のやり取り、日々、開発される新しいテクニック。一度も話したことはない、「馴染み」の対戦相手の客たち。当時のオレはゲーセンには「何か」があるように感じられた。

就職した頃、馴染みだったゲーセンの前を通りがかると、「プリクラ屋」に変貌していた。UFOキャッチャープリクラの前にあふれる笑顔、優しさ。彼氏彼女。明るい店内。かつて「ギャラクシアン^3」が稼働していたこともある一階は、屈託のない笑顔に塗りつぶされていた。オレはゲーセンに行かなくなった。どのみち、時間もない。ゲーメストバックナンバーを処分し、俺はいしか社会人」になっていった。

このゲーセンは「プリクラ屋」ではないようだが、あの日の空気とはやはり少し違うもので満たされている。しかし、「行くあてどない、どこか弛緩した匂い」を感じとることはできた。「イラシャイマセ」ぎこちなく声をかける店員に反射的に笑顔を返す。まずは店内を一望してみるとしよう。

何やらロボットものの大型筐体の前を通りがかる。少し興味をそそられるが、こういうものをやり込む根気が俺にはもう無い。

レトロゲーム100種類が遊べます!」・・・いまさらパックマンペンゴでもあるまい。俺に懐古趣味はない。

鉄拳シリーズの筐体の前で足を止める。少し懐かしい気がした。だが、俺の知っている「鉄拳」とはすでに大きく異る別物のように思えた。「鉄拳」のインストラクションカードを眺めていると、学生風の二人連れがコインを入れ、CPU翻弄し始めた。

ぼーっとその鮮やかな手際を眺める。俺が彼に追いつくにはいくら必要だろうか?楽観的にみて、一週間の事前研究と、数ヶ月間に30,000円ほどの資本投入というところか。俺はそれほどゲームが上手いほうではないから、どうにか勝負らしくなるにはそんなところだろう。

しかし、仮に勝負になったとして、その先にあるものは何だろう。さらなる研究と、技の正確さの向上、日々開発される新しいテクニック。俺にとって新しい体験は無いように感じられた。しばらく画面を眺め、その場を立ち去った。

気がつくとまた入り口付近に来ていた。「音ゲー」と呼ばれているものが固まっている一帯らしい。デイパックの太っちょが目にもとまらぬ勢いで両腕を繰り出し、画面中に降り注ぐバーを消している。俺はギャラリーの間に割り込んでしまったらしく、少しいたたまれぬ思いで脇によける。

しばらくギャラリーの後ろに佇んでいた。ふと、振り向くとそれはあった。ポップンミュージック。誰も気に留めている様子はない。こういうのが俺向きかもしれない。俺は「音ゲー」をやったことが無いが、気まぐれに、コインを投入した。

オッケーイ♪」不思議世界が展開しはじめた。ちょっと毒の効いたデザインキャラクターが画面を飛び跳ねる。明らかに若者向けのキャラクターたち。今の俺は擦り切れたようなオッサンだが、不思議と、彼らに受け入れられたような気持ちがした。

キャラを選択する。「オッケーイ♪」なんだか、少し楽しくなってきた。一曲目が始まる。どうもボタン対応がうまくいかず、隣のボタンを叩いてしまう。タイミングも合わない。バッシバッシとボタンを強打していているうちに終わった。

まりスコアも良くないが、二曲目が選択できるようだ。どういうルールかまだ把握していないが、命拾いしたらしい。続いて二曲目を選択する。

やはりボタンを強打してしまう。これは良くない兆候だ。手前の緑、赤、緑を意識に入れ、ほかを「例外」として扱うようにイメージを切り替える。少し押し間違いが減った。余裕が生まれたせいかタッチも少し柔らかくなる。まだタイミングがあわず目押しのコツを探っているうちに終わる。やはりスコアはあまり良くないが、不思議と楽しくなってきた。

そうこうしているうちにゲームが終わる。続けざまに2コイン目を入れる。「オッケーイ♪」俺たち、もうフレだよね。そんな感じ。また少し、心が軽くなってきた。

2クレジット目はあまり上達を気にせずに、好きにボタンを叩いてみる。女々しくて女々しくてー、少年よ神話になーれ、つーけまつーけまつけまつげ。そういえばカラオケも何年も行ってなかったな。

3コイン目は入れず、店を後にした。深呼吸し、空を仰ぐ。まだ終電には間がある。一駅だけ歩いてみることにした。

ポップンミュージック、いいじゃないか

たまにはこういうのもいいもんだ。

スーツを肩にかけ、歩き出した。

2012-08-05

前半はいいこと書いてたのに

http://d.hatena.ne.jp/kotorikotoriko/20120805/1344130474

最後の例え話で台無しに。

でも本当に全力を出すのが偉いんでしょうか?

無気力新入社員部長のオッさんが、なんでもかんでも全力でしろって説教をしたといましょう。

そしたら新入社員が感動して、出社の時点で全力投球、見かけた電柱全てにタックルして、右の方の骨が折れたら、左の肩で突っ込み、左の肩が駄目になったら頭突きをして頭蓋骨陥没、両足も砕け這うように出社した瞬間に残った両拳でコピー機を破壊すると口からブクブク泡をはいて速攻入院、もちろん部長も全力でお見舞、自動ドアが開く前にガラス破壊して侵入、両手にメスを持ち新入社員を殺しに行けば監獄送りで、ただの複雑な同性愛です。

あなた方の主張はこういうおかしなことですよ。だからあなた方の主張は間違ってますよ」

という意図で出した話なんだろうけど、ありえないレベルの例え話をしたせいで、

「私はあなたがたの主張をこんな風に捻じ曲げて捉える残念な頭の持ち主です」

という主張の材料しかなってない。

自分もよく例え話を使うから他山の石として覚えとこう。

2012-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20120518175815

理由はいくらでもあるが、

電車のドアは停止装置と連動しており、開けると電車が停まるようになっている

電車のドアは添乗員/乗客が開け閉めしており、自動ドアではない

・朝のラッシュ時等に薄いものが挟まった程度で開いていたら電車の運行に遅延が生じる為

そもそも乗り物のドアで自動ドアになっているものは無いと思うが?

2012-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20120317232021

最初投稿主だけど

ロハス好きな人には、そのほうが確かにウケるかもね。自然っぽかったり、仕組が体感できたり。

一方で、不特定の人が使う場所では

今の電気式に日本人みんな慣れてるから、速度とか変わらないほうがウケは良いと思うなぁ

市中の現行の自動ドアが変に高性能すぎるって面もあるとは思うけど。

たとえば自然食かいろいろあるけど、マズかったりしたら幻滅する。

マズくても自然環境によいから食えってのを世間のみんなに求めるのはちょっと酷だからなぁ

いいとこ取りで

良い面だと思ってくれる人たちが多いところでなら、ゆっくり動くのはかえってアリになりそうね。

電気を使わない自動ドア

JR の車内動画でやってた。

http://www.cosmotec-kk.jp/pc/free03.html

叡智だぞ。

こういう「電力不要」な製品って、「エコ」への効果だけではなくて

電源の届かない場所に使えたり(海の家とか山小屋の掘建てとかでも)、

リフォームなんかで配線いじらなくても設置できたり

利点がいろいろ出てくるんだよな。

個人的には公共トイレに導入してほしいぞ。

風や視線をさえぎるために、扉は有用からな。

そういえば、数十年前にゼンマイ式ひげそりってのもあったな。

エーシーで流れてたっけ。

2011-05-07

ジョエル・モキア 「THE LEVER OF RICHES」 (http://amzn.to/iPSsCV)

・1990年刊。直訳すれば「豊かさのてこ」だが、内容を勘案して邦訳するなら「技術革新文明史」かな。日本にはあまり紹介されていないが、著者は経済史分野では世界的に著名な研究者。「THE LEVER OF RICHES」はその代表作で、世界経済史に対する独自の解釈と、包括的サーベイとしてのまとまりのよさを両立させている名著だ。

・「なぜ近代技術革新西洋(特にイギリス)で起こって、他の国々ではなかったのか」がテーマ。この問題を解明するためにまずは過去2500年分の人類文明史を振り返って検討する。次に、このテーマについて検討する。

西洋世界の勃興に関しては、様々な人が様々な観点から評論しているが、本書では技術革新というファクターを重視する。なぜならば経済学研究がしめすように、技術革新こそが経済成長の主たる要因であったからだ。イノベーションは、労働資本などの具体的な資源制約とは無関係に人々の富を拡大させる「フリーランチ」なのである

古代(B.C.500~A.D.500)。ローマギリシャ、ヘレニズム文化の時には革新的な発明はあった。たとえば紀元前活躍したアレクサンドリアのヘロンは今でいう蒸気機関自動ドア自動販売機に近い装置発明して、オーパーツとすら言われている。しかし、そうした発明の多くは未発達のままにとどまったか破壊されたか、忘れられた。ローマ人は高度な文明をもっていたと言われるが、その技術はかなり未発達で、革新速度も遅かった。

中世(A.D.500~1150)。農業面での革新は、農業効率を向上させる重すきと三圃制。エネルギー利用も多様化し、水車や風車も工具の研磨やビール醸造や皮のなめし用などいろんな分野で使われた。11世紀の南イギリスには、50世帯にだいたい1つは水車があったというから驚きだ。馬や船はそれまで戦争の道具としてつかわれていたが、商業目的にも利用されるようになった。そのため蹄などの馬具の改良や積載能力の向上が図られた。

・紙は西暦100年頃に中国で生み出され、イスラム社会には8世紀頃に到来し、西洋にはそのあとに伝わった。時計や冶金などの金属加工技術も、東洋西洋への技術移転の流れだった。この頃は自らがあみした技術というよりも、ローマ期の技術の遺産か、東洋技術を拝借したもも多かった。ヨーロッパ世界はそうして先進技術を異文明から柔軟に吸収し、それを自己流に応用していた。ヨーロッパ中世は停滞といわれるが、実はその後の技術発展に向けた種まきがされていた時代でもあった。

近世(1500~1750)。ヨーロッパ技術レベルはだいたい1500年頃に中国など東洋文明圏に追いついた。その後、中国などとの差を徐々に広げていった。この時期のヨーロッパは、若干の航海術の発展と、トマトポテトなど新たな作物の導入などぐらいで大きな技術革新はなかったが、人々の間で技術進歩可能性を信じ始めた時代でもあった。(※言っておくとグーテンベルク活版印刷(1450年)なんかは世界史的にみると革新的ではないから。紙への印刷(木版)は7世紀には中国で始まっていた)

近世期は技術ブレークスルーというよりも国民国家の発達が、その後の近代技術革新を準備したことの方が大きかったかもしれない。たとえば今でも有名なリヨンにおけるシルク産業の発展はもともと、ルイ11世がイタリア専門職をそこに住まわせたことに端を発する。このように各国のトップは次々と、産業振興策を打ち出した。他国から有能な専門職人材を呼び寄せるだけでなく、新しい技術奨励するため補助金を与えて開発を促し、寡占を奨励した。また特許権の制定もこのころなされた。たとえばイタリアベニスでは16世紀には特許権がある程度は普及していたと言われる。もちろん、こんな”民間活力”をいかした技術進歩奨励なんかは、イスラム社会中国社会では到底考えられないことだった。

近代(1750~1830)。そんな下敷きをすでにひいていたから、この頃、次々と新たな技術が実用化されたのは自然な流れだった。むしろ、この頃には、まったくのゼロから生まれた技術なんて何一つなかったと言っても言い過ぎではないかもしれない。たとえば、ワットが蒸気機関発明にはたした役割はせいぜいコスト低減や耐久性向上などの実用的な貢献であって、蒸気機関の元アイデア自体は17世紀ヨーロッパにすでに存在していた。ただ、そうした数々の新技術の卵が社会全体に広まったことに大きな違いがあった。繊維産業で言えば、教科書でも取り上げられているような数々の綿加工技術機械化による生産性向上はめざましく、イギリスにおける綿布の値段は1780~1850年の間になんと85%もダウンしたという。

蒸気機関の発展・普及によってその後から熱力学が生まれたようにその頃の技術とは、科学的知見を基礎としたものではなくて、もっぱら経験的にもとづいて進められたものであった。1850年より前は、科学技術は別の存在だったと言ってよい。1850年以降、科学数学物理学技術分野に本格的に応用され始めた。

技術革新自体はランダムとも言える現象で、特定の新技術がなぜ他でもない西欧でおこったかを具体的に説明するのは難しいが、どんな条件が西洋近代の飛躍的革新可能したかを検討するのは意味のあることだろう。もちろん「必要は発明の母」なんて諺を持ち出す気はない。当然、革新技術ニーズはいつでもどこでもあるのであって、要はそのニーズ発明によって掬い上げ、実用技術として広めるのに、何が効いていたのか、である

・「化石燃料資源豊富さや、地理的要因」に西欧世界の勃興を求める「環境決定論」はナンセンスだ。たとえば北ヨーロッパはよく雨がふるから水車の技術が発達したという意見がある。しかし、これではなぜ水車がイギリスでよく普及したのにアイルランドはまったく普及しなかったかを説明することはできない。同じようにイギリス国内にあった豊富石炭資源産業革命可能したという意見がある。しかし、そもそも石炭資源を上手に利用出来るようになったこと自体が技術革新の果実ではなかったか。この説明は物事の原因と結果を取り違えている。木炭資源の枯渇による価格上昇がイギリスでの石炭利用の革新をもたらしたという議論もある。しかし、木炭から石炭への代替自体は16世紀からすでに模索されており、部分的に成功をおさめていた事実を無視している。第一、その頃の中国だって森林資源は枯渇していたのに石炭利用は19世紀になっても進まなかったではないか


・「産業革命前の科学技術の発展」を求める意見もある。しかし、前もいった通り(真理や総合的把握を求める)サイエンスと(実用を求める)技術は1850年以前にはほとんど別々のものだった。たとえば製鉄法や食料保存法などの技術は人々がその仕組みを把握するずっと前から使用されていた。発明家科学の知識はなく、科学者は実用の世界に降りてこなかった。両者の融合が始まったのは1850年ごろからだ。たとえばトマスエジソン科学的知識がなかったため、自己インスピレーションを補強するために数学者を雇った。

・むしろ重要なのは技術にたいする政治社会の寛容さ。人々が技術進歩に向けて継続的に取り組めることを社会が担保できているかどうかにある。この意味において、専政的政治制度よりも多元主義的なものの方が好ましいダグラスノースの言う所有権の制定も、この意味では一面の真理がある。

中国西欧比較した場合、その差は際立つ。それは、中世まで技術リーダーだった中国近世になって急速に停滞した理由を説明する。中国はもともと”one-party state”で、技術進歩は漢の時代からほとんど”お上”主導で行われていた。宗の頃は農民の創意工夫活動を促すための金融インセンティブも行われていた。しかしこうした活動は近世から弱まっていき、清の時代になってから中国政府技術進歩につながるような政策(度量衡の基準化、商業法、警察道路)をとりやめてしまった。一方で社会的にも明(14c~17c)代からとくに中央集権的要素を強めていき、多様な民の活力はまます脇に追いやられた。このために中国の歴史には、新たな技術が十分に伝播しなかった例で溢れている。たとえば複数の車輪を搭載した紡ぎ車はカラムシ繊維産業では見られても、それが綿産業に伝播することはなかった。社会構造の上部に官僚があり続けたこともまずかった。成功して裕福になった実業家はだいたい子供官僚機構に入れたがり、天才エリートが(一般的にコンサバな立場を好む)官僚機構に吸い込まれていった。

・これに対して欧州はちがった。前述のとおりヨーロッパ技術開発は民間が主であって、政府は従であった。第一、(言語宗教、生活様式や歴史などいろんな意味で共通点があるにも関わらず)複数の国家が乱立し中国のような中央集権はなかった。それぞれの国が富を張り合っていたから、結果的に技術世界でも競争が促された。人の移動も頻繁だった。だから技術の才ある人は、彼の国で抑圧的な政策が取られたら、別の国に移るだけでよく、西欧全体で見たら一つの技術は断絶せずに繋がりを維持することができた。こうした好条件にある社会西欧を除いて他はなかった。まさしく、世界技術リーダーになるべくしてなったと言えよう。

http://twitter.com/#!/zaway/status/66580272551968769

2011-01-09

佐天さんの能力シリーズ

佐天「自動ドアセンサーが反応しなくなる能力かぁ」

http://2syokan.blog.shinobi.jp/Entry/1215/

佐天「上条当麻幸せにする能力かぁ…」

http://morikinoko.com/archives/51522807.html

佐天「無意識に『ちんちんかもかも』と発言させる能力、かぁ…」

http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1281967039-0.html

佐天「万物を捻じ曲げる能力・・・?」

http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1292331966-0.html

佐天「カンチョーした人と中身が入れ替わる能力かぁ・・・」

http://ss.saloon.jp/archives/4229

佐天「恩を仇で返す能力かぁ・・・」

http://blog.livedoor.jp/toaru_ss/archives/1666300.html

佐天「能力を真似する能力、かー……」

http://logsoku.com/thread/raicho.2ch.net/news4vip/1292188399/

佐天「妄想を強制的に語らせるSPECかぁ……」

http://punpunpun.blog107.fc2.com/blog-entry-2028.html

なんかもっといっぱい読んだ気がする。

2010-02-26

むなしい

電気工事士3年目。

先週行った現場が偶然昔の同級生の家だった。

学生マンション?っていうのかな、

自動ドアが付いててインターホンもあっていいとこ住んでるなー

っていうか部屋広っ

暫く作業してたらそいつが

「あれ?もしかして○○」とか言い出した。

うわ、最悪。

でもまあしゃーねーから

「あ、××かー、久しぶりー」ってあわせた。

正直もう会いたくねーわ。

就職してから数年。

大学とか専門行ったやつからは、

女の自慢、セックスの自慢、旅行の自慢、そんな話ばっか。

こっちが言えるのは職場のドロドロした愚痴ばっかで話してて辛いわ。

つーかこいつんち、明らかに女出入りしてるわ。

部屋の感じですぐわかるわ。しね。

俺が先輩に怒鳴られながら年下の客に敬語で喋って襤褸切れみたく汗だくで働いてる間、

こいつら空調の整った温室でわいわいキャンパスライフ楽しんで適当に女はめて遊びとかわらねーバイトして「仕事疲れたわ」とか社会人ぶってでも結局ゼミとかコネでいいとこ就職して先に就職して頑張ってた俺ら高卒ゴミ扱いしながら高給とっていい暮らしをするんだろ?

おれ大学いきたかったわ。

つーか、行けたらいくわ。

家は兄妹多いからまあ仕方ないっつったらそうだけど、

今の人生辛すぎて頭おかしくなるわ。

おれの楽しみなんて、ツケで近所のフィリパブ行って外人弄ることぐらいしかねーし。

最近じゃ自分の現状に寂しくなるの通り越して、何に対しても無関心になってきたわ。

そーいや、同じ高卒就職組みの奴らとこの前あつまったけど

殆ど辞めてたな仕事

まあ当たり前だろ。

高卒が入れるとこって特殊職いがい誰でもできるような簡単なもんばっかだし。

しかも薄給だし底辺だしこんなつまんねーことねーわ。

つーか辞めてなかったやつって俺と、どかたの奴(給料いーらしい)と、宅急便の経理の女くらいだし。

工場組み全員辞めてたのはふいたわ。まあ、予想通りだったけどな。

まあでも仕事自体は嫌いじゃねーんだわ。

馬車馬のように働く感じが結構すきなんだわ。

でも高卒で即就職って自分の可能性圧倒的に狭めた感じがするわ。

何かいまのままいたらおれの伸びしろみたいなもんを捨てちゃう感じがするのよね

すげー嫌だわ。でも仕事やめると即プアになるからできねーし

何だろうこの苦しい感じ

これがあと40年ぐらい続くのって辛くね?

結婚もこのまま行けば職場の誰かの紹介とか・・まあ電工にくる嫁なんざしれてるけど

ガキが可愛そうだわ。

大学までいかせれるかわかんねーし、家族抱えて生きるとか想像もつかねーわ。

何か俺の人生スゲー下降していってる気がするわ。

高校までは学生の括りで差が見えなかっただけかもしんねーけど、

ホント人間なんて平等じゃねーわ。

平等論といてた左翼教師とかマジでチンカスだわ。

むかつく、もういや。

でもさ、こういう愚痴も結局フーゾクいって一発抜いたらまた頑張ろうみたいに何だろな

あー、むなしい

2009-10-27

http://anond.hatelabo.jp/20091027120936

その辺は人感センサとかで頑張ったらいいのかな、と。

自動ドアでもできるんだしエレベータでもできるでしょ。

でも、そういう設計思想は別に否定はしません。

2009-09-25

東京の人が田舎にきて驚いたこと

  1. 交通
    1. 電車がこない
    2. 夜0時代の終電がない
    3. むしろバス一日5本だの、終バス16時だと・・・?ざわざわ
    4. 自動改札でない
    5. 虫がモリモリ車内にいる
    6. 自動ドアじゃなくて、どう下車したらいいかあせりまくる
    7. 一駅の区間が異様に長い
    8. 駅改札が無人
    9. 二両編成
    10. 車内の携帯弄り率ゼロ
    11. 線路内に人が立ち入り

計画もなく遊びで都内を移動する際に、乗り換えの時間電車の発車時刻をあまり考えないで移動して遊ぶけど、

田舎では時刻表を見て計画立てないと下手したら家に帰れないね。

  1. 地理
    1. 山川海、田畑、家がない
    2. コンビニがないってレベルじゃない
    3. 店すらないので食料品を買っておけばよかったと後悔
      • 山奥行って牛乳が飲めず、三日後に家で牛乳飲んだら腹下した。
    4. 静か、虫、空綺麗
    5. 物価が物によって下手すると高い
    6. 大概駅から遠い
      • 都内だと駅からぶらり旅やらちい散歩気分で色々行けるが、田舎の「最寄駅」は信用出来ない
    7. 不良漫画に出てくるようなヤンキーが実在する
    8. 猿出没、熊出没注意

虫が多かったり、時代のずれてる人がいたり、駅から遠かったり、そもそも駅から交通手段がなかったり、

なんとかなるさ!で行動してなんとかならない。

  1. 言われて驚いたこと
    1. 空気汚いね」
      • その状態で育っているので普段自覚がない。田舎に行って初めてそういわれる訳がわかった。
    2. つるかめ等のスーパーの安さに「怖い、危険なものに違いない」
    3. 「塾行くなんて!!」

2009-07-21

平川哲生「川の光リアルタイムtwitterコメンタリーまとめ (1)

Mon, Jul 20
  • 07:59 幸か不幸か起きていますので、アニメ川の光再放送に合わせてtwitterコメンタリをやります。どこまで書いていいのやら、なにを書いたらいいのやら……。タイピング速度もあるので、ちょっと下準備をしておきます。
  • 08:00 remove覚悟の上で連投します。最初にあやまっておきます、すいません。
  • 08:30 ニュースの放送中ですが、のんびりと、アニメ川の光』のtwitterコメンタリをはじめます。原恵一さんには「すべて正直に言え/書け」と言われているので、たぶん、ぶっちゃけ話もします。
  • 08:31 アニメ川の光』は、6月20日の本放送、28日のBS再放送今日は再々放送になります。本放送の視聴率はふるわなかったのですが、反響の多さから、このような短いスパン再放送になったと聞きました。涙がちょちょぎれるほどうれしいです。みなさま、ありがとうございます。
  • 08:32 まずはじめに、演出未経験の私がなぜ監督に抜擢されたか? メディアでは「原恵一さんの推薦」と語られていますが、本当は茂木プロデューサーの推薦です。原さんは「茂木が言うなら」という感じだったとのこと。私が言うのもなんですが、無謀にもほどがあります……ありがたいことですが……
  • 08:32 演出協力の原恵一さんは何をしたのか? シナリオ打ち合わせに出席して、私の絵コンテをチェックしました。通常のコンテ・チェックは監督が絵・セリフト書き消して直しますが、原さんはメモを残す。たとえば「こんなセリフはどう?」とか「アオリの構図がいいのでは」など。
  • 08:33 その後あれこれ相談して、私がコンテを清書します。全930カットのうち、原恵一チェック後に修正したのは、だいたい50カットほどだったと思います。放送後、私が「作品に原さんのテイストを感じた人が多かったみたいですよ」と伝えたら、原さんは複雑な心境だったようです。
  • 08:34 とはいえ原恵一さんの役割は小さくありません。私はチェックに通るコンテを意識したので。1カットだけ流背(専門用語です)を使おうと思ったら、「これキライ」とメモが書かれていて笑いましたw。キライって……。あとNHKエンタープライズ・廣岡篤哉さんのコンテチェックにもお世話になりました。
  • 08:35 脚本吉岡たかをさんが第三稿まで、私が第四稿を書きました。第四稿は絵コンテを想定して、プロット整理やセリフ改変など、大幅に書き換えたため、部分的にシナリオ打ち合わせの内容を無視する形になってしまい、いろいろ申し訳なかったです。この作品台詞ミス(後述)は私の責任です。
  • 08:35 はじまった!
  • 08:35 冒頭から音楽がいいですねー。レコーディングに立ち会いましたが、栗原さんはその場でがんがん楽譜を修正するんです。音のニュアンスもどんどん変える。楽器奏者はそれに柔軟に対応する。鳥肌モノでした。私は8トラックMTR宅録少年だったので、夢の現場でした。
  • 08:36 原恵一さんも言ってましたが、この作品シナリオ打ち合わせは、とても良かったと思います。アイデアがたくさん出て、それを可能なかぎり活かすようにしました。私は初監督なので知らないのですが、生産的でないシナリオ打ち合わせも多いとのことです。
  • 08:36 動物といえば「丸くなる」作画! でも、これは実は原作どおりだったりします。
  • 08:36 75分の作品なのでB級の系譜は少し意識しています。シーゲル、リュイスなどですね。結果、フォードホークスへのいびつな愛情のしみこんだ作品になったと思います。宮崎駿さんへのいびつな愛情もあり、お父さんのヒゲいじり癖は、これです http://tinyurl.com/kmxl8z]
  • 08:37 こういうところは演出家にとっては大問題ですが、視聴者の方はぜんぜん気にしなくていいと思います。いちおう、せっかくなので、書いておきます。ただ、やっぱり、この作品の演出は映画っぽくはないですね。当時の私は、CMなしのテレビ75分を見せきることを意識していたんだと思います。
  • 08:38 いやあ、声優が豪華ですねー。お父さんの台詞「お前が食べ過ぎなきゃね」は原さんのアイデアですよ。
  • 08:38 ペットボトルあたりの美術男鹿さんです。ふつう背景は美術ボードに似せるものなんですが、もう完全に男鹿流ですね。すばらしい。ありがたや。美術監督稲葉さん、日野さんは「男鹿さんの絵はまねできない」とか「あの絵は、音楽ライブみたいに、再現不可能」と言ってました。
  • 08:38 うう、書いてると見れない。見ていると書けない。コメンタリってむずかしい……
  • 08:39 画面がロングショット主体なのは理由があります。アップ主体のネズミ目線は、地面などの一部しかフレームに収まらず旅の感じが出ないこと。ネズミ目線が面白いのは20分が限界ということ。『ガンバの冒険』の手法を避けること。作画が楽なこと。結果的に美術の負担が大きくなってしまいました。
  • 08:40 金田朋子さんの熱演が! 人差し指くちびるにあてて、ぶるぶるさせて「ぶくぶく」の声を出してました。
  • 08:40 滝に落ちたチッチが浮かび上がって、タミーに助けられるあたりの原画は、加藤寛崇さんです。制作さんに「ちゃんとチェックしてください」と笑われ、私は「完成画面で楽しむからいいのだ」と答えたほど、ノーチェックで通せる、すばらしい原画でした。作画マニアは要チェック。
  • 08:41 現実のタミーは来客に頭からどーんと突っこんでくるお転婆な犬なのですが、平野綾さんはその感じをうまく出してますね。かわいい。タミーは最初・中ごろ・最後と短い出番ながら、印象に残ってもらう必要があったので、華のある平野さんにぴったりだったと思います。
  • 08:42 レイアウト、アイレベルが変だったりしますが、わざわざ変な感じに描いてください、と指示した結果だったりします。数えてませんが、レイアウトは6割くらい自分で描いたと思います。
  • 08:43 Aパート絵コンテの軸がぶれてます。まだスタイルというか、基調というか、トーンというか、そういうものを模索しているような印象。旅立つまでに14分しか使えなかったので、詰めこんでるのは仕方ないとしても、構図、カット割り、いま見るとつらいです。出発したBパートからマシになるような……
  • 08:44 山寺さんのお父さんはいいですねえ。少し頼りないけど、やさしいお父さんの感じがすばらしい。山寺さんは、あっという間に指示に対応できて、プラスアルファで演技を加えてもらえるすごい方でした。私は、山寺さんなら『御先祖様万々歳!』の多々良伴内の役が好きです。
  • 08:45 「川はタータの母だった」と原作では地の文で直接描いていますが、どうやってアニメ化すればいいのか、迷いました。結果、ごうごうという母体のような音にしてみました。こういうのってむずかしいですね。
  • 08:45 木が切られるあたりから、夕方まで、原画は黒柳トシマサさんです。若いし、うまいし、イケメンだし、まったくもってけしからん原画マンです。ありがたや。
  • 08:46 爺さんネズミ役は青野武さんですよ! なんという贅沢! マイケル・ペイリン! 青野さんの声は「きこりの歌」つながりで、この直後の切り株の場面に進む伏線なのです(嘘)。
  • 08:47 環境破壊はいま、たくさんの説が入り乱れている状態で、とてもアニメでは扱えません。もし扱うとしたら、ロンボルグ的な視線も入れて「近視眼的にならないよう、真剣に考える必要がある」くらいの主題になると思います。問題意識は高まっていくでしょうし、これから扱われるべき大きな主題でしょう。
  • 08:47 護岸工事環境破壊か? 答えはNOだと、視聴者の私は思います。監督の私は、巣が壊されるショックを描くために、悪者あつかいする必要があると考えていたようです。
  • 08:49 折笠富美子さんのタータはいいですねー。原作はタータが主人公なんですが、アニメはチッチの活躍が増えてます。が、折笠さんの演技で、タータが前に出てきたように感じました。
  • 08:49 三匹が並んで走る場面(3カット兼用)と、イタチに襲われる場面の原画は植村淳さんです。ありがたや。ネズミの走りは、急ぐときは2コマ中2枚、通常は3コマ中2枚。動物の走りはパターンが少ないので、ガンバに似ています。植村さんのところは2コマ中3枚で、空中ポーズが入ります。
  • 08:49 ちなみに原恵一さんは、当初、このイタチを中心にした物語を考えていたようです(原作にもある)。それじゃガンバになってしまう、という理由で、いまのような形になりました。それくらいガンバは恐ろしい作品なのです。アニメ史に向き合うなら、これ以外の選択肢はなかったと思います。
  • 08:49 夜、根で三匹が寝ているカットは、写真をそのままレイアウトに使ってます。写真レイアウトに使ったのは、自然物では、ここと冒頭の川の3カットのみ。バス車内はさすがに写真レイアウトが多いですが、ほかは基本的に写真は参考程度にしました。
  • 08:50 自転車のかげに隠れて走り、猫を避ける部分は、某映画からアイデアをいただいてます。
  • 08:50 チッチの「え~、もう旅行おしまい?」という台詞は、原恵一さんのアイデアをいただきました。前述の「お前が食べ過ぎなきゃね」といい、なんか、原さんらしいですよね。
  • 08:51 ドブネズミたちに会ってから、チッチが転ぶまでの原画は、石井邦幸さんです。丁寧な仕事ぶりで助かりました。かなり立体的に描く方で、ほかの原画とは耳の形などがちがいます。
  • 08:52 ドブネズミたちについて、原恵一さんは「聞き分けのない乱暴ものが良い」と考える。私は「話せば通じるやつらであってほしい」と考える。ここらへん好対照ですね。いろいろ話し合った結果、原さんの方のプランにしました。
  • 08:53 クマネズミは、人間を利用して、レストラン自動ドアを出入りするみたいですよ。能力が高すぎる。
  • 08:53 つるや食堂は、松浦さんの小説半島』から名前をいただきました。『半島』に登場するつるや食堂はもう少し小ぎれいだと思うんですが、アニメではネズミが出てきてもおかしくない、時代がかった建物にしました。
  • 08:54 ドブネズミがトリモチにかかるアイデア原恵一さんのものです。
  • 08:55 赤い郵便ポストあたりは、レイアウト、BGの兼用を考えて脚本を書いてます。涙ぐましい……
  • 08:55 まあ、ぶっちゃけホークスです。
  • 08:55 子供たちが排水溝を泳いだり、グレンに誘われるまでの原画高野登さんです。私は高野さんの原画が好きなんですよ。ベテランの風格といいますか、シンプルかつ的確で、まちがいようのない原画、撮影指示、タイムシート。完成画面では伝わらない部分ですが、とても頼りになるうまさです。
  • 08:56 ベテランの風格は、この作品では、山内さん、高野さん、山崎さん、小野さん、寺田さんの原画で見ることができます。ありがたや。作画マニアの方々は、作画の実作業を経験してないと判別がむずかしいのですけど、ぜひこういう原画のうまさにも注目してみてください。
  • 08:57 横向き歩きのリピート作画、スライドは、単純ながらいちばんのリテイク回数でした。前足にあわせると後足がすべり、後足にあわせると前足がすべってしまう。むずかしいもんです。
  • 08:58 図書館のCパートは、鏡・ガラスモニタピアノ、逆さまの本『川の四季』、逆卵型の下水道。ねちっこく反転・反射を描く画面構成です。主人公たちが屋上に上がるまで、カメラ建物の外に出ません。図書館は窓ガラスポイントになるので、モデル杉並区図書館にしました。
  • 08:58 グレンの登場から別れまでが約11分です。テレビシリーズの半パート分。短い場面ですが、大塚明夫さんの演技がすばらしく、印象に残るキャラクターになったと思います。ちなみに原作のグレンは、ソシュール以後のポストモダン社会に生きる人間の苦悩を理解しているような、賢者ネズミです。
  • 08:58 収録は一日で終わらせる強行軍でした。お昼の弁当休みも早くすませよう、「30分くらいか?」と話していたところ、大塚さんがあのいい声で「15分だ!」と勇ましく叫び、笑いをとってました。大御所声優さんたちは、技術も一流ですが、現場の雰囲気づくりもすごいんですよね。勉強になります。
  • 08:59 大塚さんマジでかっこよすぎるぜ……
  • 08:59 鏡やモニタに映るグレンは、やっぱりアングル的におかしいですね。絵コンテに「おかしいですが堂々とやりましょう」と書いたのは自分ですが…。当時の私は、リアリティに足を縛られて窮屈な演出をしてはならぬ、などと考えていたんでしょう。視聴者の私は全体的にそういう傾向を感じました。
  • 09:00 原作のドブネズミ帝国が削られてしまったので、いちおう「なかにはいいやつもいるんだ」という台詞を入れました。ここらへん、面白いところなんで、ぜひ原作もお楽しみください。
  • 09:01 グレン大塚さんと、タータ折笠さんのからみは抜群ですねー。いいわー。
  • 09:01 「そうなんじゃないか」とか「そういうことなんじゃないか」は、松浦寿輝さんの作品にたびたび登場するので、グレンの台詞にしてみました。
  • 09:03スネークならダンボールに隠れるはず」という感想に笑いました。勉強不足でしたw。ただ、ハンカチに隠れるのは、バスの場面でタオルに隠れる伏線です。
  • 09:04 チーズケーキ番長なのに、ショートケーキを出しちゃって申し訳ありません。チーズケーキって絵にならないんですよね……。まあ、食べるほうとしてはそこがいいんですけど……
  • 09:05 給水機は原作になく、水の音、母の音、抱きつくタータ、川への思い、みたいなことをまとめて表現しようとした結果です。ここらへんはコンテを描いてうまくいったかも、と思いました。
  • 09:06 大塚さん……。
  • 09:07 シンメトリーの構図は、右を描けば左は反転してトレスできる、一枚描けば裏返しトレスで別カットも完成、という効率重視のために採用してます。みみっちいですね……
  • 09:08 図書館からの大俯瞰のBGは5回くらい兼用します。大変なカットはとにかく使いまわす。エコロジーであります。
  • 09:09 逆卵型の下水道、ここの背景は稲葉さんの担当です。描きこみすぎ!ありがたや。
  • 09:10 「あの雫が落ちたら」あたりは原作にありません。原恵一さんに「別れの場面をもっとじっくり」と言われたので、あれこれ迷って、こうしてみました。
  • 09:10 下水道プラットフォームあたりの背景は草薙の方が担当です。とくにマンホールがかっこいい。「クオリティが高くて驚いた」と美術監督の若いふたり、稲葉さんと日野さんも言ってました。私も上がりを見て驚きましたね。ありがたや。
  • 09:11 鉄砲水あたりの作画は、4カットほどが沓名さんの原画です。ここらへんは担当原画がとびとびなので、作画マニアの方でも見分けるのは難しそうですね。
  • 09:13 下水道のDパートから、ブルーのEパートまで、クレジットにないですが虫プロダクションが作画を担当しています。が、かなり原画がこぼれたので、手分けして描いてます。私も少し原画を描きました。
  • 09:13 下水道マンホールから煙草が落ちる場面。原恵一さんは喫煙者ですが「こんなことする人はいるのか? このシーン必要か?」と言ってました。私は「する人もいる。闇にぼわっと浮かぶ光は面白い、水の勢いを表現するため、またカップ容器で流れるくだりの伏線になる」と言い張って、入れた場面です。
  • 09:14 原恵一さんに口ごたえするとは、なんとも生意気新人監督であります。しかし、ひとつの作品にふたり監督は立てないので、仕方ない。
  • 09:14 カップ容器で流れる三匹、脚本ではお父さんの「しっかりつかまってろ!」という台詞が二回連続していました。が、山寺さんは何も言われずとも的確に判断して、二回目を「ちゃんとつかまってろよ!」に変更していました。これは収録中にいちばん驚いたことです。すげえ。
  • 09:14 こういう台詞が二回連続してしまうミスは、実はけっこうやってます。すべて私のミスです。次から気をつけます(もし次があるのならば)。
  • 09:14 カップ容器からチッチが落ちてしまうあたりは、石田慶一さんの原画です。暴れん坊ですねー。びっくりするくらい枚数の多い原画で、タイムシート等もひじょうに複雑、完成するまで画面がどうなるかわからなかったんですが、ど派手で面白い感じになったと思います。
  • 09:15 ブルーのEパートは、手水鉢・猫ベッド・染料鍋と、凹のような形のものを3つ。瓦屋根と鍋蓋で抜けている上の面を覆う、という画面構成。最後に、指輪が鍋蓋の上に置かれていたのは、構成上の理由があります(レイアウトを兼用する目的もあります)。
  • 09:15 少佐ーッ!
  • 09:16 けっこう小さい紙で作画しているので、大きいテレビで見ると粗が見えますね……。
  • 09:17 ブルーの家あたりは、美術監督日野さんです。上品な感じですね。
  • 09:18 内田百間の『ノラや』をやろうとして、やめました。ちょっと後悔してます。
  • 09:19 ブルーが「白を受け入れよ」とさとすくだりは、汚れたチッチを手水鉢に落とすところ、汚れたチッチを舌でなめるところ、瓦屋根の上の場面で計三回くり返されます。ここらへんはアニメオリジナルで、原作にない場面なんですが、好き放題やってるなぁ、と視聴者の私は思いました。
  • 09:19 ブルー役の田中敦子さんの演技がまたすばらしいですね。なんというか、包容力があって、長台詞も説得力をもっています。こんなに豪華なキャスティングなら、もっと台詞を増やせばよかったですねえ。尺が厳しいため、一文字二文字の単位台詞を削ったので、仕方ないのですが……。
  • 09:20 ブルーは友達がいない、必要ない、という原作を少し意識して、野良猫を追い払う場面を入れてみました。
  • 09:20 猫ベッドで寝ているお父さんに、タータが言う「ちょっと待ってね」の芝居が、実に折笠富美子さんらしくて、すばらしいですね。ここだけくり返して見たいほど。私は『あたしンち』のみかんファンなのです。
  • 09:21 ブルーの家の台所、染物の機材がならんでいる場面の背景も草薙の方です。とても丁寧な仕事です。たくさん描きこんじゃって、ほんとすいませんでした。山本二三さんは公演で、「平川監督空間フレーム内の何も描かれていない場所)恐怖症だ」と言っていたようです。ほんとすいません。
  • 09:22 染料鍋に入ろうとするチッチをブルーがはじくところ、絵コンテでは前足だったんですが、担当原画の方がしっぽに変更していました。ブルーはしっぽの雄弁なキャラクターだったので、私は「それだ!」と思い、すんなり変更しました。
  • 09:22 私のぬるい絵コンテを適宜変更していただいた、ありがたい原画は、小野隆哉さんです。またしてもベテランの風格! 原画は演出の領域に踏み込まざるを得ない、という好例ですね。
  • 09:22 私はブルー屋根のところの劇伴が大好きなんですよ。栗原さんの曲は、楽しげなものもいいですが、せつない曲がたまりません。
  • 09:23 「やさしさのない職場だぜ……」
  • 09:24子供がいるとそれはそれで」は原作どおり。こういうユーモラスな場面、いいですよね。
  • 09:26 原作動物病院アニメでは出せないので、ネズミたちがピアスを見つけるくだりを指輪に変更して、ブルーの場面に入れました。ピアス指輪に変更した理由は、丸いこと、尻尾に通せること、いろいろあります。動物病院は登場させたかったですねえ。残念。
  • 09:27 ジョン・フォード! でも真似することにも失敗している!
  • 09:27 公園のFパートは、高低差、3の均衡、人工的な自然、という画面構成。少し欲張りすぎたかもしれません。「3の均衡」は、1・2・4のときにバランスが崩れ、何かが起きる、たとえば3人の親子が座るベンチ下にネズミのお父さんが入ると、蹴り出されてしまう、など。うーん、ややこしいですね。

増田の文字数制限にひっかかったので(2)へ続く

2009-03-17

二度と精神科なんて行くものか

大学生になって一人暮らしを始めた最初の年の事。

光ファイバー完備の7畳一間で俺は「ひきこもり」になった。

何にもやる気がおきない、食べるのも面倒臭い、人と会うのが怖い。起きるのが辛くて一日中ふとんの中で過ごす事もしばしばあった。

たまに起きてもPCの前で鬱病チェックとかググってたり、メンヘル板でROMってたり。次第に自分鬱病なんじゃないかと疑い始める。ますます気が滅入る。

ネガティブシンキングの連鎖は朝から晩まで止まる事を知らなかった。

まぁ、ここまではそんな珍しくない話かな。

こうして4週間ぐらいひきこもりの日々が続いた。もう朝も昼も夜も日付にも感心がなくなってきた頃の事だ。

幸いな事に自分を心配してくれる友人がいたので、彼のススメで精神科に通う事になった。

厳密に言うと、通ったのではなく2度ほど受診しただけなんだが。

まずホームページでその精神科情報を得ることから始まった。

開院時間休診日などのチェック、問診票のPDFコピー、記入を行い準備完了、いざ出陣。

電車で二駅、そこから徒歩数分の場所にあった。

私は大の病院嫌い、それに加えてこの精神状況。正面ドアを開くまで5分ぐらい手前でウロウロしてしまった(自動ドアではない)

初めての病院って大体こんな感じになるよね?

靴を脱いで上がる。ロビーコンビニの4分の1くらいの大きさ。受付は目の前だ。そこで初診の旨を伝えると、窓口の小汚いおばさんから想定外言葉が返ってきた。

「当クリニックは完全予約制です。申し訳ございませんが来週の◯曜日、◯時にまた起こしくだしあ

え?え?アポ必要なの?マジで?そんなのホームページに書いてなかったじゃんか!!なんでそんな大事な事を予め知らせてくれなかったの!

ひきこもりには電話なんてできねえよ!ネット予約できるようにしやがれ!てか正確な情報掲載しろよ!

私は受付前で挙動不審、軽いパニック状態に陥り、他の患者の痛い視線を浴びながらそそくさと病院を出た。靴を脱いでからここまで2分も経っていない。

電車賃だけが無駄になり、こうして幻の初診は終わった。

後日、あのババァの言われた通りの時間に合わせて、再び足を運んだ。

この時気付いたのだが、ドアに貼付けてあった受診時間休診日張り紙を見ると、ここまでホームページと違っていたのだ。もう呆れて物も言えない。

前回来た時より私の心は弱っていた。もうノーガードにも程があるだろってぐらい。19歳なのによぼよぼの足取りでソファへ腰掛けた。

ここから第二の地獄が始まった。精神科の雰囲気がもう堪え難い程酷かったのだ。

前述の通り、ここはとても小さなロビーでソファが3台ほど備わっていて、受付と向き合う様に配置されている。

ロビー側はやわらかな照明で患者をいたわる姿勢がわかるのだが、正面にある受付を照らす蛍光灯が気持ち悪くなるぐらい眩しいのだ。

ロビーと受付は吹き抜け?のような構造なので互いを遮る物はなにもなく、全てがダイレクトにはね返ってくる。

この構造が生み出した更なる弊害は、受付看護婦の私語が常に耳に入ってくる事。

ここでは表記できないような品の無い言葉や、業務に関係のない私語や嘲笑、それら全てがこちらの五感を障る。もう耐えられん。

おまけに謎のバックミュージックヒーリング効果のある音楽なのだろうが、私から言わせればファミコンゲームの安い電子音

S.E.N.Sとか世代を選ばない無難音楽を流せよっ!てフロントに怒鳴りつけたくなった。

時々、診療室から先生患者の会話のやり取りが聞こえるのもあり得ないよね。

先生カウンセリング中に部屋を出る事があるんだけど、こいつドア閉めないの。ロビーから患者丸見えだよ、なによこのプライバシーを配慮しない最大限の努力

ただでさえ他人の視線や言葉に敏感な患者(私)の容態を悪化させるには十分すぎる環境作りだった。

こいつら・・・・・・治す気あんのか?

いよいよ自分受診の番がやってきた。既に私は、相手の言葉が耳に入らなくなる程ストレスが溜まっていた。

気付くと自分は「躁鬱病」と診断されていて、窓口で一週間分パキシル抗うつ剤)を受け取り、3500円も財布からなくなっている。


……そうか、やっとわかったよ。精神科医は来る人来る人を「鬱病」にさせ、お金をふんだくる最低な奴なんだね。

あらゆるメディアが「うつ病」を有名にして流行らせたけど、あれは精神科医の陰謀だよ。もう洗脳だよ。

そう気付くと、私は次回の診療なんて行く気が失せてしまったね。

長くなったけど、私が言いたいのは友達を大切にしましょうってことです。

自分のことをある程度理解してくれる友人、あるいは家族が一番のお医者様です。臭いけどこれ真理

そうだよ、「医者ウツは治せない」

と、関西に来て心が折れた関東人の長い独り言でした。




*追記

これは紛れも無く全て事実に基づいて書きました。この精神科存在します。今年1月の事です。

初めての匿名ダイアリー駄文なのにブクマつけられて少し驚きました。失礼。

2009-02-24

自動ドアじゃないよ。

ゲームマンガアニメラノベが好きだ。ゲームをするのが、マンガを読むのが、アニメを見るのが、ラノベを読むのが好きだ。

好きだからずーっと遊んで、読んで、見ていたい。好きだから。

なのに、好きになった人たちは、ゲームを作り、マンガを書き、アニメを作り、ラノベを書くほうに行ってしまうんだろう。

2009-01-27

自動ドアが開かない

開かない。

10回に1回は開かない。

前回開いたドアなのに、開かない。

行きは開いたのに、帰りは開かない。

何?これはイジメなの?

せめて手動でも開けよ!

コンビニ入ろうとして諦めさせるなよ!

店員も気付けよ!

2008-11-12

今日自動ドアの日だった

食後にでもと思って、アイスを買って帰ると

我家は自動ドアになる。

手土産何もなしで帰ると、自分で鍵を開ける必要がある。

(たまにチェーンがかかってることも。。。)

まぁ、なんだかんだで幸せ

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