はてなキーワード: 言葉にできないとは
当たり前だが無から有は生まれないし考察も無から生まれない。ぶっちゃけ考察なんて慣れの問題で誰にでもできる。
ある作品に対して、
お前が思う「すごい」はどれだ。そしてどの能力を伸ばしたい。
1に必要な能力は物語論であって、キャンベルでもシド・フィールドでも石川千秋でもいいからその手の本をいくつか読んでみろ。たとえば貴種流離譚という概念を知っているだけでスター・ウォーズやバーフバリとかの作品の捉え方が変わる。
2に必要な能力はキャラクター論で、大塚英志『キャラクター小説の作り方』や新城カズマ『物語工学論』あたりでも読んでみろ。キャラクター類型という概念を前提に作品に触れてみろ。
3に必要なのは作品読解というよりその作品にあてはめうる「テーマ」について持っている自分自身の引き出しの問題だ。ラブストーリーひとつとっても、恋人未満の二人が恋人になる話、共依存関係が破綻するまでの話、三角関係の話、NTRもの、泥沼群像劇等々色々あるだろう。たとえば、コーマック・マッカーシー『ロード』は火を運ぶというメタファーから「受け継いでいく話」というテーマが読み込める筈で、そこからあの世界観において「受け継ぐ」が「世代交代」に繋がるというのは一つ言える。無数に存在する「テーマ」の類型の引き出しを作れ。
4はとにかく数をこなすことだ。小説なら作者の過去作品・インタビューを全部調べて読み込め。映像作品なら監督・脚本・演出その他諸々(全部とは行かないだろうから最低前述の3つ)の過去作品を調べてみろ。できればインタビューも読め。そして過去作品のなかのどの部分がその作品に共通しているのかを読みこめ。
5はこれまでの全部に共通する「演繹力」を磨け。「この設定であれば、この要素が欠けているのはおかしい」という想像を働かせつづけろ。「このキャラクターがこのような性格をしているのには理由があるはずだから、きっと過去にこういうことがあったのかもしれない」「この作品はこの作品のオマージュなので、きっとこういう展開になる」等々、上記で必要な引き出し全部を使っていけ。
二次創作もそれと同じだ。パターンだ。パターンを考えろ。AがBに対して愛情表現をするとする。どういうアプローチが考えられるか。気持ちを言葉にするかしないか、身体的スキンシップを含むか含まないか、そのときに照れるのか照れないのか、笑顔を浮かべるか浮かべないか、言葉にできないならどう表すか、ものを渡すのか、第三者にのろけるのか、色々パターンはあるだろう。考えて考えて考えろ。そのためには読んで読んで読みまくれ。自分のなかに引き出しを作れ。質は量で担保される。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181120/k10011717631000.html
このニュースを見て、震えるほど悔しくなったので増田に吐き出します。
21世紀を迎えた時、私は高校生でした。翌年、東京の有名私立大学に合格し、来る大学生活にたくさんの夢を乗せて期待に胸を膨らませていました。東京での一人暮らし。誰もが知る有名私立大学の学生として、充実した勉強、素晴らしい友人が私を待っているに違いありません。
その年、父が働いていた工場が閉鎖しました。父は日産系列の工場の社員でした。高校を卒業し、ひたすら真面目に働くだけが取柄だったけど、車と私たち家族が大好きな父でした。別の工場への転勤を打診され、単身赴任で引っ越していきました。
父の給料は増えるどころか減るばかりです。工場も、地元出身者はともかく、よその工場から来た人には冷たく、居心地は悪かったようです。
単身赴任はお金がかかります。有名私立中学に通っていた弟がいたので母は地元に残っていたのですが、弟の高校進学を機に父と同居することになりました。弟は地域の公立高校に進学し、母のパートも辞めざるを得ず、うちの家計が日々苦しくなるのを見守るばかりでした。
2年生の夏、母から電話がありました。「家計が苦しい。学費は出せるけど、仕送りは来月から出せない。」その日から、私のバイトだらけの日々が始まりました。毎日飲食店でのアルバイト、深夜まで働いても数千円、それでも食事代は浮きますし生活は助かります。キラキラした学生生活を送る同級生を脇目に見ながら毎日アルバイト漬けでした。
父は、本体の工場から地域の協力工場に移らされ、給料もさらに切り下げられました。学費も自分で払ってくれ、そう言われたのは3年生になる春でした。もう普通のアルバイトでは払えない額です。はたちも過ぎてましたし、水商売のアルバイトに手を付けざるを得ません。昼は飲食、夜はキャバクラ。でもお金が足りません。講義になんかちっとも出る余裕もなく、時に中年男性に肌を委ねることもしばしばでした。だいたい、私が初めてお付き合い(それをお付き合いと呼ぶのなら)した男性は、水商売で知り合った45歳の中小企業の社長ですから。男性の裏側、汚いところを嫌というほど見せつけられました。
そんなことをしていたら、大学の成績だって散々たるもの、まともな就職はできません。ちょうど就職氷河期、面接官の男性には「○○大学の子には珍しくお水ぽい、うちはそういうのはダメなのね」と言われ、有名企業の面接は全滅。結局、拾ってもらえたのは、何の因果か日産系の中小部品メーカーでした。
でも、それが災いの元。今度は、日産本体によるサプライヤーの整理再編の中、最初に勤めた会社はあっという間に倒産しました。転職しようにも特別なスキルがない私は、そのまま派遣で2~3年おきに企業を渡り歩いています。派遣先の男性に交際を誘われたりしますが、水商売時代の記憶で、どんなに表で良い顔をしていても、裏では何をやっているか想像がつのります。どうしても結婚する気にはなれません。
それでも、父が愛した日産が立派な会社になるのなら、亡き父のことを考えると一縷の救いもあろうかと思ったら、日産のお金は、ゴーンの贅沢に費消されていたとか。
こんなことが許されていいのか。
私の人生だけではなく、同じような話が本当に数万人の身の上に起きたはずなんだ。
こんなことがあっていいのか。
記者会見していた西川社長のつやつやした顔、あれだって同罪だろう?
何かがおかしいよ。
世の中はおかしいよ。
世の中は、弱い人はとことん虐げられるようにできている。
悔しくて震える。
悔しくて涙が止まらない。
正確に言うと、目の前と、頭の中が黒い靄の中にあって、私は私の体をコントロールしたり、外の世界に触れることができない。
今キーボードを打っているのも、気づいたら文字が打たれている。
どうやって打ったのか、誰の考えなのか思い出せない。
黒い靄がそこにあるだけである。
なんならむしろ行動的な方で、
2週間に1度は習い事に行くし、
就活の時は毎日ぎっしりセミナーの予定を入れて、夜遅くまで活動していた。
みんなの前に立って、言うべき時は強く言ったし、飲み会では人一倍はしゃいだ。
でも、思い返せない。
それは私じゃない。誰かの記憶。
何かを思い出そうとすると、頭の中にある黒い靄の塊と、思考の文字の塊が邪魔でよく見えない。
黒い靄の外で、近くにある手と足が動いて、声が聞こえて、映像が流れる。
鏡を見ても、それは「私」だけど、私じゃない。
感覚が無い。
今自分の手を自分で触れても、ただ目の前で手と手が触れる映像として流れるだけ。
つねると痛いけど、それが目の前の映像と結びつかない。
気付いたら全て終わっている。
黒い靄がかかった日のことは覚えている。
受験を考え出してすぐ、
その大学になんだかすごく行きたくなって、
早起きすごい苦手だけど、5:30から23:30までびっちり勉強した。
親はすごく心配した。
私にはレベルが高すぎるってずっと思ってたみたい。
ところで私は絵を描くことが寝食を忘れるくらい大好きだった。
小中学生のとき少しいじめられてて、毎日死にたいと思っていたけど、
絵を描きたくて、生きていた。
思ったように描けなくて泣くほど悔しくても止めようなんて1ミリも思わなかったし、テスト前でも睡眠時間削って描いてた。
描けなくなるなら死んだ方がいいと思った。
最後の最後、我慢できなくなって勉強ノート一枚隅々まで使って絵を描いたときはほんとに気持ちよかったな。
技術的には全然だけど、やっと自分が描きたいと思う絵が描けつつあって嬉しく思ったのを覚えてる。
大学生になったら、親の目も無いし好きなだけ絵が描けると思ってた。
同人誌出したいなとか、
誰かに絵を使ってもらいたいなとか、
今思えば絵が生きがいだった。
なぜかはっきり思い出せないんだけど、
母親に、あなたが受かるわけないでしょ的なことを会話の中で言われた。
えっ、私受からないんだ、って素直にびっくりした。
そのまま試験を受けに行った。
そこだけはっきり覚えてるんだけど、
英語の長文解こうとして、読み始めて、どうしても読めなかった。
過去問で長文何回も読んだけど、まるで初めて英語を見たぐらい意味が頭に入ってこなくて。
見えてるのに見えてなくて、読んでるのに読んでなくて、何も分からない。
黒い靄がかかっているのに気付いた。
もうパニックになって、見えろ!見えろ!って心で叫んだ。
泣いてた。
黒い靄は晴れないまま、試験は終わった。
会場外で母と待ち合わせして一緒に帰った。
どうだった?って聞かれたから、全然解けなかったんだって言ったら、
「ええ~?あんなに頑張ってたのにどうして?」
って。
すごく裏切られた気がした。
受からないと思ってたんじゃないの?って
私、受かるかもしれなかったの?って、混乱した。
慌てて受けた大学に行った。
親としては十分満足な大学らしいけど、私は受かっても何も思わなかった。
気付いたら、絵が、描けなくなっていた。
とにかく手を動かしてみても全然違う。
私ではない誰かが、「絵を描くために描いた絵」って感じで、
心が全然こもってなくて、あさましくて気持ち悪くてすぐ捨てた。
今も描けない。
あれから6年、まともに絵を描いてない。
黒い靄の中で私はずっと眠っている。
どんなに強く刺激してみても、黒い靄は破れない。
今でも親は、言葉にできない怖さがある。
目の前にすると何も言えなくなるし、
さすがに黒い靄との付き合いも長くなってきて色々考えるんだけど、
もしかすると、黒い靄は私が現実を見て傷つかないように守ってくれてるのかなって思う。
大学に落ちたとか、親とか怖いことを見せないように包んでくれてるのかなって。
時々、黒い靄と私のことを深く考えると少し視界がまぶしくなって、
なんだか立っていられないほどに自分が心もとなくて怖くなる。
素直に、今まで守ってくれてありがとうって思う。
きっとその時の私じゃ耐えられなさそうなことが黒い靄の外では起きてたんだろう。
本当に死にかねなかったのかもしれない。
これからの人生は、黒い靄ごしじゃなく、私の目で世界を見たいなとか思ってる。
黒い靄からの出方はコツが掴めそうで掴めてなくて、
今この瞬間も黒い靄の中。
ずっと応援していた、
毎日その子のことばかり考えていた、大好きなアイドルが突然いなくなってしまった。
もとからいなかったかのように、グループも事務所もなにもなかったかのようになにも言わない。
いなくなってしまったのにそれについて何の発表もないので、
その子が元気なのか、なぜ突然いなくなってしまったのか、今も芸能の仕事をしたいと思っているのか、
全部がわからない。
ファンはみんな戸惑うまま。
この1年ずっと、
小さな刃物で刺されつづけたような、大失恋を細かく刻んで体験しつづけたような、うまく言葉にできない、いままでの人生で感じたことのないタイプのダメージを受けた。
私はアイドルオタクだ。
ずっとここ数年、その子のことばかりを考えていた。
より近くで観るために良い場所のチケットを手に入れることにいつも必死だった。
行方知れずになってしまったいまでも、毎日彼女のことを考えている。
いまこのように、毛布にくるまり眠りにつくまでの間、皿を洗っている時、
街で買い物をしているとき、ネットで新作コスメなんかのニュース記事を見たとき、これをあの子にプレゼントしたらどうだろうかといつも思う。
でもいまは、なぜいなくなってしまったのかなにもわからないから、
事務所に送ってもプレゼントも届かないかもしれないし、届いても邪魔で迷惑になるだけかもしれないし、
一方的に想っているだけのファンっていうのは、もう何もしないで静かにしているのが1番彼女のためになることなのかもしれない。
改めてこう書き出してみると、なにも役に立たないくせに押し付けがましい感情しかないんだな、さみしいな。
ずっとこの1年、毎日同じことばかり繰り返し考えてばかりいたから、
アウトプットしたくて、整理して少し変わりたくて、はてなのアカウントを作った。
願いは
心から笑って過ごせること、
幸せでいてください。
ステージの彼女を観ていることがあまりに幸せすぎて、自分の頭の中のほとんどを占めすぎて、依存しすぎていたなと改めて実感した。
わたしは自分自身のことはバカで恥ずかしくて好きじゃないけど、貴女の素晴らしいステージを観ていられることが、なにかアイデンティティのような、そのように感じていた。
はぁ、きもちわるい。
よく、自分への一方的な恋愛感情の押し付け、勝手に気持ちを煮詰めて爆発させてきたり、妄想のようなイメージの押し付けをしてくる異性が気持ち悪すぎて鳥肌だったけど、
まさに私も同じじゃん。
もう一度ステージで見たいなんて欲を言わないので、
このままサヨナラじゃなくて、
もうファンの応援は必要ないですよサヨナラと言ってもらえたらスッキリする。
夜中のテンションでこんなこと書いて、明日みたらゲッソリしそう。
はー。
でも、すこしスッキリした。
昔カール・セーガンという天文学者が、私たちは"星の子"だと語った。
それは僕たちが”この母なる星”に生きている、と言ったありきたりな安っぽいポエムみたいな言葉ではない。僕たちを形作る、窒素もカルシウムも鉄分も炭素も、全てかつて崩壊した星々の内部で作られたもので、僕たちの体は星の欠片で出来ている、という非常に現実的な言葉だった。
雨の昼休み、図書室でこの言葉を読んだ小学生の僕はわくわくした。
遠い宇宙で星が産まれ、そして滅び、いま僕の身体になっている、と思うと何故か僕の全てがきらめく気がした。
右手の人差し指の先っぽで蛍光灯に白々しく光るこの爪も、いつかどこかであの夜空に浮かぶ星々の一つだった、と思うと言葉にできないときめきを感じたのだ。
チャイムを聞いた僕は鼻息荒く本を閉じ、僕の体は星で出来ているんだぞ!と考えながら午後の眠たい授業を聞いた。
数ヶ月もしたらすっかり忘れた。
文芸部の部長として本の整理をする彼女と、友人を待っている間に煙草を吸える場所を求めて部室棟にたどり着いた僕は、レースのカーテンみたいに全てを柔らかに見せる吹奏楽部の演奏を背景に殆ど忘れてしまった沢山の話をした。
ある日、吹奏楽部がブラームスを練習していたころ、何の話の流れでかも忘れてしまったけれど宇宙の話になった。
僕は数年ぶりに思い出したその言葉に懐かしさを覚えながら、俺の体が星でできてるなんてって、わくわくしたよ、と言った。
彼女は「私もそう思った!」と急に大きな声で言ったあと、自分の声にびっくりしたのか右手で口を抑えた。僕たちは透きとおったオレンジの光の束の中で見つめ合い笑った。
この人差し指の爪もさ、星でできてるんだな、って感動したんだよね、と言いながら煙草の匂いのついた右手を差し出すと、ピアノを習っていたという白く細長い人差し指で彼女がそれに触れた。少しだけ湿り気を帯びた指先が柔らかくて暖かかった。
「あの映画みたいだね」とやけに赤い唇で彼女が言った。そう言えば聞こえてくる曲をブラームスだと教えてくれたのも彼女だった。
そのとき、僕は、何故か急に、眼鏡をかけて髪をまとめブレザーを着た彼女も星の欠片で出来ているんだ、と言うことが、あの日僕の感じたときめきが、本当の意味でやっとわかった。
いつかどこか宇宙の彼方で輝いていた星が、いま僕の全てを形作り、いつかどこか宇宙の彼方で輝いていた星が、いま目の前で笑う彼女の全てを形作っている――――――
僕は泣きそうになって、煙が目に染みたなんて誤魔化したあと金木犀の香りの帰り道を息を切らして走った。
きらめく星屑で作られた僕たちが、出会ったり別れたりを繰り返しながらまた星屑になり、そしていつかどこか遠い星でまた出会う。
きっと僕たちはこれまでも出会ってきたのだ。それはどこか遠い星で寄り添い合う二つの水晶だったかもしれないし、宇宙を彷徨う二つの塵だったかもしれない。
僕たちはブラームスを響かせる金管楽器だったかも知れないし、甘く漂う金木犀だったかも知れない。
何が書きたくてこの文章を書き始めたのか忘れたしちょっと眠くなってきたんだけど、これをキーボードで打っている僕のきらめく指先も、これを読んでいる君のきらめく瞳も星屑で出来ているっていう、なんかいい感じの話で終わりにしていい?いいよね、ありがとうおやすみ。
終了のお知らせを目にして、かつて使っていた自分のダイアリーの事を思い出した。
懐かしくなり、アーカイブしていたお気に入りフォルダから開いてみる。
ページの色味を懐かしみながら日記をたどるうちに
当時高校生の私、
後輩と行ったマクドナルドでのたわいもない会話。
第一志望に無事合格した頃には、すでにダイアリーを使わなくなっていた。
そんな中、ふと思い出した日がある。
高3の冬の日。母が他界した日だ。
やはり具体的な内容までは覚えていないが、
とにかく辛く、泣き言を文字通り泣きじゃくりながら、つらつらと書いた覚えがある。
書く事で気を紛らわさなければ辛くてやっていられない。
うつむく家族の誰とも顔を合わせたくない。部屋から出たくない。
その日を見つけた。
私はそこに、母への手紙を書いていた。
とても明るい文体で、ひたすらに母との思い出が連なっていた。
秋に一緒に出かけたディズニーの話。
寂しい、けど頑張るという決意。
涙もろい私だけど、不思議とその日のダイアリーを読む間は涙は出ない。
*
それにしてもブログ全盛期の当時。
我ながら私らしいやと思いながら、カフェで走り書き。
帰って夕飯の支度をしなければ。
私もいつの間にかお母さんだよ。
ムカついていたんだけど、最近悲しくなってきた
だから書き残しておく
「名探偵コナン」に登場する安室透というキャラが今大ブームだ。特に女から大人気。
親が漫画を集めてて、俺も幼少期からずっとアニメと漫画を見ていた。
安室が登場し、その正体とかが明かされて、メインの映画まで作られて、「こいつおいしいとこ持ってくな」と思う程度には普通に好きなキャラだった。
腐女子もたくさんいるけど、安室に本気で恋をしている系の女もいるっぽい。
最近は公式スピンオフで安室が女キャラと絡んだら、その作者を攻撃して謝らせていた。
今年の映画大ヒットあたりからこういうやばいオタクが目立つようになってきて、最初はイライラしていた。
しかも公式も空前の安室プッシュ。いやわかるけど。金になるんだろうけど、お前は主人公か?ってくらいの扱い。
コナンのラブコメが好きだった。推理らへんは、頭悪いから「へー!」とか思って楽しんでた。
安室がラブコメに絡むことはあるのかなとか思ってたけど、あんな奴らいたらそういう構想があっても作者はやめてしまうかもしれない。
俺の好きだった名探偵コナンも、そうして女オタクに媚を売るオナニー作品になっていくのだろうか。
小学校の夏休み、夢中で読んだ思い出とかがなんか浮かんできて、ひたすら悲しい。もう怒りってより、ただ悲しい。
作者も安室も悪くないけど、俺はコナンが好きだった。これからも好きでいたい。いや好きだけど、でも前とはちょっと違ってしまってるのがマジで嫌だ。
病気で常に肉体的な痛みを抱えてるような人はどうやって思考を保ってるんだろう。
筋トレや運動の苦痛で思考をジャックすることと同じことが常に病によって行われてしまう。
大野更紗の麻美ゆまとの対談http://blogos.com/article/92801/
大野:私、全然乗り越えてないですよ(笑)。もうぐっだぐっだに未練たらたらですから。
自分の病気を許しがたいと思う時もあります。正面から闘う時もありますし。免疫抑制剤を常に投与しているので感染症に罹患しやすいので、今マスクをしていますが、実は今年は2月と3月にノロとインフルエンザにかかって、もう大変でした。あやうく死にかけ、ドクターに怒られてしまいました。
そういう時は、劇的に病気と対峙しているのですが、そうじゃない時が、日常の大半の時間を占めるんです。全身の痛みや、言葉にできないような倦怠感、疲れやすさや病気のコントロールのために必要な朝から眠る前までの日常生活の工夫と服薬管理。そういう延々とした時間と、どうやって付き合っていくか。慢性の病気とか、治癒が困難な病気とか、再発のおそれのある病気を抱えながら、自分ではどうしようもないことを抱えながら生きるということは、そういう状況にサーフボードのように適当にユラユラのってみるというのも、それはそれで1つのあり方なのかなと思ったりもします。で、たまに無茶してドクターに説教される、みたいな感じですかね。
大野:気分は今もずっと落ちています(笑)。基本的によく「大野さん、明るい」とか「前向き」とか言われますが、ネクラで心配性。心配性が過ぎるわけですよね。
人から「こうすれば何とかなるよ」とか「たぶん、こうなんじゃない」などと言われても、自分の主治医にすら、「こうだと思うから、たぶん何とかなるんじゃない」と言われても、それらを信用できないわけです。自分で確かめて確信を持てるところまで至らないと、一歩を踏み出せないんです。
みんなツイキャスって知ってる?
TwitCastingってやつ。
名前や存在は知っていたんだけど、きっとYoutuberみたいな人たちが配信しているんだと思ってた。
でも開いてみてすごくショックを受けた。
うまくこのショックを受けた原因を言葉にできないんだけど、同じように感じる人もいると思うからここに書いてみる。
まずツイキャスを開くと、すごく清潔感のない絵面のコンテンツばかりで成り立っていることがわかる。
顔が醜いことや清潔感がないこともあるけど、加えてぼろぼろのアパートみたいな室内を背景にしていたり
男女ともに冴えない感じのおじさん・おばさん世代も多くいる。
更に画質が悪いことが拍車をかけてる。
そういう人たちがなんだか堂々とした顔で配信している(サムネイルしか見ていないけど)のを見ると、すごく不気味に感じた。
普通の神経じゃあんなことはできないと思う。やっている人が病気のように見えた。
毎朝息子とおかあさんといっしょを見ている。
この冬生まれたばかりの息子は最近テレビを見ることを覚えて、いないいないばあっ!のOPが始まると画面を見てきゃっきゃと笑うようになった。
おかあさんといっしょも大好きで、ブンバボンの曲がかかるとまだ一人で座れないのに手をあげて喜ぶ。
8時になるとおかあさんといっしょ→いないいないばぁっ!は毎日の習慣になった。
それで毎朝じっくりおかあさんといっしょを見てるんだけど、昔と違ってスリムになったなぁとか思いながら見ている。
それで抱っこしながら毎日流れてる歌を一緒に歌ってあげたら、息子が何だかすごく喜ぶ。手を上にあげて、きゃっきゃ笑ってる。
あ、これヤバイ奴だと思った。おかあさんといっしょがやばいというか、息子がヤバイ。泣かせにかかってる。
何で泣くのかなんとなくわかるけど、うまく言葉にできない。ただこの子の親になれてよかったなあという感じ。
「ほめられちゃった」の涙腺破壊力はヤバイ。歌詞だけ見ると何でもないのに歌とアニメーションがついたらヤバイ。
親泣かせにかかってるだろとか思う。
それから「がんばれがんば!」もヤバい。最後にわんわんが「ママさんガンバ!」とか言うの反則でしょ。
僕には夢があった。
現在、結婚して、子供が2人いる。だから、もうあきらめているのだが、受付嬢に僕はなりたかった。
正確に言えば、女になりたいとか、受付嬢の制服が着てみたいとかそんなんじゃなくて、受付嬢のような仕事がしてみたかった。
受付嬢になりたい夢はずっと秘密にしていた。バカにされるからだ。
友人や同僚との飲み会でちらっと話たら、男女問わず「男がやるなんてキモイだろ~~」みたいな反応をされるのである。
僕は受付嬢に憧れるのって、すごく短くいえば、姿勢がよくて、言葉遣いがよくて、身だしなみができて、とにかくきちんときれいにしている。
そういうところが憧れなのでそういう意味では受付嬢になってみたかったのである。
そういう受付嬢になる夢は、今はもうあきらめたのだが、受付嬢から学ぶべきことがたくさんあった。
憧れが、今の僕につながっているのである。
だからもういいのだが、でもどうして男が受付嬢をしちゃダメなんだろうか、とかずっと思っていた。
差別だとか憤ってた時期があったのだが、もうどうでもいいのだ。いつだって、この件の味方は少なかった。というかいなかった。
ふと夜中に目が覚めて、久しぶりにそういえば僕にも夢があったななんて突然ふとおもったので書いてみた。もう寝る。
追記:
コメントを見た。似たような職業を提案してくれるのはありがたいのだが、でもれは違う。「受付嬢」になりたいのだ。
他のどの職業を勧められても「それは違う」と言う。「何が違うか?」など聞かれるかもだが、言葉にできない。でも、違うのだ。
あと、性転換をすればいいって言うコメントもあったけど、やっぱり男のままじゃなれないのかね。
が、アウトプットが「女に肩をぶつける」になるところがどうしても理解できない。
アメリカだと、こういうのが銃乱射みたいなことになるのかな?(映画『エレファント』)
それが日本だから矮小化されているだけ?にしては卑屈すぎるような。
社会に理解されない自分、の鬱憤ばらしなんだとして、スカッとするもんなんかね。
銃乱射だと、開き直ってもう後に引けないところまでイっちゃってるからわかりやすいんだけど、肩ぶつけるだけとか、余計自己嫌悪にならないか。
もしもう1度がんばって説明してもらえるなら教えてほしい、「何度も言葉にできない気持ちから女にぶつかりたいと思った事のある俺」さん。
なんか、うまく言えないんだけど例のニュースでぶつかる理由を痴漢目的とか怨恨とか、すごく話題になってて、
話題になるくらいに理解できない人がたくさんいることにビックリした。
「あっち側」と「こっち側」というか、ぶつかる理由を理解できない人がたくさんいる事がそもそもの原因なんだけど、
けど、理解できない人には一生理解できない問題だし、完全にぶつかる男が悪いんだけど、
善悪とか、論理性とか、そういうの抜きで、「なんでぶつかる理由をお前が言える?」って思うかもしれないけど、俺の想像だけど、なんの根拠もないけど
「ぶつかる理由」って、もう踏み込むと文学的というか人間性の違いというか、まあでも「理解できる奴」と「理解できない奴」がこんなにいるんだな。
痴漢のステレオタイプなイメージって、ハゲデブのおっさんとか、アキバ事件の加藤とかそういうイメージあるじゃん。
でもこいつ、意外と小奇麗というか普通っぽい。後姿だけだけど、見るからにはイカれてない。
ハゲデブのおっさんがぶつかるのは痴漢か、単なるキチガイが理由。
けど、そのどれとも少し違う。
でもこういう事に及ぶ理由って、
増田にいるような奴はたぶんわかんないし、2chに書き込むやつにも、ニコニコにいる奴にも、ツイッターで事件にあーだこーだ言う奴にもたぶんわかんないんだろうな。
コイツが完全に悪いけど、ニュースになるくらい理解されないのがきっと理由なんだよ。
イケてる奴にも、イケてないオタクにも、なりきれなかった奴ならぶつかる理由がわかるかもしれない。
イケてる奴みたいに、女に相手にされた事がなくて、女が憎くて、けど、イケてないオタクみたいに「俺非リア充w」だし、だなんて開きなおれる程じゃなくて
モテる奴なら「モテない男か痴漢目的だろうな」とか「やばwキショw」って思う
いや、違う。
よくあるオタクみたいにコイツは「童貞だからw」って開きなおれなくて
女に対して恨みきる事も、諦めて開きなおりきる事もできなくてぶつかるんだよ
どうしたらいいかわかんなくて、ぶつかるんだよ。
な?コレ意味わかんないだろう?
なんていうかな、
コンプレックスってのはさ、夢中が忘れさせてくれるんだよ。
モテなくても、アニメだろーと、何か打ち込むことがあれば、そもそもモテないなんて結構どうでもいいんだよ
ツイッターとか、はてぶでニュースにコメント残す奴いるじゃん。
そいつらって、コンプレックスがあっても外に意識を向ける事ができるから、重症にならないんだよ。
だって、日大の問題について考えてる時とか、政治の問題を考えてるときとか、アニメに夢中になってるときって自分がモテないとか気にならないじゃん
こうやってぶつかる奴はね、ひたすら思考がいつも内に向いていて、モテない事に開きなおりきる事も、あきらめて無関心でいる事もできなくて
そこに居場所があって、オタクにはオタクの仲間が、イケてる奴にはイケてる奴の仲間がいる。
けど、どこにも分類されない奴は、自分の仲間がいない。
インスタをバカにする奴がいる。tik takをバカにする奴がいる。
けどさ、そういう流行りものをバカにするのって聞きあきるじゃん。
本当はインスタをくだらないと思いつつも、自分の見栄えを最大化するためとか、やらないよりはやってる方が
バカにしてる奴らよりはスタバでフラペチーノみたいなのをあえてやる方が面白いからインスタをやるかーって思った末にインスタをやる奴がいるとする。
結果は「インスタをやってる」になる。
単純に友達がやってるから、とか、スタバのフラペチーノがおいしかったから乗せよう、だけででインスタをやってる奴がいるとする
結果は「インスタをやってる」になる。
ぶっちゃけ、流行りもののニュースに政治家や評論家が口を出すのはダサい。大事なんだけど、なんかダサいじゃん。
そいつなりに思うことがあって、いいたい事もあるけど、そういう事を言うのはなんかダサいから黙ってる奴がいるとする。
結果は「ニュースに関心がないように見える」になる。
単純に政治やニュースに興味がまったくないから、口だししない人がいる。
結果は「ニュースに関心がないように見える」になる。
アウトプットが同じに見えて、思考プロセスによってそいつの人間性はまったく違う。
けど、思考プロセスが単純に女に怨恨があるんじゃなくて、どうしたらいいかわからないからぶつかってる。
合ってるかなんてわかんないよ?俺の想像だよ?
けどね、なんの根拠もないけど、確実にそうなんだよ。
誰にもわかってもらえないからぶつかるんだよ。
がんばって言語化しようとしてみたけど、やっぱりできなかった。
ごめん。
理解できないだろうしもういいや。
忘れてくれ。
最後に
某twitterより
#わざとぶつかる人、新宿駅~新宿三丁目駅付近にもよく出没する。文句を言ったらお腹を殴られたので、駅の事務室に引っ張っていった。わたしがエスカレータを一段空けず、男性の真後ろに乗ったことにムカついてタックルしたらしい。沸点低すぎでは…。警察の話では普通の会社員とのことだった。
俺が言うように本当の狂気ってのは、名前がつかないし、人に説明しても理解できないんだ。
以上、彼みたいに実行には移さなかったけど、何度も言葉にできない気持ちから女にぶつかりたいと思った事のある俺からでした。
追記
ぜんぜん関係ないんだけど、なんかバズったし俺がみんなに読んでほしい小説宣伝させて
ぶつかりたい奴って、こういうメンタリティに近いのかなーみたいな
http://bunshun.jp/articles/-/3526
当たり前なんですが俺は作者さんとかじゃないし何の関係もないです
俺みたいなソシャゲに課金しまくってる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは
Twitter連携を切った場合はアカウント復元できない とか ご理解ください とか
ま、それが普通ですわな
it’a true wolrd.楽しそう これ、誉め言葉ね。
好きな音楽 緋墨戦で流れたりするやつ
なんつって冒頭からネタで申し訳ない。書き込みが本当に初めてなのに長文になるんでフランクに入りたかった。気を抜くと一層つまんなく、怨み節が詰まった文章になりそうなので。
タイトルの通り、天華百剣 -斬-(以下天華百剣)ってゲームのアカウントを失った件で、お話します。これから連携なんかを行ったり、他機種に移行しようという時、俺の屍をご覧ください。
投稿から半日後:本当に言いたいことが伝わりづらくなっている&散らかり過ぎなので情報をまとめた。この行以降書き直し。
ソシャゲ。原作は KADOKAWA 系列(電撃G'sマガジン)、運営は DeNA GAMES。ジャンルはアクションゲームで、刀の擬人化もの。
・運営窓口は忙しいかも知れず、見当違いの返答をされることもありえるので粘り強くお願いしたほうが良い
・そもそも、トラブルが起こらないようにアカウントはしっかり守ろう
・「こんな国、守る価値なんかない! 俺はもう銘治の人のために戦いたくない! 戦うなら勝手にやってくれ! 俺は隊長を降りる!」
・アカウントが凍結すると上のセリフみたいに気が狂うほど辛いということ
・運営への怨み(初版時あたりまで発狂してたものの、今は頭が冷えて、無茶言ってすまんと思ってる)
・ゲームがつまんないってこと(俺にはジャストフィットだった、いまでもすき)
アカウントの問題でトラブルがあった場合、連携の有無だけでサポート不可と判断されるケース多数。
他のゲームなどでは購入履歴が、本人確認、アカウント確認双方で非常に強力なソースなため復帰可能の是非に影響できるようだが、天華百剣ではその限りではない。課金の証拠は重要ではあるが、復帰のための切り札にはならない(筆者は今までで約80万の廃課金だったが……)。
連携数については多いほど良い。先日、Twitter の方で障害があり、後述する俺のトラブルと同じような状況になったユーザーがいた様子。
SNS 連携さえあり、変なことをしていなければサポートは正式な手順で対応をしてくれるだろうし、連携する気がなくても、例えば容量不足とかでうっかりゲームをアンインストールしても復帰できる。
上記の事から、SNS 連携は巫剣の命のように大切にするべき。
俺のようにアホなことしてないで、大切にしてください。本当に。
連携整頓でうっかり消したり、SNS アカウントそのものを消したりしないように。
少なくとも俺はとても気に入った良いゲームです。キャラゲーとしてはなかなか愛せる類かと。というか、良くなかったら課金しないし、今回の件でショックを受けない。
特に音楽が一推し。去年のコミケで販売されたらしいが、再販などはあるのだろうかと期待していた。
操作だとかバランスだとかには賛否あるが、開発側もテコ入れをしようと頑張っている様子で好感が持てる。
俺自身のしでかしたことがその中に何個か書いてありますが、それはそもそもアカウントを大切にしていれば回避できたこと。正直新しいものは得られません。
アカウントがずぼらだった人間がどうなるのが気になるようならお読みください。
⑤ 一度問い合わせるが、その時点で打つ手が無いと言われる
⑦ 旧端末でなら治せるかも、ということなので状況の詳細を伝える
⑧ ⑥が致命傷として確定
⑨ 禍憑と化す患者
天華百剣のアカウント管理は Twitter あるいは LINE を使った SNS 認証を使用している。これを使用することで他機種間への移行をセキュアに行うことができる様子。
ただ、これを行わなくともプレイ自体は問題なく可能。のんきな俺は SNS提携 を一年以上行わず楽しんでいた。
そんなある日、急に端末を変える必要が出たため、ちょっと急ぎ気味に各データを新端末に移行することに。
iPhone には iTunes などのバックアップツールがあり、これを使うとスムーズにデータを移植できる。一つずつ情報を入れ直すよりこれを使ったほうがどう考えても楽だった。
しかし、天華百剣ではアカウント管理の都合で、これによる移行は保証していない。しかし便利さには代えられなかったため、一回移植後、アプリのアンインストールで問題を解消させることに。
旧端末で Twitter を使用した連携を行って、さあ、新端末を起動だ。
この時点で、しでかしと、しでかし候補を一つずつ作った。
・新端末のアプリを消し忘れて起動
新端末で「Twitter 連携が完了していない」というエラー表示で進めない。
嫌な予感がして旧端末を開くと「セッションのチェックサムが不正」とタイトルで表示され、こちらも進めなくなった。※
この時点で嫌な汗が出る。Twitter には連携しているという情報があるので、こちらは一旦保留としつつ、新端末の方を何度も叩く。三回ほどタイトルをロードし直すと、ようやくタイトル下のボタンが選べるようになった。今回はここから『お問い合わせ』を選択。旧端末と新端末で出ている症状、iTunes を使ってしまったということなどを可能な限り詳しく書いて送信。
次の日の昼、返答が届く。読んだのは夜。
「iTunes のようなツールを使った場合、サポートはしかねる」というだけの返答で、この時点で事実上の死亡宣告だった。
手が震えた。
※実は5/12時点でセッションのチェックサムが不正と出るトラブルが通常で出る場合があったらしいが、こちらの症状はこちらの手順が原因の障害だったととりあえず思っている
震える手で、まだ手があるんじゃないか、どうすれば回復できるのかともがく。新端末にゲームを入れ直しても駄目だった。
少し落ち着いてから、「メールの返答は残念だった、旧端末すら動かず突然の別れになって納得もできず辛いが、本当に打つ手がないのなら仕方がない。今までありがとうございました」という意図のメールを送る。
返答は期待せず、いち早く心の整理ができるように過ごす。
しかし諦め切れない。色々とさらにいじったとき、そういえば Twitter 連携を切れば認証が昔の形式に戻るのでは、と考えた。この時点まで錯乱は続いていたと思う。次の日の仕事では大丈夫だったろうか。
返信を行ったさらに次の日の昼、その返答が届いたようだった。できればすぐに読みたかったが、やはり夜に読むことに。
旧端末が動かないということを二度目の連絡で拾ってくれたようだった。返答はまたしてもコピペ感が強く、そのコピペもミスがあったが、こちらの願いが伝わったのだと大いに喜んだ。
だが、そこには
それを見て、また手が震えた。
やってしまったことは仕方ないと思い、できうる限り、確認に必要な各種情報を可能な限り集めて送る。
まさか認証の有無でしか復帰する方法がないわけがないだろう。開発側なのだし、そういうケースバイケースだって蓄積しているはず。情報として虎の子の課金履歴なら馬鹿みたいにある。多分明日以降、土曜日か日曜日に返答があるだろう。焦らずに待とう。
そのようにそわそわと待っている間、もしかしたら直してくれるのか、直すだろう、課金情報は復帰の情報として強力だと聞いたし、旧端末のデータだって消してない。いや、これだけ情報を送ったのだから必ず直してくれるはずだ、明日には直る、と都合のいい妄想が膨らんでいった。
土曜日の夕方、「認証を削除した場合、復元は不可能」という返答が届いた。読み返しても、今までの文章より明らかに短い。
地獄に糸が垂れたと思ったが、登っていたら切れた。蜘蛛の糸の悪党なら、堕ちた後は反省しただろうか。俺はしないと思う。彼なら自分のことを棚に上げて周囲と糸とを怨みに恨んだだろう。俺はまさにそのような感じだったと思う。
運営には返答に怨みがこもった慇懃無礼な答えで返し、掲示板などでは結果報告という名の毒を吐いた。
おまけに初めての増田で長文まで書く始末。このような苦痛を他の人にはさせたくないという変な使命感で、滑りまくった文章を書きまくっていた。※
その間、巫剣のことは考えなかった。もっと何か手が打てただろうと運営を詰り続け、掲示板では極力短く毒を吐かないようにとしながらもどうしても長文化し、己自身の失敗はこの程度誰でもするだろうと棚に上げて、いかに運営が手を尽くさないように感じたか、いかにシステムの融通が効かないと感じたか、いかに対応が冷たく感じたかを書こうとするのを抑えながら文章を作っていた。
褒められない代償行為。同様の被害者候補のためにという出所不明な大義名分だけが動力で、天華百剣がゲームだったということも一時的に忘れていた気がする。
※今でも何らかの緊急措置はあったほうが良いと思ってはいる。俺のような人間を見かけたらあと二十人いると思えみたいな
夜明けまで禍憑のごとく掲示板などで暴れ回った。六時ぐらいにようやく人の心を取り戻した、気がする。
外に向けての感情は今はあまりないが、誰に向けるべきか分からない申し訳無さが強く内側に残っている。
二度と会えないだろう俺隊長の巫剣に?
多分全部に向けてのものだと思う。
長い夢を見ていたようでもある。一年間のプレイはもしかするとただの夢だったのかもしれない。
問題から三日ほど経ったが、旧端末でのタイトルの向こうは俺が持っていた巫剣が顔を出すだけだ。
キャラクターの顔をずいぶんと久々に見た気がする。起動は何回もしていたのに、エラー文言とお知らせのボタンしか睨んでいなかった。そこでゲームの中身のことを忘れていたことに気づいた。そういえば切り替え前に、イベントがそろそろ終わるから大詰めしたいと思っていた。それができなければ普通は悔しいだろうが、はて、どんなイベントだったか。何が報奨だったか。
個別エピソードは溜めるタイプだから未読が多かったし、これから育てていきたい巫剣だって多かった、はず。コレクター気質があった上にシャナは好きだったから、これからのコラボイベントも楽しみだった、と思う。
何やら他人事のような気持ちになっている。いや、辛いんだろうけど、疲れてるんだろう。多分明日頃には実感も出てくる。もうちょっと元気があった頃はまだ復帰できるようならしたいと思ってたが、色々やっているうちにやる気を全部使い切ってしまったようだ。新規プレイは、いくらゲームが好きだからといっても辛すぎる。
もし運営が返信してくれたら、一連のことを謝って、対応はもういいと答えよう。
運営として応対してくれる人は別に開発メンバーでもないだろうし、その人そのものが権利を持っているとはとても考えられない。向こうには向こうの都合があっただろうし、先日の Twitter トラブルで忙しかったかもしれない。そんな中で忙しくも言葉を拾って、欲しそうな情報をこちらに送ってきたのかもしれない。そもそも内容自体は利用規約のそれと離れていない。そもそも向こうは散々ゲーム内外で警告をしていた。そんなふうに考えるともう、自分には何をする権利も無いような気がする。
何かただ、大きいものをなくしただけの三日間だった。
アカウントだけではなく、もっと言葉にできない、取り返しの付かないものをなくした。
数日前、アカウントをもっと大切にしていれば、もう別人と言える過去の俺が望んでいたかもしれない未来があったかもしれないのに。
アカウントさえ無事にあったなら。