はてなキーワード: 土地とは
毎年思うのは、コレ合筆してくれねぇかなぁ、ということだ。
土地の数の単位を筆という。目には見えないけれども土地は区切られている。大体の土地には1筆ごとに番号がついている。
これは「公図」というものを見ればわかる。公図は登記所や一部の自治体の窓口で有料で見る(もらう)ことができる。
昔、土地に番号をつけて管理をするということになったとき、多くはその時の土地の所有者や利用状況によって区切られた。
その頃の建物一棟の敷地とか、その時の田んぼ1枚とか(もちろん違うこともある)。
そこを後になって違う使い方をするとき、新しい使い方の一区切りごとに区切り直す。範囲を決めて土地を利用したり所有したりするには筆単位にしないと色々と面倒だからだ。
そのとき、新しい形を上書きするだけのことがある。もとからあったいろいろな線の上に、改めて四角形を書くようなイメージだ。
また、隣の土地を新たに自分の敷地に加えるというときに合筆(2筆の土地の間の線を消すこと)をしないということもある。
そうすると、今の1つの使い方をしている土地の範囲、例えば柵で囲われた住宅の敷地とかの中に、いくつもの筆があるという状況になる。
それの何が面倒なのかと言うと、一つには画地計算だ。
市街化が進んでいるところの土地は大抵画地計算法というやり方で固定資産税を課税するための土地の評価額を計算する。
この方法では土地の間口や奥行きを測らなければならないのだが、測る範囲は大抵は同一の利用をしている範囲だ。
同一の利用をしている範囲内にいくつもの筆があると、それぞれの測量図を引っ張り出してこなくてはいけない。
もちろん、画地計算が未だに電子地図上でできない(ウチが導入してないだけ)のが悪いのだが、仮に出来たとしても昔の測量図はスキャンしないと始まらないので面倒なのには変わりない。
測量図も含めて全部電子化してぇなぁ。でも上を説得したりするほどのやる気はない。
面倒な点の2つ目は評価だ。2つ以上の筆で1つの評価単位になる場合は処理がめんどい。
単に同じ評価にするだけでなく、何らかの形でこれとこれとこれはひとまとまりですってしておかないと課税システム上で特例適用地積の按分をすることができないし、
地図上にそれを表すことも出来ない。
これも地図システムから評価できるやつにできれば楽になるんだけどなぁ。例によって自分がやる気はない。
面倒な点の3つ目は、データの数が多くなること、データが重くなること。
ただ、コレに関しては一番の戦犯は国と自治体だ。道路がいけない。街区ごとでいいから道路を合筆してくれたらいいんだけどなぁ。無駄手間でしかないけど。
そういうわけなんだけど、一方では合筆はしてほしくない。
俺は結構地図とか地形とか歴史が好きだ。その点では、公図はかなり面白い。
「あ、ここ昔畑だったんだな」とか、「これが昔の道路だな」とか「この道路は拡張されたんだな」とか「ここに水路があったんだ」とか「ここ湧水だ」とか「池だったんだ」とか、
そういうのが透けて見える。
こういうのは全部今の利用の形に合わせて合筆されたら見えなくなってしまう。
極致は区画整理だ。一旦全部まっさらになるから昔のことは何も分からん。
もちろん昔の資料がなくなることはなく、単に現在の公図がキレイになっちゃうだけだけど、
それでも「史料」に当たらずとも今の土地の形から見えるものがあるっていう面白さが消えてしまうのは残念だ。
まあ心配いらないんだけどな。キレイにするためだけの合筆なんて金かかるだけで所有者使用者にはそんなにメリットはない、んだろう多分。ほとんど誰もやらないし。
ボケ&ツッコミ「お願いしますー ありがとうございますー」
ツッコミ「あーありがとうございますー あっ 今ネオジム磁石をいただきましたけどもね」
ボケ&ツッコミ「ありがとうございますー」
ツッコミ「ねー有り難いですよ ほんとにね」
ボケ「いきなりですけどね うちのオカンがね 面白そうなゲームを見つけたらしいんやけど」
ツッコミ「面白そうなゲームの名前忘れてもうて どうなってんねそれ」
ツッコミ「分からへんの? いや ほな俺がね オカンが見つけた面白そうなゲーム ちょっと一緒に考えてあげるから どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」
ボケ「観光名所とかに隠されたお宝を座標を手がかりにGPSを使って探すらしい で 見つけたら中に入っている紙に自分の名前を書くやつやって言うねんな」
ツッコミ「おー ジオキャッシングやないかい その特徴はもう完全にジオキャッシングやがな」
ツッコミ「すぐ分かったやん こんなんもー」
ツッコミ「いやそうやろ?」
ボケ「オカンが言うには やってるところがめちゃめちゃカッコええって言うねんな」
ツッコミ「あー ほなジオキャッシングと違うかぁ キャッシュを探す姿がカッコええ訳ないもんね」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「ジオキャッシングはね フツーの感性があれば人前では探せないのよあれ」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「な? 周りの人から見たらね 街ナカで土下座とか完全に不審者よあれ」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ジオキャッシングってそういうもんやから ほなジオキャッシングちゃうがなこれ」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「あれほなもう一度詳しく教えてくれる?」
ボケ「なんで場所が分かってるのに見つからないことがあるんか分からんらしいねん」
ツッコミ「ジオキャッシングやないかい 難しいキャッシュはホンマに見つからんのやから でも俺はね あれは上手くカモフラージュしてるからやと睨んでんのよ 俺の目は騙されへんよ 俺騙したら大したもんや」
ボケ「まあねー」
ツッコミ「ほんであれよー見たらね ディスクリプションとかに巧妙にヒントが隠されてたりしとんねん 俺は何でもお見通しやねんから ジオキャッシングやそんなもんは」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「オカンが言うには テレビでレギュラーコーナー持ってる番組もあるって言うねんな」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい ゴールデンで芸能人がジオキャッシングしてたら ちゃぶ台ひっくり返すもんね」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「昔NHKで紹介されたことはあったけど設置の許可の問題があってかイマイチ歯切れが悪かったもんな」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ジオキャッシングは社会の隙間で遊ばせてもろうてるんやから あくまで日陰の存在 決して日の当たる場所を偉そうに歩いてはあかんのや」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「ジオキャッシングちゃうがな ほな もうちょっとなんか言ってなかった?」
ツッコミ「ジオキャッシングやないかい 遠征先で輪行は憧れたんやから 特にブロンプトンには憧れましたよ ジオキャッシングよそんなもん」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「オカンが言うには ゲームの合間に土地土地の美味しいものを食べるの楽しみもあるっていうねん」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい ジオキャッシャーはジオキャッシング中に食事なんか摂らへんのよ」
ツッコミ「ジオキャッシャーはね ご飯食べてる暇があるなら1個でもキャッシュを見つけたいという煩悩の塊やねん」
ツッコミ「ジオキャッシングちゃうがなほな ほなもうちょっとなんかゆうてなかったか?」
ツッコミ「ジオキャッシングやないかい ひどいのになるとミステリーで難易度1とかあるからな? オーナー側がもうひとつ星減らそうもんなら 俺は動くよほんま ジオキャッシングや絶対」
ツッコミ「そうやて」
ボケ「オカンが言うには 小学生が将来なりたい職業ランキングにも入ってるいうねん」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい ジャンル全く分からんけど ジオキャッシャーは職業だけではないねんあれ な? お宝ゆうても実際に金目のものが入ってることなんてほとんどないんやから キャッシュ見つけてるだけでは生活成り立たんのよ」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい ほなもうちょっとなんかゆうてなかった?」
ボケ「マスコットキャラクターが変なカエルらしいねん」
ツッコミ「ジオキャッシングやないかい あれは変なカエルじゃなくてシグナルくんっていう名前があんねん 頭にアンテナつけたカエルの顔が浮かんでくるやろ!?」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ジオキャッシング創成期にグラスピに居た日本人が作った由緒あるキャラクターやねん」
ボケ「でも分かれへんねん」
ツッコミ「分からへんことない オカンの見つけた楽しそうなゲームはジオキャッシング もぉ」
ボケ「でもオカンが言うには ジオキャッシングではないって言うねん」
ツッコミ「ほなジオキャッシングちゃうやないかい オカンがジオキャッシングではないと言うんやから ジオキャッシングちゃうがな」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「先ゆえよ 俺がシグナルくんの説明をしてる時どう思っててんお前」
ツッコミ「ホンマに分からへんがなこれ どうなってんねんもう」
ボケ「んでオトンが言うにはな」
ツッコミ「オトン?」
私が小学生時代を過ごした土地は、所謂ニュータウン。街がつくられる時にそのまま居着いたブルーカラーの家と、ベッドタウンとしていついたホワイトカラーの家が、住んでいる地域でわかるような土地柄だった。
とてもではないが治安がいいとは言えない街。小学生が放火をし、中学生が喫煙し、高校生がバイクで走り抜ける街だ。某児童売春斡旋組織事件発覚の発端となった小学生もうちの地元出身だった。
私の家は紛うことなきホワイトカラー一家だ。元ボンボン・サラリーマンの父と江戸っ子の母の間で、歳をとってから出来た一人娘として、それなりに大切に育てられた。世帯収入は高くも低くもなく、他に兄弟姉妹がいれば私立に行くのは許されなかっただろうレベルだ。しかし女子校に入れたいという父親たっての希望で、私の中学受験は私が園児の時に既に決められていたことだった。
そうは言っても、その受験計画は実にのんびりしたものだった。目的はあくまで「公立中学校に行かないこと」。小学校一年生から塾に行くような子もいる中で、私の中学受験は小学校四年生から始まった。それもSAPIXや日能研といった進学塾ではなく、まったりとした中堅の塾。10人に満たない同級生たちと、地元の中堅私立を目指す予定だった。
しかし、それでも学校の教員からの敵意からは逃れられなかった。
彼らは常にブルーカラーの子供たちの味方だった。ブルーカラーの子供たちはまさにギャングエイジといった風体で、私の学年は4年生になる頃にはすっかり学級崩壊に陥っていた。
そんな状況の中で、私のような「恵まれた家庭」の子供は、彼らを「根性論で更生させる」ための必要悪にするのに適していた。ホロコーストと一緒。共通の敵をつくることで、教員たちは彼らと連携をとろうとしていた。
まずは保護者会で、担任の教師が「私は中学受験と塾が嫌いです」と言い放つところからスタート。この言葉はあっという間に子供たちにも伝わった。小学生にとって、それがどんな不良小学生だったとしても、「先生の言葉は絶対」だ。「先生が悪いと言った」子は、いじめたっていいのだ。
休み時間に円周率の計算暗記表を見ていたら、担任にそれを取り上げられ、クラスメイトの前で激昂された。帰りの会で黒板の前に立たされ、「私は学校で塾の勉強をしました。本当にごめんなさい」と謝らせられた。それを皮切りに、ブルーカラーの子供たちからのいじめが始まった。
帰り道で待ち伏せされる。容姿についての罵倒や、時には両親への悪口もあった。ある時はマフラーで首を絞めあげられた。子供の力なので大事には至らなかったが、笑い声のなか、酸欠で頭がぼうっとしてきたことは覚えている。
「先生の言うことは絶対」。これは私にも有効だった。だから私は、自分は悪い小学生なのだと思い込んだ。
おうちが貧乏で、ちょっと不良みたいで、勉強は嫌いで、でも、中休みになったら一番最初に校庭に出てドッジボールを始める。そんな生徒が、「良い小学生」なのだ。クラスメイトたちが音楽室に立てこもって授業をボイコットしていた時、私は大人しく教室で待っていた。でも先生が好きなのは「仲間意識の強い」彼らなのだ。
悪い小学生なのだから、虐められて当然なのだ。そう思った私は、繰り返されるいじめを誰にも相談出来なかった。
また、これは本当は幸運と言えるのだが、殊にこの場合にのみ不運と言える、両親の誤算があった。私の成績だ。
私はどうやら「出来る子」に分類される子供だったらしい。入った中堅塾ではあっという間にトップに立ち、テストも満点以外とれなくなった。ここまで来ると両親にも欲が出てきたようで、私はバスで通える範囲に出来たS某超進学塾に通うようになった。そこでも女子ではトップの成績で、あれよあれよという間に御三家を目指すことになっていた。小学生にとっての成功体験は、その子の人格形成において重要だ。私は勉強するのが楽しかった。そもそも運動は嫌いで、中休みも図書館にいるような子供だった。かけっこしか見てくれない小学校の教員たちとは違って、塾の先生は私の「勉強の」成績を褒めてくれた。後は好循環だ。持って生まれたメンタルの弱さで、模試の前に嘔吐するようなこともあったが、私の中学受験は大方順調だった。
一方小学校生活は、ぼろぼろのメタメタだった。私の通塾先が変わったことがどこからか漏れ出て、「エリート意識を持った嫌な奴」の烙印を押された。低学年までは仲良くしていた子達も、私のことを大腸菌呼ばわりするようになった。
担任が、わかりやすく私に嫌がらせをするようになったせいだった。授業中に指されて答えても、「どうせ塾でやったんでしょうね」。覚えもないいじめ事件の首謀者にも仕立て上げられた。
だんだんと体調にも影響が出るようになっていた。学校に行く前に必ず吐いた。食道は焼けただれ、小学校5年生の冬には胃薬が手放せない体になっていた。
真面目な気質のせいで、私はそれでも学校に行くのをやめられなかった。親も流石に勘付き、担任に嘆願書を出した。しかしそれも虚しく、担任は私にその嘆願書を叩きつけ、「どうしてあたしがいじめなんて言われなきゃいけないんだよ!!」と私を怒鳴りつけた。
別の小学校に越境入学しようと思ったこともあった。別の中学受験をする同級生が、そそくさと学校を変えてしまったからだ。実際両親はその準備もしていた。しかし、自分の学校に問題があることが外部に晒されることを恐れてか、校長はそれに難色を示し、「○○ちゃんだって仲良しと離れたくないでしょ」と、結局その小学校から離れることは叶わなかった。
私の小学校時代は闇だ。小学生5年生の学芸会の劇で、悪役の親分のオーディションに受かったら、自分の母親と隣のクラスの教員が寝ていると噂されたこともある。最高学年になる頃には、私は両親と塾の教師以外の大人を信じられなくなっていた。
話は飛んで、中学受験の結果から言うと、私は第一志望には落ち、第二志望の女子校に通うことになった。そこは天国だった。私が休み時間に勉強していても、誰も怒らないし、誰も馬鹿にしなかった。正直それだけで救われたし、良き友人にも多く恵まれた。そして高校生活を経て、今私は東京大学に通っている。
もし父親に先見の明がなかったか、私が過度のストレスで受験全滅していたことを考えると、今でも寒気がする。
数年前の東大の入学式の祝辞は、ノブレス・オブリージュについての話だった。私も上野先生の意見に大方は同意する。しかし私は、もし「恵まれた人間」として支えなければいけないのが「あいつら」なのだとしたら、それは吐き気を催す話だと思う。
エリートが冷たいなんていうのは嘘だ。いや、もしかしたら真実な場合もあるかもしれない。でも、そんな言説よりずっと、「学のない連中は残酷で野卑だ」という言説が本当だと言うことを、私は知っている。
毎日ネットで「○○(当時住んでいた町) キャバクラ 体入」で検索し、その日に行ける店を探しては体験入店を繰り返していた。
私が当時住んでいた土地はキャバクラやスナックが多いところだったので、行く店は無限にあった。
体入をするときに持参する持ち物は、身分証(免許証でいい)と接客中に履く靴だけ。ドレスだのハンカチだのクラッチバッグだのは毎回店に借りてた。靴も言えば借りれるが、靴だけは衛生的に自分の物を履きたくて仕方なく持参していた。
田舎者からしたら、牧場と言えば、アルプスの少女ハイジみたいなただっ広くて気持ちい土地でヒツジやヤギやウマを放牧してるようなモノではなく、
せまっ苦しく閉鎖的で永遠に続くかのような長い牛舎で所狭しと並んだウシ、ブタ、小学校の体育館よりはるかに狭い気持ちばかりの放牧スペースは草原ではなく土がむき出しで、ヒヅメによって荒らされた排泄物がそこかしこに散らばっていて、あたり一帯に充満する悪臭、といったモノをイメージします。この季節は特にニオイがすごい。
解体業をやっていていちばんきついのは夏の現場で、建物を解体してるわけだから、その建物は使ってなくて、あたりまえだが電気が通ってないわけだ。で、クソ暑い中冷房とか一切なしでひたすら朝から夕方まで家とかビルとかをぶっ壊す。
(気温が35度を超えてても、半袖半ズボンで作業するわけにはいかないわけだ、釘とかが出てたら腕を傷つけて次の現場に支障があるから。で、クソ暑い中でも長袖長ズボンでずっと作業してる。夕方、なんかやたらと汚れた服で季節外れの長袖長ズボンの奴が電車に乗ってきたら、やばいと思うだろ。こっちもちょっとはすまないとは思ってるんだわ。でも他にどうしようがあるよ。家に帰ってきて服を脱ぎ捨てといて、次の日になったらさ、夏はカーゴパンツの腰のあたりに大抵白い粉が吹いてる。一日でカビるのかよと思ったら、よく見たら、汗が乾いた後の塩なんだよな)
昨日の現場は住宅街の平屋で、外はカンカン照りだったが、家の前にトラックを止めて、屋根の上に登って、上から屋根の材料を一枚ずつ剥がして、トラックの荷台に放り込んでいったんだわ。瓦じゃなくて、石のスレートでもなくて、それを真似した、屋根の材に直接貼り付けてあるやつ。手づかみでベリベリっと剥がして、捨てるまでにけっこう力を使うから、一枚剥がすだけで、直射日光が当たるような晴れの日はもう汗だく。
もう一人ウェイっていう中国人が屋根に上がって作業してて、朝のうちは喋りながら作業してたんだが、日が高くなってくると、お互いにもうフラフラになっちゃって、あとはもう無言。このウェイっていう奴は、じーりん省?の出身らしい。基本的に人なつっこくていいやつなんだけど、切れやすくて、切れると誰にでもやたらとでかい声で怒鳴りつけるから困る時もある(前の現場で、解体が終わった後の土地に、ウェイがホースで水を撒いてたんだわ。したら、目の前の道路をデイケアサービスセンターのボックスワゴンみたいなデカめの車が通りかかって、水のホースをたまたま踏んだのね。タイヤの下敷きになったホースがパーンて飛んで、そこらじゅうが水浸しになって、ウェイが車に向かって行って、ものっすごい剣幕でドライバーを怒鳴りつけてたのは、さすがにちょっと引いた)
昼になったら口の中がカラカラで、トラックの席に置いといた爽健美茶のペットボトルを口に入れたら、もうお湯みたいになって飲めないので。で、さすがに今日はやばいから、エアコンの効いたところに行って、冷たい水でも飲みながら飯を食おうぜってなった。たまたま近所に中華があったからウェイと入って、メニュー見てたら、こまっさん、じゃんぎ丼あるよ、とウェイがいうからなんだそれって聞いたら、美味しいよとしか言わない。奴は自分で頼むからこっちも同じものを頼んで、カウンター越しに店主が料理するのを、冷たい水をごくごく飲みながらなとなく眺めてたのね。なんのことはない、鳥のから揚げ丼か。て思って見てたら、揚げた唐揚げを中華鍋に入れて、今度は野菜と炒めるの。で、なぜかコーラをペットボトルからどぼどぼ途中で鍋に注いで、大丈夫かよこれって思ったんだけど、そのまま仕上げてこっちにはい、じゃんぎ丼、て出してくるわけ。まじで大丈夫かこれって、思って一口食べたら、味が濃くてけっこういけるの。
https://twitter.com/sukinisitemokei/status/1294097810787188737
この件が話題になっていたので和歌山市で起きているメガソーラー事業の数々について少し。
このままいくと冗談抜きで和泉山脈の南側が全てメガソーラーになってしまう。ちなみに和泉山脈以外の山は全て風力発電所になる。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/032000/taiyokojorei/gaiyo.html
実はこの縦覧中にもヤバい事業が結構あるので、それも含めて書いておく。
中身を読んだら審議会の意見書がかなり慎重なのが理解できると思う。というのも、隣接地にも同様のメガソーラー計画が別にある。
http://www.succeed-in.com/gk-wakayama/
この隣接地の件については更に裁判沙汰にもなっているのだが、和歌山県と市がやたらと強硬に反対している。
https://www.wakayamashimpo.co.jp/2019/09/20190904_88979.html
この手の土木工事が大好きな和歌山県と市にしては不審にも思えるが、この辺り一帯は90年代に和歌山版イトマン事件といっていいフォレストシティ問題の予定地だった苦い記憶があるのだろう。
住宅地なのかゴルフ場だのリゾート開発だとかよくわかんない開発計画だったのだが、開発会社の和興開発は前田社長が逮捕され、紀陽銀行の山口頭取以下の幹部たちが億単位のリベートを受け取ったのがバレて、県の企画部長は自分の土地を相場の数倍で買い取らせて国土法違反の罰金刑。ちなみに数百億円が使途不明で闇社会行き。
フォレスト事件が発覚し騒ぎになったのが1995年なのだが、2年後の1997年になると事態が急変する。
なんと驚き県知事の西口勇は紀陽銀行からいくら貰ったか知らないが、このデタラメな開発計画を許可したのである。この西口はグリーンダイヤモンド構想とか紀泉100万都市構想とか意味わからないことブチ上げてた本物のバカなので仕方ない。
当然こんな計画が上手くいくはずもなく開発計画書を作った東急建設がこの事業から撤退、和興開発は破産し、フォレストシティ計画は消えた。地元政界はどっかから流れた金を掴んでいたので共産党以外みんな推進派で、最終的にはうやむやに。
ちなみにネットにもリアルにも情報はほとんど残っていない。全国メディアが扱うには小さすぎ、県内メディアが扱うには大きすぎた。
さらに東側の岩出市山地区には根来開拓パイロット跡地にメガソーラーが完成している。
そもそも開拓パイロット事業というのは農業やるから国の土地払い下げてやるよって話だったのに、この根来開拓パイロットはじきに耕作放棄され、地元で眠る土地となった。
しかし岩出市曰く「開拓パイロット事業で一度農地にしたんだから環境も何も関係ないし、その後は何やってもセーフ」ということらしく、突如として太陽光パネルを敷き詰めたのである。
Googleの航空写真ではまだだけど、実際には既に完成している。
この事業はふじと台と和歌山カントリーを挟んで西側にあるバブル期に宅地開発で削った山をメガソーラーとして再利用しようという計画。
https://wbs.co.jp/news/2019/09/06/137724.html
ここがフォレスト跡地と違うのは、既に宅地開発しようと造成済みだということ。県条例がなければ余裕で完成していた。ギリギリ致命傷でセーフだった。
ここのヒドさはメガソーラー関係なしなので知りたい人はGoogleで検索だ
なんか島精機の会長だったかが、ここに人工スキー場を作るとか息巻いていたという話を聞いたことがある。できたのはトマト農園で、しかも既に潰れた。
仮谷と西口は地元のゼネコンから毎年数千万円のお年玉をもらっていたという話が有名なのでお察しください。逮捕されなかった理由もお察しください。
https://mainichi.jp/articles/20191010/ddl/k30/010/312000c
県立自然公園のはずの生石高原周辺や、ハイキングコースとして知られる深山渓谷、たくさんの蛍がいる貴志川流域の山という山に超巨大風車をバカスカ建てるという計画。
土砂が流出して蛍が全滅しようが知ったことではないらしいこの計画は、全部作ると深山渓谷から鏡石山辺りまで全ての山という山に人類が未だかつて作ったこともないような超巨大風車がやってくることになるらしい。
ちなみに紀南は既に手遅れになりつつある。
あのさ、いったいぜんたい和歌山が何したっていうんだ?
趣味が楽しくて仕事が適当になるなんて趣味人からしたら当たり前なんだよ。
俺は登山が趣味だけど仕事中は死んだ目で作業しつつ、周りに隠れて次はどこに登ろうかとかどんなギアを買おうかとかネットを見てる。
終業後はランニングとか筋トレしてて、仕事のための勉強とか就職してからやったことない。
もっと山で遊べる土地に引っ越したいとか考えるけど業種的に難しい。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 123 | 12105 | 98.4 | 46 |
01 | 74 | 9973 | 134.8 | 37 |
02 | 48 | 7325 | 152.6 | 49.5 |
03 | 29 | 2951 | 101.8 | 40 |
04 | 25 | 5994 | 239.8 | 60 |
05 | 23 | 2670 | 116.1 | 85 |
06 | 38 | 4940 | 130.0 | 20 |
07 | 50 | 7368 | 147.4 | 56 |
08 | 62 | 6819 | 110.0 | 49.5 |
09 | 120 | 15580 | 129.8 | 52 |
10 | 183 | 16681 | 91.2 | 51 |
11 | 160 | 12086 | 75.5 | 43.5 |
12 | 162 | 17898 | 110.5 | 42 |
13 | 89 | 9391 | 105.5 | 47 |
14 | 101 | 10257 | 101.6 | 54 |
15 | 126 | 17387 | 138.0 | 53.5 |
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18 | 163 | 24030 | 147.4 | 43 |
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1日 | 2939 | 306714 | 104.4 | 41 |
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読書感想文の季節なので、学生時代に読んだ記憶を頼りに感想文を書いてみる。
マドンナが出てくるという事前情報だけで読み始めたが、結局マドンナは端役に過ぎなくてがっかりした。
坊っちゃんは住んでる土地をボロクソ言うし、やたらと人を嫌う。赤シャツは何の先生か忘れたが高圧的な体育教師のイメージで好きになれない。とは言っても、坊っちゃんみたいに嫌って見下すのは理解できない。うらなりのことも坊っちゃんは見下している。自分は見下されるのが嫌いだから、人を見下す描写がストレスだ。
坊っちゃんは自分はこんなド田舎で埋もれる人間じゃない、周りはバカばかりというのを隠さない。それが痛快なんだろうか、坊っちゃん好きの読者は?
学生時代から自分はどうしてこんなにダメなんだろう、どうしたらいいんだろう、また失敗した、うまくやれない…と思っていたので、坊っちゃんの自ら恃むところ頗るあついのが共感できなかった。むしろ「友が皆われより偉く見える日よ」に共感していた。
いや、坊っちゃんだって表向きは強がりだけど内心は不安だらけなんだとか、自分は自己卑下してるつもりかもしれないが突き詰めると自分だって人を見下してやしないか?等と考えれば、坊っちゃんと自分は実は相似形で同族嫌悪という説も成り立つかもしれない。だが、それにしても、実際描写されているような「あからさまな」見下しはどうにも不快だった。
やめてくれ、辛い、その見下し描写は子供の頃いじめられたのを思い出す、という気持ち。
今でも自分の中の坊っちゃんは、人気者で人をイジってゲラゲラ笑い、ちょっといけ好かないやつには面白おかしいいたずらを仕掛け、それがやり過ぎになっても気にしない、自分以外に心があるとは思ってない人だ。
漱石はそういう人物として描いたんだろうか?それとも痛快なお話を書いたらそういう人物になっちゃっただけなんだろうか?漱石は坊っちゃんに好感を持ってるのか、批判的なのか?
再読してみたいようでもあり、読んだらまたしんどくなってしまいそうで読みたくないようでもある。
「坊っちゃん」好きの人はどのように読んでいるのだろうか。また、「坊っちゃん」嫌いな人は自分と同じポイントが嫌なのか、また別の引っ掛かりがあるのだろうか。