2021-02-27

さらっと差別的発言をする老人たち

役所とある部署住民からの苦情相談を受ける担当をしている。

案件の中には行政立場法律制度的に対応しかねるものもあり、

その時は丁寧にお断りをするのだが、要望が叶わないと知ったとたんにキレて怒鳴ってくる人も当然のごとくいるわけだ。

いきなりキレるのは老人に多い。

そして俺への罵倒言葉に「なんだお前朝鮮人か⁉」と続くこともある。

そんな時私はただ一言「違いますよ」とだけ返す。

俺は顔だちも、名前ルーツも全て平凡な日本人だ。

あの老人どもは何をもって俺を朝鮮民族だと判断したのだろうか。(十中八九何の考えなしに言ってるイチャモンだろうが)

そんな疑問よりも前に驚いたのは、一部の老人たちにとっては『朝鮮人』が罵倒レパートリーとして有効であるということだ。

だって韓国北朝鮮に思うところがないわけではない。

しか国籍はよっぽどのことがない限り選択の自由は無いし、ルーツなんて選べる人はいない。

それにもかかわらず、一部の老人(もしくは異常者)には、『朝鮮人』という言葉罵倒足りえるという奇妙な価値観があるのだ。

ましてやそれを実際に口に出すなんて更に一本頭のネジが外れないとできない行為だろう。

そんなことを考えても仕方ない。相手は脳が弱った老人だ。衰えたくて衰えたわけではないのだ。

好き放題キレ散らかした老人が帰り、対応を終えた俺をねぎらってくれる同僚たちに返す。

「仕方ありません。前頭葉が委縮してきているタイプの人のようです。」

ああ、好き放題「ボケ老人」とか「きちがい」とか言いたい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん