はてなキーワード: みかんとは
妻は非常に器用で几帳面なので、料理本を見て作る分には私なんぞよりも遥かに高い再現度で料理を作る。
しかしそもそも今まで料理をしてこなかったため、冷蔵庫の残りで料理を作るとなると、とんでもないものを拵えてしまう。
先ほど帰宅すると、昨晩鍋で使いきれなかったしらたきで味噌汁を施行していた。
「そんなもの食べたことある?」と聞くと、うちの豚汁にはこんにゃくが入っていた、と答える。
妻の実家のご飯はとても美味しくて、バラエティに飛んでおり、これなら安心と結婚したのだが、いざ結婚すると散々な結果で(ガラムマサラがなかったので山椒と豆板醤をかわりに入れたり、チェリートマトがないのでみかんを入れた、など)いつも私が作っていたが、最近料理する気を持っていて、時間が余っているものだから、手に負えない。
料理本にある通り作れよ、と言うと傷つきそうなので、なにか他の方法で、おかしな工夫をやめさせられたらと思う。スタンダードが作れる前提の亜流・工夫やで、と。
1位『ゆりでなる??えすぽわーる』なおいまい
3位『ワンナイトフレンド』かやこ
9位『定時に上がれたら』犬井あゆ
19位『つきあってあげてもいいかな』たみふる
20位『突然なんとなく隣の同僚とセックスしたくなりました』三浦コズミ
28位『ささやくように恋を唄う』竹嶋えく
30位『あの鐘を鳴らすのは少なくともお前じゃない』アサダニッキ
32位『痩せたいさんと失恋ちゃん』原作:安田剛助 漫画:文尾文
35位『一端の子』深山はな
37位『百合と声と風纏い』蓮冥
38位『不揃いの連理』みかん氏
39位『レンタルショップでお姉さんをレンタルする話』もちオーレ
43位『月とすっぴん』アケガタユウ
44位『憎らしいほど愛してる』ユニ
※あくまで一個人の評価であり、作品の優劣を決めるものではありません。
※当ランキングは2019年1月1日から12月31日の間に紙媒体及び電子書籍で119ページ以上の単行本として発売された商業作品を対象にしており、同人作品などは対象外になっています。
※「◯◯が入ってないんだけど?」と思う方もいらっしゃると思いますが、多分読んだうえでランク外です。多分それ読んでます。膨大な数を読んでます(ドヤア
※優れた、かつ百合要素がある作品でも、作品の面白さの根幹が百合にないと筆者が判断した場合、ランク外になっている場合があります。
※例えば自分は2019年に新しく単行本が出た萌え4コマで一番よいものは『ぼっちざろっく!』だと思っていて、これは百合要素もあるんですけど、じゃあ百合としてよいもなのかというと正直そこまででもない(個人の感想です)。この漫画の面白さの核はぼっちちゃんのキャラであり百合ではない。とか書くと「バーカ!ぼっちちゃんがメンバーとの交流を通しての成長するのは百合以外の何物でもないだろ!」みたいに難癖をつけられるのがインターネットですが、いやでもそれ作品の魅力の一部分に過ぎないよね?百合があるのは認めるけれど全体の割合を考えた場合以下略戦争とかそんな感じなので百合ランキングに入れるとなると個人的に低いとこに置かざるをえません。ならばもういっそ入れない方がいいのでは?いう感じになるわけです。これは去年のmonoとかもそうてした。なので『ぼっちざろっく!』はランク外です。
※このタイプの作品は他に『白百合は朱に染まらない』『もういっぽん!』『赫のグリモア』などが挙げられます。
※あくまで一個人の評価であり、作品の優劣を決めるものではありません。いや本当に。
去年の個人的な大本命だった、でも結局単行本が出なかった須藤佑美先生の『夢の端々』が今年こそ出るはずです。これが多分マイ一位です。全宇宙の百合豚よ、読んで己の罪を数えろ!
今月はネットでやたらバズった『マイ・ブロークン・マリコ』と2010年代の百合史に残すべき傑作『アフターアワーズ』の西尾雄太の新作百合『水野と茶山』が出ます。『水野と茶山』は前作から一転、ダークな田舎百合です。マイブロはみんな読んでると思うので紹介は別にええな。切ないよね。
百合姫からは『欠けた月とドーナッツ』がたいへんよい大人百合です。これも今月発売。
萌え4コマ、日常系的なものでは荒井チェリー先生の新作『むすんで、つないで。』が最注目です。おねロリの最終兵器だ。
他、とっくに単行本一冊分のページ数溜まってるんだけど 全然出る気配がないんだけど?来年こそ出るといいなぁ……という枠で『かけおちガール』、『ケムリが目にしみる』、『彼女の沈清』などがあります。『かけおちガール』は本当なんとかせぇや講談社。
レバノン!
やりきることが大事だと言ってました。
あのさ、
すごく安くない?
開けた見たらびっくりよSDカードさせると思ったら、
65536曲までしか表示されてなくてしかもその中から1行1行探すとか至難の業チックじゃない?
昼間光の下じゃ画面が全然見えないし。
それにさもう今タッチパネルが当たり前だのクラッカーじゃない。
いやこれもこれで実はいいんだよって良さを19個ぐらいは探したいところなの。
でもこれいっぱい曲を詰め込んでと言うよりも、
お気に入りの数曲を入れて聞くタイプの楽しみ方を味わうプレイヤーなので、
マラソンする人が走るときに腕につけるウォークマン入れも付属してたから、
ああこれスポーツマンシップに則ったやつかーって
選手宣誓しそうなほど私にはあまり使い道無さそうで窓から捨ててしまいたいところだけど、
破らなければ窓から捨てないようにするわ、って決めたところなのよ。
だから安直に直角を描くような放物線で窓から捨てるわけにはいかないから、
なんか持て余してどうしてもヒマなときに使ってみることにするわ。
ウソだけど。
そんでさ、
また話戻すんだけど、
やっぱり2000円のウォークマンじゃ安物買いの銭形平次男だったら一つに掛けるって言うことで、
ちょっとは少しいいものを買った方が良かったのかも知れないわ。
もちろん年代的に私は使ったことないウォークマン使ったことないって言うのが前置きなんだけど
ところどころ曲を聴いていると遅くなったりするから
そこは充実に忠実なのねってこれ仕舞いにはフリーズしちゃうんじゃない?ってこっちが心配するほどよ。
まあこの時期お節料理の重箱が
好きなモノから食べていくから後なんだか苦手なモノを残しつつ、
ああそれでお節もいいけどカレーもねって
残りのお節鍋にぶち込んでカレーにするのね。
私もカレー作りしなくちゃいけないところを、
なんとかしたいところなのよね。
今年は何かはっきりした面白そうな
みんな忙しいのかしら?
とりあえず
お正月三が日までは何やってもいいというもうすぐ4日を目の前にして、
あの船にテープを引っ張って見送る感じが切ないわよね。
でも逆に考えたら、
ものは考えようよ!
私そう思ったわ!
うふふ。
喫茶店寄って開いてるかと思って縄のれんをくぐって大将やってる?ってきいたらやってたから
なんでもチーズをのせたりかけたりしたら何でも美味しくなるんじゃね?っていう世間の噂があって、
その何でも無いピザトーストは思いのほかチージーでチーズ感まるで増し増しで美味しかったわよ。
最近銭湯よく言って水筒持参していくからポカリスウォエットかアクエリアスットが常備してあるから、
今日は珍しくと言うか朝からこんなモノ飲んじゃうなんてって意外だと自分でも言ったぐらいに、
スポーツドリンク飲料を飲みそうになったけどやめておきました。
ここはやっぱり銭湯アガリの整ったところに頭からぶっかけたいところね!
まあそんなことはさておき、
昨日も銭湯柚子湯だったので良い香りで気持ちよかったのを参考に
微かにミカン風味のホットウォーラーが身体を芯から温めてくれること間違いないわ!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
いや、それどころじゃない、あのぶどうは酸っぱい上にああやって見せつけるように実る事で、俺を誘って徒労を味合わせやがった
もうこれは害悪そのもの、このぶどうの樹を切り倒してぶどうを踏みにじった挙げ句火を放つ必要がある!
否!潜在的に全てのぶどうがそんなぶどうの可能性を秘めている!ならば全国のぶどう農園に同じことをしよう!火を放って毒を撒いて切り倒して、ぶどうに関わる人間は惨殺だ!これは聖戦!これは制裁!これは粛清!我等こそ正義だ!
ぶどうというものを図鑑から消す!ぶどうの遺伝子を一片も残すな!異を唱えるのであればりんごもみかんも栗も同じように潰すぞ!
私は今まで恋愛的な意味で好きな人がいたことがなくて、でも性欲はめちゃくちゃあるというタイプのよくわからない人間だった。
だったのに、2年前くらいにいきなり好きな人ができて、その人のことを考え過ぎて頭がおかしくなってきて、もうどうしようもなくて告白したら奇跡的に受け入れてもらえて付き合って数ヶ月になる。
高校に上がる前くらいまでは、同性にも異性にも好かれることがなかった。どうでも良い扱いか気持ち悪がられるかのどっちかだった。だから、誰かに好かれたい、誰かの一番にしてほしいという渇望が子供の頃から強く自分の中に存在していた。
高校以降は、環境が変わったせいか自分のキモさが減ったのか?よくわからないが、異性に好かれるようになって、そのうち優しそうで大切にしてくれそうな人を選んで付き合った。でも手を繋いだら具合が悪くなって貧血を起こしたり、キスしたときに他人の口って気持ち悪いなって思って、2人目くらいでやめた。
大学では仲の良い友人が何人かできた。好きな勉強の話とか、好きなアニメの話とか、精神的な話を夜通ししたりして、楽しかった。そういうのは初めてだった。でも、友達には他の友達もたくさんいて、私はその中の一人にすぎないんだなという気がした。
私も少ないけど何人か友達がいたので棚に上げてるみたいだけど、そうじゃなくて、ある友達と一緒にいるときはその友達に意識を集中させていたし、会っているときは緊急の要件以外はスマホで連絡を取り合ったりツイッターのやりとりをしたりとかしなかった。渇望は強まるばかりだった。
あるときから、人間は予想が難しいし不安定な存在だから、人に期待するのはやめにして、心の拠り所を別のところに求めることにした。
期待するのをやめたら気が楽になって、生きやすくなって、そうしてアラサーになった。
そして突然好きな人が現れて、冒頭で述べた展開になった。
好きな人と手を繋いだりハグしたりすると、直後は電気ビリビリみたくなって、その後何らかの脳内物質がシャワーみたく降り注ぎ、幸福感でラリラリになる。
好きな人とキスすると、気持ちよすぎて意識がとびそうになって、腰がガクガクになるし、多分アヘ顔になっていると思う。
私の好きな人はすごく素敵な人で、でも周りの人はその事実にあまり気が付いてなさそうだった。小さい頃に旅行したときに見た、深い森の中のとても綺麗な池みたいだと思った。私にとってその人は一番大切なのだけど、その人にとって私がそうなのかは本当はどうかわからないけど言葉や態度で大切だと示してくれるので、一緒にいると渇望が満たされていくのがわかった。前に読んだ、満たされたいみかん箱が主人公の小説で、最後にみかん箱が完全に満たされて愉悦に浸っている描写があって、今まではそれがどういう感じかわからなかったが今はよくわかる。
私はその人のことが世界で一番好きで大切なので、そのことをキモくならない感じで示したいと思っているのだが、どうすればそれを達成できるかわからない。人に期待するのをやめて10年くらい経ち、その間人との密接なコミュニケーションをさぼってきたツケが今きているのだ。
配偶者や恋人や友人と良好な関係を長きにわたって築いている人は、きっとちゃんとしたやり方で相手にそれを示すことができているのだと私は思う。
兄は夜更け過ぎにユキエに変わるだろう
セールが続くんだけど、
とりわけ今年は角松敏生さんのベスト盤が出るから私楽しみなのよ!
まあそんなわけで私はいつもながらのクリスマスのプロは一体何を食べるんだろう問題がいつまでも解決しないまま、
昨日にはそうそうとチキンをフライングゲットというかマジ揚げ物だけにフライとか言っちゃったりなんかして。
そのクリスマスチキンを炊き込みご飯にすればってのが背徳のレシピで、
これやっちゃっていいのかしら?と両親の呵責にもさいなまれるけど、
ほぐしたクリスマスチキンを混ぜ込んで鰻のタレぶっかけてバター溶かせば美味いんじゃって言ってたので、
出演者達はみな美味しい美味しいって箸を置かないぐらいパクパク食べてたから、
もう調理してあるものを買ってくるタイプのクリスマスチキンだから、
結局はあの長蛇の列には並ばなくちゃいけないのよねー。
コンビニで、
あのー18時に肉まん予約してた者ですがって、
予約できちゃったりするから、
ここぞとばかりに1年分の売上をそこで稼がなくちゃいけないみたいなのよね。
でもチキンで思い出すのは、
真似しても女将さんのように上手く出来なくて、
受話器を生まれて初めて持ったリアクションが「重っ!」って言っちゃいそうなほど
いい感じに育てていこうって思って約束したフライパンだったのに、
思いっ切り実家に忘れてきちゃったという、
重たくて振れないわ!
結局は運用のしやすいテフロンの安い深鍋のフライパンに走っちゃいがちだけど、
あれもあれで2年ぐらいで買い直さないと
テフロンがベストでいられなくなるから買い替えた方がいいって!
たまたまジャパネットの通販テレビ番組でフライパン売ってたけど、
それ1万円って高いわ!って思いつつ、
一瞬お得だと思いきや、
2つつけるなら最初から半額で売れないの?半額で?って思うわ。
でもさ
フライパンでここ持っても熱いよって感じのフライパンの方がプロユースっぽくない?
布巾のような布で包んでフラインパンの持ち手を持つとなんかよりプロっぽい感じもするし、
ふと思ったんだけど、
今日の製造が終わったら1点1点部品をバラして清掃してるのかしら?って思ったわ。
きっと加圧鍋なので部品は複雑なんじゃないの?って思ったところよ。
まあ私には縁遠い話しだけど、
でも女将さんの作ってくれたチキンステーキは美味しかったなぁ。
今でも思い出すわ。
うふふ。
朝はあっさりしたいとかそう言った意味も含めているんだけど、
起きてご飯食べる前に寒いときは特に身体を中から温めた方がいいので、
白湯っておきたいところなんだけど、
そんな今朝はホットレモンアンド柚子白湯ウォーラーにしました。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
冬場食べるミカンは外側から味の善し悪しが全く分からないから、
酸っぱそうなものも揉んだら甘くなるんだけど、
なんとかの猫っているじゃない。
そーっと猫の頭の上にみかんを乗せてみるんだけど、
そりゃ嫌がるわよね。
私だっていきなり頭にミカンを乗せられて鏡餅みたいになっちゃったら、
もうその時点で
甘いか酸っぱいかの問に対しては絶対的に越後製菓!と言う答えが出てる訳なのよ。
あと私あれが欲しいわ!
ねるねるねるねでねって味見してバックが光るセット
越後製菓の正解は!って答えて正解だったときのバックが光るセット
あとアメリカ横断ウルトラクイズで解答者が解答するときに頭に被るアメリカンピンポンハット。
この3つが欲しいわ。
とりわけ、
光るやつはこれからの時期のクリスマスイルミネーションとしても抜群の輝きを永遠と書いてトワと読ませ、刻み続ける理由と書いてワケと読ませるぐらい輝くわよね。
あー私それ欲しいわ。
しかも売り切れだったし!
でね、
昨日小学生が自作のサンシャインブレイドを肩に担いで「わーい」って私の目の前を走って行ったから、
ぶん回せないのでコマツフォレストのハーベスターで丸太をぶんぶんぶん回すやつに持たせたら、
危なくて危険だわね。
あれこそが本当の空前絶後だわって思うし、
さすがにクリスマスプレゼントに
コマツフォレストのハーベスターは嬉しくないなって思っちゃうし
使えないかも知れないわよね。
昨晩だからずっとコマツフォレストのハーベスターの動画見てたわ!
うふふ。
最近ちょっと美味しくてお気に入りのローストビールサンドとタマゴハムサンドにしました。
ホットのヒーコーと一緒にいただくのが朝のホッとするホットタイムね。
柚子の実もらったので、
でも酸っぱくなっちゃったらハチミツ少し柔らかくする意味で入れてみるのもオーケーよ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
SFやミステリーやバトルものや恋愛もの、もっとゆったりした日常ものとか
コメディとかいろんな漫画があるけどどんな漫画でも修学旅行のエピソードはすごく楽しい
サスペンスフルだったりなにか緊迫したテーマを描いてるものの中では久々に取り戻された日常という描写になるし
とりとめもないささやかな日常を描いてる漫画の中ではそんな日々の中にちょっと特別な事が訪れた、みたいな描写になってそのどっちも楽しい
たいてい何話か連続した回になるのでその「いつまでも楽しいものを読んでいられる感じ」もすごく好もしいって気がする
80~90年代の漫画が大好きでもう10数年くらいあれこれ掘り返したり紹介してもらったりして読んでるんだけど、とりわけこの年代の修学旅行回は楽しい
自分たちの頃とずいぶん違うなあって感想もあるけれどそれよりもなんだか描かれ方に現代よりよけいに特別感があってがちゃがちゃ賑やかな感じなのがいい
松苗あけみ「純情クレイジーフルーツ(九州)」はそのがちゃがちゃした感じの代表格みたいな感じで
修学旅行の準備段階から念入りに微細に描かれている 当時の女子高は荷物検査なんて事前にあったんだ!?みたいなところとか
その持ち物にキャラクターの性格が如実に出るような描写とか飛行機に乗るのが初めての子が時代的に多いとか見どころが多すぎて楽しすぎる
90年代ではないが津田雅美「彼氏彼女の事情(京都)」でも事前の準備段階にかなり紙幅が割かれていて
その細かさとやっぱり買い物の仕方とかにキャラクターの性格が出るところがすごく楽しい
目的地に着いてからもそれぞれに見たいところが違っていてその行動の様子を画面を分割してそれぞれ描いて最後に合流する、
その際の人物の組み合わせが好みや突発的な事情から普段の学校でのシーンと違ってシャッフルされている、など遊び心とか工夫があって非日常のわくわく感がよく描かれてる
またそのシーンが以降の展開へのフックになってたり伏線にもなってたりしてサービス精神と長編漫画を読む楽しみの両方に溢れてる
お定まりのナンパシーンだの喧嘩シーンだのもちょっとあってこのお約束感も修学旅行回ならではだなと思って楽しい(「今日から俺は!」もこんな感じでよかった)
少女漫画というか女性の作家さんの場合では、この「旅行前のわくわく」を想起させるあれこれについてとても細かく描かれていることが多いと感じる
「究極超人あ~る(大和路)」の修学旅行エピソードもがちゃがちゃしてて楽しくてすごくいい
普段と同じ色んなキャラクターが入り乱れて普段と違う場所であれこれするのを見るのはなんて楽しいんだ!って何度読んでも思う
バスガイドさんがとても幅を利かせているのもすごくよくて、というか80~90年代の修学旅行回のバスガイドさんの存在の特別さというのはすごい
「ぼくの地球を守って(京都)」ではキャラクター達にとってものすごく重要なことが起こることの特別感もあって絵もめちゃくちゃ丁寧でいい
お土産屋さんのシーンや桜を使った演出が美しくて透明感があってぐっとくる このあたりの絵が一番好きだから余計にいいなと思う
修学旅行のエピソードのよさは長編だけに限らなくて1巻・二巻完結のような短編やオムニバス漫画でも印象に残る
星野架名「妖の教室(北九州)」は怪談風のちょっと不思議な話でおかしな事怖い事が出発前、行く先々のスポット、帰りの新幹線の中に至るまで
それぞれの場所らしい演出の中で次々と起こり続けてラストにはちょっとどんでん返しもありかつ主人公たちの淡い恋愛模様についても触れるミステリアスな一編
同作者の「カンパネルラはふりむかない」は架空の修学旅行先「歌国(おそらく山口県の岩国)」から
東京への帰りの新幹線の中に閉じ込められたままこの世ならぬ予期せぬ旅をさせられる修学旅行生と教師たちに起こる怪異と青春の一編
吉野朔実「記憶の技法」は実際には主人公は修学旅行に行かないのだけれど、主人公にとって大事なものを守るためのものを獲得するためだけの大切な旅として描かれる
(この物語はそもそも「旅」がかなり重要な芯として他にも旅のシーンが出てくるのだが、それを成立させるためのディテールに舌を巻く)
「彼氏彼女の~」は違うけれど、携帯が普及してない当時ならではの描写もありそういうものを読むのもとても楽しい 移動手段の変遷も同じく
アニメではやっぱり「けいおん!!」の修学旅行回(京都)が最高の最高の最高によくて寝る前とかよく流しながら寝落ちする
いつどのシーンを見てもにこにこしてしまうおかしみとか楽しみとかに溢れててもう移動のシーンから楽しいっていうか
行きと帰りのあのシーンの呼応がもうあ~~好き~~ってなっちゃうしお菓子食べすぎてごはん入らないとか
ちょっとした言葉で笑いに火がついて何してももうおかしくて暗い中でクスクス声がずっと聞こえてていつまでも眠らない感じとか
めちゃくちゃはしゃぐ人とそれに苦労する人とかお土産選びとかとにかく描写のこまかいことこまかいこと人物の動きからなにから
全部がそのまんまの日常なんだけどこの子たちにとってやっぱり特別なんだよね~ってなるあの感じがもう好きで好きで…かわいくて大好き
けいおんは劇場版もだからものすごく大好きであれは卒業旅行なんだけど全編が旅行っていう特別なもののエピソードで
出かける前からの描き方ももう本当に細かくてあるあるですっごいかわいくて飛行機のシーンも大好きアフタヌーンティー断られるとことか
有名人ごっことか靴擦れのエピソードとか(おろしたての靴ってわくわく感こもってる!)お部屋の扉コントとか
みんな楽器持ってくるよね~むぎちゃんはむぎちゃんらしい方法でそれ解決するよね~のとことかも大好きっていうかもう全部好きで全く書ききれない
「旅の中にいるいつものあの子たち」がたくさん見られるの丸ごと最高の映画だな~って思って何度見てもたまらない
そんな感じでだから本当は修学旅行だけじゃなくて広義の旅のシーンがすごく好きなんだろうなって思う
最近の漫画でも「きのう何食べた?」の京都旅行回とか「聖☆おにいさん」の近所への短い旅行回とかも楽しくてよかった
古い漫画だと坂田靖子「マーガレットとご主人の底抜け珍道中」、正確には旅ではないが佐々木倫子「ぺパミント・スパイ」の
架空都市(ヨーロッパ人が日本的な生活をしている佐々木倫子独特の世界)への移動を伴うエピソードはとても楽しい
学校を舞台にしていれば描かれてもいいのに学年等の問題で描かれなかった修学旅行を想像することもある
漫画「あたしンち」では父母はよく旅行するがみかんとユズは学校での旅行のエピソードはなかったので、あったらどうだっただろう、とよく思う
(なおアニメ映画版ではみかんの修学旅行がメインの作品がある)
エッセイ漫画の旅行回とかもいいけど現実をそのまま作品の中に描写するよりも創作の中の世界やキャラに起こる出来事として
もう一段落とし込む感じで描写されたときその旅にまつわるエッセンスがもっと濃く抽出されるような気がする
どれもに共通するのは作者の方がしっかり綿密な取材を現地でしているんだろうということがわかるとこで
その細かさとか作者が現地で見たり聞いたり食べたりしていいな~って思ったところが
なんとなく画面やエピソードに出ていてそれがしっかり伝わるのもまたなんだか特別感があっていいのだなあ、としみじみ思う