はてなキーワード: お断りとは
当時私はまだ高校生になったばかりで、痴漢というものが存在することは知っていたけど実際に被害にあったことは無いし、電車通学を始めたばかりということもあって、そんなこともあるんだなくらいに考えていた。比較的田舎に住んでいたこともあって電車もそこまで混むこともなく、密着状態にはならないし、実際に痴漢を見かけることもなかった。
今でもはっきり覚えているけどその日はずいぶん暑い夏の日で、朝少し寝坊をしたのでいつも乗る電車を逃し、学校に遅刻するんじゃないか少し焦っていた。しかもそんなときに限ってお腹の調子が悪い。電車に乗ってる20分くらいの時間もいつトイレに駆け込むことになるんじゃないかと二重に焦る朝だった。
焦りつつもなんとか耐え、いつもの降車駅に着いて降りようとした頃、お尻を触られた、というより揉まれた?ような感覚があった。しかし、一瞬の事だったし電車を降りようとして誰かの手がぶつかったのかなくらいに考えてとりあえず電車を降りた。そんなことよりも一刻も早くトイレに駆け込みたかったのだ。
運良く駅のトイレは空いていて、なんとか耐えた安堵で一息ついていたら、今度はいよいよ本当に遅刻しそうな時間になってきたのでトイレを出る。するとこちらを見ている人がいるけど、なんだろうと思いつつも駅の外の駐輪場へ。というところで後ろから肩を叩かれた。
少し驚きつつも後ろを振り返ると、ニタァという感じの笑みを浮かべた人が立っている。私はちょっと恐怖を感じつつも何か御用ですかときくと、手にしていたメモのようなものを渡してくる。
急いでいたしあまり相手にしたくはなかったが、2つ折りになっていたメモを開いてしまったのが運の尽き。そこには、「一緒にオナニーしませんか?」と書かれていた。私は突然のことで完全にパニック。ここからはよく覚えてないのだけど、いや、いいです!!と全力でお断りしてダッシュで逃げた。ヤバイヤバイヤバイなんだこいつはと考えつつ駐輪場へダッシュ。自転車を出してきてとにかく学校へ逃げた。
無事?振り切って学校には着いたもののその日の授業は全く身に入らず、なんだったんだあれはと私は一体どこから目をつけられていたんだと1日中悶々。帰る時には同じ駅に寄らなきゃいけないわけだけど、その日は自転車を漕いで隣の駅から電車に乗って帰った。
少し落ち着いてから考えたんだけど、多分朝に電車降りる時にお尻を触ってきたのも同じ人だったんじゃないかと思うんだよね。それに気づいてさらに恐怖。
それからしばらくその駅使うのが嫌すぎてわざわざ隣駅から通うことになってしまった。駅のトイレもトラウマで使えなかった。
この話、親にも友人にも言えず何年も自分の中で抱えることになってしまって、今でもあの痴漢のニタァって感じの気持ち悪い笑みは思い出して割と怖いし、電車も駅のトイレも嫌なものになってしまったけれど、自分の中でそろそろ誰かに聞いてもらうかして消化した方がいいよなあと思って書いた。
東京が憎いんですよ俺は
個々の東京人は憎くねえ 大学の先輩も親戚もいて、彼らはいい人たちだ
でも、それはそれとして、当たり前のように、注釈なしに東京の地名をバンバン出してくるインターネットの雰囲気はすげえムカつくし、毎回かなり新鮮な怒りを覚える
この前腹立ったのはこの記事だ: https://dailyportalz.jp/kiji/imagawa-yaki-pretending-be-pancakes
今川焼きをパンケーキ代わりにする?うーん、楽しそう!読もうっと!
丁寧に時間をかけて焼き上げた厚みのあるホットケーキ。板橋区大山の「ピノキオ」など、昔ながらの喫茶店でも人気のメニューだ。
ああ?"板橋区"?都道府県名言わずに、いきなり"区"ですか?ってことは……東京だな?
「東京のおいしいパンケーキ屋さんをご紹介!」みたいな記事でこの感じなら全然文句もねえ
しかし、こういう、おもしろ記事みたいなテイで、サラッと、東京の地名をなあ、なんの注釈もなしに、いきなり!ぶち込んでくるので!その度に!俺は!自衛もできず!!ムカつくんだよ!!!!
この記事、マジで東京圏を舞台にしてるってことを一切明かさずにいきなり"板橋区"だからタチが悪いよ
渋谷くらいならギリ許せんでもないが、板橋ってなんだよ んなローカル地名知るかよ
"区"つったら東京にしかない、って状況なんだったらまだわかるが、そんな事実はねえ
http://www.tt.rim.or.jp/~ishato/tiri/cities/seirei.htm
これがいきなり「安芸区の〜」だったらどう思うかって話だ はあ?何?どこ?知らねえぞそんなとこ、テメーの世界が全てだと思うなよ、ローカルメディアならまだしも、そんな括りじゃねえだろ、このサイト! そう思うんですよ
いっそ「東京を中心とした情報をまとめる、関東人専用のおもしろサイトです。都道府県名に言及のない地名はすべて東京都のものです。田舎者お断り!」くらい書いてるサイトなら文句はねえが、いちおう万人に開かれてるってえ体裁のサイトでやることかい!これが!!
コロナちゃん、実店舗ぶっ殺し力が高くて、俺は本当に推しているんだ
東京のパワーの中核をなしていた、「いろんな店が密集している、いろんな場所に行ける、たくさん人がいる」を全部潰してくれるんじゃないかと思ってるんだ 全部は無理でも、多少は……
そういうことなんだよな
東京のギチギチライブハウスの映像とか、昔は「すげーなあ!」と思って見てたけど、今見ると「うわ……」って感じだもん 確実に潮目が変わっている
もう少し粘って、この意識を定着させてほしい
実店舗に行くのなんて無駄、全部オンラインでOK!人と直接会う意味なんてねえ、zoomでOK!そういう風潮を醸成してくれ!
東京を、ただ人がギチギチに鮨詰めになってるだけのキモくて臭い街にしてやってくれ
田舎を、開放的な空間と安い地価を享受しつつ、都市部と受けられるサービスはそう変わらない極楽に変えてくれ
俺の願いはそれだけだ
俺はなんとなく風俗のスレとサイトを確認するのが習慣になっていて、新人の子が来たので最速で遊んできたのだが、
遊び終えて夜風に吹かれながらふと悟った。夜の世界の人というのは、一般人とは別の世界の人間であると。
その場ではコミュニケーションが取れても、別れてLINEのタイムラインを見れば、そこにいるのはホス狂い。エイリアンだ。
その新人の子とは関係なしに何ヶ月か仲良ししてる風俗嬢の子がいるが、ホス狂いでなくても結婚は、きびしい。
貯金ゼロどころかマイナスだから、向こうからお断りされてしまうんですけれども。
ちゃんと恋愛・結婚したいなら、貯金ないとダメだなと思いました。
明日からまたお仕事。やる気ないですが、とりあえず出社してお賃金をもらってこようと思います。
ではでは、良い1日を。
https://news.yahoo.co.jp/articles/588ed89e1da2d4e18825e976b61f88b96dc6a4de
この記事を見ると銀座がゴーストタウン化してるように見受けられるが、実態は違う
表向きは閉店してるが、実は常連客向けに裏で営業している店が多いのだ。
表の入口は閉まってるが、常連客が行きたいと電話すると裏から入れてくれる。入ってみると同じような客がいっぱい居る。もちろん20時縛りなんかなく深夜まで営業する。
銀座で閉店してる店の7割はこれに該当する。
騒ぎにならないのは、客のリテラシーが高いのでSNSでお漏らしすることがないからだ。また自粛警察も銀座には来ない。ヘタレだからだ。
ただ売り上げは減っているのは事実なので常連客は知り合いを誘うよう店から頼まれているようだ。増田も最近知り合った30歳くらいの人から誘われたが丁重にお断りした。
就活では実際には美人の方が多分有利だし、ブスがゴスロリ着てたらふざけんなって言う人は一定数いる。ブス嫌いと言い放つ人だって沢山いる。
でもブスは結婚を禁止されるわけではないし、少なくとも表面上はブスを理由に就労の機会を明示的に制限することは許されない。ブスだからといってゴスロリを着ることを止めることはできない。
そういう意味で、ブスはのびのびと自分らしく生きられるかというとちょっと違って、ある種の生きづらさはどうしてもついて回るのが現実である。でも、やろうと思えば割と何でもできてしまうのも事実。マイノリティマジョリティ関係なしに。
差別がないというのは最低限の権利であって、残念ながら社会から諸手で歓迎されることを保証しない。
そういう意味で同性婚が認められていないのは差別的だなと思うけど、元増田が個人的に嫌いと思うことは別に駄目とも思わない。
でも気心知れた者同士でブスマジつれーわって言いあうのは自由でも、政治家が公の場でブスしんどいですって言ったら駄目だよね。だって公的な差別を正当化しかねない。あの人がああ言ってたからブスお断り!なんて世界は地獄だけど案外人間容易に世論に流されるものだ。
ましてまだ当たり前の権利が色々と保障されてないLGBTなら尚更。社会的影響力のある場で公言するかしないかの差は大きい。
(余談だけど、政治家でない一個人であっても、Twitterなんかはバズればニュースになったりもするから意図せず影響力を持ちかねないのが怖い。あそこは自分の本音を垂れ流す場所じゃないよね…)
誰でも付き合う人間を選ぶ権利があると思うのよ。ナンパされたら別に無視してもいいし、一緒に草野球をやるメンバーは気の合う人だけで構成していいはずだ。気に入らんやつが混ぜて〜と言ってきてもお断りしていいはずだし、それを咎めるやつはおらんだろう。
そこで思うのが学校において「口を聞かない」「仲間はずれ」がイジメとしてカウントされる件である。事務的なやり取りを除けば、気の合う人だけと絡むことが許されるべきだ。「仲間はずれ」をイジメとして加害扱いするのは、「全員と仲良く」あることを強制しているようで、間違っている気しかしない
「仲間はずれ」がイジメとしてカウントされうのは、仲間がいないと学校で教育を受けることが難しくなるという「クラス制」のせいではなかろうか。これが大学のように毎度教室を移動し、生徒メンバーが固定されていなければ、別に一人ぼっちであることは教育を受け続けることの支障にはならない(寂しい思いはするかもしれんが、加害行為の被害者であるという意識はないだろう)
aupayの「使えるお店」に載っていた居酒屋に入り、aupayの利用ができるか聞いたところ断られてしまった。
店主によれば
「au payの営業の人に勧められて加盟した。実際システムとしては使える状態だ。しかし他の決済用バーコード(paypay等)もあると業務が煩雑になるため、うちではpaypayだけを使い他はお断りしている。営業の人は、とりあえず加盟だけしておいて実際には使わなくてもいいと言っていた気がする」
とのこと。念のため飲食サービスを受ける前に聞いたので穏便に済んだが、飲み食いしたあとに発覚したらどうするつもりだったのだろうか?
aupay利用者向け窓口(https://wallet.auone.jp/contents/pc/support/index.html 0120-977-964)に問い合わせたところ、早急に加盟店向け窓口に取り次いでおくとのこと。
こういうのは早急に放置されるので、加盟店窓口に直接問い合わせてみた。いわく「加盟店から、アプリへの表示取りやめを依頼されるまでは何もしない。加盟店への指導なども行わない。」
_________________
aupayが使えるという条件で店に入ったのだから、客は現金で支払う責任はないのでは?
ひょんなことから、うちで子猫を産まれてしまい、既に先住猫もいたことから、何とか子猫をの貰い手を探そうと、アプリを利用してみました。
私が出した条件は、譲渡があまり難しくならないように、居住県の隣接地域の方と言う事だけで、募集開始時の子猫の月齢も小さかった事もあり、応募者の方は少なくありませんでした。
こちらとしては、先着順でOKのつもりでしたが、最初から地域外の方からの応募があったり、また、母親が野良猫という事で心配されたり、譲渡時期のすり合わせや、応募された方と連絡が出来なくなったり、8週齢以降の引き渡し(子猫を販売してもよい月齢)では遅すぎると断られた方と、いろんな方がいらっしゃいました。
ただ、結果から先に言うと、譲渡前の母子検診時に、母猫が猫エイズキャリアであることが発覚し、里親希望者様にその旨報告すると、流石に皆様辞退され、こちらも、そのまま募集するのも気が引けて、募集を終了しました。
幸い先住猫が全て雄で、生まれた子供が全て雌だったので、思い切ってうちで飼う事にしました。
私としては、それでも子猫を引き取ってくれるとおっしゃってくれる方がいたのなら、交通費こちらもちで隣接県ではなくてもお届けさせてもらいますし、男ばかりというだけでお断りすることはないように思います。
それはさておき、
自分の周りに声をかけただけでは、貰い手0と思えた子猫が、アプリを使うと、びっくりするぐらい応募がありました。
私が利用したのは、有料の里親募集アプリで、無料の里親募集債サイトは怖いので利用しませんでした。
そんなアプリでも、明らかにおかしいと思える里親希望者さんはいましたが(プロフィールの記述内容に矛盾がある)、アプリの方で、募集や応募の時点で、ある程度の条件があるためか、募集者さんの方からいきなり可否の判定をするような仕組みにはなっていませんでした。
個別のやり取りも、規約違反となっていて、サイト上で、何度かやり取りをして、それからい具体的な話に進む感じでした。
又、私が利用したアプリでは、募集者や応募者を評価する仕組みもありました。
元増田さんが書かれたようないきなり「否」という返事は、とにかく子猫の里親をみつけたいと思っている人の反応としてはかなり意外ですし、サイト側も無責任に見えます。
利用されたサイトがどういったサイトなのか分かりませんが、子猫を保護する方法は、里親募集サイトだけではありません。
産まれた子猫は、結果的に飼う事になってしまいましたが、エイズキャリアが判明する前は、何とか里親をみつけようと、周りに声をかけ、アプリを利用し、保健所の方にも登録しようと思っていました。
増田さんとの出会いを待っている子猫はまだまだ沢山いると思います。
どうか懲りずに子猫を求め続けて下さい。
仕事帰りのバスの中、なんか急にダメになって涙が止まらなくなった。今までもそういうことがあって「死にてぇ〜!」しか考えられなくなったり、どうしようもない自己否定に苛まれてぐしゃぐしゃになることは多々あった。でもずっと続くわけじゃないし、もうそういうもんだと言い聞かせ、特別治したいとも思わなかった。というか一生この波と付き合っていたらきっとそのうちメーター振り切れて爆発すんのかなと思い、心のどっかでそれを望んでた。
でも初めてバスの中で「助けてほしい」と思った。家に帰ってトイレに駆け込んだ、吐きたいけど吐き方わかんない。そっから嗚咽が止まらない。久々に声あげて泣いた。なんで泣いてるかももうわかんなかった。
前々から自己チェック表みたいなのでうつ病かもと思っていたから、うつ病 病院とかで調べた。近くの病院探しても土曜は初診お断りとか電話繋がらなかったりとか、予約できても1ヶ月後ですとか。あ〜そうですよねって泣きながらお断りして、電気もつけてない暗い部屋でしばらく鼻ばっかかんだ。月曜なら空いてますってとこで予約取ればよかったのかなとか思い始めて、でも電話口の担当者さんの声が怖くてもうかけたくないなと思った。
自殺の電話のやつかけようかと思ったけど、別に自殺したいわけじゃないしな…(消えたいだけなので)と思ってしばらくネットで色々探す。ジャストアンサーって釣りなんだね。なんて打ち込んだらいいか、しばらく考えちゃったじゃん。無料で医師が答えてくれるわけないよね。
本当は仕事でやってる人に話したかったけどどうにもすぐには無理そうなので、いわゆる「まずは身近な家族や友だちに相談」を考え出す。
電話…親だったら出てくれるだろうけど親は話せない。誰でもいいから助けてって思ってたけど、親は話したらあっちが病みそう。姉にライン入れても返信こない。仕事かな。
ひとり暮らしのへやのなか、散らかしたコートやマフラー、カバン、色んなものを放置して、電気ストーブの前でラインの友だち画面とにらめっこ。ボックスティッシュは底をつきたけど予備を取りに行くのが面倒で、カバンの中に入っていたポケットティッシュのビニールをビリビリに破って涙と鼻水をふいた。
誰ならいいか…もとから交友関係少ないけど、いきなりこんなこと話せる人となるともっと少ない。結局「今いい?」と送ったのはふたり。当然すぐには連絡こない。
ぼんやり考える。例えばこのまま自分が自殺したとして、メッセージをもらったふたり(と姉)は何を思うだろう。当然後悔するのだろうか。なんか、身近な人が自殺するってそれはそれでいい経験なんじゃない?とか思えてくる。トラウマもんかもしれないけど、なかなか体験できないし。みんなの経験値アップに貢献してやろうかなんて意味不明なことを考え出す。
……誰からも連絡は来ない。こんなもんだ。こんなもんなんだな〜と思った。そうか、誰もすぐには助けてくれないのか。そりゃそうだ。仕事でやってる人にとっては業務だし、友人にしてもみんな生活があって、よくよく考えたら当たり前だった。
2時間くらいたっていて、寒いなと思っていつの間にか脱いでいたカーディガンを羽織り直す。今日買い出し行かないと。冷蔵庫空っぽだったもんな。部屋のポスターを見上げた。うん、やっぱり好きだ。パシンと漫画みたいに頬を叩いて立ち上がる。雨戸を開けて、散らかしていたものを片付けだした。スピーカーから、メンタルが不調になったとき聴く音楽を流す。うん、聞ける。元気出てきた、気がする。
なんか、助けてほしいときすぐには誰も助けてくれないんだって改めて思った。自立とは依存先を増やすことという言葉が頭で響く。去年出会って、なるほどと思った言葉の1つ。他は「結局人は孤独」。ひとりで生きていく、だったっけな。
余談
外は寒かった。でも太陽があったたかった。コートのポッケのスマホが振動して、見てみるとラインを送った友人がどうしたの返信をくれていた。そのあとその友人もメンタルで病院に通っていることを教えてくれ、なんというか…みんなそういうもんなのかなあと思って、ご飯を食べた。
役所のとある部署で住民からの苦情相談を受ける担当をしている。
案件の中には行政の立場と法律と制度的に対応しかねるものもあり、
その時は丁寧にお断りをするのだが、要望が叶わないと知ったとたんにキレて怒鳴ってくる人も当然のごとくいるわけだ。
いきなりキレるのは老人に多い。
そして俺への罵倒の言葉に「なんだお前朝鮮人か⁉」と続くこともある。
あの老人どもは何をもって俺を朝鮮民族だと判断したのだろうか。(十中八九何の考えなしに言ってるイチャモンだろうが)
そんな疑問よりも前に驚いたのは、一部の老人たちにとっては『朝鮮人』が罵倒のレパートリーとして有効であるということだ。
しかし国籍はよっぽどのことがない限り選択の自由は無いし、ルーツなんて選べる人はいない。
それにもかかわらず、一部の老人(もしくは異常者)には、『朝鮮人』という言葉が罵倒足りえるという奇妙な価値観があるのだ。
ましてやそれを実際に口に出すなんて更に一本頭のネジが外れないとできない行為だろう。
そんなことを考えても仕方ない。相手は脳が弱った老人だ。衰えたくて衰えたわけではないのだ。
好き放題キレ散らかした老人が帰り、対応を終えた俺をねぎらってくれる同僚たちに返す。
がーんだな。
この店も中級国民(ダブルワクチン)以上じゃないと入れないのか。
でも最下層(ノーワクチン)が入り浸ってるコンビニに行くのは怖いしなあ。
政府がワクチン接種回数を納税額によって区分けすると発表したのは春先であった。
最初のうちは意識の高い人達の間で反対の声が上がったが、東京ぐらしの平均的なサラリーマンの辺りでちょうど2回接種が可能な数字が出てくると、自分たちは大丈夫だと安心したのか急に声が小さくなっていった。
厄介なのは3回接種すると安全率が99.9%になるという発表である。
それを聞いた政府は2回接種グループの上に3回接種を受けられる階級を設けたのだ。
同じ時期に、医薬品系の株式に失敗した者達とコロナで職にあぶれた者達が嫉妬と自暴自棄からワクチン工場を襲撃する事件が起きた。
こうなるとワクチンの数が足りなくなり、1回接種の下に0回接種という新たな階級が作られるのであった。
国民全員が2回ないし1回受けるはずだったワクチン接種は、3回〜0回という細かな区分分けがされ、それぞれの安全率がおおよそ99.9%99%90%0%となることからトリプルダブルシングルノーワクチンと呼ばれるようになった。
法律からして、トリプルワクチンであれば性的な接待を伴う飲食店に通うことは許可され、シングルワクチン以外は飲酒を伴う会食に対して罰金や懲役が設けられるようになった。
ノーワクチンに対しての差別は、政府主導によりシングルワクチン以上のアクションはなかったが、国民(とりわけダブルワクチン以上により抑圧されたシングルワクチン階級)の手による自主的差別(リンチ)を禁止することもしなかった。
一部のコンビニチェーンや格安外食を除けば、多くの店が「シングルワクチン以下お断り」「ノーワクチン以下お断り」の張り紙をしていたし、実際それらの店の利用客は明確にそれぞれの階級に分かれていた。
また、ノーワクチン許可の店であってもシングルワクチンの客がノーワクチンの客が利用していることを問題視しSNSにおいてノーワクチン来店率の高さを共有することが日常化していた。
ワクチン接種はバッジと腕章により一目でわかるようになっており、偽造したものはコロナ収束までを期限とした懲役刑が課せられている。
とはいえ、正式なバッジと腕章が裏ルートで数多く作られ取引されているため、知り合いに行政職員がいたり、それなりの金を用意できれば、堂々と自分のワクチン階級を偽れるのである。
かく言う私も、高校時代の同級生がバッジ配布の下請けの1つに務めており、彼から一組10万円という格安価格でバッジと腕章を譲って貰っている。
ぼちぼち頑張って旧帝出て、30代で年収800万くらいのクソブスだがなんの縁もない。
学歴もそっから繋がった収入も伴侶獲得にあたってはいまいち価値がない。
たまに年収で検索すると「年収800万円の男性と結婚するには」って出てくる。
男なら800万円稼いでれば顔面度外視で「結婚するには」ってなるの?いいね。
———-
一応婚活は試みて、何度か知り合いの紹介で人に会ったりはしたけど、特に話も弾まずサヨナラされたよ。婚活パーティーもいったな。街コンも参加した。それなりに頑張ったんだけど、今思い出しても胃が痛くなるわ。死にたいな。
職場にも男性は何人かいるけど、まあ若い綺麗な人の方にしかいかないよね。みんな素敵な奥さんや彼女持ち。増田によくいるような弱者男性的な人とはそもそもどこで出会えるんだ?オフ会?ないでしょ。そしてその弱者男性は私を見てもお断りだろ。誰だって断る権利はあるしな。
まあ人生の半分くらい菌扱いされて残りは空気扱いされてきた人間にこれ以上積極的になれとか言われても無理ですわ無理無理。親からも「あんたが男だったらね」と言われた。悲しいね。
今の職はコミュ力がそんなにいらない専門職だから楽。一生働いてりゃ良いのかもな。収入がもっと増えたら寄付でもしたい。家政婦雇うほど生活は荒んでないけど、若い人への金銭的支援とかもしたいわ。目指せ足長おばさん。
でもやっぱりパートナー的な存在は欲しいなとしみじみ思う。誰かと一緒に生きてみたい。まあしかし無理なのかな。こっちの顔や体を馬鹿にしない誠実な人であれば、収入も容姿も趣味もどうだっていいんだけど。
もともと俺は14歳の時に好きになった女の子のことを20歳になるまで引きずって、その6年で同じ女性に2回告白して2回お断りをいただく位どうしようもない男だった。で、そこから3年経ち、「本当に好きな人と付き合うなんて幻想は捨てよう、とにかく一回彼女を作ろう」と一念発起した。
当時のスペックは大卒、ややブラック気味の会社で働いている、東京住みのサラリーマン。見てくれは背の低さ以外は普通だったと思う。
本に書いてあったことは大体やった。
とにかく「猿山」を作った。猿山というのは、「自分がこの中で一番優れている」と意中の女性に思わせるテクニックのことだ。
町コンや合コンに参加するときは〇〇が趣味ですという名目で集まっている場を選んだ。その〇〇については俺は実力も実績もあったからだ。〇〇だと想像しにくかったら、ここでは便宜上ボルダリングとしておく。
そして「この〇〇一点においては俺はこの中で一番すごいぞ」というのを示した。「あそこのジムの一番難易度高いところまで行ったわ」みたいなやつ。
そうやって他の男をけん制しつつ、なるべく初心そうで純粋に自分に尊敬の目を向けている感じの女性に声をかけた。「××さんは普段どれくらいやってるんですか?」
そこで「いやそんな、増田さんみたいにうまくできないです。興味はあるんですけど~」というような返事が返ってきたら「よかったら一緒にやらん?ああいうのはコツがわかればできるんで、教えますよ」と誘う。
ここで乗ってくれば、だいたい勝ち。
猿山から一人連れ出して二人きりになって、その二人になった時に自分の実力を見せて、そして向こうが登ってるのをアシストしたり応援したりとやって、帰り道に一杯やって「いやーいい汗かきましたね!でも××さんも良い感じでしたよ!」というふうにおだてた結果。
そこに感動はなかった。
一緒にいても楽しくない。セックスも想像していたより気持ちよくなかった。
書いてあることをやっただけなのに、向こうが俺に向けてくる感情はどんどん大きくなり、向こうから「今日は…しないの?」などと聞いてくるようになった。なぜだろう、全然うれしくなかった。
結婚とかそういうことを意識しているような発言も増えていて、俺は空恐ろしいものさえ感じていた。
結局俺は、この時の女性のことを「説明書通りに操作すれば思い通りになるなにか」としか思っておらず、人間扱いしていなかったんだと思う。
人間扱いしていないものから愛情を受け取っても、自分の飢餓感はさっぱり満たされなかった。
これで満たされるのは「俺には彼女がいる」という自尊心だけで、そのちっぽけな自尊心のために相手の人生を奪ってはいけないという最後の良心が働いた結果、
彼女を振った。
人でなしだと自分でも思う。ひどいことをしたのは分かっている。
しかし、どうしようもなく満たされなかったのだ。
「自分が愛されていない」という、生まれたときからずっとあったコンプレックスが、あの子が自分に愛情を向けていることを理解したときに氷解してくれればよかったのに、
「でもこいつは俺の恋愛工学にあっさりひっかかって騙されてる女だ」「この子が向けてる愛情は俺の詐術によるものだ」と思ってしまったために、あらゆることがうまく行かなかった。
あれから3年経つ。あれ以来彼女はいない。作ろうとしたこともない。
「本当の純愛なんてものはない!ロマンチストほどモテない!ブスでもいいから彼女を一度作れ!」
色んな本で何度も見たフレーズだ。
まあでも、確かにあの本には、彼女ができたら幸せになれるとは言ってなかったかもしれないな。だから著者を責めるわけにもいかない。
14歳から20歳まで、一人の女の子に胸が焦がれるほどに恋をした10代の自分のことを思い出す。
ちょっと話しかけられるだけでその日目に映るすべてが虹色に見えた。笑いかけてくれただけで、辛いことをすべて忘れられた。
こちらから話しかけるときは自分でもわかるくらい心臓がバクバク言った。
恋愛工学に手を出して、人を人とも思わないふるまいをして、一人の女性を傷つけてしまった自分の罪は分かっている。
だけど許されるなら、もう一度あの時のように、心の底から誰かに恋してみたい。
・・・・そうなったとして、それで幸せになれるかはわからないけれど。
(追記)
ごめん、初めて反応貰ったからどう言及していいかわからないのだけど、ここに追記という形でも大丈夫だろうか。
それが怖くなった理由。相手が当時30前半位で、子供を作れるタイムリミットみたいな話を出してきたから、ものすごく怖くなった。
自分の無責任さが一番浮き彫りになる部分だったから言及を避けていた、申し訳ない。
沢山の反響を貰って驚いた。いろんな方向に気持ちが動いて、でもなんか、うれしかった。
この話は周りに殆ど相談したことがなかったから、客観的に見た自分の状況がわからずにいたし、自分が自分の殻に引きこもってたことを自覚した。
また恋愛をするかとかはわからない。そもそも今はコロナのこともあって人と出会う場が限られてるからな…
あと俺、2年前までは会社員だったけど今フリーランスになってて、得意なことをバリバリやれて暮らしてるのは楽しいけど、恋愛市場的な意味での価値は落ちてそう。とか、後ろ向きになる部分もあるけど。
でも、一種自罰的を通り越して自堕落に「どうせ俺なんか」ってなってた部分を、これからちょっとずつ直していこうかと思う。適当になってた食生活とか、諸々。
自己肯定感の低さが原因では、といった話もなんとなく腑に落ちた。
>女子側にも色々テクニックはある。こりゃ引っ掛かるわ〜と思えるんだったら引っ掛かる女の子を軽蔑することも無くなるかも。
頂いたこの意見とか目から鱗だった。それは今の俺にとってすごくいい処方箋になると思う。
どうしても、言葉にするとおかしな感じになってしまうけど…今までよりも自分で自分のことを大切にしようと思えた。
皆ありがとう。
ストーカー客が私とAさんにやたら高い菓子などをくれるようになった問題が解決した。Aさんは「このまま様子を見ましょう」と言ったが、課金額が嵩むのに正比例して怨念が蓄積するのは明らかなので、様子見は危険だと私は思った。それで、私が勝手にオーナーに報告した。思ったよりも心配されたが、だからといってオーナー自身が何をする訳でもなかった。
オーナーは私と同じ考えで、早いうちにお断りしないとストーカー客は何か思い通りにならないことがあれば、課金したぶんの熱量でキレるようになるのは想像に難くないから、とにかく物をくれても今後は絶対受けとるな、と。
……まぁ、結局のところ自分らで危険を犯してストーカー客に真っ向から立ち向かうしかないということなのだが、一応オーナーから「揉めてよし!」という言質を得たということでもある。
そしてどうなったかというと、Aさんはかなりいやがっていたが、ストーカー客が来たら私とAさんの二人で対応して「菓子などを二度と持って来ないでくれ」と言うことになった。ところが、Aさんは私が雑用でレジを外れている時にストーカー客のレジ対応をして一人で「このご時世なので、お客様との物品のやり取りは本部からの指導で禁じられていまして(以下略」と穏便に今後の菓子等の受け取りを拒否ったのだった。ストーカー客は「そうだったのー。ごめんね迷惑かけてー」と言っていた。
丸くおさまったのか? よくわからないが、オーナーは私達以上にストーカー客からの報復を恐れていた。けれども、オーナー自身が自分で何かやるということはなく、昨日私とオーナーのシフトだったのだが、ストーカー客が来るとオーナーはウォークイン冷蔵庫に隠れてストーカー客の動向をドリンクの隙間から窺っていた。
オーナーは意外にもストーカー客の風体を把握済みだった。監視カメラの映像をチェックでもしたのだろうか。私が口頭で説明したときは「そんな人来るっけ?」なんて言っていたが。
ストーカー客は父親らしき人を連れていた。ストーカー客は、私がレジ対応をしなかった時などに父親らしき人を連れて、私がレジ対応をするまで何度も来店するという奇行を、これまで何度か繰り返してきた。また、菓子を私やAさんにくれた後に私がお礼を言わなかった時も、数時間後に父親らしき人連れでやってきた。おそらく、こちらの反応を見るときにそうするのだろう。昨日もきっと、先日Aさんが菓子をお断りしたことで、私が何か言うかも的な理由で、ストーカー客は二人連れで来たのだと思う。私は何も言わずレジを打った。
オーナーはストーカー客が帰った後に冷蔵庫から出てきたが、ストーカー客をこっそり観察した結果、ストーカー客を異常者認定した模様。かといって何が変わるってこともないのだけれども。